// 発言者(4名)
// 発言(24件)

ただいまから、区民文教委員会を開会いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
それでは、区立幼稚園における預かり保育運営事業者の選定についてご説明いたします。資料1をご覧ください。 本件は、令和7年度より区立幼稚園全園で実施する預かり保育について、今年度中に運営事業者の選定を進めることについてご報告するものです。 初めに、項番1、預かり保育概要でございます。現在5園で拡充実施している預かり保育について、来年度より全10園で実施いたします。表に記載の利用種別以下、利用料金までの項目は、現在実施しているものと同内容でございます。 次に、項番2、委託業務内容でございます。資料記載の業務を全10園一括で委託することを予定しております。(1)預かり保育業務は、①園児の世話、②幼稚園教諭との情報共有、③食事の提供、④送迎時の保護者対応及び鍵の開け閉め、⑤施設の施錠、⑥その他としております。また、(2)利用管理業務として、オンラインによる預かり保育の申込み、取消しの受付や予約状況の管理、さらに、(3)預かり保育料関連業務として、預かり保育料の収納等を委託する予定としております。 次に、項番3、選定方法につきましては、公募型プロポーザルにより事業者を選定いたします。提案限度価格は2億4,200万円としております。 恐れ入ります、2ページをご覧ください。最後に、項番4、今後の予定でございます。本委員会終了後、公募を開始し、9月下旬に優先交渉権者を決定することとしております。また、第3回区議会定例会において、令和7年度実施に向けて準備等に要する経費を補正予算として要求する予定でございます。 なお、令和7年度入園の園児募集は、例年どおり、11月上旬に実施し、その状況につきましては、第4回区議会定例会の区民文教委員会で報告する予定となっております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

現在、預かり保育を行っている、5園あると思うんですけれども、どういった運営で行っているのかと、あと、来年度、一括委託にした理由というのを教えてください。
現在、預かり保育拡充5園につきましては、4園が人材派遣で対応しております。残りの1園が会計年度任用職員で保育士を雇って対応しておるところでございます。 来年度、この業務委託を選択した理由でございますが、今現在、幼稚園側に預かり保育の利用管理業務が発生していること、また、平日18時までの対応となりますので、勤務体制、遅番を設定している、また、長期休業中も非拡充園と比べて勤務体制を厚くして行う必要がある、そういった部分で、幼稚園教諭の働き方の部分でも課題が生じているということが今回の試行実施の中で見えてきたところでございます。そこを解消するため、また、今後10園で安定的に展開していくために、預かり保育の質を保ちながら、同時に、幼稚園教諭の働き方改善、本来の教育時間の指導の準備のところにより時間をかけられるように、それがひいては質の高い幼児教育の提供につながるようにということで、業務委託を選定したところでございます。

ありがとうございます。 時間帯で運営者が替わる体制がどうなのかなというのは気になります。本当は委託ではなくて、区が、今、会計年度任用職員とか人材派遣はどうなのかなと思う部分もあるんですけれども、そういったもうちょっと区が直接雇用して遅番の専属をつくるだとか、うまくシフトを組んだりすることが子供にとっては理想だなと思うんですけれども、それは難しいから委託になったのかなというふうには理解しています。 子供にとって、幼児教育の部分と、そういった時間帯と、あと、預かり保育の時間帯があるということで、運営体制が替わる。小学校の義務教育と放課後事業というのとはまたちょっと年代的にも違うかなというふうに思うんですね。運営母体が替わると、委託のこの業務の内容に関して、事業者に直接指示を出すということ、契約の段階で恐らくこのようにしてください、このようにしましょうというのはあるとは思うんですけれども、直接指示を出すということになるのがちょっと、多分、指揮命令とかの関係で違うとは思うんですけれども、区や園の方針といったものが預かり保育の時間帯もきちんと継続されて、子供にとって不利益にならないように、かつ、責任体制というところではどうしていくのかというお考えをお聞かせください。
業務委託に際しまして、仕様書を作成いたしますが、現在の預かり保育の内容が今後もしっかり安定的に、また、適切に実施されるように、その詳細を決定してまいる際には、基本的には区の意向をしっかり反映したような仕様書としていきたいと考えております。また、問題が生じた際には、当然、区が是正措置を求めることができること、また、仕様書にないようなことも事業者と協議をしていくこと、そういったことも仕様の中に盛り込んで、適切に対応していきたいと考えております。

