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委員会令和 5年 3月  予算特別委員会2023/03/09

令和 5年 3月  予算特別委員会

公式会議録(原文)を見る →

// 発言者(24名)

岸田
発言21
黒沼
発言7
小峰
発言7
高山自民・無所属
発言6
荒木
発言4
並木
発言4
松原
発言3
西山
発言3
今岡
発言2
青木
発言2
張間
発言2
今井
発言2
齋藤
発言2
有我
発言1
小泉
発言1
清水
発言1
佐藤
発言1
発言1
小川大田区議会無所属
発言1
末安大田区議会自民・無所属
発言1
奈須大田区議会無所属
発言1
馬橋自民・無所属
発言1
荻野
発言1
鈴木
発言1

// 発言(76件)

岸田

ただいまから、予算特別委員会を開会いたします。  まず、本職から申し上げます。感染症拡大防止の観点から、傍聴人が激しくせき込むなどの症状が見られた場合、委員長の判断により傍聴人には退場をお願いする場合がございます。あらかじめご了承を願います。  第1号議案 令和5年度大田区一般会計予算、ほか3件を一括して議題といたします。  質疑に入る前に、理事者の皆様に申し上げます。質疑時間には答弁も含まれますので、簡潔明瞭な答弁をお願いいたします。また、答弁の際には、その都度自己の職名をはっきりと告げていただきますよう、お願い申し上げます。  それでは、しめくくり総括質疑を行います。しめくくり総括質疑には、自民、公明、共産、令和から通知がありますので、申合せ事項に基づき、順次これを許します。  それでは、令和、質疑願います。

荒木

荒木です。何かどきどきする。  今日は、まず区長、本当に16年、4×4、16でいいのですね、ご苦労さまでございました。私は、区長が、おやめになるという話で考えてみたら、三つ、とてもすばらしい接点があったのです。  一番最初は、区長が一番最初に大田区の区長になったときに、民間区長がいよいよ大田区に入ると。それまでは、もうずっと職員上がりの区長で、民間感覚でどうやるかという話が大変に話題になったところで、私がまだ3回生だった、生意気盛りで本当に申し訳ないのだけど、区長にした質問で、一回戦でとんでもないことを言ったのがあるのです。怒らないでください。  議事録を見たので、ちょっとメモをしてみたのですけど。民間出身の初めての区長誕生。おめでとうございます。民間出身の名区長になるか、民間出身の役立たずになるかは、これからの区長の一歩一歩が大切ですよ。区民見ていますので、本当に頑張ってくださいと。もう1回ここを繰り返します。民間出身の名区長になるか、民間出身の役立たずになるか、これは大事なことだと質問しました。実は、これ今考えてみたら、多分、皮肉なことなのですけど、ちょっと怒らせてやろうと思ったのです。だけど、本当に軽くあしらわれてしまって。本当に申し訳なかったと思って、今、本当に民間出身の名区長であったとお礼を申し上げます。区民に代わって、お礼申し上げます。  それで、二つ目は、区長との思い出。たしかOTAフェスタだと思うのですけど。私、区長とイベントでベーゴマをやって、こてんぱんにやられてしまって。私がベーゴマで、こてんぱんにやられるわけないのだと思っていたら、区長が本当にすごい。あまり悔しいので、次の本会議で質問のときに、何で区長はそんなにベーゴマがうまいのだと質問をしたことがあるのです。  多分、区長はびっくりした顔をしていましたけど。区長に質問をしたら、区長がおっしゃるには、我々の子どもの時代はちょうど戦後で、子どもたちがいっぱい、いわゆる集まって、いろいろな仕事をしていた、いろいろな遊びも覚えて、ご近所が寄り添って力を合わせて生活をしていたと。それのときに、やはり先輩と後輩みたいなのがあって、ベーゴマのやり方、めんこのやり方。  それで区長がおっしゃったので印象に残っているのは、たこの、たこは揚げるたこだよ、あのたこは今の子は分からないだろうけど、ちゃんと目をつけて、1か所に集中してこうやらないと、それは揚がらないのだよ。我々は、やはり同じような、5歳違う、もっと違うのか。そういうことを先輩たちに教わっていたから、たこなんかうまく揚げられていたけど、それは今考えてみたら、非常に意義深いものがあるのだよ。  この間、この話を広聴広報課長、鈴木課長にこの話をしたら、私、初めて分かりましたと鈴木課長が言ったのです。何がと言ったら、初めて入庁したときに、区長が民間の力が大切だという話をしていらっしゃったと。まさにそれは今、区長がもう本当に主として持っていらっしゃる地域力、これが地域力の基なのだろうという話を聞いて、私も初めて、ああなるほどと思ったのです。  区長のおっしゃる地域力は、決してそのときの思いつきとかそういうのではなくて、体に染みついて、例えばあの当時、みんなで力を合わせていかなかったら生きていられなかったのだよ、生活していられなかった。本当に納得しました、その話を聞いて。  三つ目、私の友人で、兄貴とも私が慕っていた人がいるのです。その方が病気です、病気になって、大病になって患っていたのです。そのときに、私、区長に、区長、悪いけど、その人は区長のことをまっちゃん、まっちゃんと呼んで、都議会のときから本当に応援していた人で、私の顔を見ると、まっちゃん元気かと言うような人だったのです。その方が大病をして入院している。私、ちょっとたまらなくなって、区長に、区長、オ友人が入院しているのですよと言ったら、私、毎日お見舞いに行っていったから、行ったら、もうびっくりしたのは、区長が夕方、病室に入ってきたのだよ。それで、その人と、大丈夫ですか、頑張ってくださいと言って握手をしていて、もうその人はわあわあ泣いて、区長は涙ぐんで、私も泣いちゃっているし、そのときに本当にこれ冗談ではなくて、覚えていますよね、東邦医大の6階か何かで、西日だったので、ちょうど窓が真っ赤に夕日で染まっていて、それで、この3人が手を握ったりして泣いてるなんて、あれは本当に映画の一場面みたいですごい印象にあるのだよね。  そういうことで、私は、絶対もう、私はこの人に勝てないなと、区長を見て思ったのです、絶対勝てないと。幾ら区長でも、議員でも、幾ら能書きを垂れても、1回はうまいことを言っても、幾ら相当なことを言っていても、優しくなければ駄目だよという、肝に銘じたの。それで、区長に申し訳ないけど、これは一言何かお答えしていただくと大変うれしいのですけど、よろしくひとつお願いします。

松原

お褒めいただきまして、恐縮しております。私は昭和18年生まれですので、物心ついたときは、全部焼け野原でした、池上の周辺から大森にかけてそうでした。そういうことの中で、遊びというのは、自分で全部工夫してやらないと駄目なのです。焼け野原ですから、もう本当に今お話しのベーゴマも、丸いものを近所の工場へ行って、古いやすりをもらってくるのです。そのやすりを研ぐのです、六角形とか何か八角形と。そうすると非常に強くなるのです。そういうことをやったり、今言った、たこなんかもそうです。たこは売っていませんから、たこは全部自分たちで作るもので、竹を削って、それで障子紙です、当時は。障子紙をやって、それで今言われたように、糸目をつけて揚げて遊ぶと。缶蹴りもそうだし、いろいろな遊びを全て自分たちで工夫したという、そういう時代でした。  今考えてみると、そういうことで遊んだことが、非常に想像力をつけて、そして子どもなりに生きていく力を自然に身につけられたと思うのです。だから今と全く違う環境だけど、やはり環境によっては、ちゃんとそういうことができるのだなという、そういうことも感じて、新たに感じているところです。  私が荒木委員と初めて会ったのは、荒木委員は覚えてないかもしれませんけど、私、宇都宮さんの秘書をやっているときに、その当時、政治に関心を持つという青年はほとんどいなかったです。そのときに、ちょうど大学を出られたときぐらいだと思うのですけど、山王で若い人が政治に興味のある人がいるから、お会いさせていただいたのです。その後、荒木委員が、新井将敬さんの秘書になりましたよね、応援なされたと思いますけど。  その新井将敬さんと私も一緒に食事もしたりしましたけど、非常に頭のいい人でした、度胸もある人でした。そういう人に学ばれたのだと思います。  区議会に出てからも、とにかく区議会のときのスローガンがいいですよね。電話1本、走る何でも相談室、これが非常に宣伝力満点で、50ccの単車の後ろにスローガンを書いて、こうやって目立ちましたよね。大田区中走り回っている荒木委員をよく見ました。  そして、私が偉いなと思っているのは、常に今までも、今の瞬間までも続けているし、それから、常にまちの人の立場で働いて、そして議会に来て発言するのです。これはなかなかできないことだと思います。すばらしいことだなと思っています。ですから、荒木委員が心と体で、まさに人と付き合っていく、これはなかなかできないことだと思います。そのことが荒木委員の熱烈な支持者をつくっているのだと思うのです。  私も荒木委員に紹介してもらいお会いしました。行ったときに、荒木委員も後から来てくれたのですけど、本当に3人で泣いて、不治の病だったものですから、もう余命幾ばくかと言われたときでしたから、でもそれはいい荒木委員との思い出になっております。その方も、一肌、二肌脱ぐかと、荒木委員も一肌、二肌も脱ぐかといったきずなが、非常に強いきずなを、私としては非常に強く受けたなと思います。  そういうときで、この間もそうでしたけど、新井宿の集会で、うちの出張所長を褒めて、職員をみんな褒めてくれて、これはやはり職員は褒められればうれしいです。非常に温かいということを感じております。だから、そういった意味では、私、16年間、区長として一緒に区政の発展のためにできたということは、大変うれしく思っております。私からもお礼を言いたいと思います。ありがとうございます。

