// 発言者(9名)
// 発言(126件)

会議録署名議員は、 9番 三沢ひで子議員 30番 えのき秀隆議員 を指名します。 ---------------------------------------

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○議長(渡辺清人) 次に、事務局次長に諸般の報告をさせます。

2月25日に行われた予算特別委員会で、委員長にのづケン委員、副委員長に野もとあきとし委員及び高月まな委員が互選されましたので、報告します。 ---------------------------------------

受理した陳情は、陳情付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託しましたので、報告します。 〔巻末諸報告の部参照〕 ---------------------------------------

日程第1を議題とします。 〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 7番杉山直子議員。 〔7番 杉山直子議員登壇、拍手〕

議員提出議案第2号 新宿区保健事業の利用に係る使用料等を定める条例を廃止する条例につきまして、福祉健康委員会において、佐藤佳一副委員長と私、杉山直子は賛成し、少数意見を留保しましたので報告いたします。 本議案は、新宿区のがん検診を無料化することで、区民の検診受診の促進を目指すものです。 第5期新宿区健康づくり行動計画によると、がん1次検診受診率の目標は60%ですが、残念ながら新宿区の実際の受診率は20%前後と目標値までには隔たりがあります。 福祉健康委員会においては、本条例の提出者より、がん検診を完全無償化している自治体は9区、一部無償化している自治体は6区と、既に多くの自治体が無償化に踏み出しており、来年度の各区の予算においても、目黒区では、これまで申込制だった受診券の発送を50歳以上かつ前年未受診の対象者への一斉送付に拡大したり、品川区では、新たに5大がんの検診全ての無償化に踏み出したりと、無償化が広がっていく傾向が見られることが示されました。 検診の受診率を大幅に向上させるためには、複数の施策の組み合わせが効果的と言われています。新宿区としても、受診率の向上に向けて、きめ細かい勧奨を行うなど、努力をしていることは認識していますが、なかなか実を結んでいないことからすると、何らか別の方策を取り入れることも必要と考えます。 区は、乳がんと子宮頸がんについては、国からの補助で無料クーポンを配付しており、これを継続する第23号議案の提案理由として、がん検診の利用の促進を図るために、その利用に係る費用の無料化を継続する必要があるためとしています。このことからも、無料化が受診率を上げるための重要なファクターだということは明らかです。費用負担についても、今の区の財政力からすれば、問題ないと考えます。 各議員におかれましては、本議案に対して、ぜひ御賛同いただきますようお願いいたしまして、少数意見報告を終わります。(拍手)

これから、起立により採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、否決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、委員会審査報告のとおり承認されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 20番佐藤佳一議員。 〔20番 佐藤佳一議員登壇、拍手〕

この条例は、2025年度税制改正により、給与所得控除の最低保障額が55万円から65万円に引き上げられたことにより、控除額が10万円上がり、65万円に拡大されました。この改正に伴い、介護保険料が低い段階に下がる人が620数人いるとのことです。該当する人にとっては、物価高が続く中、負担が減ることになり助かります。ところが、国は保険料収入が減るため、施行令を改定して、現行のままの保険料になるようにしてしまうという、あまりにひどい対応を取りました。 質疑の中で、23区の区長会では、このような国の対応に異論が出て、被保険者の理解は得られないとする要望書を国に提出したことが明らかになりました。新宿区では、介護保険会計の基金を活用し、保険料を引き下げたことで、不足する分を補填する予定でしたが、施行令の改定が目前で時間がなく、国に押し切られてしまったとのことです。 今回の新宿区や23区の姿勢と努力は、区民の立場に立って要望したことであり、その努力は評価できます。本来なら、保険料が下がるべき人が下がらない国の姿勢こそ大問題です。国のなりふり構わない、このようなやり方に抗議する意味で、反対します。 以上で少数意見報告を終わります。(拍手)

これから、起立により採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、これに対する少数意見報告書が文書により提出されております。 これから起立により採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、これに対する少数意見報告書が文書により提出されております。 これから起立により採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

予算特別委員会の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。 29番のづケン議員。 〔29番 のづケン議員登壇、拍手〕

