// 発言者(12名)
// 発言(65件)

ただいまから文教常任委員会を開会いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それでは、1報告事項の聴取に入りたいと思います。 まず、(1)令和六年第一回区議会定例会提出予定案件(中間日)について、報告①令和五年度世田谷区教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書の提出について、理事者の説明をお願いいたします。
それでは、令和六年第一回区議会定例会の中間日報告を予定してございます令和五年度世田谷区教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書の提出について、御説明させていただきます。 資料を御覧いただければと思います。まず、1の主旨でございます。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第二十六条の規定に基づきまして実施いたしました世田谷区教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果につきまして、同法第二十六条第一項により、毎年、区議会に報告書を提出するものでございます。なお、本件につきましては、教育委員会で御議論いただき、決定されたものでございます。 次に、2の点検及び評価の目的でございますが、(1)は教育委員会の主な施策や事務事業の取組状況について、進捗状況、課題及び今後の取組の方向性を明らかにすることにより、効果的な教育行政の一層の推進を図ること、また、(2)は教育委員会自らが行った点検及び評価の結果について報告書を作成し、これを区議会に提出し、公表することにより、教育委員会の責任主体の明確化を図り、開かれた教育委員会を推進することでございます。 3の点検及び評価の対象につきましては、第二次世田谷区教育ビジョン・調整計画の二十二の取組み項目を対象としてございます。 また、4として記載しているとおり、点検及び評価を実施するに当たりまして、法の規定である教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るために三名の学識経験者を委嘱してございます。お三方とも昨年度から引き続きの委嘱となってございます。 点検及び評価の結果につきましては、資料二ページ以降の評価報告書としてまとめてございます。 資料右上のページ番号で、六ページを御覧いただければと思います。点検・評価の対象となる調整計画の取組み項目の一覧となります。取組み項目、地域が参画する学校づくりから、次の七ページでございますけれども、一番下に書かれております開かれた教育委員会の推進までの二十二の取組み項目ごとに点検・評価を行ってございます。 資料八ページ以降、七二ページまで、取組み項目ごとに取組みの方向、将来につながる姿、令和四年度から五年度の取組み内容、また、令和四年度の課題等を踏まえた令和五年度の実績、こちらに加えまして、来年度からスタートを予定してございます教育振興基本計画につなげる視点と、改善に向けて取り組む視点となる課題と方向性等まで、それぞれ取組み項目ごとにまとめてございます。 また、七三ページ以降には、三名の学識経験者からの総括的な御意見を掲載してございます。 一ページにお戻りいただければと思います。最後に、6の今後の予定でございます。冒頭申し上げましたように、三月に区議会へ報告書を提出した後に、区ホームページ、区政情報センター等で公表する予定でございます。 御説明は以上でございます。

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

では、次に(2)令和五年度補正予算(当委員会所管分)について、理事者の説明をお願いします。
それでは、令和五年度補正予算の当委員会所管分につきまして御説明させていただきます。なお、本補正予算は、第一回区議会定例会に御提案し、企画総務常任委員会において審議をお願いしている案件でございますが、その中で、教育委員会の所管事項に係るものについて御説明するものでございます。 資料の令和五年度補正予算(案)概要を御覧ください。まず、一般会計補正予算(第六次)でございます。資料右上のページ番号で、七ページを御覧ください。一般会計部別一覧の表となりますが、表の下から二番目に教育委員会事務局の補正額が百万円単位で記載がございます。補正額は一億六千四百万円の増額となりまして、財源内訳として、特定財源が二億七千六百万円の増、一般財源は一億一千二百万円の減となってございます。 続きまして、当委員会所管分の個別事業の補正内容及び繰越明許費の補正内容、債務負担行為の補正内容につきましては、右上のページ番号、一〇ページ以降に記載のとおりでございます。 簡単でございますが、報告は以上でございます。

