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委員会令和 5年 9月産業建設委員会2023/09/28

令和 5年 9月産業建設委員会

公式会議録(原文)を見る →

// 発言者(12名)

寺田晃台東区議会公明党
発言8
田中宏篤台東区議会自由民主党
発言6
反町英典
発言5
原島悟
発言4
浦里健太郎
発言3
弓矢潤台東区議会公明党
発言3
石塚猛台東区議会自由民主党
発言3
長廣成彦
発言3
冨永龍司維新・参政・無所属
発言1
服部征夫
発言1
川口卓志
発言1
村上浩一郎維新・参政・無所属
発言1

// 発言(39件)

冨永龍司
冨永龍司維新・参政・無所属

ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

服部征夫

おはようございます。よろしくお願いします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

原島悟

それでは、第68号議案、東京都台東区特別区道における道路構造の技術的基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。  本案は、歩行者利便増進道路等に関し、規定の整備を図るため提案するものでございます。  お手数ですが、新旧対照表をご覧ください。第32条、交通安全施設に関する規定に自動運行補助施設を追加いたします。また、第43条を第44条とし、第43条として歩行者利便増進道路に関する規定を新設いたします。  今回の改正につきましては、平成25年の本条例制定以降、これまでに行われた国の道路構造令の改正のうち、本区の管理する道路に必要な条文について同様の規定とするためのものでございます。  施行日は公布の日といたします。  説明は以上でございます。  本案につきましては、原案どおりご決定くださいますよう、よろしくお願いいたします。

川口卓志

それでは、文化産業観光部の令和5年度第3回補正予算についてご説明いたします。  資料1をご覧ください。歳出でございます。補正額245万4,000円の増額、補正後の額は53億9,257万6,000円です。文化振興課における大河ドラマ「べらぼう」活用推進に係る経費として、245万4,000円を計上しています。  ご説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

浦里健太郎

それでは、資料2をご覧ください。項番1、台東区経営持続化特別資金の受付期間の延長です。  (1)延長理由につきましては、物価高騰等の影響により、区内中小事業者は依然として厳しい経営状況が続いていることから、引き続き資金繰りを支援してまいります。  (2)延長期間につきましては、令和5年9月30日から令和6年3月29日までです。  (3)今後の予定件数、(4)対象者につきましては、資料記載のとおりです。  (5)その他として、国の特別利子補給制度等の3年間の補助が終了していることや、区のあっせん制度においても今後利子を合わせた返済が本格化することから、先を見据えて相談体制についても一部変更して対応いたします。  具体的には、台東区産業振興事業団が実施する経営サポート相談において、コロナ禍での支援金、助成金の相談に加え、業績回復につなげる販路拡大、観光事業者のインバウンド対応、事業承継等の相談を厚くいたします。ついては、相談員の構成を一部変更し、これらに精通する中小企業診断士を増やした体制といたします。  また、多忙な事業者に中小企業振興センターに出向いてもらわず、日本政策金融公庫上野支店などの関係機関先でも経営相談ができるよう、中小企業診断士による出張相談を新たに実施いたします。いずれも関係機関に周知し、10月から実施いたします。  次に、項番2、今後の予定です。本件については、区ホームページや広報たいとう、そして関係支援機関に対して周知いたします。  2ページ以降はご参考として、新型コロナウイルス関連特別資金の概要と利用状況を記載いたしました。まず、ご参考の①をご覧ください。台東区経営持続化特別資金については、実行ベースで3,758件、166億1,116万円をあっせんしています。  次に、②新型コロナウイルス感染症対策借換特別資金については、実行ベースで1,765件、140億2,008万円、3ページの③経営安定化借換特別資金については、実行ベースで334件、36億5,045万円をあっせんしています。  ご説明は以上です。よろしくお願いいたします。

寺田晃
寺田晃台東区議会公明党

参考までに最近の相談状況をざっと、ざっくりと教えていただければと思います。

浦里健太郎

融資に関することでよろしいでしょうか。

寺田晃
寺田晃台東区議会公明党

はい。

浦里健太郎

ここのところ、台東区経営持続化特別資金の延長についてお問合せをいただいております。9月末までということだったので、本会議初日の区長発言でもさせていただいているとおり、今延長を含めて進めておりますということ。あとは、セーフティネット保証制度が今後どうなるかというお問合せもいただいていて、12月まで延長するということで国が通知を出しておりますけれども、これについてもホームページで公開して皆さんに情報提供を図っているという状況でございます。

