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委員会令和 6年 2月文化・観光特別委員会2024/02/21

令和 6年 2月文化・観光特別委員会

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// 発言者(10名)

川口卓志
発言12
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会
発言12
久木田太郎
発言7
平林正明
発言5
石川義弘台東区議会自由民主党
発言5
大貫はなこつなぐプロジェクト
発言4
太田雅久台東区議会自由民主党
発言4
石塚猛台東区議会自由民主党
発言2
吉岡誠司維新・参政・無所属
発言2
中澤史夫台東区議会公明党
発言1

// 発言(54件)

中澤史夫
中澤史夫台東区議会公明党

ただいまから、文化・観光特別委員会を開会いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

川口卓志

それでは、大河ドラマ「べらぼう」の活用推進についてご説明いたします。資料1をご覧ください。  項番1、目的です。2025年放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」を機に、台東区大河ドラマ「べらぼう」活用推進協議会と共に取組を実施することにより、まちのにぎわい創出や区内経済のさらなる活性化に取り組むものです。  項番2、台東区大河ドラマ「べらぼう」活用推進協議会についてです。  (1)設立目的は、大河ドラマ「べらぼう」の放送を契機に、舞台となる台東区の歴史・文化の魅力を全国に発信するとともに、大河ドラマ館の整備や区内回遊の促進等により地域の活性化を図るものです。  (2)設立総会を1月26日に開催いたしました。  (3)事業計画概要です。①大河ドラマ館等整備事業として、大河ドラマ館とお土産館を台東区民会館9階に開設いたします。②区内回遊促進事業として、ドラマの舞台地に拠点施設を開設し、物販及び文化観光PRなどを行ってまいります。③広報・プロモーション事業として、ロゴマークやキャッチフレーズの公募、ホームページやSNSの開設、ポスターなどの制作、掲出、広告掲載を計画しております。④その他の地域活性化事業といたしまして、ドラマ出演者を招いたイベントの開催や国内ゆかりの地との広域連携を行います。  恐れ入ります。2ページをご覧ください。(4)構成委員は記載のとおりでございます。  項番3、予算額(案)は2億6,200万円でございます。  項番4、今後の予定です。4月に第2回活用推進協議会を開催いたします。令和7年1月の大河ドラマ放送開始後に大河ドラマ館を開設いたします。  ご説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

大貫はなこ
大貫はなこつなぐプロジェクト

今回のドラマで地域が活性化されていくことも期待をしていますし、舞台となる千束の周辺がどのように描かれていくのかということも興味を持って追っていきたいと考えています。  3月から東京藝術大学美術館で「大吉原展」という展示が開催されますが、これは吉原遊郭を取り上げた展覧会なのですが、公式サイトに掲載をされたステートメントの表現などを理由として、SNSで炎上したことが記憶に新しいです。こういった史実に題材を求めた事業を行う上では、上澄みのきらびやかな面だけではなく、当時の社会構造を現代の目で見据えて計画を進めていく必要があると思っています。そういった点でも、今回ご報告のあった活用推進協議会委員は、区議会議長を除いて全て男性で構成されているという点を懸念しておりますが、何らかの形でより多様な視点を反映させていく予定はありますでしょうか。

川口卓志

今回、協議会を設立するに当たりまして、委員のまず推薦依頼を行ったわけですけれども、女性委員の参画の視点も踏まえまして、各団体さんにお願いするときに、役職にとらわれずにご推薦をお願いしますということでお願いはしたところでございます。ただ、結果的には議長以外は男性の方になってしまったというところでございます。  ただ、今後、いろいろな様々な方の意見をお伺いして、委員おっしゃるような多様な視点を反映させていくような努力はしてまいりたいと考えております。

大貫はなこ
大貫はなこつなぐプロジェクト

ありがとうございます。  顧問の方も、ただ女性であればいいというだけではなく、吉原を表面的に見ないような知見や見識を備えた方を選定していただきたいと思います。昨日も答弁にありましたように、区としてもジェンダーバランスを意識して取り組んでいることは承知をしていますので、この件に限らず、協議会のような組織を編成する際には、今後は実効性を持って取り組んでいただきたいと要望します。以上です。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

では、まず1点目、「大吉原展」はちょっと関連してきますが、最初の1点目は、この、④その他の地域活性化事業の中で、国内ゆかりの地との広域連携ってありますよね。何となくですけれど、多分日本橋ぐらいまでは想像がつくんですが、それ以外のストーリーとか、あるいはゆかりの地というのはもう具体的に上がっているんですか。

川口卓志

正直、大河ドラマの中身というのは私たちも事前に教えていただくことはできないんですね。ただ、今、プレス発表されている段階で、喜多川歌麿であったり、田沼意次とか、出演者の方々は公表されているところは出てくるだろうなというところと、あとは、史実を基に考えたときに、平賀源内であったり、そういった方々は出てくることが多分に想定されるということで、平賀源内であればさぬき市ですね。あとは、田沼意次であれば静岡県牧之原市とかあるので、そういった広域的なゆかりの地との連携も必要であろうということで、物語に出てくるかどうかはちょっと、これから私たちも知ることにはなっていくかと思います。以上でございます。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