なお、今後新たに補正予算が付託され、その審査が予定されておりますが、今回はさきに付託されました第1号議案から第4号議案までについての御報告とさせていただきます。 本特別委員会は、去る2月25日の本会議におきまして、議長の指名による18名の委員をもって設置され、第1号議案から第4号議案までの各会計予算の審査を付託されました。 2月26日から審査に入り、各会派を代表した13名の委員による総括質疑が3月2日まで行われました。総括質疑終了後、各款ごとに審査を行い、3月11日のしめくくり質疑まで審査が行われました。 令和8年度予算案は、基本方針を「健全な区財政の運営を基本に置き、第三次実行計画を着実に推進するとともに、区政の総合力の向上と区政課題の解決に向けて進取果敢に取り組む予算」として編成されたものです。 このような予算案に対して、区長の区政に対する基本方針をはじめ、個々の施策を含む行財政全般にわたり、委員各位から積極的かつ活発な質疑が行われました。 主な質疑内容を挙げますと、財政運営方針の転換について、民泊の適正な運営について、ウエルビーイングの推進など新基本構想・新総合計画策定を見据えた中長期的な視点による区政運営の実施について、児童福祉施設等における虐待事案の未然防止の徹底について、補聴器購入助成制度拡充に係る経過措置の課題について、多文化共生について、都の予算を活用した地域の生活と調和した観光促進事業について、保育現場の環境改善について、民泊事業者に対する対応について、国保の前納について、国保逃れについて、自衛官募集事務についてなどの質疑がありました。 また、3月10日には、第1号議案に対する修正案が杉山直子委員、佐藤佳一委員、沢田あゆみ委員から提出され、提案説明とそれに対する質疑を行いました。 最終日には、しめくくり質疑が終了した後、第1号議案から第4号議案まで、修正案を含み一括して討論を行った後、順次起立により採決を行いました。 以上の結果につきましては、お手元に配付しました予算特別委員会議案審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定した次第です。この第1号議案から第4号議案までの委員会決定に対しまして、5人の委員からそれぞれ原案に対して少数意見の留保がなされました。 各委員におかれましては、それぞれの立場から各事業の着実な推進により区民の生活を支える区政運営が実現できるよう、連日、熱心かつ効率的に御審査いただきましたことを委員長としてお礼を申し上げます。 また、区長をはじめ、理事者の皆様からは、誠意を持って御答弁いただき、深く感謝申し上げます。本特別委員会での審査を通して、各委員から出された貴重な意見につきましては、予算執行に当たり、積極的かつ十分に御留意いただきますことを強く望むところであります。 最後に、会議の運営につきまして、委員各位並びに理事者の皆様から、柔軟な対応に御協力いただきましたことをここで改めてお礼申し上げます。 以上をもちまして、予算特別委員会における審査の経過概要とその結果の報告を終わりにします。(拍手)

また、予算特別委員会で留保された少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、順にこれを許します。 最初に、38番沢田あゆみ議員。 〔38番 沢田あゆみ議員登壇、拍手〕

