文京区の国民健康保険料の引き上げと出産育児一時金の引き上げに関するについて、複数の委員が国保加入者の負担軽減、医療費抑制対策、高齢者や困窮世帯への配慮などの観点から質問と意見を述べた。
- ・国保料1万1,550円値上げの負担軽減策と繰戻し金の活用について
- ・18歳までの子ども均等割ゼロ化と法定外繰入れの可能性
- ・高齢者の重複受診・重複投与と薬の廃棄問題への対策
- ・メタボ対策による医療費削減の実効性と具体的な健康維持施策
- ・出産一時金50万円引き上げの根拠と実費補填の不足分への支援
- ・コロナ対応による医療負担増が保険料に転嫁されることの是非
※ このまとめはAIが発言記録から自動生成した要約です。正確な内容は下部の発言や公式会議録の原文をご確認ください。
// 発言者(8名)
// 発言(69件)
それでは、皆さんおそろいのようですので、ただいまより厚生委員会を開会いたします。 委員等の出席状況の報告ですが、委員は全員出席です。そして理事者については関係理事者に御出席をいただいております。 ────────────────────────────────────
理事会について、必要に応じ協議して開催することとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と言う人あり) ────────────────────────────────────
本日の委員会運営について、付託議案審査1件、理事者報告1件、その他、本会議の委員会報告について、委員会記録について、閉会、以上の運びにより委員会を運営したいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と言う人あり) ────────────────────────────────────
それでは、付託議案審査1件、議案第84号、文京区国民健康保険条例の一部を改正する条例。 こちらは報告事項が条例案に関連するため、先に報告を受けることとします。その後、議案の提案説明を受け、一括して審査を行うこととします。 それでは報告事項、文京区国民健康保険料率の改定等についての説明をお願いいたします。 中島国保年金課長。
それでは、提案理由の説明をお願いいたします。 竹越福祉部長。
それでは、質疑をお願いいたします。 小林委員。

よろしくお願いします。まず、一般的に国保加入者は無職の高齢者や非正規雇用の若者など、低所得の方が多いために、保険料で支え合う基盤が弱いと言われていますけれども、文京区における国保加入者の特徴や、ここ数年で見られる変化があれば、教えてください。
中島国保年金課長。
小林委員。

分かりました。私のほうには、やっぱり区民の皆さんからは国保料が高い、負担が重いという声をたくさんいただいております。特に、年金生活の高齢者の方から払えないという相談も、たくさん寄せられているところなんですけれども、そこで、先ほど7割減額の話とかもしていただきましたけれども、実態をお伺いしたいんですが、令和4年度の国保料の滞納世帯数、それと、資格証、短期証の発行者数。またコロナ減免をしばらく続けてやっておりましたけれども、コロナ減免の状況について。そして、先ほどの7割という言葉が出ていましたけれども、減額が決定した世帯数の全体と、7割、5割、2割のそれぞれについての数字。また令和3年度と比較してどういう変化があったかということを伺います。
中島国保年金課長。
小林委員。

減額対象の世帯、全体としての世帯は減っているのかどうか。
中島国保年金課長。
小林委員。

ありがとうございます。そういうわけで、長引くコロナと物価高騰でちょっと格差が広がっていて、7割減額の世帯、そして、国保料の滞納世帯が増えているということと、減額対象の世帯、全体としても増えているということが分かりましたけれども、今回の国保料は、そんな中で1人当たり1万1,550円の値上げとなり、過去最高の上げ幅となりました。今必要なのは、値上げではなく負担軽減だと思うんですけれども、今回、保険料が下がる世帯はあるのかどうか、もしあれば具体的にお示しください。
中島国保年金課長。
小林委員。

この資料の中でも、ここの世帯に限られた値下げということで、他のほとんどの人たちは、物価高騰の中で値上げに苦しまなければいけないという現状が分かったわけですけれども、是非、国保料を滞納せざる得なかった世帯の実態把握を行っていただきたいということと、無保険状態に置かれている区民への対策ということを是非講じていただきたいと求めます。 また、先ほどちょっと文京区は他区と違う特徴もあるよということは伺いましたけれども、やっぱり一般的に国保は無職や非正規雇用の方などの低所得の方が多いので、国庫負担などを減らしながら、保険料の値上げで賄っていくには無理があります。値上げをして国保料が払えないという悪循環を断ち切ることが先だと考えます。 予算審査特別委員会の金子委員の総括質問に対して、国保会計から一般会計に繰り戻した額について伺ったところ、平成29年に12億3,000万円というのを筆頭に、令和3年度は4億4,129万円を繰り戻していることが分かりました。例えば、兵庫県姫路市では、繰越金を積立てて保険料の引下げに活用しています。また、立川市や稲城市でも国保料の値上げをしていないという地域もあります。文京区においても、こうした繰戻し金を国保料の値下げに活用してほしいんですけれども、区のお考えを伺います。
中島国保年金課長。
小林委員。