寺田晃
寺田晃台東区議会公明党

コロナウイルスが始まったこの大変な状況の中、最近では物価高騰も続く中、皆さん大変な中、やりくりして、また相談も対応していただいているんですけれども、このように延長していただくことは高く評価させていただきたいと思います。  また、報告にもありましたように、販路拡大等の相談について、新しく相談員の構成を一部替えながら体制を強化していただいて、また、出張相談もやっていただけるということで、期待するところではございます。  今後の予定のところに周知やご案内の方法をうたっているんですけれども、相談体制の一部を変更したり、また出張も行っていくということを、もちろん考えていらっしゃるとは思うんですけれども、分かりやすく、そして何度もご案内して助けていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

反町英典

それでは、公民連携によるパブリックスペースの利活用に関する社会実験の状況につきましてご説明させていただきます。  資料3をご覧ください。項番1、目的です。本事業は、まちなかにおける公園などの空間・地域資源等を活用し、人々の交流の場を創出することにより、まちづくりの観点から地域の活性化を公民連携で進めることを目的としております。  項番2、実施状況です。本事業につきましては、令和4年第4回定例会の本委員会において実施状況を報告させていただきましたが、その後も継続して行ってまいりましたので、その状況についてご報告させていただきます。  (1)竹町公園では、令和5年3月4日に社会実験を実施し、ランドセルや学生服のリサイクル、駄菓子の販売や花を使用したワークショップなど、様々な店舗が出店し開催いたしました。  主催は、てん実行委員会という区内のものづくり分野や飲食関係の方々などで構成された団体が企画運営を行っております。  表は、公園内に滞在している方を1時間ごとに調査したものでございます。  (2)小島公園では、4月1日に実施し、子供たちに人気の駄菓子販売のほか、花の販売や紙飛行機を作り、飛距離を争う体験型の企画も用意いたしました。  また、ブックリサイクルという不用になった本をご持参いただき、ほかの本と交換できる企画など、人と人とが交流できる新しい企画も実施いたしました。  (3)精華公園では、5月6日の連休期間中に実施いたしました。こちらでは、これまでの出店内容に加え、メイクアップ体験などの企画も行いました。  恐れ入ります。次のページをご覧ください。(4)御徒町公園では、6月3日に御徒町台東中学校が主催者となり、吹奏楽部のミニコンサートを企画し、ボランティアとして都立の忍岡高校の生徒さんがお手伝いをしてくださるという新しい形態の社会実験を予定しておりました。しかし、残念ながら台風のために中止となってしまいました。  なお、現在、中学校主催の社会実験の実施につきましては、再度調整中でございます。  (5)竹町公園でも、6月3日に社会実験を予定しておりました。同じ日に近隣の公園で別の社会実験を実施することでにぎわいの相乗効果について検証を行う予定でしたが、こちらも残念ながら台風のために中止となってしまいました。  (6)妙経寺では、8月29日に台東区が主催者となり、民有地であるお寺の敷地の利用のご協力を得て、初めて公共空間以外の社会実験を実施いたしました。当日はベンチや人工芝などを配置し、図書館から借りてきた本のコーナーやけん玉などの昔遊びコーナーを設置し、家族連れの方々を中心にご利用いただきました。  また、妙経寺さんと等覚寺さんのご住職によるお寺の案内もしていただきました。  台東区内には地域資源としてお寺が数多くあり、地域交流を図るためにパブリックスペースとして利用することの可能性を感じることができました。  (7)御徒町公園は、9月2日に実施し、腹話術ショーや野菜の販売などの新しい出店も行われました。しかし、当日は気温が非常に高く、表にあるとおり、夕方に来場者は増えてきましたが、全体的に少ない状況でございました。  また、今回報告させていただきました3月から9月の期間に来場された一部の方々には、アンケートへご協力いただいております。その反応としましては、マンション住まいなので屋外のイベントは気持ちが開放的になるや、こうした取組から新住民の地域の居場所がスムーズにできると、魅力的で安全なまちになるなど、比較的好意的な反応を多くいただきました。  項番3、今後の進め方です。これまで社会実験を継続的に実施してきた結果、来場していただいた地域の方が公園等のパブリックスペースの活動に興味を持たれ、ボランティアとして活動に参加してくださったり、出店されるなど、少しずつではありますが、地域の交流は広がってまいりました。今後は、これまで社会実験を実施していない地域へ活動範囲を広げるとともに、中心となり活動を行う新しいまちづくりプレーヤーの発掘などにも努め、まちづくり活動が地域の皆様により近いものに感じてもらえるよう、引き続き取り組んでまいります。  報告は以上です。よろしくお願いいたします。

