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委員会令和5年11月21日交通等対策特別委員会2023/11/21

令和5年11月21日交通等対策特別委員会

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// 発言者(7名)

佐藤雅紀
発言17
福島宏子共産党議員団
発言9
土屋準自民党議員団
発言5
榎本茂港区保守系議員団
発言4
池田たけし公明党議員団
発言3
玉木まことみなと未来会議
発言3
三田あきら自民党議員団
発言2

// 発言(43件)

福島宏子
福島宏子共産党議員団

ただいまから、交通等対策特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、土屋委員、榎本委員にお願いいたします。  本日、岩崎街づくり事業担当部長は、公務のため、午後1時30分頃に退席されますので、あらかじめ御了承ください。  初めに、10月6日に開かれました委員長会の内容について報告いたします。  まず、委員会の開会日についてです。新たに特別委員会が設置されましたので、改めて委員会の開会日について確認されました。常任委員会は月・水・金曜日に、特別委員会は火・木曜日に開会します。なお、環境等対策特別委員会及び海外修学旅行調査特別委員会とその他の4特別委員会につきましては、委員が重複しますので、開会に当たっては各委員長間で調整することになりました。  以上が委員長会の報告です。よろしくお願いいたします。  次に、本日の運営についてです。本日は、事前にお話しさせていただいておりますが、報告事項2件の終了後、委員会を休憩し、皆さんにお配りした行程表のとおり、発案5第12号に関連して、東京BRTの視察に参りたいと思います。なお、東京BRTへの乗車時間の関係から、午後2時には議会棟を出発したいと思いますので、よろしくお願いいたします。また、本日は午後3時30分から海外修学旅行調査特別委員会を予定しておりますので、御承知おきください。  次に、本日の報告事項についてですが、ともにバスの運行状況に関する案件ですので、一括して報告をお受けし、引き続き一括して質疑を行いたいと思います。  委員会の運営については、このような進め方でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり)

福島宏子
福島宏子共産党議員団

それでは、そのように進めさせていただきます。     ──────────────────────────────────

福島宏子
福島宏子共産党議員団

それでは、報告事項に入ります。報告事項(1)「台場シャトルバス「お台場レインボーバス」の運行状況について」、報告事項(2)「港区コミュニティバス「ちぃばす」の運行状況について」を一括して議題といたします。理事者の説明を求めます。