荒木

駄目だよ、涙が出てきたよ。どうしよう、ちょっと待っていて。  では、出張所の話をします。この前、馬込で出火報が10時半か何かの火災がありまして、そのときに出張所の対応がとても良かったよという話を聞いて。私は、山本出張所長というのか、その方に電話をして、何があったのだという話をしましたら、実は、とにかく宿直から電話が来て、急いで起きて、着替えて、タクシーでぶっ飛んで行ったと。それで本当に偉いなと思ったのは、寒くて、家はあるのだけど、寒くて入れなくて困っている人がいたから、その方を出張所に招いてくれたというのだよ、どうぞ出張所に来てくださいと。それはうれしいのだよ。  私、自分で自分のところの、5年前か、火事を出しまして、池上通りのど真ん中で。JRが70本止まる、池上通りは通行できない、そのときにありがたかったのは、消防とか消火隊、あと出張所、近所の皆さんなのです。特に出張所の皆さんは、みんなで飛んで来てくれて、本当に心配しないでください、私たちが後をやりますから大丈夫ですよ、書類なんかはという話をしてくれて、うれしかった。それで近所の方も、自分のところが燃えそうなのに。私、本当に倒れる寸前、前に立っていて、自分のところがこんなになって燃えていて、うちの奥さんがいてくれたから助かったようなものなのだけど、本当にそのまますこっといっているのではないかと思ったぐらいで。  それで、そのとき本当にありがたかったのは、もう一つ、ここでぜひお礼を言いたいのは、三沢清太郎委員なのです。そのとき山王の消火隊をやっていらっしゃって、何も言わずに、私の後ろで、火が消えるまで交通整理をやってくれていたのだよ、黙って。ありがたかった、本当にありがとう。そういうのは本当に人間感じるから。  それで、話によると、元に戻ります、出張所の話に戻りますけど、今どこでも一緒だと、どこの出張所も同じだよと。私は、たまたま出張所長に聞いたときには、出張所に近いところに住んでいらっしゃった課長が、あとほかは手配できたという話なのですけど、今はきちんとそうやってできているのかなと思って。ほかの一般火災のときでも、きちんと体制が取れていますか。

今岡

出張所をいつも励ましていただいて、ありがとうございます。出張所が区民の最前線として、火災の際に急行することは大変必要なことだと思っております。  私の話で大変恐縮なのですが、荒木委員と初めて会ったのも、深夜の火災の現場でございました。当時、鵜の木の地域振興係長、今で言う副所長の立場のときに、まだ管理職になる前、着任して早々だったのですが、火事場に急行しまして。そのときに、防災服を着て、ヘルメット、腕章をつけて行ったところ、まだ土地勘もなくて、まごまごして困っていたのですが、お声をかけていただいて、区役所の人かと、よく来てくれたと握手をしていただいて、大変よく来たと褒めていただいて、消防につないでいただいて、円滑に進めることができました。  その後も同じ地区は放火が多かったりしましたし、その後、出張所長になってからも、六郷ですが、特別出張所、世帯が多くて、火事の経験もたくさんしました。現場の重要性は大変認識しているつもりでございます。  現在も、特別出張所長たちは、例えば腕章を常に携帯して持ち歩くことや、職員とは携帯電話やメールなどで連絡を取り合える体制を整えて対応しています。今年度に入っても、出張所が対応した火災の件数は35件ありますが、うち15件が夜間休日、いわゆる勤務外の対応になっています。そうしたときでも、それぞれが対応していますし、先ほどお話しいただいた馬込の件以外でも、例えば池上では、影響を受けて、避難を余儀なくされた方を出張所にご案内して、お茶を出して暖を取っていただいたり、あるいは御用納めの日に、大森東地区ですが、火災がありましたが、年末年始を通して宿泊提供施設、プラム蒲田にご案内するなど、それぞれの出張所で対応しています。  これからも18出張所、いずれにおいても、区民に寄り添った支援がしっかりと取れるように体制を整えて、努めてまいります。

荒木

いいお話をありがとうございます。ぜひ、見ていて、腕章はしているけど、ヘルメットをかぶってないのです。ぜひ、できれば、各自、家に持っていけないの。ちょっとヘルメットない、その下に。これいいのです、コンパクトで。という話で。  ぜひ、こういうヘルメットを持っていただいて、とにかく何がいいかというのは、非常線の張ってある指揮所に、消防隊の指揮所に入るのは危険だから、本当に。ヘルメットのことも考えるし。  もう一つ提案があるのは、ぜひ新入職員の方、新しく研修で入る方、ここに皆さん、部課長を見ていらっしゃると、ほとんど出張所経験者なのだよね。だから一番最初に出張所に入っていただいて、大田区というのはこういうものなのだと勉強してもらったらどうだと、最後に思うのですけど、いかがですか。

今岡

出張所の経験は、それらの職員にとって大変有意義なものだと思います。区民のために出張所の職員が精いっぱい努められるような人材育成に努めてまいります。

荒木

時間がないので、一言、お礼を言いたい。私は、本当に73歳になって、器具が全然扱えないで、何もできない。議会事務局の方には本当にお世話になった。ありがとうございました。みんなに伝えておいてね。本当にありがとうございましたと、これからもよろしくお願いいたします。これからお世話にならないのだ、すみませんでした。どうもありがとうございました。

岸田

次に、共産、質疑願います。

黒沼

日本共産党大田区議団の黒沼良光です。  代表して、しめくくり総括質疑を行います。  新空港線について伺います。新空港線について、区は、区の悲願であると言い続けてきました。しかし、区の悲願であるかもしれませんが、区民の悲願とは言えないことが端的に表れたのが、今月3日、4日の大田区鉄道沿線まちづくり構想(案)区民説明会の参加者です。  参加した同僚議員から聞いたのですが、50名が定員だったのに、2日間で、両日とも、たったそれぞれ5名ずつの参加だったそうです。質問の多くは、新空港線関連だったそうです。しかも地下方式ですかなど初歩的な質問がほとんどで、ホームページなどで丁寧に説明をしていると言いますが、区民が知らないということではないですか。  区は、これまで当該委員会でも、委員が求める資料提出を拒み続け、区民に詳しい説明をしてこなかったという徹底した秘密主義の特徴です。区の言い分と区民の要望は、食い違いが大き過ぎます。丁寧な説明をしていると言いますが、言うこととやっていることが真逆です。  必要と思えば、区民は参加すると思います。賛成の区民の大方は、ただ便利になればと漫然と期待するものです。詳しく知れていくにつれて、費用は幾らかかるの、乗り換えがどうなるのなど疑問が出てくる区民が多くなっていくことも考えられます。  今回、参加者は区報などで知って参加したそうですが、なぜ5名だけだったのでしょうか。伺います、50名定員さえも少ないのに、1回に5人しか参加しなくても、改善できなかったのはなぜか、今後改善できるのか、お答えください。

