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委員会令和6年 3月 建設委員会2024/03/13

令和6年 3月 建設委員会

公式会議録(原文)を見る →

// 発言者(11名)

田中寿一区議会自由民主党
発言35
岩田将和区議会自由民主党
発言8
牧野けんじ日本共産党江戸川区議員団
発言7
島夛弘毅
発言7
神尾昭央無所属の会
発言6
鹿倉勇区議会自由民主党
発言4
窪田龍一江戸川区議会公明党
発言4
きもと麻由超党会派えどがわ
発言4
武藤剛
発言1
大竹則之
発言1
立原直正
発言1

// 発言(78件)

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

ただいまから、建設委員会を開会いたします。  署名委員に、きもと委員、岩田委員、お願いをいたします。  これより、陳情審査に入ります。  本日は、前回の委員会でお諮りしましたとおり、第1号、第2号、第8号、第9号陳情について、それぞれ意見開陳をしていただき、結論を出したいと思います。  はじめに、第1号、江戸川区はスーパー堤防事業を中止し、区民に移転を強いることのない耐越水堤防の建設を求める陳情について、結論を出したいと思います。  それでは、意見開陳に入ります。  自民党よりお願いをいたします。

鹿倉勇
鹿倉勇区議会自由民主党

おはようございます。  我が会派は、結論といたしまして、不採択といたします。  意見としましては、高規格堤防は人命を守ることを最重視し、堤防が決壊したときに、安全な避難場所が十分に確保できないゼロメートル地帯等で整備を進めている点や、土地区画整理事業と一体の整備が図られ、移転や補償などは適切に行われており、移転を強いているとは思えませんので、不採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、公明党、お願いいたします。

窪田龍一
窪田龍一江戸川区議会公明党

私たちも不採択です。  記書きの「スーパー堤防に固執することなく『粘り強い堤防』や『インプラント工法』を、現実的な工法として採用し耐越水堤防の建設を求めます。」とありますが、この現実的な工法、これは何をもって現実的な工法と位置付けされているのかが不明という捉え方です。  文面の中には、「国交省も復活をすすめる『粘り強い堤防』」という表記がされていますが、これは国土交通省の方針を受けて、令和2年の、「令和元年台風第19号の被災を踏まえた河川堤防に関する技術検討会」の取りまとめによりますと、決して、この国交省も復活をすすめるという、そういう捉え方ではなくて、将来的には一定の設計が可能な工法となるよう、越水に対する堤防強化技術の開発が必要。このためには、粘り強い河川堤防に必要となる性能の具体化や、構造物の安定性を長期的に維持するための維持管理の検討が重要だとあることなどから、本区の進める事業は現在も必要であるとの、私たち会派の結論です。  そのため、不採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、無所属の会、お願いいたします。

神尾昭央
神尾昭央無所属の会

本区は陸域の約70%がいわゆるゼロメートル地帯を占めるという点から、治水対策は堤防強化が課題であるということを認識しています。  スーパー堤防事業は、その対策の一つの方法ではありますが、完成までの時間がかかり過ぎること、莫大な建設費用が必要でその正確な金額が算定されていないこと、二度の移転を住民に強いることなど、問題点が多くあります。  そのため、かねてより、スーパー堤防以外の方法による堤防強化策の検討をしてまいりました。  したがって、本陳情者の願意は妥当であり、採択すべきものと考えます。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、日本共産党、お願いをいたします。

牧野けんじ
牧野けんじ日本共産党江戸川区議員団

第1号陳情について、私たちは採択を求めます。  この間の審査の中でも、やはり計画区間の完成までに時間がかかりすぎるという点、国土交通省自身が何年かかるというふうに示せないということ自体が、問題だということも指摘をしてまいりました。  また、この間の高台まちづくりという位置付けが、新たに事実上加わったというような形になろうかと思いますけれども、このことについても、従来、高規格堤防自体は、超過洪水対策だということで、河川法の定めの中でも例外的な扱いとされて、堤防の上でも建物を建てることができるということを大きく打ち出していたという側面があったと思います。  その一方で、この度の高台まちづくりでは、高台の避難先だというふうにされてくるとなると、この建物を建てても良いということと、避難先ということが、どう両立してくるのか、その辺りも非常に新たな矛盾を感じているところであります。  今後ということについて、この陳情でも指摘をされております耐越水堤防というようなことも指摘をされていますけれども、やはり気候変動のスピードが非常に激しくなってきているという点においても、見通しのある対策を検討ということでは、本腰を入れて検討していくということが、従前の対策のままで良いのかということの検証が必要だという意味で、この耐越水堤防もやはり検討の一つになってくるというのは、当然のことだと理解しますので、この陳情は採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、区議会立憲民主・国民民主、お願いいたします。