予算特別委員会で、高月まな副委員長、佐藤佳一委員、杉山直子委員、そして私、沢田あゆみの4名は、第1号議案から第4号議案、第1号議案に対する修正案について、少数意見を留保しましたので、報告します。 私たち日本共産党新宿区議団は、来年度予算編成に向けて、区内で活動する各種団体、個人の皆さんと懇談を行い、区政アンケートはこれまでに2,700通の回答をお寄せいただきました。それらを通じて寄せられた要望を踏まえ、昨年10月8日、来年度予算編成に対する重点85項目を含む508項目の要望を吉住区長に提出いたしました。 区長提案の来年度予算案には、学童クラブの拡充、災害時要配慮者個別避難計画の作成、おくやみ相談窓口の設置、補聴器購入費補助の拡充、ネズミ対策の拡充、朝の子どもの居場所づくり、自閉症特別支援学級の設置など、私どもの要求が取り入れられた部分もあります。その中には、1%マイナスシーリングで事業費を削減した財源を使い、レバレッジ事業と銘打って実施する事業もあります。数百万円の事業を実施するのにマイナスシーリングで事業費を削減しなければ実施できないものではなく、本来であれば、もっと前に実施すべきであったと考えます。 一方では、本庁舎の移転・建て替えのために庁舎整備基金に2025年度の補正予算で10億円、2026年度当初予算で16億円を積み立てるとしています。庁舎整備基金の積立てが優先されれば、区民生活を応援する施策の実施が後継に追いやられたり、実施が遅れるということになりかねません。 来年度の予算案は、特別区税の税収は増え続けており、2026年度も前年度比約30億円の増、特別区交付金も約9億円の増と、税収は増える傾向にあります。基金残高の見込みも今後増加していく見通しが示されており、堅調な財政状況であると言えます。 しかし、区民生活は、区民意識調査でも、今困っていると答えた人の割合が大きく増えているように、物価高騰の影響で厳しさが増し、国際情勢の悪化なども考えると、今後もさらに厳しくなることが予想されます。 このようなときこそ、区民に最も身近な区政が区民の暮らしと営業を応援することが求められていますが、他区に比べても、新宿区はその姿勢が弱いと言わざるを得ません。 私たちは、区民生活を支援するため、第1号議案に対する修正案を提出しました。ジェンダー平等の観点から、本庁舎や地域センター、児童館、学童クラブ、子ども総合センターへの生理用品の配置、生活保護世帯への夏の見舞金支給、がん検診の無料化、介護人材確保支援、耐震化支援、区立学校の学用品や修学旅行の無償化を実現するためのもので、新宿区の財政力から見ても十分対応可能であり、修正案には賛成です。 一方、区長提案の第1号議案から第4号議案については、以下の理由により反対です。 最初に、第1号議案についてです。 補聴器購入費助成については、制度が改善され、3万3,000円または3万5,000円から7万2,450円に引き上げられますが、今年度申請したため、不利益となる方々への経過措置について、全員を対象としないだけでなく、経過措置の周知のために通知をするということも拒んでおり、問題です。 耐震化支援についても、国や都が補助制度を拡充し、推進が求められている事業であるにもかかわらず、不燃化地域以外に拡大することを拒否し続けています。 中小業者に対する支援策については、経営力強化支援事業が廃止されました。区内の飲食店の廃業はさらに増える傾向にあります。中小業者の皆さんからは、光熱費への支援策などを求める声を聞いてきましたが、区はそうした声に応えようとしません。 生活保護については、国の10%カットの違法性が最高裁により断罪されたにもかかわらず、国はその半分しか補償しないという理不尽な対応となっている中、区は、国の補償金の全ての対象者に個別に通知することを拒み、夏の猛暑から命を守るための夏の見舞金の実施も拒み続ける姿勢は容認できません。 新基本構想の策定については、区民参画と情報公開に関する区の姿勢が20年前の現基本構想策定時から大きく後退しています。その象徴が町会・自治会への対応です。区政や地域の課題について最も関心を寄せ、解決に力を尽くしている町会・自治会に対して、一方通行のアンケートを実施するのみで、ディスカッションの場を設けようとしません。ボトムアップで区民参画の下、策定していこうという姿勢が感じられず、現基本構想と自治基本条例の理念に反するものです。 指定管理者の労働基準法違反事例が後を絶ちません。特に区の外郭団体である公益財団法人新宿区勤労者・仕事支援センターは、三度にわたる労働基準監督署からの是正勧告を受け、その後の労働環境モニタリングでも5件の労働基準法違反を指摘され、今年度また労働基準法違反が判明しました。労基署から是正勧告を受けたときには、5年遡って未払い賃金を払いましたが、今回は3年しか遡らないという対応の違いは、整合性が取れず、これまでの不祥事を全く反省していないと言わざるを得ません。 教育行政について申し述べます。 給付型奨学金の充実に消極的な姿勢は変わらず、新年度に向け、23区でさらに広がっている学用品、修学旅行などの無償化を拒む姿勢は容認できません。区立幼稚園の弁当給食提供や私立幼稚園の給食費補助にも消極的で大変残念です。 次に、第2号議案についてです。 国民健康保険料における前納制を2026年度の保険料から導入するとしていますが、その目的や経緯から見て、外国人差別と言わざるを得ず、認めることはできません。 国保料は、2025年度の値上げは回避されましたが、それまでは24年連続値上げが続き、負担は限界です。低所得者が多いという制度そのものの構造的な問題があり、社会保険の適用拡大により、保険料の負担増に拍車をかけています。一般財源を投じて保険料の引下げをと提案しましたが、受け入れられず、第2号議案には反対です。 次に、第3号議案についてです。 介護保険の基準保険料は、制度開始当初の約2倍となっており、現在の国、都、自治体と保険料との負担割合を続ける限り、区が多段階化の工夫をしても値上げは止められません。物価高で区民の暮らしが厳しさを増していても、保険料が値上げになることを容認する姿勢は認められません。よって、第3号議案には反対です。 次に、第4号議案についてです。 後期高齢者医療保険制度は、一定の所得のある方の窓口負担が2022年10月から2割負担となり、配慮措置も2025年9月で終了しました。これによって確実に負担は増えており、1割負担の人に比べ、2割負担の人のほうが受診率が若干低いことは認めながらも、適正だとする見解は容認できません。そもそも年齢によって加入する制度を区分すること自体が世代間の対立を生むなどの問題をはらんだ制度であり、反対です。 なお、私どもがこの予算特別委員会で質疑した内容や要望につきましては、今後の区政に反映されることを求め、少数意見報告を終わります。(拍手)