並木

大田区鉄道沿線まちづくり構想は、昨年9月に骨子をお示しし、その骨子を基に、学識経験者、自治会・町会、まちづくり団体などからご意見をお聞きした上で、本年1月に素案(案)を取りまとめております。  こうして取りまとめました素案(案)につきまして、本年1月にオープンハウス型の説明会を開催し、3日間で延べ120名以上の方たちからご意見をいただいてございます。  同時に、区内の工業連合会、商店街連合会、学生、障がい者団体などとも意見交換を行っており、幅広い世代の方たちから多くのご意見を頂戴しております。  委員ご質問の区民説明会は、区民や各種団体の方と意見交換を重ねて取りまとめた素案に対しまして、現在実施しておりますパブリックコメントと同時期に行ったものでありまして、参加者数が両日とも5名だったことは、このように事前に説明会や意見交換を重ねてきたことも影響しているのではないかと考えております。  また、新空港線に関する情報につきましては、需要予測を算定する上で、仮に定めた数値ではなく、協議結果を分かりやすく取りまとめた資料や、都区の合意内容、整備費用の仕組みなどを区報臨時号や、区ホームページのQ&Aなどで説明してきてございます。  今後も、区民などからいただいたご意見を取り入れながら、鉄道沿線まちづくり構想を取りまとめていくとともに、新空港線につきましても、引き続き適切な情報提供を行ってまいります。

黒沼

50名定員としながら、なぜ5名だったのか、お答えください。

並木

繰り返しになりますが、素案策定までの中で、区民の方たち、それから関係する団体の方たちに丁寧に説明をしてきたことも影響しているのではないかと考えてございます。

黒沼

大田区の人口は何名で、丁寧に説明したのは何名に広がっていて、その結果、こうなったとおっしゃるのでしょうけど、私は違うと思います。その丁寧に説明した数を言ってください、1,000名なのか、2,000名なのか、言ってください。

並木

意見聴取につきましては、先ほど申し上げましたとおり、オープンハウス型説明会を3回実施しておりまして、計122名の方からご意見を頂戴してございます。その他各種団体としまして、東京商工会議所をはじめ、東京青年会議所、大田区商店街連合会など12名の方、その他、自治会・町会18か所全てです、自治会・町会長会議等の場で説明をしてきてございます。また、まちづくり協議会は5団体ございますけれども、こちらとも意見交換をしてきてございます。  また、学生としまして、東京都市大学をはじめ、3大学1専門学校、計26名の方と意見交換を行っております。  加えて、今し方ご説明しましたとおり、パブリックコメントを現在実施中でございます。また、区民説明会につきましては、2日間実施して10名と。その他、鉄道沿線まちづくり構想のホームページ、こちらは272回のアクセス数がございまして、ユーチューブの再生回数も262回、ツイッターの閲覧数に関しては5,545回ございます。

黒沼

いい立場で聞いていても、もしそれだけの効果があるのならば、区民は既に徹底しているはずです。なのに、来られた方々は初歩的な質問なのです。あり得ないです、今の部長の答弁でいったら。もっと区民は知っているはずではないですか。ですから、仕事をしていないのではないかと思います。疑問です。区民の要望とは何なのかを知ったら、新空港線計画は、最初からつまずいているではないですか。なぜそうなのか、そこにこの事業の本質があると言えます。  その本質とは、いわゆる公民連携です。総括質問で述べましたが、民間は、憲法と地方自治法の全体の奉仕者の必要がなく、利益を求める団体です。民間は、サービス向上をしようと思えば、利益を上げるためにサービスです。利益なしにサービス向上はあり得ません。  もしサービス向上をしようとすれば、利益を上げるためで、公民協力の本質は市場取引の原則に公が協力する以外、ありません。特に新自由主義は、社会的責任を果たすことを放棄しています。社会的維持費を払わないようにしております。国民に払わせようとしております、行政を食い物にしてきているわけです。こういう利益を上げるやり方をもっと知るべきだと思います。そうした手法を政府に持ち込んだのが、新自由主義を進める財界の思惑です。その流れに協力してしまっているのが大田区です。それは第三セクター方式を選択したことにも表れています。  新空港線事業で最も利益を得るのは東急です。もし赤字になっても、公に負担させればいいわけですから、願ったりかなったりです。全国で、第三セクターは、民間が撤退し、行政が穴埋めをしなければならない事態が7割です。最終的に、尻拭いは住民になり、大田区では区民です。  次に、改めて鉄道需要予測についてお聞きします。伺います。新空港線から区内移動が32.4%で、空港から隣県への移動が往復で6.9%、これは7対3を合意するために仮に決めたという答弁をいただきました。仮に決めたということですね。その基礎となった条件は、仮にでも根拠はあったのですか、お答えください。

並木

新空港線の都区費用負担割合につきましては、令和2年度から延べ5回にわたって開催しました、新空港線及び沿線まちづくり等の促進に関する協議の場における検討結果に基づき、昨年の6月、都区で合意してございます。  都市鉄道利便増進事業では、事業費の3分の1を地方が負担すると定められておりまして、この地方分の都区費用負担割合につきましては、この協議の場における需要予測の結果から得られた新空港線利用者数を基に定めてございます。  この具体的な考え方につきましては、新空港線の利用者のうち、区は空港アクセスを除く大田区発着に関する旅客分を、都は空港アクセスに関する旅客等その他旅客分をそれぞれ負担することとし、区が7割、都が3割とすることで合意しております。  なお、空港アクセスを除く大田区発着に関する旅客とは、羽田空港発着を除く大田区出発もしくは同様に羽田空港を除く大田区到着の旅客も含むものでありまして、これらを合わせて計算した結果、約7割となっております。

黒沼

今の答弁は蒲蒲線です。蒲田と蒲田、新空港線の答弁ではないです。そうすると、新空港線は設置は必要ないというデータになるのではないですか。区内需要で十分だということなのです。自ら公益性を否定していることにもなるわけです。これを知らずに公表したくなります。  このような架空の需要予測で、都と区の割合を決めたり、公益性も否定したり、事業者が決めるということで全て東急に委ねるやり方ですから、これまた東急の利益のために動いているという公民連携の本質が見えてきます。改めて、中止を申し述べておきます。  次に、高過ぎる国保料について伺います。高過ぎる国保料が大問題になっています。4人家族で給与年収400万のサラリーマン世帯が国保に加入した場合と、協会けんぽに加入した場合を比べると、協会けんぽ加入の場合、労使で折半するとともに、均等割がないので約半分です。来年度の大田区の国保料の本議会に提案される値上げで、5年連続の値上げとなっています。均等割が4,800円値上げを含め、1人当たり保険料は1万1,550円上がって13万1,813円から14万3,363円にもなり、限度額も2万円上がり87万円にもなります。年収200万の年金生活者2人世帯で、年収の5.7%にもなります。  しかし、実際に短期証発行と、資格証発行という強権的な対応をしても、滞納繰越分の収納率は、2017年、22.9%、18年、24.09%、19年、33.15%、20年、31.19%に対して、そう改善されませんでした。逆に、執行停止件数は、17年、2,699件、21年、4,363件と1.6倍にも増え、差押え件数は17年、638件、21年、512件と激減していることから、強権的手法は人手が膨大に取られる割には、収納率を上げる効果はほとんどないことが見えてきます。  実際、大田区の国保料は、2017年に1人当たり、保険料は11万8,441円、22年、国保料1人当たり13万1,813円と、1万3,372円も値上げとなり、とてつもない値上げとなりました。そして、今回も均等割4,800円を含む1万1,550円もの保険料値上げです。  均等割も毎年上がっているのに、4年分に匹敵する値上げ、毎年国保の通知が届くたびに、1万人を超える問合せがあるように、悲鳴が上がるような保険料値上げ金額です。まして最も影響のある均等割まで上げる卑劣なやり方は、いじめそのものではありませんか。  国保は従来の住民の命と健康を守るという本来の機能を大きく損ない、荷重な保険料負担が住民を苦しめる異常事態が起きています。区民を守るための税金が、区民生活を壊すなどはやってはいけないことです。そもそも生活が苦しい方は、区役所に相談に来る余裕もありません。役所から働きかけがなければ、つながることもできません。公共サービスは商売ではありません。ぜひ住民自治を担う主体者として取り組んでいただきたいと要望します。横浜市のように、短期証・資格証発行をやめて、相談活動に力を注ぎ、成果を上げるという本来のルールに立ち返る努力をしている行政も出ています。  伺います。滞納者の締め上げ方式では、収納率改善に効果が上がっていないことを認めますか、お答えください。

