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委員会令和5年公園の在り方調査・災害対策特別委員会2023/11/14

令和5年公園の在り方調査・災害対策特別委員会 11月14日-01号

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// 発言者(9名)

藤崎こうき
発言17
としま剛日本共産党墨田区議会議員団
発言14
中村あきひろ立憲民主党墨田区議団
発言7
ちょうなん貴則
発言6
加納進墨田区議会公明党
発言5
甲斐まりこすみだ未来フォーラム(都ファ)
発言4
大門しろう墨田区議会自由民主党・無所属
発言3
とも宣子墨田区議会公明党
発言3
堀よしあき墨田区議会自由民主党・無所属
発言1

// 発言(60件)

藤崎こうき

ただいまから、公園の在り方調査・災害対策特別委員会を開会いたします。 初めに、各委員及び理事者に申し上げます。 円滑な委員会運営の観点から、簡素・効率的な質疑を心掛け、会議時間の短縮に努めていただきますよう、ご協力のほどお願いいたします。 それでは、議事に入ります。 付託事項の調査を行います。 当委員会の調査事項は、「魅力ある公園づくり及び水害対策等に関する諸問題について、総合的に調査し対策を検討する。」こととなっております。 本日は、これまでの委員会活動について、及び公園の在り方に関する意見の取りまとめについて、調査・検討いたします。 初めに、これまでの委員会活動についてでありますが、本件について副委員長から説明があります。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

それでは、これまでの委員会活動について説明いたします。 本委員会は、令和5年5月29日の本会議において、魅力ある公園づくり及び水害対策等に関する諸問題について、総合的に調査し対策を検討することを目的に設置されました。 6月26日には、令和5年度公園の在り方調査・災害対策特別委員会運営方針を決定し、7月21日には、公園マスタープラン改定作業の進捗、地域防災計画(令和4年度修正)等について理事者から説明を聴取し、質疑応答を行いました。 8月7日、東京都港区のパークマネジメントについて、及び芝浦中央公園ドッグランの管理運営について、文京区の神明都電車庫跡公園の管理運営について、並びに新宿区の新宿中央公園の管理運営について、それぞれ現地調査を実施しました。 また、これらの調査内容を踏まえ、現在改定作業中である墨田区公園マスタープランにどのようなことを反映させていくのか、委員会として一定の方向性を取りまとめるため、9月14日、9月28日及び10月23日に勉強会を開会し、本区における公園の在り方について精力的な協議・意見交換を行ってきたところです。 私からの説明は以上です。

藤崎こうき

ただいまの説明について、何かご意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

藤崎こうき

それでは、ただいまの説明のとおりご承知願います。 ---------------------------------------

藤崎こうき

次に、公園の在り方に関する意見の取りまとめについてでありますが、本委員会におけるこれまでの調査の内容を踏まえ、本区の公園はどうあるべきか、各会派から意見開陳及び委員間討議を行った後、墨田区公園マスタープランの改定・推進に向けて、委員会としての意見を提言書として取りまとめることといたしたいが、いかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

藤崎こうき

それでは、そのように取り扱うことといたします。 それでは、既に開会された勉強会では皆様に熱心なご協議をいただいたところでありますが、本日は改めて、各会派からあらかじめご提出いただきました検討シートに沿って、本区の公園はどうあるべきか、順次意見を開陳願います。

大門しろう
大門しろう墨田区議会自由民主党・無所属

自由民主党・無所属の意見を述べさせていただきます。 まず、墨田区の公園はどうあるべきかについて、3点挙げさせていただきます。 1点目、様々なニーズに合った個性ある公園。 2点目、区民や民間企業の力を生かした魅力ある公園。 3点目、区民の利便性向上と公園を中心とした地域の価値創造。 1点目についてですが、地域や世代によって公園に求めるニーズは様々であるため、それを一つの公園で応えようとするのではなく、エリアごとに、例えば「遊び」「憩い」「健康」「自然」といったテーマで分類して公園を整備していくことによって、公園利用者のニーズに応えていくということです。 2点目についてですが、公園の管理運営については指定管理制度やPark-PFIを積極的に活用し、民間のアイデアや資本を活用して公園の魅力向上を図ること。イベントなどによる公園のにぎわい創出のため、規制の緩和について検討すること。それから、公園利用者のニーズを定期的に調査し、併せて利用実態を把握することにより、公園の魅力向上に努めていくということです。 3点目は、地域のシンボルとなるような公園を造り、地域の価値や魅力の向上を目指すこと。また、可能な限り公園を増やし、面積を拡大していくことで、アクセス不便地域の解消に努めていくということです。