きもと麻由
きもと麻由超党会派えどがわ

よろしくお願いいたします。  私どもの会派では、趣旨採択とさせていただきます。  私は議員になってから、篠崎公園地区の住民説明会によく参加させていただいておりました。  その中で、区民の方からのご意見の中で特に気になったことが、ご高齢の方が転居する場合、特に精神的、身体的な負担がとても大きいという意見です。  今回の陳情の趣旨としましても、移転を強いられたと感じられた方がいらしたということだと思います。  しかし、あれだけ大がかりに進められた事業をここでストップするということは現実的ではありませんし、区の約7割が海抜ゼロメートル地帯といわれる江戸川区で、未来を担う次の世代の方たちのために、安全な場所を確保しなくてはならないという行政の主張も否定できるものではありません。  よって、この陳情に関しては趣旨採択とさせていただきます。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、岩田委員、お願いをいたします。

岩田将和
岩田将和区議会自由民主党

おはようございます。  この度の予算特別委員会でも一言申し上げましたけれども、スーパー堤防の実現・完成、これは地域住民、江戸川区民との約束であります。  ですので、早期実現を改めて申し上げたいと思います。  よって、不採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

それでは、意見が分かれておりますので、採決します。  第1号陳情について、不採択とすることに賛成の委員の方は挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

挙手多数であります。  したがいまして、第1号陳情については、不採択とすべきものと決しました。  次に、第2号、都市計画道路補助第283号線拡幅計画の即時撤回を求める陳情について、結論を出したいと思います。  それでは、意見開陳に入ります。  自民党よりお願いをいたします。

鹿倉勇
鹿倉勇区議会自由民主党

この第2号陳情につきまして、慎重に審査した結果、不採択といたします。  283号線の拡幅工事は、今後も区民の安全・安心のために行うべきで、まして、災害時の際には、家屋倒壊などにより、道路がせき止められ、通行止めになったりすることも十分考えられるとし、また災害時には、延焼遮断帯の役目も果たすということで、やはりいざというときのためにも安全な都市に向け、283号線の拡幅事業は必要と考えております。  したがって、不採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、公明党、お願いいたします。

窪田龍一
窪田龍一江戸川区議会公明党

陳情の文面の内容の下段のほうに「道路幅を16mに拡幅し、自動車の流れを呼び込む策は、環境を重視する時代に逆行する蛮行と言えます。環境を破壊し、住民の健康に害を及ぼす事業は大いに疑問です。」という文面がありますが、この捉え方については、考え方に大きな違いが明確ですので、不採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、無所属の会、お願いいたします。

神尾昭央
神尾昭央無所属の会

陳情者が述べている道路事情の変化、住宅環境、車離れが進む社会環境などは、一定程度、理解できるものであります。  また、都市計画道路補助第283号線の拡幅計画は、昭和41年にされたものであり、当初の目的も定かでない中、優先整備路線からも外れているという状況があります。  一方で、本陳情は、同計画の即時撤回を求める内容でありますが、即時撤回は難しいと判断をしております。  今後の計画の見直しに向けた議論がさらに必要と考え、今回は不採択といたします。  ただし、陳情者の願意を受け入れないということではなく、計画当初の目的や現状での必要性などは、今後も調査・研究をする必要があると考えております。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、日本共産党、お願いをいたします。

牧野けんじ
牧野けんじ日本共産党江戸川区議員団

第2号陳情について、私たちは採択を求めます。  この陳情については、都市計画道路に関わってということで、陳情にもあるとおり、200番台の都計道ということで昭和41年に計画をされたものであるということで、その計画から変わらないまま進めるということは、やはり、今後の公共事業のあり方としても問題を感じるところです。  そして、この都市計画道路自体も、東京都が位置付けを行って、特定整備路線という形で一段上の格付を行っている計画道路についても、やはり東京都が当初、想定したような期間で実施をすることができていない、非常に時間がかかってしまっているという点に鑑みても、やはりこの点でも現実的な道路の整備のあり方というところに、本格的に舵を切っていく必要があると。  特に、ここまで優先整備路線にも入っていないという路線については、根本的な見直しが必要だという点から、この陳情についても採択としたいと思います。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、区議会立憲民主・国民民主、お願いをいたします。