承知いたしました。そういう意味では今後のストーリー展開によって変わってくるというか、まだ未定だということですけれども、こうした連携もしっかり深めていっていただきたいなということは要望させていただきたいと思います。  それと、この「大吉原展」、今、大貫委員からありましたが、まさかここまでの批判がメディアも含めて、批判と対立ですかね、が生まれると思っていなかったんですよ。私も明確な答えというのはそんなに持っていないんですが、ただ、こうした台東区内にある吉原エリアを何かスポットを当てるともう一定の皆さんが反発するというのは今回のこの大吉原展に始まったわけではなくて、もう10年以上前になりますけれども、芸術文化支援制度で、吉原芸術大サービスだったかな、やったときあったではないですか。あのときも、私、個人的にSNSで発信したところ、相当いろいろな方たちにたたかれて、理論的には一緒ですよね。要は、負の部分に光を当てずにいいところだけをあたかも宣伝しているような部分に行政が主導していいのかというような、その視点なんですね。ですので、決してそんなことはないんだというところを台東区としてもしっかり出していかなければいけないなというふうに思っているんですね。  例えば歴史的な部分でいったら、区立台東病院のずっと流れというのは一つあるではないですか。もともと遊郭の時代からあそこに、ほうそうというんですか、梅毒の病院ができて、そこから台東産院というものになって、都立になり、区立台東病院になってきたという、そういう医療の一つの歴史というのもありますし、あとは、生涯学習センターができたばっかりの頃、あそこのはばたき21のところに吉原エリア、当時まだ赤線と言われていた時代の働いている女性たちが自分たちでつくった新聞、機関紙みたいなのがずっと展示されていたんですね。いつの間にかなくなっているのでちょっと分からないんですが、そうした歴史的な一つのものというのは、行政ならではの視点というのは、いっぱい素材もあるし、あるいは発信できる材料も持っていると思うんですよ。  ですので、今回、時代劇を通して、どの部分にスポットを当てるかというのは別としても、やはり併せてこの吉原であったり、遊郭であったり、あるいはその後の赤線ですか、もっと言うと、今の時代も管理売春に近いような、疑われるような現状が残っているというところには、何らかの答えというか、発信は必要なのではないかなというふうに思うんですよね。ですので、いわゆる「べらぼう」の一連の企画は企画としてやる一方で、今まであまり正面切って対応していなかった部分にもやはり何かしらの光を当てていくといいますか、テーマとしていく必要があると思うんですが、その辺りはどうですか。今回の一連の騒動を踏まえて。無傷ではいかないなとは思っているとは思うんですが。

川口卓志

委員おっしゃる「大吉原展」のことに関しては、私も当然認識をしているところでございます。今回、大河ドラマの活用推進に当たりましては、まずは蔦屋重三郎とそのゆかりの方々との江戸文化ということでフォーカスして発信をまずはして、取り組んでまいりたいと思っています。  あと、委員がおっしゃったような様々なこともあろうかと思いますので、講演会だったり、勉強会だったり、いろいろと歴史認識をまず知っていただくことも必要だと思いますが、いろいろな方々の意見を聞きながら、どのように発信すべきかというのは見定めてやっていきたいと思います。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

理不尽な批判に対してはきちんと対応してもらいたいという気持ちも当然あるんですね。歴史的なものがあるエリアで、何かプラスの部分にスポットを当てることがあたかも悪いことみたいな論調に対しては、決してそんなことはないというのは毅然としていただきたいと思いますし、ただ、その一方で、こうした批判をされる方のおっしゃりたいことも一つの、何ですか、理解する部分もありますので、その辺りをバランス取りながらぜひやっていただきたいなということを要望しておきます。  それと、もう1点なんですが、最近、地域の町連会長さんも含めて、吉原大門というものをこれを機会に何かしらの形で復活していきたいという思いを持っていらっしゃる、要望があるんですね。多分行政側にも行っていると思いますが。それで、いろいろな手法があると思うんですよ。例えばあの辺だとお祭りの時期にまたぎちょうちんといって、道路の上にちょうちんを出したりとか、あとは商店街でもつながないで、柱を、真ん中が離れているというか、看板みたいなのがある。あれは多分道路占用上できると思うんですが、もしくは道路をまたがないで、どこかにつくると言っていましたよね、拠点。そういったところに何か撮影スポット的な吉原大門を再現するとか、いろいろな方法があると思うんですが、やはり一つの象徴的な建築物であった吉原大門と、いまだに見返り柳という、3代目、4代目でしたか、が残っているというところで、何かしら拠点的な施設だったり構造物というのを造りたいなんて思っているんですが、そうした要望については何か対応はされていますか。

川口卓志

委員おっしゃるような吉原大門の件に関しても、地域の方からご要望を承っているところではございます。協議会の中でもどのようにやっていけるか、行政としてどのようにできるかというのもありますけれども、吉原大門も含め、今、千束の地域に例えば来街者がいらっしゃった場合に、撮影スポットなり、何かできるようなものがやはり必要だと考えていまして、拠点施設を含め、どのような形でそのようなものを残していけるか、吉原大門の件も含めて、これからちょっといろいろと地域の方とご相談しながら協議していきたいと思っております。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

