杉並区議会で、議員への懲罰動議に関する質疑と弁明が行われた。懲罰の対象となった議員の言動について、発議者と対象議員からそれぞれ説明がなされた。
- ・懲罰動議の根拠となった「机をたたくなど」の「など」の意味範囲について質疑
- ・地方自治法第132条で禁止される他人の私生活に関する言論との関連性を指摘
- ・被懲罰議員による一身上の弁明と該当規則の確認
- ・2月19日の時の大声および机をたたく行為が懲罰事由
- ・懲罰特別の設置と付託に関する決定
- ✓田中ゆうたろう議員の一身上の弁明を許可することに決定
- ✓懲罰特別を設置し、同に懲罰動議を付託することに決定
※ このまとめはAIが発言記録から自動生成した要約です。正確な内容は下部の発言や公式会議録の原文をご確認ください。
// 発言者(4名)
// 発言(17件)

これより本日の会議を開きます。 会議録署名議員を御指名いたします。 3番ほらぐちともこ議員、47番吉田あい議員、以上2名の方にお願いをいたします。 ──────────────────◇────────────────── これより日程に入ります。 日程第1、田中ゆうたろう議員に対する懲罰の件を議題といたします。 本件は、地方自治法第135条第2項及び会議規則第111条の規定により、ひわき岳議員外20名から提出されたものです。 地方自治法第117条の規定により、田中ゆうたろう議員は除斥となりますので、よろしくお願いします。 〔田中ゆうたろう議員退席〕

発議者の説明を求めます。 36番ひわき岳議員。 〔36番(ひわき岳議員)登壇〕

ただいま上程された懲罰動議について、提出いたしました動議を朗読させていただきます。 令和7年2月21日 杉並区議会議長 井口かづ子 殿 田中ゆうたろう議員に対する懲罰動議 次の理由により、田中ゆうたろう議員に懲罰を科されたいので、地方自治法第135条第2項及び杉並区議会会議規則第111条の規定により動議を提出します。 記 理由 令和7年2月19日の杉並区議会第1回定例会本会議、田中ゆうたろう議員の一般質問において、壇上で大声を上げ、机を叩いて大きな音を出すなど理事者を威嚇する行為がありました。 よって、杉並区議会会議規則第104条「議員は、議会の秩序及び品位を重んじなければならない」に抵触しており、懲罰を求めるものであります。 発議者 杉並区議会議員 ひわき岳 山田耕平 松本みつひろ 倉本みか 赤坂たまよ 富田たく 田中朝子 ブランシャー明日香 前山なおこ 小池めぐみ 鈴木ちづる 松尾ゆり 松本浩一 和氣みき 奥田雅子 安田マリ 酒井まさえ そね文子 てらだはるか くすやま美紀 山名かなこ 以上であります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 〔「議長、質疑」と呼ぶ者あり〕

質疑を求める声がありますので、これを認めます。 5番奥山たえこ議員。 〔5番(奥山たえこ議員)登壇〕

私1人が議案質疑をするとは思いませんでしたので、出てくるのが遅くなりました。失礼しました。3点お伺いします。 今回の懲罰動議の要因です。机をたたくなどとされています。この「など」とは、どういうものを指すのでしょうか。 2番目です。地方自治法第132条では、「他人の私生活にわたる言論をしてはならない。」と規定されています。今回の動議の対象者は、同じ一般質問の中で他の議員の名前を挙げて発言をしています。この件について、懲罰の対象とすることは考えなかったのでしょうか。他人の私生活にわたる言論を今回しておりますので、そのことについてお尋ねいたします。 3番目です。威嚇されたのは理事者だけでしょうか。動議の案文には「理事者」と書いてありますけれども、どうでしょうか。ほかにもいたのかどうか。もしくは、類推も含めてお答えいただければと思います。 以上です。