とも宣子
とも宣子墨田区議会公明党

公明党の意見を述べさせていただきます。 まず、墨田区の公園はどうあるべきかについて、3点挙げさせていただきます。 1、防災機能を含めた公園機能の充実、特色のある公園。 2、健康で調和の取れた充実した暮らしを送ること、ウェルビーイングを高める公園。 3、生物多様性を身近に感じることができる公園。 3点について、それぞれ具体的に、公園マスタープランにどのようなことを反映すべきか述べたいと思います。 はじめに、1、防災機能を含めた公園機能の充実、特色のある公園についてです。 特に大規模公園については、避難場所としての機能に加え、救出救助の活動拠点、ボランティアの活動拠点、生活物資の集積・輸送拠点、ライフラインの復旧活動拠点などの機能を持たせること。併せて、マンホールトイレ、かまどベンチなどの拡充、パーゴラやベンチ等の休養施設の計画的な増設を求めたいと思います。 また、特色のある公園として、ボール遊びができる公園、スケートパークがある公園、バスケットゴールがある公園等の計画的な拡充を図ること。多様な主体を生かし、にぎわいを創出すること。旧中川水辺公園、横十間川に、カヌー、カヤック等ウォータースポーツの拠点を整備することを求めます。 さらに、歴史文化公園については、顔出し看板の設置など、訪れた方が楽しめる映えスポットを用意する必要があると考えます。 次に、2、健康で調和の取れた充実した暮らしを送ること、ウェルビーイングを高める公園についてです。 ユニバーサルデザインに基づき公園全体をバリアフリー化すること。インクルーシブ遊具を区全域に計画的に配置すること。子どもの意見を取り入れた遊具や遊び場を確保すること。誰もが楽しめるイベントを開催すること。多様なライフスタイルに対応し、子どもから高齢者まで、楽しみながら健康の維持増進を図れる健康遊具を増設すること。また、全天候型公園の設置について、今後の検討を求めたいと思います。 次に、3、生物多様性を身近に感じることができる公園についてです。 グリーンインフラとしての機能を充実すること。自然に触れ合える場、環境学習の場となる公園を整備すること。大学、専門学校、高校のフィールドワークの場として活用するとともに、生態系を維持するための環境整備と人材育成を行うこと。加えて、公園施設への再生可能エネルギーの積極的な活用を図ることを求めたいと思います。 これ以外に、次の6点を求めたいと思います。 1、都市公園法第17条の2に基づく協議会、又は公園行政の評価、検証、区長の諮問に応じて審議する機関として公園審議会を設置すること。 2、指定管理者制度、Park-PFI(公募設置管理制度)等、民間の活力を生かした効率的な運営とにぎわいの創出を図ること。 3、DX化の推進を図ること。これは、利用者による公園施設、遊具等の不具合通報システム、芝刈りロボットの導入などを意味しています。 4、公園施設の建ぺい率について検証すること。 5、防災機能を活用して、避難生活を体験できるイベントを実施すること。また、観光街歩きに活用できるスポットを用意するなど、設置後のにぎわい創出を視野に入れた整備計画を策定すること。 6、公園管理については、民間活力の導入のほかに、維持管理のボランティアによるマンパワーを活用できる仕組みづくりを求めたいと思います。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