〔37番 さわいめぐみ議員登壇、拍手〕

本定例会に上程されました令和8年度新宿区予算、第1号議案から第4号議案及び修正案にいずれも反対し、少数意見の留保をいたしましたので、御報告いたします。 2022年、ロシアによるウクライナ侵攻、2023年のパレスチナ・イスラエル戦争、そしてイスラエルが行っているガザ地区のパレスチナ人に対する徹底したジェノサイド、そして、今年2026年は、アメリカによるベネズエラ攻撃、イスラエルとアメリカによるイラン攻撃から始まりました。世界の秩序が法による支配から力による支配の時代へと転換していく様を恐れと怒りとを持って注視しています。 日本においては対米追従の政策を踏襲、明確な国際法違反と考えられる件についても、健全な批判ができないばかりか、米国の求めに応じる姿勢であることに危機感を募らせています。 国内経済は低迷のまま大規模災害が相次ぎ、その復興も支援もいまだ十分とは言えません。3.11、東日本大震災から15年たった今もまだ事故を起こした原発の廃炉の見込みは立っておらず、原子力緊急事態宣言下に置かれています。 自明の理であった高齢化を来るに任せ、雇用の流動化と不安定化、低賃金構造の固定化を広め、ジェンダー平等も女性の地位向上も少子化も打開できないまま、労働力不足をさらに低賃金の外国人労働者で補い、排外主義が急速に広がりました。外国勢力としての脅威度でいえば、旧統一教会のほうが何倍も高いにもかかわらずです。実質的な移民政策と言える外国人労働者の待遇は奴隷制度に等しいと国連から再三指摘を受けている実態があり、国際社会における日本の地位を毀損しています。 このような中で、戦争をしない国づくりのために何ができるか、平和をどう構築していくか、貧困、不平等、不公平な社会をどう是正し、合理的な政策を進めることができるか、区民の皆さん、区行政側の皆さんとともに、誰もが生き生きと生きられる社会へどのように向かっていく道筋があるのか、そのためにどうあるべきなのか、これらを胸に問いながら予算特別委員会に臨みました。 これまで、れいわ新選組 新宿として求めてきた合理的な政策や包摂的な姿勢、実際に日々の業務に真摯に邁進しておられることは、そこここにうかがい知ることができ、その点において区行政の評価を下げるものではありません。 しかしながら、独立した地方自治体としての活力を感じるには、まだまだ遠い実感があります。2年前と変わらない硬直化した考え方と対応とがうかがえる部分があり、このままでは憲法25条の最低限の権利への違憲状態さえも打開していくことが難しい、区民の提案や意見、生きることは諦めさせられる方向だと感じるところがありました。 さきの戦争の傷跡もまだ癒えぬまま、新たな紛争が次々と起こり、日本は既に加害に手を染め始めています。その責任、原因を遡るとき、その指先は、国や行政側だけでなく、私自身にも、恐らく国民全体にも向かいます。区政も都政も国政も地続きです。いつでもここからそれらを見直していかなくてはならないという思いです。 私は、幾つかの障害者福祉施設で拝見した障害者アートの取組、一人ひとりを個人として大切にする在り方や、前科者の更生支援なども積極的に行う社会連帯経済の取組の中に、これからの日本、未来への希望を見いだしました。これからこれらの考え方を今後の支えとし、区政にも訴えていく所存です。 また、区職員の皆さんへの信頼は変わらず、今後の取組に期待いたします。 以上が反対する理由です。御清聴ありがとうございました。(拍手)

これから、順次起立により採決します。 最初に、第1号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第2号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第3号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第4号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 7番杉山直子議員。 〔7番 杉山直子議員登壇〕

この条例は、区内で3年以上勤務する介護・福祉職員に対して、奨励金を支給することにより、働き続けるモチベーションを上げ、人材の定着を図ることを目的とするものです。 介護・福祉分野の人材不足は深刻で、2040年には69万人不足すると言われています。人材不足の理由の筆頭は低賃金であることです。そして、大事な仕事であるにもかかわらず、社会的評価が低いことや、精神的・肉体的な負担が大きいことなどなどがあります。そのため、せっかく働き始めても3年未満で辞めてしまう人が非常に多い一方で、ここを乗り越えた人は仕事にやりがいや楽しさを見いだして定着する傾向があります。その3年目の壁を乗り越えるためのインセンティブを設定することは、人材定着のために有効であると考えます。 本条例は、江戸川区が行った施策を参考にしていますが、他の自治体においても、介護・福祉人材確保のための取組が行われています。2026年度の他区の予算でも、家賃補助など、介護・福祉人材の処遇を改善する動きが見られます。新宿区としても何らか手を打たなければ、ただでさえ不足する区内の人材がさらに区外に流出してしまうことも考えられます。 江戸川区では、この奨励金制度によって一定の人材の定着を見たとのことです。新宿区においても、このような取組を採用すべきと考えます。 各議員におかれましては、本議案に対して、ぜひ御賛同いただきますようお願いしまして、少数意見報告を終わります。(拍手)