きもと麻由
きもと麻由超党会派えどがわ

私どもの会派では、趣旨採択とさせていただきます。  陳情原文にもあるように、この都市計画道路が計画された昭和41年と現在では、社会情勢から経済状況、人口比率にわたるまで、大きく変化しています。  今後、労働人口の減少が懸念されている中、今までと同じ時間とお金のかけ方で公共事業を進めるということに関しては、私も一区民として、改めて検討していくべき課題と認識しています。  58年という年月は大変長い期間です。当然、不安も募るでしょうし、目的は何かと疑いも深まってくると思います。  今後の江戸川区の動向を注視しながら、人と環境に配慮した公共事業に期待します。  よって、趣旨採択とさせていただきます。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、岩田委員、お願いいたします。

岩田将和
岩田将和区議会自由民主党

道路は、防災機能とともに災害時において、なくてはならない施設です。  また、渋滞の緩和であったり、物流の効率化、今後もこういったことを広く周知することを求めたいというふうに思います。  この283号線は、意義ある道路整備だと考えますので、よって不採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

それでは、意見が分かれておりますので、採決します。  第2号陳情について、不採択とすることに賛成の委員の方は挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

挙手多数であります。  したがいまして、第2号陳情については、不採択とすべきものと決しました。  次に、第8号、篠崎公園地区高規格堤防と一体の土地区画整理における宅盤高さの基準を公平に定めることを求める陳情について、結論を出したいと思います。  それでは、意見開陳に入ります。  自民党よりお願いをいたします。

鹿倉勇
鹿倉勇区議会自由民主党

この第8号陳情につきまして、結論から言いますと、不採択といたします。  意見としましては、傾斜のついた宅地では土地利用に支障を来すことから、高いところに合わせ、水平に造成したり、周囲の道路や公園等の公共施設と段差が生じないよう擦り付けを行うと聞いております。  これらのことから、計画断面より高く盛り土を行うことが公平性に欠けているとは考えていません。  よって、不採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、公明党、お願いいたします。

窪田龍一
窪田龍一江戸川区議会公明党

記書きにありますように、1番「高規格堤防と一体の土地区画整理における宅盤高さ基準を公平に定めることを求めます。」という部分につきましては、先ほどの第1号陳情でもそうですが、これまでの議論でも、我々会派としてはお訴えをしてきました。  この記書きにある高規格堤防の捉え方も、江戸川区では、江戸川沿いや荒川沿いなどで、スーパー堤防整備を進め、一層水害に強いまちにしていきたいと考えていると発信がされています。  私たち会派もこれを大きく支持するものです。  また、2番目の記書きにあります「説明を広く行うことを求めます。」と、こういう陳情にありがちですけれども、説明を行っていないように捉えられてしまう、こういう記書きの書き方はいかがなものかと思います。  区はこれまでも丁寧に地元に説明をしっかりとやって、一人ひとりに対しての説明もこれまでもやってきていると私たちは認識していますし、今後もそのようにやっていただくことをいつも要望させていただいておりますので、この陳情に対しては、不採択とさせていただきます。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、無所属の会、お願いをいたします。

神尾昭央
神尾昭央無所属の会

本陳情は、高規格堤防と一体の土地区画整理事業における宅盤高さの基準を公平に定めることを求めるものであります。  陳情者が指摘しているように、高規格堤防の盛り土よりもさらに追加の盛り土がされることにより、公平性が失われると考えられます。  一定の基準に基づいた公平性の担保が重要であると考えます。  また、記書き2にあるように、権利者等への説明を広く実施することも妥当なものと考え、本陳情は採択すべきものと考えます。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、日本共産党、お願いをいたします。

牧野けんじ
牧野けんじ日本共産党江戸川区議員団

第8号について、私たちは採択を求めます。  この陳情につきましては、高規格堤防と一体の土地区画整理における宅盤ということで、高さについての陳情でありますけれども、やはり高規格堤防を進めてくる中で、やはりこの基準という部分で、この間、30Hのあり方についても様々に問題提起がされてきております。  基準がなかなかその施行地区によって、事実上異なっているのではないかということに、私たちも同様の疑問を感じてきたところであります。  やはり公共事業である点で、公平性については、基準をしっかり定めていって、それに基づいて行っていくというのは当然のことだと考えますので、採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、区議会立憲民主・国民民主、お願いをいたします。