日本共産党の意見開陳を行わせていただきます。 まず、墨田区の公園はどうあるべきかについて、3点挙げさせていただきます。 一つ目、子どもから高齢者まで、誰もが憩いを得られる場。 二つ目、地域コミュニティの形成の場。 三つ目、政策課題に対応した公園。 次に、公園マスタープランにどのようなことを反映していくべきか、それぞれ具体的にご説明を申し上げます。 まず、1についてですが、誰もが憩いを得られる公園であるために、遊具やベンチ、公園トイレの整備、植栽などがどうあるべきか、マスタープランにおいて一定の基準と方向性を示すべきと考えます。 2について、公園が地域コミュニティ形成の拠点となるようにするべきと考えますが、ボール遊びができる場所やドッグラン、オープンスペースの整備、防災機能の向上など、コミュニティ形成の手法については議論が必要だと思います。いずれにしても、ニーズを反映した形で、マスタープランには具体的な方向性を示すべきと考えます。 3については、緑化推進やヒートアイランドの緩和、区民の健康増進や社会的孤立の解消など、様々な政策課題に対してどのように対応できる公園にしていくのか、具体的な方向性を示すべきと考えます。

ちょうなん貴則

墨田区議会日本維新の会・国民民主党の意見を述べます。 まず、墨田区の公園はどうあるべきか、3点述べさせていただきます。 1点目、利用数・利用率の向上。 2点目、設置目的・コンセプトの明確化。 3点目、コストの適正化。 今回の特別委員会でも、また国土交通省からも「使われ活きる」公園を目指すという方針が示されていますが、私たちの会派としましても、最も重要視している点は「使われ活きる」という点です。 1点目として、利用数・利用率の向上を挙げましたが、これは地域や利用者のニーズに沿った特色ある公園づくりをしっかりと進めていくことと、このことについての検証、見直しを行っていくということです。 2点目についてですが、各公園の設置目的及びコンセプトを明示していくこと、その公園でできることを積極的に区民に伝えていくことによって、公園の利用率の向上を目指していきたいと考えています。 3点目につきましては、費用対効果の低い遊具、設備に関しては計画段階から設置しないこととするなど、コストについても意識していただきたいと思っています。 これらに加えて、Park-PFIによる民間活力を活用した公園づくりや、ドッグラン、全天候型公園など、本区にない制度や機能を積極的に取り入れ、区民福祉の向上に寄与することを望みます。

中村あきひろ
中村あきひろ立憲民主党墨田区議団

立憲民主党から、墨田区の公園はどうあるべきかという観点で3点申し述べたいと思います。 1点目、公民連携を通して目指すべき価値観を共有する場。 目指すべき価値観は、住民など様々な主体が価値観を共有することです。 2点目、都市公園としての機能強化。 これは、昨今のインバウンド需要に対してどのように流れを引き寄せていくかといった考え方です。 3点目、健康寿命促進機能型の公園づくり。 昨今の医療費や社会保障費の増大に対して、区としてどう対応していくかという視点で挙げさせていただきました。 次に、公園マスタープランにどのようなことを反映していくかについてですが、1点目につきましては、区民、民間事業者、大学、NPO等が協働して公園づくりを行い、中間アウトカムと最終アウトカムを設定できるロジックモデルを活用するということです。公園の在り方や価値観を各アクターが共有していくモデルを構築していくためには、防災の観点も含め、地域全体で課題を抽出、共有することが重要です。 また、ミズマチの開設に当たって区が周辺を整備したことからも、事業者との連携を更に強め、ミズマチに観光客が流れるように仕掛けていくとともに、隅田公園を時間消費型の公園とするよう機能を強化していく必要があります。 それを踏まえて、2番目の都市公園の機能強化についてですが、今後、訪日外国人がますます増加していくことが予想されており、インバウンドも昨年に比べて1.5倍ぐらい伸びているという状況です。特に浅草寺にはたくさんの人が訪れていますので、そこから人を呼び込むために、例えば隅田公園でナイトタイムエコノミーを意識したイベントを実施する、おもてなしという視点からトイレ機能の強化、清掃回数の見直しを行うなどが必要だと考えます。 3番目の健康寿命の促進についてですが、超高齢化に伴って、望まれる公園の在り方が変化してきていると感じていることから、リハビリ機能がある設備を中規模公園や小規模公園に設置するなど、健康寿命の促進に資する公園の在り方を提案します。 2025年には団塊世代が75歳以上になり、また、80歳を超えると認知症を患う人が2割に達すると言われていますので、コミュニティをしっかり強化していくことができる公園づくりを目指していただきたいと考えています。

甲斐まりこ
甲斐まりこすみだ未来フォーラム(都ファ)

