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委員会令和 6年 3月  羽田空港対策特別委員会2024/03/01

令和 6年 3月  羽田空港対策特別委員会

公式会議録(原文)を見る →

// 発言者(15名)

鈴木
発言84
山浦
発言38
奈須大田区議会無所属
発言34
杉山
発言20
八木
発言9
本多大田区議会無所属
発言6
小川大田区議会無所属
発言6
田島大田区議会自民・無所属
発言6
馬橋自民・無所属
発言5
松原
発言5
椿大田区議会自民・無所属
発言5
発言4
保下
発言2
柿島自民・無所属
発言2
臼井
発言1

// 発言(227件)

鈴木

ただいまから羽田空港対策特別委員会を開会いたします。  本日の審査予定についてお諮りします。  まず、本委員会に新規に付託された陳情4件の審査を行い、その取扱いまで決めます。その後、所管事務報告を受けます。ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木

そのようにします。委員並びに理事者の皆様のご協力をお願いします。  審査事件を一括して上程します。  まず、本委員会に新たに付託された4件の陳情の審査を行います。審査は1件ずつ行います。  まず、6第10号 重大事故の危険をはらむ羽田空港の増便による過密化の解消を国に願う陳情の審査に入ります。  原本を回覧します。  (原本回覧)

鈴木

審査時間を考慮考慮し、書記の朗読は省略します。  理事者見解を求めます。

山浦

6第10号 重大事故の危険をはらむ羽田空港の増便による過密化の解消を国に願う陳情。  本陳情について、陳情者は、羽田空港が日本一の過密空港であり、十分な受け入れ態勢がないまま増便だけが行われ、ヒューマンエラーを生み出しやすい状態を作り、年始の衝突事故の一つの要因となっていると考えられ、空港が安心・安全に運行されるよう離着便数を減らし、羽田空港の過密化解消を大田区から国に求めることを要望しております。  以上が陳情の趣旨です。  見解でございます。  まず、陳情者は、オリンピックやワールドカップ開催、2010年のD滑走路完成を機に、なし崩し的に再国際化と24時間化が進められ羽田空港は大幅に増便したとしております。  このことに関しまして、羽田空港の増便は、単にイベントの開催等のためでなく、人口減少、少子高齢化が進む中、日本経済の維持発展のために諸外国との結びつきを深めることを目的として行われたものであると捉えております。  次に、陳情者は、羽田空港が市街地に隣接しているにもかかわらず、日本一の過密空港となっているとしています。  このことにつきまして、国には羽田空港が日本一発着回数が多い空港である事実を確認しております。その一方で、国が公開している各空港のデータにおいて、滑走路数あたりの離着陸回数を見たときに、日本一にあたるのは福岡空港であると認識しております。  最後に陳情者は、空港の受け入れ態勢はとても整っているとは言えない状態と指摘されており、余裕を持った十分な受け入れ態勢がないまま増便だけが行われているとしています。  このことにつきましては、羽田空港において安全に取り扱える範囲内で発着枠を設定している旨を国に確認しております。なお、国内の空港において、人手不足のために特定路線の全便欠航を決定した空港もあることを確認しており、受入れ体勢が整わないまま運航することは難しいものであると捉えております。あわせて、国は、令和5年8月に空港グランドハンドリング協会を結成し、空港産業におけるグランドハンドリング業界の持続的発展に努めていることも申し添えさせていただきます。  以上のことに加えまして、本事故の原因究明と再発防止策については、最終的には運輸安全委員会の事故調査報告に基づき、抜本的な安全対策が講じられるものと捉えております。前回の委員会で報告させていただいておりますが、国は今回のような事故が二度と発生しないよう、直ちに取り組むことができる安全・安心対策について、1月9日に緊急対策を取りまとめて公表した後に実施しております。  加えて、運輸安全委員会の事故調査報告を待つことなく、さらなる安全・安心対策を講じるべく、外部有識者を含めた羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会を立ち上げ、この夏には中間的な取りまとめが行えるよう検討を進めております。  区としましては、本年1月5日付で提出した区長からの国土交通大臣宛ての申入れ文書において、徹底した原因究明を行うとともに、再発防止を図り、航空安全対策の取り組みを一層強化されるよう要請しております。  引き続き、運輸安全委員会の調査状況とともに、現在実施している緊急対策や事故対策検討委員会での取り組みを注視し、随時状況を確認してまいります。

鈴木

それでは、委員の皆様、質疑をお願いします。

杉山

今の部分で羽田空港が滑走路の使用状況から見て、滑走路1本当たりの過密状況は福岡空港のほうが多いという述べられたのですけれども、羽田空港と福岡空港の滑走路の使用状況の差はどのくらいあるのでしょうか。

山浦

令和4年の資料によりますと、福岡空港は滑走路1本として14万6,934回離着陸があったと、羽田空港においては4本の滑走路で38万8,100回離着陸があったと確認しております。

杉山

そうすると4で割った数字と福岡空港の1本滑走路の部分で比較すると、羽田空港のほうが少ないと。ただ、運用状況を見ると、羽田空港を4本全部その時々使っているかというと、4本使っていなくて3本とか2本使うような状況なので、その使用状況での滑走路当たりの部分を見ると、そういう状況かもしれないのですけれども、その辺はどうなのでしょうか。

山浦

南風運用時の都心上空を飛ぶ以外の時間帯については、滑走路4本の運用となっております。北風時、南風時の15時から19時、この時間帯が基本的に3本の滑走路を使っている運用となってございます。  滑走路4本当たりで単純に計算しますと、羽田空港は1本当たり9万7,025回、3本で計算すると12万9,366回という数字になっており、いずれも福岡の14万6,934回より低い数字となっているということです。

杉山

滑走路の使用状況から、そう算出することはできると思うのですけども、では、管制官1人当たりの負荷という部分で見るとどうなのでしょう。

山浦

国に管制官の数を聞いたところ、個別の空港の定員についてはお答えできないと確認をしております。

杉山

定員が分からない、お答えがないということで、その人数で割るというのは難しいのでしょうけれども、滑走路使用だけが過密ではないと思うのです。やはり飛行回数が過密の状況を表している部分もあると思うのですけれども、英国の航空情報会社がランクづけした部分でいえば、羽田空港が世界で3番目に離発着回数が多いという、混雑空港だという評価も得られていますので、そういう部分だと羽田空港が結構過密、日本一といっても過言ではないのではないかと思うのですけれど、その辺いかがでしょうか。

山浦

国からは、過密という定義について承知していないということで確認を取っておりまして、確かに日本一発着回数が多い空港として、また、こちらでも航空局長が羽田空港は日本で一番忙しい空港という発言をしたことは確認しております。

杉山

航空局長が羽田が日本一忙しい空港ということは、裏を返せばそれだけ管制官1人当たりの負荷が高いということではないでしょうか。その辺いかがでしょうか。

山浦

過密という定義はないということですので、こちらとしては発着回数が多い空港ということは認識してございますが、それ以上のことについては、発言は控えさせていただきます。

鈴木

ほかにいかがですか。

奈須
奈須大田区議会無所属

大体、今、ご指摘いただいたことは、私も似たような問題意識を持っているのですけれども、福岡空港が一番と言っていたわけなのですけれども、たしか機能強化のときの国の資料を見ていても、空港で比較をするときには、ニューヨークであったりとか、ロンドンということで、比較をするときに、例えば、ロンドンですと五つ空港があるのですけれども、それを相対で把握をして、日本はまだまだ増便をしていかなくてはいけないということを言っていることを考えますと、滑走路当たりというよりは、少なくとも地域ではなくて、空港全体として捉えていくというのが、これまでの増便の考え方ではなかったかと思うのですけれども、そのあたりはいかがですか。

山浦

このたびの陳情の中で日本一の過密空港という表現がありましたので、日本の中での表現をさせていただいたところでございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

そういたしますと、この間、増便をしていこうと、これからも増便をしていこうとなっていくのかどうか、そこは分かりませんけれども、やはり私たちが安全面で捉える場合には、首都圏空港という考え方で首都圏の中で捉えてきた部分もありますから、羽田空港という一つの、4本の滑走路を擁する空港として各滑走路一つ一つというよりは、空港全体でどのような安全が確保できるかということで、この陳情は捉えるべきではないかと思うのですけれども、大田区としては、そういう捉え方ではなくて、あくまで個々の滑走路ということで捉えているのでしょうか、安全面について考えるときに。

山浦

日本一の過密空港という切り口の中で、滑走路当たりのという表現をさせていただいただけのものになります。

奈須
奈須大田区議会無所属

そういたしますと、陳情の趣旨である羽田空港として捉えた場合には、とても離発着数が多いということの問題意識の中でというこの陳情は、別に誤りではないと思っているというご答弁と思うのですけれども、そうした中で、先ほども滑走路当たりでどうですかとお話もあったのですが、やはり羽田空港の場合には、いろいろな制約があります。やはり、福岡空港ももちろん市街地に近いというところはありますけれども、羽田空港も過去の歴史的な経緯の中で私たちもその陸域に飛ぶということについては、非常に、やはりある種の安全であったりとか、環境でいう騒音というものをしっかりと守りながらということでやっておりますし、今も都心低空飛行は、先ほどもご指摘あったように、一部南風の運用時に行われていますけれども、では、全て、四つの滑走路を使いたいときに使いたいだけ使えるというわけではなくて、ある種の制約がある中での運用であるということで、これは間違いないわけですよね。どうですか。

山浦

先ほども申し上げさせていただいておりますが、過密の定義というところは明らかではないというところと、見解のほうで述べさせていただいた国に確認している中で、安全に取り扱える範囲内で発着枠を設定していると聞いてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

いろいろな制約の中には、陸域へ飛ぶということもありますし、今日もほかの部分で陳情も出ておりますけれども、横田の空域という部分もありますので、様々な制約の中で、管制も、あるいは航空会社のパイロットもいろいろなことに注意をしながら運航しているというところでは、数が増えればそれだけリスクが高まるのではないかという陳情者の心配は、私なんかも航空にはあまり詳しくないわけですけれども、そのとおりかなと思うわけですけれども、先ほど、国は受入れ体制については、安全に行える範囲で行っているのだということだったのですけれども、そういたしますと、この間、便数は増えてきた、滑走路の数も再拡張によってさらに増えたということになりますと、この安全に行える範囲というのはどのように守られているのか。何によって守られているのかというのは、大田区としてはどのように考えてますか。あるいは国がどう考えているかでもいいのですけれども。

山浦

羽田空港につきましては、国管理空港で、国が責任を持って運営しているということを認識してございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

いや、安全を守る要素というのは、この間も新飛行ルートのときにも、説明を私たち受けていると思うのですけれども、どうして安全は確保されてきたのかというのは、様々な場面で説明が行われてきたと思うのですけれども、例えば、陳情者はここで何ておっしゃってるかというと、いわゆる管制官の数であったり、あるいはこの地上作業員の方の配置によって、それが増えれば安全はさらに確保できるのではないかという趣旨で、この陳情を出していると思うのですけれども、それ以外にも、安全が守られる要素というのはあるのでしょうか。

山浦

すみません、ご質問の趣旨がよく読み取れないのですが、先ほども申し上げているとおり、国の責任において安全に取り扱える範囲内で発着枠を設定していると伺ってございますので、こちらについて、区としても、事故を受けてというところになりますと、先ほど述べさせていただいた区長からの申し入れもさせていただいておりますので、そういったところは行っていると認識してございます。

保下

国が都心上空のこの事業を始める際に、安全対策といたしましては大きく2点整理してございます。  未然防止策の徹底、また事案発生時の対応強化、一つ目につきましては落下物防止対策基準の策定、あらゆるチャネルを通じた未然防止策の徹底でございます。  二つ目の事案発生時の対応強化につきましては、補償などの充実、二つ目が情報収集分析の強化、三つ目が空港会社に対する処分などの検討ということを、飛行経路の見直しによる羽田空港の国際化増便の際に明確に示しているという状況でございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

例えば、新飛行ルートの際に、降下角度などについても別騒音対策の中で一つ検討されて、今も、ある意味それは危険なのではないかという中で安全にやっていきましょうということが言われているわけですけれども、そういった、この新飛行ルートの際に、都心上空を飛ぶ際に、たしか機器の導入による安全面の確保ということが、国から提示されたのではないかと思うのですけれども、そのあたりはいかがですか。

山浦

機能強化導入時にあたって、安全の確保はすべてに優先すると、国のほうで住民説明の中で資料も出てございます。  そういった中で、すみません、機器というのがこのILSですとか、そういったものを言われているのかはどうか分からないのですが、降下角度の話でいきますと、エアラインの話を聞いたり、シミュレーター、こういった機器を使って安全性を確認したという話は聞いてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

そうなのですよね、この間、もちろん目視での安全確認に加えて、機器を導入して安全を確保してきたと。私、今回のこの陳情をいただいて、この間、どのぐらい羽田の中での便数が増えてきたのかというところでは、やはり沖合展開の後に、再拡張で第4滑走路ができて、便数が増えていくわけですね。再国際化、24時間化、ここに来て、新飛行ルートで、ちょっとコロナで便数は減ってますけれども、一貫して便数が増えてきたと。  ところが、国の重大インシデントとか、事故の数を見てみますと、もちろん増えている部分もあるけれども、意外とその数が、便数が例えば倍増えたら事故は倍増えるかというと、そうはなってこなかったという現実があるわけなのですけれども、そのあたりは、陳情者が指摘しているのとはちょっと違う部分もあると思うのですけれども、こうした便数増に伴い、何によって安全はこの間守られてきたと思っていらっしゃいますでしょうか。