弓矢潤
弓矢潤台東区議会公明党

私自身も精華公園のほうに参加させていただきました。大変にぎわっておりまして、すごくいい取組だなというふうに感じました。  そこで、2点ほどご質問させていただきます。まず、どのような方が参加されていたのでしょうか。年代や台東区内外など分かる範囲で教えていただけますでしょうか。

反町英典

こちらはアンケートを取った方からのご回答になってしまいますけれども、年齢としましては20代から30代、また40代から50代ということで、お子さん連れの方、家族連れの方が非常に多いという状況でございました。  また、区内の方、区外の方につきましては、3月が90%、4月が80%というような割合で、区内の方が非常に多く来てくださいました。  また、5月のゴールデンウイーク期間中につきましては、まち歩きをされている方が非常に多かったということもありまして、区外の方が多いという状況になったものでございます。

弓矢潤
弓矢潤台東区議会公明党

ありがとうございます。年齢も20代から50代まで、またお子さんや親御さんなどかなり幅広いということで、あと区内外も、月によって区内だったり区外だったり、すごく多くの方に来ていただいているということが分かりました。  区内だったら地域や町会とのつながりを深めるきっかけにもなりますし、先ほど課長からお話があったように、あまり触れ合わない人たちもこういうのがあるからこそ触れ合うということで、すごくいい取組だなと思いました。また、区外の方は、その流れで地域に足を運んでいただくきっかけにもなると思いますので、これからさらに進めていただきたいと思います。  もう1点、これは開催されているのが南部地域ですごく多いなという印象なんですけれど、最後に今後の進め方と書いてありますが、今後の進め方についてさらに詳細などありましたら教えていただけますでしょうか。

反町英典

委員ご指摘のとおり、今回、これまでの開催はどちらかというと南部地域が多いというふうな状況になってございます。今回実施してくださっている主催者の方が、やはりそちらのほうを主体的にということでおっしゃってございます。これからもまだ実施していない区内各地でこの取組は進めていきたいと思ってございますので、中心となるまちづくりプレーヤーの方の発掘や、現在いろいろな方々と接触して開催していただけないかとアプローチしているところでございますので、そちらがまた進んでまいりましたら、区内各地でこのような取組が、引き続きできればというふうに考えているところでございます。

弓矢潤
弓矢潤台東区議会公明党

ありがとうございます。私もてん実行委員会の代表の方にお会いしてお話させていただいて、SNSも上げていいですかといって上げさせていただいたんですけれど、本当にすごくいい取組なので、北部地域など全域に広がればいいなと思いました。  あと、最後に、私が行ったのは11時頃の、資料で見ると100人ぐらい来ていたんですけれど、それでもまだ入れるような感じがしました。実際人がいっぱいいたら、あっ、何しているのかなというふうに人がさらに増えるということがありますので、人をさらに増やせるように、これからも広げていっていただきたいなと思います。ありがとうございました。

寺田晃
寺田晃台東区議会公明党

すみません、物すごく期待する事業の一つでもあるので一言確認させていただきたいんですけれど、それぞれの内容が物すごくいい内容で、区民の方もこれを知れば時間があれば寄っていただけるのではないかなと、わくわくするような内容ばかりで、ちなみにこういうものをやるときに、町会の掲示板とかではご案内されているんですかね。

反町英典

委員ご指摘いただきましたとおり、町会の案内版にポスターを掲示させていただきましたり、あと区のホームページやツイッターなどでも周知しているところでございます。  また、本取組の中の主催者、てん実行委員会さんのほうにつきましては、主催者のインスタグラムやSNS等で周知していただいたり、また、今回実施する会場の近隣の小学校、中学校、幼稚園、保育園等には学校を通じて周知も行っているところでございます。

寺田晃
寺田晃台東区議会公明党

私もホームページとか冊子で確認しているんですけれども、もう少し詳しく載せてもいいかなと。飛行機づくりは記憶にはあるんですけれど、それ以外は少し、私の記憶力不足なのかもしれないのですけれども。  また、今回はできなかったのですけれども、吹奏楽のミニコンサートもすごく期待するところで、お声がけすれば、芝居をやっている中高生の方もいらっしゃいますし、いろいろな発表をする場所の提供にもなりますし、いろいろな相乗効果が期待できるのではないかと思いますので、力強くこれらを進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