都民ファーストの会から、墨田区の公園がどうあるべきかについて、2点申し上げます。 1点目、災害の避難拠点、日常の集い場、子どもの遊び場、大人の憩いの場など住み分けされた特色ある公園。 2点目、インクルーシブ遊具の導入、だれでもトイレの導入など、多様な利用者を想定した、社会情勢を踏まえた公園。 1点目、住み分けされた特色ある公園についてですが、特に小規模公園では、想定している利用者や用途が分かりづらいものが多いと感じています。多くの区民にとって分かりやすく、多くの区民に利用されるよう、公示機能を果たした公園づくりを進めていくことが必要であると考えます。また、イベント等によるにぎわい創出のため、大規模公園の利用についてルールを分かりやすく明確に示すとともに、規制の緩和も必要であると考えます。 2点目、多様な利用者を想定した、社会情勢を踏まえた公園については、企業参加の促進、ネーミングライツパートナーの公募、Park-PFIの推進等、近隣町会やボランティアに依存しない、民間活力を活用した公園づくりを推進することが重要だと考えます。また、設備が老朽化している公園が多く見られることからも、積極的な民間活力の導入が必要だと考えます。

藤崎こうき

以上で、意見開陳を終わります。 ただいまの意見開陳の内容を踏まえて提言書を取りまとめることといたしますが、勉強会において特に議論となったPark-PFIについて、及び公園の建ぺい率について、改めて委員の皆様のご意見を伺うため、委員間討議を行いたいと思います。 初めに、Park-PFIについてご協議願います。 何かご発言はありませんか。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

まず、Park-PFIについてです。 民間活力の活用という点では、例えばそれが地域ボランティアやNPO団体であればいいんですが、公園の管理運営については基本的に自治体が行うべきと考えています。民間事業者が収益を上げることを目的に公園の管理運営を行うというのはなじまないと考えていますので、Park-PFIの推進には賛同できません。

中村あきひろ
中村あきひろ立憲民主党墨田区議団

Park-PFIについて考え方が整理できていれば話は別なんですが、視察をした新宿区の公園も有料施設ばかりで、子どもが気軽に遊べない公園になってしまっていました。株式会社だとどうしても利益を求めなくてはいけません。例えばNPOや労働者協同組合といった非営利団体ではどうかといった議論ができていればと思うんですが、今の段階ではPark-PFIの導入は厳しいと考えています。

とも宣子
とも宣子墨田区議会公明党

Park-PFIは都市公園法で規定されていることだと思うんですが、例えば「民間活力の活用」といった表現なら賛同いただけるのでしょうか。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

共産党としては「民間活力の活用」という表現がぎりぎりで、「Park-PFI」という言葉が入ってしまうと賛同できないということです。

甲斐まりこ
甲斐まりこすみだ未来フォーラム(都ファ)

逆に、どういった言葉であれば賛同いただけるのでしょうか。例えば指定管理者制度についてはいかがでしょうか。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

指定管理者制度については「検討する」という表現までで、例えば指定管理者制度を導入することで福祉の向上につながるというのであれば賛同できます。ただ、基本的には区が運営するべきと考えていますので、積極的に導入していくということになると賛同しかねるということです。

中村あきひろ
中村あきひろ立憲民主党墨田区議団

やはり法人の特性によって考え方が変わってくると思うんです。公園は公的なものですので、利益を求めるところではないと思うんです。非営利法人を充てるということで考えが一致できれば賛同できます。

ちょうなん貴則

行政運営、特に公園を整備していくということについて、そのコストを区だけで賄っていくのはすごく難しいことで、いずれ限界が来るのではないかと考えていますので、Park-PFIには大賛成です。 今後、行政はコスト管理と区民サービスのバランスを意識していかないといけないと思うんですが、いかがでしょうか。

中村あきひろ
中村あきひろ立憲民主党墨田区議団

Park-PFIとPFIは異なるものですが、考え方の方向性は同じだと思うんです。 そこで、イギリスを例に挙げますけれども、イギリスでは、金利の上昇などを踏まえると全く利益が上がらないことから、国や地方も含めてPFIをやめたんです。本区でもPFIについて結果が出るまであと数年待つという考え方もあると思いますので、現時点で性急にPark-PFIを進めなくてもいいのではないでしょうか。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

