江東区議会の令和6年度案や改正案などが審議・決議された。令和6年度一般会計のほか、医療・介護・福祉関連の複数のが審議され、新たな副区長2名の選任も同意された。
- ・令和6年度一般会計案の審議。修正動議が提出され、物価高騰への対策などが議論された
- ・介護保険や国民健康保険の改正
- ・後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議
- ・指定地域密着型サービス事業の基準に関する複数の改正
- ・副区長2名(綾部吉行氏、油井教子氏)の選任同意
- ✓令和6年度一般会計と国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療の各特別会計が原案通りされた
- ✓そのほか(人事・規則の整備など)13件
※ このまとめはAIが発言記録から自動生成した要約です。正確な内容は下部の発言や公式会議録の原文をご確認ください。
// 発言者(13名)
// 発言(76件)

ただいまから、去る3月14日に引き続き会議を開きます。 まず、本日の会議録署名員を指名いたします。6番中島雄太郎議員、28番鈴木綾子議員の両議員にお願いをいたします。 ────────────────────○──────────────────── ◎ 諸 般 報 告

この際、事務局長から諸般の報告を願います。
大久保朋果江東区長から、5江総総第3059号により追加議案の提出について通知がありました。 ────────────────────○──────────────────── ◎ 専 決 処 分 報 告

この機会に、区長からの専決処分の報告について申し上げます。 本件につきましては、区の義務に属する和解及び損害賠償額の決定について、地方自治法第180条第2項の規定により報告がありましたので、その写しをお手元に配付いたしましたから、これにより御了承願います。 ────────────────────○──────────────────── ◎ 監 査 結 果 報 告

次に、監査委員からの報告について申し上げます。 本件につきましては、令和6年1月分の例月出納検査の結果について、地方自治法第235条の2第3項の規定により報告がありましたので、その写しを既にお手元に送付いたしましたから、これにより御了承を願います。 ────────────────────○────────────────────

これより本日の日程に入ります。 本日の日程全部につき、事務局長の内容朗読を省略いたします。 ────────────────────○──────────────────── △ 日程第1 議案第6号 令和6年度江東区一般会計予算 △ 日程第2 議案第7号 令和6年度江東区国民健康保険会計予算 △ 日程第3 議案第8号 令和6年度江東区介護保険会計予算 △ 日程第4 議案第9号 令和6年度江東区後期高齢者医療会計予算

日程第1から同第4までの4件は、ともに令和6年度予算に関する議案でありますので、これを一括議題といたします。 (原事務局長朗読) ─────────────────────────────────────

本案について、令和6年度予算審査特別委員長から議案審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読を省略いたします。 (朗読省略) ─────────────────────────────────────

本案に対する審査の経過並びに結果について、委員長から御報告を願います。14番中嶋雅樹議員。 (14番中嶋雅樹議員登壇)