きもと麻由
きもと麻由超党会派えどがわ

私どもの会派では、趣旨採択とさせていただきます。  区の担当部署の方にもこの事業について詳細にご説明をいただきましたが、陳情原文にあるように、本当に盛り土の高さの公平性が失われることになるかどうかの判断は、つきませんでした。  また、北小岩一丁目東部地区区画整理では、宅盤の高さはその基準が守られているという記載もありますが、施行する地域の地形や特徴、目的によって、北小岩一丁目と篠崎地区で同じ基準が守られるべきかという点に関しても、判断しかねました。  よって、趣旨採択とさせていただきます。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、岩田委員、お願いをいたします。

岩田将和
岩田将和区議会自由民主党

建物を建てる際には、土地の形状が重要になります。この土地の形状は、地域によって異なります。  陳情にある基準を公平に定めるとありますけれども、現場の土地の形状を、これをしっかりと見定めて、安全な住宅環境を整える。このことが何よりも必要だというふうに考えますので、よって不採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

それでは、意見が分かれておりますので採決します。  第8号陳情について、不採択とすることに賛成の委員の方は挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

挙手多数であります。  したがいまして、第8号陳情については不採択とすべきものと決しました。  次に、第9号、補助第288号線のボックスカルバートをやめて道路面を計画堤防高に揃えることを求める陳情について、結論を出したいと思います。  それでは、意見開陳に入ります。  自民党より、お願いをいたします。

鹿倉勇
鹿倉勇区議会自由民主党

我が会派といたしましては、不採択といたします。  都市計画道路補助第288号線は、防災上重要な篠崎公園の高台化、また、高規格堤防と一体の整備、高台まちづくりを推進するために、高規格堤防の盛り土部分にボックスカルバートが整備され、震災時はもとより、大規模水害時は、区民の命を守る高台の避難所になることから必要との結論に至り、不採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、公明党、お願いをいたします。

窪田龍一
窪田龍一江戸川区議会公明党

結論は、不採択です。  これは、1番目の記書きにある「ボックスカルバートをやめて」と、この「やめて」の理由が不明瞭で明確になっていないことが挙げられます。  二つ目は先ほども申しましたが、説明を広く行うという、こういう記書きの書き方については、区はしっかりこういう説明会をやっていると捉えておりますので、不採択とさせていただきます。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、無所属の会、お願いをいたします。

神尾昭央
神尾昭央無所属の会

本陳情は、篠崎公園地区のボックスカルバートをやめ、道路面を計画堤防高に揃えることを主眼とするものです。  陳情者が指摘するように、近年のゲリラ豪雨などの集中的な雨量を勘案しますと、ボックスカルバート内に水が流入するという可能性は、排除できないと考えます。  また、この地区の高規格堤防を、計画堤防高ではなく現況堤防高から始まる傾斜にしてしまうと、超過洪水が発生したときに、越流の制御を失い、破堤に結び付く場所が限定されてしまうことにもなりかねないと考えます。  また、記書き2にあるように、権利者等への説明を広く実施することも妥当なものと考え、本陳情は採択すべきものと考えます。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、日本共産党、お願いをいたします。

牧野けんじ
牧野けんじ日本共産党江戸川区議員団

第9号について、私たちは採択を求めます。  この288号線のボックスカルバート区間についての陳情でございますが、高台をつくるということと、道路をカルバートにしていくということは、必ずしもイコールではないというふうに考えますし、この浸水の際の危険性という点で、水害ハザードマップとの関係性でも指摘をしてまいりましたけれども、今、既にある小松川地区においても、第一トンネル、そして第二トンネル、ともに水害ハザードマップ上は、注意が必要な箇所というような記載となっているという点に鑑みても、やはりあえてこの区間をカルバートにするという点については、非常に疑問を感じるところであります。  よって、採択を求めます。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、区議会立憲民主・国民民主、お願いをいたします。