税金の使い方に関する議論は大事だと思うんですが、共産党としては、やはりPark-PFIはなじまないと考えていますので、賛同しかねます。「指定管理者制度の検討を含めた民間活力の活用」といった表現であればと思います。

甲斐まりこ
甲斐まりこすみだ未来フォーラム(都ファ)

先ほど、NPOであればというお話がありましたが、NPOであっても利益を上げることはあって、法人の特性上、その利益が株主に分配されないだけだと思います。 その上で、なぜPark-PFIは認められないのか、改めてお考えを伺いたいと思います。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

公園は、誰にとっても憩いの場であるべきだと思うんです。Park-PFIによって有料施設ができたり、あるいは建ぺい率が緩和されて建物が増えたりすることによって、本来憩いの場として利用できた場所がなくなってしまうおそれがあります。 また、民間事業者は、どうしても利益を求めなくてはいけないので、人を呼ばないといけない。にぎわい創出も大事ですが、それによって憩いの場が失われていく、若しくは緑が失われていくことがあってはならないと考えています。

中村あきひろ
中村あきひろ立憲民主党墨田区議団

民間事業者が公園を管理運営するとなると、どうしても有料施設を造ることになると思うんです。渋谷区では、Park-PFIによって有料施設が造られて、子どもたちが自由に遊べる場所ではなくなってしまいました。無料であればいいんですが、Park-PFIの特性上、無料にできない。有料だとしても、利益の内どれくらいを公園の管理運営に還元していくかといった議論ができていればと思いますが、時間がない中で合意形成を図るのは難しいだろうと思います。

とも宣子
とも宣子墨田区議会公明党

Park-PFIというのは、民間事業者が収益を見込める施設を造り、その収益を基にして公園の管理運営をしてもらうということが基本で、イニシャルコストがほとんどゼロに近い形で始められますので、区としては助かるという側面があることに違いはないと思います。

大門しろう
大門しろう墨田区議会自由民主党・無所属

Park-PFIについては今まで様々議論されてきましたが、全会派で合意するのは難しいのではないかと思います。そうであれば提言書には記載しないというのが基本だと思うんですが、指定管理者制度やPark-PFIの活用というのは、今後の公園の在り方を議論するに当たって非常に重要な論点であると思います。 先ほどの意見開陳の中で、Park-PFIを含め、民間活力の活用を推進することを提言している自民党・無所属、公明党、都民ファーストの会と、それに賛同されていた日本維新の会・国民民主党の意見、それから共産党、立憲民主党の意見、どちらも重要な意見として両論を併記するのがいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

藤崎こうき

ただいま大門委員から提案がありましたが、私も大変重要な論点だと思いますので、両論を併記することとしたいと思いますが、いかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

藤崎こうき

それでは、そのように取り扱うことといたします。 次に、公園の建ぺい率についてご協議願います。 何かご発言はありますでしょうか。

加納進
加納進墨田区議会公明党

公園施設の建ぺい率については公明党から提案させていただいたので、最初に発言をさせていただきます。 先ほど、建ぺい率について検討したらどうかという内容でお話させていただきましたが、都市公園法第4条に基づいた表現に変えてはどうか、改めて提案させていただきます。都市公園法第4条では、「公園施設として設ける建築物の建築面積について」という表現をになっていますので、「公園施設として設ける建築物の建築面積について検討すること」といった表現で提案させていただきたいと思います。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

ご提案の内容については、公園におけるオープンスペースや緑地の減少につながること、Park-PFIの推進につながりかねないことから、共産党としては賛同しかねます。

中村あきひろ
中村あきひろ立憲民主党墨田区議団

公園施設の建ぺい率についても議論が足りていませんので、今後の課題として議論を深めていく必要があると考えます。

加納進
加納進墨田区議会公明党

公園行政については、長年、国が一律の基準を定めて、地方はそれに従って進めてきたわけですが、平成28年の都市公園法改正により、地方自治体の判断によるところが多くなりました。 この法改正の趣旨を踏まえれば、公園の建ぺい率についてはきちんと検討した上で判断していく必要があります。検討すること自体を否定する必要はないのではないかと思います。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

