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委員会令和 5年 6月  羽田空港対策特別委員会2023/06/22

令和 5年 6月  羽田空港対策特別委員会

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// 発言者(14名)

鈴木〔隆〕
発言95
奈須大田区議会無所属
発言48
山浦
発言44
杉山〔こ〕
発言20
鈴木
発言15
椿大田区議会自民・無所属
発言11
発言8
八木
発言8
馬橋自民・無所属
発言5
田島大田区議会自民・無所属
発言4
松原〔元〕
発言4
本多大田区議会無所属
発言3
小川大田区議会無所属
発言3
保下
発言2

// 発言(270件)

鈴木〔隆〕

ただいまから、羽田空港対策特別委員会を開会いたします。  初めに、理事の選任を行います。委員会の理事につきましては、正副委員長職のない会派順に原則2名を選出し、2人目の会派の人数が同一の場合は、当該会派から1名ずつ選出し、3名とする旨が、会派代表者会議で決定しています。  本委員会においては、2人目の会派の人数が同一であるため、理事は3名とし、合同委員長会で確認のとおり、委員長による指名推選によりたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

ご異議なしと認め、本職から指名をします。  理事に田島和雄委員、杉山こういち委員、本多たかまさ委員を指名いたします。ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました、田島和雄委員、杉山こういち委員、本多たかまさ委員が理事に決定いたしました。  以上をもって、理事の互選を終了いたします。  次に、本日の審査予定についてお諮りいたします。  まず、本委員会に新規に付託された陳情3件の審査を行い、その取扱いまで決めます。続いて、所管事務報告を受けた後、特別区議会議長会の要望事項調査についてを議題とします。その後、全国民間空港所在都市議会協議会運動方針等に関する要望意見についてを議題といたします。ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

そのようにします。  委員並びに理事者の皆様、ご協力をお願いします。  それでは、審査事件を一括して上程いたします。  まず、本委員会に新たに付託された3件の陳情の審査を行います。  審査の方法について、委員の皆様にお諮りします。今回付託された陳情については、航空機騒音に関する事項が1件、羽田空港飛行ルートに関する事項が2件であります。取扱いついては、1件ずつ各会派のご意見を伺いますが、質疑等につきましては、それぞれ関連する事項ごとに行うことが効率的と考えますので、関連する事項を一括して上程します。ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

そのようにします。  それでは、まず、5第36号 B滑走路西向き離陸の室内騒音の再測定を、できれば継続的な測定をと願う陳情の審査に入ります。  原本を回覧します。  (原本回覧)

鈴木〔隆〕

審査時間を考慮し、書記の朗読は省略します。  理事者の見解を求めます。

鈴木

それでは、私から、陳情5第36号 B滑走路西向き離陸の室内騒音の再測定を、できれば継続的な測定をと願う陳情について、見解を述べさせていただきます。  本陳情につきまして、陳情者の方は、コロナ禍の収束の兆しとともに、B滑走路西向き離陸新飛行ルートの最大騒音値の増加が顕著になってきたことから、子どもたちの学ぶ環境である校舎内の騒音が上がっていると思われることから、令和4年2月に騒音測定を実施した羽田小学校で、再度、状況の悪化した現在の市内の騒音測定を継続的に実施していただきたいとのことでございます。  理由といたしましては、区では、令和4年2月に羽田小学校の教室内において騒音調査を実施しておりますが、最大値が、松山行きボーイング737型機の55.5デシベルで、静かな事務所にあたり問題はないとしていたところですが、測定を実施した令和4年2月はコロナ禍の中でございまして、最大値、平均値ともに、室外騒音が最も低い時期であったことから、室内騒音も最も低い状態であったと考えられること。また、その後の復便により国際便も増え、騒音最大値が上がり続けていることから、復便後の室内騒音の再測定を、できれば継続的に行うことを区に求める陳情でございます。  本陳情に対しまして、まず、陳情者の方は、コロナ禍の収束の兆しとともに、B滑走路西向き離陸新飛行ルートの最大騒音値の増加が顕著になってきたとしております。  国の実施した羽田小学校の騒音測定結果を確認させていただいておりますが、羽田小学校で室内調査を実施した令和4年2月の最大値が76.5デシベルだったものが、令和4年の最大値が、11月に85.3デシベルとなっており、最大騒音値は大きく増加をしていたという結果にございます。  B滑走路西向き離陸の回数などについても、国のホームページ等で公表しておりますので確認をしておりますが、令和4年2月がB滑走路西向き離陸211回、令和4年11月が、風向きの関係もありますけれども、163回となっております。  このうち、区で測定している新仲七町会会館の測定結果が80デシベルを越えた件数、こちらは委員会のほうにもご報告させていただいておりますけれども、2月が4回、11月は22回ございました。最大騒音値は、2月、11月ともに、国内線に起因するものでございました。また、その他の月も、最大騒音値を全て確認をさせていただきましたけれども、国内線に起因するものでございまして、国際線が原因となるものはございませんでした。  なお、もうご存じの方もいらっしゃると思いますが、航空機騒音の評価は、等価騒音レベルを基本とする時間帯補正等価騒音レベルであるLden値によることとされておりますが、国が測定している羽田小学校において、令和4年の全ての月で、環境基準であるLden値は57デシベルの範囲内に収まっており、Lden値が最も高かったのが7月の49.1デシベルでございました。  その他、区で測定している大田市場、中富小学校、新仲七町会会館におきましても、新飛行経路運用開始以降、一貫して環境基準の範囲内となってございます。  また、本陳情にありますとおり、区では、令和4年2月15日の南風運用時間帯に羽田小学校の教室内において航空機の騒音値を測定させていただき、その結果を同年3月2日の本委員会において報告をさせていただいたところでございます。測定値は44デシベルから55.5デシベルの範囲内にあり、音の目安としては、静かな事務所内と同程度であったことに加えまして、学校関係者に、その際、聞き取りを行ったところ、航空機の音は気にならないとの回答があったことも、併せて報告させていただいたということでございます。  今回、小学校における環境ということで、我々も、実際にそういう影響があっては困るということは同じ思いでございますので、この陳情のご提出があった時点で、改めて教育委員会のほうにも確認をさせていただいたところでございます。そちらとの調整の中では、現時点で、直ちに羽田小学校の教室内において再調査を実施するということではないと確認をさせていただいたところでございます。  なお、騒音の測定につきましては、コロナの関係で、また状況が変わってくる部分もあるとは思いますけれども、引き続き、教育委員会のほうにも騒音測定の状況なども共有させていただきながら、連携を密にして、教育委員会から騒音測定をしてくれという依頼があれば、適宜実施させていただく考えでございます。

鈴木〔隆〕

それでは、委員の皆様、質疑をお願いします。

杉山〔こ〕

羽田小学校については、南風時15時から19時の間の約3時間程度の運用がされるということで、この時間帯はおおたっ子ひろばで、学童のお子さんたちも室内で遊んでいたり、校庭で遊んでいたりするわけですけども、そういう部分でどうかなと思うのですけども。その辺、学童の人たちの声とかは聞いておりますでしょうか。

鈴木

その点も含めて、関係部局間では騒音の状況については共有をさせていただき、支障が出るということであれば、騒音を測定することは可能でございますけれども、今のところ、そういったお話はいただいていないところでございます。

杉山〔こ〕

音がうるさくても、どこに言っていいかというのが分からない人たちもいると思うのです。そういう部分で、こういう音がうるさかったら、ここにお知らせくださいみたいな広報というのはあるのでしょうか。

鈴木

特に音についてということで、ここに連絡をという話はないのですが、環境対策課としては、騒音の関係を所管することになっておりますので、例えばヘリコプターが飛んだときなどは、かなり多く騒音が出ているけど、どうなのだというお話などはいただくことがございます。また、ゴーアラウンドで、かなり音の大きい飛行機が上空を通過したときなども問合せがあるところなのですが、飛行機ということであると、空港まちづくり課のほうにお問合せいただく場合もあるかと思いますが、私どもと連携して、情報については共有をさせていただいて、対応させていただいているところでございます。

杉山〔こ〕

今のところ声が上がってないということで、声を上げられれば、再測定もするということなので、その辺はよろしくお願いします。

田島
田島大田区議会自民・無所属

先ほど、最大騒音値は85デシベル程度というところの、ご報告があったのですけれども。それの時間というのは、大体何時頃かお分かりになりますでしょうか。

鈴木〔隆〕

すぐ出ますか。すぐ出ないのだったら後で。もし、この陳情の審査に直接関連する内容でなければ、後ほどご報告ということでもよろしいですか。

田島
田島大田区議会自民・無所属

はい。

鈴木

新仲七町会会館のものだと分かるのですけど、それと羽田小学校のほうが一致するかどうかという確認がちょっと分かりません。

鈴木〔隆〕

では、後ほど田島委員へご報告をお願いいたします。

奈須
奈須大田区議会無所属

羽田小学校については、防音対策というのは、どんなことを行っているのでしょうか。

鈴木

やはり音への影響ということで、私のほうでも確認をさせていただいておりますが、教室については、防音機能のある合わせガラスということで、ガラスを2枚貼り付ける間に音を吸収できるような素材が入ったガラスで、教室等については施工されていると聞いております。

奈須
奈須大田区議会無所属

それはどういった考え方で行っているのでしょうか。  例えば、区内全域でも、こうした騒音が多いところでは小学校は行っているとか、中学校は行っているとか、あるいは、保育施設は行っているとか。子どもなのか、また、病院とかもあると思いますけれども。騒音について、区として特別な防音対策の措置を講じているのは、どんなときなのですか。

鈴木

私どもでは、今回の陳情の中身の羽田小学校については、個別に確認をさせていただいたところでございますが、場所や学校の改築の時期によっても、教育委員会や施設整備の担当部署のほうで現場の状況を確認しながら、適宜設計のほうに反映させていくと思いますので、一般的にどういうというところを、私どもではちょっと把握してございませんので、申し訳ございませんが、お願いいたします。

奈須
奈須大田区議会無所属

過去の記録を調べてみると、議事録なのですけれども、一応、一般家庭だったか、家屋の騒音の基準に照らし合わせて、その地域の中で、しかも小中学校については、そのときにはサッシという表現があったのですけれども、サッシをつけてると。  区内の小中学校についての防音対策というところでは、空調設備をしていますから、それが防音対策ですというのが一般論だけれども、この羽田の地域については、特にそうした航空機の騒音の影響もあるということが考えられるので、サッシをつけているということなのですけれども。  そうすると、この羽田の地域の中では、サッシをつけているというのは、特に何か法律上のルールがあるとかいうことではなくて、大田区が特別に判断をして行っているということでよろしいのですか。

鈴木

その点についてまでの確認は、今できてございませんので、後ほど教育委員会や施設整備の部署のほうにも確認をさせていただきたいと思います。

奈須
奈須大田区議会無所属

この陳情をよく読んでみると、子どもへの影響ということを心配しているようなのですけれども。やはりポイントは何かというと、今のご答弁の中だと、何かあればやりますよということで、大丈夫、大丈夫、何かあれば、大田区はちゃんとやりますからということだと思うのですが。この陳情の趣旨というのは、やはり継続的に行うところにあるのではないかなと。ですから、どういう変化があるのかとか、大体どの程度なのかというのを知っておくというのが大切で。  例えば、飛んでいる飛行機の数が少なかったり、機種が小さかったりとか、大きかったりとかいうことによる変化みたいなものも、継続的に測定をすることで、しかも、それがほかの場所は屋外ですけれども、屋内で行うということに意味があるのかなと思ったのですけれども、その辺りはいかがでしょうか。

鈴木

基本的には、こちら前回の調査も1日だけの調査で、簡易測定という形で、職員が測定器を持ってやっているということなので、いろいろと精度的な問題とかそういうのもあると思いますし。学校の中にそんなに頻繁に入って測定ができるのかというところもございます。  あとは、羽田小学校の屋上には、国の測定局がございますので、そちらの推移とか、あと新仲七町会会館の方は、区のほうで、国とは別に独自に予算をつけさせていただいて、調査をさせていただいておりますので、その辺の状況などを見ながら、必要に応じて適宜という打合せを教育委員会のほうとも今回させていただいておりますので、そのように状況が変化してくれば、やらせていただくということでは考えてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

サッシの有無による効果というのも、屋上でやってらっしゃるということではあるのですけれども、意味があるのかなと思うのと。もう一つ気になるのが、静かな事務所ぐらいだから大丈夫ということだったのですけれども、そうすると子どもの教育環境を守るために、大田区としてはサッシをつけて、騒音から守りますとは言っているのですけれども、どの程度になると問題があって、教育に差し障りがあるなと考えているのですか。

鈴木

そのようなエビデンスとか知見みたいなものというのは、なかなか難しくて。やはり現場のお子様方が、実際にうるさくて授業に身が入らないという環境になっているということは、現場の先生方も把握できるところだと思いますし、大人の方とお子様と音の捉え方というのが違うところもあると思うので、そういったところも含めて、教育委員会を通じて学校からもご意見などもいただきながら、必要性が出てくれば、騒音調査のほうはさせていただくという整理をさせていただきたいと思っております。

奈須
奈須大田区議会無所属

実は、私は、子どもの頃に線路に近いところに住んだことがあるのです、一時期。最初はうるさいなと思ったのですけど、慣れてしまうのです。全然問題ない。  ある日、飛び起きたことがあったのです、夜に。何かと思ったら、昔は、線路は石、砂利が敷いてあって、その砂利を入れ替えるのか、新しく入れるのかで。

鈴木〔隆〕

奈須委員、この陳情と直接的な関係はありますか。

奈須
奈須大田区議会無所属

関係あります。慣れているという話なのです。すごい石が落ちる大きな音がしたときに、何事が起きたのだろうと思って飛び起きたのですけれども、実は毎日のように電車が通って、振動もあったし、音もしていたのですけど、引っ越したときには、眠れるかな、大丈夫かなと思ったのが、慣れてしまったのです。  だから、やはり、変化を数値で捉えることも大切なのかなと。うるさいか、うるさくないかという感覚的なものも、もちろんありますけれども、ご本人が、お子様が、先生も周りの方たちも気がついてないけれども、実はいろいろなほかの体調的に影響が出たりとかということもあるかもしれないから、やはりそこはデータ的なものと、それから、先ほどもおっしゃってましたけれども、何かご本人の訴えみたいなものがあったときには、常に聞いてあげられるような体制と、二つの体制を取りながら、大田区として騒音から区民を守ろうというのは、空港立地自治体としての役割ではないかなと。  この後にもありますけれども、横田の空域の変化なんかも、最初は大きな影響が出ても、やはり慣れてしまうと、あまり区民の方は感じなくなってしまうけれども、気がつくとということはあると思うのです。この慣れということについて、慣れてしまえばいいのではないかと大田区が思われるような答弁の仕方かなと思ったのですけど、そうした意味でも、やはりデータをしっかり記録していくことというのは大切ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

鈴木

室内騒音については、前回1回ということでございますが、羽田小学校の国の測定局、あと新仲七町会会館では常時観測をさせていただいて、全て捕捉させていただいているところでございますので、そちらのものと合わせながら、適切に対応してまいりたいと考えております。

奈須
奈須大田区議会無所属

サッシで対策をしていて、今はもう静かな事務所ぐらいで大丈夫ということなのですけど。仮にこれがもっとうるさくなった場合に、サッシ以外に何か対応することはできるのですか。

鈴木

教育委員会のほうともお話をさせていただいて、今のところそういうお話は出ておりませんが、必要が生じてくれば、教育委員会のほうから施設改修等を検討するということはあり得るのかとは思いますけれども、今のところそういった話は一切ございません。

