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本会議2022/02/17

令和4年第1回定例会(第1日)

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千代田区議会の令和4年第1回が開会しました。会期は2月17日から3月24日までの36日間で、本日は初日のため開会手続きと会期決定が行われ、会議は2月24日の継続会に向けて延会となりました。

話し合われたこと
  • 会期を2月17日から3月24日までの36日間と決定
  • 会議録署名員の指名
  • 区長による議会招集挨拶
  • 本日の会議を2月24日午後1時の継続会に向けて延会することを決定

※ このまとめはAIが発言記録から自動生成した要約です。正確な内容は下部の発言や公式会議録の原文をご確認ください。

// 発言者(2名)

桜井ただし千代田区議会自由民主党議員団
発言5
樋口高顕君
発言1

// 発言(6件)

桜井ただし
桜井ただし千代田区議会自由民主党議員団

ただいまから令和4年第1回千代田区議会定例会を開会します。  これより本日の会議を開きます。  会議録署名員を定めます。会議規則第124条の規定に基づき、議長から指名します。14番池田とものり議員、15番山田丈夫議員にお願いします。  会期についてお諮りします。今定例会の会期は、本日2月17日から3月24日までの36日間としたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

桜井ただし
桜井ただし千代田区議会自由民主党議員団

異議なしと認め、決定します。

桜井ただし
桜井ただし千代田区議会自由民主党議員団

樋口区長に、議会招集の挨拶をお願いします。     〔区長樋口高顕君登壇〕

樋口高顕君

令和4年第1回区議会定例会の開会に当たり、私の区政運営における所信を申し上げます。  初めに、新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。  我が国においては、昨年末から懸念されていた新型コロナウイルス感染症の第6波が到来しました。新たな変異株、オミクロン株による感染拡大の勢いは依然として衰えることがなく、連日、全国で数万人規模の新規感染者が報告されています。東京都に2月13日までの期間で発出されておりました「まん延防止等重点措置」の適用も、来月6日までと、期間が延長されました。千代田区におきましても年明けから感染拡大が続き、今月に入り、連日100人前後の新規感染が報告されています。都の確保病床の使用率は、2月15日現在、58.8%に上っており、区の確保病床使用率も、中等症病床20床のうち65%、また重症病床2床のうち1床を使用するに至っていることから、予断を許さない状況が続いています。  この間、感染者への対応等の件数が激増し、保健所の業務が逼迫しております。オミクロン株は、昨年夏の第5波のときと違い、無症状者や軽症者が多い傾向にありますが、圧倒的な感染者数の増加により、感染者や濃厚接触者に対する聴き取り調査、自宅療養者の健康観察や体調急変時の対応など、追われる日々が続きました。そのため、区では、保健所以外の職場から延べ20名の職員を派遣し、業務が滞ることがないよう、全庁一丸となって応援体制を整えました。1月末より軽症者の健康観察を東京都の窓口「うちさぽ東京」で対応することになり、保健所業務がやや軽減したものの、中等症、重症の方が徐々に増加しており、体調急変時の対応が必要となっております。そのため、区内では、かかりつけ医による健康観察に加え、80近くの医療機関と40を超える薬局が経口薬の処方を実施しており、重症化予防の取組が進んでいます。  感染予防や重症化リスクの低減には、3回目のワクチン接種が有効であると言われています。本区では希望する区民の方が一日でも早く接種できるよう、早い段階から準備を進め、2回目接種から6か月経過後に前倒しての接種をできる体制を構築しています。2月16日現在、全体では23.1%、65歳以上の高齢者の方では61.4%が接種を終了しています。区民の命と健康を守る、このためにはワクチンの早期接種が大きな鍵となりますので、医療機関と連携し、引き続き、着実な実施を進めてまいります。  