中央区の特別で、令和6年度の教育費について、幼稚園の預かり保育・給食、外国人児童への支援、不登校対策、学校施設改修などの議題が質問・審議された。同時に公債費などについても審議が行われた。
- ・幼稚園の預かり保育実施状況とニーズへの対応状況
- ・外国人親子への入園対応と学習支援体制の整備
- ・校内別室登校制度とVLP(仮想学習プラットフォーム)の活用
- ・幼児期から学齢期への教育の切れ目のない支援体制
- ・学用品の共同利用・リユース推進と包括的性教育
- ・中学生海外派遣事業の応募状況と選考方法の透明性
- ・学校施設の大規模改修と気候変動への対応
- ・晴海西小中学校の生徒数予測と追加校舎建設の必要性
- ✓午後1時にを再開することを決定
- ✓午後2時55分にを再開することを決定
- ✓翌日午前10時に開会することを決定
※ このまとめはAIが発言記録から自動生成した要約です。正確な内容は下部の発言や公式会議録の原文をご確認ください。
// 発言者(20名)
// 発言(155件)

おはようございます。ただいまより本日の委員会を開会いたします。よろしくお願いいたします。 第8款「教育費」について、質問者の発言を願います。
委員 おはようございます。それでは、教育費について早速質問をさせていただきたいと思います。 教育は国家百年の計と言われておりますが、学校の中と外、一般社会と子供たちの安全を守るためにも、一部どうしても隔離されてしまう部分はあると思います。私自身も区内で高校生と小学生の子供を育てておりますが、やはり学校の中の事情となりますと、先生はもちろんですけれども、子供たちから直接、どんなことがあったのか、どういう学習をしているのかというのを聞く以外になかなかすべはないというふうに感じているところです。そういった点から、本日、私自身の体験、娘から聞く話などを中心に、学校の実情、もちろん、御報告いただいております様々な資料やデータ、理事者の皆様、教育委員会の皆様からふだんお聞きしているお話なども併せて、中央区の教育の現状について確認と方向性をお伺いしてまいりたいと思います。 まず、先日、娘が通知表を持って帰ってまいりました。中央区では、これはいつからか、また全国はちょっと確認させていただきたいんですけれども、セメスター制度となっているかというふうに思います。我々が子供の頃や少し前までは1学期、2学期、3学期とそれぞれに通知表を持って帰って、成績や学校内での様子を御報告いただいていたわけですが、現在は前期・後期制を用いて御報告というふうになっているかと思います。これは保護者としての昔の懐古主義ではないですけれども、夏休み前にはもらえないんだなとか、9月終わり、10月初めに来るんだなと、正直言うと多少違和感は感じるんです。一方で、先生方の評価体制の在り方、大学などもそうですけれども、夏休み、冬休み、春休みなどという形でありますが、実態としては3学期は短いわけでございますし、評価体系としてはすごく効率的な部分もあると思います。そういった観点で、まず前期・後期制を導入している実態、メリットなどについてお伺いをさせていただきたいと思います。 長い夏休みの間で、子供たちは非常に多くの体験や学習をする子もいれば、夏休み中、正直言って少しサボってしまったり、だらけてしまう子もいるかと思うんですけれども、そういう長い休みを挟んでの子供たちの評価や先生たちの学習指導の在り方も併せて御見解を教えていただければというふうに思います。お願いいたします。
子供たちの学習並びに生活の様子を保護者の方々にお伝えするものとしまして、通知表というものがあると認識しております。この通知表は学校の裁量の中で通知していく文書でありまして、法的に定められた公文書ではございません。そういった中で、子供たちの様子を何回程度、どのように通知または口頭でお伝えするかというところは、学校の経営、運営の裁量に任されているところがございます。 御質問にありましたメリットというようなところでは、まず、子供たちの様子を、通知表の形ですと一方通行、お伝えして終わりというような形がございますが、2期制の形を取ることによって個人面談を充実することができます。そういった中で、双方向のやり取りの中で子供たちの様子を詳しく、また御質問も丁寧に受けることができているというようなメリットがございます。また、昨今の働き方改革の流れも受けまして、先生方が一人一人の子供の様子をじっくりと丁寧に評価資料を見ながら、振り返りながら通知表をつくっていけるというメリットもあるかというふうに存じております。 私からは以上です。