去る2月21日に開会された令和6年第1回区議会定例会において、議長を除く41名の委員をもって構成する令和6年度予算審査特別委員会に審査を付託された、議案第6号令和6年度江東区一般会計予算、議案第7号令和6年度江東区国民健康保険会計予算、議案第8号令和6年度江東区介護保険会計予算及び議案第9号令和6年度江東区後期高齢者医療会計予算について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 委員会は、2月29日、議長の招集により開会され、委員長には私、中嶋雅樹が、副委員長には中根たくや委員が選任されたので、直ちに就任の上、審査に入り、順次理事者の説明を聴取しつつ、慎重に審査をいたしました。 その結果、議案第6号から同第9号までの4件は、それぞれ賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定したので、その旨議長宛て報告書を提出した次第であります。 以下、審査の概要について申し上げます。 まず、審査に先立ち、区長から当初予算の概要について、次のような説明がありました。 令和6年度予算は、激動の世の中で、長期計画(後期)の策定・開始に向け、前例にとらわれず、防災・地域活性化、子育て・教育支援、高齢・障害者福祉など様々な取組をさらに加速させ、誰もが笑顔で活躍できるまちづくりを進め、江東区の未来の礎となる予算と位置づけ、「みんなの笑顔が未来へと輝く 新たなフェーズに向かって」として編成した。 まず、一般会計は2,543億4,900万円で、前年度比7.3%の増と過去最大規模となっている。 主な内容を見ると、歳入面では、特別区税は所得環境の改善などにより604億600万円、前年度比2.7%の増、特別区交付金は普通交付金における臨時的算定などにより665億8,500万円、前年度比6.8%の増を見込んでいる。 次に、歳出面では、避難所運営サポーターの育成や防災DXのほか、シティプロモーションの一環として、返礼品付きふるさと納税を開始するとともに、未就園児を対象とした定期的な預かり保育を区内の保育所等で新たに開始するなど、区政全般にわたって各種施策を展開している。 次に、特別会計について、まず、国民健康保険会計の予算規模は489億6,200万円で、前年度比0.6%の減となっている。 次に、介護保険会計の予算規模は405億1,300万円で、前年度比3.3%の増となっている。 次に、後期高齢者医療会計の予算規模は128億4,600万円で、前年度比5.3%の増となっている。 なお、一般会計と3つの特別会計を合わせた総予算規模は3,566億7,000万円で、前年度比5.6%の増となっている。 予算編成に当たっては、区民税等の収納対策、民間委託の拡大など、行財政改革の着実な推進はもとより、健全で持続可能な財政基盤を構築するための積極的な事業の見直しや再構築にも努めている。 以上が説明の概要であります。 では、議案第6号令和6年度江東区一般会計予算について、審査の概要を申し上げます。 まず、財政課長から、歳入・歳出の主な内容及び増減の要因に関する総括説明があり、これについて次のような質疑がありました。 一つ、6年度当初予算は、区政史上、過去最大の予算規模となっているが、予算編成に込められた大久保区長の思いは。 との質疑があり、区長から、 「みんなの笑顔が未来へと輝く 新たなフェーズに向かって」をテーマとして編成し、私が掲げた公約を可能な限り反映した。 旨の答弁がありました。 一つ、6年度の当初予算は、大久保区政にとって初めての予算編成となったが、当初予算に対する区長の満足度は。 との質疑があり、区長から、 防災・地域活性化、子育て・教育支援、高齢・障害者福祉、この3つをポイントとして掲げ、着実に編成することができた。 旨の答弁がありました。 一つ、12月に区長就任後、時間的な制約がある中での予算編成となったが、中長期的に取り組むべき行政課題を何と捉えているのか。 との質疑があり、区長から、 子育て支援や福祉施策の充実等であり、ポテンシャルの高い本区の魅力を生かしたハード・ソフト両面でのまちづくりを進めていく。 旨の答弁がありました。 一つ、歳入や基金が大幅に増額となる中で、6年度予算に計上した各種施策の支援では不十分と考えるが、見解は。 との質疑があり、理事者から、 安定的・継続的に区民サービスを提供できるように財政運営を図っていく必要があり、基金を有効に活用しながら取組を進めていく。 旨の答弁がありました。 次に、歳入各款について、審査の概要を申し上げます。 まず、第1款から第11款について一括審査したところ、次のような質疑がありました。 一つ、東京豊洲万葉倶楽部の開業により、増収が見込まれる入湯税の活用方針は。 との質疑があり、理事者から、 様々な観光施策等をさらに充実させるための活用を想定している。 旨の答弁がありました。 一つ、返礼品付きのふるさと納税について、導入する目的は。 との質疑があり、理事者から、 シティプロモーションの観点から、区の魅力発信と経済振興を図るために実施していく。 旨の答弁がありました。 次に、第12款から第21款について、一括審査したところ、次のような質疑がありました。 一つ、深川江戸資料館などの歴史3館の観覧料について、こどもは無料とすべき。 との質疑があり、理事者から、 個人利用での適用は行わないが、教育活動の場合は条例等に基づき無料としている。 旨の答弁がありました。 次に、歳出各款について、審査の概要を申し上げます。 まず、第1款及び第2款について、一括審査したところ、次のような質疑がありました。 一つ、生活安全対策事業について、安全安心パトロールにおける活動の効果は。 との質疑があり、理事者から、 地域の防犯意識の向上、犯罪の抑止及びこどもたちの安全に寄与している。 旨の答弁がありました。 一つ、区報発行事業について、区報のリニューアルの内容は。 との質疑があり、理事者から、 紙面のフルカラー化や横書きでの統一など、ビジュアル面での改善を図る。 旨の答弁がありました。 一つ、CATV放送番組制作事業について、区の動画コンテンツとしてさらに活用すべき。 との質疑があり、理事者から、 区の広報媒体等のメディアミックスにより、一層伝わりやすい広報に取り組んでいく。 旨の答弁がありました。 一つ、電子自治体構築事業について、文書生成AIを活用する具体的な業務は。 との質疑があり、理事者から、 現時点では、資料の文案作成、文章の要約及びアイデア出し等での活用を予定している。 旨の答弁がありました。 一つ、水防対策事業について、新たに設置するハザードサインの取組内容は。 との質疑があり、理事者から、 ハザードマップの浸水深等を記載した説明板を小中学校等の公共施設に設置する。 旨の答弁がありました。 一つ、防災DXの推進に向けた6年度の新たな取組は。 との質疑があり、理事者から、 災害情報システムのリニューアル等により、迅速かつ分かりやすい情報発信を行う。 旨の答弁がありました。 次に、第3款について審査したところ、次のような質疑がありました。 一つ、心身障害者福祉手当支給事業について、高齢の障害者の生活実態に対する認識は。 との質疑があり、理事者から、 経済的負担等があるため、障害状況に応じて各種サービスの提供により支援している。 旨の答弁がありました。 一つ、介護人材の定着には職場環境の改善も重要な要素だが、区の取組は。 との質疑があり、理事者から、 様々な研修を通して働きやすい環境整備に努めており、今後も研修内容を工夫していく。 旨の答弁がありました。 一つ、高齢者地域見守り支援事業について、今後の事業展開に対する考えは。 との質疑があり、理事者から、 サポート地域のさらなる拡大と活動が停滞している団体へのフォローアップに注力する。 旨の答弁がありました。 一つ、ベビーシッター利用支援事業について、事業を開始した経緯は。 との質疑があり、理事者から、 施設型の保育以外にも一時保育の選択肢を広げ、子育て家庭を支援、応援するためである。 旨の答弁がありました。 一つ、問題を抱える女性等への支援のために生活応援課を新設するが、期待する効果は。 との質疑があり、理事者から、 女性や母子などに対する相談しやすい窓口体制の整備及びきめ細かな支援である。 旨の答弁がありました。 次に、第4款及び第5款について一括審査したところ、次のような質疑がありました。 一つ、地球温暖化防止設備導入助成事業について、各種助成件数を拡充した狙いは。 との質疑があり、理事者から、 年々増加している申請件数に対応し、ゼロカーボンシティ江東区の実現を目指していく。 旨の答弁がありました。 一つ、たばこ対策について、分煙環境の整備に向けた今後の総合的な取組は。 との質疑があり、理事者から、 閉鎖型喫煙所の整備や禁煙重点地区の在り方など、様々な課題を全庁的に検討していく。 旨の答弁がありました。 一つ、販路開拓支援事業のホームページ作成について、更新時も補助対象に含めるべき。 との質疑があり、理事者から、 新規作成時の需要が高いことから、まずは6年度予算で新規開設の補助を拡充する。 旨の答弁がありました。 一つ、後継者育成支援事業について、事業者の実情に応じて事業承継を支援すべき。 との質疑があり、理事者から、 まずは、事業承継の必要性や課題の整理、他機関との連携など、必要な支援策を検討する。 旨の答弁がありました。 一つ、豊洲千客万来と区内の観光スポットをつなぐ周遊ツアーの具体的な取組内容は。 との質疑があり、理事者から、 千客万来を絡めて、歴史ある伝統文化など、様々な魅力に触れて楽しむツアーを企画する。 旨の答弁がありました。 次に、第6款について審査したところ、次のような質疑がありました。 一つ、都に対して、整備方針に基づく丸八橋のバリアフリー化の促進を求めるべき。 との質疑があり、理事者から、 誰もが安全で快適に利用できる道路環境の整備は重要であり、早期着手を求めていく。 旨の答弁がありました。 一つ、公園維持管理事業について、原っぱ管理運営委託の目的は。 との質疑があり、理事者から、 維持管理を行い、原っぱを活用したイベント等による新たな遊び場とするためである。 旨の答弁がありました。 一つ、地下鉄8号線建設費補助事業について、東京メトロに対する補助金の使途は。 との質疑があり、理事者から、 6年度は、工事発注に向けた図書の作成や試掘調査などが予定されている。 旨の答弁がありました。 一つ、地域特性を生かした(仮称)千石駅周辺地区のまちづくりの進め方は。 との質疑があり、理事者から、 地域資源等を活用した魅力あるまちづくりを地域と行政が一体となって進めていく。 旨の答弁がありました。 一つ、不燃化特区推進事業について、6年度に実施する新たな取組は。 との質疑があり、理事者から、 戸建て住宅及び共同化の建て替えに対する建築工事費の助成を開始する。 旨の答弁がありました。 次に、第7款について審査したところ、次のような質疑がありました。 一つ、教科書採択事業について、教科書の採択に至るまでのプロセスは。 との質疑があり、理事者から、 学識経験者等で構成する委員会の資料等を参考にしつつ、教育委員会が独自に採択する。 旨の答弁がありました。 一つ、健全育成事業について、年々増加している不登校児童・生徒への支援内容は。 との質疑があり、理事者から、 6年度は学校と家庭の連携推進校を3校増やすなど、不登校対策の充実を図っていく。 旨の答弁がありました。 一つ、江東きっずクラブにおける宅配弁当利用のマニュアル化について、進捗状況は。 との質疑があり、理事者から、 全てのきっずクラブにマニュアルを送付し、早ければ春休みから導入が可能である。 旨の答弁がありました。 一つ、学校施設の長寿命化について、施設関連経費が約3割の増額となった要因は。 との質疑があり、理事者から、 労務単価の上昇や建設資材の高騰、省エネ性能向上のための機器設置費の増などである。 旨の答弁がありました。 次に、第8款から第10款について一括審査したところ、特に質疑はありませんでした。 次に、議案第7号令和6年度江東区国民健康保険会計予算について、審査の概要を申し上げます。 まず、歳入歳出全般について一括審査したところ、次のような質疑がありました。 一つ、健診・保健指導事業について、国民健康保険の人間ドック助成の周知方法は。 との質疑があり、理事者から、 ホームページ、区報等で周知するほか、チラシを国民健康保険加入世帯へ郵送している。 旨の答弁がありました。 次に、議案第8号令和6年度江東区介護保険会計予算について、審査の概要を申し上げます。 まず、歳入歳出全般について、これを一括審査したところ、次のような質疑がありました。 一つ、要介護認定等調査の事務委託料について、増額により見込まれる効果は。 との質疑があり、理事者から、 区外の居宅介護支援事業所にも委託できる可能性が高まることである。 旨の答弁がありました。 一つ、認知症高齢者支援事業について、物忘れ予防健診の対象年齢を拡充した狙いは。 との質疑があり、理事者から、 より多くの早期発見・早期対応につなげるとともに、認知症に関するさらなる啓発を図る。 旨の答弁がありました。 最後に、議案第9号令和6年度江東区後期高齢者医療会計予算について、審査の概要を申し上げます。 まず、歳入歳出全般について一括審査したところ、次のような質疑がありました。 一つ、後期高齢者医療制度について、保険料の上昇を抑え、負担軽減を行うべき。 との質疑があり、理事者から、 東京都後期高齢者医療広域連合による独自対策や医療費の適正化に取り組んでいる。 旨の答弁がありました。 以上の経過をもって、一般会計予算、国民健康保険会計予算、介護保険会計予算及び後期高齢者医療会計予算の審査を全て終了し、それぞれ賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において、委員各位から多くの貴重な御意見が出されましたが、これらについては逐一御報告いたしませんので、御了承を賜りたいと存じます。 これをもちまして、私の委員長報告を終わります。 御清聴ありがとうございました。