また、区の仕事の中には、区民が日常生活を営む上で一日たりとも休止することができない業務があります。現在、感染や濃厚接触、また、自宅待機となった子どもの養育等により出勤できない職員や関係者が増え、業務の停滞が懸念されることから、不測の事態に備える必要があります。そのため、庁内各課に対しまして、事業の優先順位等を定めた事業継続計画、いわゆるBCPの再点検を行い、非常時であっても必要な業務を停滞させることなく維持できるよう、庁内の執行体制を再確認したところであります。  区の業務は地域住民の生活を支える基盤と言えますので、各職場の感染予防にも努め、欠かすことのできない区民サービスの提供継続に万全を期してまいります。  次に、基本構想の策定について申し上げます。  コロナ禍に見舞われて以降、私たちが当たり前としてきた日常は一変しました。混迷を深めるこの時代にあっても、誰もが希望を抱き、安心して生活できるよう、活力ある、明るい未来を切り拓いていかねばなりません。そのためにも、この難局を乗り越えた先にある社会を展望し、新たな時代の基本構想を策定してまいりたいと考えています。  区の将来像につきましては、日本の政治、経済、文化の中心として発展してきたこの千代田区の歴史と、伝統、文化、そして多様な人々を大切にしながら、未来に向かって力強く、着実に前進する姿を描いてまいります。  新しい基本構想の策定に当たりましては、庁内で慎重に議論を重ねた上で、新しい基本構想のたたき台をお示ししてまいります。  来年度は、区を取り巻く現状を踏まえるとともに、変化の激しい社会情勢に柔軟に対応できるように、区民や学識経験者、様々な分野における団体関係の代表者にも参加を頂く(仮称)第4次基本構想策定懇談会を設置いたします。懇談会においては、作成しました基本構想のたたき台などを材料に、活発にご議論いただき、ご提言を頂きたいと考えております。加えて意見公募や住民説明会など、様々な場面、機会を通じて、区民の方から幅広く意見を頂く機会を設け、区の将来像を共有しながら検討を進めてまいります。新たな基本構想の策定を通じて、千代田に住み、働き、学び、集う皆さんが、千代田に誇りを持ち、親しみを持てるような構想をつくり上げてまいります。  また、検討内容につきましては、随時、区議会にご報告し、皆様のご意見を頂きながら、検討を進めてまいります。区民の皆様、議員の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。  次に、令和4年度予算案について、概要をご説明いたします。  初めに、予算編成に当たっての基本的な考えを申し上げます。新型コロナウイルス感染症との闘いは、感染の拡大、縮小を繰り返しながら、2年が経過いたしました。コロナ禍の2年間は、外出やイベントの自粛、制限によって、対面でのコミュニケーションの機会が失われ、多くの生きがいやにぎわいの場が制約されるなど、これまで私たちがごく当たり前に過ごしてきた日常に、大きな影響を及ぼしています。こうした状況が長期化し、社会全体が閉塞感に覆われる中、昨年末から新たな変異株であるオミクロン株による第6波が到来し、落ち着くことができない日々が続いています。しかしながら、私たちはこうした事態に直面しても、希望に満ちた未来に向けて、区民生活に明るさとにぎわいを取り戻し、心豊かな地域社会を築いていくために、着実に前へ進めていかねばなりません。  一方、これまで経験したことのないコロナとの闘いは、日常の中に見直すべき点が多々あることに気づかされ、新たな課題として認識することができました。感染防止を踏まえた新しい生活様式への移行をはじめ、これまで遅れが生じていたDXの推進、多様で柔軟な働き方をそれぞれが選択できる働き方改革など、あらゆる社会システムに対する変革が求められています。  こうした状況を受け、私たちは一日も早く、新たな社会システムを取り入れ、適応するための取組に着手しなければなりません。これまで連綿と受け継がれてきた常識を変革することは容易なことではありませんが、コロナ禍にある今、期せずして常識を変えると、この機運が社会に醸成されつつある中で、変革の機会がまさに今訪れていると確信しております。  本区としましてはこの機会を逃すことなく、コロナ禍という未曽有の危機を変革するためのチャンスと捉え、様々なことへ果敢にチャレンジし、未来に向けたチェンジを促すあらゆる取組をスタートいたします。