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

では、(3)世田谷区文化財保護条例に基づく文化財の登録及び指定について、理事者の説明をお願いいたします。
それでは、世田谷区文化財保護条例に基づく文化財の登録及び指定につきまして御報告いたします。 1主旨ですが、世田谷区文化財保護審議会から登録、指定にふさわしい旨の答申を受けましたことから、四件の登録及び指定と、四件の登録を行いましたので、御報告するものです。 資料一ページ、2文化財の概要と、三ページ以降の資料1から3を併せて御参照ください。 初めに、登録及び指定有形文化財の堂ヶ谷戸遺跡出土の顔面把手付土器です。当該土器は、令和二年三月に調査が完了しました堂ヶ谷戸遺跡の第六十一次調査におきまして出土しました。口縁部に顔面装飾のある把手を配していることから、顔面把手付土器と称されております。顔面部と胴部がともに遺存した形での出土は区内で初めてであり、器形や時期から見ても都内でも出土例は少なく、貴重であるということから、登録及び指定にふさわしいとの答申がありました。 次に、登録及び指定天然記念物の三件です。一件目は、乗泉寺世田谷別院のクスノキです。樹高二十五メートルで、幹周りも六メートルを超えており、区内でも有数の巨樹です。加えて、自然樹形は美しく、それをよく保っていることから、登録及び指定にふさわしいとの答申がありました。 二件目は、慶元寺のケヤキです。ケヤキは世田谷区の木であり、非常になじみの深い木ですが、大木が残っている場所が少なくなっております。かつての喜多見地区の農村集落でも敷地境界にケヤキを列植し、屋敷林としておりましたが、それらの多くは宅地化とともに伐採されてきました。慶元寺には現在も列植された五本のケヤキが樹形の整った巨樹となって残されており、喜多見一帯が農村であった頃を想起させる景観を形成していることから、登録及び指定にふさわしいとの答申がありました。 三件目は、玉川神社のクスノキです。本来、クスノキは幹が真っすぐ高く成長しますが、本樹は根元と太根が著しく肥大化し、本来のクスノキとは異なる特異な樹形をしております。また、幹周りは七メートルにも迫り、その形がとっくりのように見えることから、とっくりグスとも呼ばれております。クスノキとしては、区内ではほかに例を見ない樹形であることから、登録及び指定にふさわしいとの答申がありました。 最後に、登録天然記念物の四件です。一件目は、駒留八幡神社のクロマツです。本樹は真っすぐに伸びた雄大で整った樹形で、また、樹高は三十メートルで、区内でも有数の巨樹であることから、登録にふさわしいとの答申がありました。 二件目は、行善寺のヒノキでございます。通常、ヒノキは幹が一本通直に伸びますが、本樹は三方に分かれる特異な樹形をしており、区内ではほかに例を見ない樹形であることから、登録にふさわしいとの答申がありました。 三件目は、静嘉堂のギンモクセイです。ギンモクセイは庭木であり、あまり大きく育つ木ではありませんが、本樹の樹高は十メートルを超えており、枝ぶりも非常に見事で、十メートルを超えるギンモクセイの巨樹は貴重であることから、登録にふさわしいとの答申がありました。 四件目は、松沢病院のタギョウショウです。タギョウショウは、通常、樹高は二メートルから五メートルほどですが、本樹は樹高八メートルで、樹形も美しく、生育状況も良好であることから、登録にふさわしいとの答申がありました。 以上が文化財の概要になります。 なお、区の天然記念物の登録及び指定は、今回が初めてとなります。 資料一ページの3、これまでの経緯へお戻りください。昨年末、十二日に教育委員会の決定の下、文化財保護審議会へ諮問いたしました。二日間にわたり文化財保護審議会の部会が開かれ、樹木等の現状をじかに確認し、議論され、先月十六日に教育委員会へ先ほど御報告した内容の答申がありました。二月九日の教育委員会で登録及び指定が決定されましたので、二十一日に告示をしたというところです。 4、登録及び指定に関する周知を御覧ください。今回、登録、指定した文化財を多くの方に知っていただけるよう、土器については郷土資料館で展示をし、天然記念物については現地に標識板等を設置する予定でおります。また、いずれも刊行物に紹介記事を掲載するとともに、区ホームページや世田谷デジタルミュージアムといったデジタル媒体も活用してまいります。加えて、都市整備領域で作成している各種のマップなどへも改版の時期に合わせて天然記念物の表記を追加するよう連携してまいります。 最後となりますが、現在の登録、指定状況を二ページに参考で記載しておりますので、後ほど御覧ください。 報告は以上です。

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

文化財の利活用を図るみたいなときに、天然記念物という類型がありながら、世田谷区では全く活用がなくて、一方、東京都のほうでは天然記念物指定が区内にも幾つもあったりとかしてきて、水と緑というんだったら、すごく重要な対象であるのに何の取組もないのはというのは、私は議会で十数年前から、それも継続的に言ってきたんですね。というのも、検討を約束されても、三回会議をして検討した形跡はあるんですけれども、毎回振り出しに戻ってということを何度も何度も繰り返していらっしゃって、ようやくなんだなというのが私の率直な感想なんですが、これまでの会議録ですと、ほかにも候補があるように拝見していましたが、今回記載のある七件以外にも、この後、天然記念物の指定あるいは登録というものは出てきそうな感じですかね。
今回、登録、指定をした樹木につきましては民地にあるものを選定しております。区有地にある樹木については、将来的に残される蓋然性が高いことから、今回の指定の対象とはしておりませんでしたけれども、そういったものですとか、民地にあるもので所有者の同意が得られたものについては、順次、指定、登録をしていきたいというふうに考えております。