佐藤雅紀

初めに、報告事項(1)「台場シャトルバス「お台場レインボーバス」の運行状況について」、御説明させていただきます。本日付当委員会資料№1を御覧ください。  1ページになります。台場シャトルバスは、公共施設周辺など300メートル程度ごとに設置されたバス停に停車するコミュニティバス「ちぃばす」とは違い、台場地域とJR田町駅または芝浦三丁目及び品川駅港南口を直接結ぶシャトルバスです。平成24年に台場シャトルバス運営協議会により運行を開始しましたが、5年間での黒字化の条件を達成できず、平成28年度末に事業から撤退したため、平成29年度から令和3年度までの5年間で1億円を上限に補助し、黒字化を目指して運行してきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、期限までに黒字化が達成できなかったため、現在、令和6年度まで期限を延長し、事業を継続しています。  項番1、令和4年度の運行状況です。(1)利用者数についてです。中段の表を御覧ください。令和4年度の利用者数は68万5,967人で、令和3年度と比較して11万8,351人増加しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大前の令和元年度の約85%となっております。  続きまして、(2)収支率です。下段の表を御覧ください。令和4年度は78.4%になってございます。令和元年度と比較しますと、10.6ポイント下回る結果となってございます。  2ページを御覧ください。(3)運行経費補助金についてです。令和4年度は、燃料費増加補填分を含み3,846万円を交付しております。  項番2、令和4年度の取組についてです。運行10周年を記念したセレモニーの開催や、地域や区主催のイベントなどに参加するとともに、令和3年9月以降導入していますJR東日本のキャッシュレス決済アプリ、RingoPassの決済手段にモバイルSuicaが追加されました。RingoPassとは、スマートフォンのアプリで、あらかじめアプリに決済方法としてモバイルSuicaやクレジットカードの情報を登録することにより、タクシー、バス、シェアサイクルなど複数の交通手段の支払い時に利用できるものです。台場シャトルバスにつきましては、乗車時にこのアプリをタッチしていただくということになります。  項番3、令和5年度の取組についてです。4月にはお台場学園港陽小学校の新1年生にバスの乗り方教室を開催、8月には台場一、二丁目の住民へのアンケートを実施しました。また、みなとパーク芝浦付近等へのバス停留所の新設に向けた調整を行うとともに、PASMO、Suicaに代わる新たなキャッシュレス決済として、クレジットカードのタッチ決済などの導入に向けた検討を進めています。  ここでPASMO、Suica導入が難しい理由ですが、導入に当たり、一般社団法人バス共通ICカード協会に加盟する必要がありますが、入会・運用に当たり高額な費用負担が発生するため、導入が困難となっています。一方で、クレジットカードのタッチ決済ですが、導入及び運用費用が安価で、国内外から多くの観光客が訪れる台場地域の特性から、クレジットカード決済は世界的に広く普及していることもあり、導入を検討しているものです。  今後も台場地区の住民や企業と連携し、利用促進策や認知度の向上策に取り組み、自主運行化に向け、収支率の改善を図ってまいります。  甚だ簡単ではございますが、報告事項(1)「台場シャトルバス「お台場レインボーバス」の運行状況について」の説明は以上でございます。  続きまして、報告事項(2)「港区コミュニティバス「ちぃばす」の運行状況について」、御報告させていただきます。資料№2を御覧ください。  1ページになります。現在、「ちぃばす」は、既存2路線と新規5路線の計7路線、8ルートで運行しており、区は運行事業者に対し、運行経費の補助や車両購入補助を行っています。  項番1、令和4年度の運行状況についてです。(1)利用者数についてです。中段の表を御覧ください。令和4年度の利用者数は、全路線の合計が321万6,539人で、令和3年度と比較し27万4,291人増加しましたが、令和元年度の約81%となっております。  続いて、(2)ルート別の収支率です。2ページの上段の表を御覧ください。表の左側、芝から高輪までの5ルートは、令和3年度と比較し回復傾向にありますが、右から3列目、芝浦港南ルートから一番右の赤坂ルートまでの3ルートは、令和3年度からは減少しております。  (3)新規5路線の収支率です。中段の表を御覧ください。新規5路線全体の収支率は、令和4年度は43.1%で、昨年度から1.3ポイントの増加となりました。内訳ですが、収入としては合計で約1,400万円増加した一方で、支出が、人件費の増加や燃料費の高騰などにより約1,700万円増加しております。  項番2、令和4年度の取組についてです。令和4年11月に田町及び芝ルートのダイヤの適正化を実施しました。また、芝ルートにEVバスを2台導入いたしました。そのほか、運行ルートや乗り方を案内する動画作成を行っています。  項番3、令和5年度の取組についてです。今月から、区内事業者、地域団体や区民の皆様に車内広告を気軽に活用いただけるよう、従来の10分の1程度の料金メニューの募集を開始しています。また、DXの推進として、田町駅東口、六本木ヒルズ、日赤医療センター内の3か所にデジタルサイネージ型のバス停を、今年度中の設置に向けて関係機関との調整を行っております。そのほか、EVバスを今年度も2台導入予定としております。  今後も引き続き収入確保に向けた取組や経費節減に努め、安定した運行事業の継続に努めてまいります。  甚だ簡単ですが、報告事項(2)「港区コミュニティバス「ちぃばす」の運行状況について」の御説明は以上となります。

福島宏子
福島宏子共産党議員団

説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。

池田たけし
池田たけし公明党議員団

ありがとうございます。  コロナ禍もありまして、燃料費の高騰など、続けて様々な波が来ているわけでございます。「ちぃばす」の方の2ページの芝浦港南、田町、赤坂はなかなか厳しいところではあるけれども、麻布東ルートがやはり厳しい状況だなというのが前からあるのですが、年度で言うと桁が違っているぐらいの形なのです。ルート的に東西へ行くというより南北にといった方向性もあるのかも分からないのですが、ここが厳しい状況というのはどういう原因なのかというのは、何か把握されているのでしょうか。