以上で委員長報告を終わります。 なお、議案第6号に対し、西部ただし議員ほか4名から、地方自治法第115条の3及び会議規則第17条の規定による修正動議が議長宛て提出され、その写しを既にお手元に配付してあります。 お諮りいたします。 これを併せて一括議題といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。 修正案について、御説明を願います。30番赤羽目たみお議員。 (30番赤羽目たみお議員登壇)

令和6年度江東区一般会計予算に対する修正案について、御説明いたします。 長引く物価の高騰や年金の削減、医療・介護など社会保障の負担増で、労働者の実質賃金は2年連続で減少、1996年時と比べ年間64万円も減っており、区内経済と家計は深刻な状況が続いています。 また、本年1月1日に発生した能登半島地震は甚大な被害をもたらし、区民の不安は高まっています。区民に寄り添い、命と暮らしを守る施策の充実を図るため、本修正案を提案いたします。 修正案は、第1に、暮らし応援に重点を置き、医療や介護、教育、子育てに係る区民負担の軽減、中小企業支援の充実や防災対策の一層の強化を図ります。 第2に、民間委託を中止し、正規職員を採用することにより、区として雇用の安定に努めるとともに、災害時に直ちに対応できる体制を強化します。 第3には、区民の立場で不要不急の事業を見直すとともに、区政史上最高の積立基金を積極的に活用し、住民要望に応えるものです。 以下、主な修正内容について御説明いたします。 一般会計予算において、歳入歳出予算2,543億4,900万円の予算原案に対し、0.87%増、22億506万円を増額修正いたします。 まず、歳入についてです。 第12款分担金及び負担金は、ひとり親世帯のゼロから2歳児の第1子の保育料無料化を図ります。 第16款財産収入は、株式会社東京臨海ホールディングス社への出資金を取りやめます。 第18款繰入金は、財政調整基金から新たに20億300万円余を繰り入れし、財源を確保いたします。 次に、歳出についてです。 第2款総務費は、パートナーシップ・ファミリーシップ制度の実施、平和都市宣言趣旨普及事業を拡充します。また、いつ起きてもおかしくない大規模な自然災害に備え、備蓄物資の増強、感震ブレーカーの設置促進を図るものです。 第3款民生費は、障害児通所サービスの利用料負担の軽減や、心身障害者福祉手当に65歳以上の新規申請者を支給対象に加えます。東砂第三保育園の民間委託の中止、補聴器購入費補助の拡充、低所得の高齢者へのエアコン設置費用の補助、高齢者入院見舞金並びに重度介護手当を創設いたします。 また、福祉事務所のケースワーカーを16名増員します。 第4款衛生費は、羽田新ルートに伴う騒音影響調査の拡充、がん検診の無料化を図るとともに、結核健診事業や生活習慣病予防健診の外部委託を中止いたします。 第5款産業経済費は、小規模企業特別融資の利子補助の引上げ、中小企業のホームページ更新費用への補助、商店街店舗改修費の一部助成など、商工振興費を増額します。 第6款土木費は、地下鉄8号線建設等基金5億円の積み増しを中止する一方、土木職員の増員、マンション耐震改修に対する助成金額の引上げ、木造住宅の簡易耐震改修に助成するものです。また、民間住宅へのリフォーム助成を実施いたします。 第7款教育費は、小中学校の学用品費を無償とします。さらに、返済不要の給付型奨学金の対象を大学生まで拡充、奨学金返済助成事業の実施、スクールソーシャルワーカーの増員を図ります。 以上、提案説明といたします。

これより討論に入ります。 13番重松佳幸議員、41番大嵩崎かおり議員、38番石川邦夫議員、21番まにわ尚之議員、18番吉田要議員の5名から討論の通告がありますので、順次発言を許可します。 13番重松佳幸議員。 (13番重松佳幸議員登壇)
江東区議会自民・参政・無所属クラブを代表し、江東区令和6年度当初予算に関する議案第6号、令和6年度江東区一般会計予算ほか3件について、賛成の立場から討論を行います。 本区の令和6年度当初予算案は、激動の世の中で、前例にとらわれず、様々な取組を加速させ、誰もが笑顔で活躍できるまちづくりを進め、江東区の未来の礎となる予算と位置づけ、「みんなの笑顔が未来へと輝く 新たなフェーズに向かって」として編成されました。 一般会計予算は、前年度比7.3%増で2,543億4,900万円となり、国民健康保険会計、介護保険会計、後期高齢者医療会計と合わせて3,566億7,000万円となり、江東区政史上最大規模となりました。 我が会派は、区長就任後、限られた時間の中で選挙公約を反映し、区長のこれまでの行政職員としての思いを反映したものとして評価をするものであります。 また、大久保区長は、前区長の公職選挙法違反容疑による突然の辞職を受けて行われた昨年12月10日の江東区長選挙において初当選し、翌日12月11日付で就任したところであります。 前区長の公判は今月18日に初公判が開かれており、本日現在、結審されておりませんが、被告が起訴内容を認めていることから、令和5年4月23日執行の江東区長選挙の結果は、民主的な裏づけがなかったことが推定される状況であります。 したがって、大久保区長は、公正・公平に正しく選挙された公選区長として、公約で有権者に問うてきた各施策について、その方向を定めていくことが求められている中で、前区長の下進められた施策のうち、議決に至っていない施策についてはゼロベースでの見直しが必要であると改めて申し上げておきます。 まず、歳入についてであります。 特別区税が、所得環境の改善や納税義務者数の増加などにより、604億600万円で前年度比2.7%増となり、特別区交付金は普通交付金における臨時的算定などにより665億8,500万円、前年度比6.8%の増を見込んでおります。しかしながら、区民生活に目を向けると、物価高騰が生活に大きな影響を及ぼし、先行きは不透明であります。 また、人口増を続ける本区においても、ゼロ歳から9歳、35歳から49歳の人口が減少しており、今後、マイナスの影響を受ける可能性をはらんでおります。 さらに、法人住民税の一部国税化やふるさと納税制度の拡大といった不合理な税制改正等を鑑みると、現在、必要な事業の執行とともに、将来必要な事業の執行を見越しつつ、歳入環境を注視する必要があると考えます。引き続き、基金と起債の適切な活用等、財政当局による緊張感を持った財政運営を求めるものであります。 また、介護給付準備基金について、第9期の保険料を決めるに当たり、基金残高35億円から25億円を取り崩すことを見込んでおります。現在の物価高騰、診療報酬をはじめとするトリプル改定を控え、保険料の上昇を抑えつつ、将来の安定的な運営を目指すことが求められている中で、第9期の保険料を一定程度抑制したことは評価をいたしますが、次世代のことを考えた基金の活用も求められております。この点に十二分に御留意され、適正な基金残高について、国や都からの基準を待たず、保険者である本区の考え方を検討されるように申し添えます。 続いて、歳出についてであります。 まず、契約及び委託についてであります。 公共工事はもとより、指定管理等、多くの区内事業者の協力をもって本区事業を進めておられるように、行政サービスの提供や防災対策を推進する上で、区内事業者の協力は不可欠であります。契約及び指定管理等の委託については、公正・公平な契約制度であることはもちろんのこと、区内事業者の声を聞き、事業者の育成という観点から常に検証していくことを求めます。 次に、ベビーシッター利用支援事業についてであります。 本事業については、利用したい方にとって有効な事業である一方で、東京都の事業であり、本区がその安全面の担保を取れるのかという不安要素が拭えない点に対して、その執行及び事故予防に万全を期すように強く求めます。 併せて、予算編成上、次回以降に積み残しとなっている課題、具体的には高齢者福祉及び障害者福祉を担う人材確保策について、国や都の動向を注視し、適切な時期に事業化するよう求めておきます。 また、事業執行におかれましては、民間活力の活用を念頭に行政サービスの展開を想定されておりますが、こと公金支出を伴う事業については、引き続き、厳格な審査と確かな執行を併せてお願い申し上げます。 長期計画における重要課題及び重点プロジェクトに関しては、コロナ禍で計画策定時からの見直しがあり、それを再計画化して計画期間の前期期間を進捗中でありますが、後期期間に向けて、物価高騰等の社会情勢を鑑みた具体的な計画化をしていかなければなりません。 本年元旦に発生した能登半島地震を鑑みても、防災減災対策事業は待ったなしであります。本事業は社会情勢に左右されずに進めていくべきものとして、長期計画における位置づけについても改めて明確化するよう、強く求めるものであります。 最後に、先ほど上程されました日本共産党江東区議団提案の修正動議についてであります。 まず、事業の民間委託の中止についてであります。 効率的な事業執行を進める上での民間活力等の導入は、行財政改革計画にも掲げる本区の基本的な方針であり、利用者や保護者及び事業者との信頼関係の下で事業を執行されている状況にあります。 現状と未来を見据えたとき、事業を担っていただく事業者の方々の暮らしに寄り添い、事業者によるサービスを待っている区民の生活を鑑みれば、到底賛成できるものではありません。 また、多くの助成制度の創設等が提案されておりますが、令和7年度以降の財政運営に大きな影響を与える内容であり、区や区議会においても十分な議論が必要であります。 また、電子計算システム改修などの必要経費が計上されておらず、本修正予算案では円滑な事業実施が困難であると考え、賛成しかねるものであります。 したがって、日本共産党江東区議団提案の修正動議には反対いたします。 本格的にコロナ後の世界に踏み出す局面を迎えました。これまでの視野では拾い切れない行政需要が今まで以上に出てくることになるでしょう。とかくぎすぎすした世の中でありますが、ハンドルもブレーキも「遊び」がなければスムーズな運転はできません。一方で、行政には厳格な運営が求められます。判断が場面ごとに異なっては区民の信頼を得られません。 我が会派としては、引き続き、直接区民の思いを受け止め、区民の最善の利益のために行政へ積極的な提言を続けてまいる所存であります。 区長並びに理事者及び職員各位におかれましては、議会との建設的な議論を通してより一層の行政サービスの展開をお願いし、併せて日頃の職務に対して感謝と敬意を表するものであります。 結びに、区民の声を反映した我が会派の要望事項が概ね反映されていること、事業執行に対して、我が会派より御指摘申し上げた懸念される事項につき善処する姿勢が見られること、本予算案に含めることができなかったもののうち、積み残しとなった課題認識を概ね共有できたこと、これらを踏まえまして、今定例会に提案された令和6年度江東区一般会計予算ほか3件に対して、賛成の態度表明をいたしまして賛成討論といたします。 御清聴ありがとうございました。