青木

滞納者の締め上げ方式とのことでございますが、区の収納率向上対策は、国民健康保険法及び大田区国民健康保険条例の規定に沿った手続をしつつ、滞納者から直接相談をお受けすることが最も重要なことであるとの考えで進めております。決して、お話しのような手法ではないと考えてございます。  また、様々な手法できめ細やかな現場対応をしており、滞納後の収納率も、近年向上傾向にございます。短期証、資格証の発行を伴う区の滞納整理は、十分に効果が出ているものと考えてございます。  今お話がありました横浜市の事例でございますが、横浜市に確認したところでは、確かに平成28年から短期証、資格証の発行をしていないことは確認をいたしました。ただし、制度をやめたのではないとのことでございます。横浜市では、差押えなどの滞納整理を強化し、そうした中で結果的に発行がゼロになったもので、意図的にゼロにしようと発行したわけではないということを確認をしておりますし、条例改正もしていないとのことでございます。

黒沼

鬼の首でも取ったような答弁でございますが、違うのです。大田区の差押えはもっとひどいのです。どんなに横浜市が差押えをしたにしても、短期証、資格証にはなりません。  しかし、区には、短期証を発行の際でも、特別な事情がある場合には、資格証を出してはならないことになっています。大田区は出しているのです。この規定どおり対応、なぜそうなったかというと、多くの滞納者との接触や訪問、事務量が膨大になってしまうために、機械的な資格証、短期証の発行をせざるを得なくなっているからです。要綱もそうなっているではないですか。発行業務と発行後の対応に1人を取られ、本来あるべき保険料滞納者への対応を怠ってきたと言えます。あるべき保険料滞納者の対応をやるためには、何としてもそのための人をつくらなければなりません。  そこで、お聞きします。要綱の中に、督促状を発行して、返事がなければそれで短期証を発行することになっています。これが言わんとする内容なのです、だからやってないのです。やっていると言うことは、もうやめましょう。そして、伺います。国の通達に沿った要綱の改善が求められます。資格証の交付等要綱の第3条、弁明の機会の交付の要綱の変更を求めます。たとえ1年間滞納したからといって、滞納者の特別な事情を確認することなく資格証を交付することなく、丁寧に相談に乗るという内容に変えることを求めます。お答えください。

青木

短期証の交付は、保険料を滞納された世帯と定期的に納付計画の見直しを行う機会となってございます。ご連絡もいただけず、さらに数10万円から100万円以上に及ぶような高額で長期の滞納が続いている場合は、資格証明書の交付対象となってございます。  資格証明書等の交付の際は、被保険者からの申し出等により特別な事情を確認できる方法を取ってございます。また、今年度も昨年と同様に、新型コロナウイルス感染拡大による経済的な影響を考慮し、そのような考慮した結果、新たな資格証明書の交付数が大幅に少なくなるなど、現在も柔軟に、丁寧に、きめ細やかに対応しているところでございます。  これは厚労省の通達にのっとった、そのような機械的な対応をしているものではないと考えてございます。現在の規定により、柔軟かつ適切な運用が可能となってございますので、公平性の観点からも要綱の見直しは考えてございません。

黒沼

でたらめを言わないでください。減った理由は、コロナ対策に行ったのです。というので、逆に言えば、できるということではないですか。ですから、そのデータの見方を改めて、そんな強い言い方をしないで、はい分かりました、やりますと言っていればいいのです。今の差押え数と、減らないではないですか、ですから役に立たない、効果のない短期証と資格証発行は、やめるべき方向に求めて、終わります。ありがとうございました。

岸田

次に、公明、質疑願います。

小峰

大田区議会公明党、小峰由枝でございます。  会派を代表し、しめくくり総括質疑をさせていただきます。  コロナ禍により社会はストップし、前例がない中で様々な対策を講じてきましたが、区民生活への影響はどうだったのか、その経験を今後どのように生かしていくのかが大きな課題だと思います。ウィズコロナの時代を迎えるに当たり懸念することは、今までは見えなかった様々な問題の顕在化です。  感染症対策、自然災害への備え、気候変動対策、急激な物価高騰への問題がある中で、少子化対策が日本最大の危機とも言われています。本区は、令和5年度予算を、「地域課題に立ち向かい、ひととまちに寄り添い、豊かさと成長が両立する持続可能な未来への歩みを着実に進める予算」として編成されました。  まず、2040年にピークを迎える高齢者支援について、さらに空き家対策について伺います。日本認知症予防学会の理事長である、浦上鳥取大学医学部教授は、認知症患者の症状が悪化している人が多い、想定以上に患者数や症状が進行する人が増える可能性があると、コロナ禍において警鐘を鳴らしていらっしゃいました。  ウィズコロナにおける認知症予防対策は喫緊の課題です。認知症の発症リスクは、運動不足、コミュニケーション不足、知的活動による刺激不足により高まりますが、それが3年も続きました。家にいることが常態化している高齢者の方が多いことを鑑みると、このリスクを敬遠するには、3年前のフレイル予防企画をそのまま踏襲、復活させるだけでは前に進まないと思います。外に出たくなる、人に会いたくなる視点が重要で、ここに力を入れるべきと考えます。  例えば、従来の枠を超えた企画、合計300歳グループカラオケ選手権、専門家によるメイクアップ写真館、パーソナルカラー診断による紳士のお出かけ、着こなし術講座など、誘い合って参加していただける仕掛けが必要だと思います。地域介護予防活動支援事業に1億8,552万円余の予算計上がありますが、これをはじめとしてどのような取り組みをしていくのか伺います。

張間

区は、これまでコロナ禍においても感染予防対策を実施しつつ、認知症予防、介護予防事業を推進してまいりました。加えて、コロナ禍による外出制限等の制約がある中、ICTを活用した、つなげる体操や、オンライン交流会等を実施し、人と人がつながる環境を整備してまいりました。  委員お話しのように、外に出て人に会うという直接的な人と人との触れ合いの機会が、介護予防や認知症予防には大変重要です。そのため、これまでの取り組みに加え、今年度から新たに始めた公民連携による身近な飲食店で、どなたでも気軽に参加・交流できる、認知症オレンジカフェや、商業施設を活用した高齢者による子どもたちへの絵本の読み聞かせなど、高齢者が活躍できる場の拡充を図ってまいります。  認知症は、早期発見、早期対応が重要です。今後は、老人いこいの家やシニアステーションにおいて、誰もが気軽に自己点検に取り組んでいただけるよう、認知症のチェックリストを活用します。日頃から区内各地で広く取り組んでいただき、気になることがあれば、気軽にご相談いただけるような場づくりに努めてまいります。  季節はすっかり春めいてまいりました。これから区内各地で様々な行事が開催されます。そのような行事を通じて、地域の中で人々が集い、語り合う、そんな当たり前の幸せを高齢者の皆様が感じることができるよう、高齢福祉施策のさらなる推進に取り組んでまいります。

小峰

グレートリセットのときです。さらなる柔軟なアイデアを駆使し、刺激プラス楽しい企画をベースに進めていただくことを、さらに要望させていただきます。  次に、空き家対策について伺います。団塊ジュニア世代が高齢者になる2040年は、高齢者人口がピークになると言われ、それに伴い、空き家が一気に増加することが予測されています。令和3年の第2回定例会における私の空き家対策の質問に、新しい取り組みに挑戦し、空き家対策をまちづくりの視点から推進してまいりますと力強い答弁をいただきました。約2年間が経過しましたが、その後の区の空き家対策の取り組みと、その成果について伺います。

西
西山

区は、令和3年7月、大田区空家等対策計画を改定し、相談体制の充実や空き家等の発生予防など、空き家対策の強化に取り組んでまいりました。  また、令和4年6月には、大田区空家等の適正な管理の推進に関する条例を新たに制定し、区民等の生命、身体又は財産に対する危険が生じるおそれのある急迫した状況において、危険を回避するために必要な最小限度の措置、緊急安全措置を係る規定を設け、同年10月には緊急安全措置を実施しております。  また、動画配信による空き家セミナー等を開催しまして、コロナ禍におきましても空き家対策を停滞させることなく推進してまいりました。  さらに、令和4年11月には、2件の空き家等を新たに特定空き家等に指定し、代執行も視野に入れ、空き家の解決に向けて取り組んでおります。  これらの取り組みによりまして、区が把握しております空き家は、令和3年3月末時点で715件、令和5年2月末時点では722件となっており、微増傾向ではございますが、当該期間に新たに空き家として登録されたものが230件ある一方、除却された空き家も223件となっております。区の空き家対策が着実に成果を上げているものと捉えております。