奈須
奈須大田区議会無所属

施設の改修となれば、長期的な視点が必要ですし、大田区も国際化ということで力を入れていますから、コロナの影響もどんどんと収束をしていく中では、便数も増えているとなれば、この陳情にも書いてあるとおり、飛行機もたくさん行き来をするので影響が増えるかもしれませんし。  あるいは、今は中型機とか小型機というか、小さいほうにトレンドとしては、人を運ぶのに適正な規模ということでやっているのだと思うのですけど。かつては、大きいほうが効率的だということで大型化していきましたよね。だから、時代によって、飛行機の在り方というのも、もしかしたら変わるかもしれないですし、あるいは飛行機の素材であったりとか、機能というのも変われば、それに伴って騒音も変わってくるかもしれないと。  いろいろなことを総合的に考えると、これより万が一にも騒音環境が悪化したときに、慌てて建て替えたばかりの小学校を建て替えなければいけない状況に陥るよりは、今からきちんとチェックをしながら、国に対しても、ある種のプレッシャーを与えるというのですか、地元自治体としては子どもの教育環境は何とか守るのだよということで、大田区として測定をすることによる影響というのもあるのではないかと思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。長期的な見通しと大田区の考え方です。

山浦

現在、エアライン、国にも確認してございますが、航空機の更新などが進められている状況です。新しい機材、飛行機につきましては、低騒音型のエンジンを積んで、従来の飛行機、大型機でしたら大型機の中でも音は小さくなっていると、小型機でもエンジン騒音については、低騒音型に振り替えているということで確認してございます。

馬橋
馬橋自民・無所属

ちょっと1点だけ確認をさせてください。今回の、私は陳情者からの陳情文を読ませていただいて、私が感じたのは、あくまでこの航空機騒音に関しては、一つの要因であって、子どもたちの教育環境を非常におもんぱかっていただいているのかなと感じています。  そういう中で、先ほど来、ご答弁ありますけれども、今後も学校側と、それから部局側でしっかりとした、子どもたちや、また、現場で働いていらっしゃる先生方の意見というのはしっかり集めていくという、そういう考え方でよろしいですか。

鈴木

部局間での連携ということで、騒音についての情報提供もさせていただきつつ、教育委員会の窓口に、そういった情報交換をしながら、子どもたちの学習環境の健全な環境の維持に努めてまいる方向で、区として対応していきたいと思っております。

鈴木〔隆〕

質疑は以上でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

では、各会派に取扱いを聞きます。発言は大会派から順次お願いします。会派名は略称とします。  自民・無所属お願いします。

馬橋
馬橋自民・無所属

自由民主党大田区議団・無所属の会は、陳情5第36号につきましては、不採択を求めます。  まず、本陳情者の大田区の子どもたちの教育環境に関する熱意に敬意を表します。我が会派としても、大田区の子どもたちがのびのびと学び、成長できる環境の確保には、全力をもって取り組むところであります。  今回の陳情趣旨では、国際線の増便によるB滑走路西向き離陸がもたらす騒音が、子どもたちの教育環境に影響し得るのではないかとのご心配と受け止めましたが、さきの理事者見解でもご説明がありましたとおり、令和4年中の最大騒音値測定は国内線によるもので、ご心配の国際線増便については影響がないものと考えます。  また、国が測定している羽田小学校において、Lden値は環境基準を下回っており、大田区で測定している大田市場、中富小学校、新仲七町会会館においても、新飛行経路運用開始以降、環境基準値の範囲内で運用されてきております。大田区による学校関係者への聞き取り調査もしっかりと行われており、航空機の音は気にならないとの回答を得ているという事実もございます。  したがって、子どもたちや保護者にいたずらに不安を招きかねない再調査を直ちに行う必要はなく、本陳情については不採択を求めますが、今後も教育委員会と緊密に連携と情報交換を行いながら、適切な教育環境の確保に努めていただくよう、よろしくお願いいたします。

鈴木〔隆〕

続いて、公明、お願いします。

田島
田島大田区議会自民・無所属

大田区議会公明党は、ただいま上程されました、5第36号 B滑走路西向き離陸の室内騒音の再測定を、できれば継続的な測定をと願う陳情について、不採択を求めます。  中央環境審議会は、建物の防音性能について、窓を開けた場合の平均的な防音効果は10デシベル、窓を閉めた場合の平均的な防音効果は25デシベル程度であると考えられると公表しており、一般的には、屋外に比べ、屋内のほうが騒音影響が低減されることが分かっております。令和4年に羽田小学校で区が実施した航空機騒音測定における屋内と屋外の騒音レベルも、このことを裏づけております。  また、令和4年の測定の際、学校関係者に聞き取り調査をしたところ、航空機の音は気にならないとのことでしたが、理事者見解によると、最近も同様な状況であったのことです。現状、再調査を実施することは必要ないと思慮をいたします。  以上の理由により、本陳情の不採択を求めます。  なお、区においては、航空機騒音影響について、引き続き注視するとともに、必要に応じて国や航空会社に申入れするなど、適切に対応するよう要望いたします。

鈴木〔隆〕

続いて、共産、お願いします。

杉山〔こ〕

日本共産党大田区議団は、5第36号 B滑走路西向き離陸の室内騒音の再測定を、できれば継続的な測定をと願う陳情は採択を求めます。  陳情者の趣旨には、コロナ禍の減便状況で騒音測定で、現在は国際線も復便してきており、騒音値が上昇してきており、室内の再度の騒音測定を求めており、また、継続的に測定していただきたいとの申し出です。  南風15時から19時の間の約3時間程度、B滑走路西向き離陸をするのですが、羽田おおたっ子ひろばで過ごす児童への影響も考えれば、騒音測定の再測定は受け入れるべきです。  よって、この陳情の採択を求めます。

鈴木〔隆〕

続いて、維新、お願いします。

本多
本多大田区議会無所属

日本維新の会大田区議団は、5第36号 B滑走路西向き離陸の室内騒音の再測定を、できれば継続的な測定をと願う陳情について、不採択を求めます。  陳情者の心配や懸念されるお気持ちは十分に理解するところです。一方で、室内の騒音調査としましては、昨年2月に羽田小学校の教室内で行われており、その際の最大値は55.5デシベルで、静かな事務所にあたり、問題はないとされております。そして、その後も教育委員会とも連携を取り、学校から騒音の再調査の要望などはないことを確認しております。それに加えまして、国が測定している羽田小学校でのLden値においても、直近の令和4年、5年におきましても、いずれも環境基準である57デシベルの範囲内に収まっております。  よって、再測定の必要はないと判断し、本陳情は不採択を求めます。

鈴木〔隆〕

続いて、つばさ、お願いします。

松原〔元〕

つばさ大田区議団は、ただいま上程されました、5第36号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  本陳情の趣旨と理由に記述された、子どもたちの学ぶ環境が騒音によって悪化しないかという憂慮、これは理解をするところであります。子どもは、国にとって、大田区にとって未来への希望であります。ゆえに、これは我々、全ての大人は、子どもの学ぶ環境を整えるため、知恵を出し、心を合わせる、合一をしていかなければならないと考える次第です。  しかし、本陳情は、あくまで騒音によって悪化していないかという推論から提起をされております。また、文中からは、陳情提出者は、学校に子を通わせる父兄の方かも判別がつかない状況です。羽田小学校からも問題なしという確認を取れている状況において、陳情者の心配りは理解するものの、本陳情には賛成をいたしかねます。

鈴木〔隆〕

続いて、フォーラム、お願いします。

東京政策フォーラム(都民ファースト・国民民主・無所属の会)は、ただいま上程されました、5第36号 B滑走路西向き離陸の室内騒音の再測定を、できれば継続的な測定をと願う陳情につきまして、不採択を求めます。  こちらの陳情の趣旨は、コロナ禍で国際便がない中で行っていた測定に、今度、国際便が増加をすることによって影響が出るのではないかということを心配するものと思います。  ただ、こちらのほうの区のほうからの回答を先ほどいただきましたが、こちらはあくまで国内線のほうから出ている騒音ということもあり、国際線の増加は、そのままこうした陳情者の懸念に該当するということは確認をされておりません。  また、一方で、この学校環境における環境、航空機の影響というのは、常々調査をしていくべきではございますが、今回のこの内容としては、不採択であるのが適当だと思います。

鈴木〔隆〕

続いて、立憲、お願いします。

小川
小川大田区議会無所属

立憲民主党大田区議会は、5第36号 B滑走路西向き離陸の室内騒音の再測定を、できれば継続的な測定をと願う陳情につきましては、不採択を主張いたします。  陳情者の意見では、2020年3月から南風の日の夕方に都心を飛行する新ルートにより騒音増加が懸念されており、昨年2月に羽田小学校で行われた測定は、問題なかったものの、それはまだコロナ禍の中の減便の中での測定のため、現在、増便しているところで、改めて、そして今後も継続的に測定してほしいということでございます。  しかしながら、区の説明によりますと、教育委員会とも連携して、今、増便されてきた現状の中で、現在で騒音に関する苦情等というのが出ていないということでございますので、この陳情に関しましては、根拠の薄い主張ではないかと考えられるため、この陳情には不採択ではあります。  しかしながら、今後も小学校での騒音は教育施設においては大問題ですから、これからもこのような声が聞こえてきたら、測定し対策をしていただくことをお願いしたいと思います。  今後も声をきちんと聞いていただき、そして柔軟な対応をよろしくお願いしたい上の意見とさせていただきます。

鈴木〔隆〕

続いて、フェア民、お願いします。

奈須
奈須大田区議会無所属

フェアな民主主義、奈須利江です。  5第36号 B滑走路西向き離陸の室内騒音の再測定を、できれば継続的な測定をと願う陳情につきまして、採択を主張いたします。  この陳情は、新飛行ルートに伴い始まったB滑走路西向き離陸の最大値騒音が、コロナで便数が減った上に特に国際便が減っていたのが、コロナの収束とともに増えてきたことから、その影響を心配して、室内での測定を継続的に求める陳情です。  現在、小学校の防音対策としては、空調を設置したり、サッシを設置することで対応しています。これ以上の騒音の悪化が見られれば、施設改修をしなければならないということです。  羽田小学校は、羽田空港B滑走路西向き離陸において最も影響を受ける教育機関、小学校であり、長期的な見通しに基づく変化を把握しておくべきだと考えます。  騒音が生じ始めてからではなくて、事前に対応していくことが重要だと思います。  また、子どもは建物の中だけで学んでいるわけではないことや、屋外とのギャップも知っておくべきだと思いますし、羽田空港からの騒音の総合的な影響についても、時代とともにどう変わっていくか、把握すべきだということを申し添えておきます。

鈴木〔隆〕

それでは、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は、挙手をお願いします。  (賛成者挙手)

鈴木〔隆〕

賛成者少数であります。よって、5第36号は、不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

そのようにいたします。  次に、5第46号 区民の長年の悲願「安心で安全な空」を叶えてくださるよう要望する陳情及び5第50号 三年間の実績で明らかな「有害・不要」の羽田新ルートの廃止を国に求める陳情の2件の陳情の審査に入ります。  原本を回覧いたします。  (原本回覧)

鈴木〔隆〕

理事者の見解を求めます。

山浦

5第46号 区民の長年の悲願「安心で安全な空」を叶えてくださるよう要望する陳情、5第50号 三年間の実績で明らかな「有害・不要」の羽田新ルートの廃止を国に求める陳情。  本陳情について、陳情者は、5第46号のほうですが、航空需要の回復により、新飛行ルートの影響がこれまで以上に大きくなっているとして、新ルートでの増便による区民への影響を調査し、長年区民が求めてきた安心で安全な空に戻す方策の検討を、大田区議会に求めています。  5第50号、こちらでは新飛行ルートの開始から3年が経過し、当該飛行が不要であることに加え、同ルート下の住民に負担や危害を与え続けていることが証明されたとし、「有害・不要」な羽田空港新ルート飛行を直ちに廃止するよう国に求めることを大田区議会に要望しております。  以上が、陳情の趣旨でございます。  見解です。  まず第46号で陳情者は、航空需要の回復により、新飛行ルートの影響はこれまで以上に大きくなってきていますと主張しております。また、第50号においても、同飛行ルート下に暮らす多数の市民、住民に、騒音、大気汚染、生命への不安や健康、生活様式の変更など負担と危害を与え続けているとしております。  このことに関しまして、区及び国で実施している航空機騒音測定においては、令和2年3月の新飛行ルートの開始以降、区が測定しております大田市場、中富小学校、新仲七町会会館、国が測定している羽田小学校、大森第五小学校、東糀谷ポンプ所の全ての測定地点において一貫して環境基準の範囲内となっております。  また、大気への影響に関し、国土交通省が羽田空港の大気汚染物質と臭気の状況についての調査を令和元年、令和3年に実施しておりますが、調査期間中の全日で環境基準を満たしておりました。  さらに、健康への影響に関しましても、国に改めて確認したところ、疫学的、医学的なエビデンスはなく、また新たに判明した事柄もないと回答があったことを申し添えさせていただきます。  次に第46号で陳情者が、新飛行経路の運用が始まり、ルート下の住民は様々な不安を抱える日々が続き、海から入って海に出る飛び方に戻すことを求めてきましたとしています。  また第50号で陳情者は、理由1において、従来の飛行ルートは羽田住民、自治体と国との交渉と闘争を通じて、海から入り海へ出るの飛行ルートに結実し、羽田空港沖合移転を通じて実現した新飛行ルートは、3年前、国土交通省が住民、自治体との約束を反故にして一方的に導入を強行し、現在に至っているとしております。  このことにつきまして、過去に本委員会で繰り返しご説明させていただいておりますが、国と区の間で確認された文書において、海から入り海へ出るという文言はなく、国との約束という表現は妥当ではないと考えます。  また、新飛行経路の運用につき、航空機の性能、気象など様々な条件を設定し、シミュレーターによる安全性を確認し、航空会社に対して周知している点、実機飛行確認で新経路を運行したパイロット及び航空機の運航の専門家からヒアリングを実施し、安全性に問題ないことを確認している点、これらを総合的に勘案し、安全性が確保されているものと考える旨を国に確認しております。  さらに、国は新飛行経路の運用に向け、4年以上にわたり、第6フェーズにおける説明会を実施しております。加えて、新飛行経路は、地域からの意見要望を踏まえ、騒音やゴーアラウンドなどへの対策を取り入れた上で導入されたものと捉えております。  最後に第46号で陳情者は、今こそ新ルートでの増便による区民への影響をしっかり調査いただき、長年区民が求めてきた安心で安全な空に戻す方策を検討してくださいとしております。  また、第50号において陳情者は、理由1になりますが、遺憾ながら松原区政は、国の暴挙に盲従し、区民の願いと苦悩に背を向けてきたとしております。区としましては、国が羽田空港の機能強化を提案した当初より、区民生活への影響が懸念されることから、これを重大なものと受け止め、国に対し、区民の皆様へのより丁寧な説明や騒音対策、落下物防止対策を含む安全対策などについて、区から4回要望書を提出しており、国はこれらの要望を踏まえながら、これまで対策を講じてきております。  以上のことから、新飛行経路について、国は将来的な航空需要の拡大を見据え我が国の国際競争力の強化、首都圏における航空機の騒音による影響の分散等の観点から、引き続き運用する必要があると確認しております。  区としましては、飛行経路の設定や航空機の増便等は国家としての政策であり、国の責任において判断されるものと認識しております。また、区におきましても、区内の騒音測定状況を調査し、これまでも本委員会で報告を続けてきていましたことに加え、国に対しては、区民への丁寧な情報提供のみならず、騒音対策、落下物防止対策を含む安全対策について要望してきております。  引き続き、国が実施するゴーアラウンド減少に向けた取り組みや、離陸時の急上昇方式の導入をはじめとした騒音軽減策、世界に類を見ない基準を設けた上で実施している落下物防止策を含む安全対策等の取り組み状況を注視し、国の責任において確実に取り組むとともに、その検証や評価を含めたさらなる対策の強化、徹底を求め、区民への分かりやすい情報提供、情報公開に努めていくよう国へ要望してまいります。