鈴木

すみません。ちょっと、ごめんなさい、私も理解できなかったのですけれども、便数増に伴って、何をすることによって安全が担保されていたかということですか。

奈須
奈須大田区議会無所属

そうです。陳情者は、便数が増えれば、危険になるのだから、もっと人の配置をしてくださいと言われたけれども、少なくとも、今日までの間においては、便数はかなり増えてきたけれども、それでも安全が守られてきた部分もあるのではないかと思うのですけれども、それは何によって守られてきたのかというのを伺っています。どう考えているかと。

鈴木

今までではないですか。

山浦

国の機能強化の資料にもありますが、先ほどの安全の確保はすべてに優先すると、高い緊張感を持って日々の安全対策にあたっているというところと、過去の事故からの教訓や技術開発を基に安全対策を少しずつ積み重ねていくことによって、より高水準の安全が実現されるよう、関係者一同、日々努力しているという取り組みをしております。

奈須
奈須大田区議会無所属

私は、この事故の数を調べたときに、これだけ便数が増えてるのだから、事故も増えてるのかと思ったのですけれども、増えている年もあります。インシデントの発生が多いときもあるけれども、そうでないときもあるというところでは、一律に相関関係が見えにくいのだと。だから、それをもって陳情者の意見は採択すべきであると、今日言おうと思っていたのですけれども、一方で、今もご答弁があったように、では、この間、これだけ便数が増えながら、どうやってこの安全を守ってきたのかというのは、やはり現場の方がすごく努力をしてきたし、しかも機器の導入によってできるところはやってきたと。そこからが問題なのですけれども、それだけでできることをやってきても、事故は起きてしまうのだというのが私の結論なのですよ。  この間、これだけ便数を増やしながら、できるだけ事故を起こさないようにしようとて、現場の方も努力してきた。しかも航空会社も努力をしてきた。もっと言ったら機器も導入して、万全の体制を取っているのが今の羽田空港だとすると、それでも事故は起きてしまう。  しかも、今回の事故というのは、もう非常に衝撃的です。ちょっとオーバーランしたとか、そういうことではなくて、航空機と航空機が、しかも、一方は動いていて、着陸をしようとしているときにぶつかってしまったという、もう、本当に考えられないような衝撃的な事故だと思います。  戦前に、羽田空港の上空で二つの航空機が衝突したという事故があって、その落ちた飛行機を周辺の方たちが見に行ったら、そこで爆発をして、すごくたくさんの方が亡くなられたという事故があったと私は勉強させていただいたのですけれども、被害者の数の多い少ないではなくて、そのときに匹敵するぐらいに、今回の事故というのは非常にやはり痛ましい事故だったし、衝撃的な事故であり、やはりこれをどうやって防いでいくのかというのが陳情者の意図だと思うのです。趣旨だと思います。  そうすると、これ以上にやることは何かと言ったら、私は人を増やすことしかないと思うのです。やはりそこのところが、しかも滑走路がたった1本の福岡空港は、一つに集中して管制を行うことができるにもかかわらず、羽田空港の場合には、風向きなども配慮しながら、4本の滑走路を、しかも様々な制約がある中でどうやって安全にハンドルしようかというときに、これまで努力に努力を重ねてきたものについて、あと行えるのは人を増やすということしかないのではないかと思うのですけれども、そのあたりは、大田区としては、その技術的なことだとか、そんな難しいことではなくて、単純に考えて、やはり人を厚くすることで区民の安全を守っていくというのが、大田区の役割であり、その人員配置の問題についても、国に提言をしていくということが区の役割ではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。

山浦

先ほども見解の中で述べさせていただいておりますが、区長からは国土交通大臣宛てに申入れ文書の中で徹底した原因究明、また再発防止を図ること、航空安全対策の取り組みを一層強化ということで要請してございます。  事故の原因につきましては、運輸安全委員会事故調査報告に基づいて、抜本的な安全対策が取られると認識してございますし、国のほうでは、緊急対策を取りまとめて、既に実施されているところ、また検討委員会を立ち上げられて、この夏には中間的な取りまとめが行えるように議論を進めていると聞いてございます。こういったところを注視してまいりたいと考えてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

この間の過去の議事録を見ておりますと、大田区も大分姿勢が変わってきたのだと思うわけなのですけれども。ちょっと大田区が国に遠慮がちというか、なかなかこういう当たり前のことを意見として上げられないという状況なのであれば、やはり区議会が後押しをして、この陳情を採択することで、大田区にもっともっと区民の安全を守るために、大田区は万全の体制を取って区民の側に立っているよということを示してほしいなと思うわけなのですけれども。  もう一つ聞きたいと思っていることがあって。人の配置ということになると、どうしてもお金の問題と切っても切り離せないと思うのですけれども、管制官であったりとか、地上作業員というものを増やす場合のコストというのは、誰が負担をするものなのでしょうか。

鈴木

空港に従事する人たちのスタッフの賃金は誰が払うかということですか。それぞれだと思いますけど。民間もあれば、国土交通省もあれば、それぞれあると思うのですが、それを踏まえてお答えできる範囲でお願いします。

山浦

それぞれの運営主体が賄っていると考えてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

だとするならば、羽田空港については国管理空港ということになるのですけれども、誰なのでしょうか。それぞれということは、そうすると航空会社なのでしょうか。誰なのか、ちょっとそこのところを、考えられる、誰が負担をするのかというのをお願いできますか。

鈴木

それお答えできますか。何を求めているのですか、それは。だから航空会社で働いて、従事して安全管理をする人は航空会社でしょうね、それは。当然、国土交通省もあれば、空港の職員もいれば、いろいろいると思うのですけれども、どういうお答えを求めているのか分からないのですが。

奈須
奈須大田区議会無所属

どういう答えを求めているか、私が求めているものなので、答弁によって私が考えますから、別に委員長にご心配いただくことはないのですが。まずは答弁していただければと。  だから、まずは答弁をしていただけたら、その答弁に応じて、私が新たに思っていることを質問するのであって、答弁が違えば、違う質問をするしかありませんから。そこのところは、私が聞いていることに答えていただければと思うのですけれども。  その後、私が、さらにいただいた答弁に対して変な質問をしたら、それについて委員長がそれはおかしいのではないかとご指摘いただくのはいいのですが、私が聞いたことに対して、まだ答えてもいないのに、それはどういう趣旨かと聞かれても、困りますけれども。

鈴木

その質問そのものが分からないので、私は聞いているのですが。今の奈須委員のご意見に対して、奈須委員の今の質問に対して、今何かご意見があるのですか。

馬橋
馬橋自民・無所属

今回、陳情の審査を今やっているわけなのですけど、大田区行政ですから、何でも聞けば全部答えられるわけではないと思うのです。今、奈須委員がお伺いしているのは、結局、今委員長も言いましたけど、いろいろな事業主体があって、その人たちが従業員に賃金を払ってるわけではないですか。それを大田区に、誰がどこにどういうふうにお金を払っているのですかと聞いても、それは的確な答えというのは出せないと思うのですけど、いかがですか。

奈須
奈須大田区議会無所属

でも空港の安全運航について、誰が費用負担しているのかということを大田区も大田区議会も知らなくて、空港の安全についてどういう政策を取っていくかというのを考えられますか。

馬橋
馬橋自民・無所属

当然、もちろん空港に従事している方は、いろいろな職種の方がいらっしゃるので。もっと言えば、空港の中に例えば入っているコンビニエンスストアで働いている人だって、もちろん空港の中で働いている人だし、安全運航に関わる管制官は国でしょうし、そういうのを大田区行政に全部、安全のためにそれを関知していろというのは、私はそれはちょっと違うかと思います、個人的な意見ですけど。

鈴木

では、1回ここで整理しましょう。奈須委員が今言われた質問に、区としてお答えできる範囲でお答えください。

山浦

先ほども申し上げました、運営主体がそれぞれ支払っているものと認識しています。

鈴木

では、それに対してどうぞ。

奈須
奈須大田区議会無所属

例えば、管制官については国の職員ですから、国が税金で負担をしているということにはなると思うのですけれども。一方で、民間のことについては、政策的に国土交通省が講じながら、安全面についてどうやって充実していくかということを、言える範囲と言えない範囲はあると思うのですけれども。少なくとも管制官の数について言えば、私は、今回、空港の使用料について調べてみたのです。世界の空港の使用料について見てみたのですけれども、羽田空港はすごく少ないのですよね、各国のに比べても。  私たちは、空港の安全について、もちろん税金でどれだけ投じるかということもありますし、使用料をどうしていくかということもあるので、そういった意味でも、空港の安全についての経費についての考え方というものも、国にもっとちゃんと考えてもらう必要があるのではないかと。  税金をこれだけ払っているのに、空港の安全について十分な費用が投じられていないのか。あるいは、私たちが払っている税金というのは、そういうものに使われるべきものではなくて、空港使用料の中から負荷するものであるから、空港使用料を上げなければ空港の安全が確保できないというのであれば、その空港使用料というものがどうあるべきなのかということの議論までしていかないと、この空港の安全というものは確保できないのではないかと思うのですけれども。  その辺りについて、国が考えることだからとか、そんなのは分からないというのは、やはり航空行政というものに、少なくとも空港立地自治体の大田区として、区議会として関わっていくのであれば、そういった部分にまで私たちは関与していくべきではないかと思うのですけれども、その辺りはいかがでしょうか。

保下

1月に、国が緊急対策を出させていただきました。その際は、人員の増だけではなく、前回の1月の特別委員会でご報告してございますが、管制機関及び空港事業者への基本動作の徹底の指示、二つ目が管制官による監視体制の強化、三つ目がパイロットによる外部監視の徹底、視覚支援、四つ目が滑走路進入に関するルールの徹底、五つ目が関係者間のコミュニケーションの強化ということで、この間、様々なこれらを実施するための会議も実施しているというのは、国に確認してございます。  中長期的には、これも答弁の中にありましたけれども、現在、国は外部有識者を含めました羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会を立ち上げて、前回の委員会でご報告しました、夏をめどに中間報告をすると伺ってございますので、現在、区としては何もしないわけではなく、その状況を注視しているという状況でございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

後の陳情にも関係するので、そこのところでも申し上げたいと思うのですけれども。もちろん前回の報告を見ても、先ほど私が申し上げたような趣旨と同じで、結局やることというのは、人への支援と、それから物理的なものなのです。  それについて、これまで努力をして、努力をして、努力を重ねながら、これだけの離発着数が多い、しかも市街地に近い空港でありながら、今回痛ましい事故は起きてしまいましたけれども、何とか安全をできるだけ守れるだけ頑張ってきたとするならば、ここに来て、やはり起きた事故に対して、私たちはもっと真摯に向き合いながら、できることをしていくという中では、人の配置というのは、やはりお金の部分に大きく影響する問題であるだけに、だからこそ余計に大田区行政とか大田区議会が、そこに対して安全のためだったら惜しまずに費用を投じるべきであるという姿勢を示していくということが大切なのではないかと、私は考えております。

鈴木

あと陳情に対する質疑などで、奈須委員の陳情に対するお考えや思いというのは、なるべくこの後の討論の中におまとめいただけると助かります。

馬橋
馬橋自民・無所属

今まさに委員長が言っていただいたとおりなのですが。我々、みんな同じ思いだと思うのです。羽田空港が安全に運用されて、我々、区民も含めた人命が、理事者も言っていますけど、やはり安全が何よりも優先されるというのは、これはもうみんな同じ思いだと思うのですが。  今やはり委員長がおっしゃったとおり、例えば空港の使用料いかんについてとかは、この陳情文には書いてないので、そこは我々、今、陳情の審査をしてるわけだから、これについてこれを採択するか、別の形にするのかというところを、我々はやはり質疑をしながら、理事者のほうにも分かる範囲で見解を答えていただくというのが、この場だと私は思っているので。そこは、やはりちょっとあまりにも拡大解釈し過ぎて、この陳情者の方がこう思っていると思いますからということで議論していくと、どこまででも際限なく広がっていってしまうと思うので、そこはちょっと私はしっかり考えながらやるべきだと思います。

鈴木

今、一ご意見なので。一ご意見ですから、それはそれで分かりましたでいいのではないですか。  (「でも私のことについておっしゃっていますから」と呼ぶ者あり)

鈴木

では、なるべく簡潔にまとめてください。

奈須
奈須大田区議会無所属

別に陳情者がこう思っていると、私、一言も言ってなくて、私の考えを申し述べたまでですから。だってそうでしょう、陳情者がこう思っているのではないかということで言われても困ると言われても、私はこの陳情書を読んで、私なりの考えの中で発言をしておりますので、そのことについて曲解していただきたくないです。

鈴木

はい、分かりました。

松原

本当にこの1月2日の衝突事故は、悲しい、痛ましい事故であったことは間違いありません。本当に、私、趣味で航空機事故の書籍を読みあさっているのですが。やはり航空機事故は、いろいろな要因で発生しているのです。必ず、一つだけの原因で起こるものでは絶対ないのです。  しかし、この調査というのも、やはりすごく時間がかかる。その中で、やはりどこの何の航空、どこの国の航空機事故でも、必ず早く原因を知りたがるのです、国民は。マスコミもああではないか、こうではないかといろいろなことを言う。また、実際それが正解か、正しいかというのは分からないのです。  本当にいろいろな意見が飛び交う中で、やはり我々、この羽田空港対策特別委員会も決して専門家の集まりではないと思っております。もしかすると杉山(こ)委員は、いろいろ精通されているかもしれませんが、やはり我々は専門家ではないわけであります。奈須委員の、より大田区民の安全を願う気持ちもすごく分かります。ただ、やはりこの陳情趣旨にある、国に求めてほしい、国に要望してほしいというこの陳情に関して言えば、やはり理事者見解でもあるように、今、運輸安全委員会ですか、そちらで様々事故調査を行っている、その事故調査の結果を待つのがまず第一であり、そして、もしもこの事故調査のこうすべきだ、ああすべきだという、この提案に対して、国が万が一応じないようなことがあった場合に、我々は、羽田空港を持つこの所管の地域の大田区の特別委員会として、しっかり国に対して要望する、そういうのが本筋ではないかと。私、これ意見でありますが、申し述べさせていただきます。