このことについては他の会派の皆さんのご意見もお伺いしたいと思います。

大門しろう
大門しろう墨田区議会自由民主党・無所属

自民党としましては、法改正の趣旨も踏まえて公明党案のとおりで問題ないと考えます。

ちょうなん貴則

弊会派も、法改正の趣旨に鑑みて公明党案で問題ないと考えています。

甲斐まりこ
甲斐まりこすみだ未来フォーラム(都ファ)

改正都市公園法においても地方公共団体に委ねられている部分ですので、この委員会が設置された趣旨も踏まえて、検討自体は行うべきではないかと思います。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

共産党としましては、建ぺい率の緩和というニュアンスが残る表現では賛同しかねます。

加納進
加納進墨田区議会公明党

実際に検討するのは私たち議員ではなく執行部側で、その際は有識者を含めた極めて専門的なチームによって検討されることになると思いますし、短期間で結論を出すのは難しいでしょう。ただ、今、議会として検討しなくてもいいというメッセージを発するのはよくないと思います。様々な知見を生かして検討してほしいというのが提言の趣旨ですので、ご理解いただきたいと思います。

ちょうなん貴則

法改正があったという事実に対して、私たちはきちんと検討して、結論を出していかなくてはいけません。まずは専門家の意見も聞きつつ、一定の方向性を示していかないといけないと思いますが、いかがでしょうか。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

公園面積が少なく、緑の確保にも苦労しているという中で、憩いの場が減少してしまう可能性があることには賛同できないというのが共産党の考えです。

ちょうなん貴則

今おっしゃった可能性も含めて、本当に必要なことなのかどうか、きちんと検討していかないと先に進めないと思いますが、いかがでしょうか。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

「検討する」という表現は緩和することが前提のように感じられますので、少し検討していただけないでしょうか。

中村あきひろ
中村あきひろ立憲民主党墨田区議団

建ぺい率とPark-PFIはセットで考えるものであるということは、都市公園法改正のポイントとしても挙げられていますので、やはり議論が必要だと思うんです。先ほどお話しましたが、法人の特性のことも含めて議論が進んでいない中では、建ぺい率について検討するのは難しい。制度設計も含めてきちんと議論ができればと思います。

堀よしあき
堀よしあき墨田区議会自由民主党・無所属

検討という言葉は、物事をいろいろな面からよく調べて考えるという意味なので、規制緩和をするしないは含まれないと思うんです。一方で、この検討という言葉には、中村委員のいうようなことも含まれていると思います。 都市公園法の運用指針によれば、「従来からの基準を十分に参酌した上で、地域の実情に応じて、当該地方公共団体が自ら条例で定める」となっています。ここから文言を引用すれば各会派の意見を十分反映できるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

加納進
加納進墨田区議会公明党

そのようにまとめていただければと思います。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

それであれば結構ですが、「検討する」の部分を「研究する」にしてもらってもよろしいでしょうか。

加納進
加納進墨田区議会公明党

「研究」という言葉は「検討」よりやや弱くなる印象はありますが、いずれにせよ研究した結果を提示してもらえれば結構ですので、問題ありません。

藤崎こうき

それでは、公園の建ぺい率については、「都市公園法第4条に基づき、公園施設として設ける建築物の建築面積について、従来からの基準を十分参酌した上で研究すること。」と記載するとしたいが、いかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

藤崎こうき

それでは、そのように取り扱うことといたします。 以上で、Park-PFIについて、及び公園の建ぺい率についての協議を終了することといたします。 この際、ほかに何かご発言はありませんか。

ちょうなん貴則

検討シートに記載はありませんでしたが、8月に実施した視察を含め、これまで委員会の中でドッグランについての発言がありました。特色ある公園の一例としてドッグランを追加してはどうかと思いますが、いかがでしょうか。

藤崎こうき

特色ある公園の一例としてドッグランを追加してはどうかということですが、いかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

藤崎こうき

それでは、そのように取り扱うことといたします。 それでは、先ほど開陳いただいた各会派の意見及びただいまの委員間討議の内容を踏まえ、正副委員長において「公園の在り方に関する提言書(案)」を作成し、それを基に、この後、ご協議いただくことといたします。 素案作成のため、暫時休憩いたします。 --------------------------------------- 午後3時51分休憩 午後4時10分再開