鈴木〔隆〕

では、委員の皆様、質疑をお願いします。

松原〔元〕

つばさの松原です。  すみません、私、あまり本委員会とご縁がなかったので伺いたいのですが、この間、第46号に関していえば、安心・安全な空を戻すという文言があるわけですが、この間、区が、またはこの羽田の近隣の地域の方、さらにいえば、川崎コンビナートというお隣のことも書いてありますが、こういった地域の方々が安心・安全な空でないと宣言されたようなことはあったのでしょうか。  この安心で安全な空を叶えてくださるということは、それが損なわれていることがあったのでしょうかと、事実として、そもそも。

鈴木〔隆〕

それは、何とも答えようがないけれども、空港まちづくり課長、答えられますか。

山浦

それぞれの方のお考えによるものかとは思います。

鈴木〔隆〕

続いて、いかがでしょうか。

椿
椿大田区議会自民・無所属

すみません、これ、長年この委員会の中で海から入り海へ出るという言葉がよく使われているのですけど、陳情でもよくこの文言を使ってこられるのです。ですから、私、もうこの委員会に3回、4回出させていただいているのですけど、毎回この言葉を使われているのです。  それで、どこで、どの時期で使われたのかというのが分かりますか。

山浦

こちらもはっきり資料で確認できているところではございませんが、沖合展開事業を行う際に、そのような表現がされていたと、資料にあったというところまでは確認できてございます。

椿
椿大田区議会自民・無所属

私の記憶なのですけども、沖合展開のときに分かりやすく空港が作ったパンフレットの一文として、この文言が使われていたのではないかなという記憶があるのですけど、大体それでよろしかったですか。

山浦

そのように、沖合展開のときのパンフレット等で記載されていました。

奈須
奈須大田区議会無所属

今の海から入って海へ出るのパンフレットは、空港が作ったという、ちょっと曖昧な言葉が出てきたのですけど、国土交通省、当時の運輸省が作ったパンフレットということでよろしいのですよね。

山浦

当時の国のパンフレットということです。

奈須
奈須大田区議会無所属

だから、別に約束していないという解釈を、この間してきたわけですけれども、沖合展開のときには、住民がというか、行政、区民、議会が一体となって、区民の環境を守っていきましょうという中で、結果として国側から、では、空港を沖に移転しましょうということで、言ってみれば提案があったわけです、こうやって音を沖合に移転しますよと。  だから、環境が改善されない限り空港はいらないという撤去の決議まで大田区議会はしたわけですけれども、撤去してほしいなんて言わないで、空港は皆さんの生活空間から少し遠くに離れますからということも、ある種の区民への説得というか、あるいは理解を求めるという形で国が作ったパンフレットの中に書かれていたと思うのですけれども、違いますか。  勝手に作ったものではなくて、沖に移転すること、海から飛行機は着陸をして海に離陸をするから、騒音の問題は守れますというものがあったから、このパンフレットを作ったのではないですか。  大田区は、このパンフレットは何だと思ってるのですか。何のために国が作ったパンフレットだと思っているのですか。

山浦

沖合展開事業に関する説明の資料として、国が作成した資料と聞いてございます。  また、沖合展開につきましては、国と確認書も取り交わしてございますので、資料のほうは後ほどの対策の経過等などにも記載されてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

では、大田区はこのパンフレットがあることも分かっているし、このパンフレットは大田区でも持っているのですよね、ないのですか。  これを見ていて、その沖合展開事業の中で、区民に対して騒音問題が改善されるから沖合展開事業はしますよという説明の中でこのパンフレットが使われているというのは、間違いではないのではないのですか。間違いですか。

山浦

沖合展開事業のときの段階での説明資料になってございます。  今回の新飛行経路に、羽田の機能強化に関しましては、第6フェーズにおける国の説明等も行われて進めてきてございますので、時点、時点で変わってくるものもございます。

鈴木〔隆〕

当時、国が作ったものに関して、それを当時にさかのぼって、今、空港まちづくり課長に聞くのはちょっと厳しいのかなと、もうちょっと論点整理して違う聞き方していただけませんか。

奈須
奈須大田区議会無所属

別に、区民はそのときに約束してるからということなのか、ちょっとこの陳情者の趣旨はわかりませんけれども、当時そういう約束をしていたにもかかわらず、新飛行ルートにおいて、海から入って海へ出るが守られなくなったのが問題ですと言ってるわけなのですが、だから、今、その約束が有効だとかそういうことではなくて、今回の飛行ルート変更前までは国もそういう認識できた、大田区もそういう認識できたということは間違いがないわけですよね、違うのですか。それを持ち出されたら困るというのはまた違うと思うのですけど。

山浦

区と国との間で海から入り海へ出るという形で取り交わした文言はございません。

奈須
奈須大田区議会無所属

けれども、国は国民に対して、海から入って海へ出るという飛び方で羽田空港を運用していくということで、沖合展開事業を行ったというのは誤りではないわけですよね。

山浦

先ほども申し上げましたが、沖合展開事業においての、当時の説明資料ではそのように書かれていたものと存じます。

鈴木〔隆〕

これ以上、お答えのしようがないと思うのですけど、どこまでやります、それ。ずっと同じ問答を繰り返してるだけなのですけど。

奈須
奈須大田区議会無所属

ですから、委員会の中で持ち出すときに、海から入って海へ出るなんというのは全くなかったかのような、あるいは1回も約束してないという言い方だけはしていただきたくないと。ある時点で、国はこの言葉を使って、区民に対して沖合移転をするのは、海から入って海へ出ることによって音は沖合に移転するから、皆さん静かになりますよと説明したのは事実だと思うのです。  その上で、この陳情の中でお伺いをしたいのは、今もこの海から入って海へ出るは大田区と国では約束していないということを言ってるわけですけれども、そうすると、今、大田区と国で約束している約束というのは何で、だから何の約束を基にして、今、飛行機は飛んでいるのですか。

鈴木〔隆〕

国と大田区が取り交わした覚書や、そういうものを聞いてるんですか。  (「はい、約束と言っているから」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

そういうものは、現実として国と大田区が取り交わした覚書とかそういうものがもしあれば、それは事務的にお答えください。なければないで、あるならあるで。

山浦

国から確認しているB滑走路西向き離陸に関する制限ですとか、そういったものは国からいただいてるものはございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

約束をしてないとおっしゃったから、約束は国と取り交わしてる約束があるのだとしたら、何月何日の何の約束に基づいて、今、飛行機は飛んでるんですかとお伺いをしてるんですが。

山浦

先ほど申し上げたところにつきましては、こちらの、海から入り海へ出るという飛行ルートに関して、大田区と国の間でそのような文言で取り交わしたものはございませんとお話させていただきました。

鈴木〔隆〕

だから要するに、大田区、移り変わる状況の中で所在の自治体として言うべきことは、国土交通省に常に発信をしていっているというところが現実としてあるわけであって、そこで取り交わして、何か公文書を取り交わしているものはないという話ですよね。

山浦

そのように、この海からという言葉に対して取り交わしているものはございません。

鈴木〔隆〕

分かりました。

奈須
奈須大田区議会無所属

ちょっと、私の言ってることよく聞いてください。海から入って海へ出るというのは取り交わしているなんて、私、言ってないではないですか。今は、それは過去にそういう説明をしたパンフレットがありましたねということしか言ってないのです、私も。  今の飛び方が、そんな文書を取り交わしてませんと大田区は言うのだとしたら、どんな文書を取り交わした結果、今の飛び方になってるんですかと伺ってるんです。  最終的に、今の飛び方というのは、別にもう、では、あるとき、国がこう飛びますと言ったら、ぱっぱと好きに変えられるものなのですかと。そうではなくて、ある時点まで国と大田区で覚書を取り交わしていたからこそ、その新飛行ルートになる前までの飛び方があり、新飛行ルートになったことによって取り交わした覚書があるからこそ、今の飛び方になっているのではないですかと。だとしたら、最終的な取り交わした文書は何なのですかとお伺いしたのです。いつの何の文書ですか。

鈴木〔隆〕

お答えできますか。

山浦

新飛行ルートは、羽田の機能強化につきましては、国が提案してから第6回のフェーズに分けて説明してきたものになってございます。  先ほど申し上げました大田区に影響のあるB滑走路西向き離陸につきましては、国から国際線は6,000キロ以内にするですとか、エンジンが4発のものは飛ばさないですとか、そういったルールづけが示されてございます。

椿
椿大田区議会自民・無所属

ちょっとお伺いしたいのですけど、国に対して取り交わしをしないと飛行機は飛ばせないということなのでしょうか。例えば、空港を管理しているのは国ですよね。そこで、その空港を管理して、ルールにのっとってやってるというのが国だと思うのですよ。  その基礎自治体が取り交わさないと、いろいろな決め事を取り交わさないと、飛行機は飛ばないのでしょうか。

山浦

委員会でも申し上げさせていただいてございますが、新飛行経路の設定、また増便等は国家としての政策であって、国の責任において判断されるものと認識してございます。

椿
椿大田区議会自民・無所属

その上で、基礎自治体として住民側に立ったいろいろな意見は、うちは出してるのですよね。さっきおっしゃっていたところを、ちょっともう1回教えてください。

山浦

区としましては、提案当初、新飛行経路の提案当初から区民への生活の影響が懸念されることから、この新飛行経路は、重大なものと受け止めてございます。  国に対して、区民の皆様へ丁寧な説明、騒音対策、落下物対策、こういったもの、安全対策等を含めて、対策を講じるよう、区から4回の要望書を出させていただいております。  そういった内容の中には、新飛行経路以外のもの、ヘリコプターの騒音軽減ですとか、そういったところも含めまして要望させていただいているところでございます。

すみません、私からも、今のこの陳情は、あくまでこの新飛行ルートに伴ってこの海に出て海から入るもそうですけども、というお話が出ているところに対して、今、陳情が出ているのですが、例えば羽田空港の歴史とか、そういうことを全部掘っていくという話では、ちょっと、今日はないと思うのです。  先ほど、覚書の話がありましたが、これはあれですよね、新飛行ルートとか細かくこういうルートで、こう角度というよりも、もともとの覚書は、たしか地元区とそういう調整をしていくという、もっと、もっと、このルートがこうだとか、ここでこういうことをするのだというよりも、今後のルートだとか、さっきの沖合移転も含むのでしょうけども、やっていく際に大田区として約束したのは、地元区とちゃんと調整していくという内容だったということは、私も前、説明受けたと思うのですが、そのあたりどうでしょうか。

山浦

お話しのように大田区に影響が生じる部分、先ほどから申し上げさせていただいているB滑走路の西向きの離陸に対して、こちらの要望に対して制限をかけていく、4発ジェット機を飛ばさないですとか、そういったものを確認書としていただいてるようなものでございます。

鈴木〔隆〕

質疑は以上でよろしいでしょうか。

奈須
奈須大田区議会無所属

大田区との覚書があったからこそ、これまで都心低空飛行は行ってこなかったのです。そこの覚書の中には、海から入って海へ出るという言葉はありませんでしたが、様々な表現の中で、都心には飛ばないという形に結果としてなってきたのだと思います。  その後に横田の空域の一部削減ということもありましたが、そのときには、都心における飛び方ということで、国から滑走路の運用という在り方の図が示されて、それによって離陸をした飛行機は、どのように旋回をしながら、どういった辺りを飛んでいくかというものが示されたと思うのですけれども、その文章の中で、今、有効なものというのは何なのか答えられないのですか。  令和元年11月22日に国土交通省から出てきた文書に対して、大田区長が、また要望を出して、最終的には令和2年1月21日に委員会で報告のあった1月17日付の国土交通省の航空局長の文書というものが基になって、今は羽田空港の運用が行われているのではないのでしょうか。私の理解は間違ってますか。  国が勝手に決めれば、羽田空港の飛行機というのは自由に飛べて、地元自治体、あるいは地元住民の要望というのは全く無視していいという立てつけになっているのでしょうか。

山浦

今、委員のほうからお話ありました令和2年1月17日、国土交通省航空局長から大田区長宛てに、機能強化後の東京国際空港の運用についてという回答書をいただいてございます。  こちらにつきましては、委員会のほうでもご説明しているかとございますが、離着陸ルートという形で、昼間時間帯における滑走路の運用についてという説明ですとか、深夜早朝時間帯における滑走の運用等についてというもの、またKAMAT経由西行きルート、こちらは矢口小学校の辺りのポイントになりますが、このポイントについて9,000フィート以上を遵守して可能な限り高い高度確保に努めるですとか、そういったことが記載されてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

こういった問題についてお話をするときに、大田区は、今は大丈夫と言うわけですが、私は、先ほどのご答弁が非常に象徴的だなと、海から入って海へ出れば約束ではないのだよと。あれは単なる説明の、私に言わせると大田区の説明だと、国のリップサービス的なものでしかないのだと言っているように聞こえてしまうのですが、だからこそ大切なのは、例えばこの1月17日の国土交通省からの文書、これに基づいて飛ぶ約束をしてるのだから大丈夫と。今は大丈夫と言ってるんです。  私は、すごく心配なのは、この文章で何ができてしまうのだろうと。これからもっともっと私たちに、区民に、あるいは都民に対して、影響の及ぶような飛び方さえも可能になるような文書の内容になってはいないだろうかと思うわけですが、大田区はそこまで分析できてますか。

山浦

今回の機能強化につきましても、国が事前にこのような形で飛ばすということの説明があり、第6フェーズまでの説明会が順次設けられてきたもの。また、その中で、様々な意見などによって、落下物対策ですとか、安全対策が強化され、また騒音の低減に関する対策も強化され、実際の運行につながってきてございます。  こういった形につきましては、国策の中で丁寧な説明、こちらは区も繰り返し要望させていただいておりますが、区民、また国民の方に対する丁寧な説明、情報提供という形で強く要望してきてございますので、そういった中で進められているものと認識してございます。

保下

本日、後ほど所管報告にも入ってございますけれども、毎年、羽田空港に関する対策の経過、今回報告するのは49番となってございますけれども、本日、電子データもタブレットに配信させていただいておりますが、そちらの254ページの中に、毎年、羽田空港沖合移転及び再拡張事業に関する主な動きということで、昭和48年からの国との様々なやり取りのその時間経過等も含めながら記載させていただいているという状況でございます。  254ページには、例えば、今、お話のありましたように、機能強化の話が令和2年1月17日、今、奈須委員がおっしゃいました国土交通省の航空局長から大田区に宛てまして、機能強化後の東京国際空港の運用についてということで文書も出てございます。  当然、その内容を、大田区として精査いたしまして、令和2年3月26日、大田区といたしましては川崎市と合同で、国土交通大臣に羽田空港新飛行経路の運用に関する対応につきまして、要望書を提出してございます。  そのフェーズ、フェーズの段階で国の提示したものに対しまして、区の考えをしっかり回答してるという状況でございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