分かりました。すばらしい答弁でした。最後になりますけれど、この間の「チコちゃんに叱られる!」というNHKのテレビ番組を見ていたら、冷やかしという言葉は何が語源かというのをやっていて、まさにそこで吉原のことを説明していたのですね。これは大河ドラマの前振りを今からやっているのかなと思ってちょっとうれしくなりましたけれども、そういう意味では、いろいろな文化が本当に詰まった地域ですから、そういったいろいろな語源になったものとかも含めて、豊富な材料をばんばん発信していきたいなというふうに思っていますので、一緒に頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。

石塚猛
石塚猛台東区議会自由民主党

関連に近いんですけれどね、「べらぼう」に関しては、全く盛り上がっていないんだね。こんなに大河ドラマが、NHKの中心的な番組が制作されて放送されるのに。というのは、新年会などでそういう話が一切出ないのね。区長さんが何回もしゃべっても無反応だね。だけれど、そうはいってもこのままああいうものが、大河ドラマがずっと1年間続くとしたら、これは、地方は別としても、台東区でも相当期待はできると思うんだよね。それなりの対応をしてほしいというのが私の要望なんですが、実はね、具体的に、地域の町会長にこの「べらぼう」に期待をしている方がいるんですね。直接ではないんですけれども、出張所を通じて我々に質問を投げかけてきたんですけれどね、予算はどのぐらいでやるんですか、どのように全国あるいは地域に広報していくのですか、そして見返り柳のところに石碑か何か作って、何ていうのかな、もっと宣伝するか、そういう考えはありませんかとかね、実に具体的に質問されて、議員としては口先だけで言えないので、行政がどのように考えているのかということを聞きながら、できるだけ正確に、誠実に対応してほしいなと、こういう思いなので、していくんですけれど、そういうときに、今、こういう準備の段階だから、あれやこれやはいいんですけれどね、相当やはり担当課長としてはさ、せっかくの大河ドラマ、相当腹をくくってほしいなと思うんだよ。それは別に力んでほしいとか、そういうのではなくて、これを生かすということについて、だからこそこういう会合をつくったり、準備して、その準備が抜けないように進めているということはよく分かるんですけれども、それと同時にもっともっと盛り上がってほしいなという期待と、さらに地域、あるいは台東区、我々も含めて、参加精神というのかな、台東区全体がこの大河ドラマを歓迎して、推進して、全国に広めて、結果的に台東区で、何ていうかな、よかったなと、こう言われるような結果をもたらしてほしいという期待。  それから、グッズ販売という1行がありますけれどね、台東区の物販やっている皆さん方とぶつかんないかね。仲見世など、これ売り出すよ。あるいは駅の周りだとか、あるいは例えばたばこ販売店などだって考えるかもしれないね。盛り上がればね。物を置いておけば売れるという状況だと。そういうときもやはり行政的には整理しないといけないのではないかなと。その辺、いかがですかね。

川口卓志

大河の関係のグッズ等の販売なんですけれども、オリジナルのロゴマーク等を作ったりしますので、事業団などでも今セミナーをやったりしていますけれども、逆に大河ドラマを商機に変えて、それを活用した商品開発しませんかですとか、そういったところで、逆に後押しになるような形で大河ドラマ、今回の件をつなげていければと思っております。

石塚猛
石塚猛台東区議会自由民主党

了解しました。  吉原地域というふうに限定されているのは事実だし、中身だって詮索して表現がうまくできないんですけれどね、商店街の役員だとかいうのは、何ですかね、何か新しい店が五、六件できましたよ。表通りからちょっと入ったところにね。だから、何ていうのかな、普通、吉原に来る人に対して、軽く飲んだり、あるいはお茶を飲んだりというような感じの店が表通りに幾つかできてきたので、環境も少しずつ変わってきたかなと。いわゆる旅館というのがなくなってきたよね。前は旅館がいっぱいあったんだよね。何でかよく分からないけれども、今はほとんどなくて、そういうふうに転向してきているかなという感じがします。  ただ、正直言うと、私、あの辺に、近くに住んでいるもんですから、通っているわけではありませんけれど、通りを自転車などで通るんですけれどね、やはり特殊な地域かなという感じは否めないんだよね。でも幸いあそこの町会連合会長がそこに長く住んでいて、地域のことを一生懸命考えていますから、活用推進協議会に入っていると思うので、かなりの意見を提案すると思うので、逐一いいものは採用してあげてほしいなと。以上、要望で終わります。

川口卓志

それでは、「江戸に親しむ」の実施についてご説明いたします。資料2をご覧ください。  項番1、目的です。2025年放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」を機に、これまで以上に江戸への関心の高まりが予測されることから、江戸の歴史や文化に親しむ機会を提供するものです。  項番2、実施内容です。  (1)「べらぼう」と関連が深い浮世絵の木版画刷り体験を実施いたします。  (2)歌舞伎や祭りなど、江戸期に演奏されていたはやしの演奏を江戸邦楽公演として実施いたします。  (3)蔦屋重三郎や浮世絵などの江戸文化に関する講演会を実施いたします。  (4)通常非公開の国指定重要文化財、上野東照宮社殿の内部公開を実施いたします。  項番3、予算額(案)は188万6,000円でございます。  ご説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