小峰

放置された状態の悪い空き家の対応は様々ですが、空き家を継続したら、税金や管理費用がかかることなどから、スムーズには解決に結びつかないケースがあることも想像にかたくありません。先に進みにくい空き家問題を、区の指導により3年間で223件も解体、除却できたこと、数字だけではうかがい知れない区の取り組みの成果であると高く評価をさせていただきます。  放置をすればするほど行き詰まるのが空き家問題です。高齢化に伴い、認知症の患者数の増加も懸念され、空き家対策の障壁の要因になりかねません。  そこで、高齢者を対象とした、自動通話録音機貸出しのときに、老いじたくの概要パンフレットを渡すなど、様々な機会や媒体を通じて周知を広げていくことはできないでしょうか。そして、さらに前の段階での空き家発生予防の取り組みなど、新たな空き家対策の周知も必要だと考えますが、区の見解をお聞かせください。

西
西山

空き家発生の原因は、入院及び施設等に入所したことや、建物使用者が亡くなるなど、高齢化による理由が一番多く、その他といたしまして経済的理由などが主な理由として挙げられます。  空き家発生の未然防止に向けて、早期の段階から各種働きかけを行っていくことは、大変重要なものと考えております。自動通話録音機を貸し出す際に、老いじたくのパンフレットを渡すなど、様々な機会を活用して、区民の皆様に対して啓発を進め、空き家発生予防に取り組んでまいります。  現在、改訂を進めている大田区住宅マスタープランでは、空き家対策の推進による地域の活性化を目標の一つとして掲げており、今後は、空き家等の発生防止策として、空き家の利活用促進、空き家等の適切な管理の推進、こういったものを軸に新しい取り組みにも挑戦し、空き家対策をさらに推進してまいります。

小峰

新しい取り組みに期待し、今後も、引き続きこの質問をさせていただければと思っております。  次に、ヤングケアラーについて伺います。日常に隠れたヤングケアラー問題は、コロナ禍でさらに見えづらく、深刻化していると考えます。当事者に自覚がないため見つけにくいとも言われていますが、こども家庭支援センターでは、ネグレクト、虐待などの情報を詳細に把握されていると思いますので、そうしたところでもヤングケアラー抽出の手がかりを得られるものと思います。さらに、ケアマネやヘルパーなど、アウトリーチできる福祉関係の事業者からの情報も手がかりとなるのではないでしょうか。  また、ヤングケアラーは、ほとんどが学齢期の子どもたちであることから、学校が家庭の状況をキャッチしていくことも大切です。いつも疲れている、宿題をやってこない、情緒が不安定など、子どもらしさに欠ける様子を教師が見つけていくことも鍵になるとも言えます。こうした状況を関係機関が共有、連携することで、ヤングケアラーへの早期支援につながると考えます。  こども家庭庁の設置は、教育と福祉の連携強化が見込まれ、そうした政策が進むことを期待していますが、それも踏まえてヤングケアラー対策の課題を今からしっかり整理しておくことも重要であると思います。教育委員会も含めた庁内の中での連携について、見解をお聞かせください。

有我

ヤングケアラーに係る問題は、家族が抱える多様な課題が関係し合い、複合化しやすいという特徴がございます。その対応といたしまして、ヤングケアラーが直面する多方面の課題を包括して把握し、支援するためには、所管部局がそれぞれの専門領域から個別に支援を行うのではなく、対象者の状況に応じて、既存の支援を組み合わせた、きめ細やかな対応が求められることから、関係する部局と機関による連携が重要となります。  この認識の下、本年1月に地域力推進部、福祉部、健康政策部、こども家庭部、教育総務部による庁内連絡会を開催いたしました。この中で、国や東京都の動向、各部における現状の取り組みと課題等を共有し、意見交換を行うことで、改めてヤングケアラーの把握から支援に至るそれぞれの段階で、関係部局が緊密に連携する必要性を確認いたしました。  引き続き、福祉、介護、医療、教育、児童福祉等の関係者による具体的な連携の方法や、ヤングケアラー当事者の心身と家族の状況に寄り添う適切な支援の在り方について検討してまいります。

小峰

よろしくお願いいたします。  次に、学びの充実について伺います。本区は、学びの保障の充実として、教育費を前年度比17.4%に増額をしています。振り返ると、一斉休校や分散登校、ICT機器使用による学習と、コロナ禍で子どもたちを取り巻く環境の激変は、初めてのことばかりで、不安を抱える中での懸命な取り組みの3年間であったと思います。  また、この期間は、人とのコミュニケーションの重要性を感じる期間でもあったと思います。児童・生徒にとって今後必要なことは、十分な人とのコミュニケーションであり、認め合う温かさであり、自己肯定感を育んでいくことなどではないでしょうか。  そこで、本区独自の教科、おおたの未来づくりについてお伺いいたします。昨年、道塚小学校を視察させていただいた際、教員が地域の協力者のもとに足を運び、自ら得た気づきや感動を子どもたちと共有したいという熱意が感じられ、STEAM教科は何のために学ぶのかという、学びの本質に迫る教科であると感銘いたしました。  区は、教科等横断的な学習の充実を実現するSTEAM教育の推進を段階的に、全ての小学校を対象に実施していかれるに当たり、この教科が目指す未来社会を創造的に生きる資質・能力を育成するという点から、まずは指導内容の検討、充実、教職員の指導力向上など、取り組むべき課題があると考えますが、これらを全ての小学校を対象に具体的にどのように実施していくのか、お考えをお聞かせください。

今井

独自教科を想定した授業では、児童が期待感や有用感、充実感を味わいながら学習に取り組むことができています。研究実践校の校長からは、意欲に満ちた児童の表情や反応が見られるので、教員が刺激を受けながら授業研究に取り組んでいるという声をよく耳にします。  このように、主体的・創造的に学ぶ児童の姿が、教員の熱意を一層高め、地域や事業者の方にやりがいを持って授業づくりに参画していただく好循環を生み出しています。  このことから、指導内容の検討で最も重視することは、各教員に地域の特色を生かし、企業等と連携して、魅力的な授業をつくる力をつけることであると考えます。  そこで、教育委員会は、令和5年度に研究実践校を7校から15校に増やし、研究発表会等を通じて、独自教科の授業づくりのポイントや工夫を学ぶ機会を設定するとともに、独自教科の授業の魅力や授業づくりの在り方を教員が授業体験を通して学ぶ研修会を企画します。  研修とは別のアプローチとして、各学校の授業づくりを支援するウェブサイトを開発し、授業づくりを解説する動画や、連携したい企業、団体を探し、申請ができるツール等を掲載する予定です。  これらの取り組みを通じて、独自教科、おおたの未来づくりが、児童が主体的・創造的に学ぶという、学びの本質に迫る教科として全面実施できるように、指導内容の検討と環境整備を進めてまいります。

小峰

教科等横断的な学習であるため、その教職員のスキルはもとより、当該教科に関わる教職員間の協力、連携が不可欠であり、その推進には校長のビジョンと熱意が最も重要であると考えます。学校の取り組みに個性、特徴があることは当然ですが、教科実施内容に学校間の格差が生じないよう、総力を結集していただきたいと思います。  さらに、教科としての学習が、児童一人ひとりにどのような変化や成長をもたらしたかなど、教科としての評価をどのようにしていくのか。未来社会を創造的に生きる資質、能力を育成するという本教科が、何をどのような指標で、誰が評価するのかは大変重要であり、教育課程特例校としても、その手法が問われるものと考えます。本教科の目指す目的から鑑みると、素人考えながら、通知表で観点ごとに達成度を二重マル、マル、三角をつけて伝えるのはなじまないと考えます。従来の3段階評価にこだわらず、自己の自己肯定感を高められるような評価方法を検討いただきたいと要望いたしますが、見解をお聞かせください。

今井

独自教科、おおたの未来づくりで最も大切にしたい評価は、児童自らが行う自己評価です。学習の振り返りを通して、個性や能力が誰かの役に立つことや、仲間と共同し、試行錯誤しながら取り組むことの価値などを児童に実感させることが、未来を創造する力の育成につながると考えます。  そのためには、教員が学習過程における児童一人ひとりの工夫や努力を言葉で認め、励ます評価の積み重ねが必要です。  したがいまして、教育委員会は、評価を数値や記号で伝えるのではなく、発揮した力や育まれた力を記述式で伝えることがふさわしいと考えています。今後、研究実践校において、児童自らが行う自己評価を重視した授業研究を一層充実させ、自己肯定感を高め、次の学びにつなげることができるようにしてまいります。