委員 ありがとうございます。前期・後期制、セメスター制は本区内の小・中学校全てで導入しているということでよろしいですか。そこを確認させていただきたいと思います。 また、先ほど申し上げましたけれども、制度のメリットは非常によく分かっておりまして、慌ただしい休み前に様々な評価や、先生方の働き方改革も含めて、事務量は増えるという問題もあると思いますし、前期・後期制のメリットは非常に大きいと個人的には思うんですが、やはり保護者の意識が少しついていけていないところがあるのではないかというふうに個人的に思います。私などは、これでも、自分で言うのもなんですが、そのメリットを理解しているんですけれども、周りのお話を聞くと、何でこんな時期に通知表が返ってくるかというような保護者の素朴な意見を聞くときもあります。もちろん、保護者会等でそういうシステムを敷いているということは御説明いただいていたりしますので、頭ではもちろん分かっているんですが、やはり自分たちの原体験となります小学生や中学生のときの感覚みたいなものがどうしても拭えない部分もありますので、ぜひとも保護者の方に、そのメリット、通知表だけではないですけれども、評価のシステムややり方、考え方については、より一層、周知を図っていただければと思っております。 では、全校なのかどうかだけ確認でお知らせをいただきたい。
通知表でございますけれども、区内小学校全校で2回の通知をしております。 なお、宇佐美学園については、3回通知をしているところでございます。
委員 分かりました。 繰り返しとなりますが、セメスター制、2期制自体は非常にすばらしいシステムで、合理性も非常にありますし、先生方の働き方改革にもなると思いますので、ぜひともその利点を保護者の皆様や御家庭と共有していただいて、先ほど双方向という御答弁がありましたので、有効活用していただければというふうに思います。繰り返しとなりますが、やはり夏休み中や冬休み中、春休み中、長期休暇の過ごし方等の参考や生徒指導、児童指導の在り方についても、評価と併せて考察を深めていただければと感じております。 続きまして、当然、これも主に小・中学校となりますが、学校内での動植物の飼育についてお伺いしたいというふうに思います。 私ごとばかりで恐縮ですが、先日、我が家で犬と猫を飼ってみたんです。娘が飼いたいということで飼ってみて、飼ってからまだ時間がたっていないので、単純に喜んでいるだけの部分もあるんですけれども、やはり子供たちに動物等の飼育をさせると、非常に様々な学びや気づきがあるというのを、短期間ではあるんですが、実感しております。今までなかなか朝起きてこなかったのが、朝、動物に餌やり、水やりをする。トイレの掃除をする。三日坊主にならないようにしてもらいたいところですけれども、ただ、明らかにやはり意識の芽生えというようなものを保護者として感じる部分があります。私自身も小学生の頃、私は区内ではなく郊外の埼玉のほうの小学校の出身でありますが、割と郊外だったこともあって、学校内に大きな校庭等もありましたので、鶏を飼っていたり、クラスの中でウサギなどを飼っていた記憶があります。小学校のときの思い出話になってしまいますけれども、いつぞやは鶏が脱走して大騒ぎになったことですとか、クラスで飼っていたウサギが残念ながら早くに亡くなってしまって、皆で非常に悲しい思いをしたということなどが今でも記憶として明確に残っているわけであります。学校は勉強、学習の場であるとともに、やはり生活の場、また、これだけ幸せな平和な日本、現代社会においては、弱者の存在であったり、他者への思いやりという点を動植物から学ぶことは非常に大きいかなというふうに個人的には考えています。 