川口卓志

それでは、「(仮称)朝倉響子生誕100年展」の実施についてご説明いたします。資料3をご覧ください。  項番1、目的です。平成29年に寄贈された朝倉響子作品を展示・公開し、区民をはじめとする多くの方々に文化芸術の鑑賞機会を提供いたします。  項番2、事業内容です。名誉区民、朝倉文夫氏の次女である彫刻家、朝倉響子氏の生誕100年の節目に当たる令和7年に「(仮称)朝倉響子生誕100年展」を実施いたします。  (1)期間は、令和7年5月10日から22日のうち7日間程度。  (2)会場は、上野の森美術館ギャラリー、(3)展示作品は、10点程度を予定しております。  項番3、関連事業です。  (1)朝倉彫塑館では、2つの事業を予定しております。初めに、(仮称)特集「朝倉摂が描いた妹・響子」は、令和7年3月上旬から6月初旬の実施を予定しております。次に、(仮称)「生誕100年 朝倉響子」は、令和7年9月初旬から12月中旬の実施を予定しております。  (2)本庁舎1階の台東アートギャラリーでは、令和7年1月から令和8年1月にかけて朝倉響子作品の展示を行います。  項番4、取組内容です。令和6年度は、作品の選定・修復、展覧会の企画制作、チラシ、ポスター等の広報物の制作を行います。  項番5、予算額(案)は1,324万7,000円、令和6から7年度債務負担行為限度額は770万円でございます。  項番6、今後の予定です。令和6年度に準備を進め、令和7年5月に展覧会を開催いたします。  ご説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

大貫はなこ
大貫はなこつなぐプロジェクト

朝倉文夫さんの娘さんは2人いらっしゃって、響子さんと、もう一人、高名な舞台美術家の朝倉摂さんがいらっしゃいますが、朝倉摂さんが没後、アトリエに残された日本画の作品が各地の美術館に寄贈されたこともあって、近年、研究が進んでおりまして、おととしには神奈川県立近代美術館をはじめとして、3館で本格的な回顧展が開催されました。私も見に行きましたが、一般には舞台美術家として知られていらっしゃる摂さんの、知られざる日本画作品を一望できる展示となっていまして、モチーフの立体感だったり量感を把握するデッサン能力に感銘を受けながら拝見をいたしました。そういった摂さんの空間把握能力というのは、やはり彫刻制作のためのアトリエ兼自宅という、今、朝倉彫塑館になっている特殊な環境で、父である朝倉文夫さんの教育を受けていたというところに負うことが大きいと思っています。実際、朝倉彫塑館には朝倉文夫さんの指導を受けて制作に励む摂さんと響子さん姉妹の写真が展示されていたりします。日本の近代彫刻史において、朝倉彫塑館という空間も大きな存在であるので、そういった美術史的な研究を進める上でも、摂さんと響子さんの仕事というものを顕彰していくことは大変意義のあることだと思うので、今回の事業には期待しております。  また、時宜を得たかのように、今年の10月から11月には文学座という劇団の本公演で「摂」というタイトルの新作が上演される予定で、これは朝倉摂さんの前半生を題材にした作品となっておりまして、作中には朝倉響子さんも登場するようです。この作品には摂さんの娘さんである富沢亜古さんもご出演をされる予定ですし、今回の朝倉響子展をより大きく展開させていくためにも、こうした動きと連携していってほしいと要望をいたしますが、いかがでしょうか。

川口卓志

私も今回の展覧会を開催するに当たりまして、富沢様ともいろいろとご協議、ご相談しながら進めてまいろうということでご挨拶にお伺いしました。その際に、先ほど委員がおっしゃいました文学座さんの公演「摂」というところでもお話しいただきまして、何か連携していきませんかという話を、逆にありがたいお言葉をいただきましたので、富沢様と、あとは文学座さんとも今後連携していきましょうという話はさせていただいているところです。ですので、どのような形でできるかというところに関しては、今後、詳細を詰めて、よりよい形にしていければと思っております。

大貫はなこ
大貫はなこつなぐプロジェクト

ありがとうございます。台東区の一事業にとどまらない意義のある展示になっていくと思いますので、期待しております。以上です。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

すばらしいご発言で、ご提案があってよかったですね、進展が。  神奈川県立美術館で摂さんの100周年という、葉山のほうですね、大々的にやられたということですよ。今回は台東区でも響子さんの生誕100周年ということで、期待しています。  その一方で、寄贈された後に長いこと、たしか田中小学校の教室のところに保管をされていて、何度か窓越しに拝見したんですが、なかなかあれ保存状況とか、大丈夫なのかなという心配はさせていただいたんですよ。あとは、ブロンズというよりかは、あれ結構石膏の原型が多いんではないかなというふうに思っているんですが、今回この中で、例えば展示、100年を記念してブロンズ化をするとか、何か石膏の原型を修復というんですか、お掃除というんですか、リペアするとか、そういう予算も含まれているんですか、今回。

川口卓志

委員おっしゃるとおり、今、寄贈を受けた作品がございまして、結構傷んでいたり、修復をしないとやはり展示には堪えられないかなというのがありまして、今回の予算には修復の費用も当然見込んでおります。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