これから、起立により採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、否決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、順にこれを許します。 最初に、8番高月まな議員。 〔8番 高月まな議員登壇、拍手〕

本議案は、公営住宅に落選し入居することができない世帯などが民間賃貸住宅に入居している場合の家賃の一部を助成することにより、区民の負担の軽減を図り、区民が安心して新宿区内に住み続けられるよう支援することを目的とするもので、区民の生活の安定、福祉の増進に資するものと考えます。 質疑では、区内の公営住宅は倍率が高く、当選することが非常に難しいことが改めて確認され、直近の昨年11月の募集では、18戸の募集に714名の申込者があり、約39倍とのことです。その一方で、区内の民間の賃貸住宅の家賃高騰について、上昇傾向は続いていて、1平米当たり平均約4,000円の後半台、60平米では30万円を超えることもあるという答弁がありました。 区内に住み続けることが難しい状況で、特に高齢の単身者が部屋探しで非常に苦労していることは、区の窓口にも相談があり、各委員もいろいろな御相談を受け、把握していることが確認されました。私も、一人暮らしの高齢者から立ち退きを迫られながら転居先がなかなか見つからず、何とか公営住宅に入れないかと御相談を受けたことがありますが、同じような苦労をされている方が少なくないと思われます。 日本の公営住宅は少ないと言われていて、国際的にはフランス、イギリスなどでは住宅ストックの約15%が公営住宅と言われていますが、国際人権法でもうたわれる「住まいは人権」という考え方に照らしても、本来的にはまず公営住宅を増やしていくことが必要で、本条例のように公営住宅に希望しても入居できない方への支援として、別の形で家賃助成という施策を設けることも非常に意味のあることだと考えます。 議員の皆様方におかれましては、ぜひ御賛同いただきますようお願い申し上げ、少数意見報告といたします。(拍手)

〔37番 さわいめぐみ議員登壇、拍手〕

本定例会に上程されました議員提出議案第3号 新宿区安心居住支援家賃の助成に関する条例について、環境建設委員会にて少数意見を留保いたしましたので、御報告申し上げます。 本議案は、公営住宅に落選した世帯に家賃助成をすることによって、区に安心して住み続けられるよう助成を行う内容です。 先日、高騰する首都圏の住居費への対策を求める「家賃高すぎ。なんとかしろ!デモ」が新宿区内で行われ、約200人の市民が公営住宅の増設や家賃補助の実施などをアピールいたしました。不況と物価高、賃金がなかなか上がらない中で、家計における家賃の負担割合は大きく、引っ越したくても礼金や敷金等のまとまった費用が必要となり、簡単には住み替えをすることはできません。安定した住まいがあるかないかは、心にも体にも大きく影響を与える事項です。住まいの不安をできるだけ取り除き、区民が生きる力を発揮できる環境を整えるべきです。 憲法25条は、健康で文化的な生活を営む権利を定めています。区営住宅には700世帯ほどもの落選者があり、供給量不足が常態化、多くの要望に応えられていない現状があり、こういった助成の施策、何らかの施策が必要だと考えました。 以上の理由から、本議案に賛成をいたしました。住まいは権利であると申し上げ、報告を終わります。(拍手)

これから、起立により採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、否決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 32番近藤なつ子議員。 〔32番 近藤なつ子議員登壇、拍手〕

