// 発言者(4名)
// 発言(11件)

本日の進め方についてお諮りします。 議事に入り、第93号議案を議題とし、討論及び採決を行います。それが終わりましたら、閉会中における特定事件の継続調査申出についてお諮りし、次の委員会を通知して散会。このような順序で進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

これより議事に入ります。 第93号議案 特別区道の路線の廃止及び認定について、以上を議題とします。 昨日の委員会で質疑までは終了しておりますので、これより討論を行います。 御発言のある方はどうぞ。

神宮外苑地区の再開発事業は、事業者の利益を優先するため、都市計画公園を削除し、樹木や環境を犠牲にして、3棟の超高層ビルなどを建設する計画であり、私ども日本共産党は反対してきました。 しかも、再開発事業者である三井不動産や伊藤忠商事は、小池都知事や自民党の政治家のパーティー券購入を否定せず、利権が絡んでいる疑惑が深いことがこの間の説明会等で分かりました。 この再開発事業の最初に建設される新ラグビー場は、廃止しようとしている区道の上に位置しており、区道廃止の議案が通れば、玉突き式に再開発事業が進んでしまう非常に重大な決断となります。 計画の進め方や環境への影響について、国内外から批判や注目を集めていることからも、徹底して民主的で丁寧な対応が必要です。 しかしながら、区は区道廃止の議決前に、三井不動産との間で基本協定書と覚書を締結しており、事前に議会に対して何の相談も情報提供もありませんでした。このようなやり方は、区民の代表である議会を軽んじるもので、民主主義的な進め方に反します。 内容をある程度確定し合意した上でなければ議案として提出できないという御説明でしたが、事業者と勝手に合意してからでは遅いのです。 今後の権利変換の手続などは、議会の議決事項ではないということであれば、なおさら議会に対する事前の説明や情報開示が必要ですが、それに対しても事後に報告するという姿勢で、とても容認できるものではありません。 また、委員会には基本協定書や覚書などの資料が示されず、権利変換後の従後資産が使用できない間の補償金の算定方法などについても資料が示されず、明確な答弁もありませんでした。 廃止される区道に代わる区民の財産が毀損されていないか、適切なのか、検証可能な情報の開示を改めて求めるものです。 区道は区民の財産であり、今回の区道廃止は、神宮外苑地区の再開発事業をこのまま進めるのかどうかが問われる大きな問題であるため、区民から、説明会の実施や区道廃止の議決前にパブリック・コメントを行うよう要望する陳情が出されました。 パブリック・コメントは、本議案を継続審査とすれば実施は可能ですが、与党会派の皆さんがそれには反対をされたので、大変残念です。 また、区道が廃止されれば、再開発事業の工事が順次進むことになりますが、樹木などについての専門的な知識を持つ方々から、再開発事業によって環境に重大な影響があり得るという懸念が多く示されている中で、現地自治体である新宿区が現場で既に不具合が出ている樹木の移植を見に行くことすら拒否し、都や事業者が問題ないと言っているから問題ないのだという態度を取っていることも問題です。 以上で反対討論を終わります。ありがとうございました。

また、特別区道43-670につきましては、国立競技場側の歩道がありまして、そこには歩道部分に点字ブロックもあります。視覚障害者が安心して通行できるように配慮していただきたいというお願いもさせていただいております。 また、区に対しても、計画の進捗に合わせて、今後も説明会を含む分かりやすい情報発信を事業者に求めていただくよう、お願いもさせていただきました。 新宿区としましては、次の100年に向けた多様な緑化の計画の推進及びさらなる樹木の保全に努めるよう求めてまいりますという答弁もいただいております。この件、しっかりお願いしたいと思います。

神宮外苑は、もともと国民の献身・献木によってつくられた100年の森であり、世界に誇る文化的資産であり、都市部の貴重な自然環境です。これは本当に唯一無二の日本の豊かさを象徴するものであると考えております。 自然環境面においても、日本全体をつないでいく水脈の重要な拠点の一つであり、ここの取扱いについてはやはり慎重な議論を重ねていく必要があると考えております。 これまで多くの方々がこの再開発事業や樹木の伐採について、本当に様々な方法を使って、日々の生活を少し横に置いて、この再開発事業を見直すように求めて、対話を求めて活動をしてきました。 それに対する行政や事業者の態度は、なかなかその思いを酌み取ってくれているようには、ちょっと考えられないような対応が続いていると、この間の議論を通じても考えさせられました。 共通の目的があるはずなんですね。環境保全であるとか、歴史、それから、どういうものを子どもたちに、未来につないでいくのかという大きな目的において、行政、事業者、住民の皆さんにはそんなに乖離する部分はないと思われます。 しかしながら、このようにして反対運動が起こり、それでも行政がスケジュール等を盾に、どんどん進めていくこの議論形成の在り方にこそ、やはり現在日本が抱えている問題があると私は感じております。 法令を盾に問題なく手続を進めることだけでは不十分であるということです。しっかりと目的が果たされるように、表面的ではない本質的な議論をこれからも求めていきます。 自然環境などは、守ることが難しいということは歴史が証明していることです。今、立ち止まるべきときだと思います。 区民が声を上げ、こうして届けてくれること、なぜそのような活動をしているのかをきちんとくみ取っていただいていると思えるような議論形成ができるように、互いの合意点を探る手助けを行政はするべきだと思います。 今回の第93号議案は、そういう意味でこの再開発事業を今後どうするのかという大切なポイントになるところでした。 昨日の議論で、東京都が主導して進めているんだというお話でした。そうであるならば、むしろ今この再開発事業を改めて考えてみる時間はあるはずだと考えます。 神宮外苑の木を切るのは簡単です。でも、その木を取り戻すには、また100年の時間がかかるという、その価値を改めてみんなで一緒に考えていきたいと私は思います。 以上の理由から、この区道の付け替えについて、私は反対をいたします。

それでは、第93号議案 特別区道の路線の廃止及び認定について、起立により採決を行います。 本案は、原案のとおり可決すべきものと決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

よって、第93号議案は可決すべきものと決定しました。

◆杉山直子委員 私、杉山直子と沢田あゆみ委員は、ただいまの当委員会の決定について、少数意見を留保いたします。

◆さわいめぐみ委員 私、さわいめぐみは、こちらの決定について、少数意見の留保をいたします。

少数意見報告書は、速やかに委員長を経て議長まで提出願います。 以上で、当委員会に付託された議案の採決は終了いたしました。 次に、閉会中における特定事件の継続調査申出についてお諮りします。 1、環境保全について、1、リサイクル・清掃について、1、道路及び河川について、1、公園及び緑化について、1、都市計画について、1、住宅対策について、1、建築指導について、以上の事項について、閉会中も調査することの申出をしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

次の委員会は改めて通知いたします。 以上で、本日の委員会を散会いたします。 お疲れさまでございました。