たしかもともと寄贈されたときにちょっと、それまでは外にずっと保管されていたものもあったりとか、ですから色もホワイトというよりかは大分劣化していたりとか、そういうのもあったと思うので、その辺りは、今回を契機に修復というか、きちんと保存できるような状態に戻していただきたいなということと、あと、ブロンズ化はしないんですか。

川口卓志

現在、ブロンズが74点、石膏が400点弱ありまして、まずは、今回、プロデュースをお願いしたいと考えている方に、響子さんがご存命のときからプロデュースされている方なので、よく響子さんのお気持ちというのをご理解していらっしゃる方ということで私たちも認識していまして、ではどの作品をどう並べようかというところでそのブロンズ像を生かせるか、逆に、ちょっと石膏をこれを基にブロンズ化したほうがいいのではないかとなれば、それも可能性はあるんですが、まずはちょっとブロンズで生かせるものがあれば、そちらをとは思っているところでございます。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

そうですか。承知いたしました。何しろ上野の森美術館ギャラリーというところが、伺ったところ、響子さんのゆかりの個展を開いた経緯があるということですので、そこに作品をまた戻すことになるのかな、それでやるということですので、いろいろな連携も含めて、しっかり発信をしなければいけないなというふうに思っていますので、よろしくお願いします。以上です。

平林正明

それでは、隅田公園オープンカフェ出店事業者再公募の選定結果についてご報告いたします。  資料4をご覧ください。隅田公園オープンカフェは、平成25年の事業開始から10年が経過いたしました。当初から2店舗が継続して出店しておりますが、長期間の占用による既得権益化を防止するために、現在の河川敷地及び公園の占用許可期限である令和6年7月末に合わせまして、出店事業者の再公募を隅田公園オープンカフェ協議会と共に行ったものでございます。  項番1、再公募の占用期間は、本年8月1日から10年間の予定です。  項番2、出店予定者でございます。言問橋寄りのA区画、東武鉄橋寄りのB区画、両区画ともにタリーズコーヒージャパン株式会社を出店予定者といたします。所在地、代表者、設立、事業種目は資料に記載のとおりです。タリーズコーヒージャパン株式会社の店舗は、東京では東京ビッグサイト、また大阪では天王寺公園など、全国で766店舗の実績があり、隅田公園店のほかに、近隣では東武浅草駅、新仲見世、東京スカイツリーにも出店しております。選定理由といたしましては、店舗名に花川戸の地名を入れること、内外装のリニューアル、舟運の活性化や浅草エリアの回遊性向上など、これまで以上に地域に密着した店舗運営を提案していること、これまでの10年間の運営実績から近隣住民を含む利用者から支持されていること、企業としてのコンプライアンスが確立されており、衛生管理、危機管理、従業員研修などの十分な取組が引き続き期待できること、また、応募事業者の中で最も経営体力があり、安定かつ継続的な運営が可能と考えられることなどが選定委員会で評価されました。  次に、項番3、選定の経過でございます。昨年9月15日に公募を開始し、募集締切りの10月31日までに3者の応募がございました。その後、12月4日に一次審査の書類審査を実施し、12月21日に二次審査として応募者によるプレゼンテーション及びヒアリングを実施し、採点結果を基に選定委員会で協議の上、出店予定者を選定いたしました。  2ページをご覧ください。項番4、採点結果でございます。応募された3事業者の採点結果と順位です。配点は、一次審査が630点、二次審査が450点、合計で1,080点満点となっています。1位の事業者3がタリーズコーヒージャパン株式会社で、A、B両区画利用の運営を提案しておりましたので、両区画の出店予定者として選定されました。  次に、項番5、選定委員会の構成でございます。選定委員会は、隅田公園オープンカフェ協議会構成団体から推薦された委員による合計9名でございます。  最後に、項番6、今後の予定でございます。今後、出店予定者が既存の他社店舗の建物等の譲渡交渉、それから店舗の内外装のリニューアル、各種申請などの準備を進めまして、8月上旬から内外装リニューアル工事を開始し、10月以降に準備が整い次第、営業を再開できるよう、事業者と調整を図ってまいります。  隅田公園オープンカフェ出店事業者再公募の選定結果についてのご報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

吉岡誠司
吉岡誠司維新・参政・無所属

ありがとうございます。選定理由、衛生管理、危機管理など、様々な理由があるというふうにご説明いただいたと思うんですけれども、採点基準に関して、どのような基準を設けているとかいうのはあるんでしょうか。

平林正明

選定委員さんの選定につきましては、全ての項目を5点満点で採点をしていただいていまして、標準が3、優秀であれば5に近いというような基準なんですけれども、あと、審査項目につきましては、書類審査では5つの項目がありまして、事業の安定性、継続性、また、水辺空間の活用、にぎわい創出など事業コンセプトとの整合性、周辺環境、景観に合った店舗づくり、利用者サービス、地域事業への理解度など、そういったものを審査基準といたしました。また、プレゼンテーションによる二次審査では、提案の具体性、実現の可能性、また、事業者の熱意等を審査の基準といたしました。

吉岡誠司
吉岡誠司維新・参政・無所属

ありがとうございます。私自身も隅田川に行った際にこちらのオープンカフェはもともと利用させていただいておりまして、今後も期待させていただきます。ありがとうございます。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