41番大嵩崎かおり議員。 (41番大嵩崎かおり議員登壇)
日本共産党江東区議団を代表し、令和6年度江東区予算に対する反対討論を行います。 まず、議案第6号、令和6年度江東区一般会計予算についてです。 来年度一般会計予算は2,543億円、今年度と比べ173億円余り、7.3%増で、過去最大規模となっています。 来年度予算には、日本共産党区議団が求めてきた学校給食無償化の継続、保育料の引下げ、施設使用料の据置き措置の延長、特別養護老人ホームや障害者グループホームの増設など、一定の区民要望についても盛り込まれたことは評価するものです。しかしながら、物価高騰で苦しむ高齢者や障害者、中小企業への経済的支援、教育費の負担軽減など、暮らしと営業を支えるための支援策や、能登半島地震の教訓を生かした防災対策の抜本的強化、ジェンダー平等の取組なども極めて不十分だと言わざるを得ません。 来年度は、東砂児童館・福祉会館、東砂第三保育園、辰巳小学校の用務業務、保健所が実施している水質検査や食品の細菌検査、結核健診事業の民間委託が実施されます。 区は行財政改革と称して、区直営の公共施設の運営を次々と民間委託し、正規職員の削減を進めてきました。民間委託を行ったきっずクラブでは人が集まらず、委託業者が職員数を水増し請求する委託料の不正受給事件が発生しています。目先の利益のためにコスト削減、人件費削減の雇用破壊の下で人が集まらない実態があり、結果的に区民サービスの低下を招くものです。また、民間委託は、区自らが不安定・低賃金の労働者を増やすものです。 正規職員を減らし続けてきた結果、江東区の人口1,000人当たりの職員数は23区中最下位です。福祉事務所のケースワーカーは、社会福祉法の定める1人当たり80世帯をはるかに超え、平均で97世帯、中には120世帯を担当する状況です。土木職員も退職不補充で、浸水事故発生時の初動体制が遅れる事態も発生しており、危機管理上も計画的な増員が必要です。 また、障害福祉部や保育園などでは恒常的残業が発生しており、職員組合からは200名を超える増員要求が出されています。定員適正化計画を見直し、業務量に見合った職員の増員を図るべきです。 江東区は、コロナ禍と長引く物価高騰で区民生活が危機的状況に陥る中、暮らしの支援のために使うべき予算を余らせ、この4年間だけでも495億円もの基金を積み増ししています。令和5年度の最終補正時点における基金総額は、過去最高の1,925億9,000万円余りにも上ります。区民から集めた税金は、区民の暮らしと営業を守り、豊かにするために活用すべきです。 日本共産党区議団は、区長提案の予算に対する修正案を提案しています。首都直下地震に備えた備蓄物資の増強や、木造住宅・マンション耐震化助成の増額などの防災対策の抜本的強化、小中学校の学用品費の無償化、給付型奨学金の拡充など、教育費の負担軽減、重度介護手当や高齢者入院見舞金制度の創設など、高齢者の生活支援、予算比率1.3%に落ち込んでいる産業経済費を抜本的に増額し、融資の利子補助引上げ、店舗改修助成制度の創設、事務所・店舗の家賃助成、パートナーシップ制度の実施など、380億円ある財政調整基金から20億円余り繰り入れれば実施可能です。暮らしの支援策の抜本的強化を求めるものです。 次に、議案第7号、国民健康保険会計についてです。 来年度の国民健康保険料は、この数年間では最大の上げ幅となる1人当たり1万3,848円もの大幅値上げが実施されます。物価高騰で苦しむ高齢者、中小業者に大打撃を与えるものです。そもそも国民健康保険制度は、高齢者や中小零細業者などが加入する制度で、財政的には非常に脆弱です。だからこそ国民皆保険制度の趣旨にのっとり、国が財政的な支援を行うことが必要です。また、財政運営の主体である東京都や保険者である江東区が、保険料の負担軽減を行うために最大限努力することが求められます。 国は就学前のこどもの均等割の半額減免を実施していますが、江東区があと3,800万円支出を増やすだけで、全額免除することが可能です。区として実施可能な負担軽減対策が取られていないことは問題であり、本議案に反対するものです。 次に、議案第8号、介護保険会計についてです。 区は、来年度からの介護保険の基準保険料を現行5,800円から6,200円へ引き上げるなど、ほぼ全ての階層の保険料の値上げを行います。年金が削減され、医療や介護などの負担が重くなる中、高齢者の生活は困難を極めており、見直しのたびに値上げされる保険料の負担に高齢者からは悲鳴の声が上がっています。区として、一般会計から財政投入を行い、値上げは回避すべきです。よって、本議案に反対いたします。 次に、議案第9号、後期高齢者医療保険会計についてです。 国は、こどもの出産育児一時金拡充の財源の一部を75歳以上の高齢者に負担させるとして、高齢者1人当たり640円を保険料に上乗せし、財源構成に占める高齢者の保険料の負担割合の引上げを行いました。子育て支援のための財源を高齢者の負担増で賄うなど許されません。 今回の保険料の改定により、1人当たりの保険料は年間11万1,356円で、前年と比べ6,514円、6.2%ものかつてない大幅な値上げとなっています。後期高齢者の7割近くが年収200万円以下の低所得層であり、負担増は行うべきではありません。よって、本議案に反対するものです。 以上をもちまして、令和6年度予算に対する反対討論といたします。 御清聴ありがとうございました。

38番石川邦夫議員。 (38番石川邦夫議員登壇)