特に、コロナ禍によって気づかされた課題を解決するための取組に関しましては、単にコロナ禍以前の日常に戻るのではなく、「多様性を認め合い、包摂する社会」の理念の下、希望に満ちた未来を描いていくための新たな一歩を踏み出すため、持続可能な復興に注力していくことが重要であると考えています。  こうした考え方の下、令和4年度当初予算案は、区民の皆様の日々の生活をしっかりと支える施策を展開しながらも、希望に満ちた未来を切り拓く、コロナ禍の長いトンネルを抜け出そうと、この今を、昇る朝日に向かって動き始める「希望の明日(あす)につなぐ あけぼの予算」と名づけ、職員一丸となって取り組んでいく予算案を編成いたしました。  次に、令和4年度予算案の規模について申し上げます。  一般会計は691億7,700万円、前年度に比べ52億2,600万円、8.2%の増となりました。また、特別会計を加えた全会計の合計は817億1,700万円、前年度に比べ52億4,400万円、6.9%の増となっております。この予算額は、当初予算としては過去最大の規模となっております。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて、世界経済は一様に落ち込みを見せ、実質国内総生産においては、一時、リーマンショックを超える状況にまで落ち込みました。我が国においても、諸外国と同様、一時厳しい経済状況に陥り、その傾向が継続するものと判断し、本区の前年度の予算編成に際しましては、例年になく厳しい歳入の見通しを計上しておりました。  一方、昨今は世界経済の持ち直しが続くことが見込まれており、我が国も感染の動向を注視しながら、社会経済活動を継続する中で、景気が力強さを増していくことが期待されています。また、この状況を反映するように税収も堅調な動きを見せており、コロナ禍の厳しい状況においても、比較的安定した歳入を確保することができました。  そのため、令和4年度の歳入予算については、現状に鑑みて、特別区税は、前年度に比べ、約7億7,000万円、4%の増を見込んでいるほか、特別区財政調整交付金についても、原資となる今年度の調整税等の状況を踏まえ、前年度に比べ、約17億6,000万円、45.3%の増を見込んでおります。  歳入の見通しに明るい兆しがある一方で、感染拡大を受けた緊急事態宣言、まん延防止等重点措置等の相次ぐ発出によって、区内の飲食店をはじめ、中小事業者の皆さんに対する影響は甚大であり、区民の皆さんの家計に与える影響も深刻な状況にあります。また、各種イベントの中止や縮小が相次いだことから、長引くコロナ禍は、経済的な影響のみならず、精神的にも大きな負担を与えています。  令和4年度予算案は、こうした区民の皆様の負担や不安を少しでも払拭できるよう、様々な施策に注力することとしました。そこで、コロナ危機という不測の事態が継続していることを踏まえ、区民の皆様の明日の生活を支えるため、財政調整基金を投じて諸施策を講ずるべきであると判断し、これまで積み立ててまいりました財政調整基金から約29億の繰入れを行い、その財源を補うことといたしました。併せて、予算の適正配分を図るために、経常的経費について一定規模の縮減を促すことで既存の事務事業の再点検を行うとともに、事業の再構築などにも取り組んでまいりました。  こうした内部努力や歳入増によって、令和4年度予算案の経常収支比率は前年度に比べて2.2ポイント減少し、84.7%となりました。これは千代田区行財政改革に関する基本条例に規定している85%程度の財政指標からの乖離はなく、安定した財政基盤が確保されたものとなっており、引き続き強固な財政基盤の維持に努めてまいります。  次に、令和4年度予算案の具体的な取組について申し上げます。  今回の予算案については、さきに申し述べた特徴を踏まえた上で、4つの柱を立て、編成いたしました。  1つ目が、千代田区DXです。  日々著しく進展するデジタル技術は、今や私たちの生活に必要不可欠なものとなっており、特に行政におけるデジタル技術の活用は、経済の活性化を促すことや地域課題の解決のための重要な取組となっています。  