ご答弁いただいたとおり、羽田の運用については確かに国が管理運用している空港ではあるけれども、国は当然、この歴史的な経緯の中で地元自治体、地元住民、もっと言えば地元議会も、行政も尊重しながら、この運用については丁寧にやってきたと、だからこそフェーズも何度も、ただ、ちょこちょこっと説明して終わるのではなくて、期間にすれば何年か、数年かけて、しかも第6フェーズまででしたか、いろいろな形で要望に応える形と、それは十分なのか、満足なのかというところは違うと思いますけれども、やはり繰り返し丁寧に、このことについて行ってきたのは事実だと思います。それは、ほかでもない、やはり住民を大切にしてきたからということだと思うのです。地元自治体を大切にしてきたからだということだと思います。  ただ、今の、先ほどのルートの中での問題となりますと、新飛行ルートにおける、どうしても着陸の都心上空の部分だけにフォーカスが当てられ過ぎていて、今回の新飛行ルートにおける運用において、何が変わったのだろうかというところについては、私は解明し切れていないのかなと。  私自身も非常に分かりにくいと、だからこそこの機能強化というのは難しいし、池袋の辺りから新宿、渋谷を通じて大井町上空を低く飛ぶという衝撃的な飛び方だけではない、もっと大きな影響があるのかなと思うわけなのです。  そこでお伺いをしたいのが、今の、取り交わしている文書で何が変わったのかというところで、先ほどもちょっと申し上げたのですけれども、KAMATというお話もありましたけれども、当初KAMATの1万2,000フィートが9,000フィートに変わり、今回は9,000フィートというのは、区としては1万フィートを要望しながらも9,000フィートのまま維持されたわけですけれども、ここの中で、方面別滑走路運用というのがあって、KAMATを通るところまでは変わらないのですけれども、その後のルートが、それ以前と大きく変わってるのです。  前は、SEKIDと、これは赤道だったと思うのですけれども、覚えのあるような名称が使われていたものが、これ、私、読めないのですけど、読み方が間違ってたらお恥ずかしいのですが、RITLAというのかな、RITLA、LAGOSとか、INTELとか、BEKLAという形で、これまでだと、KAMATといったら、蒲田に近いから蒲田かなと、SEKIDといったら赤道に近いから赤道かなと、私たちが知っている地名の上をどうも飛んでいくようだと。そこの上を飛んでいくときには、ある一定の高度が確保されているのかなということが分かったのですが、新しい滑走路の運用の在り方を見ると、KAMATは9,000フィートらしいということは分かるのですが、この文章には9,000フィートという数字も出ていませんし、しかも蒲田からラゴスというところまで、あたかも都心を横切る経路が存在しているかのような点線があるわけです。  こういったものを見ると、何か今回の新飛行ルートによって、区民の方からは、最近区内を低く飛ぶようになって心配だと、何か変わったのではないですかと、よく聞かれるのです。私は、最初はそうですかと、もしかしたらゴーアラウンドかもしれませんねと、危険回避による内陸飛行かもしれませんと言ってたのですが、どうも経常的であるような気がするし、うるさいと、いろいろな方から聞くのです、いろいろなところで住んでる方から。そうすると今の現状の飛び方というものもきちんと解明できていないのかなと。  最終的に、機能強化後の方面滑走路運用、これ、多分1月17日に国から出されてきた中に書いてあるのですけれども、ここにおけるポイントというものがラゴスとか、そういうのは何を表しているのかというのは、大田区として分かってますか。  またKAMATの後にこの点線で結ばれてる部分というのは、これは飛んでいいことになったのでしょうか。これまで飛んでなかったのでしょう。これ、何のときの運用かも分からないのですが、教えていただけますか。

山浦

こちらにつきましては、今、お話のありました令和2年1月17日の資料を基にお話しいただいてるかと思いますが、KAMATというポイントについては、航空の座標ということで聞いてございます。なので、各地点、地点の座標がそれぞれ記載されていると。  この名前がどういったものかということに関しては、国のほうで設定されているポイントになりますので、全てを承知しているものではございません。

鈴木〔隆〕

その辺はやはりはっきりしないと、奈須委員としては、今回の陳情の審査に影響を及ぼすから聞いているということですか。  (「そうです」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

では、もうちょっとピンポイントで言ってください。

奈須
奈須大田区議会無所属

結局、今もご答弁いただいたように、大田区も何だか分からないけど、国が何かを書いてきたことによって、もしかしたら、区民に重大な影響を及ぼしているような飛び方が可能になっている可能性があるわけです。そういったことも、含めてやはり、この陳情者の趣旨に従えば、明らかにしていくということが大切なのではないかなと。  できるようになったものを、今はやっていないけれども、ある日、突然もっとできる範囲を広げて飛行機を飛ばしてしまうかもしれないという可能性もありますので、少なくともKAMATから、これでいきますと北陸、山陰、中部、北京、ソウルのほうにまで行けるような飛行が可能になったりですとか、あるいは広島、長崎のほうに行くルートがここでつくられているわけなのです。  それは、実際にKAMATを通った後に、では、区内のどういったところを飛んで北陸に行くのか、あるいは、広島、福岡のほうに行くのかというのを解明していかないと、本当のこの機能強化における影響というのは分からないのではないのでしょうか。今、分からないというご答弁いただいたので伺うのですが。

山浦

申し訳ございません。座標については、国のほうで設定されているポイントでということはお話しさせていただきました。この名称については、航空用語になってきていますので、把握できていないという話をさせていただきました。  大田区のポイントとしては、KAMATのポイントだけになってきますので、今、委員がお話しいただいているほかのポイントについては、区外の座標になってございます。  また、こちらの座標につきましては、各D滑走路から飛んだ場合、どのポイントを飛びながら大阪方面に行くですとか、九州方面に行くと、そういったものになってきます。北側の方面ですとか、南側方面によって離陸する滑走路も変わってきてございますので、効率的な運用等を国のほうが定めているものと認識してございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

私も、どこかポイントだというのは何となく分かるのですけど、地名を推測できないから場所がどこだか分からないので、山梨なのか、池袋なのかで蒲田を通った飛行機がどこに飛ぶかが大きく変わります。大きく西向きに航路を取るのか、あるいは北に近い形で飛んでいくのかによって、区民への影響は大きく違うわけです。  たとえ9,000フィートを確保したとしても、9,000フィートぎりぎりで飛べば、区民にとっては今までよりも飛び方が変わったのではないかと思うと思いますし、9,000フィートは最低ですから、これまでは1万5,000フィートの高度を確保していたものが、近年9,000フィートに近くなれば、区民の皆さんは飛行機が低く飛ぶようになったなと思われるでしょうし、ここのところを見ていかないと、私は、やはり区民の皆さんに機能強化というのは、実は何を私たちは許してしまったのかということが見えてこないのかなと思います。  こうした航空の経路について、航空のポイントを出しながら示しているというのは、過去においては、横田の空域の一部削減です。あのときにも、かなりの大きな影響が出て、そのときにも委員会に報告があって示されています。  今回の新飛行ルートにおいては、横田の空域が、一部、日本でも使っていいということになったということが報告されてましたけれども、やはり空域の問題というのが大きく影響しているのかなと、こういう報告の仕方がありますと。  そうすると、やはりそれによる区民の影響というものを解明していく必要があるのではないかなと思うのですけれども、そこについては大田区は、国からも説明を受けていないし、分からないままでもいいと思ってるのでしょうか。それとも、きちんと国に丁寧な説明を受けながら、区民に示していく必要があるとお考えでしょうか。

鈴木〔隆〕

奈須委員、すみません。この後、空港の機能強化所管事務報告でもありますので、ちょっと陳情の審査というところに焦点絞って質疑してもらえますか。ほかにも手を挙げたい方いらっしゃるので、そろそろおまとめください。  (「でも、影響をしっかり調査と書いているからね」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

空港まちづくり課長、お答えしますか。

山浦

今、お話しいただいているKAMATのポイントにつきましては、お話のあった横田空域の一部返還された時点で飛ぶようになってございます。今回という話ではなく。  9,000フィートにつきましては、後ほど環境対策課のほうからも調査結果が出てくるかと思いますが、調査の内容では9,000フィート以上を確認しているということを聞いてございますので、影響はないと考えてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

聞いていることに答えてないのです。KAMATから先のところのポイントはどこなのか、そのポイントが何フィートなのかというのが、飛行機の飛び方において、区民に大きく影響を受けますよねと。その先の部分、この滑走路運用におけるレイヤーであったり、インテルであったり、ラゴスであったりというところについて、何を意味するのか、場所なのか、高さなのかどういうことを意味するのかということも分からずに、区民への影響を解明することはできないのではないですかと聞いてるのですけれども、どうなのですか。

山浦

こちらのポイントにつきましては、KAMATを9,000フィート以上で運行するという形になってございます。  また、各ポイントにつきましては、それ以上の高度で運行するようになってございますので、大田区については、先ほど申し上げたようにKAMATのポイント、座標について確認してございますので、調査報告等を確認していただければと。

鈴木〔隆〕

杉山(こ)委員、先ほど手を挙げていましたよね。ちょっと一度譲ってもらえますか。

杉山〔こ〕

私から、前職空港関係にいたので、当時、内陸を飛ばないということで、簡単に言えばモノレールより先には飛ばないという取り組みだったのです。もし、ゴーアラウンドでやむなく通過する場合はしようがないのですけども、近くまで行った場合は、何でそういう飛び方をしたのかという報告なんかも求められていたのです。当時の運輸省からは、厳しい指導を受けられるという状況があったのです。  そういう面では、新飛行ルートでそういう飛び方が変わってきたというのは、実態としてありますよね。その辺をお聞きしたいのですけど。

山浦

今回、国土交通省飛行経路の運用に向けて5年以上にわたって、先ほど申し上げましたが第6フェーズに分けて説明会が開かれ、新飛行経路が運用されてきたと認識してございます。

杉山〔こ〕

ということで、やはり飛び方が変わってきたというのは事実であって、やはりそこで、やはり区民の皆さんが不安になっている、そういうところからこの陳情が出てきていると思うのです。  第50号のほうでいけば、事故が列記してありますけども、やはり事故は、整備もパイロットもしたくないので、なるたけ出さないように努力はしますけども、全くゼロにできないというのは、ここの陳情者も出されてると思うのですけれども、本当に安全・安心を守るためには、どのようにしていったらいいかというのを、やはりこの飛行ルートを含めて確認していく必要があるのだと思うのです。その辺はいかがですか。

山浦

国への確認なのですが、民間航空の安全の傾向を把握して必要に応じて安全に係るリスクに応じた安全監査、その他の安全に係るリスクを低減するための措置を実施しており、低い事故発生率を実現していると回答いただいてございます。

杉山〔こ〕

低い事故率になっているということで、その取り組みはいいのですけども、やはり一度事故を起こすと、本当に大惨事になって人の命が奪われるということになりますから、やはり本当に、日夜努力していかなければいけないと思います。  先ほども、国のほうに万全な安全対策なり、落下物対策ということで、国のほうは世界で類を見ない落下物対策やってるのだと言ってるわけですけれども、やはり落下物がなくならないですよ。なくすように、やはり整備も努力しますけども、なくならないのが現実であるので、なくならないのであれば、どうしていくというのがよいのでしょうか。

鈴木〔隆〕

それ、お答えできますか。ご意見で承ってよろしいですか。

保下

国からは、具体的に落下物対策の改善ということで、部品の欠落防止などがあった場合は、やはりその再発防止の徹底ということで、具体的な、例えばシール落下時の改善とか、落下した部品の部分改良とかもしたという報告を受けてございます。後ほどの報告の中でも、当委員会に具体的なそういう報告や事例があった場合するようにしてございますので、そういう形で国と連携しながら、具体的な部品欠落防止対策の強化に努めていければと考えてございます。官民一体となってやることだと考えてございます。

山浦

今、本部長からも話がありましたが、対策の経過、今回添付させていただいてございますが、そちらのほうにも機体のチェック方法ですとか、外航機の安全性の担保、こういったものも行っている内容が記載されていますので、ご確認いただければと思います。

杉山〔こ〕

そういう部分で対策を強化するというのは、本当にやってもらわなくてはいけないのですけども、実際的になくならないということであれば、それ以外の方策も考えていくということが必要でないかなということを述べさせていただきます。

奈須
奈須大田区議会無所属

もう一つ、新しい覚書というか、国と大田区との約束の文書になったことで、大きく変わっていって、意外と新飛行ルートの南風時の運用だけでない部分があるなと思ってるのが、プライベートジェット、小型機であったりとか、ゼネアビ機というものなのです。  区民の方からも、すごくたくさん飛んでいるし、プライベートジェットは意外と大きいのですよと。D滑走路で離発着しているのをご覧になったと、その方はおっしゃってましたけれども、見せていただいたら、えっ、こういうプライベートジェットに乗ってる人がいるのだと思うぐらい大きかったのですけど、こういったものについての、今まではたしか便数制限ですか、どういう風のときには何機以内というのがあったのが、なくなってしまっているのです。  こういうことの影響も、私はこの新飛行ルートという言い方をしてますが、いわゆる機能強化なのです。機能強化において、どういう影響を及ぼしているのか。やはり調べていく必要があるのではないかなと思うのですけれども、そのあたりは大田区としては、国から報告を受けたり、独自の調査をしていたりということはしていますか。

鈴木〔隆〕

それはプライベートジェットに関しての調査をしているかということですか。  (「国でもいい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

それはプライベートジェットも新飛行ルートを飛ぶからということに関連してですか。  (「新飛行ルートの覚書の中に書かれていること」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

では、今、言ったプライベートジェットの調査を、大田区としてしていますか、してないと思うのですが。

山浦

1日の離発着回数としまして、昼間時間、朝6時から22時、こちらにつきましては原則として1日16回と聞いてございます。  その他の時間帯については、制限がないと聞いてございます。

鈴木〔隆〕

質疑は以上でよろしいですか。

奈須
奈須大田区議会無所属

何も情報もないし、現状は把握し切れてないということでいいのですか、そうすると、制限期間時間以外は、あるいは滑走路以外は。

鈴木〔隆〕

それ、ちょっと違いますよね、お答えのその辺が。

奈須
奈須大田区議会無所属

そこの何時から何時についてはそうだったということは、それ以外について、把握をしているかということを聞いてるのですけど。最近増えてきているけれども、ゼネアビ機であったりとか、プライベートジェット、小型機についての、大田区は数値か何かを、ちゃんと国から報告を受けたりして把握していますかと。離発着、あるいはどの滑走路からどうに飛んでいるか。  (「それは新飛行ルートは関係あるのですか」と呼ぶ者あり)

奈須
奈須大田区議会無所属

あります、機能強化というところで、覚書の中に書いていますから。  さっきおっしゃっていた1月17日の国と交わしている文書の中にはしっかり書いてあります。だから、今までも言ってるではないですか、新飛行ルートというのは、単に南風の都心からの着陸とB滑走路西向き離陸だけではなくて、ほかのことについてもルールが変わっているものだということなのです。  そこについて私たちがしっかりと見ていかないと、区民に対する影響の全容は解明できないと思います。

鈴木〔隆〕

それは、ご意見でよろしいですか。

奈須
奈須大田区議会無所属

いや、だから把握してるのですかと聞いているのです。

山浦

先ほど申し上げましたように、1日の昼間時間の制限については確認してございます。  また、ゴーアラウンド等につきましては、後ほど、また資料がございますが、そういったところでゴーアラウンドしているビジネスジェットの機体があるというところも確認はしてございます。

馬橋
馬橋自民・無所属

私の考えとしては、今回は、あくまでその陳情の扱いをどうするかというところの、陳情の審査だと思っていて、奈須委員の空港の諸課題に対するその知見というのは、私はすごく勉強になるし、すごくお話を聞いていて面白いのですけど、あくまでも政策討論の場ではないというのは私の考えとしてあって。  あと、もう一つは大田区は、やはり大田区のやるべき責務を果たすべきだと思っています。大田区が、国とか東京都と全く同じことをしていたり、国がやってる国の政策的な部分を、全てを1から100まで把握をして、それに対して何か意見を言って、行動を起こしてというのは、私は役割としては違うと思うのですが、大田区としての責務を果たすという、その考え方は間違ってないですかということでよろしいですか。

山浦

先ほどのKAMATポイントですとか、そういったところ、大田区の確認するところはしっかり確認させていただいて、報告させていただいているところでございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

新飛行ルートを、大田区としても、区議会としても、結果として容認する形になって始まったときに、区議会は何と言ったかといったら、区の上は飛ばないからいいのだと言ったら、うるさくなってきたら大変だとなったと。  大田区のことだけ見ていたのでは、大田区にある羽田空港の飛び方の変化による区民への影響というのは、しっかり見ることができない、解明することができないと思います。しかも、新飛行ルートではなくて、ここの中にもあるように、機能強化という中で新飛行ルートもその一つなのです。  機能強化の中でいろいろなことが行われている。その全体像について把握したいということで、私は今日はお伺いをいたしましたし、陳情者も機能強化について書いてある部分もたくさんありましたので、そこはやはり私たちは、単に新飛行ルートで自分たちだけが全く影響がないからいいとしていると、機能強化というルール、約束が変わったことによって、最終的に区民に深刻な影響を及ぼすことがないように、それも、やはり空港立地自治体の議会としての責務だと私は考えております。