順次していきたいという方針は分かったんですけれども、候補があるということですよね。先ほどの質問に返ると。
区内には、樹形がすばらしいものですとか、樹高の高いものですとか、そういったものがまだほかにもありますので、そういったものの指定、登録に向けて所有者の方と調整していきたいというふうに考えております。

かつて世田谷区が選定した名木百選でも、なくなったものがこの間かなりあったりとかしたので、やっぱり区の理念とか取組ということが問われてくることだと思うんですね。ぜひ大切に扱って、これからも進展していくことを期待しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

では、次に(4)図書館ブックボックスの運用開始について、理事者の説明をお願いいたします。
私からは、図書館ブックボックスの運用開始について御報告を差し上げます。 本案は、昨年十二月一日の文教常任委員会で御報告させていただきました図書館ブックボックスの設置についての詳細が判明してきまして、それを報告させていただきます。 1の主旨でございますが、区立図書館では、図書館の開館時間での利用ができなかった方を含め、より多くの方が通勤通学の際などに予約資料を受け取れる図書館ブックボックスについて、小田急電鉄の協力により、小田急線下北沢駅に設置するモデル事業を令和六年四月から開始いたします。 2図書館ブックボックスの設置内容でございますが、(1)設置場所は、小田急線下北沢駅の中央改札口の外のエレベーター横になります。次のページ、配置図を御覧ください。下北沢駅の小田急線の中央改札というのは、京王線に乗り換える際によく利用されるところで、ちょうど京王線の改札からも、小田急線の改札からも近いところになります。 (2)大きさ・形状ですが、約一メートル平米のスペースに設置する三十四個のボックスを備えた宅配ロッカー型です。こちらも次ページの姿図を参照ください。いわゆる宅配ボックス型の形をして、奥行きにつきましては四十五センチで、高さが千二百九十ミリ、百二十九センチでございます。 3利用方法は、記載のとおりでございますが、①利用者は、インターネット窓口等で予約時に図書館ブックボックスでの受け取りを指定いたします。③利用者は、利用カードのバーコード読み取りで当該ボックスの予約資料を受け取ります。今、利用者に使っていただいているこちらの利用カードのバーコードを読み込んで、図書館ボックスの蓋が開くようになっております。④利用者は、貸出期間内に読み終えた資料を最寄りの図書館、図書室、図書館カウンターのブックボックス、もしくは窓口に返却していただきます。 利用時間につきましては、小田急線下北沢駅の始発、おおむね五時ゼロ分から終電午前一時頃の間でございます。 5概算経費につきましては、購入・設置経費、電気工事を含めて約七百万円、運営委託経費につきましては年間四百万円、維持管理経費につきましては、賃借料、電気代を含めて年間約百万円の経費がかかります。 裏面、次葉に移っていただきまして、今後のスケジュールですが、令和六年四月一日、モデル事業による運用開始を予定しております。また、六年度については評価、検証、七年度以降、今後の方向性の検討、新たな取組の実施を想定しております。 私からは以上です。

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

返却について、最寄りの図書館、図書室、カウンターということで最初運用が始まるようですが、隣に返却ボックスを置いておいたほうが借りた場所と返す場所が同じになるので、分かりやすくはないでしょうか。
我々もそのように考えましたが、二つありまして、一つは、この貸出しボックスをできるだけ多く設置して、たくさんの方に利用していただきたいのが一点目。 それから二点目は、返却されるときにあふれてしまうとか、ちょっといたずらをされてしまうとか、そういったことを危惧しまして、当面は貸出し優先でやらせていただきたいと考えております。