佐藤雅紀

池田委員の御質問は、麻布東ルートが非常に収支が悪いということでございます。このルートにつきましては、東西にわたってのルートということ、また、地下鉄の御成門駅、神谷町駅、赤羽橋駅と、駅での接続はしてはおります。あと、法務局前といった用事のあるようなところも通っているルートではございますが、なかなか利便施設の伊勢丹といったものはないということで、麻布十番もかすめていますが、少し離れていってしまうというのもあって、利用としては若干少ないのかなと思っております。  一方で、先ほど言いましたように、できるだけ地下鉄への乗換えができるようにバス停を設置しておりますし、ルートも先般変更しておりまして、少しでも収支が上がるように検討はしておりますが、なかなか上がっていないということになります。

池田たけし
池田たけし公明党議員団

ありがとうございます。地域の様々なお声もいただきながら、ルート変更や時間とか苦しいところですが、もう少し持ち上げられないかなというところをぜひまたよろしくお願いいたします。  時間もあれなので端的に申し上げますが、実は私ども、昨日、区長に要望をお出しさせていただきました。重点支援地方交付金です。今やっておりますが、この中に、「ちぃばす」のやはり燃料費の高騰とドライバーの処遇改善というのが、来年に向けて一番厳しいところが始まってくるなと思いますので、補助金の拡充をお願いしたところです。  新規5路線はやっていただいているわけですが、田町と赤坂のルートについても株式会社フジエクスプレスもなかなかやはり厳しい状況だろうなと思いますので、ここへの補助金というのも御検討いただきたいなと思っていますが、お考えはいかがでしょうか。

佐藤雅紀

ただいまの池田委員の田町、赤坂ルートへの補助の導入ということになります。こちらの既存2路線を現在、補助の対象にしていない理由は、実は当初、運行事業者の選定時に、企画書、提案書の中で、今の株式会社フジエクスプレスから、これについての補助は要りませんというようなことがございまして、今のところは補助していない状況ですが、昨今のこういった状況を踏まえて、また、2024年問題といったことでドライバーの確保といったこともありますので、現在、事業者とは話をしているところでございます。  今後、改善策の検討をしていく中で、こういったものについてもよく話をしながら、補助については検討を進めていくというか、検討していきたいと思っているところでございます。

池田たけし
池田たけし公明党議員団

ありがとうございます。渋谷のハチ公バスも変更になったりしています。状況が随分変わってきているなというところがあるかなと思います。そういう意味では、よく連携を取っていただきまして、何が必要なのかと、何をどう変えていくべきなのかというのを、事業者の方ともよく詰めていただければと思うわけです。  富士急行株式会社というのは、成り立ちのもともとが富士急ハイランドの観光地を巡るとかいうところで、電気鉄道を持っていないというのが少し弱いといいますか。そういうところがやはり少し体質的なところもあるかなと思います。そこをどうするという枠はないのですが、そういったところの本来のというか、本社のというのか、体質というか、そういうところにも少し踏み込んでやはり改善もしていかないと、コロナ禍みたいなことがあれば、ステイホームみたいなこともあったわけで、それこそそういうテーマパークみたいなところにはなかなか足も向かないわけです。それから、当然こういった「ちぃばす」のような定期運行のバスも、なかなか乗る機会が減ってしまうというので、一番打撃が厳しい。バス業界の中でもそういう展開なのかなと思うところもあります。  そこも含めて、ハチ公バスのような形にならないようにしていただきたいし、地元の企業でもありますので、そういう意味ではしっかりと応援していただければなと思います。これは要望です。よろしくお願いいたします。

土屋準
土屋準自民党議員団

確認の意味も含めまして何点かお聞きたいのですが、まず、お台場レインボーバスで、芝浦の乗り場が、駅前に近いところと芝浦アイランドに近いところとございますが、こういうふうになったのはどういうことででしょうか。

佐藤雅紀

もともと品川駅と田町駅と別々のルートで台場まで運行していました。運行改善といいましょうか、収支をよくしていくという段階で、1つのルートにまとめたわけですが、その際に、今まで田町駅を利用していた方にとってもできるだけ利用できるようにということで、田町駅に寄りますと。ただ一方で、やはり速達性ということで、芝浦三丁目でも田町駅へ少し歩くようにはなってしまいますが、こちらについては、もともとルートもございましたので、そういった意味での2ルートといいましょうか。時間帯によって分けているということでございます。