鈴木

質疑は以上でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

では、各会派に取扱いをお伺いします。  発言は、大会派から順次お願いします。なお、会派名は略称とさせていただきます。  では、自民・無所属からお願いします。

馬橋
馬橋自民・無所属

6第10号の陳情について、自民・無所属の会は不採択を求めます。  本陳情の理由には、理事者説明にもありましたとおり、オリンピックなどのイベントを目的とした羽田空港の増便がなされている。また、羽田空港が日本一の過密空港であるなどの事実誤認に基づいた部分が多数見受けられます。  また、趣旨に記載のある、年始の衝突事故においては、現在、国と運輸安全委員会の調査が継続中であり、現在の羽田空港の離発着状況を引き合いに出すのは拙速であると判断します。  また、過密化の解消という定義がなく、曖昧もことした一面的な目標設定は不明瞭であり、賛成しかねます。よって、不採択を求めます。

鈴木

公明、討論願います。

椿
椿大田区議会自民・無所属

大田区議会公明党は、ただいま上程されました、6第10号 重大事故の危険をはらむ羽田空港の増便による過密化の解消を国に願う陳情に対し、不採択を求めます。  まず、陳情者は、羽田空港の発着便の過密化が事故の大きな要因と考え、過密化を解消するため減便を求めておられるようでございますが、羽田空港は、先ほど理事者の発言にもありましたとおり、発着便数では日本一となっておりますが、滑走路1本当たりでは福岡空港が最も過密、多い状態であり、羽田空港の発着便数を減らすことが改善につながるとは言い切れないと考えます。  また、国においては、羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会を立ち上げ、この夏には、中間的な取りまとめが行われるよう検討を進めているとの報告もございました。  現在の状況が過密状態かどうかも断定できませんし、増便が今回の事故の原因ともいまだ決まっておりません。よって、大田区議会公明党は、不採択を求めます。

鈴木

続いて、共産、質疑願います。

杉山

日本共産党大田区議団は、6第10号 重大事故の危険をはらむ羽田空港の増便による過密化の解消を国に願う陳情の採択を求めます。  空港が過密化していることが、ヒューマンエラーを生み出しやすい状態をつくり、今回の年末年始の衝突事故の一因となっているのではないかと考えていますと、陳情者は述べています。行政のほうの答弁では、過密化の定義がないと言われていますけれども、やはり便数の多さが、やはり過密化を表しているのだと思います。夜間、夜空を見ても、多数の飛行機がライトをつけて降りてくる、この間隔が本当に狭いと感じます。  空港が安心・安全に運航されるよう、発着便数を減らし、羽田空港の過密化の解消を求めているこの陳情、大田区から国に求めてほしいという、この陳情の採択を求めます。

鈴木

続いて、維新。

本多
本多大田区議会無所属

日本維新の会大田区議団は、6第10号 重大事故の危険をはらむ羽田空港の増便による過密化の解消を国に願う陳情について、不採択を求めます。  陳情者は、空港の過密化が今回の衝突事故の一つの要因でないかと言及されておりますが、過密化に関しては、発着枠は安全に取り扱える範囲内で設定されており、事故の原因に関しても、いまだ運輸安全委員会で調査中で、結論は出ていない状況です。  また、国土交通省は、1月9日に航空の安全・安心確保に向けた緊急対策を実施しております。そして大田区としても、1月5日に、区長より国土交通大臣に対し、徹底した原因究明と再発防止に関する要望書を提出しております。陳情者の思いは理解できるところでありますが、前述のように、過密化に関しては、安全に取り扱える範囲内で発着枠は設定されており、本陳情は不採択を求めます。

鈴木

続いて、つばさ、お願いします。

松原

つばさ大田区議団は、ただいま上程されました、6第10号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  陳情は、羽田空港が過密化しており、それが重大事故につながった旨の主張をされておりますが、1月2日の航空機衝突事故に関しての調査は続いており、過密化が原因であるとは断定ができません。単純に、従前より離発着数が増加しているからといって、それが過密化と言えるかというのも単純には言い切れない状況であります。  現時点では、大田区が国に対して要望を行うことは、時期尚早であると考える次第です。

鈴木

続いて、立憲、お願いします。

小川
小川大田区議会無所属

立憲民主党大田区議団は、6第10号 重大事故の危険をはらむ羽田空港の増便による過密化の解消を国に願う陳情につきましては、不採択を主張します。  陳情者は、1月の羽田での事故は増便による過密化も原因ではないかとの見解ですが、いまだ事故原因調査がしっかりと結果が発表されたわけではありません。いろいろな要因があると思いますが、今の段階でそこに持ってくるのは危険なところもあると思います。  区の説明によりますと、多くの発着のある羽田空港でございますが、実際には、滑走路当たりの発着が福岡空港のほうが多いということでございました。安全を十分考慮した上で発着をしており、安全性について、区からも申し入れをしているということでございます。今回の委員会でも報告されておりますように、事故について、1月5日に区長より国土交通大臣に原因究明と再発防止の徹底、安全取り組みを一層強化するよう要請しております。陳情者の気持ちは十分分かります。増便に対しての人の足りないことも分かります。しかし、ヒューマンエラーを生みやすい、いろいろなことを今決定するわけではなく、事故をしっかりと検証した結果を見てから、このようなことを検証していくべきではないかと、今の決めつけを国に願うのは難しいと思いますため、不採択とさせていただきます。

鈴木

大変失礼いたしました。私がちょっと進行で手違いがございまして、フォーラムを飛ばしてしまいました私、委員長のミスでございます。大変失礼いたしました。  それでは、フォーラム、お願いします。

東京政策フォーラム(都民ファースト・国民民主・無所属の会)は、ただいま上程されました、6第10号 重大事故の危険をはらむ羽田空港の増便による過密化の解消を国に願う陳情につきまして、不採択を求めます。  本陳情は、先日の事故に絡めて、羽田空港の過密化を問題視し、羽田空港の発着回数の多さを問題視しています。本陳情における過密化の定義は不明瞭でありますが、羽田空港の増便は単に便が増えたということではなく、今後の少子高齢化の中での日本、首都圏、東京都の経済の維持・発展にとっても重要なものであり、国際都市を掲げている大田区の今後の発展にとっても、羽田の活性化、空港の利用者増は大切なものであります。  また、全体の回数は多いものの、滑走路当たりの発着回数は。理事者見解にあるとおり、福岡空港のほうが多く、日本一でない旨の報告もされ、また、羽田空港の発着回数は、あくまで国のほうの安全な基準内であることも確認されました。  1月2日に起きた航空機事故については、最終的に国のほうでの運輸安全委員会の事故調査報告に基づき、安全対策が今後行われるものと理解しています。  また、運輸安全委員会の報告とは別に、羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会も今後立ち上がります。大田区も、1月5日に鈴木晶雅区長から、本事故の原因究明と再発防止、航空安全対策の取り組みの一層強化するよう国に要請をしております。羽田空港を抱える大田区としましては、現在の空港の発着回数の解消ではなく、今回の事故に鑑み、安全な運航・運用を注視し、また国に求めていくべきだと考え、陳情については不採択を主張します。

鈴木

では最後に、フェア民、お願いします。

奈須
奈須大田区議会無所属

フェアな民主主義、奈須利江です。  6第10号 重大事故の危険をはらむ羽田空港の増便による過密化の解消を国に願う陳情については、採択を主張いたします。  陳情者は、羽田空港は日本で一番離発着の多い空港になっていて、便数増に伴い管制官が増えておらず、地上作業員も大幅に不足していて、空港の受入れ態勢は整っていないというのが現状だと指摘し、年初に起きた航空機事故も、便数に対して人の配置不足も要因の一つではないかと分析しています。よって、根本の原因である離発着便数を減らし、過密化の解消を大田区から国に求めることを要望している陳情です。  実際、私たちが、この羽田空港の便数が増えてきたというのは事実であります。しかも、新飛行ルートの際に国が提示をしてきた資料の中には、ニューヨークであったり、ロンドンであったりという、100万回の離発着数を超える空港を事例に挙げながら、さらなる輸送人員の増加のために容量拡大の検討が必要だということで、新飛行ルートは決まっているわけです。  本日の委員会の最初の大田区の説明の中でも、陳情者はオリンピックであったりというイベントを指摘していたけれども、そうではなくて、この空港の増便が行われてきたのは、経済の維持・発展であると言っているわけです。  こうしたことをつなぎ合わせてみれば、今回こうした現状においても事故が起きているわけですけれども、それをさらに大田区も、そして今の答弁の中にもこれをもっともっと増やしてもいいのではないかとも受け取れるような、経済の発展のために羽田空港の離発着を捉えるという論調がある中で言いますと、そのために果たして、さらに、この離発着を増やしていいのかということも考えますと、今の便数が本当に適正なのか、そして、この増やしてきた羽田空港の運用によって、私たちは経済的な発展によるその恩恵を受けられてきたのかという根本的な問題にまで思い至るわけです。  その中で起きた事故ということを併せて考えましても、経済のためという一面的な理由によって増便を続けてきたことによって、結果として私たちの安全すら揺るがされていると、経済的な利益すら十分に得られないのではないかという疑義が生じる中で、これ以上の不安要因を抱える増便、あるいは今の便数については問題があると思いますので、やはり離発着数というものを、この市街地に隣接している空港の適正な数に戻し、安全を確保するべきであると思います。採択です。

鈴木

これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手)

鈴木

賛成者少数であります。よって、6第10号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

では、そのようにいたします。  次に、6第14号 大田区基本構想を実のあるものにしていくために都心ルート廃止を国に求めてほしい陳情の審査に入ります。  原本を回覧します。  (原本回覧)  審査時間を考慮し、書記の朗読は省略します。理事者の見解を求めます。

山浦

6第14号 大田区基本構想を実のあるものにしていくために都心ルート廃止を国に求めてほしい陳情。  本陳情について、陳情者は、大田区基本構想(案)を実現するには、心のやすらぎを妨げ、笑顔から遠ざける要因の一つと考えられる飛行機騒音や落下物の危険を避けることが肝要とし、そのために羽田空港離発着を、以前のように海から入って海へ出るルートに戻し、都心ルートを廃止することを国に求めることを、大田区議会に要望しております。以上が趣旨となります。  見解です。まず、陳情者は、大田区の騒音調査で記録した値に関し、ゴーアラウンドのために大田区上空を通ったからということもあるでしょうとしております。このことに関して、新飛行経路で新たに着陸ルートとして設定された、南風時の一部時間帯15時から19時におけるA滑走路、C滑走路への着陸機については、基本的にゴーアラウンド時に区内市街地の上空を通過するものではございません。  なお、区内への影響が懸念される北風時に左旋回するA滑走路への着陸復行機、南風時に右旋回するB滑走路への着陸復行機については、これまでも本委員会で報告させていただいております。  次に、陳情者は、住民の不安や安全への懸念は、大田区の努力だけでは払拭できないのではないでしょうかとしています。このことにつきまして、区としましても、住民の不安払拭、安心・安全確保のため、国に対し、区民の皆様へのより丁寧な説明や、騒音対策、落下物防止対策を含む安全対策などについて、過去4度にわたって要望書を提出し、取り組みも行われているところでございます。  最後に、陳情者は、心のやすらぎを妨げ、笑顔から遠ざける要因の一つと考えられる飛行機騒音や落下物の危険を避けることが肝要と思います。そのためには、まず、羽田空港離発着を、以前のように海から入って海へ出るルートに戻し、都心ルートを廃止することを国に求めてくださいとしています。  このことに関しまして、国は騒音対策として、新飛行経路の運用開始前から、大田区を含めた関係自治体の要望を受け、着陸料の見直しによる低騒音機導入促進をはじめとした対策に加え、平成30年3月に策定した、世界にも類を見ない落下物防止対策基準とした落下物対策総合パッケージを、日本の航空会社や、日本に乗り入れている外国の航空会社に義務づけており、今後も関係者が一丸となって、さらなる追加対策の検討を進めるとしております。  また、これまでも繰り返しお知らせしていますとおり、新飛行経路については、国が5年以上をかけて6回のフェーズにわたる説明会を実施しております。また、首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会での議論が重ねられた結果を踏まえ、導入を決定していると捉えております。  以上のことから、区としましては、引き続き、国が実施する騒音軽減策、世界に類を見ない基準を設けた上で実施している落下物防止対策を含む安全対策などの取り組み状況を注視していくとともに、区民への丁寧な情報提供に努めていくよう、国へ要望してまいります。以上が見解です。

鈴木

先ほど申し上げましたけれども、なるべくこれからの質疑は、この陳情の判断材料とするための質疑を所管課にしていただきたい。大田区所管課には、そのような質疑を求めていただきたいと思います。  各会派のこの陳情に対する見解というのは、この後の討論の中になるべくおまとめいただきたいと、そのことをご留意いただいた上で、委員の皆さんの質疑をお願いします。  (「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木

よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

それでは、よろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

では、各会派に取扱いをお願いをいたします。  まず、自民・無所属からお願いします。

柿島
柿島自民・無所属

ただいま上程されました、6第14号 大田区基本構想を実のあるものにしていくために都心ルート廃止を国に求めてほしい陳情の取扱いにつきまして、自由民主党大田区議団・無所属の会は、不採択を求めます。  本陳情は、航空機からの落下物の不安、騒音に対しての懸念から、新飛行ルートである都心上空を飛行するルートを廃止し、以前の海から入って海へ出るルートに戻すよう国に求めることを要望するというものでございますが、新飛行ルートが区民の安全を脅かすものであるとは言えず、不採択の立場を取らせていただきます。  区としても、議会としても、陳情者の懸念点については把握しており、住民の不安払拭、安心・安全確保のため、国に対し、区民の皆様へのより丁寧な説明や、騒音対策、また落下物防止対策を含む安全対策などについて、過去、幾度にもわたって国に要望書を提出しております。  理事者見解にもありましたとおり、国は新飛行経路の運用開始前から、大田区を含めた関係自治体の要望を受け、低騒音機導入促進をはじめとした騒音対策に加え、また平成30年には、世界的にも類を見ない厳しい基準であるという落下物防止対策基準を策定し、それを基にした落下物対策総合パッケージを、日本の航空会社や日本に乗り入れている外国航空会社に義務づけており、今後も関係者が一丸となって、さらなる追加対策の検討を進めるとしています。  陳情者の懸念点は理解できるものではありますが、引き続き、区としては、騒音対策、落下物対策に関して、国の動向を注視していくとともに、必要に応じて安全対策への要望書の提出等、適切な働きかけを行うことにより、区民の安心・安全を守るよう取り組んでいくべきと考え、本陳情については不採択を求めます。

鈴木

続いて、公明、お願いします。

田島
田島大田区議会自民・無所属

大田区議会公明党は、ただいま上程されました、6第14号 大田区基本構想を実のあるものにしていくために都心ルート廃止を国に求めてほしい陳情について、不採択を求めます。  基本構想では、大田区のあるべき姿として、誰もが安心して、心穏やかな日々を送ることができるまちをつくることを掲げております。国は、新飛行経路の運用を計画した際、度重なるオープンハウス型説明会を実施して、丁寧に説明いたしました。国は騒音低減策や落下物対策に取り組むとしておりましたが、区は、国に対し再三要望書を提出し、騒音低減策や、落下物対策などの安全対策や情報提供をさらに強化するよう求めました。  国は、区の要望を重く受け止め、低騒音機の導入促進や、南風時B滑走路西向き離陸の際の長距離国際線の制限などの騒音低減策のほか、落下物対策に関しても厳格な落下物防止対策基準を制定し、我が国のみならず、外国航空会社に対しても遵守させることや、駐機中の機体の抜き打ちチェックも行うこととなりました。  新飛行経路の運用が実際に開始された後も、航空会社は低騒音機の導入の前倒しを図り、国も固定化回避の議論を進めて、大型機の南風時B滑走路西向き離陸の際の滑走開始地点をおよそ100メートル後ろにずらすなど、対策を重ねてまいりました。  区は、区民の安全・安心につながる方策に万全を期すよう、騒音影響への対応、安全対策の強化を繰り返し国に求め、国も重く受け止め対応していることから、本陳情の不採択を求めます。

鈴木

続いて、共産、お願いします。

杉山

日本共産党大田区議団は、6第14号 大田区基本構想を実のあるものにしていくために都心ルート廃止を国に求めてほしい陳情の採択を求めます。  基本構想の将来像、「心やすらぎ未来へはばたく笑顔のまち大田区」と掲げた、心のやすらぎを妨げ、笑顔から遠ざける要因の一つと考えられる飛行機騒音や落下物の危険を避けることが肝要と、陳情者は述べています。  国に対して、いろいろな対策を講じ、区民に丁寧な説明をこれまでしてきていますけれども、それでも、なおまだ不安が残っている。その不安を取り除くためには、そのためには、まずは羽田空港離発着を、以前のように海から入り海へ出るルートに戻し、都心ルートを廃止することを国に求めている、この陳情の採択を求めます。

鈴木

続いて、維新、お願いします。

本多
本多大田区議会無所属

日本維新の会大田区議団は、6第14号 大田区基本構想を実のあるものにしていくために都心ルート廃止を国に求めてほしい陳情について、不採択を求めます。  陳情者は、大田区基本構想を実現するには、心のやすらぎを妨げ、笑顔から遠ざける要因の一つが、飛行機騒音、落下物の危険と言及しております。陳情者の懸念は重々理解できるところではありますが、落下物対策には、落下物対策総合パッケージという形で取り組みを行い、また、騒音対策としては、低騒音機の導入を促進し、着陸料を騒音が大きいほど高額にするなど、既に騒音対策も講じております。  今後も、区民の皆様の不安軽減のために、できる限りの対策、対応を要望させていただき、本陳情は不採択を求めます。

鈴木

続いて、つばさ、お願いします。

松原

つばさ大田区議団は、ただいま上程されました、6第14号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  陳情者は、以前より同じ方向性の陳情を出されておりますが、我々は、絶えず何かしらの危険と相対しながら生きております。心のやすらぎのある、安全な社会の仕組みを作り上げることは、残念ながら不可能であります。  私、今36歳ですが、やはり同年代、同級生、先輩、後輩、何名かの訃報にも今まで接してまいりました。陳情者は、笑顔を妨げる要因として、飛行機の騒音や落下物の危険性を説いております。しかし、飛行機騒音に関しても、以前この陳情・討論の場でも申し上げましたが、万人において耐え難いものではないと考える次第であります。落下物の危険性に関しては、先ほど申し述べたように、完全に安心な社会をつくるのはなかなか難しい、それに向けて、できる限り近づけていく努力は必要でありますが、この陳情の趣旨には賛成をいたしかねます。

鈴木

続いて、フォーラム、お願いします。

東京政策フォーラム(都民ファースト・国民民主・無所属の会)は、ただいま上程されました、6第14号 大田区基本構想を実のあるものにしていくために都心ルート廃止を国に求めてほしい陳情につきまして、不採択を求めます。  本陳情は、基本構想案の実現については、飛行機騒音や落下物の危険を避けることが肝要とし、そのために羽田空港の飛行機の発着を以前のルートに戻すように要望するものであります。  大田区は、航空機の安全な運用について、この間も、幾度となく国への要望を行ってまいりました。平成30年には、世界的にも厳しい落下物防止対策基準を、羽田空港に乗り入れする航空機に課しています。  また、南風時の一部ルートについては、陳情者の心配するような、ゴーアラウンド時に都心や市街地域を通過するものではありませんと事実の誤認も見受けられます。  また、都心上空ルートとされるルートの設定には、羽田空港のない千葉県などの東京都以外の自治体の上空を通過してきたことも経緯にあります。首都圏空港を抱える東京都として、安全対策などを徹底することは必要でありますけれども、羽田空港と共存し、空港の運用・発展とともに、また抱えなければいけない課題でもあります。  大田区は、そうした課題、また区民の心配を払拭するために、今後も、引き続き国に対して安全対策を要望し、国の動向を注視するとともに、丁寧な情報提供を引き続き国に求めることを要望し、本陳情につきましては不採択を主張します。

鈴木

続いて、立憲、お願いします。

小川
小川大田区議会無所属

立憲民主党大田区議団は、6第14号 大田区基本構想を実のあるものにしていくために都心ルート廃止を国に求めてほしい本陳情につきましては、不採択を主張いたします。  陳情者は、この3月で4年目になる都心飛行ルートの廃止を望むものであると理解いたします。新ルートにつきましては、その運用前にはかなり不安もありまして、そして実際に始まったわけですが、それまでの5年の間、区の説明によりますと、6フェーズにわたって住民説明会を行ってきて、私たちも参加したことがございます。国も十分丁寧に説明していたのは理解しております。  しかしながら、反対の声があることも、そのときも感じております。大田区に関しては、これは国の政策ですので、区民の安全と騒音のための国への要望は常に行っており、そして区の努力で廃止できるものではないところで、ここの陳情を不採択とさせていただきますが、しかしながら、この新ルートについては、今後も考えていく部分もございまして、今後も空港のある区として、しっかり安全や騒音、そして区民の声、引き続きチェックをしていき、私たち議員も含めて、しっかり注視していくことは必要であると思っております。今後も、この件について考えていくことをお願いしたいと思います。

鈴木

続いて、フェア民、お願いします。

奈須
奈須大田区議会無所属

フェアな民主主義、奈須利江です。6第14号 大田区基本構想を実のあるものにしていくために都心ルート廃止を国に求めてほしい陳情につきましては、継続を求めます。  陳情者は、基本構想を実のあるものにしてほしいということで、実現するために、海から入って海へ出るルートを戻して、都心ルートを廃止してほしいということをおっしゃっているわけなのですけれども。私も羽田空港の運用につきましては、以前のように海から入って海へ出るルートに戻してほしいですし、都心ルートについては廃止してほしいと思っているのですが。基本構想は、今の段階ですと、議会では審査中で、基本構想を実現することで、区が言っている将来像、「心やすらぎ未来へはばたく笑顔のまち大田区」になるかどうか、私には今判断ができない状況です。  逆に、基本構想を実現することによって、横田空域のさらなる削減や、第5滑走路の建設で、もっと騒音や落下物の問題が深刻になってしまうかもしれないわけです。なので、この陳情者のおっしゃっている目的についてはそうなのですが、基本構想を実のあるものにしていいかどうかというところでも疑義もございますので、今のところは継続を主張させていただきたいと思います。

鈴木

それでは、継続と採決、それぞれが意見が分かれたので、お諮りします。  本陳情を継続とすることに賛成の方は、挙手願います。  (賛成者挙手)

鈴木

賛成者少数であります。よって、これから採決に移ります。  (奈須委員棄権)

鈴木

本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成者挙手)

鈴木

賛成者少数であります。よって、6第14号は、不採択すべきものと決定しました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

そのようにさせていただきます。  (奈須委員入室)

鈴木

次に、6第17号 横田空域返還が首都東京の飛行ルートに及ぼす影響を明らかにしてほしいと願う陳情の審査に入ります。  原本を回覧します。  (原本回覧)

鈴木

書記の朗読は省略します。理事者見解を求めます。

山浦

6第17号 横田空域返還が首都東京の飛行ルートに及ぼす影響を明らかにしてほしいと願う陳情。  本陳情について、陳情者は、2008年の横田空域の一部返還で、大田区での航空機の飛行高度が下がって、騒音影響が大きくなったことに加え、本年1月2日に起きた羽田の航空機事故後、横田空域が返還されれば事故が防げるという論調が目立つようになったとして、横田の空域やその返還が羽田空港に及ぼす影響を委員会で明らかにすることを、大田区議会に求めています。以上が陳情の趣旨でございます。  見解です。まず、陳情者は、横田の空域が大田区上空など航空機が飛行する高さを制限しているとしております。このことに関しまして、国には事前にフライトプランを提出し、承認された場合、横田空域内においても管制官の指示を受け、民間の航空機が飛行することは可能である旨を確認してございます。  次に、陳情者は、横田の空域が削減されたり、返還されれば、航空機の高度制限がなくなるとしています。このことにつきまして国に確認したところ、仮定の話にはお答えしかねるとした一方で、管制の関係もあるので、空域の削減・返還により航空機が自由な高度で飛行できるようになるわけではないとの回答がありました。  最後に、陳情者は、今回の羽田空港の航空機事故が横田の空域問題と結びつき、としています。こちらに関して国からは、事故原因については運輸安全委員会において調査中であるため、横田空域との関係、関連性について申し上げられないと回答がありました。  以上のことに加えて、国への確認の中において、羽田空港の発着回数は横田空域に制約を受けているわけではないことを確認しております。横田空域の返還と、機能強化の増便については、直接結びつくものではないと考えております。  また、横田空域に関する情報については、一義的には国と東京都が周知すべきものであると認識してございます。  なお、国並びに東京都に確認した範囲では、空域返還について、直近で新たな動きは見られませんでした。  その一方で、区としましても、横田空域についての正確な情報収集に努めるとともに、状況に応じ、区民に必要な情報については適切に提供してまいります。以上が見解です。

鈴木

それでは、委員の質疑をお願いします。

本多
本多大田区議会無所属

この陳情で、2008年に横田の空域が一部返還され、そして飛行機が低く飛ぶようになって、騒音などの影響が大きくなったという記述もあります。そして1971年以降、横田の空域は7度にわたり少しずつ返還、削減されてきていると聞いておりますが、どの段階でも結構なのですけども、そういった影響であるとか、騒音のデータでありますとか、もしお持ちであれば教えていただければと思います。

山浦

2008年の横田空域の一部返還で、大田区での航空機の飛行高度が下がったことによって騒音影響が大きくなったことは、事実として捉えております。

本多
本多大田区議会無所属

具体的なデータをお持ちでないということでよろしいでしょうか。

鈴木

区のほうでも、横田空域に伴います新ルートの関係で、内陸飛行調査というものを行わせていただいておりまして、その中で、高度の問題と騒音の問題で、例年にわたり調査のほうをさせていただいております。  いずれも、基準というのはこちらのエリアにはないところではございますけれども、継続して調査をしておりまして、騒音が発生するということはありますけれども、基準の中で収まる少なめの数値ということで、毎年経過観察をさせていただいているところでございます。