そこで、改めてですけれども、区内の小・中学校で動物、また植物、植物は学習の課程でも栽培があると思うんですが、飼育している状況、かつては全国的に生き物係、生物係などがあって、積極的に飼育をしていた時代がありましたけれども、昨今はなかなか管理も難しいということもあって、やや縮小傾向かなというふうに感じるところもあります。私が子供の頃とか、学校の図書館に行くとファーブル昆虫記やシートン動物記は常に人気のベストセラー、ベストリーディングという感じだったんですけれども、最近の子供たちは、ファーブルやシートンの話を聞いても、あまりよく知らないという感じの子も増えているというのを実感として感じています。あわせて、子供たちに対する動物、植物を通した自然教育や生命教育についての御見解もありましたら、お知らせしていただきたいと思います。お願いいたします。
では、学校における動植物の飼育についてお答えをいたします。 委員御指摘のとおり、生き物を飼うということは、子供たちの情操教育も含めて、非常に質の高い学びにつながる、こういう言い方をしたらあれですけれども、教材となり得る活動だというふうに認識をしております。そういった中で、区内の小学校におきましては、環境面とか何かしらの制約等がございますので、そういった中で飼育できる生き物の種類については限りがあるんですけれども、何かしら飼育をして子供たちの教育活動に寄与しているというようなところでございます。御質問にありました鶏とかウサギ、いわゆる哺乳類とか、そういったものについては、非常に子供たちとしても心を寄せやすいというようなところはあるんですけれども、昨今、アレルギーであったりとか、また鳥インフルエンザなどのかつてはなかったような問題もございまして、なかなか飼育が難しいというようなところがございます。ただ、低学年におきましては、生活科の学習などで飼育、栽培単元は2年間にわたって行うこととなっておりますので、非常に重要視しながら現在でも行われているというようなところがございます。また、生命尊重という意味では道徳教育にも直結するようなところでありまして、そういったところで子供たちが命に関して心を寄せるというところで、各学校は工夫を凝らして行っているところがございます。 なお、幼稚園に関しましては、一部の園ですけれども、ウサギを飼育して、私も見に行きましたけれども、名前をつけて本当にめでている様子が見られるということがございます。 私からは以上です。
委員 お取組をよく理解いたしました。 最後の御答弁で、今、幼稚園では、一部かもしれませんけれども、ウサギも飼育しているということでございます。冒頭のお答えにもありましたけれども、動植物はどの種類が望ましいとか、そういったことはないですけれども、やはり御答弁にあったように、子供たちが正直言って好きになりやすい、感情移入しやすい、取っつきやすい動物というのは当然あったりすると思いますし、先ほど鳥インフルエンザのお話もありました。時代背景で、アレルギー、その他苦手なお子様や御家庭もいらっしゃるという中で、全ての方に配慮すると、逆に身動きが取りにくくなってしまうという厳しい現実もあるかと思います。しかし、それを補って余りある効果、思い出、生命尊重の姿勢といったものは非常に強く感じるところであります。先ほどのウサギではないですけれども、各学校に積極的にそういった生命飼育、植物だったら栽培等を行っていく機運というのは、残念ながら自然の乏しい本区であるからこそ重要視して、積極的に教育委員会からも学校のほうとの情報共有や指導体制をつくっていただければと思います。 本区内の児童・生徒を拝見しておりますと、やはり都心であるがゆえに、動物もそうですけれども、虫が苦手だという子が本当に多くて、柏学園をはじめ、林間学校、校外学習も様々行っていただいているんですが、日常的に、虫、それこそ本当に蚊やアリのような、なぜこんなのが怖いのかというような小さな生き物に対しても、かなり強い恐怖心を抱いているお子さんは、時代のせいもありますけれども、私の見る限りではかなり見えます。