制度的に活用するのは難しいということではあっても、一応その余裕があるということでもあると思うので、是非活用のほうを検討していただきたいなと思うことと、あと、値上げしないために今自治体にできることは、法定外繰入れという手段しかないにもかかわらず、国は法定外繰入れの解消を目指しているという矛盾した現状があるので、やっぱり法定外繰入れをしなくても済むように、国や都の負担金を増やしてもらうことは、これまで以上に声を上げていただきたいと思います。 そして、福祉の増進というのは、やっぱり自治体の役割ですから、法定外繰入れを行うことで保険料の引下げを行うこと、また、18歳までの子どもの均等割をゼロにすることは、区民の皆さんの切なる願いとして重ねて要望させていただきます。
宮崎委員。

私から1点だけ、被保険者の減少による今後の国保の運営のほうも、こちらちょっと心配な部分がありますけれども、質問としては、医療費の適正化の部分で、高齢者の方など、幾つかの病院などを利用して薬が重複してしまったりして、破棄をしてしまうといったことも今起きていると、こちら伺っておりますが、そのような事例に対し、今後、区はどのように働き掛けたり、対策をしていくのか。お考えがあれば、そこだけお聞かせいただけますか。
中島国保年金課長。
宮崎委員。

ありがとうございます。しっかり具体的に、適正服薬などといった取組をしっかりと始めていただいて、少しでも保険料の抑制につなげていただければと思います。あとは態度表明で示させていただきますので、ありがとうございました。
浅田委員。

ちょっと質問の前に、今の宮崎さんの続きなんですけれども、今現在、課長の言われたような現状ってあるんですか。つまり、通常だったらいわゆるお薬手帳を基にして、同じような薬でダブらないようにというのは、既に、もう終わっているっていったらなんですけれども、いまだにそういうことが現実に行われているんですか。ちょっとそこ。
中島国保年金課長。
浅田委員。

いや、もしあるんだったら、やはり健康上の問題と、それからいわゆる国保会計の問題からしても、是非、私は適正に対応をお願いしたいと思います。 それから、ちょっと質問なんですけれども、どこに行ってもというか、地域にいると大抵言われますよね、この保険料の値上げ。今現在高いのに、何でだという話がされますよね。その中で、やはり聞かれるのが定年退職をされて、一定年金なり貯蓄なりがある方、こう言っちゃ何ですけれども、名前が聞いたような会社をやめられて生活されている方と、一方でやっぱりかつかつで生活されている高齢者の方、いらっしゃいますよね。そういう方からは、この保険料の値上げについては、これは何とかしてくれよという話を率直に聞きますよね。で、事前にお話伺ったところでは、東京都から一定、この数値ということで示されて、この範囲の中で文京区としてもということ、それは、そういう方法で、ルールであれば、やはり困窮されている方というのは、やっぱり大変だと思うんですよね。 今、小林委員のほうからも言われましたけれども、地域にいたら私は実感としてそれ感じます。ですから、何とかそれを方法として、文京区として改善できる道はないのかというのをやっぱり率直に感じるんですが、区としては、都からの出された数字を基に、それで事務的にやっていくということでしかないのか。あるいは、何らかの手だてということについて、検討の余地はないのか。ちょっとその辺について、御意見いただきたいです。
中島国保年金課長。
浅田委員。

今の課長の言葉というのは、私が議員になった頃から、さんざんいただいている言葉でもあるんですよね。メタボ対策で、おなか周りが何センチ以上というような話があって、それを健康的な体にすれば、医療費全体が、皆さんが健康になって成人病抑制すれば、医療費は下がりますというふうに、国を挙げてのこれは大事業ですというふうにおっしゃられて、結果はどうだったかというと、むしろ逆の方向にどんどん進んでいって、医療費は上がり、保険料が上がっているというのは、これはやっぱり現実、事実ではないですか。 だから、本当に難しいなと思うんですよね。そこのところ、何とか国が、あるいは東京都が言うからもう駄目だと、それに従ってやるしかないんですって言われたら、もう本当になすすべはないんですけれども、健康維持について本腰で取り組んでいくというのであれば、そちらとセットで、もうちょっと具体的な提案というのはいただけないのかというのは率直なところですが、いかがでしょうか。
中島国保年金課長。
浅田委員。