杉山

先ほど、横田空域の中でも、フライトプランを提出すれば飛行が許可されて飛べるという話があったのですけど。実際に、これまでフライトプランを出して、許可されて飛んだケースは何件ぐらいあるのですか。

山浦

そういったところについては、確認はできてございません。

杉山

確認ができていないということで、確認をしてください。私の知る限りでは、フライトプランを許可されたという部分は記憶してないのですけれども、自由に飛べるというのは、なかなか横田空域の中ではプランを出しても飛べないと思っています。私の見解です。

山浦

今回の機能強化により南風時の都心上空を通る場合のルート、一部横田空域にかかっているところがありますが、こちらは飛んでいるということは確認しています。

鈴木

杉山(こ)委員、先ほどの質疑は保留答弁ではなくて、確認を心がけるようにしてくださいという要望でよろしいですね。

杉山

はい。

田島
田島大田区議会自民・無所属

すみません、今、先ほど横田空域の返還の動きはないということの説明があったのですけども。つまり、この横田空域の返還の交渉というか、協議というか、そういったところは今は行われていないということでしょうか。

山浦

国、東京都に確認したところ、動きはないということです。

奈須
奈須大田区議会無所属

過去の横田の空域の変更です、返還とか、一部削減とか、いろいろな言い方がされていますけれども。それについて、大田区として意見を申し述べるということは行ってきている、あるいはできる関係にあるのでしょうか。

山浦

区としましては、状況を確認しているというところでございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

今ちょうどフライトプランのお話の中で、新ルートにおける一部横田の空域をかするというか、中に入りながら新ルートは通っているので。私も、このことについて国土交通省と外務省と防衛省にちょっとお話を伺ったことがあるのですけれども、国土交通省は全く関与ができていなくて。防衛省については、そういったことはないというか、話していないというお話だったのですけれども。外務省のほうは、話しているかどうかについても話せないということで、全く横田の空域について、私たちがそれをいいとか悪いとか、あるいはこうしてほしいとかという、そのルートが全くないということを感じたのですけれども。  だからこそ、こういった事前に影響があるかどうかについて知っておくということは、とても大切だなと思うわけなのですけれども。大田区として、例えばこの間、空域が少しずつ削減されてきている部分はあるのですけれども、これが低くなると飛行にどう影響するかとかいうのは、シミュレーションとかしたことはあるのでしょうか。

山浦

仮定の話になってきますので、特段行ってはございません。

奈須
奈須大田区議会無所属

仮定だとしても、空域がさらに広がるのか、小さくなるのかということについて、区民の影響ということは全く関心がないし、大田区としては全く見てないということでいいわけなのですか。

山浦

仮に横田の空域がなくなった場合、そもそも大田区の上空、KAMATルート、矢口小学校の上空辺りを通っている飛行機ですが、福岡ですとか、広島、長崎方面に向かう飛行機になりますので、KAMATルートを通らず、神奈川寄りに向かっていくのかと思われますので。仮定の話になりますが、騒音の影響は少なくなっていくものと考えてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

今、KAMATのお話があったのですけれども、KAMATというのは横田の空域の前回の削減によって設定されたものであると認識をしているわけですけれども。そうなると、そのKAMATというポイントもなくなるという意味でおっしゃっているのでしょうか。

山浦

仮定の話なのですが、神奈川寄りにルートを取ったほうが、先ほどお話ししたように、福岡、広島、長崎方面に向かう飛行機になりますので、飛行距離が短くなるものと考えてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

この間、見ていると、今福岡のお話をしていたのですけれども、たしか前回の削減のときには、KAMATを通って能登のほうです、北陸方面に行く航空機が、大田区で言いますと雪谷とか、馬込を飛ぶようになっていて、それがこれまでよりも低くなって飛んだので影響が出て、100件近い苦情が出てきたということがあると思うのですけれども。そうした過去の事実については、把握をしていないということでしょうか。

山浦

現時点で確認した中では、KAMAT上空を通るルートとしては、先ほど申し上げた、福岡、広島、長崎方面、こういった飛行機がKAMATルートを飛んでいると認識しています。

奈須
奈須大田区議会無所属

こちらで大体どう行ったらいいかというと、西の割と南のほうに向かうルートなので、逆に大田区の上を飛ばなくていいのではないかというのが、今のご答弁だと思うのですけれども。  それに加えて、山陰、ソウル、北京というのも飛ぶようになったと。それについては、幾ら空域が削減されたとしても、逆にショートカットで行く場合には、やはり言ってみれば新飛行ルートでなくなってしまった、神奈川都心北上ルートというものですね、あれは飛ばないとこれまで言っていたのに、今回のルートとは全く関係がないのに削除されてしまったということで、それについて大田区は認めているということになると、仮に横田の空域が今後何か変化があるとするならば、おっしゃっているように福岡、広島、長崎便については、逆に影響がなくなるかもしれませんけれども、山陰、ソウル、北京といった辺りの部分については、より大きな影響がある可能性もあると。当時、答弁のときにも、KAMATの上空というのは、福岡、広島、長崎、山陰、ソウル、北京とご答弁をいただいているので、そういった影響も踏まえてのご答弁だと思うのですけど、山陰のほうは忘れてしまったのですか。

山浦

先ほども申し上げましたように、現在、確認できる運用としては、福岡、広島、長崎方面と申し上げさせていただきます。

奈須
奈須大田区議会無所属

いいのですけど、これ平成25年3月の大田区の答弁の中では、KAMATのポイントの通過による変化ということで、福岡、広島、長崎に加えて、山陰、ソウル、北京ということを言っているわけなので。大田区は、ちょっと時間もたってしまったのか、忘れたのかもしれないのですけれども、こういう影響があると思いました。ちょっと今のところはこれで。

山浦

2023年冬ダイヤの運航状況の中での確認の中、北風運用時、南風運用時の新飛行ルート15時から19時以外の時間帯の運用で、福岡、広島、長崎方面という運用になっていると確認してございます。

鈴木

ほかに質疑はよろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

それでは、各会派に取扱いを伺います。  まず、自民・無所属からお願いします。

馬橋
馬橋自民・無所属

6第17号の陳情について、自民・無所属は不採択を求めます。  本陳情は、横田空域の一部返還が及ぼす影響について明らかにしてほしいと願うものですが、現在、国と東京都でそれらの情報は明らかになっており、区民が確認できる形で公表されており、陳情者の願意は達せられているものと考えます。  また、航空機の高度制限などに関しても、国や管制において、しかるべき形で調整が行われているものと考えており、大田区において、仮定の話にのっとって議論を進めることは危険であると考えます。  また、6第10号でも申し上げましたが、今年年初に発生した羽田空港の航空機事故については、現在、運輸安全委員会において事故調査が継続中であり、本陳情の理由にあるように、横田空域の返還と結びつけることは拙速であると考えます。よって、不採択を求めます。

鈴木

続いて、公明、お願いします。

田島
田島大田区議会自民・無所属

大田区議会公明党は、ただいま上程されました、6第17号 横田空域返還が首都東京の飛行ルートに及ぼす影響を明らかにしてほしいと願う陳情について、不採択を求めます。  横田空域の返還を検討している、また交渉しているとの情報は持ち合わせていないため、横田空域の返還が現実的な話ではなく、仮の前提条件で議論をすることは避けるべきであると考えます。  また、当該航空機衝突事故の原因は現在調査中であり、羽田空港の混雑と事故原因を拙速に結びつけることは避けるべきでもあることから、本陳情の不採択を求めます。

鈴木

続いて、共産、お願いします。

杉山

日本共産党大田区議団は、6第17号 横田空域返還が首都東京の飛行ルートに及ぼす影響を明らかにしてほしいと願う陳情の採択を求めます。  陳情者の趣旨は、2008年の横田空域の一部返還されたことで、大田区上空の飛行高度が下げられ、大田区の内陸部に騒音などの影響が大きくなっていることで、横田空域が全面返還されると、羽田空港共用と飛行ルート環境に及ぼす影響について、今から調査をし、区民に知らせることを求めています。仮定の話ではありますけども、調査・研究をするのは大事だと思い、この陳情の採択を求めます。

鈴木

続いて、維新、お願いします。

本多
本多大田区議会無所属

日本維新の会大田区議団は、6第17号 横田空域返還が首都東京の飛行ルートに及ぼす影響を明らかにしてほしいと願う陳情について、不採択を求めます。  陳情者は、横田の空域が返還されれば事故は防げるといった論調が目立つと、今回の事故が横田基地の空域と結びついているかのような内容に言及されておりますが、まず、事故の原因究明については、今なお運輸安全委員会において進められており、まだ何も結論などには至っておりません。  また、国は、羽田空港の発着回数は、横田の空域に制限を受けているわけではないとしており、横田の空域の返還と増便とは直接結びつくものではありません。  陳情者は、委員会や大田区議会に対して、影響を明らかにするようにと言及しておりますが、委員会においても、区においても、区の業務として行うのは困難であり、そして国も返還されればどうなるのかという仮説の話には答えられないとしております。したがって、本陳情は不採択を求めます。

鈴木

続いて、つばさ、お願いします。

松原

つばさ大田区議団は、ただいま上程されました、6第17号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  理事者見解で、羽田空港の発着回数と横田空域との関連性に関して、ないとの趣旨のご答弁がありました。現状、羽田空港に直接関係のない事項を、あえて調査・研究することは、本委員会、羽田空港対策特別委員会の役割ではないと考える次第です。

鈴木

続いて、フォーラム、お願いします。

東京政策フォーラム(都民ファースト・国民民主・無所属の会)は、6第17号 横田空域返還が首都東京の飛行ルートに及ぼす影響を明らかにしてほしいと願う陳情につきまして、不採択を主張します。  本陳情では、陳情者は、横田空域返還や削減により、大田区での航空機の飛行高度を下げ、騒音などに影響しているとしています。今後の横田空域の返還や削減の話は仮定によるものでありますが、理事者見解にもあるように、横田空域内においても管制官の指示を受け、民間の航空機が飛行することは可能と国はしていますが、一方で、また区は、国から管制の関係もあり、空域の削減・返還により、航空機が自由な高度で飛行できるようになるわけではないとの回答も得ています。  今後、横田空域について変化があったとしても、それをもって陳情者が心配するような状況にはないのではないかと考えております。  羽田空港の発着回数は、横田空域に制約を受けているわけではない旨も確認しており、横田空域の返還と増便が直接結びつくものでもありません。よって、不採択を求めます。

鈴木

続いて、立憲、お願いします。

小川
小川大田区議会無所属

立憲民主党大田区議団は、6第17号 横田空域返還が首都東京の飛行ルートに及ぼす影響を明らかにしてほしいと願う陳情は、不採択を主張いたします。  陳情者の意見では、横田の空域の返還が羽田空港に及ぼす影響を委員会で明らかにしてほしいとのようなことでございますが、返還されればという仮定の話でございますし、仮定に対する羽田空港への影響、いろいろな要因が重なるものでございますから、大田区独自で調査・研究し、区民にお知らせするのは、今の時点で非常に難しいと思います。  また、1月の事故に関しても、重ねて何度も言われておりますように、まだ運輸安全委員会からきちんとした報告がなされない中で、横田基地との関係などということを区のほうから言うのは、誤誘導にもつながる可能性もあり、基地問題と大田区への影響を心配する気持ちは十分理解できるのでございますが、仮定のことを考えますのは無理があるということで、不採択とさせていただきます。

鈴木

続いて、フェア民、お願いします。

奈須
奈須大田区議会無所属

フェアな民主主義、奈須利江です。6第17号 横田空域返還が首都東京の飛行ルートに及ぼす影響を明らかにしてほしいと願う陳情につきましては、採択を主張いたします。  大田区は、空港の沖合展開拡張という中で、内陸部に飛行させないという形で強く言ってきた時代がありました。それが今では、新飛行ルートにより首都圏の空を低空で飛行機が飛ぶように変わってきています。  ところが、これをもう少し丹念に追いかけると、沖合展開の後、横田空域の一部返還、その直後に第4滑走路の再拡張、再国際化、新飛行ルートによる横田空域の通過と管制の合意を経て、今日に至ります。  羽田空港の増便の背景には、横田の空域問題が切っても切り離せないのです。大田区は、目的は増便やコスト削減などかもしれませんが、常にその運用に横田空域の削減や管制を日本側が行えるようにするなどの変化があります。  横田の空域は、空域の返還で、あくまで基地の返還ではありません。空域が返還されるというのは、国民への返還というより、航空業界が飛べるという意味での航空飛行への返還であり、経済問題として進んできたと言っていいのではないかと思います。返還された後に、私たちがこの主導権を持つことは、非常に難しいのではないかと思います。  だからこそ今から調査・研究をしながら、横田の空域というものが、日頃の私たちの暮らしにどのような影響を及ぼすのかということ、これは飛行ルートの問題もそうですし、そのルートに変わったことによる経済的な影響もそうだと思いますが、それがまた環境、生活などに及ぼす影響についても、調査・研究をするというのはとても大切だと思います。  仮定のことはしないというご発言が、今回、今の審議の中でとてもたくさんありましたけれども、やりたいときには、いろいろなことについて丹念に調査をしながら、これが一番いいという形で提示をされながら、何かある種の決まったことのような、あるいは主権が及ばないからなのか、こうした問題については、仮定のことだからという形で、全くこの中身について事前に私たちが知ることもできないという現状には、主権国家としての在り方という意味でもどうなのかと思います。  増便、飛行ルートの変更については、空域の返還が同時に検討課題となっていて、新飛行ルートにおいても横田の空域という問題があったにもかかわらず、意外とすんなり、先ほど使用の許可みたいなことができていると言いましたけれども、飛べるようになっているわけです。航空機のスムーズな飛行に、横田空域の返還は欠かせない問題になっているようです。  ところが、空域と飛行ルートの問題は、いつも国や航空業界が先行し、住民や大田区議会は、結果の報告を余儀なくされている状況にあるのではないでしょうか。私たちは、今から横田空域が飛行ルートにどのように影響を及ぼすのか、主体的に調査し、考え、その姿勢を明らかにすることで、区民生活や経済を守るために主導権を持つべきであると考えます。陳情者の主張は当然であり、採択すべきです。