虫もそうですけれども、やはりふだんから動物とかに接していれば、動物の周りには、よくも悪くもですけれども、人間の周りよりは自然と虫が多く発生する環境もあって、大都会に住む我々だからこそ積極的に様々な動植物に接していくことによって、小さな自然環境のリアルを感じていけるような教育の在り方をぜひとも考えていただきたいというふうに思っております。 続きまして、子供たちの放課後の在り方で、特に習い事や体験格差についてお伺いしたいと思います。 従前からお願いをしているところもありますが、中央区内の小・中学生は本当に忙しい子が多くて、学習塾はもとより、習い事も非常に多様化していて、昨日お話を聞いた御家庭では、午前中に郊外に行って乗馬、午後はバスケットボールをやったというお子さんがいて、すごい行動力、活動力だなというふうに思ったところです。もちろん、ふだんプレディやプレディプラス、学童など、放課後の居場所づくりには御尽力いただいているんですが、それとは別に、今、女性の社会進出もありまして、保護者も、家に一人で置いておくぐらいなら学習塾や習い事、体験事を増やす。増やすのはよいことなんですけれども、やはりちょっと消化不良になってしまっていたり、多くのことに触れることができる子がいる一方で、なかなかそういったことに恵まれない御家庭や子供もいるということで、やり過ぎの御家庭もいる。あと、正直言うと、なかなか体験できないお子様もいるという二極化が起きているのではないかというのは懸念されるところです。一部マスコミの報道などでも、やはり体験格差は少し前から課題となっているかと思います。 改めて、本区で習い事ですとか、土曜日、日曜日も含めた放課後の子供たちの生活態度と生活スタイルについて、やはりきちんとしたアンケートやヒアリング調査を行って、それに基づいた学外での在り方を考え直す時期ではないかなと思います。もちろん、学外や放課後というのは、第一義にも第二義にも御家庭の自主的な尊重されるべき時間ですし、ああでもない、こうでもないというふうに教育委員会、学校が言うべき問題ではないんですが、繰り返しとなりますが、かつてとかなり違って、過ごし方が学力面や体力面でも大きな差になってしまったり、様々な価値観の違いを生む原因となっているところもあるかと思います。そういった観点で、体験格差や、逆に言うと習い事虐待とまでは言いませんが、忙し過ぎる子、逆にあまり何も取り組めていないようなお子様、御家庭といった問題に対しての対応も含めての御見解をお願いいたします。
確かに、今、お子さん方は、様々な習い事ですとか、塾ですとか、教育、学校外の活動がかなり豊かになっているということは認識してございます。また、それによっての格差というものも恐らく生じているだろうということは想像できますけれども、基本的に、やはり学校におきましては、学校生活が充実するように教育環境を整えるということが教育委員会としての考え方でございますので、今、委員もおっしゃいましたように、習い事とか、学外の活動に関しましては、保護者の方の考え方、価値観等によるものであると考えてございますので、特にそういったことに対してのアンケート等をすることにつきましては、今のところ考えはございません。 以上でございます。
委員 御回答ありがとうございます。 これも繰り返しとなって恐縮ですけれども、学校の外のことは各御家庭の御判断、自己責任の部分が大きいと思いますが、どうしてもそれが回り回って学習習慣であったり、生活態度になってしまう。それが、結局、学内にも多かれ少なかれ影響を及ぼすのではないかというのが、一部の学識者の中でもそれを強く訴えておられる方もいますし、私自身もそう感じるところがありますので、学内のことを学校で取り組んでいただくのは当然といたしまして、学外での生活習慣、単純に習い事とか塾がいいとか悪いとか、すべきとかすべきではないとかという話は重要ではなくて、学校の外でどういうことに興味を持っているのか、どういう生活リズム、習慣、経験を積んでいるのかというのは、ぜひとも学校の中にいる先生方や教育委員会の皆様にもできる限り共有していただいて、だからこそ、足りない部分ですとか、優れている点をさらに伸ばすという方向性をぜひとも見いだしていただけないかなというふうに思うところであります。