それでは、江東区議会公明党としまして、議案第6号から9号までの令和6年度江東区一般会計予算と特別会計3会計を賛成の立場で討論いたします。 「みんなの笑顔が未来へと輝く 新たなフェーズに向かって」と編成しました。一般会計では、2,500億を超え、4会計でも3,500億を超え、過去最高となり、歳入面では、特別区税に関しては604億、特別区交付金は665億と、当初予算では過去最大で、繰入金に関してはマイナス1.4%の減となり、歳入面に関しては最良の状況と考えます。 歳出面に関しては、人件費が定年引上げに伴い10.6%増、扶助費に関しては4.2%増で過去最大、普通建設費に関しては、資材高騰の影響も含め、51.8%の増であります。歳入増ではありますが、固定費を含め、必要経費が確実に増えている状況であり、答弁でも、人口増加が見込まれることから、子育て支援や高齢者施策、防災力強化といった行政需要の多様化があり、ふるさと納税に伴う減収、また税源偏在是正措置の影響と扶助費増、公共施設の改築・改修への対応と物価高の影響があるとしております。 この令和6年度の予算に関しては、大久保区長になってからの初めての予算編成で、限られた時間の中、全ての世代に責任を持つ区政と区民生活最優先の区政を実現すべく、防災・地域活性化、子育て教育支援、高齢障害者福祉の3つのポイントを着実に編成しております。 代表質問でも取り上げましたが、大久保区長のおかげで新たな事業に挑戦していく姿が目に浮かぶような予算と感じており、高い評価をしております。 こうした状況で、本区で一番大事な取組が基金の活用であります。令和6年度に関しては、基金活用を積極的に活用していく予算となり、評価をしております。 例年は基金活用をうたっていても執行残で特に財政調整基金が増となっておりまして、令和6年度に関しては、マイナスの方向と伺いました。こうした基金活用に関しての単年度の利用を提案させていただいておりますが、単年度の事業は各所管の負担が大きく苦労を伴いますが、職員の経験を含め、積極的に取り組んでいくことを要望させていただきます。 また、個別の予算でありますが、ふるさと納税の取組に関しては、豊洲市場の活用で連携に向けた検討をしていくとの答弁をいただいており、ぜひ進めていただきたいと考えております。 また、プレミアム付区内共通商品券については、春闘での賃金アップの状況をつなげていくために取り組んでおります。現在、商店街振興会との準備を進めておりますが、上限金額の見直しを行い、広い範囲で区民の皆様が活用できるこうした体制になっております。今後はキャッシュレスの取組についても検討を要望させていただきます。 また、介護従事者確保支援事業については、今後の支援策の充実について検討するとの答弁をいただいております。各事業者において、本区で介護従事者が足りなくなるようなことがないよう、他区の状況をしっかりと精査しながら取り組んでいただきたいと要望をいたします。 そして、パートナーシップの取組でありますが、本区でも迅速に取り組んでいくことを併せて要望いたします。 新たな事業の取組は職員の皆様の苦労を伴います。ですが、職員の皆様の汗と涙は表に出ない場合もありますが、必ず区民の皆様の喜びにつながっていくと確信をしております。 職員の皆様の事業執行に当たっては、頑張りをぜひよろしくお願いしますと申し上げ、令和6年度江東区一般会計予算の原案に賛成を表明いたします。 一般会計予算の修正動議に関しては、民間委託中止での職員配置等を一切考えない内容に関しては、区民サービスの低下を招き、利用者を陥れ、江東区を混乱させるおそれがある予算のため、断固反対を表明しておきます。 また、令和6年度国民健康保険会計予算、令和6年度介護保険会計予算、令和6年度後期高齢者医療会計予算に関しては、保険料への基金活用を含め、区民の皆様への配慮を様々検討して取り組んでいただいていることに感謝を申し上げまして賛成の表明をいたします。 以上となります。 御清聴ありがとうございました。

21番まにわ尚之議員。 (21番まにわ尚之議員登壇)

立憲民主党・市民の声のまにわ尚之です。議案第6号から第9号までの2024年度の江東区予算案に関しまして、反対の立場からお話をいたします。 まず、予算全体のことについてお話をいたします。 今年度、江東区議会は、区民に対して深刻な政治不信と混乱をもたらし、区民の意識に地方政治に対する不信感を植えつけてしまいました。新年度は信頼回復に向けて取り組んでいかねばならない重要な年であります。 では、新年度予算が区民の信頼回復に値するものかどうか、検討いたしました。その賛否に関しては、慎重たる姿勢で臨みたいと思います。それが区民の声や関心事を代弁する少人数の会派の役割と考えているからです。 では、反対の理由を述べさせていただきます。 予算全体における大きな問題点は、ほかの幾つかの会派からも御指摘のとおり、膨大な基金残高に存すると考えます。3月12日の都政新報によれば、次年度末の基金見込残高が、23区の中で江戸川区、港区に次ぐ第3位の規模です。江東区は1,663億円、人口規模も面積も大きい世田谷区でさえ1,284億円の基金残高です。ここまで積み上がった基金、「中長期的には楽観視できない」、「景気動向や社会情勢に左右される」、「行政需要の増大」というような抽象的な答弁では、この膨大な残高に対する区民への説明責任を果たしているとは言えません。 今回の予算案で新規事業「シティプロモーション」、「庁内DXの推進」など、高く評価をしております。こういった施策というのは、短期的な効果というよりも、中長期的な江東区の発展をもくろんだものです。中長期的な我が区の発展を計画していながら、同時に「中長期的には楽観視できない」とはいかなることでしょうか。確かに次年度の新規事業が中長期的な発展を確実に約束しているわけではありません。しかしながら、積極的な予測も織り込んで予算編成が果たされなければ、緊縮予算に永年にわたってなってしまいます。そして、それが自治体の発展の妨げとなってしまいます。 つまり、足りていない分野への適切な予算配分が積極的に果たされなければいけないということです。特に社会保障分野への配分がさらに必要と考えます。というのも、今江東区で大きな変化が起こっているからです。予算委員会の答弁の中で、江東区で所得の高い層が増加していることが公表されました。そして、年収が200万円以下の低所得者層が減少しているとも伝えられました。また、生活保護の受給者は、日本全体では4年連続で増加しているにもかかわらず、江東区は僅かに減少しています。これは何を意味しているでしょうか。これはとりもなおさず、低所得者の人たちが江東区から追い出され、富裕な人しか住めない地域になっていることにほかなりません。 ジェントリフィケーションという言葉があります。地価が上がり家賃も上がる結果、もともとその地域に居住していた貧しい人々が住めなくなって、地域から追い出されてしまうということです。今まさに江東区はジェントリフィケーションのただ中にあると思います。残念ながら、今回の予算案からはこういった現状への危機意識を読み取ることができませんでした。 さて、江東区の財政状況は、「景気動向や社会情勢に左右される」とのことですが、それはそのとおりであると思います。しかしながら、それは江東区だけの話ではありません。数年前のコロナ禍のときも、予想に反して基金が積み上がったわけです。それは、各自治体の個別の財政負担にならないように国や都の補助金があったからです。将来的な状況変化といっても、国を挙げてのフォローが見込まれます。江東区のみが独自財産を集中的に費消してしまうというような事態は想定しづらいと考えます。 また、行政需要の増大を心配されておりますが、そうであれば公共部門の拡充に努める必要があります。行革を方便にして人員削減と指定管理を進めることは、公共部門を弱体化させるばかりです。 表面的な費用対効果に着目してアウトソーシングした結果が、低賃金・過重労働の労働者の増加です。江東区職員の45%を占める会計年度任用職員の登用は、官製ワーキングプアであると同時に、女性の貧困を生み出しています。現在、江東区で働く2,325人の会計年度任用職員のうち2,084人が女性です。つまり、会計年度任用職員の9割が女性なんです。結局のところ、次年度の予算案に賛成するということは、女性の貧困を生み出し続けることを同意していることにほかなりません。 特別会計のほうも申し上げます。 特別会計に関しましては、保険料の抑制の努力は一定程度評価しますが、さらなる保険料の軽減と低所得者への手厚い配慮が必要である点から、反対の立場でございます。 また、介護保険会計に関しましては、肝腎の介護従事者に対する待遇改善と人員確保策があまりにも手薄であると考えます。 以上が、議案6号から9号に関する反対の意見でございます。 ありがとうございました。