分かりました。 では、最後にもう1点だけ、今回いい面というか、出産一時金が、これが42万円から50万円に上がるということで、これはいいことだと思うんですけれども、この数字の根拠というのは、どこにあるんですか。これも東京都からですかね。ちょっとその根拠お願いします。
中島国保年金課長。
浅田委員。

これも、国から言われたらしようがないのかと思いますけれども、実際に私の周辺で聞いた範囲だと、やっぱりこの額よりはもうちょっと高いですよね、実際のところ。決して特別に何かぜいたくな、あるいは高級なものを選んでいるというわけではないんですけれども、この数字よりは高いのをよく聞く数字ではあります。こういうことについても、何らかの形で文京区が応援できたらいいのかというふうに思いますので、いろいろな赤ちゃん用品もありますけれども、この出産一時金というのは、やっぱり直接かかる費用、生まれたときにかかる費用ですから、何らかの応援というのはできないのかというふうに思いますので、ちょっとこの点については、今後一緒に情報共有して、協議できたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
国府田委員。
1点だけお聞きしたいんですけれども、今度の国保の保険料のうち、介護分の所得割料率については、統一保険料なんだけれども、この介護分についてだけは、各区判断だということになっていたわけですけれども、文京区は、介護分の所得割料率についてはどういう判断をしたのかというのが一つ。 それから、もう一つ他区の状況はどうだったのかというのを、お聞きしたいと思います。
中島国保年金課長。
国府田委員。
そうしますと、東京都のほうから2億円相当のものが文京区のほうに下りてきて、その分を介護保険料の減額分に使えるということですか。
中島国保年金課長。
国府田委員。
そうでしょうね。今回のを見ても、所得割料率が100分の2.09から100分の1.92とか、僅かしか下がっていないわけで、東京都全体で2億円ということになりますと、これに支出する文京区分としてはどのくらいになるかというのはこれからだということで、まだ分からないということですか。
中島国保年金課長。
国府田委員。
できるだけ、ここの国保料金ががんと上がって、今回いくわけですから、せめて介護保険のところはもうちょっと下げてもらえればいいなというふうに思うんだけれども、本当に僅かですよね。例えば1万6,600円が1万6,200円というふうなことで書かれておりますけれども、これだけしか下げられないんですか。
中島国保年金課長。
国府田委員よろしいですか。 それでは、各会派の態度表明をお願いいたします。 自由民主党さん。

自由民主党、賛成はもちろんさせていただきますけれども、今、各委員からそれぞれお話あったとおり、上がることに対してはコロナで医療費がかかっているというのが大きな原因ではないかというふうには思うんですけれども、そういった中で、滞納世帯ですとか、そういった方々にきめ細かな指導をしていっていただきながら、文京区らしい温かさで見守っていってあげてほしいなと。その辺りのことは必要だと思いますし、医療費全体の抑制という意味では、今課長からいろいろな様々な施策を行っているということでしたんで、それをまた一歩進めていけるようなことを令和5年度、また考えていただきながら進んでいってほしいなと思っております。自由民主党は賛成をさせていただきます。
自由民主党さん、賛成。 立憲無所属さん。

この数字だけで言うと、やっぱり問題があるんではないかと思うんですけれども、この制度そのものがやっぱり変えていかないと、やっぱり駄目ではないかと思うんですよね。一方で、国民皆保険というのはこれ重要ですから分かるんです。 だから、本当にとにかく何とかしてほしいという気持ちはありますけれども、この制度である以上は、やっぱり一定認めざるを得ない。その中で、私は区としてもちゃんと目標値を持ってほしいと思うんですよね。区として、その上で、将来的に1年先、2年先には必ず結果を出せるように、医療費きちっと抑制できるというようなことをやっていただきたいということをあわせて、今回は賛成をいたします。
立憲無所属さん、賛成。 市民の広場さん。