私は、このボックスの奥行きとかもちょっと聞き逃してしまって、高さだけメモをしたんですけれども、例えばボックスがたくさん並んでいる写真がありますけれども、かなり上のほうに図書を入れられて、奥行きがあったら、車椅子の方とかは取れなかったりとかしないのかなと若干気になったんですけれども、このあたりについては考察とか、チェックしたとかあるんでしょうか。
まだ実証でやっていないので、できるだけ低いものを選ばせていただいたんですが、高さは、先ほど御説明したとおり千二百九十ですから、車椅子の方だとちょっとつらいところがあるかもしれません。 奥行きについては、箱の中の奥行きは四百十五ミリです。全体の奥行きは四百五十ミリですけれども、箱の中の奥行きは四百五十ミリになります。ですから、我々としても、どういう方が使っていただくか、まだ実際に開始してみないと分からないので、運用を開始してから、そういった点を改善なり、低い場所を使っていただく、優先をつけるかとか、そういった検討をさせていただきたいと思います。

視覚障害者の方とかですと障害者サービスに登録されているので、端末の上でも、この方は障害があるということをきっと分かると思うんですけれども、障害者手帳を持っていらっしゃる方とか、一時的に車椅子を利用されている方というのは、きっと端末では分からなくて、無配慮に高いボックスに小さな文庫本なんかを入れてしまうと、奥にあるものが取れないということにならないのかなということは気になりますので、その辺もしっかりと検証して、できるだけ下の階層を使うとか、配慮をいただけたらいいなと思いますので、そこはよろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、(5)学校の働き方改革に関する教員アンケートの実施及び集計結果(速報版)について、理事者の説明をお願いします。
それでは、学校の働き方改革に関する教員アンケートの実施及び集計結果(速報版)について御報告いたします。 まず、資料一ページ目の1の主旨でございますが、世田谷区教育振興基本計画(案)にも盛り込んでございますが、令和六年度から(仮称)世田谷区立学校における働き方改革アクションプランを策定し、具体的な取組を定め、教育委員会として計画的な働き方改革を推進することとしております。そのアクションプラン策定の参考とするため、教員の働き方や意識等を把握するアンケートを実施し、その集計結果を速報版としてまとめましたので、このたび報告するものでございます。 2の実施概要でございますが、アンケートの調査対象は、記載の正規の教員で約二千四百人を対象とし、回答期間は、教員の繁忙期を避けて、学校の冬休みの前後の記載の期間とし、無記名のアンケートフォームで実施いたしました。主なアンケート項目は、記載の五項目でございます。 次に、3の集計結果でございますが、回答総数は千五百六十八件で、回答率は六五・四%でございます。 (2)集計内容でございますが、問いに対する回答の数、割合のみをまとめたものが次の二ページ以降に記載のとおりでございます。 今、御説明させていただいた主なアンケート項目の中で、二ページ目以降の簡単な御説明をさせていただきますが、四ページから六ページ目までが属性に関する質問と、その回答、集計。八ページ目は、これまでの働き方改革に関する教育委員会の取組についての質問と集計、九ページから一五ページまでが令和五年一月から十二月までの一年間の勤務状況についての質問及び集計、一六ページから二一ページまでが勤務上の悩みについての質問と集計、二二ページから最後の二八ページまでが働き方改革についての質問とその集計で、各項目ごとの集計内容をまとめてございます。 一ページ目の4にお戻りください。最後に、4の今後の取組みでございますが、このたびの報告では、単純に数字で件数や割合としてお示しできるものだけでございまして、記述式のその他の意見や自由記述意見については、今回はまだまとめておりません。今後、こうした記述式の回答と合わせて分析や検討を進め、教員の出退勤記録のデータや、毎年行ってございますストレスチェック調査などと合わせまして、令和六年度に策定予定のアクションプランの基礎資料とするとともに、教育委員会が実施する学校の働き方改革の効果的な取組につなげてまいります。 御説明は以上でございます。

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

先日、一般質問で、区の職員の休職とか、退職とか、メンタルヘルスとか、そういうことを取り上げたんです。世田谷区の区の職員の場合なんですけれども、メンタルヘルス系の理由で休職する方というのが職員総数に占める割合というのは他の市レベルの自治体だと一・四%ぐらいなんだけれども、世田谷区は二%だと、かなり多いということをやり取りしたんですけれども、例えばこのアンケートを見たときに、これが果たしてほかの自治体で働いている教員と比べてどうなのかなというのが気になるんですけれども、それは全体的な傾向とほとんど同じなのか、東京都とはほとんど同じですとかなのか、いや、世田谷区はこういう特徴があるんですとか、何かそういうものというのはあるんですか。
今おっしゃっていただいた割合、そこはこちらのほうでも今数字は持ち合わせていないんですが、今回行ったアンケートの内容でございますが、他区で行っている計画に合わせて行ったアンケート内容なども参考にさせていただいて、それを見させていただくと、特徴的なところというのはそうはないのかなと思っております。 ただし、例えば世田谷区で独自で行っている教科「日本語」とか、そういったものに関しての意見とか、そういったものはございましたが、全体的な傾向としては、全国的なものとか他区との比較で、そんなに相違はないのかなというふうに全体的には見ております。