この占用料ですね、占用に係る料金、これは多分あの辺りのにぎわいとか、地価も変化があったと思うんですが、占用料についてはどのような実績をたどっているんでしょうか。

平林正明

占用料につきましては、台東区公園条例にのっとった公園の占用料、それと東京都の河川流水占用料というものがございまして、そのダブルで納入していただいています。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

分かりました。いわゆる商業地としての料金ではなくて、公園占用料の料金なんですね。分かりました。そこをちょっと忘れていました。ですので、条例が変わればその金額も変わっていくということですね。分かりました。  あとは、これ、協議会があって、そこに対する協力金ですとか、そういうもろもろの仕組みがあったと思うんですが、その辺りについては変更ないんでしょうか。

平林正明

その辺のスキームにつきましては、今までどおりということで、継続してやっていただきます。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

分かりました。結果は結果ですのであれですが、今まで以上に安定した協力金というんですか、売上げが今まではA区画、B区画で若干差があったというふうに聞いていますが、そこがある程度増収が見込めるということで、協議会のいろいろな企画というんですか、イベントみたいなのも、もちろんコロナで大分苦戦はしてきたと思うんですが、今後、何か新たな取組というのは計画されているんでしょうか。

平林正明

その辺につきましても、協議会の中で検討していただくことでございますので、区からあれやれ、これやれということはちょっと控えさせていただきます。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

分かりました。自主的な協議会の運営にこのスキームの中で売上げの一部が協力金として寄附というんですか、譲渡されていくということで、それを原資にして、沿道のフラワーポットを整備したりだとか、あるいはイベントをやるときの元のお金にしたりとか、いろいろな可能性が広がってくると思いますので、その辺りもしっかり連携して、今まで以上にやっていただくこと、要望というんですかね、期待して、発言を終わります。以上です。

久木田太郎

それでは、令和5年度台東区区民文化財指定及び台帳登載についてご説明いたします。  資料5をご覧ください。このたび教育委員会の附属機関である台東区文化財保護審議会から答申を受け、台東区区民文化財指定に1件、台東区区民文化財台帳登載に5件、それぞれ指定及び登載を行ったものでございます。  それでは、指定及び登載した文化財についてご説明いたします。  初めに、区民文化財指定でございます。資料2ページをご覧ください。有形文化財(考古資料)として、台東区教育委員会が所有する北稲荷町遺跡旧広徳寺桂香院跡56号遺構出土柄杓でございます。本資料は、北稲荷町遺跡、東上野五丁目6番地点において、令和元年、発掘調査を行った際に出土した資料で、柄部分95センチ、容量が1升ある大方の総ヒノキ造りの白木のひしゃくでございます。柄に僅かに湾曲が見られるため、実際に使用されていたと思われますが、ほかに類例が見当たらないため、今のところ何に使われていたかは判然といたしません。本資料は完形の大型のひしゃくで貴重であり、これからの研究材料としても台東区の寺院の歴史を考える上でも重要なものでございます。  また、3ページ以降には、その他5件の区民文化財の登載に係る内容等を記載してございます。詳細につきましては、後ほどお読みいただければと存じます。  本年度の指定及び登載により、指定の文化財は68件、台帳登載は254件となります。  簡単ではございますが、ご説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

石川義弘
石川義弘台東区議会自由民主党

ちょっと文化財のことを聞いてみたいと思います。  台東区内は昔から文化財関係が非常に多いところなので、大事な文化財がたくさん出てくるということだと思うんですが、今年、何件ぐらいを逆に言うと検討して、最終的に5件に決まりましたけれど、何件ぐらいを検討したんですか。

久木田太郎

指定及び台帳登載につきましては、年度の初めに調査対象を決定いたします。その際に、今回、合わせて6件、調査対象といたしまして、6件とも指定、登載に至ったというところでございます。

石川義弘
石川義弘台東区議会自由民主党

それは最初から6件の中で6件しか選んでいないということですか。それとも例えば何十件かいろいろ出てきて、その中から6件を選んだんですか。

久木田太郎

もともと候補といたしましては、およそ350件程度ございます。その中から今年度の調査対象を選ばせていただいたというところでございます。

石川義弘
石川義弘台東区議会自由民主党

それは今年なんですが、積み残しているものがあると思うんですが、候補は毎年300ぐらいなんですか。それとも増えていったり減っていったりするんですか。

久木田太郎

候補につきましては、実態としては増減がございます。実際に調査員が調査して情報を得た場合、もしくは情報提供いただいた場合などがございます。減といたしましては、候補として上がっていましても、実際に所有者の方にその意向がないであるとか、無形文化財としまして、人の技術に携わっている部分で、お亡くなりになられてしまった場合に対象から外れるといった事例などもございます。