椿
椿大田区議会自民・無所属

確認したいのですけど、今、奈須委員が大田区議会は、大田区の上を飛ばないからいいのだと言ったというのは、本当ですかね。

奈須
奈須大田区議会無所属

私が傍聴していたら、ある委員がおっしゃっていました。  (「議事録残っているのですか」と呼ぶ者あり)  (「残っています」と呼ぶ者あり)  (「ある委員が言ったからとは」と呼ぶ者あり)  (「だから、違う、別に」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

挙手してください。指していませんので。それは大田区議会としての決議なわけではないですよね。  (「違います。違います」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

ちょっと、それはすごく悪意を感じるのですけれども、さも大田区議会の議決とか、そういうもののように。  (「でも、今」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

今、私がしゃべっているのです。指していませんから、指していません、私は。  大田区議会としての公式的な見解のように、皆さん取られていますけれども、そうした、今、あくまでも、そうしたことを言った議員がいましたよというところのお話ですよね。  (「そうです」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

その辺は、言い方間違えないで、すごい悪意を感じるので、訂正してください。

奈須
奈須大田区議会無所属

でも、それは委員会の議論の中でそうおっしゃった方がいましたし、それについての否定のお話もなかったので、区の上を飛ばなければいいということを言った方がいて、いろいろな影響もありますねと言ったけれども、そこは、大田区議会としては取り上げてなかったわけですよね。

鈴木〔隆〕

その方の意見としてということですよね。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

分かりました。  質疑は以上でよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

各陳情について、1件ずつ各会派に取扱いをお伺いをします。  まず、5第46号区 区民の長年の悲願「安心で安全な空」を叶えてくださるよう要望する陳情について、各会派に取扱いを伺います。  では、自民・無所属、お願いします。

馬橋
馬橋自民・無所属

自由民主党大田区議団・無所属の会は、陳情5第46号につきましては、不採択を求めます。  本陳情は、航空需要の回復により新ルートの影響がこれまで以上に大きくなっているとして、新ルートでの増便による区民への影響を調査し、陳情者の考える安心・安全な方策を実現してほしいという趣旨だと思います。  先ほどの5第36号でも述べましたが、新飛行ルートが運用開始してから今日まで、区及び国で実施している航空機騒音測定おいて、区内の全地点で航空機騒音の基準値を達成しているという点を挙げなければなりません。  その上で、新飛行経路について、国は将来的な航空需要の拡大を見据え、我が国の国際競争力の強化、首都圏における航空機の騒音による影響の分散等の観点から引き続き運用する必要があるとしている大方針を、区は注視しつつ、陳情者も触れている区民生活の安全と快適な生活環境を守るため、国の取り組み状況の検証や、評価を含めたさらなる対策の強化、徹底を求め、区民へ分かりやすい情報提供、情報公開に努めていくよう国に要望していただきますようお願いをして、不採択といたします。

鈴木〔隆〕

続いて、公明お願いします。

椿
椿大田区議会自民・無所属

大田区議会公明党は、ただいま上程されました5第46号 区民の長年の悲願「安心で安全な空」を叶えてくださるよう要望する陳情について、不採択を主張いたします。  本陳情は、航空需要の回復により、新飛行ルートの影響がこれまで以上に大きくなっているとし、区民への影響を調査し、長年区民が求めてきた安心で安全な空に戻す方策の検討を大田区議会に要望するものであります。  新型コロナ感染症の世界的な収束傾向や、円安の影響でインバウンド需要などを発着する便数は加速的な増加傾向にあり、大半の経済誌によると、しばらくはこの傾向が続くと論評しており、陳情者のいう、これまで以上に大きくなっていることは便数が増えた分、騒音に関しても常に感じられていることは事実と考えます。  一方で、航空機自体の技術革新により、1基当たりの騒音に関しては以前と比べ、特に1970年と比べると20デシベル近く騒音も低減されており、区内において国及び区が実施している合計6か所の航空機騒音測定は、新飛行ルート開始以降、全ての計測所でLden値において、環境基準を達成していると聞いております。  経済活動が地球規模で動き出し、新飛行ルートの便数が増えることにより、陳情者が不安視される気持ちは理解できなくもないですが、区は国に対し、新飛行ルートに関する説明や騒音対策、落下物防止策を含む安全対策について、区から4回、区議会から1回要望書を出しており、国はこれらの要望を踏まえながら対策を講じてきたと理解しております。  よってこれからも、空港を有する基礎自治体として区の立場から、区民への分かりやすい情報提示や安全対策、また航空会社に対しては、騒音の少ない機種の計画的な採用など、引き続き国に対しても積極的に要望していただくよう申し添え、本陳情に対し不採択を求めます。

鈴木〔隆〕

続いて、共産、お願いします。

杉山〔こ〕

日本共産党大田区議団は、5第46号 区民の長年の悲願「安心で安全な空」を叶えてくださるよう要望する陳情は採択を求めます。  陳情者の趣旨では、3年にわたる新型コロナによる減便がほぼ通常まで戻ってきたことで、新飛行ルートの影響はこれまで以上に大きくなってきており、新ルートでの増便により、区民への影響をしっかり調査していただきたい。長年区民が求めてきた、安心で安全な空に戻す方策を検討してくださいと求めています。  羽田空港の歴史的経過からも、航空機騒音と航空機事故から不安、さらに空港に出入りする車両の騒音と大気汚染をもたらし、区民生活が脅かされてきた。区民を守るために、大田区議会は全会一致で区民生活の安全と快適な生活環境が確保されない限り羽田空港の撤去を要求すると決議し、羽田空港は沖合に移転し、区民の不安は一定程度解消されました。  再度、区議会に求められているのは、区民生活の安全と快適な生活環境を守ると改めて表明し、そのための方策を検討することを求めています。この陳情の採択を求めます。

鈴木〔隆〕

続いて、維新、お願いします。

本多
本多大田区議会無所属

日本維新の会大田区議団は、陳情5第46号 区民の長年の悲願「安心で安全な空」を叶えてくださるよう要望する陳情について、不採択を求めます。  陳情者の安心で安全な空を望まれる気持ちは、我々も同じであります。それゆえに、新飛行ルートに関して、区は区民生活への影響を懸念し、これを重大な問題と捉え、国とも連携しながら様々な取り組みを行っております。騒音調査、ゴーアラウンドなどの情報提供、情報公開、そして二度にわたる大気汚染調査を実施し、健康被害等のエビデンスもないことを確認しております。  加えて国に対して騒音対策、落下物対策を含む安全対策等について、過去4度にわたり要望書も提出しております。  また、陳情者は新飛行ルートを従来のルートに戻すことも示唆しておりますが、新飛行ルートの設定等は国家としての航空対策であり、今後においてもしかるべき手順を踏みながら、国の責任において判断されるものと認識しており、本陳情は不採択を求めます。

鈴木〔隆〕

続いて、つばさ、お願いします。

松原〔元〕

つばさ大田区議団は、ただいま上程されました5第46号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  陳情趣旨にあります安心で安全な空、それはみんなが望んでいることだとは思います。ただ、やはり、いささか主観的過ぎる願いであるとも感じるとこです。  この後、報告があると思いますが、羽田空港に関する対策の経過を読ませていただいて、これまで区は、地域住民の声を聞き、国に対して騒音影響の軽減や安全確保に対しての様々な申し入れをしてきたというところを理解をしたところであります。  ゆえに、この安心で安全な空に向けた取り組みは、間違いなく区はこれからも進めていくと考えておりますし、しかしながら、この陳情者のいう目標がどこに定まっているか定かでないこの陳情には、不採択を主張させていただきます。

鈴木〔隆〕

続いて、フォーラム、お願いします。

東京政策フォーラム(都民ファースト・国民民主・無所属の会)は、ただいま上程されました5第46号 区民の長年の悲願「安心で安全な空」を叶えてくださるよう要望する陳情につきまして、不採択を求めます。  陳情者の趣旨は、新型コロナウイルス感染症の、この状況が明けることによって、新飛行ルートが増便し、その影響が大きくなるのではないか、その影響を調査してくださいというものです。  一方で、区は、先ほども答弁等ありましたが、区が4回、そして区議会が1回と、この間、国に対しても要望を出してきました。また、新飛行ルート以外も含めて、今までも空港所在の自治体として、国との信頼関係の中でいろいろ住民の要望も伝えてまいりました。  そうした中によって、特にその国の施策においての判断というのを、区がどうこうというところはなかなか難しいこともあります。区としては、引き続き、区民の生活に対する影響を国とも話し合って、しっかりと調査していきたいということは要望いたしまして、陳情につきましては不採択にいたします。

鈴木〔隆〕

続いて、立憲、お願いします。

小川
小川大田区議会無所属

立憲民主党大田区議団は、5第46号 区民の長年の悲願「安心で安全な空」を叶えてくださるよう要望する陳情につきまして、継続をお願いします。  新ルート運行につきましては、私たち、立憲民主党でも固定化を避けるための取り組みを、国会議員、都議会議員とともに連携を図りながら、早急かつ具体的に進め、見直しを図るように国に求めています。  陳情者の意図を汲めば、新ルートの増便への懸念もあり、理解ができるものです。  また、区民生活の安全と快適な生活環境を守る思いは、歴代の区議会議員が共有し続けていると考えており、改めて、これまでの羽田空港や区議会での歴史をしっかりと認識し、区議会として対応していくことは大変重要なご指摘であるとも考えております。  ただ、陳情書の趣旨及び理由にある方策の検討につきましては、現在、区として、騒音調査など可能な限りの対応はしていただいていると捉えており、今後、特段の問題が起きない限りは、陳情者が求めます方策の検討につきましては、具体性を欠くと判断いたしましたため、継続を主張させていただきます。

鈴木〔隆〕

続いて、フェア民、お願いします。

奈須
奈須大田区議会無所属

フェアな民主主義、奈須利江です。  5第46号 区民の長年の悲願「安心で安全な空」を叶えてくださるよう要望する陳情、この陳情は、コロナによる減便が通常まで戻ったことで、新飛行ルートの影響はこれまで以上に大きくなってきていることから、新ルートで区民への影響をしっかり調査していただき、長年区民が求めてきた、安心で安全な空に戻す方策を検討することを求める陳情です。  新ルートにより区民生活に影響が及んでいることを問題として、その影響をなくす、あるいは減らすために大田区に措置を講じることが大切だと思います。  私は、飛行ルート変更の報告があったときには区議会におりませんでしたが、翌年区議会に再選してから、誰よりも早く議員として、飛行ルート問題について取り組み、問題点を解明し、警鐘を鳴らしてまいりました。  いずれ、この陳情者の主張とつながるものがあり採択を求めます。  今日の委員会の審議でも指摘させていただきましたけれども、これまでの新飛行ルートの機能強化の問題の中で明らかになっていないことがあると思います。新しいルートの影響というのは、南風時の都心上空、低空飛行やB滑走路西向き離陸だけではなく、大田区と国土交通省との覚書の変更によるものが大きいと思います。  心配していることの一つには、方面別の滑走路運用もあります。KAMATを通った後に、どこを通るかというこのウェイポイントの変更によって、飛行機の飛び方が見えにくくなっています。加えて、小型機でゼネアビ機などが増えていて飛んでいる、その影響というのも解明されていません。  飛行ルートの影響は、新飛行ルートでは、南風時の運用であれば着陸時の15時から19時の4時間だけの問題となっていますけれども、その4時間、A、C滑走路の南風時の運用やB滑走路離陸の問題だけではなく、横田の空域の一部削減や、それに伴う方面別の滑走路運用や、増えていくビジネス機やプライベートジェットなどの問題についても、どういう現状かを明らかにし、整理していくべきだと考えます。  海外の空港の多くは、緩衝帯を設け、住宅地から離れています。空港に隣接する羽田空港の住民生活へ及ぼす影響というものは非常に大きいと思います。立地自治体の大田区が、しっかりと区民への影響というものを守っていかなければならないと考え、機能強化の全体像についても把握するよう求めて採択を求めます。

鈴木〔隆〕

継続及び採決、意見が分かれましたので、お諮りします。  本件につきまして、継続することに賛成の方は、挙手をお願いします。  (賛成者挙手)

鈴木〔隆〕

賛成者少数であります。よって、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は、挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手)

鈴木〔隆〕

賛成者少数であります。よって、5第46号は、不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

では、そのようにさせていただきます。  次に、5第50号 三年間の実績で明らかな「有害・不要」の羽田新ルートの廃止を国に求める陳情について、各会派に取扱いを伺います。  では、自民・無所属、お願いします。

馬橋
馬橋自民・無所属

自由民主党大田区議団・無所属の会は、陳情5第50号につきまして、不採択を求めます。  理由はおおむね46号と同様でありますが、本陳情者の趣旨は、新飛行ルート開始から3年が経過をして、当該飛行が不要であることに加え、同ルート下の住民に負担や危害を与え続けていることが証明されたとする、陳情者の考える有害・不要なこの新飛行ルートを直ちに廃止するよう国に求めることを大田区議会に要望するというものであります。  重ねてになりますが、新飛行ルートが運用開始してから今日まで、区及び国で実施をされている航空機騒音測定においても、区内の全地点で航空機騒音の基準値を達成しているというエビデンスも公開をされており、それらをもとに国の戦略的な政策として取り組むべきと考えております。  大田区としては、国が実施する騒音軽減策、落下物防止策を含む安全対策などの取り組み状況を注視し、国の責任において確実に取り組んでいただくようしっかりと責任の所在を明らかに要望していくことが妥当と考えます。  よって本陳情については、不採択を求めます。

鈴木〔隆〕

続いて、公明、お願いします。

椿
椿大田区議会自民・無所属

大田区議会公明党は、ただいま上程されました5第50号 三年間の実績で明らかな「有害・不要」の羽田新ルートの廃止を国に求める陳情に対し、不採択を主張いたします。  本陳情は開始から3年が経過した新飛行ルートに対し、不要であるばかりか、同ルート下に居住する住民に負担や危害を与え続けていることが証明されたとして、「有害・不要」な羽田空港新飛行ルートを直ちに廃止するよう国に求めることを、大田区議会に求める陳情であります。  陳情の趣旨の中に、同ルート下に暮らす多数の市民、住民に騒音、大気汚染、生命への不安や健康、生活様式の変更などの負担と危害を与え続けているとの記述でございますが、さきの5第46号の陳情で述べましたとおり、区内全ての計測地点で航空機騒音のLden値は環境基準以下の数値となっており、騒音が原因での体調不良と決めつけるには一方的と考えます。  また、大気汚染についても国土交通省が過去二度に行った大気環境調査においても、基準値内であったとの報告を受けております。さらに健康への影響についても、医学的な根拠はなく、新たに判明した事案もないとの理事者からの報告でありました。  次に陳情の理由の冒頭に、従来の飛行ルートは羽田住民、自治体と国との交渉と闘争を通じて、海から入り海から出るの飛行ルートに結実し、羽田空港沖合移転を通じて実現した新飛行ルートは、3年前国土交通省が住民自治体との約束を反故にして、一方的に導入、強行し、現在に至っているとの表記がなされておりますが、これでは国と区が海から入り海へ出ることを約束事として契約したかのように取られがちですが、正確に言うと、当時の国のパンフレット上、分かりやすく表現するため、海から入り海へ出るという言葉が用いられたと記憶しております。ですので国との約束という表現は間違いであると考えます。  あわせて約束を反故にしたということも事実に反すると考えます。  このように事実と反するような内容を鑑みますと、本陳情については大田区議会公明党としては不採択を求めます。

