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この後、何もなければ、本日が皆さんと一年間行ってまいりました総務企画委員会、本日で最後となります。理事者の皆様におかれましては、四月の人事異動がございましたので、引き続き、次以降もよろしくお願いできればと思います。 副議長、挨拶をお願いします。
◆菊地秀信副議長 よろしくお願いします。
○竹内明浩委員長 副区長、挨拶をお願いいたします。
署名人を委員長より指名で定めたいと思います。花澤委員、横山委員、お願いいたします。 それでは、所管事務事業説明、一、新たな基本構想等の策定について、理事者からの説明を求めます。
質疑をお願いいたします。 鎌田委員。
まず、前回つくられたのが平成十九年。二十年という長い期間を想定した計画だったわけですけれども、今、荒川区にお住まいの区民の皆様は、多分、平成十九年につくられた基本構想というのを知っている方はほとんどいらっしゃらないと私は思っているんですけれども、新しくつくられる構想や計画というのが同じような感じになってしまうと、やはりよろしくない。基本構想・計画というのは、やはり長いスパンを見据えて、荒川区にとって何が大きな問題なのかというのを定めた上で、どのように解決していくのかというのを区民に対して示すものでもあると思いますので、今回つくろうとしているのが二十年ということではなかったと思うんですが、しっかりと区民の皆様に荒川区はこれを問題と捉えていて、こうやって解決をしていくつもりなんですよということを常に周知し続ける仕組みというのが必要になってくるんじゃないのかなというふうに考えるんですが、この点について区の見解をお伺いいたします。
前回みたいに冊子を作って一回配っただけだとか、区役所だったり施設に置いておくだけだと、やはりどうしても手に取ることも少ないと思いますので、さっきもおっしゃられたように、いろいろ方策を考えていただければと思います。 それから、新たに構想・計画をつくるのに加えて、区政経営戦略プラン、また、地方創生総合戦略、行政評価についても併せて整理を行うというふうに一ページの二番に書かれているんですけれども、この間もずっと我々自由民主党荒川区議会議員団といたしましては、区の行政評価等々におきましては、サンセット方式をしっかりと活用して、もうここは必要ないだろうという部分に関しましては、しっかりと経費の節減等々を含めて、行財政改革の観点から進めていただきますようお願いを申し上げてまいりましたが、今回に関しましても、我々が推し進めてきましたように、サンセット方式、しっかりと活用いただきまして、この件についても整理を行っていただきたいと思っておりますが、この点についても見解をお伺いしておきます。
最後にします。裏面の策定に向けた検討手法等のところについてでありますが、庁内検討組織であったり、基本構想審議会等々を立ち上げるというふうに書かれております。説明を読んでいても、こういう基本構想等々をつくるときというのは、例えば荒川区自治総合研究所がこれまで荒川区の研究をしっかりと行ってきたというのであれば、その研究結果を携えて、例えば今回の計画のたたき台でもつくっていきますよと、そういうようなことがあってもいいのかなというふうに思うんですが、こういった名前すら出てこないという状況については、どういう考え方、荒川区自治総合研究所は今回これに関わるつもりはないのか、この点についてお伺いしておきます。
◆鎌田理光委員 理解はしかねるということなんですけれども、まず、今回の基本構想の策定については、コンサルタントが入るというふうには聞いておりますが、この点は認識が正しいのか、入るのであれば、どの会社、コンサルタントが入るのか教えていただければ、今回示していただければと思います。
◆鎌田理光委員 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が別に悪いというつもりは全くないですし、私もよく存じ上げているわけではないので、よしあしを言うつもりはないんですけれども、本来であれば、区が補助を出している行政のシンクタンクがあるわけですから、これまで、この間、荒川区に対しての研究、データを膨大に携えているのであれば、コンサルタントに頼る必要は本来ないのではないかというふうな感じも起きるんですが、この点についてはどうお考えなのか、お伺いしておきます。
すみません。基本構想の策定からずれてしまいましたが、以上で質疑は終わらせていただきます。
森本委員。
◆森本達夫委員 今、示していただいた基本構想・計画の中でおおむね二十年というところが、何でここだけおおむねなのかなというのをまず一つ教えてください。