石塚猛
石塚猛台東区議会自由民主党

やはり、これ偏っているよ。中身は非常にいいし、これに意見を述べる必要はない、すばらしい事業だと思いますよ。だけれど、11地区があるのに、偏っていますよ、これ。誰が見てもそういうだろうと思うのね。北部地域というのは――、台東区なんだから、その辺はバランスを考えて、――、台東区内なんだから、やはり実績としても清川地区や雷門地区・馬道地区などでも実施してほしいね。  それともう一つは、川べりの辺り、まだまだ発掘できると思うので、一層努力してほしいことと、周知について、気がつかないほうが悪いと思われると非常に困るんだね。例えば今度、来月かな、競泳のオリンピック代表選手が清島温水プールに来るんだよ。そういうときに、政治の世界で生きている私などだったら、会場に入り切れないほど人を集めるよ、必死に。票になるもんな。それを言ってしまうとあれになるんだけれど、そういう必死さがないんですよ。  かつて田中小学校といって、現在のたなかスポーツプラザに、鉄棒のゴールドメダリストが来たんだよ。観客が地域の人たちで200人そこそこ。私なら本当に、もう入らないでください、席もありませんからというぐらいに集めますよ、私がそれを知ったらね。ただ、終わった後に気がついたのね。私がぼうっとしていたのかもしれないけれど。  だから、やはり周知というのは当たり前のように広報すればいいというものではないのね。我々みたいに結果を出さないと、バッジをつけられないんだから、必死でやらないと。それでも失敗する人は中にもいるんだよね。そのぐらいの厳しさを理事者側に求めてはいないけれども、せっかくこういういい事業をやっているんだから、もうちょっと周知をうまくやってください。よろしくお願いいたします。

田中宏篤
田中宏篤台東区議会自由民主党

すみません、今いろいろ意見が出まして、北部地域のこともあったんですけれど、1点だけ確認なんですけれど、様々な公園でのいろいろな催物というのは、この実証実験の前にもずっとあったんですけれども、この実証実験と各公園で行われているイベントとの切り分けというか、違う部分というのはどういったところなのかをちょっとご説明いただけますでしょうか。

反町英典

1つは、活動の目的というところが異なってくるかと思います。いろいろなイベントをされている中では、産業に関することですとか、観光に関することで公園を活用していることもあるかと思いますが、都市計画課で実施しておりますのは、地域の方々の交流の場を創設させていただきまして、コミュニティ醸成を図っていただきながら、皆様の住んでいらっしゃるまちを考えていただきながら、まちづくりを進めていただきたいということを目的としてございますので、目的が違うというふうに認識しているところでございます。

田中宏篤
田中宏篤台東区議会自由民主党

分かりました。  やはり地域の方に対するイベントという部分で、一例を挙げれば盆踊りなどですね、公民連携の形ではないと思うんですけれども、そういったイベントもひっくるめてこの社会実験を行って、それを拡大していくというか、そこの区分けというのが、ここに載ってくる事例とそうではない事例があるというのがやや複雑な部分もありますし、地域を盛り上げたいという気持ちは一緒で、北部地域でも様々なイベントは行われているので、そういったイベントも拾って同じ構図の中に組み込めていけるように考えていっていただければと思います。  私からは以上です。

石塚猛
石塚猛台東区議会自由民主党

公民連携と大上段に構えているけれど、実際はこの間、7町会の青年部が東浅草でやったイベントには、公道で雨が降る中、子供だけで1,000人以上来ていたよね。そして、7つの町会の青年部が競って違うゲームをやり、子供がちゃんとリストを持って、7つの町会を回ったかどうかもやって、準備が実にうまくいった。だから、公のあれなど何も入っていないよ。青年部が自ら考えて、そしてある区議会議員など必死にやっていたよ、もちろん自民党だけれど。――、おおいと言ったら、全く青年部になり切って、町会同士が競うから、子供たちも迷うことなくそういうリストを自分で持って、親もついて、全部のところを回って、並んで整理して、そして遊ばせて、あるいは体験させて、7町会が全く別メニューでやって、本当に区役所の関係者に見せたかったよね。私は最初から終わりまでいたけれども、なかなかのものでしたね。  だから、そういうことはもう民間で既にやっているわけですよ。そこへ公民連携というんだから、公が入るんだからよっぽど実益を上げないとね。そういう意味ではこの人数は物足りないですよ、実際は。来るのを待っているんだよ。やはり町会の青年部や町会が動くというのはすごいものですよ。これはもう皆さん体験していると思うんだね。  例えば、話がちょっと飛ぶけれど、災害などでも、結果をいろいろ学者に聞いてみると、そういう体験をした人としない人では雲泥の差が出てくると、いざというときに。自分で体を動かしてどうしたらいいかというのは、体験しないと出てこない。だから、子供を遊ばせるのだって、育てるのだって、体験しなければならないということを、やはり我々は認識をしなければいけないのではないかと強く思って質問を終わります。