鈴木〔隆〕

続いて、共産、お願いします。

杉山〔こ〕

日本共産党大田区議団は、5第50号 三年間の実績で明らかな「有害・不要」の羽田新ルートの廃止を国に求める陳情は、採択を求めます。  陳情者の趣旨では、大田区民居住区域を含む都心上空、川崎住民地域を空路とする新飛行ルート下に暮らす多数の市民、住民に騒音、大気汚染、生命への不安や健康、生活様式の変更などの負担と危害を与え続けていること。地球温暖化に対する化石燃料を多く使用し、温室効果ガスを大気圏にまき散らす航空輸送は厳しく改善が求められていることなどから、「有害・不要」の羽田飛行ルートの廃止を国に求めていただくよう陳情しています。  航空機が安全で無事故の利器とは言えない。航空機事故は世界で起きている。日本でも起きないとの保証はありません。落下物も後を絶たない、飛行ルート下の住民の命と暮らしの安全を最優先にするということが求められます。温暖化効果ガスの削減からも、減便も含めて、海から入り海に出る飛行ルートが最善であるとのこの陳情の採択を求めます。

鈴木〔隆〕

続いて、維新、お願いします。

本多
本多大田区議会無所属

日本維新の会大田区議団は、陳情5第50号 三年間の実績で明らかな「有害・不要」の羽田新ルートの廃止を国に求める陳情について、不採択を求めます。  これまで区は、国とも連携し様々な調査を行い、健康被害などのエビデンスはないということを確認しております。  それに加えまして、飛行ルートの設定や航空機の増便等は国家としての航空対策であり、将来的な航空需要の拡大を見据え、我が国の国際競争力の強化や首都圏における航空機の騒音による影響の分散等の観点などから、国の責任において判断されるものと認識しております。  羽田新飛行ルートについては、これらの観点から、引き続き運用する必要があるとされており、本陳情については不採択を求めます

鈴木〔隆〕

続いて、つばさ、お願いします。

松原〔元〕

つばさ大田区議団は、ただいま上程されました5第50号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  大変、しっかり趣旨と理由を読ませていただきましたが、感情のこもった文であるとは理解をいたします。世の中には、一定数繊細な方々がいると私は思っております。先ほどの第46号も、この第50号も、やはり陳情者の方々はもう漠然とした、何か不安感を抱いておられるのではないかと感じたところであります。しかし、生きていくということは、何かしらのリスクもあります。  また、あの陳情の一部理由には、事実誤認もあったということです。  私といたしましては、この陳情には賛成はできませんが、区にはこれからも不安払拭に向けた努力を続けていただきたいと考えております。

鈴木〔隆〕

続いて、フォーラム、お願いします。

東京政策フォーラム(都民ファースト・国民民主・無所属の会)は、ただいま上程されました5第50号 三年間の実績で明らかな「有害・不要」の羽田新ルートの廃止を国に求める陳情につきまして、不採択を求めます。  陳情者は、こちらは、今回趣旨としましては、この新飛行ルートにつきましては、やはり大きな悪影響があり、また、これはもう不要であるということを述べているということに思います。  一方でこの新飛行ルートにつきましては、今回の最初の騒音の陳情でもありましたが、むしろ新飛行ルートによる影響というよりも、今、影響が出ているような国内線がやはり一番騒音を出していたということもありました。  また、今後、新飛行ルートは、やはりコロナ禍が明けるということで、増便はされるだろうと思いますが、現時点でこれが有害・不要だと断じることはなかなか難しいと思います。  一方で、こうしたものについて、やはり区民の方からも不安の声もいただいておりますので、継続的な調査や国との折衝というのは続けていただきたいと思いますが、本陳情につきましては不採択を求めます。

鈴木〔隆〕

立憲、お願いします。

小川
小川大田区議会無所属

立憲民主党大田区議団は、5第50号 三年間の実績で明らかな「有害・不要」の羽田新ルートの廃止を国に求める陳情につきまして、継続を求めます。  先ほどの第46号と同様、私たち立憲民主党は、羽田空港の新ルートの固定化を避けるための取り組みを、国会議員、都議会議員とともに連携を図りながら、要望を国や都に粘り強く行っています。  しかしながら陳情者のような直ちに廃止をするように国に求めていくという件につきまして、現実的に新ルートが使用されているこの現状を鑑みますと、大田区が単独で国に求めるだけでは、一朝一夕には陳情者の願いが達成されることは困難な状況であるとも考えています。  陳情の趣旨にもありますように、騒音の問題も含めた区民の不安の解消に取り組むことは大変重要なことであると考えておりますが、区が直ちに新ルートの廃止を国に求めることにつきましては、今後の状況を考えながら判断をしていく必要があると考えますため、継続を主張させていただきます。

鈴木〔隆〕

続いて、フェア民、お願いします。

奈須
奈須大田区議会無所属

フェアな民主主義、奈須利江です。5第50号 三年間の実績で明らかな「有害・不要」の羽田新ルートの廃止を国に求める陳情に採択を主張いたします。  この陳情は、都心上空や川崎市上空を飛行ルートとする新ルートが始まって3年を過ぎたが、新ルートによる飛行実績は、新ルートが不要であることを示した一方、新ルートが騒音、大気汚染、生命や健康への不安、生活様式の変化や危害を加えていることから、国に新ルート廃止を求める陳情です。  私も、この間の新ルートの適用を見ておりまして、この新ルートがコロナで減便になっていても、新ルートを採用したことなどを見ていても、非常に問題の多い飛び方だと思っています。  そもそも、今日の委員会の陳情の審議の中でも申し上げましたけれども、新飛行ルートというのは、首都圏の空港の在り方についての機能強化という中から出てきているものであって、機能強化は、羽田だけでなく、成田、調布、あるいは百里などの防衛省の基地など、軍民共用化ということなども含めての全体的な流れの中で行われているものです。  そうした中で進む飛行ルート変更については、区民生活に大きく影響を及ぼすものでありながら視点が経済的になものに立っているために、そこに暮らす住民の生活が見えてまいりません。区民に与える影響は大きく陳情は採択すべきと考えます。

鈴木〔隆〕

継続及び採決、意見が分かれましたので、お諮りします。  本件につきまして、継続することに賛成の方は、挙手をお願いします。  (賛成者挙手)

鈴木〔隆〕

賛成者少数であります。よって、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は、挙手をお願いします。  (賛成者挙手)

鈴木〔隆〕

賛成者少数であります。よって、5第50号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

そのようにさせていただきます。  本日は以上で陳情の審査を終了いたします。  続いて、調査事件を一括して上程いたします。  所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。

山浦

私からは、資料番号1番から5番を5件続けてご報告させていただきます。  資料番号1番、羽田空港の機能強化についてご報告させていただきます。こちらは、航空機騒音の短期的測定結果、2022年12月実施分となります。  おめくりいただきまして地図がございますが、左下から2番目に大田区内の測定地点の東京都下水道局東糀谷ポンプ所の記載がございます。  測定地点、全体では18か所となっています。  測定期間は12月14日から12月20日までの1週間、天候、風向きの影響により、南風時の進行経路の運用は1日間だけでございました。  次ページが、測定地点ごとの実測値の平均と推計平均値の一覧表でございます。東糀谷ポンプ所につきましては、上から7番目に記載されてございます。  その次のページで、東糀谷ポンプ所の測定結果を抜粋してございます。結果としましては、大型機の実測値の平均が70.9デシベル、中型機の実測値の平均が71.0デシベル、小型機の実測値の平均が69.4デシベル、機体サイズを区別せずに算出した実測値の平均が70.0デシベルとなっております。引き続き、区としましては、測定結果を注視してまいります。  続きまして、資料番号2番、全国民間空港関係市町村協議会による航空機の安全確保についての申し入れの報告でございます。  こちらは6月19日に申し入れを行ったものでございます。  本申入れは、6月10日に東京国際空港において誘導路で停止中のエバー航空旅客機とその後方を通過するタイ航空旅客機が接触し、機体が損傷する事態が発生いたしました。このたびの事態は、詳細について現在調査されているところですが、航空の安全確保に対する信頼を揺るがしかねない事案として看過できないものとして申入れを行ったものでございます。  資料番号3番、例月の東京国際空港におけるゴーアラウンドについて、国から提供を受けた内容をご報告するものです。今回の報告は、令和5年2月から5月となってございます。  ゴーアラウンドとは、航空機が着陸進入する際、悪天候や視界不良で安全な着陸が難しい場合に危険回避するため、管制塔の指示などにより、一旦着陸を断念し、再上昇してから着陸をやり直すことになってございます。  羽田空港の滑走路につきましては、風向き等によって運用される滑走路は、北風時、南風時で異なりますが、ゴーアラウンドによって、区内市街地上空を通過する場合があり、その際、騒音が発生することから、北風運用時のA滑走路北向着陸及び南風運用時のB滑走路西向き着陸のゴーアラウンドについて、国から報告があり、本委員会にも報告させていただいております。  資料右上の表、月別の内訳をご覧ください。  2月はA滑走路北向き着陸に伴うゴーアラウンドは10回あり、そのうち区内上空通過は3回。B滑走西向き着陸に伴うゴーアラウンドは20回あり、そのうち区内上空通過は13回。3月A滑走路北向き着陸に伴うゴーアラウンドは12回、そのうち区内上空通過は4回。B滑走路西向き着陸に伴うゴーアラウンドは10回、そのうち区内上空通過は8回。4月、A滑走路北向き着陸に伴うゴーアラウンドは8回、そのうち区内上空通過は4回。B滑走路西向き着陸に伴うゴーアラウンドは35回、そのうち区内上空通過は23回。5月、A滑走路北向き着陸に伴うゴーアラウンドは7回、そのうち区内上空通過は4回。B滑走路西向き着陸に伴うゴーアラウンドは56回、そのうち区内上空通過は30回。  なお、左側の表は、今年の1月から5月までのゴーアラウンドの理由別割合で、下に円グラフでもお示ししてございます。  資料2ページ以降は、月ごとのゴーアラウンドの内訳でございます。日時、滑走路名、便名、機材、理由、区内上空通過の有無などが記載されてございます。  次に、資料番号4番、南風運用15時から19時に関わる騒音測定状況等についてご報告させていただきます。こちらは騒音状況及び滑走路別離発着回数について、国から提供を受けた内容を報告するものです。  今回は令和5年1月分から4月分でございます。  まず測定地点別の騒音状況について報告させていただきます。  大森第五小学校では、最大値は1月から順に67.1、67.4、69.0、69.5デシベル、最小値は1月から順に57.6、58.3、58.8、58.5デシベル、平均値は1月から順に62.0、62.9、62.8、62.7デシベルでした。  羽田小学校では、最大値は1月から順に77.7、78.8、84.7、84.1デシベル、最小値は1月から順に60.8、62.5、62.6、61.8デシベル、平均値は1月から順に72.6、73.2、73.6、73.8デシベルでした。  項目に滑走路別離発着回数についてでございますが、1月から4月までの回数は記載のとおりでございます。  続きまして、資料番号5番、羽田空港の対策の経過(49)についてでございます。  毎年、羽田空港に関する動きにつきまして資料としてまとめております。資料の表紙をおめくりいただきまして目次をご覧ください。  初めに大田区における空港対策の概要、次に令和4年1月から12月まで1年間の羽田空港に関する対策の経過の整理、関係資料としましては、令和4年の羽田空港対策に関する、協議会、委員会などの関係資料等の掲載、おめくりいただきまして、大田区議会定例会での会議録の抜粋、羽田空港対策特別委員会の構成や開催日程などを整理しております。  詳細については、後ほどお読み取りいただければと存じます。

鈴木

それでは、私からは資料6番から8番の3件続けてご報告申し上げます。  まず、初めに資料番号6番をご覧ください。こちら、令和4年11月から令和5年2月まで4か月分になりますが、区の航空機騒音固定調査の月報についてでございます。  国の測定する羽田小学校、大森第五小学校を補完する目的で、区独自に測定局を3か所、具体的には大田市場、中富小学校、新仲七町会会館の屋上に機器を設置いたしまして測定を行っているものでございます。  今回ご報告申し上げます11月から2月までの4か月におきましては、全地点で航空機騒音の環境基準は達成してございます。  次に航空機1機ごとの騒音の測定結果で80デシベルを超過した最大値につきましては、ご報告をさせていただいておりますので、各月ごとに簡単にご説明をさせていただきます。  まず、11月のページをご覧ください。大田市場の最大値82.2デシベルでございますが、こちらは2機ございまして、11月13日の16時33分、同じく11月13日の17時4分にございまして、原因はいずれも大型機であり、新飛行経路運用により付近を通過したためとの回答をいただいております。  次、中富小学校の最大値81.6デシベルでございます。こちらは、11月23日、18時10分に計測されておりまして、原因は、ゴーアラウンドした航空機が付近を通過したため。  また、理由でございますが、風の影響のためとの回答をいただいているところでございます。  新仲七町会会館は、最大値88.4デシベルでございますけれども、11月13日、16時17分に計測されておりまして、原因は、大型機が新飛行経路運用により付近を通過したということで、回答をいただいております。  次、12月のページをご覧ください。大田市場の最大値84.7デシベル、12月22日、22時00分に計測されておりまして、原因は、ゴーアラウンドした航空機が付近を通過したためとの回答をいただいております。  また、理由としては、風の影響のためと確認しております。  新仲七町会会館、最大値85.0デシベルでございますが、12月28日、17時45分に計測されておりまして、原因は、大型機が新飛行経路運用により付近を通過したためと確認をしております。  次に、1月のページをご覧ください。大田市場の最大値81.2デシベルでございますが、1月1日、17時23分に計測されております。  また、2機ございまして、1月13日16時50分にも同じ音で計測されておりまして、いずれも原因は、大型機が新飛行経路運用により付近を通過したためということで回答いただいております。  次、新仲七町会会館の最大値は、83.2デシベル。1月23日、10時52分に計測されておりまして、原因は、ゴーアラウンドした飛行機が付近を通過したためということで、ゴーアラウンドの理由でございますが、こちらは、先行到着機の滑走路離脱遅れのためと聞いております。  その次に、新仲七町会会館でございますので、1番が着陸復行機のご報告となりましたので、次に大きいもののご報告をさせていただきたいと思いますが、83.1デシベル、1月1日の16時47分に計測されておりまして、原因は、大型機が新飛行経路運用により付近を通過したためとの回答をいただいております。  次、最後に2月になりますけれども、大田市場の最大値83.1デシベルでは、2月12日、17時00分に計測されておりまして、原因は、大型機が新飛行経路運用により付近を通過したためとの回答をいただいております。  新仲七町会会館の最大値89.9デシベルでございますが、2月19日、11時1分に計測されておりまして、原因は、ゴーアラウンドをした飛行機が付近を通過したためとの回答をいただいております。  理由は、風の影響のためということでございます。着陸復行機の次に大きい値は、82.5デシベルで、2月18日、15時28分に計測されておりまして、こちらは、新飛行ルートの運用により付近を通過したためとの回答をいただいております。  続きまして、資料番号7番をご覧ください。こちらは、航空機内陸飛行騒音調査についてのご報告でございます。平成22年10月にD滑走路の供用開始以降、北風運用時にD滑走路を離陸して、大田区の内陸上空を飛行しております飛行機がございます。航空機が、先ほどもお話に出ておりますが、矢口小学校付近の航空標識KAMATを経由することから、その航空機騒音の大きさですとか、機数ですとか、飛行高度を毎年継続して調査を実施しているものでございます。  調査結果の概要についてでございますが、4の調査結果にまとめさせていただいております。  まず、内陸飛行を行った航空機の騒音についてご説明申し上げます。羽田空港から遠い石川町文化センター、雪谷中学校、馬込区民センター、矢口小学校では、環境基準の地域類型指定区域外であるため、環境基準のLdenが適用はされません。参考といたしまして、各調査地点のLdenを算出し、最も厳しい住居系の環境基準57デシベル以下と比較したところ、27.2から36.3デシベルで、参考とした基準値以内でございました。  次に、経年変化についてのご説明でございます。平成25年度から令和4年度にかけて実施した調査を対象に、北風運用に限った場合の3日間のデータを集計後Ldenを算出し、経年比較を行っております。新型コロナウイルスの流行により、航空機の欠航・減便の影響を受けておりました、令和2年度、3年度と比較いたしますと、Lden値は、矢口小学校以外の各測定局で上昇する結果となっておりますけれども、過去同様、各測定局間のLden値の相関関係は、変わらないものと考えてございます。  最後に、内陸飛行におきます航空機の高度分布についてのご説明でございます。矢口小学校付近の航空標識KAMATで9,000フィート、約2,750メートル以上で飛行することが求められておりますが、調査期間内の全ての航空機は、9,000フィート、約2,750メートル以上で飛行しておりました。  なお、調査の詳細につきましては、別添のファイル、調査報告書のほうが添付されておりますので、そちらをご覧いただければと存じます。  続きまして、資料番号8番をご覧ください。こちらは、住宅防音工事に係る国の補助制度の改正についてのご報告でございます。もう既に、5月1日付の改正で進められているものでございまして、選挙の関係などもあり、今回の報告となってございます。  国の要綱でございます、住宅騒音防止対策事業費補助金交付要綱が改正されております。これに伴いまして、住宅防音工事に係る制度が改められたということでございます。  まずは、1の4回目の更新工事に対する補助制度、更新工事④の創設についてご説明させていただきます。そもそもこの制度は、昭和50年に空港周辺対策事業として、民家防音工事を実施したのが始まりでございます。その際に設置された冷暖房機や空調換気扇等が、10年以上の使用により故障等で、その機能が失われるということで取替え工事のほうを順次行ってまいりました。  その際の工事にかかった費用を補助する制度として、昭和50年度が最初の制度だったのですけれども、更新工事①というのが平成元年にスタートしております。その後、更新工事②、③を経まして、このたび、令和5年4月から更新工事④が創設されたというものでございます。  更新工事④は、更新工事③で更新された空気調和機器が10年以上の使用により、故障等でその機能が失われた、また、機能が衰えてきた場合に取替え工事を補助する制度でございます。対象の地域は、羽田空港周辺地域の大森東、大森南、平和島、東糀谷、羽田旭町、羽田等の指定地域でございます。  続きまして、更新工事④の制度の中身について簡単にご説明申し上げます。(1)の対象世帯についてのご説明です。更新工事③のときには、冷暖房機の取替えの要件として、居住人数マイナス1室まで可とされていたということで、1ひく1が0となってしまい、単身世帯が、前回の制度の見直しのときには、対象外となっておりました。  更新工事④では、最小1室が可能ということで、単身世帯も対象となったというところが、前回との変更点でございます。  (2)の工事費に対する国の負担割合でございますが、更新工事④創設にあたり、国の負担割合については、前回と変更はございません。これまでどおり更新工事④においても、エアコン基準額の50%、換気扇があった場合には、換気扇基準額の50%までを国が負担することとなっております。  なお、国の要綱では、工事にかかった費用の一部を住民が負担することとなってございますけれども、実際には、これまで、国の負担割合を超える部分につきましては、区が全額負担をしてきた経過がございます。今回の制度改正後も従来と同様に、空気調和機器の取替えの際に、住民の負担はない形で進めさせていただきます。

