元参院議員へのX投稿を巡る名誉毀損容疑での書類送検
現時点の結論2024年6月の東国原氏のX投稿について、外山斎元参院議員(宮崎選挙区選出)が2026年4月に名誉毀損の疑いで宮崎県警に刑事告訴した。県警は2026年9月18日付で宮崎地検に書類送検。東国原氏側は投稿が論評の範囲内で真実相当性もあり名誉毀損に当たらないと反論し、告訴は選挙妨害が目的だとして法的対応を検討するとした。2026年10月8日時点で検察の起訴・不起訴の判断は確認できていない。
- 申し立て・批判2024年6月13日報道
東国原氏が自身のXに、他者の投稿を引用する形で、外山斎氏が暴力団関係者と付き合いがあるかのような趣旨の文章を投稿した
「これが仮に本当なら、外山いつき氏は暴力団と付き合いがあると言う事か?」[9]
- 申し立て・批判2026年4月報道
外山斎氏が、この投稿で名誉を傷つけられたとして名誉毀損の疑いで宮崎県警に刑事告訴した
「元参院議員の外山斎氏が、自身の名誉をX(旧ツイッター)の投稿で傷つけられたとして、名誉毀損の疑いで、宮崎県の元知事、東国原英夫氏を刑事告訴していたことが20日、分かった。」[10]
- 申し立て・批判2026年9月19日申し立てた側の発信
外山氏は、東国原氏が著名人で高い影響力を有するため名誉侵害の程度は大きいと指摘し、SNSでの誹謗中傷が裁かれ繰り返されないようにしてほしいと述べた
「SNSを中心とする誹謗(ひぼう)中傷がしっかり裁かれ、繰り返されないようにしてほしい」[9]
- 判定・結論2026年9月18日報道
宮崎県警が東国原氏を名誉毀損の疑いで宮崎地検に書類送検した(外山氏によると18日付で県警から連絡があったという)
「県警が東国原英夫元知事を名誉毀損(きそん)の疑いで宮崎地検に書類送検したことが19日、分かった。」[9]
- 本人側の説明2026年4月2日報道
告訴に先立ち、東国原氏は投稿を削除したとする外山氏への謝罪文書をXに投稿していた
「東国原元知事は今年4月2日、この投稿を削除したとする外山氏への謝罪文書をXに投稿している。」[9]
- 本人側の説明2026年9月20日報道
書類送検が報じられた当初、東国原氏側は取材に対し弁護士に対応を委ねているとして回答しなかった
「東国原氏側は取材に「弁護士に任せているので回答できない」とした。」[10]
- 本人側の説明2026年9月19日報道
東国原氏の代理人弁護士が取材に応じ、投稿は名誉毀損の要件である事実の摘示ではなく論評の範囲であり真実相当性もあると反論した。加えて告訴期間(犯人を知った日から半年以内)を過ぎた違法な告訴で選挙妨害が目的だと主張し、法的対応も検討しているとした
「投稿は(名誉毀損の要件である)事実を摘示したわけではなく論評の範囲だ。真実相当性もある」[9]
- 本人側の説明2026年9月24日報道
東国原氏と弁護団が宮崎市内で緊急記者会見を開き、名誉毀損には当たらないとして反論し、今後法的措置を取る方針を示した
「元宮崎県知事の東国原英夫氏(69)が24日、宮崎市内で記者会見を開き、SNSへの投稿で元参院議員から名誉毀損(きそん)で告訴・書類送検された問題について「名誉毀損にはあたらない」と述べ、今後、法的措置を取る方針を示した。」[1]
- 本人側の説明2026年9月24日報道
東国原氏本人は、投稿は他者の投稿を引用しつつ仮定の上での疑問形であり、真実相当性があると思っていたと説明した
「真実相当性があると思っていました」[11]
- 本人側の説明2026年9月24日報道
東国原氏は投稿した理由について、事実であれば公人の人間関係は資質に関わるとして驚きがあったと説明した。また2026年になって外山氏に直接会って謝罪したという
「事実なら、公人の人間関係は資質にかかわる。本当なのかという驚きもあった」[1]
- 本人側の説明2026年9月24日報道
代理人の加藤博太郎弁護士は、書類送検を報道機関に知らせたこと自体に選挙を妨害する目的があったと強く推認されると批判した
「書類送検を(報道機関に)ニュースにさせることによって、選挙を妨害する目的があったのではないかということが強く推認される」[1]