18番吉田要議員。 (18番吉田要議員登壇)

江東区議会新時代の会を代表して、令和6年度江東区一般会計予算及びその他関連議案について、賛成の立場で討論を行います。 令和6年度は激動の世の中で、山積みする行政課題がある中、特に喫緊の課題である少子化対策・子育て施策の拡充、活力ある多様な地域社会の実現、高齢者施策の取組の加速が求められています。 また、江東区長期計画前期の最終年度であることから、長計後期の策定・開始に向けて、全庁ワンチームとなって、長期計画で掲げた目標の実現に向けて取組を着実に推進する必要がございます。 今回の令和6年度予算は、大久保朋果区長が12月に就任されて初めての予算編成となりました。大久保区長は区民に対して、「全ての世代に責任を持つ区政」、「区民生活最優先の区政」、「クリーンで公正な区政」の3つを約束され、安定した区政運営や区政への信頼回復に向け、就任当初から精力的に取り組まれております。 予算編成においても、前例にとらわれず、「誰もが笑顔で活躍できるまちづくり」を目指し、防災・地域活性化、子育て・教育支援、高齢・障害者福祉など、様々な取組をさらに加速させたものになっていることについて評価をしております。 それでは、令和6年度江東区一般会計予算及び特別会計予算について、各政策分野ごとに評価と意見を申し上げます。 最初に、健康・福祉・医療について。 我が会派では、地域包括支援センターの機能と役割の強化に引き続き取り組み、多職種間の連携を一層強化して、在宅福祉の支援体制を拡充することをこれまで求めてまいりました。 今回の予算編成では、長寿サポートセンターの機能強化・体制整備の予算が計上され、第16番目となる特別養護老人ホームの整備、孤独・孤立対策の官民連携体制の整備、高齢者のデジタル活用の支援などについての取組がなされたことを評価しております。引き続き、高齢者福祉の総合窓口となる地域包括支援センターの施策拡充を要望いたします。 3年に1度の改定となる第9期の介護保険事業計画においては、増加し続ける保険給付に対し、基金の適正な取崩しをもって基準額の大幅な増加を抑えました。また、保険料の多角化も16段階から18段階と、対象者の内容をきめ細かく行い、低所得者への負担軽減も行っていることを評価しております。 そして、高齢者の健康診査事業、保健指導事業などを通じて、元気な高齢者が住み慣れた地域で快適で生きがいを持った生活が送れるよう、継続した施策展開を要望いたします。 次に、防災対策について。 本年1日は能登半島地震の発生で幕を開けました。被災者の一刻も早い復興を願い、本区としても被災地への支援物資の提供や職員の派遣が行われていたところですが、復興に向けた息の長い支援が必要だと考えます。 令和5年度の江東区政世論調査においては、本区に力を入れてほしい施策の1位が、3年連続で防災対策であることや、能登半島地震の発生を機に、地域住民からは、首都直下地震などのより一層の対策の強化が望まれております。 我が会派では、災害に強いまちづくりを実現するため、ハード・ソフトの両面から、防災・減災対策に取り組むことを求めてまいりました。 防災DX・災害協力隊の支援体制の強化、避難所運営体制の強化、地域防災の担い手不足に対応し、若い世代の防災人材の育成や防災訓練・避難所運営への参画を求めてまいりました。 令和6年度予算では、避難所運営サポーターの育成、防災ポータルサイトのリニューアル、国・都・江東5区が連携した広域避難検討、AIを活用した防災リスク情報の収集、学校避難所への発電機の設置などが実現されたことについて評価をしております。 今後はさらなる防災対策の拡充に努めるとともに、多様性に配慮した避難所の環境整備や運営体制の強化、そして、障害特性・災害弱者へのきめ細やかな防災備蓄や、情報ネットワークを軸とした防災DXのさらなる推進を要望いたします。 次に、こども施策について。 少子高齢化・子育て施策のさらなる拡充が求められる環境下において、大久保区長が掲げる「こどもが輝く、子育てが楽しいまち」の政策について共感し、さらなる政策の推進を期待しております。 令和6年度予算においては、我が会派が求めてきた学校給食費の無償化の継続実施、未就園児の定期的な預かり事業の開始、家事・育児サポーターの対象を3歳未満の子を養育する全家庭へ拡充、病児・病後児保育施設の拡充、バースデーサポート事業の対象を、従来の2歳に加え、新たに1歳を迎えるこどもを育てる家庭にも拡充するなど、様々な政策が推進をいたしました。 今後は、区立の全幼稚園に対する3歳児保育や預かり保育の実施、待機児童ゼロの継続や保育の質のより一層の拡充、外国籍のこどもたちの日本語学級の拡充など、さらなる子育てサポート体制の強化も要望いたします。 次に、女性や障害のある方への施策について。 我が会派では、女性の活躍支援や障害者施策の強化について求めてまいりました。大久保区長は全ての世代に責任を持つ区政を掲げており、困難な問題を抱える女性・ひとり親等を包括的に支援する生活応援課の新設や、本庁舎2階のるーくるに分身ロボットを活用した重度障害者等の就労環境を整備、また、末期の若年がん患者の在宅療養経費補助、男性のHPVワクチン任意接種費用の助成など、様々な政策が実現したことについて評価をしております。 4月1日より、障害者への合理的配慮の提供を義務づける改正障害者差別解消法が実施されます。共生社会の実現に向けて、女性の活躍推進、障害のある方の社会参加の機会を一層進めるべく、政策の拡充を要望いたします。 次に、地域活性化とコミュニティ・広報広聴について。 大久保区長は、「住みたい、住み続けたい、魅力と活気あふれるまち」を重点政策に掲げ、返礼品付きふるさと納税の実施や、(仮称)千石駅周辺地区まちづくり方針策定に向けたまちづくり協議会の設立・運営等の取組支援、地域をつなぐ新たな交通手段の導入検討、新庁舎整備の基本構想策定、町会・自治会支援のための予算の拡充などを令和6年度において予算化しております。 これらの政策は我が会派が求めてきた項目であり、予算化について評価をしております。 交通施策については、地下鉄8号線延伸の着実な推進と沿線まちづくりに加え、JR越中島線の有効活用や、江東区全域のコミュニティバス路線の拡充、臨海地下鉄、LRTなど、新しい交通手段の拡充にも期待をしております。 次に、産業振興や文化観光推進について。 江東区は、歴史・伝統ある城東・深川エリア、未来に向けて発展を続ける湾岸エリアなど、地域特性が異なり、水辺や緑に囲まれた水彩都市としての魅力が特徴と言えます。 東京2020大会開催地としてのレガシーの継承や、2月1日に開場となった豊洲市場千客万来施設、また、夏から新紙幣の顔となる渋沢栄一ゆかりの地としての本区の情報発信など、文化観光推進のまたとない機会であります。 また、区内産業振興や商店街支援、中小企業のさらなる振興が求められます。 これらの政策は、大久保区長が重点施策として掲げる「江東らしさを大切に、さらに発展するまち」とも一致しております。 令和6年度予算では、豊洲千客万来施設内の観光案内所を活用した区の魅力発信、区内の周遊施策、渋沢栄一翁の関連イベント等の実施、プレミアム率30%の区内共通商品券発行の継続実施などが計上されており、評価をしております。 今後、江東区のさらなる観光推進のため、江東区観光協会のさらなる機能強化、商店街支援の拡充などを期待しております。 最後に、行政のデジタル化、DXについて。 大久保区長は、重点施策として「DXやAIを活用した、区民とともに創る新しいまち」を掲げ、行政のデジタル化を推進しております。 令和6年度予算において、我が会派が求めてきました、行政事務における文章生成AIの活用、行政手続のオンライン化等のDX推進、スマホ等での道路損傷などの通報システムの導入などを実現したことについて評価をしております。 今後は行政手続のオンライン化等をさらに進め、書かない窓口、行かない窓口の実現や、区職員のテレワークの全面導入などを行い、行政の効率化や区民サービスの向上を行うことを要望いたします。 以上のことから、我が会派は、令和6年江東区一般会計予算及び各特別会計が妥当であると判断し、議案について賛成をいたします。 最後に、江東区議会新時代の会は、「誰一人取り残さない安心安全なまちづくりの実現」と区政への信頼回復を目指し、行政と議会が両輪となって力強く政策を推進することを願い、賛成討論とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。