八木

私からは、産業経済部資料9番、羽田イノベーションシティにおける取組報告についてをご報告いたします。  まず、項番1、今後の主な予定等でございます。(1)といたしまして、HICity全体に関する2件の予定を記載しております。  まず、ア、グランドオープン関連でございますが、2020年7月にまち開きしたHICityにつきまして、これまでゾーンAからCのエリアをⅡ期工区として建設を行っておりましたが、今月末に竣工し、その後、段階的に新たな機能が加わり、11月16日にグランドオープンを迎えます。  当日に、セレモニーを開催するとともに、翌17日から19日までの3日間にかけ、この街ならではの、先端と文化の魅力を体感できるイベント開催が予定されております。グランドオープンを新たなスタートラインとして、本施設の機能を最大限に発揮するよう、運営事業者とともに取り組んでまいります。  次に、イとして、スマートシティの取組み(自動運転バス)に関するご報告でございます。自動運転バスにつきましては、これまで街区内や羽田空港第三ターミナルまでの実証実験が行われてまいりました。一方、本年4月には、道路交通法改正の施行がなされ、特定の条件下での運転手のいない完全自動運転、いわゆるレベル4の許可制度が創設されております。HICityで実証実験を行ってきた事業者から、本年、夏以降に同制度に基づく申請を予定している旨、報告を受けております。  なお、本手続におきましては、事業者から警視庁への申請後、特定自動運行の経路が含まれる区への意見聴取が行われる予定となっております。申請内容を確認でき次第、適切に対応してまいります。  続いて、(2)区施策活用スペースの今後の予定でございます。  まず、アとして、PiO PARKでのイベント2件を。また、ページをおめくりいただき、次ページ、イにおきまして、6月28日まで実施しております、ショーケーシングでの展示をご案内させていただいております。  次に、項番2、直近に実施した主な催し等でございます。  (1)HICity全体のものとして、5月の1か月間をかけて開催された初夏キャンペーンの内容を記載しております。マルシェや区内で活動される団体等と連携したワークショップなど、多数のコンテンツが実施され、多くの子どもたちやご家族連れに楽しんでいただけたと考えております。  続いて、次ページの(2)区施策活用スペースでの催しのご報告でございますが、3件の展示会やセミナーを開催しております。いずれも大田区産業振興協会が後援や主催等で開催されたものでございますが、区内企業も含む多くの方々にPiO PARKを活用いただき、取引拡大や自社の強みを生かす取り組みにつながっていると考えております。  簡単ではございますが、私からは以上です。

鈴木〔隆〕

委員の皆様は、質疑に入りますが、機能強化等も含めて、先ほど、多岐にわたりまして質疑しましたので、ポイントを絞って端的に行きましょう。  では、それぞれ分けていきます。  まず、空港まちづくり本部からの報告に対する質疑です。番号順に行きましょう。資料番号1、機能強化について。

奈須
奈須大田区議会無所属

先ほどのご答弁の中でもあったので、ちょっと伺いたいのですけれども、これは、4ページ目に大型機、中型機、小型機の実測値の平均があるのですが、低騒音機であったりとか、あと、小型化することで騒音が小さくなるということなのですけれども、あまり大きな差が見られないように思うのですけれども、大型機と小型機での実測値の平均は、どのように考えたらいいのでしょうか。

山浦

こちらの測定値は、ポイントが地図で落とし込まれておりますが、こちらでの測定が、このような形になっているという形になってございますが、それぞれのポイントで変わってくる場合もございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

これは、東糀谷のポンプ場だと思うのですね。ある特定の場所で、違うのですか。私の理解が違うかしら。そこで測定して、大型機の平均が70.9デシベル、中型機が71.0デシベル、小型機が69.4デシベルと読んだのですけれども、それで、私の理解でいいのだとすると、大型機も小型機もあまり実測値が変化がないようなので、機種で工夫すれば音が小さくなるという、ご答弁と実態とがちょっと違うなと思ったのですけれども。

山浦

それぞれの機体ごとで音が新しい低騒音型の飛行機、また、古いタイプの飛行機で大型機の中でも音が違ってきてございますが、この場所での測定値としては、今回、1週間の間で、7日間のうち1日間だけですので14回、この中では、このような数値であったということの報告になってございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

こういう航空機騒音の測定というのは、新飛行ルートになったら、大丈夫なのかと皆さんがご心配をなさっている中で、大丈夫ですと言うためにやっていたり、あるいはここをこう改善したらいいという、今後のためだと思うのですけれども、こうやってご報告をいただく中で、大型、中型、小型で変化ないですと言ったら、いや、それぞれに高騒音機のものもあれば、低騒音機のものもあるし、いろいろなものが飛んでいるから、分からないのですと言われてしまうと、たしかこれは、機能強化の説明会のときには、低騒音機を使いますよということも騒音対策として、国は、説明していたわけですから、少なくともここで測定されるときには、全部が低騒音機で飛んでいていいぐらいの気持ちなのですけれども。  だから、例えば、こういう調査が行われるのであれば、大型機でどういう機種が何便飛んだからこうなったというのが、これはあれですかね。ここの計算をすれば出てこないですよね。そういうのまで分からないと、明らかにしていただかないと、この調査の意味がないのではないのでしょうか。

山浦

こちらで記載されているものは、平均値になってございまして、様々な機材で通ったときの平均値という認識でございますので、新しい低騒音機、古いタイプのものが飛んだ場合、そういったものが混在している状況の中での平均値という形で私は、認識してございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

認識はいいのですけれども、だったら、大型機と小型機だったら、小型機のほうが平均値が低くていいのではないかなと思うわけですけれども、高いということは、小型機の中に古い機種だったり、低騒音機でないものも飛ばしているのだなという理解になるわけですよ。  そうすると、国が説明していた新ルートにおいては、低騒音機を使いますから大丈夫という説明と合わなくなってしまうわけですね。  だから、ちゃんと国が説明しているとおりに低騒音の影響がないような飛び方、機材の選び方が行われ、実際にそうなっているのかということを説明することにならないわけですね。これは、大型、中型、小型、ほとんど変わらないし、誤差の範囲と言われればそうかもしれないですけれども、中型機の平均のほうが大型機よりも高くなっている。こういうのを見ても、何かちゃんと新ルートにおいて、航空会社が気を付けて飛ばしているのだということにはならないのかなと。そこが分かる報告にするように国に求めるべきなのではないかなと思うのですけれども、いかがですか。

山浦

まず、お話しいただいた、低騒音型の飛行機を飛ばすという約束は、私は、認識してございません。  また、小型機でも、大きな音が出るものもございますので、一般的に小型機、大型機と比べた場合、大型機のほうは燃料が多いだとか、人がいっぱい乗っている、荷物もいっぱい載っている、そういったことで、エンジンの音が大きくなりがちだというところはございますが、大型機だから必ずうるさいとか、そういったことではございません。

奈須
奈須大田区議会無所属

先ほどの海から入って海へ出る。もう同じ現象が起きている。別に、覚書には書いてないから、あれだけ機能強化のときの説明の資料の中では、低騒音機ということを繰り返し書いたり、小型機・中型機、今もあるのではないですかね。固定化させないなんていう説明会の中では、機材の違いによる騒音の低減みたいなことも、たしか説明・報告がありますよね。委員会に報告されていたと思います。  何かやりたいときだけはそうやって、いかにも騒音が小さくなるように言いながら、いやいや、いろいろな種類もあるし、新しいのも古いのもあるし、騒音対策が取れてない飛行機も飛んでいますから、これは、一概には何とも言えませんと言われたのでは、何か騒音を軽減するための対策を国が取りますと言ったことの意味が、説明会において説明していたことの意味は何だったのですか。  別に文書に書いてないから、何でも決まる前に書いて、それで、大田区がいいと思っているのでしょうか。

山浦

先ほども申し上げましたとおり、今後の機材の更新の中で低騒音型のものが導入されてくる、こういったところはございますが、ご存じのように機材については、更新時期によって古いタイプのものも飛んでございますので、そういったものが一概に約束されているものではございません。

奈須
奈須大田区議会無所属

約束されていないけれども、そうやって努力していきますよという説明の下に、新飛行ルートが始まりましたし、固定化させない検討の中でも、そういったことも説明をされているわけですから、このように実際のところに測定結果が出てみたら、大型機も小型機もあまり変わらないということになると、これまでの国の説明や、その国の説明をそのまま繰り返していた大田区の説明というのは、あまりにも無責任だなと、これは意見・感想として申し述べさせていただきます。

椿
椿大田区議会自民・無所属

今、奈須委員がこの数字を見られておっしゃるのは、数字はうそをつかないからご指摘されているのではないかなとは思うのですけれども、ほかのところを見ると、やはり差はあるのですよ、ほかの場所は。何だってそうですけれども、私は、車とか、そういったのに例えると、ゼロ、止まっているときからスタートするときが一番燃料を使うと聞いたことがあるのですね。  それでいくと、大田区の場所は、離着陸する場所だから、それと、飛んでいる所とか、場所によってそういったものが変わってくるのではないかなと、私は、個人的に思いました。  だから、一概に大型機全て、中型機全て、小型機が全てと。場所によって違うのではないかなと、私は思いました。

すみません、これは確認なのですけれども、確かに今の説明も、奈須委員の質問もありました、この大田区のエリアにあります東糀谷のポンプ場では、大型機、中型機、小型機と並べると、中型機のほうが、平均を若干上回った数字が出ていますけれども、これは、今、椿委員が言っていたように18地点で見ると、やはり大まかに見れば大型、中型と小型で逆転する所はありますけれども、やはり大型に比べると中型・小型が、すごくこの平均値としては下がっているのではないかなと見えるのですが、これは、いかがでしょうか。

山浦

委員からお話がありましたように、例えば、一覧表の上から5番目、殿町小学校、こちらは、B離陸のものですが、大型機が81.6デシベル、中型機が78.5デシベル、小型機が77.8デシベルという差が出ているものもございますので、そのように判断してございます。

また、それと、離着陸ではなくて、これは、着陸経路を測定していないのですよね、3番目の説明に書いてあるとおり、A滑走路の着陸経路からは、1.5キロ離れて位置しているということで、高度が低く、側方での音も小さくなるため、着陸機の音は、測定されていないということに書いてあるので、これは今、B滑走西向きの離陸機の音ということで、より大きな音が出やすい。  先ほどの着陸だけではなくて、要は、着陸ではなくて、離陸だけを入れているから、より大きな音がすごく出やすいのではないかという。そこだけになっていますからというのは、やはり出てきているのではないかなという認識で、これは、もうここが大きくなるというのは、ある意味、ここが小さくてほかが大きくなったら、むしろ飛んでいる最中に、何かすごく大きい音が出たのかになってしまいますから、かえって大きな問題になるのではないかなとは、私は、考えているのですけれども、これは、一般的にも、多分ほかの経路でも、離陸のほうは、やはり大きな音が出るのではないかなと思うのですが、どうでしょうか。

山浦

今回、測定としましては、新飛行経路運用の新たな影響を重点的に把握するために、夏季と冬季に把握していると。そういった意味で短期の測定を追加して、今回のご報告になってございます。  なので、AC着陸、BC離陸についての把握ということの観測になっています。

奈須
奈須大田区議会無所属

発言の趣旨がちょっと伝わっていなくて、申し訳ないのですけれども、仮に、同じ大型・中型・小型の結果であれば、国の言っているものと違うのではないのかということも言いましたけれども、それもあるのですけれども、分かる形の報告にしてと、先ほども、発言の中で少し述べたと思うのですけれども、この機材は、例えば、大型機において低騒音機が何機でということを、小型機においても、どういう機材を使ったのかということが分かれば、それによって逆転したりとかということの理由も分かると思うのですね。  だから、そこのところは、やはりそのように国に求めてもらいたいなという趣旨で発言をいたしました。  それで、離陸においては、場合によっては、差異が現れないということはあるのでしょうか。着陸と離陸における低騒音機機材における、何て言うのでしょうね。違いというのはあるのですか。着陸のほうが低騒音機の場合には、音をより縮減できるということはあるのでしょうか。離陸の場合は難しいとか。

鈴木〔隆〕

それは、メーカーではないのですから、あまりそこまでちょっと聞いても、ちょっと気の毒かなと思うのですけれども。それは、今知っていなければいけない知識ですかね。

奈須
奈須大田区議会無所属

昔は、答えられたでしょう。そういうことまで含めて、勉強しておかなくては、駄目なのではないですか。

鈴木〔隆〕

では、奈須委員、お答えできるのですか。ご存じですか。

奈須
奈須大田区議会無所属

いや、分からないから聞いています。

鈴木〔隆〕

機能強化は、本当に必要なのかどうか、絞って聞いてもらえますか。多分、皆さん、同じ意見だと思うので。答えられますか。答えられないのだったら、答えられない。答えるのだったら、答える。後ほどだったら、後ほどにしてください。

山浦

低騒音機という形での音、離陸・着陸を確認して、後ほど、お答えさせていただきます。

奈須
奈須大田区議会無所属

これは、低騒音機というもので、騒音影響を小さくできますよと言ったのは私ではなくて、国が機能強化の説明の中で言っていることですから、それがどのように効果を上げているのかということは、やはり国には説明する責任があるのかなと思って、私は、発言しております。