発議者の答弁を求めます。 36番ひわき岳議員。 〔36番(ひわき岳議員)登壇〕

ただいまの奥山たえこ議員からの御質問にお答えいたします。 まず、動議の中にありました「など」についてです。「など」については、「など」の使い方の話をちょっとさせていただきますが、ほかの事例がこのほかにあるといった使い方ではなく、広辞苑にも書かれていますけれども、引用句を受けて大体そんなことといった意味を表すもので、これ以外に特段、今回範囲として、この動議の事由に当たるというふうに想定しているものはございません。 地方自治法132条について御質問いただきました、他人の生活について言及する言動について、今回は事由に含めないのかというふうに御質問いただきましたけれども、今回の懲罰動議は地方自治法132条には触れておりません。地方自治法第134条1項「普通地方公共団体の議会は、この法律並びに会議規則及び委員会に関する条例に違反した議員に対し、議決により懲罰を科することができる。」に従いまして、杉並区議会会議規則第104条「議員は、議会の秩序及び品位を重んじなければならない。」に抵触していることを指摘するものです。 それから、誰に対してといったところ、理事者だけかということですよね。誰に対してというところに関しては、田中ゆうたろう議員御本人が正確に認識されていることだと思いますけれども、壇上で教育委員会の所管に関することについての発言の場で教育委員会の側というか、皆さんから向かって右側の理事者の席に向かって御本人が大きな声を上げて机をたたいたものですので、教育長またはそちらにいらした理事者のどなたか、あるいは理事者複数名に対して行われたものだと受け止めております。 ただ、私自身もこの議場に座っておりまして、その行為を見ていた中で恐怖を感じましたし、驚きましたし、ああしたことがこの壇上で行われたことについてショックを受けております。同じように、発議者の中にもそうした受け止めをしている方がいらっしゃいます。同時に、この傍聴席で御覧になっていた方、あるいは区議会のホームページから動画を見られていた方からも、そうした声をいただいているところです。 以上になります。

ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

ないようですので、質疑を終結いたします。 ここで、田中ゆうたろう議員から、本件について一身上の弁明をしたい旨の申出がありますので、お諮りをいたします。 これを許可することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

異議ないものと認めます。よって、田中ゆうたろう議員の一身上の弁明を許可することに決定をいたしました。 田中ゆうたろう議員の入場を許可いたします。 〔田中ゆうたろう議員入場〕

田中ゆうたろう議員の一身上の弁明を許可いたします。 懲罰事犯に係る御自身の言動に関して御発言ください。 6番田中ゆうたろう議員。 〔6番(田中ゆうたろう議員)登壇〕