土屋準
土屋準自民党議員団

あと、田町駅の駅前の工事をやっていますが、今後改修などが進んだら、駅への乗り入れなどはいかがなのでしょうか。

佐藤雅紀

現在は、先ほど申し上げましたように、芝浦三丁目という駅から少し離れたところと、あと田町駅もロータリーの中ではなくて、道路上に1か所ございます。田町駅東口のロータリーは、今後改修工事が入ると聞いていますので、こちらができた暁には、お台場レインボーバスはこのロータリーの中へ入っていくことで調整をしていきたいと思ってございます。  一方で、芝浦三丁目のこちらについては、先ほど申しましたように速達性というのがありますので、今のところはそのまま残すという方向で考えてございます。

土屋準
土屋準自民党議員団

分かりました。芝浦三丁目に関しては、なかなか分かりにくいという声もありますので、周知なども分かりやすくしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  「ちぃばす」の方ですが、デジタルでバス停の表示をやっているということですが、去年でしたか。試行的ですか。みなとパーク芝浦でやっていましたけれども、今度あそこではなくなるわけですか。駅前などになるということでしょうか。あと、前との違いはあるでしょうか。

佐藤雅紀

前回はみなとパーク芝浦のところに1か所だけ、本当に時刻表をぽんと出すだけのものでございましたが、今回は、先ほど御説明しましたように、3か所ですね。田町駅東口と六本木ヒルズと広尾病院の中という3か所に設置しますが、前回とは違いまして、デジタルサイネージ式を考えてございます。時刻表はもちろんなのですが、例えば運行状況の反映、運休状況とか迂回状況といったものも即時的に発信できるようなものを予定してございます。

土屋準
土屋準自民党議員団

デジタルにして、改修というか、今度こういうものを盛り込もうとか、そういうものを入れていくようなことがやりやすくなるのでしょうか。その辺はいかがでしょうか。

佐藤雅紀

当然、情報としては入れられるようになります。ただ一方で、やはり広告は、東京都屋外広告物条例等もあり難しいので、それ以外の区政情報といったものは、もしできれば入れていきたいと思っています。緊急的なものは、できる限りそういった中でも表示できるようにしていきたいとは考えてございます。

土屋準
土屋準自民党議員団

分かりました。そういうものを活用して、分かりやすく、便利にしていただければと思うので、よろしくお願いいたします。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

お台場レインボーバスについてです。土屋委員からもありましたが、こちらは収支率100%を条件にスタートしたということで、ノルマではないですが、区としてはきちんと100%になるようにということを条件に補助をしてきたと。その民間努力をしっかり後押ししつつ支えているという関係性は、緊張感があっていいのかなと思いますし、お台場レインボーバスの方の収支率というのは、「ちぃばす」と比較すれば非常に優秀な数値だと思うので、それがしっかり地域の足に、また観光の足になるように、引き続き民間とのよい役割分担をしながらやっていただきたいなと思っています。  ただ、その上でやはり一番のネックは、やはり交通系ICが使えないというところです。いろいろ試行錯誤されているのかなというところで、今、新たな取組としてもクレジットカードの話がありました。お台場レインボーバスで、運転手が外国人の観光客に対応しているのを私も間近で見ています。ICカードは使えないということで対応するというところがあるので、広報の部分といったところだと思いますが、区としてもできることをぜひ後押ししていただきたいと思います。  もちろんお台場レインボーバスの方の考えもあるのでしょうけれども、区が「ちぃばす」で新たな取組としていろいろ広告の話とかスマートバス停などというのをやっていますが、こういった取組というのは、お台場レインボーバスの方での展開というのは、協議をされているけれどもやらないということになっているのか。その辺りはいかがでしょうか。

佐藤雅紀

現在、「ちぃばす」の方で、今後の取組ということで御説明させていただきました。お台場レインボーバスにつきましても、例えば広告の話もそうですし、あるいはデジタルサイネージも、今後の展開としては考えられると思っています。  ただ、実際まず1つは、「ちぃばす」の方の区民向けの広告というのが、まず一回始めてみて、いいところ、悪いところがあると思いますし、そういったものを見ながら、台場シャトルバスの方にも展開していきたいとは考えてございます。デジタルサイネージにつきましても、当然費用等が発生しますが、利便性ですとか、先ほど言った情報の発信という意味では、DX化としては必要なものと思っていますので、今後検討すべき課題だと思ってございます。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