ありがとうございます。 ちなみに、今、5園で行っているその派遣保育士さんとか会計年度任用職員さんというのは、一旦もう今年度でもう終わりで、新しく来年度からはこの運営事業者さんに全て、今度、まるっきり先生たちも替わるということになるんですよね。
形を変えて行いますので、そのような形になるかと思います。

分かりました。 全国的に人材確保とかも困難な中で、学童のところでは、こどもクラブと学童保育で先生が日替わりみたいなこともちょっと起きているところもあるみたいで、時にはいつもと違う先生が来るというのもいいと思うんですけれども、特に小さい子供にとって、頻回に見慣れない先生が来るというのは、ちょっと避けてほしいなと思うんですけれども、その辺はどのように、先生たちを園に配置するというのは、全てやはり運営側に任せてしまうのか、何かそういったものは、区としても対策していただけるとかいうのはありますか。
業務委託の形式になりますので、人を特定することというのが不可能になります。なので、今、委員がご指摘のとおり、人が替わってしまう可能性というのは十分ございます。ただ、そうあった際にも、預かり保育の質が日々変わらないように、しっかり一定の質が保たれるように、事業者には事前研修、そういったものも義務化して、質が落ちないような形で取り組んでいきたいと思っています。

分かりました。 いろいろと難しいのは分かるんですけれども、できたら、こういったところでもやはり区が直接雇用してというところを最大限ちょっと努力していただきたいなというふうには改めて思います。 委託ですよね、となると、人材派遣とかだと、労働関連の法令とかでも保障されるものと認識しているんですけれども、こういった委託となると、そういったものは、特に区として、何かそういった労働者保護みたいな観点では、また別になるんですよね、恐らく。
人材派遣とは違いますので、業務を委託するという形になりますので、直接的には労働関連のほうは、区としては見ることはないです。

分かりました。 こちらの事業については、理解するものなんですけれども、くれぐれも本当に子供さんが、「こどもまんなか」と言っているぐらいなので、子供さんにとって一番の最大の利益となるように、今後も最大限努力していっていただきたいと思います。以上です。

今、風澤委員からもありました、委託業務だから、区が人材のところには関与が難しいという答弁もありましたけれども、やはりそこについては、公契約条例というのが、台東区ではつくられているわけですから、一定のルールは担保されるものだろうというふうに思っています。 そこで、ちょっとお伺いしたいのですけれども、実際に業務に当たる方たちの、正規職員とか非正規職員とか、そういう、あと、パートだ、アルバイトだとか、幾つか職種的にあると思うんですけれども、そういう方がどういう配置になるとかいうのは、何か区が考えているルールというのはあるんですか。
今回業務委託になりますので、正規、非正規だとか、あと、時間シフトだとか、そういったことを区で設定は行いません。ただ、区で仕様書に定めますのが、何名体制で行ってくださいということで明記はいたします。ちなみに、今回、区で想定しているのが3名体制を予定しております。中には配慮を要するお子さんをお預かりする場合もありますので、その場合には1名を加配して、4名体制。その4名の中で1名は現場責任者を置いてくださいということでお願いしようと考えております。

その現場責任者とか働く人たちは、何か資格を持った人を中心にするとか、その辺はありますか。
国のほうで、この一時預かり事業の指針的なものが定まっているんですけれども、その中でも、預かる人間の過半数が保育士の資格を有していること、また、残りの有していない者については、認定の研修を受けること、そういったことが指針として定められておりますので、それを我々の仕様書の中にも定めていきたいと思っています。