一方、社会は新型コロナウイルス感染拡大によって大きく変化しており、接触機会を減らし利便性を向上させるための対策や区民の生命を守り地域経済を再生するための取組など、デジタル化を手段とした、新しい生活への移行が急務となっています。  私は区長就任時より、デジタル化を手段として、区民生活をあらゆる面でより豊かに、よい方向に変化させるとともに、業務そのものやプロセス、組織文化、風土を変革することを目的とした、DXの推進に取り組んでまいりました。  取組に当たりましては、若手職員を中心に構成するプロジェクトチームを立ち上げ、区民サービスや働き方の改革など、先入観にとらわれることなく、自由で柔軟な発想を持って検討を重ね、その結果を本区の将来ビジョンを描いたDX戦略として策定し、本定例会においてお示しする予定です。  私たちは、基礎的自治体として、まずは行政サービスのスマート化に取り組むこととし、一部業務において、待たせない窓口のための来庁オンライン予約やキャッシュレス決済を導入し、ワンストップで、書かせない窓口を実現するための実証実験や、手続のために窓口に来させない、迷わせないための区独自のポータルサイトや手続ナビゲーションの構築を進めてまいります。  また、DXを進めるに当たりましては、利用者が得る便益を第一に考え、全てをデジタル化するのではなく、不慣れな方には、窓口などにおいて、より丁寧な対応や紙媒体などでのご案内を併用するなど、必要に応じて、人手によるサービスを組み合わせることにより、一人一人のニーズに合った区民サービスを提供していくことが必要であると考えます。  いずれにいたしましても、DXの推進により、区民が、いつでも、どこでも、一人一人のニーズに合ったサービスを選択することができる、多様な幸せが実現できる社会を目指すとともに、事務の効率化、職場環境改善などを図ることで、私たち自身の職場をより働きやすいものへと変革してまいります。  2つ目は、ウォーカブルなまちづくりの推進です。  改定都市計画マスタープランは「つながる都心」を目指すべき将来像としています。この将来像の実現に向け、人々の交流とにぎわいを創出するとともに、コロナ禍を克服し、地域に明るさを取り戻すため、ウォーカブルなまちづくりを進めるものであります。  千代田区は、我が国の中心として、政治、経済、教育、文化など様々な都市機能が集積し、多くの人材が交流する中で、質の高い、多様な社会サービスが受けられる唯一無二の都市として発展してきました。しかし、新型コロナのパンデミックにより、一時、「灯(あかり)が消えたようなまち」となったことはご案内のとおりです。多くの人々が外出を控え、住まいに籠もる生活を強いられ、活発な都市活動をよりどころにしていた地域経済は疲弊しました。  一方で、リモートワークの進展やネットスーパーの普及など、働き方、暮らし方が変わりました。アフターコロナは、コロナ前に戻るのではなくて、ニューノーマルを前提に、新たな都市生活へ進化していかなければなりません。  足かけ3年にわたるこのコロナ禍では、私たちは改めて2つの価値に気づきました。1つは、道路や公園、河川など、屋外空間の大切さです。そして、もう一つは、人と出会い、喜び、感動を共有する、リアルな交流の大切さです。  そこで、道路や公園、広場、水辺などを快適で居心地のよい「まちのリビング」に変え、人と人とのリアルな交流を生む、ウォーカブルなまちづくりを進めます。  具体的な取組としましては、昨年5月にはウォーカブル推進都市にエントリーし、都市づくりのハード、文化・産業・観光などのソフト、ハード、ソフト両面から組織横断的に検討を進めてまいりました。議会とも議論を重ねる中で、令和4年度にかけてウォーカブルまちづくり戦略を策定してまいります。  また、令和4年度は、歩道のセミフラット化推進や千鳥ヶ淵緑道の高度な維持管理など、道路環境の改善を着実に進めるとともに、戦略に基づき、パーキングや広場など既存ストックを居心地のよい空間に変える「プレイスメイキング」、この実証実験など、計画や戦略を実行に移す取組を進めます。  さらに、ウォーカブルにとって重要な要素である水辺のポテンシャルを発揮させるため、川沿いのまちづくりガイドラインを策定してまいります。  3つ目は、「2050ゼロカーボンちよだ」に向けた取組です。  一昨年6月、区議会は全会一致で「気候非常事態宣言」を決議されました。私もこの危機感を共有し、昨年10月、地球温暖化対策条例を改正し、11月には気候非常事態宣言をいたしました。