藤崎こうき

委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き議事を進めます。 先ほど開陳いただいた各会派の意見及び委員間討議の内容を踏まえ、正副委員長において「公園の在り方に関する提言書(案)」を作成いたしました。 本件について、副委員長から説明があります。

としま剛
としま剛日本共産党墨田区議会議員団

それでは、お手元の資料、「公園の在り方に関する提言書(案)」をご覧ください。 公園の在り方に関する提言書、墨田区公園マスタープランの推進に向けて。 令和5年、月、公園の在り方調査・災害対策特別委員会。 はじめに。 国土交通省「都市公園の柔軟な管理運営のあり方に関する検討会」の提言では、ポストコロナの新しい時代において、都市公園は、地域の課題や公園の特性に応じ、多機能性のポテンシャルを更に発揮することが求められており、このため、多様な利活用ニーズに応え、地域の価値を高め続ける「使われ活きる公園」を目指していくべきとされています。 このことに併せて、令和5年5月29日に設置された本委員会では、“すみだ”らしい公園の在り方として、子どもから高齢者まで多世代の区民に親しまれ、区民の福祉の増進に資する魅力ある公園づくりを推進するための調査、検討を重ね、この度、提言書を取りまとめるに至りました。 区においては、墨田区公園マスタープランを改定・推進するに当たり、本提言の実現に向けて検討されることを望みます。なお、本書末尾には、あらかじめ各会派から募った意見をほぼ原文のまま掲載してありますので、こちらも併せて今後の参考とされることを期待します。 令和5年、月、日、公園の在り方調査・災害対策特別委員会。 1、個性ある公園、特色ある公園づくり。 提言1、利用者のニーズに合った個性ある公園づくりについて。 (1)「使われ活きる公園」を目指して、利用者のニーズに合った個性のある公園整備を推進すること。また、定期的な利用者のニーズ調査を実施するとともに、公園の利用実態を把握し、公園の魅力向上に努めること。 (2)区の考えと利用者のニーズとのギャップを解消するため、公園の設置目的及びコンセプト等を看板等で明示し、その公園を設置した意義を利用者に対し、積極的に発信していくこと。 提言2、特色のある公園づくりについて。 (1)地域の価値及び魅力向上を図るために、地域の資源を生かした特色ある公園を整備すること。 (2)次に掲げる機能等を有した公園について、計画的な整備を検討すること。 ア、子どもたちの意見を取り入れた遊具や遊び場のある公園。 イ、ボール遊びができる公園。 ウ、スケートパーク、バスケットゴール等がある公園。 エ、ドッグランのある公園。 オ、旧中川水辺公園等におけるカヌー、カヤック等、ウォータースポーツの拠点となる公園。 カ、全天候型の公園。 2、都市公園としての機能強化。 提言1、魅力ある公園とするために。 (1)観光施策推進の一環として、ナイトタイムエコノミーを意識したイベント機能の強化を図ること。 (2)公園トイレの機能強化(デザイン、機能、清掃回数の見直し)を図ること。 提言2、災害発生時の備えとして。 (1)大規模公園については、避難場所としての位置付けに加え、救出救助活動及びボランティア活動の拠点並びに生活物資の集積・輸送拠点とするため、マンホールトイレ、かまどベンチ等の防災設備を拡充すること。 (2)公園の防災設備の利用方法を周知するため、防災設備を活用し、避難生活を体験できるようなイベントを開催すること。 (3)災害発生時においても公園が機能するよう、公園設備に使用する電力や燃料について、太陽光や風力、地熱といった再生可能エネルギーの積極的な活用を図ること。 提言3、生物多様性を身近に感じることのできる公園づくり。 (1)グリーンインフラ(自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある地域づくりを進める取組)としての機能の拡充を図ること。 (2)大学、専門学校、小中・高校等のフィールドワーク・環境学習の場として活用できる、自然に触れ合える公園を整備すること。 (3)生態系を維持するための環境整備及び人材育成に努めること。 3、民間活力の活用・協働の推進。 提言1、指定管理者制度、Park-PFI等の活用について。 本提言については全会派の合意に至らなかったが、重要な事項であるため、両論を併記する。 (1)民間の資本及びアイデアを活用し、公園の魅力向上及びにぎわい創出を図るとともに、公園の効率的な管理運営に資するため、指定管理者制度やPark-PFIを積極的に導入すること。 (2)公園マスタープランにPark-PFIの導入について明示すること。 自由民主党・無所属、公明党、日本維新の会・国民民主党、都民ファーストの会。 (1)指定管理者制度の導入に当たっては、そのことにより福祉の向上につながるかなど、法人の特性を踏まえて議論を尽くすこと。 (2)公園施設の一部が有料化され、本来、憩いの場として誰もが利用できた場所が失われる可能性があるPark-PFIは導入しないこと。 日本共産党、立憲民主党。 提言2、官民等の連携・協働の推進について。 (1)公園管理について、民間活力のほか、ボランティア人材を活用できる仕組みづくりを検討すること。 (2)各ステークホルダーの協働により、公園の管理運営に係る課題を抽出・共有できる仕組みづくりを検討すること。 (3)企業参加を促すため、ネーミングライツパートナー制度の活用を図ること。 (4)事業者との相互連携を図り、隅田公園の時間消費型の公園としての機能強化を図ること。 提言3、イベントの開催等によるにぎわい創出について。 (1)区として、多様な主体の個性を生かし、誰もが楽しめるイベントを開催すること。 (2)民間によるイベント利用時の活性化を図るため、大規模公園の占用利用の拡大を図るなど、可能な規制緩和について積極的に検討を行うこと。 4、バリアフリー(ユニバーサルデザイン)・インクルーシブの推進。 提言1、ウェルビーイング(健康で調和のとれた充実した暮らしを送ること)に資する公園づくり。 (1)誰もが憩いとうるおいを得られる公園であるために、遊具、公園トイレ、植栽、パーゴラ、ベンチ等を計画的に整備すること。 (2)ユニバーサルデザインに基づいた公園全体のバリアフリー化を進めること。あわせて、インクルーシブ遊具を計画的に設置すること。 (3)多様なライフスタイルに対応し、子どもから高齢者まで楽しめる遊具等の施設整備を図ること。また、リハビリに資する機能など、地域が求める設備を設置すること。 5、管理運営の適正化。 提言1、利用の向上について。 (1)公園で「できること」を積極的に明示し、利用者の潜在ニーズを喚起することで、利用の最大化を図ること。 (2)公園の利用者数が想定より少ない場合は、遊具や設備について必要な見直しを適宜実施すること。 提言2、アクセス不便地域の解消について。 (1)地域によって公園が少なく、公園へのアクセスが困難とならないよう、可能な限り公園を増やしていく、面積を拡大していくよう努めること。 提言3、公園審議会の設置について。 (1)都市公園法第17条の2に基づく協議会、又は区長の諮問に応じて公園行政の評価、検証を行う機関として公園審議会の設置を検討すること。 提言4、管理運営の適正化について。 (1)公園設備の選定に当たっては、イニシャルコスト、ランニングコストを意識しつつ、公園の設置目的及びコンセプトに合った設備を選定すること。 (2)利用者による公園施設、遊具等の不具合通報システム、芝刈りロボット等、ICT・IoTの導入に努めること。 提言5、公園施設の設置基準について。 (1)都市公園法第4条に基づき、公園施設として設ける建築物の建築面積について、従来からの基準を十分参酌した上で研究すること。 10ページ目以降には、あらかじめ各会派から募った意見をほぼ原文のまま掲載しております。 私からの説明は以上です。

藤崎こうき

ただいまの説明について、何かご質疑、ご意見はありますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

藤崎こうき

それでは、本提言書につきましては案のとおり決定したいと思いますが、いかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

藤崎こうき

それでは、そのように決定いたします。 ただいま決定いたしました提言書につきましては、私、委員長から議長に提出し、議長から執行機関へ送付していただくよう、議長に申入れを行うことといたしますので、ご承知おき願います。 なお、一部字句等に訂正がある場合は、その取扱いを委員長に一任されることを望みます。 本日の調査事項は以上でございますが、ほかに何かありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

藤崎こうき

ほかになければ、以上で公園の在り方調査・災害対策特別委員会を閉会いたします。 午後4時20分閉会