それで、今回、二層構造ということですごくいいのかなと思っているところなんですけども、一番の基本計画と実施計画それぞれの期間満了が令和九年というふうに示されているわけですけれども、基本構想が今回新たに策定されていくと思うんですけれども、基本構想があっての基本計画、実施計画となってくるのだとするならば、基本構想が今回新たにブラッシュアップされていく中で、基本計画は令和九年まで続いていくという感じになるのか、まず基本構想があって、基本計画と実施計画と下がっていくのかなというイメージがあるんですけども、このかぶる二年間というのはどうしていくのかなとちょっと疑問に思ったんですけど、いかがでしょうか。
あと、これから策定に向けていろいろ検討していくというところがあると思うんですが、まず庁内組織の設置ということがありますけども、確かにそうだなと思うんですが、一番大事になってくるのは区民の方々の肌感覚というか、生活者の声かなというふうに思いますので、ぜひ区民の声は丁寧に拾っていただきたいというふうに思いますし、私たちも日頃から区民の方たちと寄り添う思いで、いろいろ声は聞いていますので、それはしっかりまた区につなげていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 終わります。
花澤委員。
◆花澤昭信委員 今回の基本構想策定の前に、現行の基本構想に掲げたものというのが実現したのかどうかというところは、評価だったり集約だったりはされる予定はあるのでしょうか。
今回の基本構想策定に当たって、新年度予算を見ますと三千二百万円ぐらいかけるというふうに書いてあって、そういうふうに認識しているんですけれども、この内訳、何にかかってくるのかというのを教えていただきたいです。
◆花澤昭信委員 委託費用の中身というのは、何にどれくらいかかっているというのは、今、分かるのでしょうか。
◆花澤昭信委員 大体どれくらいの単価の人が何人来て、何回ぐらいワークショップとかを重ねてという感じになるんですか。あと、策定する部分もあると思うんですけども、どんな配分になっているのでしょうか。
これは二年かけてつくられるということなんですけれども、今おっしゃっていただいた三千万円弱ほどの費用というのは、これで二年間分というわけではないですよね。来年度も同じぐらいの額がかかってくるというふうに思っておけばよろしいでしょうか。
あと、三番の位置付け・構成のところで、これまでの自治体の総合計画というのは、三層構造が多分主流だったと思うんですけれども、最近、一層、二層がトレンドというか、千代田区とかは最近、一層構造にして基本計画のみみたいなんですよね。中期計画を策定しないで毎年見直ししている自治体が増えているようなんですけれども、荒川区が二層にした理由というのは、書いてある区民により分かりやすい計画となるよということ以外に、何か二層のメリットみたいなのは、どのように考えていらっしゃるでしょうか。
◆花澤昭信委員 資料を見ますと、基本構想の中に基本計画を入れ込むような感じに見えるんですけれども、基本構想というのは、将来あるべき姿だと思うので、長期的というか、普遍的なものであるべきだと思うんですけれども、基本計画を入れてしまうと、ある程度のスパンで修正を迫られるんじゃないかなと思うんですけれども、そうなった場合に新しくつくる基本構想というのは、都度修正を図っていくのか、もしくはそうならないような基本計画と基本構想の合体というか、そういうふうにしていくのか、現時点でどういうふうなお考えなのか、教えてください。
最後に、行政評価についてお聞きしたいんですけれども、今ある行政評価で政策、施策、事務事業と三階層になっているかと思うんですけれども、それぞれ成果指標はどなたが設定して、どなたがチェックをしているのかという現行の運用を教えていただきたいです。
◆花澤昭信委員 事務事業でいうと、各所管課で成果指標を設定するとなると、具体的に言うとどなたが、どなたというのは名前ではなくて、役職レベルの話なんですけど、どなたが設定されるものなんですか。
◆花澤昭信委員 現場の方がこの指標で正しいんじゃないかというふうにして、それが実際に正しいかどうかの評価というのは、どなたがされるんですか。
質疑を終わります。
○竹内明浩委員長 横山委員。
それで、まず確認なんですが、前回の策定時は、法的には制定が義務づけられていたわけですよね。二〇一一年の法改正で義務づけが外されたということですね。こういう中で、多くの自治体では引き続き基本構想をつくっているところが多いように思いますけども、長いスパンの中で基本構想を前回制定して、今回さらに義務づけられていないけれども、制定する必要があるというふうに判断された、その一番大事なポイントというのかな、内容的にどんなふうなことでされようとするのかをちょっと確認しておきたいなと。