鈴木

これより採決を行います。本陳情を採択することに賛成の方は、挙手願います。  (賛成者挙手)

鈴木

賛成者少数であります。よって、6第17号は、不採択すべきものと決定しました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

はい、そのようにいたします。  次に、6第19号 羽田空港増便・新ルートの抜本見直しを大田区から国に求める陳情の審査に入ります。  原本を回覧します。  (原本回覧)

鈴木

書記の朗読は省略します。  理事者見解を求めます。

山浦

6第19号 羽田空港増便・新ルートの抜本見直しを大田区から国に求める陳情。  本陳情について、陳情者は、本年1月2日に羽田空港で発生した重大航空機事故の端緒が、国交省が2020年3月に強権的に導入した羽田空港増便・新ルートにあるとし、本施策の導入を企図し推進した国土交通省に対し、政策全般を安全を前提とした体制にリセットし、事故原因の究明、恒久対策を検討・合意の上で、絶対安全の羽田空港の運用を再始動すべきであることから、安全運航を至上命題とし、重層的な安全対策を確立した羽田空港運営に改めるよう国に求めることを、大田区議会に要望しております。以上が陳情の趣旨です。  見解です。まず、陳情者は、あたかも将来にわたって航空事故のない事業が約束されているかのごとく住民に説明し、羽田増便・新飛行ルートの導入を図ったとしております。このことに関しまして、国が公開している新飛行経路導入前の住民説明用資料にも、万一事故が発生した場合の補償についての説明があり、事故のない事業が約束されているというものではないと捉えております。  なお、当委員会でも説明させていただいておりますが、国は航空機の安全確保のため、何重もの安全対策を積み重ね、事故の発生を防ぐあらゆる取り組みを行った上で、新飛行ルートの導入に至っております。  次に、陳情者は、従来の飛行ルートは羽田住民、自治体と国との闘争と交渉を通じて、海から入り海へ出るの飛行ルートに結晶し、羽田空港沖合移転を通じて実現した。  また、新飛行ルートは、3年前、国土交通省が住民自治体との約束をほごにして、一方的に導入を強行し、現在に至っているとしています。  このことにつきまして、先ほど述べさせていただいておりますが、新飛行経路については、国が5年以上かけ、6巡にわたる説明会の実施、首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会で議論を重ねた結果を踏まえ、新飛行経路の導入を決定したと捉えております。  また、その運用については、航空機の性能、気象など様々な条件を設定し、シミュレーターによる安全性を確認し、航空会社に対して周知している点、実機飛行確認で新経路を運航したパイロット及び航空機の運航の専門家からヒアリングを実施し、安全性に問題ないことを確認している点、これらを総合的に勘案し、安全性が確保されているものと考えている旨を国に確認してございます。  最後に、陳情者は、現在も何が事故の原因かの特定がされていない。しかし、国土交通省は航空会社の利得を優先し、安全運航を下位に置き、空港の運用を再開する無責任な対応に走っているとしています。  先ほどと重複する内容ですが、事故の原因究明と再発防止については、最終的に運輸安全委員会の事故調査報告に基づき、抜本的な対策を講じると国に確認しております。  その一方で、国は、1月9日に航空の安全・安心確保に向けた緊急対策を公表した後に実施するとともに、運輸安全委員会の事故調査報告を待つことなく、さらなる安全・安心対策を講じるべく、外部有識者を含めた羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会を立ち上げ、この夏には中間的な取りまとめが行えるよう、さらなる安全・安心対策を講じるための取り組みを進めております。  以上のことから、新飛行経路については、国が安全の確保はすべてに優先しますと掲げているとおり、現在の羽田空港の運用も、安全を前提とした体制であることに変わりはないと認識しております。  また、区におきましても、これまで国に対し、区民への丁寧な情報提供のみならず、騒音対策、落下物防止対策を含む安全対策について要望してきているところでございます。あわせて、今回の事故を受け、1月5日付の区長から国土交通大臣宛ての申入れ文書において、本件について徹底した原因究明を行うとともに、再発防止を図り、航空安全対策の取り組みを一層強化されるよう要請しております。  引き続き、国が実施する安全対策等の取り組み状況を注視し、その検証や評価を含めたさらなる対策の強化・徹底に努めていくよう、国へ要望してまいります。

鈴木

それでは、質疑をお願いします。よろしいですか。  それでは、質疑は以上でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

では、各会派に取扱いをお伺いします。  まず、自民・無所属からお願いします。

柿島
柿島自民・無所属

ただいま上程されました陳情、6第19号 羽田空港増便・新ルートの抜本見直しを大田区から国に求める陳情の取扱いにつきまして、自由民主党大田区議団・無所属の会は、不採択を求めます。  本陳情は、本年1月2日に起きた羽田空港での衝突事故の原因が、羽田空港増便・新飛行ルートの導入にあるとして、抜本的な見直しを大田区から国に対して求めるよう要望する陳情でありますが、事故の原因に関しては、現在調査中であり、憶測や想像で原因を断定し、対応を決定するということは危険なやり方であると考え、新飛行ルートの見直しという陳情者の要望は拙速であると考え、採択しかねる内容であります。  陳情者は、安全運航を至上命題とし、重層的な安全対策を確立した羽田空港運営に改めるよう国に求めるよう述べていますが、新飛行経路について、国は安全の確保は全てに優先しますと掲げているとおり、現在の羽田空港の運用も安全を前提とした体制であります。  衝突事故の原因究明と再発防止策については、最終的には運輸安全委員会の事故調査報告に基づき、抜本的な安全対策が講じられるものと考えられます。  また、国は、1月9日に航空の安全・安心確保に向けた緊急対策を発表しており、1月19日には、運輸安全委員会の報告を待たず、外部有識者を含めた羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会を立ち上げるなど、さらなる安全・安心対策を講じるための取り組みを行っています。  大田区においても、本年1月5日付の区長から国土交通大臣宛ての申入れ文書において、本件について徹底した原因究明を行うとともに、再発防止を図り、航空安全対策の取り組みを一層強化されるよう要請しています。  区としては、運輸安全委員会による調査・解析、また国が実施する安全対策などの取り組み状況を注視し、その検証や評価を含めたさらなる対策の強化、徹底に努めていくよう国へ要望していくことが妥当と考えます。よって、本陳情については、不採択を求めます。

鈴木

続いて、公明、お願いします。

椿
椿大田区議会自民・無所属

大田区議会公明党は、ただいま上程されました、6第19号 羽田空港増便・新ルートの抜本見直しを大田区から国に求める陳情について、不採択を求めます。  先ほどの陳情6第10号でも申しましたが、空港全体の発着数と滑走路1本当たりの発着数によって、現在の状況が過密とは断定できませんし、増便が原因とも決まっておりません。本陳情にある、国土交通省が2020年3月に強権的に導入した羽田空港増便新ルートに、その発端があるとの記述は拙速と考えます。  また、あたかも将来にわたって航空機事故のない事業が約束されているかのごとく住民に説明し、羽田増便・新ルートの導入を図ったとの記述でございますが、国は5年以上かけ、6巡にわたり説明会を行い、運用に当たってはシミュレーターによる安全性の確認や実機飛行を行った上で総合的に勘案し、安全性が確認されていることを確認しております。よって、大田区議会公明党は、本陳情に対し、不採択を求めます。

鈴木

続いて、共産、お願いします。

杉山

日本共産党大田区議団は、6第19号 羽田空港増便・新ルートの抜本見直しを大田区から国に求める陳情の採択を求めます。  陳情者の趣旨は、2024年1月2日、夕刻に起きた羽田空港の事故から、安全運航を至上命題とし、重層的な安全対策を確立した羽田空港運営に改めるよう国に求めており、陳情者の趣旨を理解して、この陳情の採択を求めます。

鈴木

続いて、維新、お願いします。

本多
本多大田区議会無所属

日本維新の会大田区議団は、6第19号 羽田空港増便・新ルートの抜本見直しを大田区から国に求める陳情について、不採択を求めます。  陳情者は、あたかも将来にわたって航空事故のない事業が約束されているかのごとく住民に説明し、羽田増便・新飛行ルートの導入を図ったと言及しておりますが、住民説明会などにおいて、万が一事故が起きた場合の補償なども資料として説明しており、航空機事故がない事業を約束したという事実には当たらないと考えます。  また、新飛行ルートは、住民や自治体との約束をほごにし、一方的に導入とも陳情者は言及されておりますが、国が5年以上かけ、6巡にもわたり説明会なども実施しており、約束をほごにする、もしくは一方的な導入には当たらないと考えます。  一方で、陳情者の安全運航は至上命題との思いは我々も同じであり、国も安全確保は全てに優先するとしております。そして、本区においても、1月5日に区長より国土交通大臣に対し、原因究明、再発防止に関する要望書を提出するなど、既に様々な安全対策も講じており、本陳情は不採択を求めます。

鈴木

続いて、つばさ、お願いします。

松原

つばさ大田区議団は、6第19号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  陳情者の趣旨と理由に関しましては、理事者見解からも事実と大分認識が異なるというところを確認したところであります。また、6第14号の際にも申し上げましたが、完全に安全な社会をつくるというのは、なかなか難しいわけであります。陳情者の趣旨に記載のある、絶対安全の羽田空港の運用というのは、現実的には無理であると私は考えております。  しかし、その中においても、私も羽田地域の方々とお話しする中で、羽田空港とともにまちを発展させてほしいという声、たくさん聞いているところでもあります。やはり、この社会をより安全にするというのは当然のことではありますが、しかし、まちの発展もよく考えていかなければいけない、その加減をしっかりと我々が考えていく必要があるわけであります。  また、国に対して何かしら要望を行うにしても、今行っている事故調査の報告をしっかりと見極めなければいけない。もし国がこれに対して違う対応をするようなことがあれば、それは我々、しっかりと物を申さなければいけないと思いますが、現時点では、この調査結果を待ちたいと私は考えております。

鈴木

続いて、フォーラム、お願いします。

東京政策フォーラム(都民ファースト・国民民主・無所属の会)は、ただいま上程されました、6第19号 羽田空港増便・新ルートの抜本見直しを大田区から国に求める陳情について、不採択を求めます。  陳情者が羽田増便・新飛行ルートに際して、あたかも将来にわたって航空機事故のない事業などを約束して導入したとしていますが、国は導入時にも説明の中で事故時の補償などの話もしており、陳情者の意見は当たらないと思います。  新飛行ルートは、5年以上の説明会を開催し、様々な協議・調整を踏まえて行われたものであります。安全確保が最優先されるのは当然であり、今後も、区は国に対して安全な運航を求めていくものが必要でありますけれども、新ルートの見直しについての要望することは不適当と考え、不採択を主張します。

鈴木

続いて、立憲、お願いします。

小川
小川大田区議会無所属

立憲民主党大田区議団は、6第19号 羽田空港増便・新ルートの抜本見直しを大田区から国に求める陳情の不採択を主張いたします。  この陳情者も、6第14号と同じく新ルートの安全性を心配するもので、特に1月の事故から、改めて新ルートの見直しを求めるものでございます。  しかしながら、繰り返しになりますが、事故原因がまだはっきりと分かっていない、さらにこの理由のところにも、JAL機はA350型機で、国土交通省が新ルート開始に当たって推奨した機種であり、この事故機の炎上の速さ、消火活動を見ると、同機の安全性に懸念があるなどとも書いているところが、まだ事故原因及び専門家の意見等々がない中で、拙速に決められたことがちょっと盛り込まれているのも気になります。  したがいまして、この同じく新ルートに関しては、今後も区のほうでもしっかり見ていただく。そして国とともに会話を続けていくということは大事だと思っておりますが、区民とも会話が続くことが大事だと思います。それは間違いありませんが、この陳情に関しては、不採択でお願いします。