学内のことを懸命に目いっぱいやっていただくということは大々々賛成でございますし、外の細かいことまでは手出しをすべきではないというのは全く賛同するところでありますが、状況把握については可能な限り今後努めていただければと考えております。 続きまして、今回、決算でも保護者の負担軽減策を複数お示ししていただいているかと思います。 まず、導入からもう何年もたちましたが、改めて小学校の給食無償化です。給食自体の決算、予算づけももちろんされていますが、無償化についても6億6,200万円相当プラスアルファで計上されているのかなというふうに思います。昨今、申し上げるまでもなく、本当に食材や光熱費全て上がっておりますので、本区においてはそういうことはないというふうに今までも御報告いただいておりますが、残念ながら、一部の自治体では予算的に給食の品数が減ったのではないかといった懸念が指摘されるときもあります。本区の場合は様々な手当てをしていただいているのは知っておりますが、改めて物価高騰等、小学校等の給食無償化、今後も残念ながら食材、人件費全て上がっていくと思いますので、これに対する手当や課題点をどのように考えておられるのか。結局、質と量を確保しないといけないわけですが、この御見解についてお知らせしていただきたいと思います。 また、他の保護者負担軽減策として、校外学習、学外学習で林間学校や修学旅行などの在り方ですけれども、令和6年度から、今回の決算から宿泊行事、移動教室では業務委託化も一部されているということでございます。業務委託化されることによって、先生や学校の御負担が軽減されて、また、団体旅行と言ったら適切か否か分かりませんけれども、団体移動でのノウハウや知見、ワンストップでできる旅行代理店が中心になるかと思いますが、業者さん等と協力していくというのは望ましいと思う一方で、これは区内の学校の話とは限らないですけれども、昨今はやはり修学旅行や団体旅行の値段が非常に高くなっている。個人的に比べた事例があるんですけれども、団体旅行で家族旅行よりも1人当たりの単価がむしろ上がってしまうと。集団でバスや電車を使って行って、宿も、逆に言うと、児童・生徒で基本的に同じホテル、旅館に泊まって団体扱いとなるので、インターネットでの予約などが中心となった御時世だからこその課題かもしれませんが、団体客のほうが旅費や交通費が逆に高まるケースが増えているというのが認識としてあります。費用対効果を教育の現場、ましてや移動教室に求めるべきではないというのは感じておりますし、保護者の負担の補助もしていただいていると思いますが、移動教室、校外学習などに対する在り方、今回の業務委託化も含めて、御努力や見通し、また決算も踏まえた費用の今後の高騰に対する対応策なども併せてお知らせしていただければと思います。 長くなりましたが、給食の無償化と移動教室を中心とした保護者の補助や経費負担について御見解をお願いいたします。
それでは、まず、給食費のことからお答えをいたします。 令和5年度から無償化したところですけれども、昨今の物価高騰で、私どももしっかり手当てをしているところですが、もともと無償化になる前に、給食費を負担していただくということで、なかなか上げにくいといいますか、保護者の負担というところもありましたけれども、無償化になったときに、しっかりと食材の経費を確保するということで予算としては確保しているところで、例えば小学校ですが、令和5年度から令和6年度にかけて、お米を除いて、給食費は8%の上昇率ということで単価を設定しました。また、7年度にかけても6%の増ということで対応しているところで、先般、お米のほうも補正予算を出させていただきましたけれども、食材の質だとか量だとかをしっかりと保てるようにということで、もちろん現場の栄養士も献立を非常に工夫しながら、おいしい給食を子供たちに提供できるように取り組んでいるところでございます。 次に、林間学校や修学旅行などの校外学習の在り方でございます。 御紹介いただいたように、令和6年度から委託化をさせていただいております。バス代とか、そういったところでかなり経費が上がっているところでして、例えば小学校の移動教室ですと、令和5年度決算が3,900万円ほどだったところが、令和6年度、もちろん委託化というところもありますけれども、4,600万円ほどになっているところでございます。