分かりました。スマートバス停などがどのように利便性などにつながるのかと、私もまだ分からないところがあるので、トライアルアンドエラーで、その辺もしっかりとお台場レインボーバスの方にもフォローできるような体制でやっていただきたいなと思います。  新たな品川駅のまちづくりというのが進みますので、ぜひ区がJRや京浜急行株式会社のほかにも、このお台場レインボーバスをしっかり応援して、PRしていただきたいと思います。  「ちぃばす」の方ですが、今、池田委員からもありましたが、やはり既存と新規の路線の考え方というのは、私も考え直すというか見直すべき時期かなと思っています。赤坂が既存だからといって、37%の利用率でそのまま民間にもうずっと丸投げというのでしょうか、任せきりという状況でいいのか。そのままだと、赤坂というものをやはり民間として、もうやめなければいけないと。そんなことも考えざるを得ないような状況が続いていると思います。その辺は、どういった取組がいいのか。地域の足としてどういうふうに考えていったらいいのか、しっかり考えていただきたいと思いますし、芝、麻布東についても、やはりこの利用率をずっと続けていくということは、税金の使い方としてもどうかなと思うので、「ちぃばす」に代わる新たなものも検討しながら、どういったことがいいのか。これぐらいの利用率のところをカバーできる交通手段はどういうものなのかということを考えていただきたいと思います。  私がかねてからずっと興味があるのが、利用者数というのは増加していると思うのです。ただ、利用者数の増加分は多分収支がよくなっているわけではないというのは、やはり無料の料金などの部分をどんどん拡大していただいているので、利用者の伸びに収支の状況が追いついていない部分は絶対出てきていると思うのです。  それは当然のことだと思うので、そこの部分をしっかりと私は評価すべきだと思っています。無料でやってもらっているといったところをカウントしながら、収支に出てこないものというのがこのコミュニティバスにあるのだということを、ぜひこの報告の際に分かるようにしていただきたいということをずっと話をしてきています。ぜひ財政の部門とも協議していただいて、コミュニティバスと言っているからには、どう地域の足として困っている人の足になっているかというところをやはり数字で出していって、単純に言えば何万人分の料金が本当はプラスになるはずなのだけれども、これは無料にしているからどうなのだといったところをしっかり出していただいて、だからこれだけ税金を出すのだよと。そういうところが分かると、より地域に愛される足になっていくのかなと思うので、ぜひそういったことも検討していただきたいと思います。何かありますか。

佐藤雅紀

ただいまの玉木委員御指摘の点でございます。恐らく無料というのは、コミュニティバス乗車券の分だと思いますが、こちらの乗車分につきましては、数字としてはこの収支の中に入ってございます。ただ一方で、芝浦港南、田町、赤坂のように、人数は増えているのですが、収支率が下がっている部分がございます。  こちらは、例えば芝浦港南を取ってみますと、かなりルートが長くて、そこに携わっている運転士の数ですとか、走らせているバスの台数といったものが多くなっています。当然、台数や人が多くなればなるほど、人件費、経費が上がってきますので、乗車に見合う以上に経費がかかっているということで、収支率が下がっているとなってございます。  一方で、麻布東、芝の収支率20%ぐらいの低い状況というのは、そのままでいいというものではないと思ってございます。当然この収支を見ていく中で、運行改善あるいは運行ルートの見直しですとか、あるいは、今後は場合によっては変わるべきものについては検討していく必要があるとは考えてございます。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

すみません。では、収入のところに無料の分もカウントされていて、実際はお金をもらっていませんが、後から区が補填しているのが入っているという理解でよろしいですか。

佐藤雅紀

こちらの運賃収入につきましては、同じ区のお財布ではでありますが、保健福祉支援部からのお金が充当されていますので、運賃収入の中には入ってございます。

三田あきら
三田あきら自民党議員団

お台場レインボーバスのところで、交通系のICカードについてありますけれども、お金がかかるというお話ですけれども、普通のお店や自動販売機やコンビニエンスストアでもどこでも、交通系のICカードで決済できるようになっていると思うのですが、そういう仕組みで使うということは、交通事業者の場合はできないということでいいのか、確認させていただきたいと思います。