鈴木

続いて、フェア民、お願いします。

奈須
奈須大田区議会無所属

フェアな民主主義、奈須利江です。6第19号 羽田空港増便・新ルートの抜本見直しを大田区から国に求める陳情につきまして、採択を主張いたします。  衝突事故を契機に、増便と飛行ルート変更を見直すことを求める陳情です。事故を契機に、空港の在り方を見直すのは非常によい機会だと思います。先ほどの陳情の討論でも申し上げましたが、大田区は、空港の沖合展開拡張という中で、内陸部に飛行をさせないという形で強く言っていた時代があったわけです。それが、今では新飛行ルートにより首都圏の空を低空で飛行機が飛ぶように変わってきています。  ところが、これをもう少し丹念に追いかけると、横田の空域の関係もあるわけです。そして、これらは、航空業界が、航空機をより効率的に首都東京の空を飛行するためという経済的な理由から進められてきました。大田区の空の上を飛ばなくなった沖合展開すら、羽田空港の離発着の容量を、結果増やすことになっています。  沖合展開、横田空域一部返還、再拡張、新飛行ルート、確かに空港とともに、大田区は、いっときはその経済的な豊かさを共有し、共に発展してきたと思います。空港が大田区羽田にあることで、飛行機を飛ばすために必要な乗務員や乗客の必要とする物やサービスの供給の一部を大田区が担ってきたからです。物流の拠点としての役割も果たしています。大勢の人と物が行き来する羽田空港のある大田区ですが、今、私たち大田区民は、どこまでその豊かさを実感できているでしょうか。  かつて西野大田区長は、第4滑走路ができる前、2002年6月の第2回定例会で、こういう答弁をしています。やはり羽田空港の置かれた立場が、20年前、我々が撤去決議をした段階から、一歩条件変化をしてきている。第3空港もつくろう、それから国際線も入ろうと、そういう条件の変更がありますから、当然、我々はいつまでもここまでは私の土地で、あなたは駄目だというよりも、羽田空港という機能が地域社会といかにうまく共存でき、そして雇用の問題であるとか、産業育成の問題、これは経済です。あるいは、区民の憩いの場、これが環境とか区民生活への影響だと思います。そして整備の問題、これは安全面のことをおっしゃっているのだと思います。とか、そういうものとうまく整合が取れるか、こういうことが問題だと思います。こういう答弁があります。  大田区も区議会も、空港撤去決議のときから、空港が要らないと言っているわけではなく、安全と快適な生活環境が確保されない限りと言ってきたわけです。  今、空の日は、航空事業と地域の共存・共栄を目的に開催されていますが、この共存・共栄という言葉も少しずつ変わってきたように思います。以前は、空港と地域、あるいは地域住民と言ってきたわけですが、これがいつの間にか航空事業と地域に変わってきています。最近では、空の日は、航空事業と地域の共存・共栄を目的に、航空事業者が中心の実行委員会が主催となって行うものになっていると委員会で説明するようになっています。この説明に、空港の共存・共栄が地域住民と離れ、空港を使って航空事業を行っている方たちのものであるという、大田区の意識の一つの表れのように感じます。  これまで大田区が共存・共栄と言ってきた背景には、空港立地自治体として環境基準などが守られたとしてもではありませんから、様々な影響も少なからず被るとしても、それを上回るだけの共栄があるから、共存をよしとしてきたのではないでしょうか。  羽田のまちでのクリーニングやお弁当の仕事を受け、空港ターミナルやホテルなどへの納品、受発注があって、空港が近いから、蒲田や区内を訪れる人や宿泊する人が増える、そうやって私たち区民は共栄できるから、共存していこうと思ってきたのだと思います。  ところが、それらも全て大手が担うようになり、区内の中小企業や個人事業主が潤うことも少なくなってきています。それは空の日の実行委員が、航空事業者が中心になっていることからも明らかだと思います。  しかも航空事業者に雇われている方たち、皆さんが共栄できているかといえば、残念ながら、そうもなっていないと思います。低賃金で航空関係で働く方も少なくありません。臨海部の物流や倉庫に携わる仕事の中には、不安定で低賃金な労働も少なくありません。私たちは、増便とは何だったのか、増便とは誰のためだったのか、本当に羽田空港と区民は共存・共栄できているのか、大田区は共存・共栄を念頭に国との交渉をしてきたのか、改めて考える必要があるのではないでしょうか。増便の際に説明したからいいという意見もありますが、国の説明は国民に届いたでしょうか。そうした意味では、区民、議会を含め、民主主義における説明責任の在り方も考えなければならないと思います。  オープンハウス型の説明会、住民の共感を得られるような教室型説明会が行われなかったという部分も非常に問題だったと思います。  こうした点を踏まえると、この陳情は採択をすべきであると思います。

鈴木

これより採決を行います。  本陳情を採択することに賛成の方は、挙手願います。  (賛成者挙手)

鈴木

賛成者少数であります。よって、6第19号は、不採択すべきものと決定しました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

はい、そのようにいたします。  本日は、以上で陳情の審査を終了します。  続いて、調査事件を一括して上程します。  所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いします。

山浦

私からは、資料番号37番から39番、3件続けて報告いたします。  資料番号37番、羽田空港の機能強化についてご報告させていただきます。こちらは航空機騒音の短期的測定結果(2023年8月実施分)となります。  おめくりいただきまして、地図がございますが、左下に大田区の測定地点、東京都下水道局東糀谷ポンプ所がございます。測定地点の全体では17か所となってございます。  測定期間は、8月1日から8月7日の1週間。  次のページが、測定地点ごとの一覧表となっております。東京都下水道局の東糀谷ポンプ所については、上から6段目に記載されております。  その次のページで東糀谷ポンプ所の測定結果を抜粋してございます。結果としまして、大型機の実測値の平均が71.9デシベル、中型機の実測値の平均が71.2デシベル、小型機の実測値の平均が70.1デシベル。機体サイズを区別せずに算出した実測値の平均が、70.7デシベルとなっております。  続きまして、資料番号38番、例月の東京国際空港におけるゴーアラウンドについて、国から提供を受けた内容をご報告するもので、今回の報告は令和5年12月と令和6年1月分となってございます。  まず、12月分の報告となります。資料右上の表、月別の内訳をご覧ください。12月は、A滑走路北向き着陸に伴うゴーアラウンドは5回あり、そのうち区内上空通過は2回。B滑走路西向き着陸に伴うゴーアラウンドは16回あり、そのうち区内上空通過は3回。  なお、左側の表は、令和5年の1月~12月までのゴーアラウンドの理由別割合で、下に円グラフでもお示ししてございます。  次のページが、12月分のゴーアラウンドの内訳となっております。  また、おめくりいただいて、次のページが、令和6年1月分の報告で、A滑走路北向き着陸に伴うゴーアラウンドは7回あり、そのうち区内上空通過は4回。B滑走路西向き着陸に伴うゴーアラウンドは9回あり、そのうち区内上空通過は7回。  次のページが、1月分のゴーアラウンドの内訳となっております。  続きまして、資料番号39番、南風運用(15時~19時)に関わる騒音測定状況等についてご報告させていただきます。  こちらは騒音状況及び滑走路別離発着回数について、国から情報を受けた内容を報告するもので、今回は令和5年11月、12月分でございます。  まず、測定地点別の騒音状況についてご報告させていただきます。大森第五小学校では、最大値は11月から順に67.3デシベル、70.3デシベル。最小値は、11月から順に58.5デシベル、57.2デシベル。平均値は、11月から順に62.4デシベル、62.8デシベルでした。  羽田小学校では、最大値は11月から順に85.1デシベル、84.2デシベル。最小値は、11月から順に62.8デシベル、63.5デシベル。最小値は、11月から順に74.6デシベル、74.4デシベルでした。  項目2、滑走路別離発着回数についてでございますが、11月、12月分のA、B、C、各滑走路の離発着回数は、記載のとおりでございます。

鈴木

私からは、資料番号40番、令和5年10月、大田区航空機騒音固定調査月報についてでございます。  例月のとおり、大田市場、中富小学校、新仲七町会会館の屋上での航空機騒音測定結果でございます。  ご覧いただきますとおり、全地点で航空機騒音の環境基準は達成をいたしておりました。  次に、航空機1機ごとの騒音の測定結果でございますが、80デシベルを超過した最大値につきましてご説明を申し上げます。  大田市場の最大値83.3デシベルは、10月19日、16時39分に計測されておりまして、原因は新飛行経路の運用により小型機が付近を通過したためとの回答を受けております。  中富小学校で最大値が80デシベルを超えたものはございませんでした。  新仲七町会会館の最大値87.8デシベルでございますが、10月14日、16時7分に計測されまして、原因は新飛行経路の運用により大型機が付近を通過したためとの回答を受けております。

八木

私からは、産業経済部資料41番、羽田イノベーションシティにおける取組報告についてをご報告いたします。  まず、項番1、今後の主な予定等でございます。(1)として、HICity全体のものとして、空港循環バスの運行開始のご案内でございます。本件は、HICityの運営事業者の羽田みらい開発株式会社と羽田エアポートガーデンの運営事業者である住友不動産商業マネジメント株式会社の連携した取り組みとして、本年2月5日から運行が開始されております。  料金は無料で、資料に記載のルートで11時台から18時台にかけて、HICityと羽田エアポートガーデン間は1時間に最大1往復半程度、ターミナル循環部分については、おおむね1時間1周程度の頻度で運行をしております。  なお、各ターミナルにつきましては、降車のみとなり、乗車はできないとのことでございます。詳細につきましては、各事業者のホームページ等でお知らせしておりますので、ご確認くださるようお願いいたします。  続いて、(2)区施策活用スペースの今後の予定でございます。ア、ピオパークでのイベント関係ですが、(ア)は、3月4日に開催いたします、ヘルスケア関連フォーラムでございます。こちらは多摩川対岸の川崎市と連携し、実施するもので、HICityと川崎キングスカイフロントのヘルスケア関連企業の取り組みの相互紹介や、先端医療研究センターの見学会などを行います。  今回は、関係者のみでのクローズのイベントでございますが、今後、HICityとキングスカイフロントに共通する健康医療関連の連携を進め、広く皆様にご参加いただける形でのイベント等も調整してまいります。  ページをおめくりいただき、(イ)から(エ)において、大田区産業振興協会が主催、または事務局を務めますセミナーなど3件を。また、イにおいては、ピオパークでのショーケーシングをご紹介させていただいております。  再びページをおめくりいただき、項番2、直近に実施した主な催し等でございます。今回のご報告では、区施策活用スペースで開催された交流会等、2件を記載しております。いずれも区内企業の取引拡大等につながる取り組みとして認識しており、今後もこうした取り組みを展開するよう、大田区産業振興協会と連携し、進めてまいります。  最後に、前回の当委員会において、民間事業者による独自の取り組みではございますが、HICityから羽田空港第3ターミナルまでの自動運転バスを、本年1月から3月での運行を予定している旨のご報告をしておりましたが、車両のメンテナンスのため、本日時点で運行が開始されておりません。現在、最終調整の段階と聞いてございますけれども、改めて運行開始の際は、HICityのホームページやSNS等でお知らせしてまいります。

鈴木

それでは、質疑に入ります。順番に行きます。まず、資料37番、機能強化について、いかがでしょうか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

続いて、38番の、ここから月例です、ゴーアラウンド。

杉山

12月のゴーアラウンドの2ページ目、3番目の12月11日です、トーイング機の滑走路離脱遅れと4番目の先行到着機の滑走路の離脱遅れ、あと14番、15番も同様の先行到着機の滑走路離脱遅れです。20番目のトーイング機の滑走路離脱遅れのためということで、やはり報告だけですので、どういう状況でこういうことが起こったのかというのは、詳細は分かっていますでしょうか。

山浦

一つ一つの要因は確認できてはいないということですが、発生原因としては、風の影響によって飛行機の速度が低下しているだとか、大型機の着陸後の滑走距離が長くて、誘導路まで入るのに時間を要している場合などもあると聞いてございます。

杉山

それは先行到着機のものですよね。トーイング機の部分はどういう理由ですか。

山浦

滑走路横断機、トーイング機の滑走路離脱が遅れて、滑走路上の管制間隔を取る必要があったことから、着陸復行を行ったと聞いてございます。

杉山

滑走路を横断するトーイング機ということで、トーイングタグ車で飛行機を引っ張っていく、そのときに滑走路を横断するときに、やはり時間がかかって、滑走路を占拠している時間が長かったので、降りてくる飛行機が危険を感じるということでゴーアラウンドということでよろしいでしょうか。

山浦

こちらがトーイング機だったのか、また、それ以外の滑走路を横断する車両等だったのか、そこまでは確認できていません。

杉山

はい、分かりました。あと、1月の部分で、2番から6番です、同じ時間帯で5機がゴーアラウンドしたのですけども。この異物報告ということで、どのような異物だったのですか。

山浦

竹ぼうきのようなものが落ちていたと聞いてございます。また、どうしてかということを確認したところ、そこまでは確認できてないという報告を受けております。

奈須
奈須大田区議会無所属

ゴーアラウンドの1枚目のところの右の表で、これ1年間のA滑走路北向き着陸とB滑走路西向き着陸についての月別のゴーアラウンドの回数で、そのうち区内の上空を通過した数というのがあるのですけど。これ今手元に資料がないのですけど、この間のゴーアラウンドの数を、ちょっと数字で今、私、拾っているのですけれども。昔は、A滑走路のほうがゴーアラウンドの数が多くて、B滑走路が少なかったのに、今は逆転しているのです。どうしてかと思って。それとは全く別に、A、B、C、D滑走路の離発着数という、ゴーアラウンドとは全く別のデータがあったので、何かそれで見てみると、B滑走路の着陸が増えていて、D滑走路が何か少なくなっているという印象があって。そもそもの数がB滑走路のほうに集中しているために、ゴーアラウンドも発生が大きくなっているのではないかとちょっと思ったのですけど。私も思い違いだったら、そこも含めてご指摘いただきたいのですが。D滑走路よりもB滑走路をたくさん使うような運用に変わってきているのでしょうか、着陸は、南風のときに。

山浦

すみません、現在、そこまで国に確認できてないところでございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

ぜひ私も、もうちょっと資料をきれいに整理して、傾向がつかめたら、またご指摘させていただきたいと思うのですが。前に国に聞いたときにも、そんな資料はないとか言って、何か逃げられてしまったのですけど。  でも大田区の羽田空港の毎年の冊子の中に、ちゃんと各滑走路別の離発着数は出ていましたので、それとこのゴーアラウンドの数をこうやって比較すると、便数が増えて、それに伴ってゴーアラウンドが増えているのかどうなのかというのが、ちょっと分析として分かるような感じなのですが。もちろん便数が増えていることもあるのですけど、どうもBの滑走路の着陸に、よりするようになってきてるなという感覚がありますので、その辺りは国に確認できたら、確認をお願いしたいと思います。