長廣成彦

それでは、中高層建築物の建築紛争に関する取組の検討状況について説明いたします。  資料4をご覧ください。本件は、中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例について、実効性向上を図るための検討状況を報告するものでございます。  初めに、項番1、検討の背景です。区内において活発なマンション建設が続くとともに、区民の居住環境に対する関心が高まっている中、中高層建築物の建築に係る建築主と近隣住民による対立が頻繁に生じております。そのため、建築主と近隣住民による適切な対話を促進し、相互の理解醸成を図り、建築紛争の発生抑制と円滑な解決につなげるため、現在、今後の取組について検討を進めております。  次に、項番2、これまでの区の取組です。(1)の条例に基づく対応につきましては、地域の生活環境の維持向上のため、高さ10メートルを超える建築計画を対象に、標識設置や近隣住民への説明を義務づけ、建築主への指導や調整に取り組んでおります。  (2)の要綱に基づく対応につきましては、良好な教育環境の保持のため、近隣に学校等がある高さ15メートルを超える建築計画を対象に、条例より30日早い標識設置や説明会開催を義務づけ、子供のプライバシー確保や交通安全対策の促進に取り組んでおります。  次に、項番3、検討状況です。(1)説明会開催についてです。現行は、建築主による説明方法、説明会または個別説明とし、資料記載の①と②の場合に説明会開催を義務づけているところですが、計画初期からの建築主と近隣住民による理解醸成を図るため、資料記載の①・②に加えまして、現行条例での区分の1つとなっております高さ31メートル、または延べ面積3,000平方メートルを超える高層、大規模な建築計画について、条例での説明会義務づけを検討しております。  (2)話合い機会の確保についてです。現行は、条例等に具体の規定が設けられていないことから、計画の進捗に応じた建築主と近隣住民の適時適切な対話を促すため、条例における話合い機会の確保に関する規定の明記を検討しております。  (3)学校等への配慮についてです。現行は、要綱において規定しているところですが、本制度の実効性向上を図るため、要綱規定を条例に移行の上、条例で一体的に運用することを検討しております。  最後に、項番4、今後の予定です。第4回定例会で条例改正議案を提出し、お認めいただければ来年4月から改正条例を施行したいと考えております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上浩一郎
村上浩一郎維新・参政・無所属

ここにいらっしゃる委員の皆さんもそうだと思うんですが、今本当に台東区内はマンション建設ラッシュで、近隣の方々からの騒音問題とかそういったことで、皆さん相当ご相談を受けられているのかなと思っているんですが、今回のこの取組というのは私はすごく高く評価させていただきますし、一歩進んだなというふうに感じさせていただいているんですが、現実問題として、説明会があったとき、設計会社と建設会社はよくお見えになるのですが、最終的にこちらの要望等々をお伝えするときに、建築主の方、もしくは事業者のそれなりの責任者の方がお見えになることがあまりないものですから、今後、今回一歩進んだことによって、そのことも少し進めて検討していただきたいなと思っております。  例えば駐輪場の問題でお話をすると、どうしても建築主さんは採算を取りたいので、お部屋を一つでも多く造りたいわけですね。でも住民の方からすると道路に自転車等を置かれると不便が生じるといった、そういったお話をするときに、では持って帰って建築主さんにお話しますと、そういうことが多々あるので、その辺も含めてもう一歩進めていただければと思っています。要望にしておきます。

寺田晃
寺田晃台東区議会公明党

私も活動しながら、こういった建築紛争については村上委員もおっしゃったように、8年から10年ぐらい前から地域でいろいろな相談事が増えて、対応させていただきました。説明会も可能であれば参加させていただいて、見守らせていただいたんですけれども、最近の状況を改めて聞かせていただければと思います。

長廣成彦

年間の延べ相談件数をお答えいたします。令和4年度は618件、令和5年度は8月末時点で150件となっており、年にもよりますが、毎年500から900件程度の相談に応じながら建築紛争の防止と解決に努めているところでございます。  相談内容といたしましては、建築主側の説明状況に起因いたします建築主側の対応改善に関するもののほか、騒音、振動に関するものが多い状況でございます。  また、相談の対象となっております建築計画につきましては、高さ31メートル、または延べ面積3,000平米を超えるものが最も多くなっておりまして、全体の半数を占めている状況でございます。