以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 まず、西部ただし議員ほか4名から提出されました議案第6号に対する修正動議を採決いたします。 お諮りいたします。 議案第6号に対する修正動議について、賛成の議員は起立を願います。 (賛成者起立)

起立少数と認めます。 よって、本修正動議は否決されました。 次に、議案第6号、同第7号及び同第9号の3件を一括で採決いたします。 お諮りいたします。 議案第6号令和6年度江東区一般会計予算、議案第7号令和6年度江東区国民健康保険会計予算及び議案第9号令和6年度江東区後期高齢者医療会計予算の3件について、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は起立を願います。 (賛成者起立)

起立多数と認めます。 よって、議案第6号、同第7号及び同第9号の3件は、委員長報告のとおり原案を可決いたしました。 次に、議案第8号を単独で採決いたします。 お諮りいたします。 議案第8号令和6年度江東区介護保険会計予算について、委員長の報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は起立を願います。 (賛成者起立)

起立多数と認めます。 よって、議案第8号は、委員長報告のとおり原案を可決いたしました。 ────────────────────○──────────────────── △ 日程第5 議案第11号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更に係る協議について △ 日程第6 議案第34号 江東区指定地域密着型サービス等の事業の人員、設備及び運営の基準 等に関する条例の一部を改正する条例 △ 日程第7 議案第35号 江東区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条 例 △ 日程第8 議案第36号 江東区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防 支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定 める条例 △ 日程第9 議案第37号 江東区福祉会館条例の一部を改正する条例 △ 日程第10 議案第39号 江東区介護保険条例の一部を改正する条例

日程第5から同第10までの6件はともに医療・介護・高齢者支援特別委員会に関する議案でありますので、これを一括議題といたします。 (原事務局長朗読) ─────────────────────────────────────

本案について、医療・介護・高齢者支援特別委員長から議案審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読及び委員長報告を省略いたします。 (朗読及び委員長報告省略) ─────────────────────────────────────

これより採決を行います。 まず、議案第11号及び同第37号の2件を一括で採決いたします。 本案に対する委員会の報告は、いずれも原案可決であります。 お諮りいたします。 議案第11号東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更に係る協議について及び議案第37号江東区福祉会館条例の一部を改正する条例の2件について、委員会の報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めます。 よって、議案第11号及び同第37号の2件は、委員会の報告のとおり原案を可決いたしました。 次に、議案第34号から同第36号までの3件を一括で採決いたします。 本案に対する委員会の報告は、いずれも原案可決であります。 お諮りいたします。 議案第34号江東区指定地域密着型サービス等の事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例、議案第35号江東区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例及び議案第36号江東区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の3件について、委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は起立を願います。 (賛成者起立)

起立多数と認めます。 よって、議案第34号から同第36号までの3件は、委員会の報告のとおり原案を可決いたしました。 次に、議案第39号を単独で採決いたします。 本案に対する委員会の報告は、原案可決であります。 お諮りいたします。 議案第39号江東区介護保険条例の一部を改正する条例について、委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は起立を願います。 (賛成者起立)

起立多数と認めます。 よって、議案第39号は、委員会の報告のとおり原案を可決いたしました。 ────────────────────○──────────────────── △ 日程第11 閉会中の継続審査の申し出について

日程第11を議題といたします。 (原事務局長朗読) ─────────────────────────────────────

本件について、お手元に配付のとおり、継続審査申出書が議長宛て提出されておりますので、閉会中の継続審査に付したいと存じますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。 ────────────────────○──────────────────── △ 日程第12 議案第40号 令和6年度江東区一般会計補正予算(第1号)

日程第12を議題といたします。 (原事務局長朗読) ─────────────────────────────────────

本案について、理事者から御説明を願います。武越信昭副区長。 (武越信昭副区長登壇)
議案第40号令和6年度江東区一般会計補正予算(第1号)について、御説明いたします。 予算総則第1条は、歳入歳出予算の補正額及び補正後の総額について定めることといたしました。 このたびの歳入歳出予算の補正は、1億4,900万円を追加し、予算総額をそれぞれ2,544億9,800万円とし、別表のとおり定めることといたしました。 以上で補正予算についての説明を終わります。 よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願いいたします。

お諮りいたします。 議案第40号は企画総務委員会に審査を付託いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。 ────────────────────○──────────────────── △ 日程第13 議案第41号 江東区国民健康保険条例の一部を改正する条例

日程第13を議題といたします。 (原事務局長朗読) ─────────────────────────────────────

本案について、理事者から御説明を願います。武越信昭副区長。 (武越信昭副区長登壇)
議案第41号江東区国民健康保険条例の一部を改正する条例について、御説明いたします。 本案は、保険料を改定するとともに、退職被保険者等に係る規定を整備するため提出するものであります。 内容といたしまして、まず基礎賦課額については、所得割と被保険者均等割の賦課割合を61対39とし、所得割を100分の8.69に、被保険者均等割を4万9,100円に、後期高齢者支援金等賦課額については、所得割を100分の2.80に、被保険者均等割を1万6,500円に、後期高齢者支援金等賦課限度額を24万円とし、介護納付金賦課額については、所得割を100分の2.31に、被保険者均等割を1万6,500円とするものであります。 次に、均等割額の5割減額及び2割減額の対象となる世帯の所得基準額を引き上げるとともに、未就学児に係る被保険者の均等割額の減額措置について、被保険者均等割額の改定に応じた額に改めるものであります。 また、退職者医療制度の廃止に伴い、退職被保険者等に係る規定を整備するものであります。 なお、附則におきまして、令和6年4月1日から施行することとし、経過措置を定めております。 以上、甚だ簡単ではありますが、説明といたします。 よろしく御審議の上、御可決くださるようお願いをいたします。

お諮りいたします。 議案第41号は医療・介護・高齢者支援特別委員会に審査を付託いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。 ────────────────────○────────────────────

お諮りいたします。 議事進行上の都合により、暫時休憩いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めまして、暫時休憩いたします。 午後2時18分休憩 ────────────────────○──────────────────── 午後3時03分開議

休憩前に引き続き会議を開きます。 ────────────────────○──────────────────── ◎ 諸 般 報 告

この際、事務局長から諸般の報告を願います。
大久保朋果江東区長から、5江総総第3060号により追加議案の提出について通知がありました。 ────────────────────○────────────────────

これより追加日程に入ります。 ────────────────────○──────────────────── △ 追加日程第1 議案第40号 令和6年度江東区一般会計補正予算(第1号)

追加日程第1を議題といたします。 (原事務局長朗読) ─────────────────────────────────────

本案について、企画総務委員長から議案審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読及び委員長報告を省略いたします。 (朗読及び委員長報告省略) ─────────────────────────────────────

これより採決を行います。 本案に対する委員会の報告は、原案可決であります。 お諮りいたします。 本案について、委員会の報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めます。 よって、議案第40号は委員会の報告のとおり原案を可決いたしました。 ────────────────────○──────────────────── △ 追加日程第2 議案第41号 江東区国民健康保険条例の一部を改正する条例

追加日程第2を議題といたします。 (原事務局長朗読) ─────────────────────────────────────

本案について、医療・介護・高齢者支援特別委員長から議案審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読及び委員長報告を省略いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員会の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 議案第41号江東区国民健康保険条例の一部を改正する条例について、委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は起立を願います。 (賛成者起立)

起立多数と認めます。 よって、議案第41号は委員会の報告のとおり原案を可決いたしました。 ────────────────────○──────────────────── △ 追加日程第3 議案第42号 江東区副区長選任同意方について △ 追加日程第4 議案第43号 江東区副区長選任同意方について

追加日程第3及び同第4の2件は、ともに副区長の選任同意に関する議案でありますので、これを一括議題といたします。 (原事務局長朗読) ─────────────────────────────────────