まず冒頭、このような機会をいただきましたことに感謝申し上げます。ありがとうございます。 では、このたび行われました、私、田中ゆうたろうに対する懲罰動議につきまして、一身上の弁明を申し述べます。 発議の理由は、本年2月19日の杉並区議会第1回定例会本会議、私の一般質問において、壇上で大声を上げ、机をたたいて大きな音を出すなど、理事者を威嚇する行為があったので、杉並区議会会議規則第104条「議員は、議会の秩序及び品位を重んじなければならない。」という条文に抵触しているとのことであります。区議会議員として、会議規則を遵守しなければならないということは当然でありますが、この発議の理由は承服いたしかねます。私は大声など、上げておりません。これは、既に区議会ホームページでも録画映像が配信されておりますので、御確認いただければ、どなたにもお分かりいただけることと思います。あれを大声と呼ぶならば、ほかの議員の中にも、しばしば大声を上げながら質疑や発言を行う方はおられるはずであります。私自身、あれよりもはるかに大きな声で、人の真面目な質問をせせら笑う田中良前区長を一喝したこともございました。今の杉並区の子供たちが置かれた危機的な状況を憂えるあまり、親として、教育者の端くれとしてふんまんやる方なく、自身の演説の最中に一度、この演台をたたいたことは事実であります。不快に思われた方がおられるとすれば、それは私の本意とするところではなく、反省しております。 しかし、それは、この議場におられた全ての理事者、議員、傍聴人、ひいては動画配信を御覧の全ての方々に対して、このままでは子供の命に関わるぞと警鐘を鳴らしたい、鳴らさねばならない、その一心の故であったことも御理解いただければと思います。自身の演説の最中に、強調の意味合いで演台をたたくといったことは広く政治の世界で、また、この杉並区議会でも表現の範疇として時に行われてきたものと承知しております。理事者を威嚇する行為などでは全くなかったことを明確にお伝えしておきます。 このたびの懲罰動議は誠に遺憾でありますが、しかし、この懲罰動議が発端となって、今の杉並区の子供たちが置かれた危機的な状況を、区民をはじめ、より多くの方々に御認識いただき、その結果、区長や教育長、また一部の区議会議員の怠慢から杉並区の子供たちの命や健康を守ることができるのであれば、私にとって本望であります。 本日は多くの報道関係各位もお越しのことと思いますが、このたびの懲罰動議の契機となった私の区議会での問題提起、また、その背景について、どうか公正公平にお取り上げいただきたいと願っております。 さて、私は、問題とされております先月19日の一般質問中、教育に関する項目におきまして、次のように述べております。以下、読み上げます。 「不祥事続きの杉並区教育委員会、地にまみれた信頼をいかに回復するかを問う一昨日の他の議員に対しても、渋谷正宏教育長の答弁はどこか人ごとめいており、迫力に欠けると私は感じました。そしてその理由が、同日夜、そして昨日夜、立て続けに明らかになった区教委の最新の2件の不祥事によって判明しました。教育委員会として、学校と共に不適切事案で明らかになった課題について改善に真摯に取り組み、組織一丸となり、区長部局とも手を携え、教育施策を着実に推進することで区民の信頼回復に努めるなどという教育長の答弁はうそ八百だったわけであります。診断書を偽造し、病気休暇等の虚偽申請を行い、総額約58万円もの報酬や賞与をだまし取っていた区立学校職員を懲戒免職処分としておきながら、そして今月15日、浜田山小学校の校庭から新たに34本ものくぎ等が発見されたことを知りながら、それらの事案にこの議会の場で触れることもないまま、区民の信頼回復に努めるなどとよくもぬけぬけと言えたものだと激しい怒りを禁じ得ません。ふざけるなと言っておきます。岸本さん、あなたも懲戒免職の件は知っていたはずですよね。区教委の一連の不適切事案に関する先週のほかの議員の代表質問に対しても、あなたも区民の信頼回復のための取組を区長部局も協力し、教育委員会と共に進めつつ、区政運営に臨んでいくとの趣旨を答えていたが、すると、これもうそだったということになりますね。しかも、当該職員の氏名は非公表、さすが情報隠蔽ナンバーワン岸本区政の面目躍如たるものがあります。子供たちの安全・安心を心から願う私は、残念ながらあなた方をこれ以上信頼することなど到底できません。校庭から発見され続けるくぎ、子供たちの口に入るものへの不安、際限なく繰り返される職員の不祥事、そしていじめの重大事態、あなた方の無責任さでは何一つ解決できないでしょう」、以上のように述べております。 演台をたたいたのは、この演説の最中、正確には「よくもぬけぬけと言えたものだと激しい怒りを禁じ得ません」と述べた直後でした。つまり、私は失墜した教育委員会の信頼をいかに回復するかを問うた2月17日の他の議員の質疑に対して、渋谷教育長が学校職員の懲戒免職や校庭から新たにくぎが発見されるなど、既に発生している不祥事を隠蔽したまま、区長部局とも手を携え、区民の信頼回復に努めるなどと答弁に及んだその不誠実さにまず警鐘を鳴らしたわけであります。 次いで、その前の週に、区教委の一連の不適切事案について問うた他の議員の代表質問に対しても岸本聡子区長が、やはり学校職員の懲戒免職という不祥事を隠蔽したまま、教育委員会と共に信頼回復に取り組むなどと答弁に及んだその不誠実さにも警告を発したわけであります。 情報隠蔽ナンバーワンとは、令和4年の杉並区長選挙において情報公開ナンバーワンを公約の筆頭に掲げて当選を果たしたにもかかわらず、その後、度重なる情報隠蔽を指摘され続けている岸本氏の区政運営を皮肉って、いつしか区民が命名したものであります。その情報隠蔽ナンバーワンの悪風が、あろうことか、今や岸本氏の任命した渋谷教育長にまで及んでいるということであります。