ただいま一括議題となっております議員提出議案第4号 新宿区立学校における学用品の給付に関する条例及び議員提出議案第5号 新宿区立学校における修学旅行費の無償化に関する条例の2議案について、文教子ども家庭委員会において、私、近藤なつ子は賛成し、少数意見を留保いたしましたので、報告します。 議員提出議案第4号についてです。本議案は、区立学校における教育活動に必要な学用品を給付することにより、保護者の経済的負担を軽減し、教育の機会均等を図る必要があるものです。 委員会の審査では、どのくらいの予算になるのか、その予算を恒常的に出し続けることはできるのか、所得制限をする考えはないのかなどの質問が出されました。 23区では既に実施している台東区、葛飾区、足立区、荒川区、港区、品川区の6区が来年度から実施予定の板橋区、中野区、千代田区、大田区の4区を合わせると10区になり、一気に広がっています。新宿区でも小・中学校合計で約2億3,800万円で実施ができます。保護者負担の軽減を図ることはもちろんですが、中野区では学校での徴収そのものを撤廃することで、教員が子どもに向き合う時間を確保するとしています。義務教育は無償とする憲法第26条の実現に近づくため、必要な条例と考えます。 次に、議員提出議案第5号についてです。本議案は、区立学校における修学旅行費を無償化することにより、保護者の経済的負担を軽減し、教育活動の充実を図る必要があるものです。 修学旅行の費用は、年々上がっています。現在新宿区では、7万7,500円前後かかっています。分割して徴収するとはいえ、保護者にとって大きな負担です。中学3年間の中でかけがえのない思い出となる修学旅行の費用について、生徒自身も心配なく、実施できるようにすることは行政の役割です。 23区では既に実施している葛飾区、墨田区、足立区、荒川区、実施区の中で来年度からは所得制限をなくす港区、品川区、そして、来年度から新たに実施する中野区、江戸川区、台東区、江東区と10区になりますが、全て所得制限がなくなっています。新宿区では、約5,700万円で実施できます。新宿区でも実施すべきと考えます。 国が小学校の給食無償化のため、半額を予算化すれば、約3億円の財源が生まれます。2つの議案でかかる約2億9,500万円は区の持ち出しが減る分でほぼ賄える金額です。学校給食に続き、区立学校全ての児童・生徒に係る学用品、修学旅行の費用を無償にしようではありませんか。 各議員におかれましては、以上2つの議案にぜひ御賛同いただきますよう呼びかけまして、少数意見報告を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)

これから、順次、起立により採決します。 最初に、議員提出議案第4号について採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、否決されました。 次に、議員提出議案第5号について採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、否決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これから、説明及び委員会付託を省略し、採決します。 本案を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、原案のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

〔吉住健一区長登壇〕

ただいま議題となっています第41号議案は、議案付託表のとおり、福祉健康委員会に付託します。 〔巻末議案付託表の部参照〕 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

〔吉住健一区長登壇〕

ただいま議題となっています第40号議案は、議案付託表のとおり、総務区民委員会に付託します。 〔巻末議案付託表の部参照〕 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

〔吉住健一区長登壇〕

ここでお諮りします。 ただいま一括議題となっています第37号議案から第39号議案までは、予算特別委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

第37号議案から第39号議案までは、予算特別委員会に付託することに決定しました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

8陳情第2号は、自治・議会・行財政改革等特別委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

8陳情第2号は、自治・議会・行財政改革等特別委員会に付託することに決定しました。 〔巻末特別委員会付託陳情の部参照〕 ---------------------------------------

○議長(渡辺清人) ここで、委員会開会のため休憩します。

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第37号議案から第41号議案までの委員会審査報告書が提出されました。 これを本日の日程に追加したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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追加日程第1を議題とします。 〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 20番佐藤佳一議員。 〔20番 佐藤佳一議員登壇、拍手〕