鈴木

続いて、資料番号39番。

田島
田島大田区議会自民・無所属

今回この測定地点、大森第五小学校、羽田小学校とも、11月から12月に、この年間の最大値が出ているのですけれども。この点は、ちょっと南風運用とかだと、夏というイメージがあるのですけれども、この11月、12月から大きい値が出たというのは、何か区のほうで分析されていらっしゃいますでしょうか。

山浦

11月、12月の南風の運用の日にちの割合としては、11月が13日、12月が10日間ありました。最大値につきまして、大森第五小学校、12月が年間を通して70.3デシベルという一番大きな数字が出ておりますが、過去の数値を見ますと、2021年5月に74.2デシベルという数字もございました。  羽田小学校ですと、やはり11月に年間で一番大きい85.1デシベルという数字になってございますが、こちらも2020年5月の時点で、85.7デシベルという数字があったことが記録されてございます。

田島
田島大田区議会自民・無所属

ちょっとこの最大値、過去に5月にもあったということなのですけども、今回は11月ということで、ちょっとあまりイメージしづらい、夏かなとちょっと思ったのですけど、冬に大きい音が出るというのは、何か原因は分析とかはされていらっしゃるのでしょうか。

山浦

騒音の出方というところになりますと、夏、冬というところよりも風の向きですとか、飛行機、機材の荷物の積載ですとか、乗客の乗り方、また天候等によって燃料が増減するということも聞いてございますので、そういった時々によって重さも変わってきますし、風向きで音の流れ方なども変わってきますので、時期もある程度は関係あるかと思いますが、個別の事由のほうが大きくなってくると考えております。

田島
田島大田区議会自民・無所属

これは国が設置している、たしか測定局だと思うのですけれども。国のほうも、当然これはデータを持っているかと思いますので、ちょっとその辺り個別の案件、条件があるかもしれないということなのですが、ちょっとその辺りは国のほうとも、ちょっと今後しっかりと分析して、騒音を抑えるように、ぜひ要望していただければと思います。要望です。

奈須
奈須大田区議会無所属

すみません、ちょっと差し出がましいようなのですけど、今の指摘はすごく何か大切なことをおっしゃっているなと思ったので、私もぜひ知りたいです。何か夏のほうが騒音が多いという印象があるのですけれども、最近は貨物室で貨物を運ぶということも行っておりますし、今重量のご指摘もありましたけれども、何が重量が重くなる原因になっているかなども含めて、騒音がこうやって大きく出るということになると、いろいろな方面からどうやったら抑止できるかなというのは関心がありますので、よろしくお願いします。

鈴木

では、続いて、環境清掃部に移ります。40番です。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

では、最後、産業経済部、41番に行きます。

奈須
奈須大田区議会無所属

すみません、本当に基本的なことで、また申し訳ないのですけど。1番の(1)のHICityの循環バスと、先ほど運行するはずだったのにできなくなったバスということなのですけれども。これは同じ種類のもので、ルートが違うだけのものなのかというのと。いわゆる公道を走るバスということになった場合に、いわゆる民間の業者が行うような認可のようなものは取っているのか、それとも無料だからということで何か別扱いになっているのか、ちょっとそこのところをお願いできますか。

八木

まず、1点目の部分ですけれども。今回ご報告申し上げたものは、通常の自動運転バスではなくて、普通のバスの運行の部分です。  最後に口頭で申し上げた、前回報告したものは自動運転バスの実証ですので、全く別のものでございます。相互の影響とかも特段ございません。運行形態については、すみません、民間事業者の取り組みですので、ちょっと詳細は把握してないのですが、所要の手続を行って運行できていると考えてございます。

奈須
奈須大田区議会無所属

新たな路線バスができているという、いわゆる有料で民間を運行するものなのか、よくデパートなんかで駅の前までお客様をお迎えに来るような、ぐるぐる回るのがあるのですけど、どういう形なのか。

八木

今回、無料での部分になりますので、ご発言があった後者のほうのものかと考えております。

奈須
奈須大田区議会無所属

同じこの報告で別の部分なのですけど、(2)のアの羽田イノベーションシティのヘルスケアのフォーラムとか、ほかの部分もちょっと関係するのですけれども。  さっきの陳情の審査とも関係するのですが、羽田空港があって、だからこそここで産業支援ということで、大田区は積極的に取り組んでいるという位置づけだと思うのですけれども。それがどこまで区民にというか、広く、区民だけではなくてもちろんいいのですけれども、区民も含めて広く還元させていくのかと。しかも国ではありませんから、その範囲というのは、できるだけ最終的には区民に還元される形がいいのかと思ったときに、これ何か関係者のみとなっていて、あれ何でなのと思ったわけなのですけれども。ほかのも含めて、ご報告いただいていて、いろいろ積極的に取り組まれているのだろうなとは思いますけれども、どういった方たちに、どういった形で広報しながら、結果としてどのぐらいの影響、何人参加したとか、その辺りも含めてご報告いただければと思います。

八木

今回のこのヘルスケアフォーラム、クローズの部分については、今回、まずHICityで健康医療関係の取り組みをしていらっしゃる事業者と、対岸の川崎で健康医療分野の取り組みをされている事業者同士が、お互いにどんなことをやっているのかを知ろうということでのきっかけづくりとしてのイベントになってございます。  今後、もちろんそういった部分で企業間連携ですとか、広くものづくり企業との医工連携を含めて、そこはしっかりやらないといけないと思っていますので、そういった立てつけのものなども一緒に検討していって、その際には、区内のものづくり企業の皆様にも広くお声がけして、どんどん参加していただきたいと思っております。  全体的な部分のお話については、モニタリングの際にもご報告を申し上げましたが、我々、この羽田イノベーションシティでの取り組みの部分については、区内への経済波及がしっかり行われているか、それは理論値上の計算の部分もございますが、それ以外にも、実際に区内の企業の皆様の取引拡大にどのぐらいイベントを通じて発展したのか、そういったところも現場に常駐しております大田区産業振興協会を通じて、数字の確認もさせていただいているところです。  あわせて、ものづくり以外の部分についても、区内への回遊に向けた働きかけ、HICityの中で様々な大田区の魅力の部分もお伝えしていったりですとか、そういったことで区内消費につながるような取り組み、そういったものも事業者と区自身もしっかり主体的に取り組んでいく必要があると思っております。  いずれにせよ、しっかりとこのまちが区内の区民、また区内事業者の皆様に具体的によい影響をしっかり生み出せるように取り組んでいきたいと考えております。

奈須
奈須大田区議会無所属

オープニングの式典に参加させていただいた感じでも、皆さん、すごく積極的に交流をしていらして、これを何とか一つのビジネスの発展のてこにしていければなという意気込みのようなものをすごく感じたのですけれども。  逆に言いますと、その場にいない方たちというのは、どんどんそこから離れていってしまうという気持ちもありますし。確かに川崎市とのということでは、とても大切かもしれませんけれども、区内にも医科大学ということですけれども、医療系の病院はあり、そこには大学もあるわけですから、参加の仕方がリアルなのか、バーチャルなのかというか、ZOOMのようなものでやるのかも別にしても、いろいろなところに機会を広げられるような仕組みはつくっていただきたいと、これは要望しておきます。

椿
椿大田区議会自民・無所属

ちょっと奈須委員にかぶるところがあるのですけども、この中の(2)の2ページ目の左側(イ)、(ウ)、(エ)というところで、いろいろな催し物というところで、対象というところが、各(イ)、(ウ)、(エ)で書いてあるのです。  その中で、大体大田区産業振興協会というところが中心になって展開していただくとは見えるのですけど、どんなイメージで大田区産業振興協会が、区内の例えば(ウ)だったら区内中小企業、(エ)も区内中小企業、テーマに関心のある企業とか、どんな展開をされているのか、ちょっとここでお聞かせいただければ聞きたいと思いました。

八木

特にこの(イ)と(エ)の部分は、事務局は大田区産業振興協会と記載をしてございますが、これは区内のものづくり企業で、羽田イノベーションシティでの学びを通じて、どんどんビジネスチャンスを拡大したいという方々がHANEDA共創プラットフォームというのをつくっております。その中に、今回申し上げた自社商品のつくりかた勉強会ですとか、そういったものが含まれておりまして。そこにそれぞれテーマごとに大体50社前後、参加をされて、第8回とか第5回とかありますけれども、それぞれの勉強会に参加されているという状況です。  そういった意欲を持って、自らこういう観点でビジネスチャンスを拡大したいという方を、羽田に常駐しております産業振興協会の羽田室が中心になって、その取り組みを様々なセミナーの講師も含めて、どういう観点で検討していくと、より学びがビジネス拡大に向けた知見が得られるかと、そういったところをサポートしながらやっていると考えています。

椿
椿大田区議会自民・無所属

その中で(イ)につきましては、ものづくり企業だけではなくて、メーカー、小売、卸売とかいろいろあるので、これでいくと産業振興協会以外のところも結構対象としてあるのかと思ったのですが、その辺、何か答えられる範囲で結構です。

臼井

こちらについては、従来、ものづくり企業が受注等を受けて、それを納めるというモデルから、自社でまさに価格を設定して売り出す物を作りたいという意欲を持った方がもともと中心になりまして。では、そういった分野を独自だけで極めるよりも、既に販売をしているメーカーだとか、卸などとも一緒に勉強することによって、少しでもビジネスチャンスを広げようということで、産業振興協会が事務局になり、様々な製造業以外のほうにもお声かけをして集まっていただいている、そのような状況と捉えていただければと思います。

椿
椿大田区議会自民・無所属

そこで、いろいろな協会とか大田区の中にあるのですけど、協会の中で目立つところと目立たないところ、企業はやはり付き合いの濃い薄い、濃淡はあるのです。さっきちょっと奈須委員もおっしゃっていましたけど、やはりこういった情報が行き届く、行き渡るような、取りこぼしがないような、チャンスはどこでもあるという、そういったところを要望としておきますので、取り組みをよろしくお願いいたします。

杉山

最後のページの直近に実施した主な催し等で、1番の部分で、磐田市と川崎市の関係団体と自治体間の企業紹介ということで、どのぐらいの業種が参加して、どういう業態が参加したのかと、ちょっと教えていただきたいです。

八木

こちらのイベントにつきましては、参加者、トータルの規模としては、60名強と聞いてございます。その中で大田区の実際の区内企業の皆様の企業については、30名前後で。ほかの自治体、ここに記載がございます、磐田市ですとか、川崎市につきましても、それぞれ企業の皆様といったところが20名前後。あと、当然、自治体の関係者もございますけれども、そういった内訳と聞いてございます。

杉山

すみません、業種としては、どのような業種がありますか。

八木

すみません、ちょっと詳細は今手元にございませんが、基本的にはものづくり系の企業が集まりまして、それぞれが各事業者のプレゼンですとか、交流というところでされたと報告は受けてございます。

杉山

ものづくり系ということで、やはり区内の事業者にも取引が拡大するような、こういう部分を進めていってほしいと思います。  それから、区活用スペースの17ブースで、まだ入居が決まったかどうか教えてください。

八木

残念ながら、まだ決まっておりません。今週も私のところに報告が来ている限りでは、4社ほど新たに内見をされて、来週も1社ございますけれども、いずれも最終的な契約には至っておりません。

杉山

ずっと空き家だと、やはり収入を得ないといけませんので、しっかりと結びつけていただきたいということを要望しておきます。

小川
小川大田区議会無所属

この企業の人しか入れないような催しなのですけど、例えばこどもたちとか、あと理系の大学の多い大田区におきまして、この前、東京工業大学もロボットで優勝したりしていましたけれども、そういう方々のこういうイベントというか、こどもというか、今後に向けた大田区のこどもたちとか、あるいは大学生の何か意見を交換する場とか、そういうことに提供するようなイベントは、今後考えておりますでしょうか。

八木

今回というか、この資料でのご報告はたまたまございませんけれども、様々なイベントの中では、当然小さいお子様向けであれば、プログラミングの体験でしたり、あと実際にパソコンを分解してみようなんていうイベントですとか、そういったものがあります。この区施策活用スペースも当然なのですけれども、それ以外にも街区全体でも様々ロボットの分野で最先端を走っていらっしゃるテナントもいらっしゃいますので、そういった企業のご協力もいただきながら、未来を担っていくようなこどもたち向けのイベントも実施をしてございます。  学生につきましても、例えば実証実験をやってみたいとかいうことであれば、実際に研究されている物を、この街区の中で何か試されているような姿も拝見をいたしますし。当然、そういったイベントについても、区施設活用スペースの中にニーズがございましたら、しっかり展開されていくと思っております。

小川
小川大田区議会無所属

要望になりますけれども、大田区は理科教育にも力を入れておりますし、そういうのを前に出すために、ここはいいスペースではないかと思いますので、駅も近いし。なので、そういう方々の要望に企業の方のみも良いかもしれないですが、よろしくお願いします。

鈴木

ほか、いかがですか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

それでは、本日は以上で質疑を終結し、調査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会最終日に、議長宛て継続調査要求書を提出ことにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木

そのようにします。  最後に、次回の委員会日程について確認します。次回の委員会は、4月16日、火曜日、午前10時から開会します。よろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり)

鈴木

それでは、そのようにいたします。  以上で、羽田空港対策特別委員会を閉会します。                午後0時26分閉会