小峰

専門的に詳細を承知しているわけではありませんが、OECD経済協力機構のEducation2030プロジェクトでは、2015年から調査・研究が進められている取り組みで、不確実性の高い時代を生きる子どもたちが身につける、未来をつくり上げていくための三つの力として、新たな価値を創造する力、対立やジレンマを克服する力、責任ある行動を取る力を挙げています。本区の新教科、おおた未来づくりにより、きっかけや気づきを得た子どもたちが、将来こうした力を蓄え、自らの能力をより高め、世界で活躍する人になっていけるのではないか、そうした可能性を感じています。  おおたの未来づくりを学習した子どもたちに対して、中学校、その先の進路、将来を見据えた学習の成果のしっかりとした評価を要望いたします。  ウィズコロナ、アフターコロナを迎える過渡期となる令和5年度の予算の重要性を鑑み、少子高齢化、まちづくりといった観点からの大田区議会公明党のしめくくり質疑を終わらせていただきます。  最後になりましたが、松原区長、16年間にわたり区政運営にご尽力いただきまして、本当にありがとうございました。

岸田

次に、自民、質疑願います。

高山
高山自民・無所属

自由民主党大田区民連合の高山雄一です。  会派を代表して、しめくくり総括質疑を行わせていただきます。  初めに、先月更新した、新おおた重点プログラムについて質問いたします。総括質疑の伊佐治委員の質問に対し、令和5年度より新たな基本計画の策定に着手するとの答弁がありましたが、新たな基本計画が策定されるまでの間は、大田区基本構想の直下である、区政の羅針盤とも言える最上位の計画は、新おおた重点プログラムであると言えます。  この新おおた重点プログラムについて、昨年の更新時は、既に年度予算が議決された後の4月の常任委員会で内容について報告があり、その後、ホームページ上で公開されました。一方、今年の更新では、2月の各常任委員会で報告があり、2月21日にホームページで公表、各種窓口への閲覧用冊子の配架等も3月1日までに全て完了させたと伺っております。  計画を着実に実現するためのものが予算であることを考えると、この新おおた重点プログラムのように、年度ごとの方向性を指し示す計画は、予算の審査が始まる前に、我々議会や区民にお示しすべきであり、今後も速やかな公表を続けていただきたいと思います。  一方で、新おおた重点プログラムは、基本構想直下の計画として、大田区の将来像の実現に向けて、着実かつ迅速に区政を運営していくための確かな道しるべとなり得るものでなければなりません。令和5年度は、計画期間の最終年度となりますが、どのような点に力を入れて今回の更新を行ったのか、お聞かせください。

齋藤

新おおた重点プログラムは、令和2年10月に、新型コロナウイルス感染症をはじめとする緊急事態の克服をテーマとして策定して以降、ポストコロナを見据えた取り組みや、中長期的な展望に基づく取り組みである、みらい事業などを追加いたしまして、広く区政全般の方向性を指し示す役割を担ってまいりました。  今回の令和5年2月の更新版では、みらい事業で描いた2040年のビジョンの実現を加速させるという趣旨で、事業の追加やレベルアップを行い、新たに20の事業や取り組みを、みらい事業として位置づけてございます。  また、計画と予算を両輪で進めるという考え方の下、それぞれを連動させながら更新・策定作業を行うとともに、委員ご指摘のように、区民の皆様にも新年度が始まる前に、できるだけ早く計画を示すべきと考えまして、予算案概要の公表と同月である、令和5年、今年の2月の公表といたしました。  今後は、新おおた重点プログラムの下で推進した施策の検証等を精緻に行いまして、そこで得られた成果や課題を踏まえながら、新たな基本計画の策定に着手してまいります。

高山
高山自民・無所属

みらい事業で描いた大田区の将来像の実現に向け、着実かつ迅速に施策を推進していただくことを要望いたします。  次に、令和5年度予算案を総括したいと思います。本予算案は、少子高齢社会への対応、脱炭素化の推進、学校施設の更新など、途切れることなく進めるべき行政課題に対し、幅広く、そして積極的に対応する内容となっております。  我が会派、自由民主党大田区民連合がこれまで区に要望してきた様々な出産・子育て支援策、私立保育園、私立幼稚園の質的向上、先進的な英語教育など特色ある学校教育の推進などの子育て・教育施策、燃えない・倒れない・風水害に強いまちづくりの推進といった安心・安全対策、ポストコロナを見据えた物価高対策と経済支援、重層的支援体制整備や分煙環境の整備などの福祉・健康施策など、予算案にその多くが盛り込まれていることについて、高く評価をしています。  また、既存の事務事業は施策の新陳代謝を図り、区財政の健全性を維持しながら、区の基幹財源などの増収を活用して実現をしています。そのことについて松原区長は、我が会派の代表質問に対し、「目まぐるしく変化する社会経済状況をしっかり捉え、目下の感染症対策や物価高騰、自然災害への備えといった喫緊の課題に対応し、さらに急速に進む少子化対策、脱炭素化など環境問題への対応、区の発展の礎となるまちづくりなど、先見性のもと区の活力を高め、持続可能な都市をいかに実現していくかなど、難しいかじ取りが求められる編成作業であった」と答弁されており、そのご苦労の軌跡が理解できると同時に、変革期の中で特色ある、力強い予算案を編成したものと考えます。  本年1月、国の経済財政諮問会議が公表した、中長期の経済財政に関する試算を見ると、我が国経済は、コロナ禍からの緩やかな持ち直しが続く一方で、世界的にエネルギー、食料価格が上昇し、世界経済の減速が懸念される中、令和5年度は、経済対策の効果発現が本格化し、実質1.5%程度の経済成長が見込まれるとしています。  この中には、地方の財政の姿にも触れられており、ベースラインケース試算では、歳出と税収等との差額は、今後数年10兆円の程度が生じるとされており、引き続き、予算の執行に当たっても、十分留意する必要があるものと考えます。  そこで伺います。今年4月には統一地方選を控え、新たな体制を迎える中、予算の執行に当たっては、地方財政を取り巻く状況や財政規律を踏まえつつ、年度途中で生じることも想定される行政課題に対し、どのように対応していくつもりか、お答えください。

齋藤

予算案が議決をしていただいた場合の、執行に関することという受け止めでご答弁をさせていただきます。  区は、これまでも物価高騰やコロナ禍の影響から区民の暮らしと経済を守るため、的確かつ柔軟に予算措置を講じてまいりました。令和4年度も、これまで同様、補正予算を幾度も編成いたしまして、その都度生じる状況の変化に迅速に対応し、現下に求められる施策の追加や強化を図ってまいりました。  このことは、令和5年度予算案の執行においても変わることなく、持続可能な財政運営に十分留意しながら、必要な財源を振り向け、的確に対応していく所存でございます。  目まぐるしく情勢が変化する中、物価高騰やコロナ禍からの影響を緩和する対策に加えまして、区の未来を切り開く施策を継続的に実施していくためには、その裏づけとなる財源基盤の確保が不可欠でございます。  引き続き、事務事業の成果向上とコスト縮減の両立を図りまして、堅実な行財政運営の取り組みを一層深化させてまいります。  そして、区財政の足場をしっかりと固め、予算に計上した施策の効果を着実に発揮させるとともに、求められる新たな行政課題に積極果敢に施策を講じてまいります。

高山
高山自民・無所属

予算に計上された施策を着実に実行していただくとともに、社会情勢の変化や区民ニーズに柔軟に対応していただきたい、要望いたします。  次に、福祉について伺います。区は、重層的支援体制整備事業を、令和5年度から本格実施するとしています。このことについては、今回の第1回定例会代表質問でも、我が会派の湯本委員から具体的な進め方についてお伺いし、松原区長から、多様な主体がつながり合う地域づくりを進め、必要な支援の手が届きにくかった方や世帯を早期に把握する予防的福祉にも取り組んでまいりますとご答弁いただいております。  また、先月の健康福祉委員会に提示された重層的支援体制整備事業実施計画の素案には、大田区地域福祉計画をはじめ、高齢、障がい、子ども・子育て、生活困窮等、各関連計画との調和を保ち、整合性を図る必要があると記載されています。  令和5年度には、大田区地域福祉計画をはじめとする福祉部のおおた高齢者施策推進プラン、おおた障がい施策推進プランの主要計画が同時に策定年を迎えます。各計画の策定に当たっては、区としての区民の困り事を包括的に受け止める体制の構築や、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と地域資源が世代や分野を超えてつながることで、区民一人ひとりの暮らしと生きがいを守る包摂的な地域をつくっていくという視点がとても重要になると考えます。  そこで、お伺いいたします。現在、区では、各計画ともに区民からの実態調査の結果を取りまとめているところだと思いますが、その結果を踏まえ、地域共生社会実現に向けた具体的な取り組みについて、地域福祉計画をはじめとする次期福祉部の主要計画へどのように反映し、進めていこうとするのか、区の見解をお聞かせください。