市民の広場は賛成させていただきます。しかしながら、低所得の方ですとか、年金生活の高齢者の方も多く加入をされている国民健康保険において、本来は、新型コロナウイルス感染症のような世界的な非常事態での医療負担増を、保険料として押し付けていくべきではないというふうに考えております。 また、区の一般財源から法定外繰入れで、保険料の急激な増額を防ぐための一定の補填はしていますけれども、これも2年連続で法定外繰入れが増えていて、国保に加入していない方も納めている税金である一般財源から、今後もずっとこのようにどんどん補填をしていったら良いというような姿勢は持たないでいていただきたいなというふうに思っております。 以上の課題について、やはり国の責任において必要な財政措置講じることや、制度の在り方の見直しを、今後も国や都に強く働き掛けていただくことを要望したいと思います。
市民の広場さん賛成。 日本共産党さん。
日本共産党の国保料の値上げについての態度を申し上げます。この間、国保運営協議会でも、また、予算委員会の総括質問でも指摘してまいりましたが、統一保険料方式になって、都の1人当たりの国保料は、激変緩和後でも18万856円となり、前年比で年間1万1,550円の値上げになることが示されました。先日の予算審査特別委員会でも、2023年度は今年度比で年間1万5,528円もの値上げになるとの答弁がされました。諸物価も高騰している折、自営業者や所得の割合高くない層が多く加入している国保料が、協会けんぽなどと比べても保険料が高いのにもかかわらず、更にどんどん引き上げられていくことは、非常に苛酷だと言わなければなりません。 しかも、18歳未満の子どもにまで、協会けんぽ等にはない均等割の保険料が課されておりまして、子どもの人数が増えれば保険料も増えていくという仕組みは、少子化対策にも逆行するものであります。 今年度から、我が党がかねてから要求していた18歳未満の子ども分の無料化のうち、ようやく就学前のみが半額となりましたけれども、18歳までの均等割、これは無料化すべきであります。 東京都の国保運営協議会では、国の方針に従って法定外繰入れを縮減して、2018年以降1%ずつ縮減していき、6年間でゼロにするという計画でありました。とんでもないことです。コロナ禍という事情がなくても、都の負担は増やすべきであります。文京区でも、一般会計から国保特別会計への繰入れは、平成29年度は13億6,177万7,000円あったものが、令和3年度は5億5,131万4,000円まで減らされてしまっています。これでは、どんどん国保料は上がってしまいます。 他方で、国保会計から一般会計への繰戻しは、令和3年度で4億4,129万9,000円もありますけれども、これは保険料の引下げにこそ使うべきであります。所得の高くない層が加入している国民健康保険なのに、このままでは払えない人が増えていくことになります。国の負担割合は、全国知事会や市町村長会が要求しているように、3,400億円から1兆円に引き上げるべきであり、法定外繰入れは継続すべきであります。 今回の改正案は、出産一時金が42万円から50万円に引き上げる等の部分的な前進もありますけれども、これまでで最高の国保料の値上げには強く反対をいたします。 以上の理由で、日本共産党は反対です。
日本共産党さん、反対。 創さん。

被保険者の減少に伴うなど今後の不安はございますが、その中で国保システムの今後の継続のための措置も、引き続きしっかりと行っていただき、世代間での負担のバランスの保持、また、先ほど質問させていただきましたけれども、服薬等の医療費の適正化にもしっかりと努めていただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 会派創は、議案第84号、賛成いたします。
創さん、賛成。 それでは、公明党さん。

公明党は賛成いたします。まず、今回の一般財源からの投入が、前回よりも56億円アップして244億円も一般財源から投入していると、これによって、本来であれば1人当たり2万2,378円の保険料のアップだったんですけれども、それを1万791円まで抑えることができたと、これは一定評価をさせていただきたいと思います。 コロナという感染症の特殊な状況で、医療費が大きく、当初の見通しよりも更に増額してしまっていると、こうした状況において一般財源を244億円も投入したということは、ある意味本当に、先ほど他の委員もおっしゃっていましたが、国保でない区民の皆様の御理解を得られるものなのかというぎりぎりのところなのかというふうに思いました。 そういう意味では、一般財源からの投入によって緩和措置を取っていただいたということは、評価をさせていただきたいと思いますし、また、低所得者の均等割の減額についても、一定、様々配慮をしていただいているということも理解をさせていただいております。 まずは少子高齢化の社会全体の大きな課題が根底にありますし、国としても、様々な社会保障制度の見直しも進めています。本当にそうした大変に苦しい状況の中で、今回このような特殊な状況に対応するための緩和措置を取っていただいて、区民の皆様の、国保に加入されている皆様の負担軽減につなげていただいているということは、評価をさせていただきたいと思います。 また、今回出産育児一時金も50万円に引き上げると、国の決定ですけれども、これも歓迎をしたいと思います。 公明党は、議案第84号に賛成いたします。
公明党さん、賛成。 議案第84号、文京区国民健康保険条例の一部を改正する条例の審査結果を申し上げます。 賛成5、反対2。 よって、原案を可決するべきものと決定いたします。 ────────────────────────────────────
その他、本会議での委員会報告について、文案の作成については委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と言う人あり)
委員会の記録について、本日の委員会記録については委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と言う人あり) ────────────────────────────────────
以上で、厚生委員会を終了いたします。 ありがとうございました。 午後 4時51分 閉会