佐藤雅紀

こちらのICカードにつきましては、バス事業の一般社団法人バス共通ICカード協会というのがあると聞いています。ですので、普通のお店のようなものとは協会が違いますので、そちらへの参加には高額な金額がかかると聞いています。ですので、一般の食堂ですとかお店などの仕組みとは違うようですので、あまりそういった安価で入ることはできないと聞いております。

三田あきら
三田あきら自民党議員団

多分、例えば一般のお店などだと、決済代行会社と契約して、クレジットカードを使うなど、いろいろできるようになっているのだろうと思います。その代わり、決済金額の何%かを手数料として払うという仕組みだと思います。それとも何か包括的な決済代行会社などと契約して、その中の枠組みで交通系ICカードを使うなどという可能性があるのかないのかというところを含めて、検討していただくことは可能かどうかというのをお伺いしたいです。

佐藤雅紀

三田委員おっしゃるような代行会社を使うというのは確かにあると思いますが、このバスに関してはないと聞いております。単独での一般社団法人バス共通ICカード協会との契約といったことになると聞いています。

榎本茂
榎本茂港区保守系議員団

すみません。お台場レインボーバスについて、少し質問させてください。令和6年で収支率100%にならなかったら、一応今の計画としては廃止ということになるのですか。

佐藤雅紀

現在は令和6年の黒字化を目指して事業をしております。資料№1の2ページを御覧いただきたいのですが、令和4年度の一番上の表で、上限5,000万円の枠内として3,650万9,000円を既に補助しています。残額は、一番下ですが、1,344万円ということで、もう今年度で恐らくこの5,000万円の枠をまず使い切ってしまうと思っています。ですので、令和6年の黒字化の前に、まずこの補助をどうにかしなければいけないと考えてございます。  一方で、お台場レインボーバスも既に地域の方の貴重な足になっていますので、すぐこれを廃止するというような考えはないと考えておりますが、しっかり黒字化を目指して、事業者と話をしながらいい方向へ持っていけるように、今後も協議してやっていきたいと思っております。

榎本茂
榎本茂港区保守系議員団

地域の足だということで、「ちぃばす」も多分収支率が悪いのは、ニーズをもうできるだけ多く拾おうとして、結局絞り込めなかった。切るところを切れないというのが、行政がやっているところの、やはり非常につらいところではあるのかなと思います。  例えばお台場レインボーバスにおいて、結局田町を利用する人と品川に早く行きたい人とのせめぎ合いの中で、先ほどの質問でありましたが、中途半端になってしまっているところがあるのではないか。分かりにくいという言い方もありましたけれども。  芝浦三丁目で降りるのと、駅まで行くことによって時間もかかるわけで、結局、品川に行く人は、田町など回ってほしくないわけです。そこであぶはち取らずにならないで、黒字化を目指すのであれば、やはり絞り込んでいくべきなのかなという気もするのです。もちろん駅のロータリーに入ってくるのもいいのですが、品川に行く人にとっては大迷惑です。結局早く行ってほしいというニーズはあると思います。その辺の利用者数のデータとか利用者のアンケートみたいなものというのは、今のところ、どのような感じなのでしょうか。

佐藤雅紀

利用者へのアンケートにつきましては、毎年度行っております。令和5年についても既に行っております。そういった意味でのニーズですとか御意見といったものは、今まとめている最中でございますが、把握をしております。ですので、今後、榎本委員御指摘のとおり、そういったものをしっかり見ながら、ルートの在り方についてはしっかりと検討していきたいと思っているところでございます。

榎本茂
榎本茂港区保守系議員団

前に株式会社フジエクスプレスの方と話したことがあるのですが、田町駅に行かないで芝浦三丁目でもうそのまま、申し訳ないけれども、皆さん少し信号1つ分歩いてくださいと、もしそれが皆が納得してくれたら、便数を実は増やせるのですというのがありました。便数を増やせると、時間の間隔を短くできる。つまり、全体の中で、行って乗るまでの待ち時間が減るのだと。結局どちらを取るかということだと思うのです。お金をいっぱい出して、バスをいっぱい増やして、利便性をどんどん増していく。でも、それは行政としてできない。どこか切るところはやはり切らなければいけない。  もちろん駅に行くことによって、もう便と便の間隔が空いてしまう、お金もかかるということだったら、僕は、品川に行く人の数がもし多いのであれば、田町に行く人は1区画歩くことによって便数を増やして、効率を上げて、利益率を上げるというのは、僕はやはりそこはありかなと思うのです。僕はもちろん田町派なのです。でも、品川に行くことをある程度、重要視することによって便数を増やせるのであれば、そこは許容してもいいのかなという意見はあります。  あと、見ていると、通学で使っている小学生が意外と多いのです。芝浦からお台場に来ている子、お台場からどこかに行っている子が、すごくあそこは多いのです。これ、通学者の数というのは調べていますか。小学生は無料ではないのですよね。