本案について、区長から一括御説明を願います。大久保朋果区長。 (大久保朋果区長登壇)
議案第42号江東区副区長選任同意方について、御説明申し上げます。 副区長大塚善彦氏は、区議会の同意を得て、令和2年4月1日に本区副区長に就任いたしましたが、本年3月31日をもって任期満了となり、退任いたします。 後任につきましては、綾部吉行氏を第1順位の副区長として選任いたしたく、御同意を求める次第でございます。 同氏は昭和61年に採用され、平成23年に清掃事務所長となり、その後、環境保全課長、清掃リサイクル課長、健康推進課長、健康部次長、新型コロナウイルスワクチン接種推進室長を歴任し、総務部長として今日に至っております。 この間、環境清掃、健康、人事、防災など、各行政分野に精通するとともに、行財政運営能力に優れ、職員間の人望も厚く、今日までよくその職責を果たしてきたところであり、副区長の職に任ずるにふさわしいとの判断から、同意方をお願いするものでございます。 次に、議案第43号江東区副区長選任同意方について、御説明申し上げます。 副区長武越信昭氏は、区議会の同意を得て、令和5年6月29日に本区副区長に就任いたしましたが、本年3月31日をもって辞任いたします。 後任につきましては、油井教子氏を第2順位の副区長として選任いたしたく、御同意を求める次第でございます。 同氏は、平成3年に採用され、平成24年に情報システム課長となり、その後、介護保険課長、学務課長、企画課長、行政管理担当課長、計画推進担当課長を歴任し、こども未来部長として今日に至っております。 この間、高齢福祉、教育、政策経営、子育て支援など、各行政分野に精通するとともに、調整能力に優れ、職員間の人望も厚く、今日までよくその職責を果たしてきたところであり、副区長の職に任ずるにふさわしいとの判断から、同意方をお願いする次第でございます。何とぞ御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

本案につきましては、地方自治法第162条の規定により、区議会の同意を要することになっております。 お諮りいたします。 本案は人事に関する議案でありますので、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。 これより採決を行います。 まず、議案第42号を単独で採決いたします。 お諮りいたします。 議案第42号について、区長提案に同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めます。 よって、本区議会は、江東区副区長に綾部吉行氏を選任同意することに決しました。 次に、議案第43号を単独で採決いたします。 お諮りいたします。 議案第43号について、区長提案に同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めます。 よって、本区議会は、江東区副区長に油井教子氏を選任同意することに決しました。 ただいま副区長に選任同意を得られました綾部吉行総務部長及び油井教子こども未来部長が議場におられますので、この際、それぞれ御挨拶を願います。 綾部吉行総務部長。 (綾部吉行総務部長登壇)
一言、御礼の御挨拶を申し上げます。 ただいま副区長の選任の同意につきまして、不肖私が、議会の皆様の温かい御理解をいただき、選任同意を賜りましたことは、身に余る光栄であり、深く感謝を申し上げるとともに心からお礼を申し上げます。 本区は人口54万人を目前に控え、長期計画後期の策定や防災・減災対策のほか、地下鉄8号線延伸に向けたまちづくりなど、山積する課題にスピード感を持って対応し、また、コンプライアンス強化やDXの推進など、さらなる区政向上に向けた取組も進めていく必要があると考えております。 もとより私自身、微力ではありますが、職責の重要性を十分自覚し、大久保区長の御指導の下、自己研さんに努め、クリーンで公正な区政の実現に向け誠心誠意努力してまいる決意であります。 今後とも、正副議長をはじめ、議会の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げ、甚だ簡単ではございますが、御礼の言葉とさせていただきます。 ありがとうございました。

油井教子こども未来部長。 (油井教子こども未来部長登壇)
一言お礼の御挨拶を申し上げます。 ただいま副区長の選任同意につきまして、不肖私が、議会の皆様の温かい御理解をいただき、選任同意を賜りましたことは、身に余る光栄であり、深く感謝を申し上げるとともに心からお礼を申し上げます。 本区は、子育て・教育支援のさらなる拡充をはじめ、住み慣れた地域で生き生きと暮らせる高齢者や障害者に優しいまちづくり、ゼロカーボンシティ江東区の実現に向けて、柔軟なアイデアを持って対応することが求められております。また、コロナ禍により停滞した地域活動や、産業、観光の活性化なども積極的に進めていく必要があると考えております。 もとより浅学非才の私ではありますが、職責の重要性を十分自覚し、大久保区長の御指導の下、全力で精進し、区民生活最優先の区政の実現に向け、一意専心努力してまいる決意であります。 今後とも、正副議長をはじめ議会の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げ、甚だ簡単ではございますが、お礼の言葉とさせていただきます。 ありがとうございました。 ────────────────────○──────────────────── ◎ 請願陳情の付託及び修正

お諮りいたします。 お手元に配付の請願陳情文書表により、本日、各委員会に付託いたしました事件につきましては、閉会中の継続審査に付したいと存じますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。 なお、企画総務委員会ほか2委員会に付託しております陳情のうち、修正がありましたものについて、一部修正表を添付してありますので御了承願います。 ────────────────────○────────────────────

お諮りいたします。 本区議会定例会は日程全部を議了いたしましたので、本日をもって閉会いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。 ────────────────────○──────────────────── ◎ 区 長 閉 会 挨 拶

区長から発言の申出がありますので、これを許可いたします。大久保朋果区長。 (大久保朋果区長登壇)
令和6年第1回区議会定例会の閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。 まず初めに、令和6年能登半島地震から3か月がたとうとしております。改めて亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。 いまだ多くの方が避難所生活を余儀なくされており、水道や道路の復旧、また、倒壊した家屋の撤去など、まちの復興には多くの課題が残されております。一日でも早い復旧・復興のため、本区におきましても、引き続き、職員の派遣といった人的支援など、できる限りの支援を行ってまいります。 さて、去る令和6年2月21日、本年第1回区議会定例会を招集し、令和6年度当初予算及び令和5年度補正予算案をはじめ、条例案など合わせて38件の御審議をお願いいたしましたところ、議会におかれましては、それぞれの所管委員会に付託され、慎重な審議を経て、いずれも原案どおりの御決定を賜り、厚く御礼を申し上げます。 また、本日追加提案いたしました令和6年度補正予算案、条例案及び人事案につきましても、速やかに御可決・御同意を賜り、重ねて御礼を申し上げます。 特に予算案の審査に当たりましては、特別委員会を設置され、今年度補正予算につきましては、高村きよみ、鈴木綾子正副委員長、新年度当初予算につきましては、中嶋雅樹、中根たくや正副委員長の下、合わせて6日間にわたり、長時間御熱心に審査に当たられ、その間、各委員より数々の傾聴すべき御意見を頂戴いたしましたことは、誠に有意義でございました。この機会に、正副議長、常任・特別各委員会正副委員長並びに委員各位に対し、深く感謝を申し上げます。 今回御決定賜りました各案件の執行に当たりましては、本会議、各委員会の中でいただきました貴重な御提言、御要望にも十分留意いたしまして、最善の努力を尽くしてまいります。 さて、今年度をもちまして、大塚善彦副区長、武越信昭副区長が退任されます。お二方には、新任の区長である私を、副区長として本当によく支えていただきました。区政への貢献と長きにわたる御労苦に心より感謝を申し上げます。 大塚副区長、武越副区長の退任後の御活躍をお祈りするとともに、引き続き、本区の進展のためにお力をお借りすることもあろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。改めて、長きにわたるお二方の御尽力に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。 そして、間もなく新年度を迎えますが、引き続き、区議会の御協力を得ながら、区民の安心・安全を守るとともに、本区のさらなる発展に向け、全世代に責任を持つ区政運営に努めてまいります。 本定例会の閉会に当たりまして、区議会の御活躍と議員各位の御健勝を心からお祈り申し上げ、御挨拶といたします。 誠にありがとうございました。 ────────────────────○────────────────────

以上をもって本日の会議を閉じ、同時に令和6年第1回区議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。 午後3時19分閉会 ( 了 )