石川義弘
石川義弘台東区議会自由民主党

ちょっと今のところがすごい気になっています。無形文化財で、実は今、人の技術などのもので、これ亡くなってしまうと、なくなってしまうんですよね、現実問題とすると。これがどのくらいの技術のものなのか、確かにこの評価というのはなかなか難しいところはあるんですが、無形文化財の場合、これを指定していくかどうかというのは非常に難しいところだと思うんですよ。これが一つ。  それから、実は同じようなことが江戸の市というところで起こっています。例えば植木市、羽子板市、おとりさま、これが全部縮小傾向にあります。これ原因は何かというと、例の何とか団体が入っているので、これを規制するためにテキ屋さんたちを少し締め出さなければいけないと。これは警察がやってきていますので。ただ、現実問題とすると、これは庶民の市です。庶民が楽しみながらやっていた市で、江戸時代からつくってきているもので、これテキ屋さんを排除して本当に成り立つのかと。これは非常に難しいところだと思うんですが、今の状態でいくと、今回もおとりさまもさらに来年は縮小するという話が出てきています。縮小させていいのかどうかという問題も一つあるんですが、また、どうしたら縮小させないでいけるのかという問題もあります。一番心配になっていたのは、実は植木市です。植木市は、あそこは何通りでしたか、浅草警察のちょうど通りになるので、あそこに並んでいた飲食関係がもうほとんどなくなりました。残っていても非常に少なくなっています。それと一緒ににぎわいがなくなってしまった。町会の人たちは、日程を変えてみたり、どうにか土日にしてみたり、人を集めようとして努力は一生懸命していますが、結局それであってもなかなか難しい。  それで、本当は無形文化財、ちゃんとそういうものを指定していくというのが実はいいんだと思うんですが、なかなか条件をそろえていくというのが難しいところがあるようです。例えば羽子板市なんですが、羽子板市などは、今、あそこでやっているお店は実は台東区内で制作していないところが多いです。どうしても台東区外に制作拠点が移っていますので、これ台東区でやっていると言っていいのかどうかとかいう問題が提起されているということをちらっと耳に挟んでいます。  ただ、これ全て江戸から続いている文化ですので、こういう市関係をどうしていくのか。あるいは先ほど言ったように、手に職を持っている人の無形文化財関係をどうしていくのか。これに関しては、審議会もさることながら、審議会ではないものをつくっていく必要があるのかなというふうに思っています。江戸創業の何とかかんとかとかいうのを区長がこの間つくりましたので、やはり何らかの守っていくことが必要ではないかなという気はしているんですが、何か考えていますか。

川口卓志

文化財指定以外の視点で、江戸から続くもの等を文化としてどう捉えていくかというところで、私どもも、やはりなくならないようにするためにはどうしていかなければいけないかというのは、今後、委員のご指摘も踏まえて検討等はしていきたいと思っておりますが、ちょっと今すぐにはどうしていくというのはなかなかお答えしづらいんですけれども、どのようにできるかというのを考えてまいりたいと思っております。

石川義弘
石川義弘台東区議会自由民主党

ちょっと気になっているのは、やはりいろいろなことで台東区内はちょっと特殊なんですよね。一つは、地方であればすぐ指定されてしまうようなものが、やはり台東区はいろいろなところがあるので、いろいろな歴史も持っていますから、非常にレベルが上がってしまう。例えば市などもそうなんですが、世田谷区のボロ市はもう既に無形文化財になっています。ところが同じような羽子板市はなりません。こういうのは区としてはどうなのかなと正直言うと思います。というのは、どういうことかいうと、台東区として大事なものを指定していくのと、もちろんその中である意味非常にレベルの高いものだけを指定していくのと、果たしてどちらが台東区としての文化財保護審議会なのかなというのはクエスチョンマークを持っている部分はあるんですよ、正直言うと。ただ、それができないんであれば、やはり何らかの形でそれを補っていくものを考えていく必要があるんではないのかなというふうに思っていますので、ちょっと検討していただくようにお願いしておきます。よろしくお願いします。

青柳雅之
青柳雅之れいわ立憲にじいろの会

すばらしいご提案がありました。  その上で、まず最初にお伝えしたいのが、台東区のホームページの中の文化財の項目がリニューアルしましたね。私、去年の決算特別委員会だったかな、ほかの自治体では、区の登録文化財だけではなくて、その自治体にある国指定とか都道府県指定のものも一括して表示されていますよと、台東区の場合はそれがないですねと言ったらすぐに項目をつくっていただきまして、国指定、東京都指定、それぞれのページができていました。国の指定で重要文化財といったら、これ多分東京国立博物館の部分がばあって来るので、なかなか掲載しづらいのではないですかねということも併せてお伝えしていたんですが、そこもうまく工夫して、東京国立博物館のところだけ別ページに飛ばして、そうではない区が持っていたりとか、東京藝術大学さんや博物館が持っているものをしっかりと掲載していただいているということです。この辺りの工夫はすごいよかったなと思っていますので、引き続きこうした区内の文化財、もちろん台東区が直接指定をするような文化財も大事なんですが、それ以外のものについてもこうしてしっかりと情報発信をするなり、台東区内の文化財ということで、その守備範囲にきちんと加えていただきたいなということを併せて要望させていただきたいと思います。  それと、先ほど石川委員からすばらしいご提案がありましたよね。やはり私も植木市、ほおずき市、それと朝顔市、この植物関係の市というのと、あとは羽子板、あとおとりさまですね、酉の市、そうした伝統工芸といいますか、工芸品を販売するものと2通り大きくあるんですが、どちらも本当に江戸から続く由緒あるものですよ。その辺りはもちろん文化財としての後押しも必要だと思いますし、あるいは最近でいうと、こうしたエコとか、植物とか、地球温暖化とか、そういう視点でもっても結構必要なんではないかなというふうに思っていますね。  それで、私、結構植木市に関してはすごい研究をしていて、最近、植木市に出店する事業者の人たちが大分替わってきているんですよ。これ文化財担当に言ってもあれなんですが。本当に若い人たちが育てるような流行の植物をやっているところとか、あとは、盆栽の事業者で、これも本当に20代、30代の若い人たちが中心になった盆栽の事業者が出てきたりとかしています。あとは、周辺を見ても、新たな植物マーケットというのはいろいろなところで開催されていて、結構話題になっているのが、北千住でやっているボタニカル横丁というのが随分注目を集めているんですが、これなども既存の植木市とかいうよりかは、今、若い人たちの間ではやっているアガベとか、塊根植物とか、あるいはビザールプランツと言われているような、そういったちょっと珍しい植物を販売するような市ですね。先ほど石川委員からもありました世田谷区のボロ市、あそこでも大分植物の出店店舗が増えているというような話もありますので、そういった意味では、これ所管課は違うんですが、広い意味で解すると文化・観光特別委員会の守備範囲だと思いますので、やはりその辺りの植物とかプランツとか、あるいは環境とかエコとかいう視点も加えて、こうした区内の市を盛り上げていくというのはどこかの部署がこれから担当してやっていただきたいなということを予算特別委員会でも、予告としてお伝えをさせていただきたいと思います。以上です。