保護者の負担に関しましては、以前私どものほうで調べたところで、全体でかかる経費の3割ぐらいかなというところで、賄い費、食事ですとか、行事費、あとは見学費の超過した部分などを御負担いただいているところはありますけれども、昨今の物価高騰下においてもしっかりと体験ができるようにということで、こちらのほうでもしっかりと物価高騰の分も見込んだ予算を確保しながら、体験の効果が得られるようにということで対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。
委員 ありがとうございます。教育委員会や学校のほうで様々な努力、対応をしていただいているということをお聞きしまして、安心はしました。 一方で、今御報告がありましたように、年々、一昨年度が8%、今年度は6%ということで、基本的な経費、材料費を含めて、給食に関しては確実に上がっていくのだろうなと。この流れは社会構造上やむを得ないのかなというところもあります。当然、今の御答弁にもあったので、安心はしておりますけれども、子供たちの栄養、給食の楽しみや質や量を落とさないためのお取組、併せて、本当に厳しいお願い事になるんですけれども、保護者の負担の急増を招かないようなお取組、中期的・長期的に物価が上がっていくということも視野に入れまして、御対応をお願いしてまいりたいというふうに思います。先ほどの体験格差の話にもつながりますが、御家庭によっては、給食費は無償化ですからいいんですけれども、行事、イベント等の費用負担が厳しいというお声も一部には当然あるかというふうに思います。この御時世ですから、負担額を上げないというわけにはなかなかいかないというふうには思いますが、現実に合った御対応をぜひとも行っていただきたいと思います。 就学援助や就学奨励者数等については、時間があるときにお伺いしてまいりたいと思いますが、今日は給食費の無償化を中心にお聞きをいたしました。 続きまして、文化財の保護事業についてお伺いいたします。 本区内の文化財保護事業、まちかど展示館など文化・歴史の保存策は、大きなレベルから小さなレベルまで、いろいろ目を配っていただいているというふうに思います。昨日、たまたまですけれども、所属する小舟町町会でバスハイクがありました。小舟町町会は、江戸期から浅草寺に大提灯を奉納したり、成田山の新勝寺本堂の前の香炉を奉納してきたという歴史がございまして、バスハイクを通して、町会の歴史と、そういった名刹とのつながりを体感するという趣旨でのバスハイクが行われまして、私も参加してまいりました。浅草寺の小舟町大提灯というのは、皆様御存じの方も多いと思うんですけれども、雷門の第一の大提灯の次に存在する宝蔵門というところにかかっている非常に大きな提灯でございまして、昨今、インバウンド需要も大きいので、外国人の方が過半だったかもしれませんけれども、本当に多くの観光客の方がいらしておりまして、東京の観光スポットとしても重要な場所になっていると思います。来年度、この大提灯の架け替えなどを町会等では検討していて、その寄附集めなども順次行われているところというふうに聞いているんですが、昨年、やはり同じ小舟町町会で大祭が行われた際におみこしが出たんですけれども、大きいおみこしももちろんなんですが、小さなおみこし等にも修復等が行われまして、その修復には当然大きな費用がかかりますので、自分たちだけの費用や寄附だけではなかなか賄えないという部分もあったので、たまたま募集のあったJR東日本の文化財団のほうに御協力を求めましたところ、その審査に通りまして、非常に大きな助成をいただいたということがありました。 何を申し上げたいかというと、小舟町の例は一例なんですけれども、区内の様々な文化財、文化財の中にはお祭り、祭礼と関わるものが大きいので、宗教との兼ね合いなどもあるんですが、江戸期や戦前から続く由緒正しいものは、やはり庶民、大衆文化の本当に礎となってきた、現代にもつながっている、本当に中央区の宝だというふうに思うわけです。こういった宝をやはり維持・修復していくためには、本当に大きな費用がかかったり、人手もかかるというふうに考えております。