張間

次期福祉部の主要計画の策定に向け、令和4年度は、高齢者や障がいのある方も含めた幅広い区民の皆様へのアンケートや、地域の支援者の方々へヒアリングを実施し、現状の把握に努めてまいりました。  その中で、日常の悩みや困り事についての設問では、複数の悩みを抱える方が多く、相談先の設問では、区の窓口や専門機関よりも、親族や知人など身近な人を相談先としている方が多いとの結果でした。  また、地域活動への参加状況の設問では、短時間や単発の活動など、条件次第で参加したいと思う方が8割を超えています。  こうした結果から、重層的支援体制整備事業における包括的相談支援体制の強化に加え、日常のつながりの中で身近な相談が受けられる仕組みづくりも重要と考えます。また、世代・分野を問わず、区民一人ひとりが、それぞれの経験や強みに応じて地域活動に参加できる環境づくりも大切になります。  計画策定に向けては、これらの要素やコロナ禍がもたらした影響等を含め、各実態調査で得られたデータを基にして、各計画の整合を図り、施策の方向性を検討してまいります。  区は、大田区版「地域共生社会の実現」という目標を、多くの区民の皆様や事業者と共有し、包摂的な地域社会を構築してまいります。

高山
高山自民・無所属

地域共生社会の実現に向けた取り組みを着実に推進していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、移動手段の脱炭素化について質問をさせていただきます。現在、パブリックコメントを実施している、(仮称)大田区脱炭素戦略の素案において、運輸部門では、二酸化炭素排出量の約88%が自動車に起因しており、この削減が課題として挙げられています。それに対する具体的な対策として、EVを含むZEVによるカーシェアリングの普及やEV充電器の整備など、移動手段の脱炭素化の取り組みが記されています。  昨年の第3回定例会で、私がシェアリングエコノミーを活用したEVの普及について質問をした際には、環境、経済、社会の好循環につながるよう、公民連携の仕組みを取り入れ、早期の実現化に向けて取り組んでいくとの答弁をいただきましたが、今回の戦略を踏まえた、その具体的な内容、カーシェアリングを活用したEVの普及について、令和5年度予算における取り組み内容はどのようなものなのか、また、将来的な展望をどう考えているのか、区の見解をお答えください。

小泉

移動手段の脱炭素化に寄与するEV普及促進につきましては、現在パブリックコメント実施中の(仮称)大田区脱炭素戦略に基づく取り組みといたしまして、旧蒲田清掃事務所跡地において、自転車駐車場とコミュニティサイクルポートの整備に加え、EVによるカーシェアリングサービスを実施することにより、事務所跡地を移動手段の脱炭素化の発信拠点とすることを考えております。  令和5年度は、本モデル事業を実施する事業者に区用地を貸し出し、EV2台を配備して、カーシェアリングサービスを提供する予定であり、現在、契約候補となる事業者を公募し、今年秋までの事業開始を目指しております。  事業実施に当たりましては、区民、事業者、団体などのできるだけ多くの方々に乗って、体験していただくことを優先し、EVカーシェアリング普及に向けたプロモーションも含め、事業者の提案を求めております。  区民の皆様には、気軽な感覚でEVを体験し、その環境性や未来性を感じていただき、事業者の皆様には、EV導入やカーシェアリング検討のためのお試し利用をしていただくなど、脱炭素ライフスタイルへの新たな一歩として、ぜひこの機会をご活用いただきたいと考えております。  今回のモデル事業の利用状況や事業採算性などの効果検証により、今後のEVカーシェアリングサービスの普及拡大や、EV用充電器の整備についても検討を重ね、脱炭素社会の実現を目指してまいります。

高山
高山自民・無所属

EVのカーシェアリングは、一般区民はもちろんのこと、事業者にとっても駐車場不足の改善や車両関係経費の削減、そして取引先に対する環境対策意識のPRにもつながると考えますので、様々な角度から活用可能性について検討いただきたいと思います。  また、区では、耐用年数を迎えるたまちゃんバスの新たな車両として、来年度、EVバスを購入することとしています。EVは、電気を使って走行し、走行中も僅かなCO2しか排出しませんが、EVの充電に用いる電源が火力発電由来の電力になってしまうと、脱炭素化の観点から考えると、効果は半減してしまいます。区が脱炭素社会に向けた取り組みを一層強力に推進していくためには、たまちゃんバスのEV化に当たり、再生可能エネルギー由来の電力など、グリーン電力の導入を進めていく必要があると考えますが、いかがでしょうか。

西
西山

たまちゃんバスのEV化に際しまして、使用する電力も再生可能エネルギー由来の電力など、これらを使用することにより、一層の脱炭素化の推進につながるものと考えております。具体的には、太陽光をはじめとする風力、水力、地熱など、これらのものがあり、これらによって発電された電力を使用してまいります。  今後、再生可能エネルギーの導入に向けて、電力の調達方法につきまして、交通事業者と調整をしてまいります。  あわせて、バスの車外広告のスペースにも配慮をしまして、地域に親しまれているたまちゃんバスのイメージを踏襲するとともに、区の二酸化炭素削減に向けた取り組みであるZEVであることの周知が効果的につながるよう、車外のデザインについても検討してまいります。

高山
高山自民・無所属

ぜひよろしくお願いいたします。他の交通不便地域への取り組みとして、来年度は、デマンド交通の実施の予定をされています。こちらについても大いに期待をさせていただきます。  最後に、本委員会で様々な視点から質疑のあった学校給食費無償化について触れさせていただきます。我が会派自民党と大田区議会公明党は、両幹事長名で2月24日、松原区長宛て、学校給食費無償化の要望書を提出いたしました。原油価格の高騰や食料品、日用品等の物価高騰の先行きが見えない中において、子どもたちの発育や食育の根幹となる学校給食の安定的な実施を確保するためには、私たち政治もしっかりと取り組まなければならない課題であります。  本来、教育の一環である学校給食は、自治体間の政策により格差を生むべきものではなく、国の責任において行うものだと思います。また、区が実施すれば、合計で年間21億円という多額の費用がかかることも承知をしています。まずは、当初予算に計上されている食材費等を確実に支援しつつ、事務事業の見直しを着実に行い、政策スキームをしっかりと検討し、学校給食費の無償化を実施していただくことを強く要望いたします。  また、これまでの本委員会における質疑の中で、我が会派から、ほかにも様々な意見や要望を出させていただいたことをしっかりと受け止め、今後の政策に反映させていただきたいと要望いたします。  そして、本予算案を基に、持続可能な自治体経営を推進しつつ、まさに豊かさと成長が両立する持続可能な未来への歩みを着実に進め、73万区民の期待に応えていただきたいと要望いたします。  最後に、松原区長におかれましては、4期16年、常に先頭に立って区政を推進していただきましたこと、心より敬意と感謝を申し上げます。本当にお疲れさまでございました。  以上で、自由民主党大田区民連合を代表してのしめくくり総括質疑を終わります。ありがとうございました。

岸田

以上で、しめくくり総括質疑を終結いたします。  続いて、委員の皆様にご報告いたします。第1号議案 令和5年度大田区一般会計予算に対し、大竹辰治委員ほか6名から編成替えを求める動議が、本職宛てに提出されております。審査の進行に配慮し、動議をタブレット型端末の「令和5年予算特別委員会のフォルダ」に配信させていただきました。提出者の説明を求めます。