先ほど風澤委員からもありましたように、子供の育成に関わるところですので、やはり有資格の人で、かつ、この業務委託の①にあるように、子供の身の回りの世話とか学びの指導とかいう視点から考えれば、まずは固定的な人がいなくてはいけないというふうに思います。何日間かで、どうしてもいっとき替わるというのは、それはどこの職種でもあるのかもしれませんけれども、やはり固定的な社員さんがやっていただくというのが、もうこれ、大前提だというふうに思っています。かつ、やはりこういう事業は、本来、幼稚園の職員をこれに、通常の教育の部分に加配をして、継続的に見ていくということが一番大事な視点なのかなと思いますので、本来であれば区がやるべき事業だというふうに、それは強く思っています。 あわせてお伺いしますが、今回これを導入することで、今、幼稚園の教職員に負担がかかっている部分が軽減されますよというふうに答弁がありましたけれども、実際には、幼稚園の教諭も一定期間は関わるとか、もしくは、勤務時間中は、ずっと見ているわけではないけれども、一定関わらざるを得ないのかなというふうに思うんです。それは、やはり配慮が必要な子供の身体的状況の引継ぎのことであったり、何か園内トラブルがあったときの対応であったりとかいうのでは関わっていくのかなと思うんですけれども、その辺で、園の教職員の負担軽減というのはどのようになっていくんですか。
基本的には、勤務時間中も、今回、業務委託になりますので、幼稚園教諭は関わらないような形にはなります。ただ、今、委員がおっしゃったような、例えば緊急時ですとか、そういったときには幼稚園教諭も当然に関わります。また、今回預かり保育で幼稚園教諭側に発生する業務として、当日のお子さんの状況、健康状態ですとか様子、そういったものを日々、事業者に情報共有するような業務は発生してまいります。ただ、負担軽減となる部分としましては、これまで利用管理、預かり保育の利用申請を紙で受け付けて、それをエクセルで管理をして実績報告を出して、そういった業務については、今回業務委託をすることで全くその部分がなくなるというような状況です。

今、引継ぎの部分とか、当然やらなければいけないところはそのとおりだと思いますけれども、やはり子供を預かる、その事業所さんがこれから個人情報を持つというふうになると思うんですね。それは、今度は、お金の、利用料金のことでいえば、口座番号まで業者さんが持つことになるのかなと思いますけれども、その辺の個人情報の取扱いというところについては、何か特段配慮をしていくとかいうのはあるんですか。
事業者募集に当たりまして、募集要項を出していくんですが、その中に、まずは、区が定める個人情報を取り扱う業務委託契約の特記事項を遵守すること、これを必ず明記いたします。また、それと同時に、個人情報の漏えいを防ぐための、例えばデータ暗号化やセキュリティー対策、また、物理的な施錠ですとか、あと、ワイヤをつけるだとか、そういった取組もその募集要項の中に盛り込んでまいります。また、個人情報を取り扱う担当者を限定することといったことも盛り込む予定です。さらに、従事職員に対しては適切な指導を行うこと、また、従事職員に対しても個人情報保護に関する研修を受けさせること、そういったことも募集要項の中でしっかりうたっていきたいと考えております。

この個人情報の漏えいというのは、どれだけ縛りをかけても、ちょっとしたミスの中で起きてしまったというのは、やはりそれはテレビニュースにもなっているように、やはりこの個人情報の保護というのは難しいなというふうには思います。ただ、一定のルールの下でやっていかなければ、それはもうだだ漏れになってしまうのは絶対避けなくてはいけないことだと思いますので、十分注意してやっていただきたいなというふうに事業所にもお願いしたいと思います。 それと、最後なんですけれども、この事業、実際に来年4月からスタートして、区として、これからどのような形でやっていくのかという検証の部分というのは、どのぐらいのスパンでやっていくというのは、何か計画はあるんですか。
来年度から実施してまいりますが、まず、この預かり保育の中身については、毎年、例えばアンケートを取ったりですとか、利用者さんの、保護者の声を聞きながら検証してまいります。また、この預かり保育を利用する人数がどうなのか、そういったことは、ちょっと今、何年という区切りはまだ我々の中では設定はしていないんですけれども、やはり定期的に利用状況というのをしっかり検証していきたいとは考えております。

利用状況、1年でやってみて、2年やってみてと、やはり節目節目のところでは検証して、では、実際に費用対効果としてどうなのかも含めてやっていただきたいのは、公務労働である公務員がそこにきちんと張りついた形で、安定的に事業を提供できるかどうかという視点も含めてやっていただきたいと思います。大前提としては、区の職員をきちんと増やして、個人情報の秘密については、退職してもずっと持っているわけで、それがやはり公務労働の在り方だと思いますので、その点を十分注意しながら、視点に置きながら、今後の展開にしていただきたいなと思います。以上です。