議会にとっても、実は前回議決したんですよね、議会としての議決。その後、議会基本条例の中で、法九十六条の第二項に基づいて、唯一の議決事件として基本構想と基本計画の策定が議決するというふうになって、議会基本条例ができて初めて今回できると、これに基づく責任を議会も持って議決をするということになる事件なので、ちょっと緊張感を持って当たっていきたいなと改めて思っております。自らつくった議会基本条例に基づく初めての議決事件ということなので、そういう思いを新たにしています。 細かいことは今後決まっていくと思うんですが、これまでの意見に関連してちょっと確認をしたいことがあります。先ほどあったように、基本構想と三層構想になっているんですね。基本計画は十年ごとぐらいに大体変更していくんですが、一体になると、基本計画部分が基本構想に入っているわけですから、その修正となると、そのたびごとに変更が必要になることがあると思うんですが、それはそのたびごとに修正して、また議決を求めるということになっていくんでしょうかね。
◆横山幸次委員 現行の基本構想は、六つの都市像を据えて、かなり大きな枠組みで将来展望も含めて書かれていると。基本計画はかなり具体的な形で大部の冊子として作成されているわけですよね。今のやつもさらに一時先まで、一時先というか、途中で変えたりしてきているわけですから、これまでの基本計画の中身とは多少違ってくるのかな。二層構造になった一番具体的なところにこれまでの基本計画にあった部分が盛り込まれていくのかなと。あまり長期的なものを細かいところで決めるというのは、いかがなものかという気がしないでもないですよね。ちょっとイメージが湧かないというか、事前の説明では、基本構想と基本計画を合体させた形なので、基本構想そのものが分厚くなるんですよという話だったんですけども、それで機能すればいいんですけども、そこまで細かいことを十五年ぐらいにしたとしても、その時点でそこまで決められるのかなということはちょっと思っているんですが、その辺はどうなんですか。
それから、策定方法で一番頭の基本的な考え方のところで幅広い区民参画、これはどうやっていくかというのは非常に難しい面もあるかなと。前回のやつをもう一回ひもといてみると、基本構想審議会ができる半年から一年ぐらい前に公募区民による区政改革懇談会という議論があって、それも提言が出されているんですよね。それを受けて区長から諮問されて、基本構想審議会で策定作業が始まるということになったんですが、あの当時は前段でそれだけのやつが半年以上たしかあったんですが、今回は基本構想審議会をやるのと並行して、議員も入った審議会で検討委員会か何か、名前は別にしても、それとの関係でいうと、並行してやるのか、それとも、その前にワーキンググループでいろんな区民の声を聞いていくような取組をしていくのかというのは、どんなふうにお考えなんですか。
基本構想審議会に先行してそこをやりますというのだったら、しっかりとした骨格をつくって、区民の皆さんにも幅広く周知をして、様々な御意見を持ったり、ある分野にも興味を持っている方がいると、いろんな形をどうやって吸い上げていくかというのが我々も知っておく必要があるかなと思うんですよね。 七月というのはあっという間なのでね。今、もう五月ですから、今年の七月、八月と夏にかけてやっていくというので、具体的な中身はいつ頃お示ししていただけるのでしょうか。
それから、関係団体とのヒアリングを行うというんですが、どの程度まで関係団体というふうにみなしていくのかですね。区が日常、行政の関わりを持っているところに限定されるのか、それともさらに幅広くやられている方、いろいろな団体があるわけですけども、その辺はどんなふうに考えていますか。
それから、最後になるんですが、先ほどコンサルタントのことと荒川区自治総合研究所のことが議論されていましたが、私も荒川区自治総合研究所というのは、最初に子どもの貧困問題をやったときに、それなりの力を入れて、区の現場を一番よく知っている係長クラスも関係の部署も全部参加してつくり上げたわけですよね。そういう力というのは区そのものが持っているんじゃないかなと思うんです。 コンサルタントが現場を知っているわけじゃなくて、知っているのは区の職員の皆さんであったり、今では、特に暮らしや福祉に関わる問題、地方自治体で一番大事な住民の福祉の増進ということで見ると、ケア労働部門だと指定管理になったりしていますよね。実際、区民の実態を知っているところの知恵や実態を反映させたものにできるかどうかというのは、荒川区にとって問われているんじゃないかなと。当時は一つの子どもの貧困という限られた部分でしたけども、それなりの家庭の状況や様々なところ、あと、当時の保護課のケースワークなども全部洗い出して、児童福祉の部門を洗い出して、一定のものをつくり上げた。そこから荒川区の新たな取組が始まったわけですけども、そういうものを全庁的な中で組み立てていくというのも大事なのかなと。コンサルタントが別に区民の実態を知っているわけじゃなくて、そこで改めて調査するわけでもないわけでしょう。その辺の関わりというのはどうなのかなとちょっと思うんですけども、何か考えている部分があればなと思って。