多分そういうこととも関連すると思うんですけれども、では、世田谷区で逆にどこまで状況をよくできるのかというのが疑問というか、何ができるのかなというふうに思っちゃうんですよね。全国の教員が同じように悩んでいるようなことがあるんだとして、もちろん世田谷区でやれることもあるでしょうけれども、教員を何人つけられるとか、こういう内容で、これぐらいの授業をやりなさいとかということというのは全部法令で決められているわけじゃないですか。だから、それに対して世田谷区は何ができるのかなというのが一番に思っちゃうんですけれども、これはアクションプランに織り込んでいくみたいなざくっとしたことを書いてありますけれども、実際、何をやっていくんですか。
おっしゃるとおり、区でできること、国と都にお願いするもの、例えば法律とか規定なんかも、多分、教員の人事なんかもありますが、あと学校でできるものということとか、いろいろやれることをそれぞれごとに仕分けする必要があると思っています。 特にここのアクションプランで今考えているのは、教育委員会事務局のほうで何かできないか、主体的に学校にサポートとなるような取組はできないか。あと今、日頃やっていることが、もしかしたら教育委員会の取組自体が学校の負担になっているんじゃないかというようなものも、いろいろ教育委員会としてもできるかなと。あと、学校でも学校の主体的な働き方改革の取組なんかは全国の自治体でもやっていますので、そういったものも情報提供しながら、各自、学校でできることも見ていきたいなと思っております。 ざっくりでございますが、御質問に対する御答弁は以上でございます。

多分、これまでいろいろ発言してきたと思うんですけれども、負担に感じていることというのは、それがすなわち、先生の仕事で、例えば児童生徒と向き合えて悩みを解決していくとか、成長を促していくとか、先生がやりがいのあることというのは忙しくてもそんなに負担感はないんだけれども、先生にとって負担があってやりたくないみたいなことがあって、それはそれで解消してあげなきゃいけないんだけれども、忙しいイコール、それが負担感というのかな、そういうものとはちょっと違いますよねみたいな話というのはこれまでしてきたと思うんですね。 今回、このアンケートの右上の二〇ページとかを見ると、多忙感と負担感と両方入っているんですけれども、上から成績処理とか、学校行事の準備とか、保護者対応とか、校務分掌や学年の事務とか、上から順番に見ていくと、それって先生の仕事としてやらなきゃいけないことだよねみたいな気はするんですよね。これを負担感だとか言われちゃうと、では、その負担感の正体というのは何なのかなと。例えば効率が悪いとか、もっといい方法があるのに旧態依然としたやり方をさせられているとか、成績処理が負担だって言われちゃうと、いや、それは先生の仕事でしょうとなっちゃうから、その中の読み込みみたいなものが必要だと思うんですよね。アンケートだとこれしか分からないから、すなわちこれって何なのかということを調べないといけないと思うんですけれども、それはどうされるんですか。
今、委員から御指摘のあった成績処理とかというところは、やっぱり自由記述のところでこの辺を書かれているところが結構ございまして、ICT化を進めてきているところなので、過渡期というか、今、移行期間で、やっぱりこっちで作った資料を自動で反映させる、同じことを書かなきゃいけないんですけれども、反映させることができないからコピペの作業が必要だとか、改めてもう一回打ち直さなきゃいけないみたいな、そういったICTを入れてもまだまだ不都合なところがあったり、あと、通知表の所見の欄を書くのが毎回毎回大変だとかということで、保護者面談で変えるところができないかとかという意見が出てきております。 そういったところについては、順次、我々のほうでICTの環境を整えてやるところもあれば、学校の判断でどんどん削減できるところもあるので、そういった点は区別していく必要があるのかなと思っておりまして、これが何なのかというところは、自由記述のところで六百件ぐらいいろいろ書かれているので、それを分析しながら、反映させていくところは反映させていきたいと思っています。 あと、働き方改革のことにつきましては、文科省のほうからもいろいろ出していまして、そもそも学校で行われているものが、教員がやらなきゃいけないものはこういう業務がありますよね、これは学校の業務だけれども無理に教員がやらなくてもいいですよね、そもそも、学校も今やっているんだけれども、学校が本当にやらなきゃいけないのかどうかというところも検証しましょうみたいな三類型を出してきていますので、そういったところも基本にしながら、世田谷区の教育委員会として何ができるのかというところを見ていく必要があるのかなというふうに思っております。