このたびの懲罰動議の契機となった私の区議会での問題提起は、こうした区及び区教委の隠蔽体質のために、子供たちの生命や健康が今現在もなお、危険にさらされ続けている現実を直視した上で行ったものであります。 ここで、私の問題提起の背景となった、教育委員会で立て続けに発生し続けている不祥事について述べておきます。 主に令和5年度に教育委員会事務局及び区立学校等で発生した重大事故や公益通報により発覚した不適切な事案等合計11件について、昨年11月、杉並区教育委員会事務局等における不適切事案等の要因分析及び再発防止対策検討委員会は報告書を取りまとめました。11件の内訳は以下のとおりです。 事案1、令和5年4月13日、区立小学校校庭のくぎにより、児童が十数針を縫う大けがを負った事故。このとき、岸本氏は学校設置者でありながら、児童、保護者にお見舞いにも出向きませんでした。また、この事案1に加えて、令和6年9月8日、別の区立小学校校庭でのくぎ等の発見。事案2、令和6年2月及び3月、区立小学校児童の水筒への異物混入2件。事案3、済美教育センター元会計年度任用職員Aによる業務における私有パソコンの利用及び私有パソコンの利用に伴う情報資産持ち出し。事案4、済美教育センター元会計年度任用職員Bによる勤務時間の不正及び不適切な自動車通勤。事案5、区立中学校及び済美教育センター会計年度任用職員の通勤手当の不正受給等。事案6、内部告発事項等に関すること、すなわち事案3と同じ済美教育センター会計年度任用職員Aによる複数のセンター職員へのパワーハラスメント行為等。事案7、馬橋小学校の児童指導要録の紛失。事案8、非常勤職員に係る不適切な人事配置。事案9、区立小学校、区立子供園における指導要録の紛失。事案10、令和3年1月25日、区立中学校給食室で発生した火災。事案11、区立中学校及び済美教育センターでのメールアドレス等の漏えい2件。11件の内訳は以上のとおりであります。 なお、事案3、4、7、8は公益通報事案であります。 また、事案6については、当初、センター職員は、ハラスメント撲滅をうたう岸本区長宛てにすがるような思いで告発文書を送っていたにもかかわらず、岸本氏はそれを公表もせず、漫然と握り潰していた経緯が私の議会での質疑から明らかになっています。しかし、岸本氏も渡辺幸一副区長も一切責任を取っていません。当時の事務局次長や庶務課長のみ処分して自分たちは責任を取らない、極めて卑劣なトカゲの尻尾切りと言うべきです。 11件の内容はいずれも深刻な内容ですが、驚くべきことに、ここには、令和5年度に計4件発生したいじめの重大事態、令和3年度から5年度にかけ発生した給食食材産地偽装案件、令和5年7月、塀の存在しない杉並第十小学校で発生した不審者侵入事案、令和3年1月、松庵小学校教諭が児童買春、児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕され、3月に懲戒免職となった案件などが全く含まれていません。 教育現場で発生する諸問題を学校に押しつけ、教育委員会が我が事として捉えていない証左であります。いじめの重大事態は、令和6年度に入ってからも既に6件発生していることが今般の予算特別委員会で判明いたしました。いじめの重大事態とは、いじめで児童の生命や心身などに重大な被害が生じたり、年間30日以上欠席を余儀なくされたりしている疑いがある事案を指します。 ここで私が思い出すのは、昨年4月22日の文教委員会を傍聴していたときのことであります。教育長が前任の白石高士氏から現職の渋谷正宏氏に替わって初めての文教委員会だったかと記憶をしております。その文教委員会の席上で、いじめの重大事態に関する報告がなされました。そのとき、私は傍聴しておりましたので昨日のことのように思い出すんですけれども、ある委員が、その方は私と違って非常に紳士的に、物腰、言葉遣いは大変穏やかだったんですけれども、聞いていればよく分かる、非常に深い怒りを込めて、言葉遣い、物腰は穏やかでしたけれども、非常な怒りを込めて質疑をされていたのが大変印象に残っております。 それに対しまして、新しく教育長の職に就かれたばかりの渋谷氏は、いじめの根絶に向けて御自身の思いを述べておられたかというふうに記憶しておりますけれども、それが去年の4月22日のことであります。昨日のことのように思い出すんですが、あれから時がたって、今、令和6年度、新たにいじめの重大事態が既に現時点で6件発生しているわけであります。あのとき、大変物腰柔らかく紳士的に、しかし、深い怒りを込めて質疑をなさった委員の思いがどれほど渋谷教育長、また教育委員会の幹部職員の心に届いたのかということは、今となっては知る由もないのですけれども、少なくとも令和5年度よりもさらに多くのいじめ重大事態が発生をしている、これは厳たる事実であります。 しかも、そのことは、令和6年度のいじめの重大事態の数ということは、去年の9月の段階で文教委員会に2件発生しているという報告がございましたけれども、その後、何も議会に報告はないですね。今回の予算特別委員会に至って初めて、もう6件もの重大事態が発生しているということが、委員各位の質問によって初めて、それに答弁する形で明かされたわけであります。この1定において、区教委からの報告はないんですよ。区教委側からの報告というのはないんです。大変残念に思うわけであります。 そのほか、区立中学校生徒の水筒への異物混入も杉十小への不審者侵入も、やはり令和6年度発生し続けております。いずれも子供の命に関わる案件です。先ほど申し上げた杉並区教育委員会事務局等における不適切事案等の要因分析及び再発防止対策検討委員会、長いので委員会と省略しますけれども、この委員会の構成が14名中、教育委員会幹部6名、区長部局幹部5名、区立学校校長3名と、完全に内輪のお手盛りとなっていることも大きな問題であります。結局、令和6年度から教育長が白石高士氏から渋谷正宏氏に替わったというのに、教育委員会と区長部局、双方つるんでの隠蔽体質は何も変わっていないということであります。 