寺田晃
寺田晃台東区議会公明党

本当に、このように相談が続くということは、大変な状況が続いているんだなというふうに感じております。  たまたまなのかもしれないんですけれども、私のところでは若干相談が落ち着いてきて、業者さんも結構丁寧に説明会をやっていらっしゃるのかなというふうには感じていたんですけれども、そうではなくて、現場では紛争が続いていて、だからこそこのように改善して進めていただいているとは思うんですけれども、課長も含め、所管の皆さんも本当にいろいろ調整していただきながら対応していただいたんだなというふうに改めて感じました。  先ほども説明いただいたように、説明会の開催も、こういった高さ31メートル以上とか、また延べ面積3,000平方メートル、このように基準を設けてやっていただければ、建築紛争も少なくなっていくのかなというふうに感じております。  説明会に携わらせていただきながら、やはり業者さんも人間ですし、もちろん地元にいらっしゃる皆さんも対話しながら、お互い理解し合っていけば、譲れる部分は譲っていただいて、紛争も解決するものだというふうに体で感じております。  その中で、ちょっともう一つ確認したいんですけれども、項番3の(2)の話合いの機会の確保についてというところで、こちらでは条例において話合いの機会の確保に関する具体の規定明記を検討というふうにうたっているんですけれども、具体的にはどのようなものを想定されていらっしゃるのでしょうか。

長廣成彦

区では現在、近隣住民から業者と話し合いたい、改めて説明を受けたいという相談があった場合には、業者に対しまして申し出された方との話合いや説明の実施に向けた要請、働きかけ、または必要に応じた指導を行っておるところでございます。  こうした対応を踏まえまして、明記内容といたしましては、近隣住民から求めがあった場合の建築主による話合い機会の適切な確保を規定する文言を加えたいと、現時点では考えておるところでございます。

寺田晃
寺田晃台東区議会公明党

今後、紛争が解決できるようにしっかり検討していただいて、進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

田中宏篤
田中宏篤台東区議会自由民主党

こちら、条例の改正案ということで、第4回定例会で具体的な形になって出てくる予定ということで、すごく楽しみにしております。特に話合いの確保に関する部分について具体的な規定を明記とか、学校への配慮ですね。この辺が明記されるのは非常にすばらしいことだと思います。  ただ1点、この紛争という部分においての課題で、それが条例の改正案に盛り込めるかどうかは別なのですけれども、私がやはり感じているのは、建築の前に解体がありまして、結構建築紛争のトラブルの発端は、解体時にトラブルになってその不信感が続くという構図があるなというふうに思っておりまして、そこの解体部分に関しては、ちょっとこちらに関しては条例の趣旨とはそれるかもしれないのですけれど、一連の流れの中でそういう課題があるということは感じております。  また、私自身も実は実家を建て直すようなことがあったんですけれども、その場に住む方が事前にいろいろな方とコミュニケーションを取って建てるときには、まあなかなか建築紛争に発展しないんですけれども、事業者等々がぽっと来て突然始めるというときに、やはり事前のコミュニケーションができていないというところで、形式上説明会を開催して、ただそのときにはもう修正が利かない内容になっていたりということも多々ある、往々にしてあると。  そういう意味でいいますと、やはり早期の意見の調整というか、近隣との折衝というのが必要になる。そういったことをクリアしていくと建築紛争にはなかなかなりづらいのかなというふうに思っておりまして、ただ、そこをどこまで条例で定めるかというのはなかなか難しい部分がありますので、条例制定に当たって課題感としてそういう部分もあるということはご認識いただいた上で、もちろんこの条例の検討状況の内容、すばらしいものだと思うので、そういったことも念頭に置きつつ力強く進めていただければなと思います。  そこの要望だけで、以上で終わります。