本議案の内容は、2026年度の国民健康保険料の医療分では、均等割が300円増、所得割は0.2ポイント減ですが、後期高齢者支援金等分で均等割800円増、所得割率が0.11ポイントの引上げです。介護納付金分は均等割が1,200円増、所得割が0.18ポイントの引上げで、そして新たに加わった子ども・子育て支援納付金均等割が1,873円、所得割率は0.27ポイントと大幅な値上げです。 被保険者の保険料は、介護分なし世帯が前年から6,222円増の14万3,615円で4.53%アップ、介護分あり世帯は前年から9,500円増の18万6,080円で5.38%のアップとなります。 昨年は保険料が値下げとなりましたが、値下げ分を上回り、過去最高の保険料となりました。国民健康保険は、高齢者など所得が低い加入者がほとんどです。質疑を通じてこの間の社会保険の加入対象拡大の法改正により、加入者が協会けんぽなどへ異動して、負担能力の高い加入者がさらに減り、今後50人以下の人数要件がなくなれば、国保から社会保険への切替えがさらに進み、深刻な事態となるのは必定です。 そんな中で、議員の国保逃れが問題となりました。国保料を自ら引き上げておきながら、その議員が国保から逃れるなど言語道断ですが、それだけ高いということの証左でもあります。物価高で今まさに暮らしが大きな打撃を受けている状況の下で、自治体としては、あらゆる手だてを尽くして保険料の値上げを抑制することが必要であると考えます。 次に、子ども・子育て支援金についてです。 政府は、少子化に歯止めがかからないとして、こども未来戦略加速化プランを掲げ、異次元の少子化対策を打ち出しましたが、少子化を招いた政策に対する反省もまともな財源確保策もないまま、出してきたのは公的医療保険に上乗せし、新たに国民から徴収する子ども・子育て支援金制度です。新年度からそれぞれの公的医療保険から徴収され、3年間かけて段階的に引き上げることになっており、世代間の分断を招くものです。国が責任を持って税金で負担すべきです。 最後に、国保料の前納制についてです。 新宿区は海外から転入した人の国民健康保険の加入に当たり、2026年度から初年度の保険料を前納制とするとしています。導入経緯からいっても、外国人差別の制度と言わざるを得ません。 3月14日に行われた新宿区国民健康保険運営協議会でも異論が出て、学識委員の2人を含む4人の委員が反対しました。1人の学識委員の方は、技能実習生で2か月後に働き始めることと分かっていて国保から社保に切替えになる、そのような人も前納にするのかの質問に、一旦前納で払い、社保に移ったら還付することになるとの答弁に疑問を投げかけ、外国人で未納になっている要因を丁寧に分析すべきと発言し、反対されました。 一方で、他区は外国人割合が高くても慎重姿勢を取っています。これまで区が制度の丁寧な周知や多言語対応など収納率を上げてきたことは評価できるものです。その対策を強化することで改善を図っていくべきです。 憲法に違反し、国際人権規約にも違反の前納制には反対です。 以上で少数意見報告を終わります。(拍手)

これから討論を行います。 通告がありましたので、順に発言を許します。 最初に、37番さわいめぐみ議員。 〔37番 さわいめぐみ議員登壇、拍手〕

第41号議案 新宿区国民健康保険条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論いたします。 本条例は、後期高齢者の医療費負担の増加の議論や国の制度改正による子ども・子育て支援金の追加徴収などにより国民健康保険料負担が上がる内容です。加えて、主に外国人加入者の保険料未納への対策として、前納制度も盛り込まれました。 反対する理由を述べます。 1つは、国民、区民への周知と議論、理解醸成がしっかりとされたのかどうか、もう一つは、財源への疑義、もう一つは、人権の観点から一言申し述べます。 今回、国主導で追加された子ども・子育て支援金制度は、本来歳出改革と賃上げによって社会保険負担を軽減する効果を生み出し、その範囲内で構築するため、実質的な負担は生じないとの方針でした。しかし、結局は実質的な負担増となっているのではないでしょうか。 子どもは社会が支えるもの、そのことに異存はありません。しかしながら、長引く不況の中で、一部では独身税などとも呼ばれており、いまだ国民、区民との議論、理解醸成が十分に行き渡っているとは考えられず、さらなる分断を生む可能性もあります。本質的な議論がもっと必要です。 次に、財源への疑義です。 国は過去最高税収、大企業は過去最高益を更新し続けている一方で、国民負担率だけが上がり続け、2011年の38.8%から2022年には48.4%となりました。税の役割である富の再分配はどのように行われているのでしょうか。 国内経済を底上げするためには、GDPの5割を支える個人消費を促すことが必要であるのに、そのための原資が国民の手元にはありません。また、問題となっている医療費の増加を防ぐためには、OTC類似薬の負担増や受診控え、介護サービスをためらわせる経済政策では本末転倒です。 次に、保険料前納制度についてです。 区は、かねてより議論のあった外国人の方々への国保未納の原因を調査し、保険制度の理解が進んでいないからであると結論づけました。それならば、まずは保険制度の周知に努めることが先決であると考えますが、区が行ったことは、わざわざ自民党へ申入れに行って、出入国在留管理庁と連携した通報制度と国保の前納制度を進めることでした。差別的であると言わざるを得ません。 少子化は、安心して子どもを産み育てられるという選択肢を政府がつくろうとしないことに原因があります。労働人口の不足を補うのに、安い労働力としての実質的な移民政策を導入したことの責任を政府は取るべきです。 そして、今、必要なことは、そういった現実を踏まえた上で、あるべき姿を議論し、区民に一番近い行政機関として、区民の声を国へ届けることだと考え、反対いたします。 以上、反対討論とさせていただきます。(拍手)