その区長部局周辺でも、子供の安全を脅かす重大な事件が起きています。令和4年9月、区が学童クラブ等の運営を委託している社会福祉法人福音寮の職員が、区立小学校の校舎トイレにおいて女子児童を盗撮し、逮捕される事件が発生しました。本件についても、杉並区は何ら責任を取らないばかりか、委託業者を替える等の措置も講じていません。その結果、令和6年5月には、同法人の理事長が児童買春、児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕される事態にまで発展しております。同事業者は、田中良前区長時代にも児童虐待を東京都から指導されていますが、なぜか前区長も現区長も、この法人を異様なまでに甘やかしてきました。 区長部局と手を携えて区民の信頼回復に努めるなどと、教育委員会がいかに熱弁を振るったところで、子供や保護者にとって何の安心材料にもならないどころか、かえって不安は増すばかりである事情がお分かりいただけるかと思います。そして、今回の予算特別委員会を通じて、学童クラブで出されるおやつに様々な事故があったということも、他の議員の質疑から判明をいたしました。区長交代前の令和2年から区長交代後の令和6年度まで、計30件の事故が発生していたとのことであります。賞味期限切れのおやつ、異物が混入をしたおやつ、アレルギーの子供にそのアレルゲン入りのおやつを出してしまっていたという事故が計30件発生していたと。このことも、区議会への報告も今まで1回もなかったばかりか、当然、区ホームページ等を通じての公表も一切なされてきませんでした。 今回、ある他の議員の質疑によって、初めてこの区議会は、この5年間の計30件の事故案件を知ることになったわけであります。言われなければ答えない、聞かれなければ知らせない、これが今の岸本区政、岸本区長の標榜する情報公開ナンバーワンであります。区も区教委も真剣に子供の命や健康を守る気持ちなど、さらさら持ち合わせていないということがお分かりいただけるかと思います。 さらに深刻なことは、教育委員会と区長部局、双方つるんでの隠蔽体質に区議会の一部勢力が加担している事実であります。先月17日夜に公表された区立学校職員の懲戒免職処分、そして翌18日夜に区議会議員に周知された区立学校校庭でのくぎ等の発見、以上2件、立て続けに区教委の最新の不祥事が明らかになったにもかかわらず、区議会文教委員会の日本共産党くすやま美紀委員長も立憲民主党赤坂たまよ副委員長も、26日の文教委員会における両事案の報告を教育委員会に求めませんでした。結局、私たち議員は、両事案について予算特別委員会で質疑するほかありませんでした。予算特別委員会での質疑には厳しい時間の制約が課されております。文教委員会であれば、制限なく十分に質疑することができたわけであります。正副委員長の態度は、区議会として教育行政を監視する機能を自ら放棄する極めて悪質な怠慢にほかならないと厳しく批判されなければなりません。私がこの演説中に強い形で示した懸念は、早くもこのような形で現実化したことになります。 以上申し述べた理由により、区民に真に謝罪すべきは区長、副区長、教育長、また文教委員会正副委員長をはじめとする一部区議会議員の側であることは明白であります。問題提起を行った私が懲罰を科される筋合いはありません。 区長は昨年末、私たち杉並区特別職の報酬を引き上げる条例案を提案いたしました。遺憾ながら可決されてしまいましたが、今、ここに述べてきた現実を振り返るとき、果たして区長、副区長、教育長、区議会議員の給料など、上げている場合でしょうか。私は、ざんきに堪えません。 ありていに言えば、区長や教育長は、区民の血税で情報公開ナンバーワンという真っ赤なうそを振りまきながら、本定例会に提案している杉並区子どもの権利に関する条例や杉並区いじめの防止等に関する条例といった、何ら実効性なき理念条例の制定をもって区民の目を欺く一方、区長、教育長におもねる区議会議員らは、このような無用な懲罰動議のために貴重な時間や労力をいたずらに浪費して、杉並区の子供たちが置かれた危機的な状況をこそくにも区民の目から隠したい、その一心なのではないかとの疑念を私は払拭することができません。 思うに、次から次へと判明をする教育委員会、あるいは区長部局の子供たちにまつわる不祥事のために、私たち議会もチェック機能が麻痺しつつあるのではないでしょうか。もう報告がなくて当たり前、聞かれなければ答えないという区長部局や教育委員会の姿勢を容認して当たり前、一々そこで突っ込まない、怒らない、またかという感じで諦めムードに侵されていく、それが今の私たち杉並区議会議員の置かれている状況ではないでしょうか。昨今、明らかになっている不祥事のたとえ1件でも明らかになれば、大変怒るべき事柄が次から次へと判明しているのに、またかということで諦めてしまっている。杉並区議会が麻痺をしてしまっているのではないかと、私には案ぜられてなりません。 重ねて申し述べます。このたびの懲罰動議は誠に遺憾であります。もし可決されれば、それは数の暴力にほかならず、杉並区議会の歴史に大きな汚点を残すこととなるでしょう。発議者である立憲民主党杉並区議団、ひわき岳議員、赤坂たまよ議員、前山なおこ議員、松本浩一議員、安田マリ議員、てらだはるか議員、日本共産党杉並区議団、山田耕平議員、富田たく議員、小池めぐみ議員、和氣みき議員、酒井まさえ議員、くすやま美紀議員、維新・無所属議員団、松本みつひろ議員、田中朝子議員、鈴木ちづる議員、区議会生活者ネットワーク、奥田雅子議員、そね文子議員、れいわを耕す、山名かなこ議員、安心・安全杉並の会、倉本みか議員、緑の党グリーンズジャパン、ブランシャー明日香議員、杉並わくわく会議、松尾ゆり議員、以上21名の方々に対し深く遺憾の意を表明するとともに、今からでも本動議を撤回されることを強く求めて、私の一身上の弁明を終わります。