原島悟

それでは、土木担当の1番、凌雲橋の架け替えにおける概略設計についてご説明いたします。  今回は昨年度完了した概略設計の結果についてご報告いたします。  資料5をご覧ください。項番1、経緯でございます。凌雲橋は、昭和3年に当時の鉄道省が建設し、現在では橋梁本体をJR東日本が所有し、区は道路として認定し管理しております。この橋は、平成28年度に実施した耐震照査の結果や、現在の橋を残しての耐震補強工事が困難である等の理由により、現在架け替えの方向で検討を進めております。平成30年度にはJR東日本と共同で調査・比較設計を実施し、最適な橋梁形式、アーチ橋を選定いたしました。その後、令和2年度から4年度にかけ、JR東日本と共同で概略設計を実施いたしました。  項番2、概略設計の概要でございます。(1)期間は、令和2年度から令和4年度、設計内容は、(2)に記載のとおりです。(3)事業費につきましては、4,697万2,200円で、区とJR東日本がそれぞれ2分の1ずつ負担してございます。  項番3、架け替えの実施に要する概算事業費及び工期でございます。今回の検討では、施工方法により2つの案で検討いたしました。まず、左側の分割架設案ですが、こちらは忍岡中学校前の区道上で橋梁を部分的に組み立て、鉄道の上空で徐々に設置していく工法です。次に、右側の一括架設案ですが、忍岡中学校前の区道上で橋梁をほぼ全て組み立ててからゆっくりと鉄道の上空に送り出していく工法です。いずれの架設工法においても忍岡中学校前から華学園前にかけて仮設構台を設置して施工してまいります。  この2つの案を比較した場合、右側の一括架設案のほうが工事費が少なく工期も短いというメリットがございますが、忍岡中学校の敷地を長期にわたり使用する可能性があるというデメリットもございます。  また、こちらにお示ししております概算工事費につきましては、令和元年度の本委員会でご報告いたしました調査・比較設計完了時点の約89億円から約200億円へ大幅な増となってございます。同じ施工方法である分割架設案で比較した場合、主な増額の要因といたしましては、鉄道上空での施工時間が当初見込みよりもさらに短時間となったことに加えて、物価高騰の影響で単価が上昇したこと、また、諸条件の決定に伴い、既設桁撤去及び新設桁設置のための仮設備が必要となったことです。  お手数ですが、資料の2ページをご覧ください。項番4、沿道への影響でございます。まず1点目が、歩行者通路の確保でございます。凌雲橋は根岸方面から鶯谷駅南口の利用や上野公園エリアへの歩行者の移動の主要な動線になっており、工事施工の際には大きな影響がございます。橋梁部においては、区所有の歩道橋の片側や施工中の橋梁の一部を歩道として確保しながら工事を進める方向で検討してございますが、確保できる幅が2メートル程度と狭くなるなど、かなり不便な状況となることが想定されます。  2点目は、長期にわたる車両通行止めでございます。車両については、仮設の車道橋を架けることが困難なため、約15年間にわたる車両通行止めとなることから、両大師橋や寛永寺橋を迂回路として利用していただく以外、方法がなく、関係機関や利用者への説明等、十分な対応が必要であると考えております。  項番5、今後のJR東日本との協議事項でございます。1点目は費用負担協議等でございます。橋梁本体については、現行の技術基準に基づく架け替えを行うことで建設当時より設計荷重が大きくなるため、区負担額が大きくなることが想定されます。このため、費用負担割合については引き続きJR東日本と協議を行っていく必要がございます。  また、斜路及び側道の整備や埋設物件移設等の費用負担についても、今後協議が必要となっております。  2点目は、車道橋所有権移転への対応でございます。現在の車道橋の財産所有者はJR東日本ですが、鉄道上の橋の架け替えの一般的なルールに基づき、将来的には車道橋を区の財産として譲り受けることとなりますが、所有権移転後から架け替え完了までの管理方法などについて、JR東日本との合意形成に向けた協議が必要となっております。  最後に、項番6、今後の方向性でございます。今回実施した概略設計の結果から、新たな用地取得を行わなくとも区道を活用した橋の架け替えが可能であるものの、狭小な施工区域において、また多数の鉄道営業路線上空で工事を施工するため、多大な事業費及び工期を要することが判明いたしました。  さらに、長期間の車両通行止めが発生するため、工事の実施に当たっては施工期間中の交通処理の検討を行う必要もございます。引き続き国や都、JR東日本等との協議を進め、具体的な施工方法の検討を行うとともに、区負担額の軽減や財源の確保を図ってまいります。  また、鶯谷駅南口及び北口の改良、北口につきましては、バリアフリー化を含めましてJR東日本への働きかけを行うとともに、上野地区まちづくりや鶯谷駅周辺まちづくりと連携し、地域の活性化に資する事業となるように取り組んでまいります。  なお、次ページ以降、資料別添1には平面図、縦断図、横断面図、別添2には完成予想パース図をお示ししてございます。  ご説明は以上です。よろしくお願いいたします。

田中宏篤
田中宏篤台東区議会自由民主党

こちら、平成28年からずっと闊達な議論がなされて、私も、議員になる前ですけれども、この件、過去の議事録等々を読ませていただいて、本当に望まれている橋なんだなということは実感しております。  ただ、その上で、今回、概略設計を行ったことによって新たに分かったことも多々あると思っておりまして、特にやはり金額の部分が、先ほど課長から報告があったとおり、令和元年度の見込みから、ちょっと自分が想定していた以上のびっくりするような金額が出てきたということと、やはり年数ですね、工期の長い年数の中で車両を止めていくことによる影響というのがどうなのかなという部分を非常に考えています。  それで、おさらいとして確認のために教えていただきたいんですけれども、平成28年に耐震調査を実施して、平成29年7月25日の本委員会でこの耐震性の報告があったと思うんですけれども、おさらいの意味で、そこがどういう形だったのか、ちょっと教えてください。