きもと麻由
きもと麻由超党会派えどがわ

私どもの会派では、こちらも趣旨採択とさせていただきます。  令和5年9月12日の建設委員会において、ボックスカルバートの中に、頂点と勾配を用いて排水されやすくすること。また、ゲリラ豪雨にも耐えられるようなことを考えていきたいと、区が答弁しておりました。  しかし、想定外の災害が頻繁に起こる昨今では、計画が決定したときの基準によって浸水するかしないか、構造的な強度が十分かどうか、また実際に想定内のコストで対応できるか、そういったことは、実際に被害が発生してからでないと判断ができないということが過去の公共事例の例を見ても顕著です。  ボックスカルバートがベストな施工かどうかの判断はつきかねますが、もし採用されなければ、このような不安がまた一つ、払拭されることにも繋がると思います。  そのような陳情者の願意を尊重し、今回は趣旨採択とさせていただきます。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、岩田委員、お願いいたします。

岩田将和
岩田将和区議会自由民主党

区内の7割がゼロメートル地帯である本区においては、災害時の高台への避難が課題となっております。  災害時の避難路及び物資の輸送路の確保のためにも、区民の命を守る必要な事業であると考えます。  よって、不採択といたします。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

それでは意見が分かれておりますので、採決します。  第9号陳情について、不採択とすることに賛成の委員の方は挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

挙手多数であります。  したがいまして、第9号陳情については不採択とすべきものと決しました。  以上で、陳情の審査を終了いたします。  次に、所管事務調査に入ります。  正副委員長から委員の皆様にご提案でございますけれども、次回の委員会におきまして、都市開発部の事業概要についてを調査案件とし、執行部から説明を受けたいと思いますが、いかがでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

それでは、次回の委員会で、そのような形で説明を受けることといたします。  都市開発部、よろしくお願いをいたします。  所管事務調査について、本日は継続とし、閉会中の継続調査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

それでは、そのようにいたします。  次に、執行部より報告があります。  はじめに、都市開発部、お願いをいたします。

武藤剛

まちづくり調整課より1点、ご報告させていただきます。  お配りしている資料の西小松川町、東小松川一・二丁目地区地区計画の都市計画決定について、A4の資料をご覧いただければと思います。  地区計画が2月26日に都市計画決定し、告示されましたので、ご報告いたします。  令和2年6月に、本地区につきましては、まちづくり協議会を設立し、約2年半にわたり12回、地震や火災に強いまちづくりについて話合いを重ねてまいりました。  そして、令和5年4月には、その内容を取りまとめたまちづくり提言書が協議会から区に提出されました。  これを基に、地区計画を作成いたしまして、決定をしたというところでございます。  地区計画の概要でございますけれども、図の赤線で囲った部分が地区計画の区域でございまして、1番から3番の位置、面積、地区の概要は記載の通り、西小松川町、東小松川一丁目・二丁目の面積約51ヘクタールの地区でございます。  4の目標につきましては、道路や公園等の整備を進めまして、災害に強い安全で安心して暮らせる市街地の形成を図るため、「水とみどりと人を感じる、住んで良かったと思えるまち」としております。  決定内容でございますけれども、地区計画のルールとして、建物の用途や敷地面積、壁面の位置の制限など、6項目でございます。  また不燃化を推し進めるため、東京都安全条例に基づく新たな防火規制、こういったものを導入いたします。  まちづくり活動経過は、先ほど申し上げたとおりでございます。  最後に、これまでの決定までの流れでございますけれども、これまで説明会等を開催いたしまして、公告・縦覧を経て、都市計画審議会にお諮りし、2月26日に決定、告示されたものでございます。  来年度から密集事業を開始していきたいと考えております。  なお、都の手続き上、新たな防火規制の決定については、運用開始は5月頃を予定しております。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

次に、土木部、お願いをいたします。

大竹則之

既に委員の皆様方にはご案内させていただいておりますけれども、A4の横版でございます、都市計画道路補助第288号線(南篠崎)の供用開始並びに相互通行化についてご報告させていただければと思います。  昨日、議案審査で現場視察いただきまして、ありがとうございました。  本路線につきましては、平成14年度に事業着手させていただきまして、図のとおり、京葉道路から東井堀親水緑道までの街路整備が概成したために、明日3月14日午後3時より相互通行化を行わせていただきます。  これによりまして道路ネットワーク形成が一層図られて、交通の流れの円滑化はもとより、これまで生活道路に流入していました大型車などをこの都市計画道路へ転換し、地域全体の安全性の向上を図れるものと考えてございます。  裏面をご覧ください。  こちらには、補助第288号線の事業概要でありますとか、左上には都市計画道路の役割と事業効果の図、また、右下には整備前後の写真を載せさせていただいてございます。