太田雅久
太田雅久台東区議会自由民主党

私、ちょっと細かいことを話したいんですが、6ページの北清島町遺跡出土資料一括ということなんですが、実はこれ、屋敷跡から出てきたやつで、昔、福島藩の板倉家という3万石の殿様の土地で、やはりこちらのほうは下屋敷が多いんですよね。宮城に近い江戸城の辺りは上屋敷なんだけれど、どうしても同じもの出ても下屋敷で出たものは無理ですねと、上屋敷で出ていると、すごいですねというので文化財になりやすいという傾向があるようで、もう既に出土した時点でこれはちょっと無理ですねという話になったようでありましたが、その後に調べたら、下屋敷が、石高の変化のこともあったんでしょうけれど、上屋敷になった。また、中屋敷というのがあるんですけれど、そこに結局落ち着いたんですけれど、そんな経緯があったから、こうした出土品も文化財として指定されてきたということで、中にはオランダ製の陶器とか、それからすずり、この前ちょっと話したことあるんだけれど、木のすずりという、例えば遠くに行くときに、石のすずりだと重いから、木のすずりを持って、柔らかい墨汁ですっと書くという、昔からそういうのがあったみたいでね、珍しいなと思って、こういうのは文化財になんないのかなと、無理ですねという話だった。それから、ジンのボトルか何かは、昔、医療品として、消毒剤として入ってきたんですが、誰かが飲んでしまったので、結局、今は飲むような話になったんでしょうけれどね、きっとね。そういった、当時から、江戸末期から人や物のこういう往来がヨーロッパあたりともすごくあったというのがすごく分かったわけですよ。  これだけいいところなんだけれど、調べてみると、本屋敷の広さの僅か1%にすぎないと。80坪ぐらいかな、あったんですよ。あそこには同じようなのがずっと寝ているなと思ったので、もったいなくてしようがないんだけれど、建物を壊して調べるわけにもいかないので、例えばこれを初めて見たんですけれど、なぜこんなに詳しいかというと、うちの町会なんです。こういうのは、寄附してくれたオーナーの方なのか、そういうところに連絡はしているんですかね。こういうふうになりましたという事後報告を。

久木田太郎

所有としましては教育委員会という形になっておりますので、例えばそこにマンションができたとか、そういった場合に、その所有者の方々に対して周知というのは行っていないという状況になります。

太田雅久
太田雅久台東区議会自由民主党

協力してくれたわけですよね。工事を止めて協力して、調査したわけでしょう。その人にこんな形で文化財になりましたよという、オーナーに報告することは、協力してくれた人に報告することはないんですか。

久木田太郎

現在はそういった形でのご報告というのは行っておりません。

太田雅久
太田雅久台東区議会自由民主党

これね、町会に言ったらみんな喜ぶよね。こんなのありましたよと。ぜひ、今まではそうだったかもしれないけれど、警察と消防はそういうこと多いんですけれどね、ぜひこうなりましたと、結果報告みたいにしてもらえないかな。そうしたら本当まちとしても誇りになりますよ、きっと。今回寄附なのでちょっとがっかりなんだけれど、ぜひお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

久木田太郎

今ご提案のあったような協力してくれた方といいますか、関係された方にどのように周知していくかというのは、今後、検討といいますか、考えていきたいと思います。

太田雅久
太田雅久台東区議会自由民主党

石川委員からも出ましたけれどね、それ一つよろしくお願いします。  出土品としては、数とすると、ここだけでも8,000点ぐらい出ているんですよ。数は物すごいと思う。調査員の人もより分けるのが大変だったと思いますけれどね、台東区の宝物でありますから、また、どこかで展覧するような場面があったときには、ぜひまたそういうことも教えていただければ助かると思うので、よろしくお願いします。以上です。