原島悟

お答えいたします。  今、副委員長からご指摘がございました現在の耐震性でございますが、ご指摘の産業建設委員会でご報告させていただいておりまして、そのときご報告いたしました結果としては、耐震照査の結果、この橋梁は橋脚、橋台、斜路とも、兵庫県南部地震のような地震動を受けた場合に損傷する可能性があるということで報告させていただいております。

田中宏篤
田中宏篤台東区議会自由民主党

分かりました。ありがとうございます。  その上でちょっとその議事録の中を見たときに、区が持っている歩道橋の部分と真ん中の車道部分に関して、歩道橋部分に関しては比較的安全性が高いという判断をされていて、車道部分に関して今のご答弁にあった内容というふうに私のほうで確認したと認識しているんですけれども、広域避難所である上野公園に続く道ですし、すごく重要な部分ではあるんですけれども、ただ、今後の方向性のところでまちづくりとも連携しというところで、例えば、仮に鶯谷駅の再開発等々ということが行われたときに、そこのアクセスというのは別の方法もあり得るということも思っておりまして、あとは車の部分に関して、例えばタクシーがすごくあそこを上がっていくということは認識しているんですけれども、そこから先というのが、行っている車ももちろんあるんですけれど、そこの交通量の確認等々というのは今までのところでされていますでしょうか。

原島悟

交通量調査に関しましては、過去に何度か行ってございまして、やはりタクシーの割合が多いというところがございます。  また、現状では、今回ご報告させていただいた課題の中で、例えば歩行者の容量といいますか、歩行者の量に対して架け替え中、2メートルの幅で本当にさばき切れるのかですとか、あと、車両が15年間通行止めになることでどのように流れが変わるのかというところまで検討していかなければいけないと思いますので、今後、実際の交通量はこれまでも何度か調査してきたんですが、交通量の推計等を含めてシミュレーション的なところで検討する必要性も今感じているところでございます。

田中宏篤
田中宏篤台東区議会自由民主党

分かりました。ありがとうございます。  今後の方向性のところを見たときに、やはりまだまだいろいろな課題は山積しているなというふうな感じは持っております。例えば費用負担のところももちろんすごく大きな課題だと思っていますし、今、課長がおっしゃっていた、影響がどうとか、極端な話、費用対効果がどうとかいうところもやはり考えなくてはいけないという中で、当然長期にわたってかかることなので、逆に言えば早く始めないとそれだけ遅くなってしまうという部分はありながらも、今までもすごく大事な議論がされて、今までの先輩議員が情熱を持って議論してきた中での流れなので、それを無理やり止める気はないんですけれども、やはりこういった節目節目の中で、もう一度しっかりと検討していくというようなことは非常に重要なのかなというふうには思っておりますので、金額面、工期、もろもろの問題点、表に出てきたので、そこをどう解決できるか、あるいは同時並行でプランBを考えたほうがいいのか等々含めてしっかりと検討していただければと思います。以上です。

石塚猛
石塚猛台東区議会自由民主党

私、議員になったのは平成19年なんですね。最初に産業建設委員会委員になったんですけれど、そのときに凌雲橋の問題というのは産業建設委員会で花形だった。当時の、名前は忘れたけれど、長老議員が声高にやっていましたよ。今、周りを見るとほとんど亡くなっていますね。一人もご存命者がいない。その頃の議論をずっと思い出すと、その後なんだよね、東日本大震災が起こったのは。あれがきっかけで凌雲橋は耐震性がもう危険だということになって、あのときのJR東日本との交渉は、全然反応がなかったんだよ、JR東日本はね。だけれど、東日本大震災の後、JR東日本が歩み寄ってきたのね。  副委員長の言っていたように、これだけ金がかかるんだなということと、工事期間がやはり最短で12年というんだから、大変な工事なんですけれども、そのぐらい避難道路として上野の山に、大きな災害が起こったときに逃げ込む一番の場所が上野しかないんだよね、上野公園しか。そう考えると、この事業というのは何としてもやり抜いてほしいし、我々はやり抜かなければならない。それは自分たちだけではなくて後世の人間に対しての責任だと思うのね、凌雲橋を架け替える工事というのは。  だから、これはもう、何ていうのかな、理屈抜き真剣勝負で結果を見たいなと。多分出来上がる頃は私はこの世にいないかも分かりませんが、やはり架け替え工事、あるいは凌雲橋の大事さというのを知って、産業建設委員会で口角泡を飛ばして議論したんだよというのが残るわけですからね、議事録に。だから、やはりこういう区の課長さん以上の方にも、区の職員さんにもみんなが大事な仕事をしたんだなという結果を、よぼよぼになっても渡ってみたいな、そんな期待を持ちながら、凌雲橋の架け替えは一日も早く完成することを願ってやみません。以上です。