佐藤雅紀

先ほど御説明した中でもございましたが、アンケート調査をしていますので、通勤もそうですし、通学もそうですし、そういった意味でも調査してございますので把握してございます。  小学生は無料ではございません。

榎本茂
榎本茂港区保守系議員団

小学生が結構多いのです。あれだけ使っているのだったら、小学生も無料にしてあげてもいいのかなとは、思いました。それによって親も使うことにつながっていくのかなとも思います。公共交通で、まして区がやっている地域の足として考えるならば。子どもたちの学校が芝浦小学校はいっぱいで、芝浜小学校をつくって、お台場学園港陽小学校もやはりこれは一つの受皿になっているのかなという気もしました。  だから、もう少し調査をすべきだと思います。アンケートというのは割と偏りがちなので。ノイジーマイノリティーという言い方はよくないのだけれども、不安を持っていらっしゃる声の方が大きくなって、満足していらっしゃる声が表面に出にくい。結局そちら側が無視されるみたいなことに、アンケートというのはややもするとなりがちなので、できるだけニュートラルな意見を、サイレントマジョリティーの満足していらっしゃる方が不便にならないように、うまく調整していただきたいなと思います。

福島宏子
福島宏子共産党議員団

ほかに御質問ございませんか。  それでは、私から1点質問させていただいてよろしいでしょうか。「ちぃばす」の方です。2ページの2のところで、慢性的な遅延が発生していた田町、芝ルートのダイヤの適正化とありますが、少し具体的に教えてください。

佐藤雅紀

田町ルートにつきましては、これは平日のルートなのですが、やはりこれも慢性的なといいましょうか。環状2号線を走っていることもあるのかもしれませんが、所要時間が適切な時間に走れていなくて、遅延等も発生していたものですから、こちらの実態に合わせて時間の見直しをしてございます。あとは、芝浦の車庫への車庫便というのを増やしています。  芝ルートにつきましては、土曜・日曜・休日ダイヤを変更してございます。やはりこれも日中の時間に一定程度遅延が発生していたものですから、それを実態に合わせて変更しているのと、また、夜の便の2便です。後ろの2便が利用者がほとんどいなかったので、こちらの2便を廃止したというところでございます。

福島宏子
福島宏子共産党議員団

ありがとうございます。  もう一点、お台場レインボーバスの方です。その後の黒字化というところでの一番の方策という部分では、何をどのようにしたらいいと区としては考えておられるのでしょうか。

佐藤雅紀

収入策としてはいろいろあると思っていますが、やはり利用していただくというのが一番だと思っています。そういった意味では、地域の方はもう利用していただいていますが、観光などで来られる方々にいかにして利用していただくかというのが、やはり重要なものだと思っています。  今後、地域の事業者とも話をするということも書いてございますが、例えばホテルとタイアップして乗車券付きのものをやっていただくとか、あるいは観光協会なりとタッグを組んで、いろいろな周知をしてもらうなど、そういった意味で、外から来る方々に少しでも利用していただけるような、乗り降りのしやすさといったもの、また、ここにこういったバスが走っているのですよということをしっかり周知に努めていきたいと考えているところでございます。

福島宏子
福島宏子共産党議員団

ありがとうございます。区民にとってもですが、観光客、外からの方にとっても大切な公共交通ということで、これを守るという立場でぜひお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  ほかに御質問ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)

福島宏子
福島宏子共産党議員団

ほかになければ、報告事項(1)「台場シャトルバス「お台場レインボーバス」の運行状況について」、報告事項(2)「港区コミュニティバス「ちぃばす」の運行状況について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────

福島宏子
福島宏子共産党議員団

それでは、ここで休憩といたします。  午後1時55分には議会棟前に準備した車で出発したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、委員会を休憩いたします。              午後 1時39分 休憩            (休憩のまま再開に至らなかった)