これにより、私たちの子や孫の世代にも、「ゼロカーボンちよだ」という、困難な課題に区議会と共に取り組む決意を示したものであります。  2050年にゼロカーボンを実現する上で、2030年までの取組が重要です。地域推進計画では、2013年比で42.3%削減することを目指していますが、これをさらに戦略的に進めるために、2030年までに区内でゼロカーボンを達成する地域の創出に挑戦いたします。  千代田区は、政治経済の中心地として活発な都市活動が繰り広げられており、その結果、大量のCO2が排出されています。その約8割が区に集積する事業者の業務活動によるものであり、業務系のCO2排出量の削減こそが「ゼロカーボンちよだ」実現の鍵となります。  一方で、地球温暖化や気候危機を背景に脱炭素社会実現に向けた取組が加速する中で、環境対策は経済成長を妨げるものではなく、成長の機会と捉えられるようになりました。技術革新によりCO2排出量を削減し、持続可能な社会を実現させるGX、グリーントランスフォーメーションの考え方も浸透してまいりました。この劇的な変化、パラダイムシフトを背景に、成長が期待されるエネルギー、運輸、自動車、情報・通信、都市開発など、各分野の企業群が集積していることは、まさに千代田区の強みとも言えます。こうした地域特性を生かし、業務地域をターゲットとして、2050年に先駆け、2030年までに区内にゼロカーボン地域を出現させることを目指します。  具体的な取組として、大丸有地域などにおいて、徹底的な省エネやエネルギーエリアマネジメントの推進、先端技術の実装などとともに、地方と連携したRE100電力の導入など、実現は十分に可能であると認識しています。  先般、これを後押しするように、環境省が2030年度までにゼロカーボンを先行して実現する脱炭素先行地域の選定を行うため、地方自治体に対する計画提案の募集があり、千代田区としても、採択に向け、具体的な検討を開始いたしました。  また、令和4年度予算では、地方と連携し、環境付加価値がある産地指定の再生エネルギー由来の電力の供給促進、地方における再エネ発電施設支援などの検討をしてまいります。このような取組は、先行地域の提案としても非常に有益であると認識しています。  さらに、家庭や中小事業者に向けて、再エネ電力への切替えについて理解促進を図るとともに、啓発品の支給や環境配慮の認証を行うことで、普及を図ってまいります。  加えて、千代田区に集積するGXの知見や地方連携の取組、そして次世代を担う学生や子どもたちのメッセージを共有し、発信するため、「ゼロカーボンフォーラム」を開催いたします。  最後に、4つ目につきましては、区民生活全般に関する重点施策として、「区民の命と健康を「まもる」」、「生活を「ささえる」」、「明るさや賑わいを「つくる」」、この3分野から成る取組となっています。  まず、1点目は「区民の命と健康を「まもる」取組み」です。  業務が逼迫する保健所の体制強化をはじめ、これまで継続して行っている新型コロナウイルス感染症対策等に、時機を逸することなく、迅速かつ着実に取り組んでまいります。  また、妊娠、出産、子育ての悩みを抱える妊婦や出産後の母親に対するケアとして、保健師によるオンライン上での面接を開始し、産後うつや児童虐待の未然防止に取り組んでまいります。  さらに、生活環境の改善に向けた取組として、公衆喫煙所整備助成の拡充等を図り、喫煙所の設置を加速化させるほか、まちの風紀を保つために、客引き行為等の防止対策として、地域の巡回パトロール、強化いたします。  次に、2点目は、コロナ禍で疲弊した区民の皆様の「生活を「ささえる」取組み」です。  まず、障害や発達に課題のあるお子さんについては、これを早期に発見し、適切な療育支援にいち早くつなげていくことが極めて重要であります。このため、専門の療育機関で検査や療育等を受けた場合の助成対象を0歳児まで拡大し、早期からの療育支援を推進するとともに、児童福祉法に基づく障害児通所支援サービスの利用者負担についても区の補助対象を拡大し、保護者の負担軽減を図っていくほか、「さくらキッズ」に看護師を新たに配置し、医療的サポートが必要な場合にも安心して利用いただける体制を強化いたします。  