〔28番 古畑まさのり議員登壇、拍手〕

第41号議案 新宿区国民健康保険条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論いたします。 本議案は、子ども・子育て支援金の創設や保険料の前納制など被保険者負担に関わる重要な内容を含んでいます。 子ども・子育て支援金については、医療保険料に上乗せして徴収する仕組みであり、本来、子育て支援は社会全体で広く負担すべきものであるから、税を基本とする財源で補うべきではないという点について、これまで懸念を示してきました。すなわち、医療保険制度の枠組みの中で、医療とは直接関係しない給付の財源を求めることは、制度の分かりやすさや納得感の観点からも課題があると考えています。 一方で、少子化対策は待ったなしの課題です。本来あるべきは、保険料負担増に安易に頼るのではなく、税による明確な負担と徹底した歳出改革によって財源を捻出することです。その原則を踏まえつつも、社会保障全体の持続可能性という観点から、子育て世代を支える仕組みを現実に動かしていく必要があります。 今回の制度は、こうした社会保障全体の再分配の一環として位置づけられるものであり、一定の制度修正も踏まえ、現時点において運用を前に進めることはやむを得ない判断であると考えます。 その上で重要なのは、この仕組みを前提とするのではなく、不断の検証と見直しを通じて、より合理的で分かりやすい制度へ改善していくことです。負担の在り方や事業効果については、不断の検証を行い、本来あるべき財源の姿や制度設計について、国に対して引き続き見直しを強く求めていきます。 さて、未納対策としての前納制について申し上げます。 前納制は、これまで本会議で繰り返し提起してきた未納対策が具体的な制度として形になったものであり、まずその点を評価いたします。新宿区の現状を見れば、その必要性は明らかです。 令和6年度、外国人の国民健康保険料の収納率は約52%にとどまり、全体の73%と比べても大きな差があります。しかし、ここで重要なのは、単に国籍の違いを問題とすることではありません。日本人においても、収納率は決して高いと言えず、国保全体そのものが未納を生みやすい構造を抱えているという点です。給料天引きが基本の被用者保険と異なり、国保は自己納付である以上、未納が生じやすい、この構造的問題にどう向き合うかが問われています。その中で、前納制は短期滞在や転出リスクに対応し、あらかじめ保険料を確保する合理的な仕組みであり、制度の持続可能性を高める現実的な対応であると評価します。 また、本制度は、日本人も含めた設計となっており、国籍によって一律に区別するものではありません。求めているのは、外国人への強化ではなく、ルールが求められる制度をつくることです。制度の基準は、あくまで実態とリスクに基づくべきことであり、国籍による線引きであってはなりません。運用に当たっては、明確な基準と丁寧な説明を徹底し、差別との誤解を招かないよう最大限の配慮が必要です。同時に、個別事情へは配慮しつつも、例外の積み重ねによって制度が形骸化することは避けなければなりません。制度の信頼性は公平で一貫した運用によってこそ担保されます。問うべきは国籍ではなく、ルールが守られているかどうかです。制度を守るための見直しは進める、しかし、公平性と人権は決して損なわない、この原則の下、本議案に賛成いたします。(拍手)

これから、起立により採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、これに対する少数意見報告書が文書により提出されています。 これから、起立により採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 ---------------------------------------

〔巻末委員会継続審査・継続調査申出書の部参照〕

各委員会の申出について、さきに自治・議会・行財政改革等特別委員会に付託の決定をしました8陳情第2号と併せて、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

よって、閉会中の継続審査とすることに決定しました。 ---------------------------------------

〔巻末委員会継続審査・継続調査申出書の部参照〕

各委員会の申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

よって、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 ---------------------------------------

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〔吉住健一区長登壇〕

ここで、令和8年第1回区議会定例会を閉会するに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る2月17日に開会いたしました本定例会は、令和8年度一般会計予算をはじめ、多数の重要案件につきまして御審議をいただき、先ほどこれら全てを議了し、閉会の運びとなりました。 本定例会で御審議いただきました令和8年度予算は、「健全な区財政の運営を基本に置き、第三次実行計画を着実に推進するとともに、区政の総合力の向上と区政課題の解決に向けて進取果敢に取り組む予算」と位置づけられ、区長から提出されました。 予算特別委員会の委員の皆様には、区民生活が直面する諸課題につきまして、限られた財源の効果的・重点的な配分など、様々な観点から、それぞれのお立場で御審査いただきました。 会期中における議員各位をはじめ、理事者の皆様の御協力に深く感謝の意を表しますとともに、区民の信頼に応え、さらなる区政の発展のために、皆様には今後とも格段の御尽力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 大変簡単ではございますが、これをもちまして閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ---------------------------------------

会議を閉じ、令和8年第1回新宿区議会定例会を閉会します。