島夛弘毅

土木部保全課からは、2点ご報告させていただきます。  まず1点目ですが、交差点名標示板落下防止対策工事の完了を報告させていただきます。  先日もご報告しましたが、昨年の11月20日にJR小岩駅前で信号機についております標示板が落下し、下を通行している方に怪我を負わせるという事故を起こしてしまいました。申し訳ありませんでした。  被害者の方は、今年1月にお会いしたのですが、傷のほうはすっかり完治いたしまして、対策工事のほうを確実に進めていただくようにと、お言葉をいただきました。  落下原因のほうを東京都立産業技術センターというところへ、破断面の分析を依頼いたしました。  そちらの結果が2番目に書いてあります。  まず、取付金具自体、こちらに欠陥があるという考えもあったのですけれども、元々の取付金具に欠陥はございませんでした。  それから、金具自体には、目では見えないんですが、顕微鏡で見ると分かるぐらいの微細なひび割れが入っておりまして、金属疲労が発生したことが分かっております。  それから、最終的な破断の原因ですが、過負荷、大きな荷重が加わったことにより金属が破断、そういう結果でした。  それらの分析結果を踏まえまして、強風の繰り返しにより、金具に金属疲労が発生している状態で突風を受けたことにより、過負荷により、金属が破断したという結論を推測しております。  こちら、突風は被害者の方が証言されて、突風が吹いた後に看板が落ちてきたというような証言をいただいたので、このように推測しております。  3番目が落下防止対策工事ですが、先日もお知らせしましたが、まずは落下防止ワイヤー、これを全ての標示板に設置いたしました。  それから、標示板の取付位置なんですけれど、金具を真ん中のように取り付けて、できるだけ風の影響を受けにくい、そのような取付位置としております。  今後の作業としましては、当然、日常点検は行うのですけれども、1年に一度、地上から目視点検、これは期間を決めて行います。それから5年に一度、これは高所作業車を用いた近接目視点検、こちらを行っていく予定でございます。  続きまして、私道防犯灯LED化リース事業のLED灯交換工事の完了のご報告でございます。  昨年7月より開始しました私道防犯灯のLED化のリース事業で、今年の2月末までにLED化工事を完了させる予定ということでしたが、無事に2月末で、全ての私道防犯灯のLED化が完了いたしました。  3月1日から、これから10年間の維持管理をリース事業によって行ってまいります。  改めてですが、リース事業者は大和リース株式会社が行っております。  今回、LED灯の交換灯数としましては、3,941灯、こちらの交換が完了いたしました。  先ほど申しましたが、3月からこれから10年間、大和リース株式会社のほうで維持管理を行ってまいります。  その間の電気料金のほうは、今までと同様に、江戸川区のほうで、電気料金の助成のほうは行ってまいります。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

ただいまの報告について、何かご質問ございますでしょうか。

神尾昭央
神尾昭央無所属の会

私から1点、確認をさせてください。  交差点名の標示板の落下についてでございますが、対策を早々にしていただきまして、ありがとうございます。  以前、この件をご報告いただいた際に、区が設置したものが202枚ということと、これとは別に、国や都が設置したもので358枚あったかと思います。  こちらについては、どのような対策になっているか、状況を教えていただければ幸いです。

島夛弘毅

落下防止ワイヤーを設置しましたのは、あくまで区で管理しております、202枚でございます。  東京都と国のほうは、それぞれ道路管理者として点検を行っておりまして、特別、ワイヤーの設置というようなお話は聞いてございません。

神尾昭央
神尾昭央無所属の会

区のものだけでなく、区内には区以外が管理しているものもこれだけ数があるわけですので、当然こちらについても、管理者は違うとはいっても、区民の目からしたら同じ公のものであるわけですので、しっかりと区としても、その辺も注視していく必要があるかなと思いますので、引き続き、よろしくお願いします。

牧野けんじ
牧野けんじ日本共産党江戸川区議員団

私からも交差点の標示看板落下についてですけれども、落下原因について分析をされたということなんですが、この強風の繰り返しによる金属疲労という、この繰り返しということについては、経年の繰り返しによるというものであるという理解で良いのかということと、それから、微細な亀裂を伴う金属疲労についてですけれども、この金具そのものについては、これは規格品のような形で、どの信号も、もっと言えば国道も都道も同じ規格品のようなものを使っているのか、その辺りの確認をさせてください。