学校行事の準備なんかも、以前、恐らく教員の方だと思うんですけれども、私は教員ですとはおっしゃっていなかったのでちょっと分からないんですけれども、その人の御主張は、本来、教員がやるべきことじゃないことをやらされていると。例えば周年行事とかは教員の仕事じゃないですよねみたいな、それに駆り出されて週末仕事をしているんですよというような感じで御意見をいただいたこともあったりして、細かい業務の中身というのは、我々からすると、何が本来の先生の仕事で、そうじゃないのかとか、グレーゾーンというのがあってよく分からないところも正直あるし、それに先生がどれだけ関与しているのかというのも我々は分からないところがあるので、それは多分、皆さんにやっていただかなきゃいけないとは思うんですけれども、こういう学校行事の準備と書いてあるだけでは読み取れないことというのはたくさんあると思うので、そこは丁寧にやっていただいて、状況を好転していただきたいというふうに思います。要望にしておきます。

職場環境についてというところで、勤務上の悩みについての質問、一八ページのところを見ると、教育委員会が学校現場の状況を十分に把握していないというところに対して、六割、七割、小学校、中学校の方々がそのように思われているという状況の中で、もちろん、把握をしていただきたいですし、そのための取組としてこういうこともやっているということも理解をしていますが、数字に表れてこないところを改めて現場で、特に管理職、非管理職で分けていただいているグラフを見ると、管理職の方はいろいろ改善に向けて動こうとされていて、それがある程度達成しているんじゃないかみたいな考えを持たれているのに対して、非管理職の方はそうではなかったり、残業時間を見ても非管理職の方のほうに相当な時間が寄っていたりということを考えると、管理職でない方の意見を吸い上げていく。よくこういうアンケートものでも、多くの方からデータとしてぽちぽち答えていただくのと、あとグループインタビューみたいな形で具体的なお困り事というか、思っていることを聞いていただくみたいなこともありますが、管理職ではない方に意見を聞いていくみたいなことというのはできないですか。
今回、管理職に限らず全職員に取っているので、一つは数字として現れるものを取りました。これは委員おっしゃるとおり、管理職ではない人たちがやっぱり大変だと思っているところが多いと思うので、意見を聞くことは重要だと思います。 手っ取り早い方法としましては、何か集めたりすると、またそれ自体が授業から離れるので負担になってしまうので、今、教員全体が入っているチームズの機能で、まだやっていないんですけれども、例えば働き方改革みたいなチームをつくってしまって、どんどん意見を入れてくださいと、今日困ったことがあればそこに入れてくださいというので入れておいていただければ、我々もそれを見ることができますので、そういった形で生の声を取るですとか、研修会とか、いろんな研修会をやっているので、その際に五分でも何か意見があればどうぞということで、全く違う研修会のときに、仕事の働き方、何かお困り事はありませんかということを聞くことはできるかと思っていますので、そういったことも取組の中で入れていきたいと思っております。

この回答率が六五・四%となっていて、ひっくり返すと三分の一以上の方は未回答ということかなと理解したんですけれども、一般的に、対象を同じくして調査をかけたときの回答率としてはこんなものなんですか。
正確に数字を取っていないですけれども、特に悉皆で全員答えろといったわけではないので、私の肌感覚ですけれども、結構多くの方から回答をいただけたなというのが正直な印象です。三割ぐらい来ればいいかなと思っていましたし、統計学的には、多分、全員悉皆でやっている中で一割ぐらい回答があればデータとしては取れるかなと思っていますので、今回は割と多かったのかなという印象を持っています。

未回答が三分の一以上あるので、悉皆調査だと私も思っていないんですけれども、若干気になっていたのは、三分の一の方が未回答というのをどう読んだらいいのかなということを考えたときに、本当に忙しくて、義務でもないものをやっていられないという人が回答していないとしたら、これをこのまま受けていいのかなという若干の疑問があったんですね。そのあたりはどんなふうにお考えなんでしょうか。
自由記述意見はこれからまとめていくんですけれども、目についた中では、そもそもこのアンケートに答える時間がないというふうに率直に言っていただいた方もいますので、中には学校から何回か、我々のほうにも、校長を通してリマインドして、三回、四回リマインドしてもこういう結果でしたので、中にははなから気にしていないという方もいたかもしれないんですけれども、職員団体等を通してやっているので、恐らく疑問に思っていて、この際だからという人のほうが多かったのかなというふうに私は受け取っています。 一方で、三割答えていないというところについては、またアンケートでは大変になってしまうので、何らかの形でそういった方にもこういう数字を公表したりして、また意見をもらえるような場というのはつくっていければいいのかなというふうに思っています。