山浦

低騒音機ということになりますので、従来型の飛行機のエンジンの音よりは低くなっているということで、説明は、受けてございますし、実際に、低くなっていると認識しておりますので、何ら国が言っていることは、変わらないと思います。

鈴木〔隆〕

次、行きます。資料番号2、全国民間空港関係市町村協議会の申入れ、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

続いて、資料番号3、いかがでしょうか。

田島
田島大田区議会自民・無所属

今回、ゴーアラウンドの理由のところで、あまりふだん見かけない高マスト船通過のためというのがありまして、その点を私もあまり見た記憶がないので、その辺りを教えていただいてよろしいでしょうか。

山浦

こちらにつきましては、B滑走路・D滑走路の令和島側、城南島側、こちらに東京西航路という航路がございます。こちらの通行の際、B滑走路の影響ですと、航路に56.3メートル、これは、喫水高になりますが、船舶が航行するときは、航空機の運航を一時的に制限すると、船舶の運航は制限されないというルールがありまして、今回、ゴーアラウンドになっているものでございます。

杉山〔こ〕

これを見ると、2月にも、7,8、9、10番と部品紛失による滑走路閉鎖があったり、3月には、13、14、15、16番で異物報告のため滑走路閉鎖が。4月には、5、6、7、8番で、部品紛失による滑走路閉鎖ということで、5月にも、3、4、5、6、7番ですかね、異物の報告ということで。あと、5月26日、51番、52番、53番、54番で部品紛失による滑走路閉鎖ということでゴーアラウンドが発生したということで、この部品紛失の部分については、どのような部分が紛失されていたのかというのは、聞いておりますか。

山浦

今回の4月の5から9番、こちらは、滑走路を閉鎖して点検した結果、発見はされていないと聞いてございます。  また、3月の13から16番、こちらについては、小動物が滑走路付近にいると報告があったため閉鎖したと聞いてございます。  また、5月の51から54番についても、部品については、発見されていないと確認してございます。

杉山〔こ〕

5月の3、4、5、6番などの異物は、これは、何なのですかね。前のものは、小動物が動き回ったということで、3月の部分は、出されたのですけれども。

山浦

こちらについては、誘導路上に木のかたまりのようなものが落ちているという報告があったということで、閉鎖したと聞いてございます。

杉山〔こ〕

部品紛失が、やはりこれでも、万全の対策を取っても、なかなか減らないというのが明らかになってきているのではないかなと思います。  あと、先行到着機の滑走路離脱遅れとトーイング機の滑走路離脱遅れも結構散見されるのですけれども、やはりこれは、空港の中が混雑していて、こういう事象が発生しているのかというのをお聞きしたいのですけれども。

山浦

今回の先行機の離脱遅れにつきまして、改めて確認したところ、パイロットの不慣れだとか、そういったことではなく、かなり風の影響で着陸時のスピードが落ちる場合があると。そうした場合、滑走路上の速度、離脱路まで到達する時間がかかる場合もあるというお話も聞いてございます。様々な要件があると考えられますが、後続機の安全確保のためにゴーアラウンドがされていると認識してございます。

杉山〔こ〕

トーイング機等の滑走路離脱までの分は、どういう報告がありましたか。

山浦

トーイング機等が滑走路上にいるということで、ゴーアラウンドされていると認識しておりますので、そういった人為的なものについては、少なくしていただくよう改めてお話しさせていただきたいと思います。

杉山〔こ〕

現状を見ると、やはり空中だけではなくて、空港の中も混雑してきているのではないか。強風によってスピードが落ちるために、滑走路から離脱するのが遅れるということはあったにしても、飛行間隔がやはり狭まっているから、前に詰まってしまうというのが出てきているのではないかなと思います。  あと、これは、ゴーアラウンドで着陸なのですけれども、先ほどの6月10日のあの接触事故の部分でも、やはり前の飛行機が出発を待機している中で追い越そうというのですか、そういう状況なども含めて、羽田空港の機能強化の在り方もまた、問われてきているのではないかなと思います。意見です。

鈴木〔隆〕

続いて、資料番号5、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

では、環境清掃部に移ります。資料番号6。  よろしいですか。  (「ありません」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

資料番号7。  (「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

続いて、資料番号8。

杉山〔こ〕

これは、工事をしてくださるということで、やはり住環境が良くなるということなのですけれども、この対象者世帯数というのは、どのくらいになるのでしょうか。

鈴木

今日、データのほうで皆様にも配っていただいております、対策の経過の中に空港周辺環境対策の経過と現況ということでご報告をさせていただいているページ、具体的には、48ページから53ページにわたってなのですけれども、その中の52ページに実施件数等の一覧表ということでございまして、52ページにどんな工事をいつ、どのように行っているかということで、例えば、更新工事1、2、3、4と申し上げましたけれども、対象世帯数とか、実施台数などの一覧を載せさせていただいておりますので、こちらでご確認いただければと存じます。

杉山〔こ〕

分かりました。ありがとうございます。

鈴木〔隆〕

続いて、産業経済部、資料番号9。

杉山〔こ〕

この中で一つ聞きたいのは、いろいろ聞きたいことがあるのですけれども、結構時間がかかってしまうので。区施策スペースで各企業が入っていると思うのですけれども、まだ空き家になっているKの110ですか。これは、埋まる可能性があるのかというのと、もう何か月、空き家になっているのかというのを知りたいのですけれども。

八木

空きの期間ですけれども、すみません、ちょっと記憶ですが、年明けぐらいに退去されたというようですので、半年近く、今、1区画空いている状況と記憶をしております。  それで、入居につきましては、継続的にかなり複数の企業からお問合わせをいただいている状況です。様々、事業の内容とか、また、内見等も含めてお話をいただいておりますけれども、まだ、それぞれの企業の中でのご判断とか、こちらでそこで決定という手続に至っておりませんけれども、打診的には、かなり来ておりますので、適切な企業を選んでご入居いただくという形で進めたいと思っております。

杉山〔こ〕

半年くらいの空きスペースになっているということで、その部分の賃借料が大田区に入ってきていませんので、やはりしっかりとこういう部分を立ち上げたのなら、満室になるように努力していただきたいということを述べていきます。

奈須
奈須大田区議会無所属

環境清掃部の8番を質問しそびれてしまったのですけれども。

鈴木〔隆〕

終わっているので、端的にお願いします。

奈須
奈須大田区議会無所属

この防音工事なのですけれども、過去に昭和50年現在で認定された方たちについて、更新となっているという理解でいいのかということと、私の理解では、対象者が減ってきているのですけれども、今現在、当初何人で、今回の対象者が何人になっているかというのと、これはもう、新たにその防音工事をするとすると、いわゆる住宅地の環境のゾーンの1位でしたか。何かその対象になれば、いつでもこの防音工事は行われるということなのですか。

鈴木

こちらにつきましては、昭和50年当時に対象となった方々の更新ということでやらせていただいているものでございます。対象数がどれだけあるかというお話なのですが、例えば、その当時に対象となった建物に対して助成をさせていただくということになっているので、建物がほかの方に譲渡されてなくなっているとか、そういう経過が出てくる場合もございますので、対象が幾つあるかということではなくて、対象の方からお申出があって、工事を実施すれば、実績として残ってくるという形になるので、ただ、先ほど申し上げました資料のページのほうでご確認いただきますと、令和4年度までの工事の実施件数、世帯数等については、確認ができるという形になってございます。  先ほど、対策の経過でご案内を申し上げました、杉山(こ)委員のご質問で世帯数がどのぐらいあるのかということでご説明を申し上げました資料のページのほうをご覧いただきますと、細かく数字のほうが、50年当時からの経過を載せさせていただいております。

鈴木〔隆〕

ご参照ください。

椿
椿大田区議会自民・無所属

資料番号9番のほうなのですけれども、自動運転、1の(1)のイ、スマートシティの取組というところで、今まで、実証実験をやってきました。それで、実証実験が終わって、今度、国全体でそれが可能になったと、申込みで。それで、どこか地方のほうでも始まっているのですよね。それについてちょっと教えてください。

八木

自動運転バスにつきましては、羽田イノベーションシティでは、かなり象徴的な取り組みといいますか、目立つ取り組みで実証が行われてまいりました。これまで、直近の数字は、私が把握している限りですけれども、累計で約6万人以上の方が、あの街区の中での運転にご乗車をいただいていると聞いております。  それ以外にも、様々な地域で実証実験が進められてまいりました。国のほうでも、そういった動きも含めまして、制度的にもそれをきっちりと位置付けていこうということで、道路交通法のほうが改正されたと認識をしております。

椿
椿大田区議会自民・無所属

これは、本当にある意味サンドボックスの中で実証実験をやってきましたというところで、第三ターミナルまでが動いていたと思うのですね。  今回のこれを読んでみると、イノベーションシティ内を自動運転と書いてあるのですけれども、それで間違いないですか。

八木

これからの申請の内容の確認次第なので、ちょっとまだ明確なことはなかなかお答えしにくいのですけれども、現時点で聞いている話としては、羽田イノベーションシティの中と聞いております。  レベル4となりますと、運転手が全くいない状況での完全自動運転ということになりますので、例えば、信号機との連携ですとか、そういった交通インフラとの調整などもハードルとしては出てくると思います。  そういった部分も考慮しながら、レベル4として、まず、自動運行ができるというところで、事業者がルートを特定し、特定の車両で特定の運行実施者で申請を行っていくということで計画していると聞いています。

椿
椿大田区議会自民・無所属

ぜひとも成功してほしいのですけれども、イメージでいくとバスターミナルから裏の駐車場を巡回するという感じなのですか。

八木

現行のルートがベースになるという前提ですけれども、現状、ゾーンJという東急EXインホテルが入っているところの1階に一つバス停ございます。  また、アーティストビレッジ、駐車場側の芝生の所との境の所ですが、あちらにも1か所、バス停がございまして、その2か所を結びながら施設内を循環しているルートが、現在のルートでございます。

このイノベーションシティを、先日、私も所属する団体のほうで全国大会というのがありまして、PiO PARKのほうを使わせてもらったときに、Zepp Tokyoですかね、コンサートですごくたくさん人が歩いてきていて、すごいなと思った、やはり使ってもらっていて。あれは、たしか都内最大級の大きさでしたね。  あそこの人たちが、本当にたくさん来ていただけるので、あの方たちの回遊性といいますか、うまく、杉山(こ)委員でしたか、今、場所がまだ空いているという話もありましたけれども、羽田イノベーションシティとか、もしくは蒲田とか、大田区のほうにうまく連携して、あの方たちをうまく大田区のほうに持ってくるといいますか、何かひき付ける要素があるかなと思うのですが、その辺りは、どのように考えますか。

八木

おっしゃるとおりの認識を我々も持っておりまして、Zepp Hanedaにつきましては、Zeppグループの中では、全国では最大規模ということで、約3,000人のキャパシティを備えていると聞いております。  コロナの中では、かなりライブの回数も少なくて苦労した印象もありますけれども、もう最近では、ほぼ毎日とは申し上げませんが、ライブが実施され、多くの方々があの街にお越しになっています。  我々としても、そういった方々をいかに区内に回遊させるかとか、あの街の中で消費、または、あの街の魅力を対外的に発信していただくかというところでは、重要なターゲットと考えています。  一方、ライブに参加する方については、元々目的があっていらっしゃる方ですので、なかなか消費を拡大させようと思っても難しい部分もございますが、そちらについては、SPCのほうにもしっかり区内波及を前提にしたいろいろな検討をしてほしいということで、モニタリング等でも提言を行っておりますので、我々のほうでも引き続き、せっかくたくさんいらっしゃる方ですので、それをしっかりと区内へのいい効果につなげられるように働きかけていきたいと思っています。

本当に、この羽田イノベーションシティは、やはりその土地の利用の経緯から含めて、お金も時間もかけて、今、こうしてやっている中で、これは、コロナもあって、やはりいろいろな不運も重なってということだと思うのですが、やはり当初見込んでいるよりも、知名度だとか、いろいろな面でまだ未達成な部分があると思います。  そうした面で、本当にせっかくやった事業なのだから、やはりもっと区内の皆さんにもしっかり知ってもらう、そして、利用してもらうということをでSPCの方とも連携をして、引き続きやっていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。これは意見です。

奈須
奈須大田区議会無所属

私も、この自動運転なのですけれども、資料には、大田区長への意見聴取が行われると書いてあるのですが、事業の建て付けというか、大田区の役割とか、あるいは、警察のお話が少し説明に出ていましたけれども、道路管理者であったりとか、というものの中では、大田区はどのような位置付けになっていくのでしょうか。

八木

手続におきましては、先ほども、少しご説明をいたしましたが、運行実施者いわゆる事業者のほうが、都道府県の公安委員会に対して申請書を提出し、許可を得るというのが、手続の基本的な流れになります。  公安委員会のほうで許可基準をもって許可をしていくわけなのですけれども、その中で、今回の申請されたものが、利便性とか、その地域にとって良いことがあるかどうかというところについてどう思いますかという意見を、そのルートが含まれる市町村の長に求めると。  それで、その意見を踏まえて、公安委員会のほうが許可をするかどうか、基準に基づいて判断していくと、そういった流れになります。

奈須
奈須大田区議会無所属

利便性ということは、様々に考えられると思うのですけれども、安全面での責任であったりというところになった場合に、環境アセスみたいな位置付けで地元自治体に聞かれるのかなとも思うのですが、大田区としての役割というのは、ただの利便性だけなのですかね、その意見というのは。

八木

手続上定められているものは、先ほど申し上げたとおりになります。  一方で、車両の安全性とか、そういったところについては、手続の前提として、国土交通省ですとか、そういった所管の省庁のほうに、その特定の車両としての安全性の確認なども行っているという話は、聞いております。

鈴木〔隆〕

それでは、本日は、以上で審議を終結し、調査事件を一括して継続とします。  なお、本定例会最終日に、議長宛継続調査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

そのようにします。  次に、特別区議会議長会の要望事項調査についてを議題とします。本件については、事前に委員の皆様に周知しましたとおり、現委員会において、全会派一致で賛同の得られた要望事項について議長に申し送りをしたいと思っておりましたが、ご提案がございませんでした。  よって、本委員会としては、要望はなしとします。  以上で、特別区議会議長会の要望事項調査についての協議を終了します。  次に、全国民間空港所在都市議会協議会の運動方針等に関する要望・意見の調査についてを議題とします。  本件については、例年、本委員会及び交通政策調査特別委員会で協議し、要望・意見を提出しているものです。書記に周知をさせましたとおり、正副委員長で調整した案文を事前にタブレット型端末のフォルダに配信しております。  ご意見はございますか。

杉山〔こ〕

この事業計画(案)のほうなのですけど、これの(3)の航空機の安全確保の部分で、オの所に、操縦士・整備費を確保・要請をする施策を充実することとあるのですけれども、今、航空界を見ると、パイロットや整備士だけでなくて、やはりグランドスタッフ、荷物の搭降載をするスタッフや保安検査員のスタッフが非常に足りなくなって、保安検査だと、より多く時間がかかって便が遅延するとか、荷物の搭降載であれば、その人員が足りなくて、その搭降載に時間がかかって、便が遅発する件が散見されますので、この操縦士・整備士にプラスしてそのグランドスタッフ等を入れていただければありがたいです。

鈴木〔隆〕

入れることに賛成の方。  (賛成者挙手)

鈴木〔隆〕

では、全会派一致が条件ですので、今回は、そちらの取扱いはできないということで。  ほかによろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

それでは、全会派一致が条件ですので、賛成できない意見も出ているので、今回は、その取扱いはいたしません。  よろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

最後に、次回の委員会日程について確認いたします。  次回の委員会は、7月18日、火曜日、午前9時から開会とし、東京空港事務所への視察を実施します。  よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木〔隆〕

そのようにします。  以上で、羽田空港対策特別委員会を閉会します。                午後0時50分閉会