清水

提出者を代表して、令和5年度大田区一般会計予算の編成替えを求める動議の説明を行います。  第1号議案 令和5年度大田区一般会計予算について、区長はこれを撤回し、下記事項の編成替えを行い、再提出することを要求するものです。  歳入、12款分担金及び負担金、私立認可保育園、0歳から2歳児までの保育料を無償化するため、1項負担金を13億2,222万9,000円減額する。  13款使用料及び手数料、区立認可保育園0から2歳児までの保育料を無償化するため、1項使用料を4億3,775万3,000円減額する。  15款都支出金、高齢者補聴器購入費補助のため、2項福祉費補助金を850万円増額する。  18款繰入金、今回編成替えを行う歳出項目の財源とするため、1項基金繰入金を103億1,829万円増額する。  歳出、1款議会費、セーラム市親善訪問、趙陽区・大連市親善訪問及び区政施策調査を中止、費用弁償(日額旅費)を廃止するため、1項議会費を3,967万4,000円減額する。  2款総務費、人権推進事業のうち、同和関連事業を廃止するため、1項総務管理費を1,773万1,000円減額する。  3款福祉費、精神障害者2級手当の新設を実施するため、2項障害福祉費を1億4,952万6,000円増額する。特別養護老人ホーム3か所の建設費助成を実施、高齢者医療費外来分の1部を半額にする、補聴器購入助成及び寝たきり手当支給のために3項高齢福祉費を58億4,432万円増額する。小規模事業所内保育園0から2歳児までの保育料を無償化するため、4項児童福祉費を1億2,375万円増額する。  4款衛生費、高齢者インフルエンザ接種費用の助成及び乳幼児インフルエンザ接種費用の助成を実施するため、1項保健衛生費を5億3,075万円増額する。  5款産業経済費、仕事確保職員、工場家賃助成、ものづくり経営革新緊急助成、中小事業者の後継者助成及びまちなか商店リニューアル助成を実施するため、1項産業経済費を13億9,500万円増額する。  6款土木費、公園トイレの洋式化を実施するため、4項公園費を1億6,000万円増額する。  7款都市整備費、新空港線整備及びまちづくり資金積立基金積立金を減額、新空港線の整備促進事業を減額及び世帯向け家賃助成を実施するため、1項都市整備費を15億4,193万8,000円減額する。  9款教育費、小学校給食費の無料化及び入学お祝い金支給のため、2項小学校費を13億4,793万円増額する。中学校給食費の無料化及び入学祝い金を支給するため、3項中学校費を6億1,487万5,000円増額する。  以上です。コロナ禍と異常な物価高騰で苦しむ区民、区内事業者を支える大田区となるために提案いたしております。ご賛同をよろしくお願いいたします。

岸田

本動議につきましては、質疑の通知がありません。  これより、第1号議案 令和5年度大田区一般会計予算の編成替えを求める動議の採決を行います。  本動議に賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立)

岸田

起立少数であります。  よって、本動議は否決されました。  なお、各議案についての討論・採決は、後ほど行います。  この際、議事整理のため、しばらく休憩いたします。再開時刻は午後3時10分といたします。                午後2時26分休憩                午後3時10分再開

岸田

ただいまから、予算特別委員会を再開いたします。  これより討論に入ります。討論は、第1号議案から第4号議案までの4件を一括して行います。  討論の順序は、共産、自民、立憲、公明、フェア民、令和、無所属、フォーラムの順で行います。  それでは、共産、討論願います。

佐藤

日本共産党大田区議団は、第1号議案 2023年度(令和5年度)大田区一般会計予算、第2号議案 2023年度(令和5年度)大田区国民健康保険事業特別会計予算、第3号議案 大田区後期高齢者医療特別会計予算及び第4号議案 大田区介護保険特別会計予算に反対をします。  なお、本日は、態度表明にとどめ、討論は本会議にて、大竹辰治委員が行います。

岸田

次に、自民、討論願います。

自由民主党大田区民連合は、ただいま上程されました、第1号議案 令和5年一般会計予算、並びに2号議案から4号議案、各特別会計に対しまして、賛成をいたします。  なお、討論は、本会議場にて、後日、深川幹祐委員が討論を行います。

岸田

次に、立憲、討論願います。

小川
小川大田区議会無所属

立憲民主党大田区議団は、第1号議案 令和5年度大田区一般会計予算に反対、第2号議案 令和5年度大田区国民健康保険事業特別会計予算、第3号議案 令和5年度大田区後期高齢者医療特別会計予算、第4号議案 令和5年度大田区介護保険特別会計予算、全てに賛成をいたします。  なお、本日は、態度表明のみとさせていただき、討論につきましては、本会議場におきまして、庄嶋孝広委員が行います。どうかよろしくお願いいたします。

岸田

次に、公明、討論願います。

末安
末安大田区議会自民・無所属

大田区議会公明党は、第1号議案 令和5年度大田区一般会計予算及び第2号議案から第4号議案に至る各特別会計予算全てに賛成をいたします。  なお、本日は、態度表明のみにとどめまして、討論は本会議最終日に、秋成靖委員が、優しくも切れ味鋭く行わせていただきます。よろしくお願いいたします。

岸田

次に、フェア民、討論願います。

奈須
奈須大田区議会無所属

フェアな民主主義、奈須利江です。  第1号議案 令和5年度大田区一般会計予算、第2号議案 令和5年度大田区国民健康保険事業特別会計予算、第3号議案 令和5年度大田区後期高齢者医療特別会計予算、第4号議案 令和5年度大田区介護保険特別会計予算の全ての予算に反対をいたします。  なお、本日は、態度表明にとどめ、討論は、本会議場において、私、奈須利江が行います。

岸田

次に、令和、討論願います。

松原

令和大田区議団は、第1号議案 令和5年度大田区一般会計予算及び第2号議案から第4号議案の各特別会計の全てに賛成をいたします。  本日は、態度表明のみとし、討論は、本会議にて、犬伏秀一委員が品良く行います。よろしくお願いいたします。

岸田

次に、無所属、討論願います。

馬橋
馬橋自民・無所属

大田無所属の会は、ただいま上程されました、第1号議案から第4号議案までの各会計予算に、全て賛成をいたします。  なお、本日は、態度表明のみとし、本会議場で討論させていただきます。よろしくお願いいたします。

岸田

次に、フォーラム、討論願います。

荻野

東京政策フォーラムは、ただいま上程されました、第1号議案 令和5年度大田区一般会計予算、並びに、第2号から第4号の国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険の各特別会計予算に賛成いたします。  なお、本日は、態度表明にとどめ、討論につきましては、本会議場で、私、荻野稔が討論いたします。よろしくお願いいたします。

岸田

以上で、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  それでは、まず、第1号議案 令和5年度大田区一般会計予算を起立により採決いたします。  本案を原案どおり決定することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立)

岸田

起立多数であります。  よって、本案は、原案どおり決定いたしました。  次に、第2号議案 令和5年度大田区国民健康保険事業特別会計予算、第3号議案 令和5年度大田区後期高齢者医療特別会計予算及び第4号議案 令和5年度大田区介護保険特別会計予算を一括して起立により採決いたします。  本案を原案どおり決定することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立)

岸田

起立多数であります。  よって、本案は、いずれも原案どおり決定いたしました。  以上で、付託議案の審査は全て終了いたしました。  なお、委員長報告の作成につきましては、正副委員長にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

岸田

ご異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  閉会に当たり、区長からご挨拶があります。

松原

この間、集中して令和5年度予算案のご審査をいただき、また数々の真摯なご意見、ご指導、ご提案をいただき、誠にありがとうございました。  今回いただきましたご意見などにつきましては、今後の区政運営の中で生かしていけるよう努めてまいりたいと考えております。  今後とも、議員各位のご指導を改めてお願いを申し上げ、閉会に当たりましてのお礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

岸田

次に、議長からご挨拶があります。

鈴木

岸田委員長をはじめ、松本副委員長、大竹副委員長、そして委員の皆様、この間、熱心にご議論をいただきまして、大変ありがとうございました。  また、理事者の皆様方も誠意あるご答弁いただきまして、誠にありがとうございました。  毎回この場で申し上げているのですけれども、本当に大変なご苦労の中で組まれた73万大田区民を守るための大事な大事な予算案でございます。この令和5年予算が1人でも多くの大田区民を幸せにする予算となりますよう、心より願っております。  長期間にわたりまして、大変お疲れさまでした。

岸田

最後に、正副委員長をありがとうございます。代表いたしまして、一言ご挨拶させていただきます。  去る2月26日に、正副委員長に選任されましてから本日まで、委員の皆様にご協力を得まして、無事に令和5年度予算の審査を終了することができました。  感染症拡大防止策を講じる中、円滑な委員会運営への皆様のご協力に深く感謝申し上げる次第でございます。  また、区長をはじめ理事者の皆様にも、審査にご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げる次第でございます。  はなはだ簡単ではございますが、ご挨拶に代えさせていただきます。どうもありがとうございました。  以上で、予算特別委員会を閉会いたします。                午後3時21分閉会