多忙であることは間違いないですし、かなりの負担感があって、メンタルとか大変負担がかかっている方というのは、私の周りの公立小学校の先生とかを見ても本当に疲弊していて、心配になっちゃうというのが正直なところなので、前に出る形でしっかり把握する調査をしようとしたことは、もちろん評価するべきですし、貴重な時間を割いて答えていただいたという、この回答も大変ありがたい、参考になる数字だと思うので、ぜひこれを形だけではなくて、しっかりと生かせる、改善につなげていただけたらと要望いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

では、次に(6)第十四回世田谷ガリレオコンテストの実施結果について、理事者の説明をお願いいたします。

それでは、私のほうから、第十四回ガリレオコンテストの実施結果について御報告をいたします。 ガリレオコンテストは、区立中学生の科学への関心を高め、豊かな創造力と問題解決の力を育み、学ぶ意欲を醸成することを目的として実施してございます。 資料、1日時、2会場は、記載のとおりでございます。 3今年度の実施概要ですが、本年度は、応募総数二千二百五十三点の中から、第一次、二次審査を経て選出されました九名の生徒が研究発表を行いました。九名のうち、前半五名、後半四名に分けて研究発表を行い、質疑、応答については、前半、後半の研究発表者がオープンスペースへ研究ポスターを用意し、来場者全員が質問者として移動して質問ができる全体質問会として実施いたしました。たくさんの方々の多様な質問から、新たな研究の視点に生徒が気づき、今後の研究活動につなげられるようにいたしました。研究発表後、子どもインフルエンサーによるICT活用紹介、大学教授の講演を挟み、専門家による最終審査を行い、審査結果の発表、表彰を行いました。 4参観者数、5応募総数ですが、記載のとおりでございます。 6審査結果、(1)受賞者及び(2)審査員については、一ページ後段から二ページ上段のほうに記載してございます。 7協力団体につきましては、区内大学二校と三事業所に御協力をいただきました。 8その他ですか、研究発表後の質疑、応答に使用した研究ポスターは、教育総合センター一階「らぼラボ」で一年間展示する予定でございます。今年度の生徒たちの研究発表の総括といたしましては、日常生活で気づいた小さな疑問をテーマとして深く研究していくことで、生徒それぞれの個性が輝く研究となり、子どもたちの課題解決能力が育っていることを実感いたしました。 御報告は以上となります。

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

この子どもたちの審査結果の過程とか、中身とか、こういうことでという発表した子どもたちの実際の場面というか、そういうものというのはユーチューブとかで公開するようなことはあるんでしょうか。

動画を撮ってございますので、この後、動画を配信する予定でございます。

それは、この受賞者の作品ということでいいんでしょうか。

そのとおりでございます。

私はこれを現場で見させていただいて、率直に大変楽しかったです。子どもたちもすごく生き生き発表していて、よかったです。 一方、思ったのは、これはさっきの働き方改革とも関係するかもしれないんですけれども、これって学校の先生の仕事なのかなというのもちょっと感じて、それはなぜかというと、そこに登場している子どもたちはすごく立派で、本当にいい活動をしていたんですけれども、まず、このガリレオコンテストに応募しようとかという段階から、選ばれてあそこに発表していく段階までの中で、恐らく先生は関与していると思うんですよね。子どもたちが勝手にやっているわけじゃないと思うんですよ。やってみたらと背中を押したり、その中で、もっとこうしたらよくなるんじゃないのとアドバイスをしたり、考えさせるためのヒントを与えたり、いろいろやっていると思うんですよね。 そういうことというのは、このガリレオコンテストは本来の授業とちょっと違うところにあるから、先生の熱意によって割と差がついちゃうというか、分かりませんけれども、全然応募しない学校もあれば、いっぱい応募が出てくる学校もあるんじゃないかなとか思うんですけれども、まず、こういうことのサポートというのは先生の仕事なんですか。例えばあそこに先生が来て、自分の学校の子どもが発表するから見に行くということというのはあると思うんですけれども、それは業務なんですか。