また、児童・生徒など、それぞれの多様性を尊重し、児童・生徒などの状態に応じた指導、支援を受けることで、有意義な学校生活を送ることができるように、学校や園に、心理や言語の専門知識を有する人材や、特別支援学校などでの指導経験を有する人材を適切に派遣、配置し、児童・生徒などの状態に応じた指導、支援を実施していくための体制充実を図ります。  さらに、富士見小学校に知的障害特別支援学級を新設し、多様なニーズに対応した指導、支援の充実を推進するとともに、小学校の知的障害特別支援学級に在籍する児童の通学に際し、添乗員付きの車両を運行して、従来までの登校支援に加えて、小学校から自宅付近までの下校支援も行うことで、児童本人と保護者の負担を軽減いたします。  次に、高齢者の支援に関しましては、高齢者が地域の中で孤立することなく、安心して日々の暮らしを送れるよう、これまで神田地区のみであった高齢者の見守り相談窓口を麹町地区にも増設いたします。  また、高齢者がお薬手帳を使用する機会を利用して、医療機関や介護事業所等の関係者が気兼ねなく見守り活動に当たることができる仕組みをスタートさせるほか、認知症高齢者等の支援に積極的な区内の企業、大学の登録制度を創設するなど、地域における認知症サポート体制を強化し、隙間のない見守り体制を構築いたします。  3点目は、「明るさや賑わいを「つくる」取組み」です。  コロナ禍によってダメージを受けた地域経済を活性化させるため、日本の政治・経済・文化の中心地として発展してきた本区の特性を生かし、本区にふさわしい、新しい産業の振興とブランド力の向上を図っていくための検討を開始いたします。特に、スタートアップと称される革新的なビジネスに取り組む事業者の支援として、区の資源である大学、企業などとの交流の機会をつくり、地域内でのイノベーション創出を促すことで、区内産業を活性化させる方策を検討いたします。  また、コロナ禍によって衰退が懸念される地域コミュニティについて、デジタルツールを活用した新たなコミュニケーションが進んでいる一方で、年齢や階層などによって、格差、いわゆるデジタルデバイドも課題となっています。この格差を解消するため、区内でコミュニティ活動を行っている方々を対象にしたスマートフォンアプリ体験講習会や個別相談など、アフターフォローを実施するとともに、ICT機器の活用環境を整備する費用を助成するなど、デジタルツールを活用した地域コミュニティ活性化の促進に取り組みます。  令和4年度予算案につきましては、ただいまご説明いたしましたが、この未曽有の危機と呼ばれる状況下にあっても、区民の皆さんの明るい未来を拓き、持続可能な社会を実現するため、私は、区民の皆さんや議員の皆さんのご理解とご協力を頂きながら、全身全霊、力強い区政運営に取り組み、令和4年度もさらに前進を期してまいります。  最後に、今回提案いたしました諸議案についてでございます。  まず、予算案件といたしまして、令和3年度千代田区一般会計補正予算第9号の1件、令和4年度千代田区各会計予算が4件で、計5件であります。  次に、条例関係でありますが、新たに条例を制定するもの1件、条例の一部を改正するもの11件の、計12件であります。  このほか、規約の一部を変更するもの1件で、今回の付議案件は合わせて18件であります。  何とぞ、慎重なご審議の上、原案どおりご議決賜りますようお願いを申し上げます。  以上をもちまして、令和4年第1回区議会定例会の開会のご挨拶といたします。ありがとうございました。

桜井ただし
桜井ただし千代田区議会自由民主党議員団

お諮りします。本日は以上で延会したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

桜井ただし
桜井ただし千代田区議会自由民主党議員団

異議なしと認め、決定します。  次回の継続会は2月24日午後1時から開会します。ただいま出席の方には文書による通知はしませんので、ご了承願います。  本日は以上で終了します。延会します。     午後1時30分 延会                          会議録署名員                             議 長  桜  井  ただし                             議 員  池  田  とものり                             議 員  山  田  丈  夫