島夛弘毅

まず、経年の劣化かどうかということでございますが、平成26年に信号がLED化された際に、今回の金具が取り付けられておりますので、約9年間の繰り返しの荷重による金属の疲労と考えております。  また、今回の金具ですが、東京都が出している標準構造図と同じ金具を使っておりますので、東京都と今、区が使っている金具は同じでございます。  国の金具のほうは、ちょっと確認できておりません。

牧野けんじ
牧野けんじ日本共産党江戸川区議員団

金具については、東京都の基準に基づくということですけれども、顕微鏡で見ないと分からないぐらいのというような亀裂だということですので、なかなか目視で見つけるというのも大変なところがあるかもしれないですけれども、とにかく再発防止ということで、二度と起きないようにということで、引き続き区としても、ワイヤーも付けていただきましたけれども、意を用いていただきたいというふうに思っています。  それから、強風が繰り返しということでは、地元では、従前からたくさん幾つかビルが建つ中で、ビル風が強くなっているというようなお話も伺ってきたところです。  そういった点について、特に小岩駅周辺は再開発が今後も進んでいきますので、やはり、通常のインフラというところで留意していただきたいというふうに思うところです。  最後、もう1点確認で、実際に落下したJR小岩駅前の交差点標示板は、今まだ外されたままの状態ですけれども、今後、再設置をしていく、そういう見通しがあるんでしょうか。

島夛弘毅

JR小岩駅前の標示板ですが、現在は外したままの状態です。  強風が吹くという条件でもありましたので、今のところ復旧しない方針で考えております。

牧野けんじ
牧野けんじ日本共産党江戸川区議員団

ちょっと位置の関係とかもあると思うので、他の場所についても今一度、チェックするというようなことも必要かなというふうに思います。

岩田将和
岩田将和区議会自由民主党

簡潔に2点、よろしいでしょうか。  まず、今の標示板の落下についてなんですけれども、私のほうからも確認をしたいのですね。  まず、この度の標示板の落下について、被害に遭われた方が完治をされたということで、良かったなというふうに思っております。  この度の責任の所在について確認をしたいんですけれども、これは道路管理者は言うまでもないと思うのですけれども、例えば製造者の責任というのはどうなんでしょうか。

島夛弘毅

この金具の元々の欠陥がなかったかどうかという分析を行いましたので、そういう意味では、製造者の責任はないと考えます。

岩田将和
岩田将和区議会自由民主党

もう1点、よろしいでしょうか。  私道の防犯灯のLED化のリース事業についてなんですけれども、これなぜ10年間なんでしょうか。  これ、10年間というのは、何か理由はあるんでしょうか。

島夛弘毅

これは区道の街路灯のリース事業を開始したときも、そういう議論があったのですが、リース事業者のほうが、10年間のリース期間がないと、LED化工事との採算が合わないというか、そのようなヒアリングの結果を受けて、10年間というふうに設定させていただいております。

岩田将和
岩田将和区議会自由民主党

採算が合わないというのは、ちょっと私、不勉強なんですけれども、もう少しこれ詳しく教えてください。

島夛弘毅

今回の10年間のリース期間なんですけれども、一番のメリットとしましては、一番最初にLED化、今回3,941灯ですけれども、それを一気に交換できるというメリットがございます。  ただ、その分、当然費用はかかるわけでございまして、その10年間のリース料と、その工事の分というのが、事業者側で採算が取れる期間というのが10年間というふうに聞いております。

立原直正

ちょっと補足させていただきます。  いわゆる業界のサウンディングした結果というのが今、保全課長が申し上げたとおりですが、もう1点はLEDのいわゆる耐用年数が、現時点においては最低10年ぐらいというようなところで、各地区導入されてきているという経緯がございまして、そこも勘案しての10年間という設定をさせていただいております。

岩田将和
岩田将和区議会自由民主党

耐用年数、ここも加味しての10年間のリース契約ということで理解をさせていただきました。

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

それでは、以上で執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕

田中寿一
田中寿一区議会自由民主党

それでは、今後の委員会でありますが、次回4月は12日(金)、午前10時を。また、5月は9日(木)、午前10時を、それぞれ予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上で、本日の建設委員会を閉会いたします。                     (午前10時43分 閉会)