今、御指摘していただいたように、こちらの審査に来るまで、やはり学校のほうで研究した子どもたちの作品というのは二千二百五十三点の中から第一次審査で一割程度、学校の中で審査をして出すと。二次審査の中で、先生たちに、世田谷区の中学校の理科の教育研究会の方々たちに九名の生徒を選出していただいているという状況でございますので、やはり委員がおっしゃっているとおり、先生たちのお力をお借りしてというところでございます。 あと、この前開かれましたガリレオコンテストの一週間前にリハーサルというところで、先生たちにも参加していただいて、その中で御指摘いただいた点をまた先生たちと生徒と一緒に修正したりというところも行ってございますので、やはり先生の力を借りているという現状がございます。

それで、それは先生の仕事なのかしらと。さっきのアンケートの中で、別に業務上の出勤命令を受けたわけじゃない、週末の仕事だから代休は取りませんでしたみたいなこととかというのは出てくるじゃないですか。これもそういうことになるのかなと思うんですが、どうなんですか。これは仕事なのかな、どうなの、完全に先生のボランティア、熱意頼みになっちゃっているんですかとか、そういうことです。
それぞれの個人のところに確認したわけではありませんが、児童生徒の引率を伴うものなので、勤務を命じて、勤務の振替を取るのは可能だというふうに考えております。

これが仕事だとしても、自由裁量というか、きっと先生の熱意みたいなところに割と依存しているようなイベントなんでしょうね、そういうことの理解でいいですか。

そのとおりでございます。一部、世田谷区教育研究会の理科の先生たちのお力を借りないと運営が難しいというところもございます。

私も実際に見て本当にいいイベントだと思うし、子どもの成長とか学びにすごくいい影響があるイベントだと思うんですけれども、そういうプラスアルファの通常の授業と違うことをやるときの先生の捉え方というか、意義とか、それが仕事なのかどうなのかとか、その辺はうまく整理してあげて、先生も参画しやすいようにしてあげたほうがいいなと思います。こういうものが好きな先生もいれば、そんなに好きではない先生もいたりすると思うし、さっき言ったように、そこにいる子どもたちが平等じゃないというか、いい先生に当たれば積極的に応募できるんだろうけれども、そうじゃないと応募に至らないみたいな、そういう状況も子どもにとっていい状況ではないような気もするので、その辺の整理もしっかりやるべきじゃないかなというふうに思いました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

では、次に(7)イチローPOST世田谷区立小中学校連携プロジェクトの実施について、理事者の説明をお願いいたします。

それでは、私から、イチローPOST世田谷区立小中学校連携プロジェクトについて御説明いたします。 1主旨についてでございます。教育委員会では、それぞれの子どもたちが思い描く未来を自分らしく生きるために、自ら課題に向き合い、判断して行動できるよう、教育振興基本計画(案)の教育目標に幸せな未来をデザインし、創造するせたがやの教育を掲げてございます。そして、子どもたちの未来を応援するという、ユニクロが次世代育成プロジェクトとして実施しているイチローPOSTの取組を自治体として初めて共催実施することについて報告するものでございます。 2実施までの経緯につきましては、経済産業部より、企業と連携した取組として教育総合センターへ紹介されまして、教育委員会の教育目標と共有できる取組と判断いたしました。そして、子どもたちへの効果や学校への事務負担も考慮しながら、本プロジェクトの実施を決定したという経緯でございます。 3実施概要、(1)事業内容についてでございます。子どもたちが様々な夢や挑戦、その思いを手紙に書いてイチロー氏へ送ることにより、イチロー氏が手紙を読み、実際に会いに来てくれたり、特設サイトからメッセージをくれたりと、子どもたちの夢を応援、後押しするプロジェクトでございます。(2)配布対象は、記載のとおりでございます。(3)実施方法につきましては、三月上旬頃に各学校にイチローPOSTの用紙が届きまして、児童生徒へ配布をいたします。次に、三月下旬頃より、任意ではございますが、児童生徒は手紙を記入し、学校ごとに取りまとめて事務局へ送付いたします。 最後に、五月以降にイチロー氏が実際に会いに来たり、メッセージを配信したりする予定でございます。 御報告は以上となります。

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、(8)その他ですけれども、ほかに報告事項はございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

以上で報告事項の聴取を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、2閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. 児童生徒の教育環境について 2. 生涯学習について とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認め、そのように決定いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、3協議事項に入ります。 (1)次回委員会の開催について協議をいたします。 次回委員会は、年間予定である四月二十四日水曜日午前十時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

それでは、次回委員会は四月二十四日水曜日午前十時から開催することに決定いたします。 以上で協議事項を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

そのほか何かございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

以上で本日の文教常任委員会を散会いたします。 午前十時四十七分散会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 署名 文教常任委員会 委員長