ですから、改めて委託事業や指定管理、特にケア労働部門ですよ、ほとんどが。そういうところについてもきちんと計画策定の中に組み込んで、区としては取組を進めていく必要があるかなと思うんですが、最後に何かあればお聞きしたいと思います。
終わります。
菊地副議長。
地方自治法に定める法的根拠を持った議会の議決が必要な案件ということなので、私も関心を持って資料を見させていただいたところですが、基本構想、今あるものを見ると、幸福というものがテーマにあって、誰もが分かる言葉ですよね。荒川区らしいなというふうに私も思っていて、荒川区、所得の低い人が多いです、実際の話。そんな中でも、幸せというのは、お金を持っているか持っていないかだけじゃないですよねというような、そんなたくましさみたいなものも感じる、そういう荒川区らしい基本構想がベースにあるんだなというふうに感じていて、ぜひとも今後策定するに当たって、荒川区らしさというのを大切にしてもらいたいなというふうに思っていて、ほかの基本構想を幾つか見ると、例えば木更津市なんかだと、「オーガニックなまちづくり」ということで、オーガニックというのは、有機野菜とかそういう意味ですけれども、それだけじゃなくて、まちというものを考えると、いろんなものと結びついていくとか、あとは持続可能だとか、SDGsだとか、そういったものに結びつけて、市民に親しみを持ってもらえるような言葉を使って、その自治体の将来の構想を市民とともに見ていくという、そういう狙いから分かりやすい言葉にしているのかなと。 また、渋谷区なんかですと、「ちがいをちからに変える街」とか、渋谷区というのは、いろんな人がいるという、そんなことから多様性を重視したまちづくりという、それも区民に対して、少しでも役所の目指すものを理解していただこうというような、そんな思いがあると思うんですね。そんな基本構想をぜひつくっていただきたいというふうに思っているんですが、そのためには区民の皆さんの声を聞くというようなこと、また、せっかくお金を払って委託して考えていただくので、幸福に代わる何かよい言葉ですとか、幸福が継続されるのも一つの方法かなというふうに思います。せっかくですから、今までやってきたことに上積みをするというようなこともあるかと思うんですけれども、どのような方法で区民に親しまれるような言葉、インパクトのある構想を位置づけていくのか、その辺りの考えを聞きたいと思います。
◆菊地秀信委員 私のアイデアを聞いてもらいたいんですけども、今週、バラの市があるじゃないですか。バラの花というのは、香りだとか色だとかいろんな魅力があるんですけれども、とげがあることというのは特徴だと思うんですね。何でとげがあるかというと、外部の敵から美しい花を守るということで、そういったことから考えると、バラのまち構想にしろというわけじゃないですよ。例えばそういうことからこれからの、先ほど小林副区長からもありましたけれども、高齢化であるとか、災害対策であるとか、また、建物の老朽化であるとか、これからの困難からまちを守る、そして美しいまちをつくるような、そんなものというのは、親しみもありますし、せっかく今まで十五年、もう十五回目になりますよね、バラの市、そういったものを生かして、そういった題材が幾つかあるのかというのもありますけれども、ぜひ荒川区が今までやってきたことを継承して、それを活用して区民に親しみやすいようなものをつくってもらいたいという、こんなのはどうでしょうか。
これから二十年先ということですから、今の若者世代が、子どもたちが考えていける機会というのも必要だと思うんです。 以前、私もGAH教育なんていうことで提案したこともあるんですが、子どもたちが幸福について考える機会を醸成するだとか、そういったことがあるかと思うので、また何年か先にできるという話ですから、それまでの間に小学生、中学生、荒川区の子どもたちに基本構想について考える機会を提供するというのは、どのようにお考えでしょうか。
◆菊地秀信委員 最後にしますけれども、これは偶然ではなく、区長が変わって、特別職も変わってということで、策定するタイミングとしてはとてもいいタイミングなのかなというふうに思っていまして、新たなカラーを出していくということができる、そんなところかと思っていますので、最後に小林副区長のこれからの考えを聞いて終わりたいと思います。
当委員会に付託されております陳情につきましては、本日のところは継続審査といたします。 以上をもちまして、総務企画委員会を終了いたします。一年間どうもありがとうございました。お疲れさまでした。 午前十一時五分閉会