田中ゆうたろう議員の退場を求めます。 〔田中ゆうたろう議員退場〕

お諮りいたします。懲罰の動議については、会議規則第113条の規定により、委員会付託を省略し、議決することができないことになっております。 本件につきましては、議会運営委員会の決定どおり、12人の委員で構成する懲罰特別委員会を設置し、同委員会に付託することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

異議ないものと認めます。よって、懲罰特別委員会を設置し、同委員会に付託することに決定をいたしました。 ここで、懲罰特別委員会の委員会指名表を配付いたします。 〔特別委員会委員指名表配付〕

お諮りいたします。 懲罰特別委員会の委員の選任につきましては、御配付いたしました指名表のとおり選任することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

異議ないものと認めます。よって、指名表のとおり選任することに決定をいたしました。 以上で日程第1を終了いたします。 議事日程第8号は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後4時11分散会 function get_view_no( huid ){ var i; var cnt; if( self.frames.name == 'hat' ){ parent.v_n_no=null; parent.v_n_shi_no=null; parent.v_b_no=null; parent.v_b_shi_no=null; cnt = parent.huid_list.length; for( i=0; i parseInt( parent.huid_list[i] ) ){ parent.v_b_no= i }else if( parseInt( huid ) parseInt( parent.huid_shi_list[i] ) ){ parent.v_b_shi_no= i }else if( parseInt( huid ) parseInt( parent.huid_tou_list[i] ) ){ parent.v_b_tou_no= i }else if( parseInt( huid ) = 0) && (version = 0) && (version