中央区が、仮に直接は難しかったとしても、やはり間接的にサポートしていく、支えていくという土台づくり、仕組みづくりというのは、現在も区の様々な文化財指定ですとか、そういったお取組はしていただいているんですけれども、やはり金銭面、経済面ですとか、広く広めていく広報の面でも、より重要性が増していくのであろうと思います。 今申し上げました例などを中心に、改めて、区内にたくさんあります大小、有形、無形の文化財の保護、とりわけ経済面や広報、告知、近隣区民の皆様に知らしめるためのお取組について現状をお知らせしていただいた上で、さらにそういったことにお力寄せをしていただく方向性が望めるのか否かという点について御見解をお願いいたします。
地域文化財の保存・保護に係る御質問でございます。 まず、区内におきまして、文化財の様々なものを国・都あるいは区において指定または登録という形での保存・保護に努めているところでございます。現状、まず保護のための補助等につきましては、国・都につきまして、それぞれ文化財指定等をされたものについての修理であるとか、無形の文化財につきましては技術継承、研修などについて補助金等を支給しているところでございます。また、区におきましては、指定文化財については修理に対しての補助金、それからまた、登録文化財につきましては保護奨励金ということで、毎年、金額の支給をしているところでございます。 現状、文化財の指定されているものあるいは登録されているものを中心にした助成、保護に努めているところでございまして、委員のお話がありました祭礼に係る文化財等につきまして、現状のところ、具体的に保護に対する補助等というものは制度としては行っていないところであります。 ただ、昨今、文化庁のほうで、地域資料といったものの補助金事業が行われているところもございますので、そういったところの周知等には努めてまいりたいと考えております。また、必要に応じて個別のお話等をいただければ、そういった御相談のほうには乗っていきたいというふうに考えているところです。 私からは以上です。
委員 ありがとうございます。 文化財の保護は、祭礼等の関係等もありまして、線引きが難しいところもありますし、一回何かしらの指定などをしますと、それを取りやめたり縮小するというのがなかなか難しいといった課題もあるかというふうに思います。ただ、一方で、本当に時代が大きく変わる転換点の中で、多分、本区に残されている数少ないと言って問題ないと思いますけれども、江戸期や戦前から続くような具体的なものは積極的に支援していくべきであろうというふうに思っております。金銭面での助成というのは、簡単に一朝一夕でやることは難しいとは思いますが、まずは区内に様々な有形、無形の文化財があると思いますけれども、あるということを区民の共有の財産として認識していただくお取組をぜひとも加速させていただきたいと考えております。 文化財保護というだけではなくて、冒頭に申し上げましたけれども、まちかど展示館や、今度、まるごとミュージアムなど、いろいろな場面でそういったものを広く広めていく。やはり知られてこそ価値のあるものが多いと思いますので、まずは何よりも区民の共有の財産であるという認識を広く区民の皆様に持っていただくような御努力も併せてお願いをいたしまして、私の質問を終わります。

次の質問者の発言を願います。

それでは、私からの質問をしてまいります。 まず最初に、幼稚園の預かり保育についてお伺いをしたいと思います。 我が会派から、令和5年7月、幼稚園施策のさらなる充実を求める緊急要望書を提出いたしました。そして、その後、令和6年度から、それまで3園で実施していた預かり保育を区内の13園に拡大していただき、また、幼稚園での弁当給食の提供も行っていただいている状況だと思います。要望に対する対策、施策を広げていただいたことには感謝を申し上げます。 令和6年度の実施状況、行政評価では、幼稚園預かり保育について、保護者ニーズに対応していくために、利用時間や定員の見直しをする必要があるという課題感を示されて、現在の令和7年度に時間の延長、定員の見直しという部分も行っていただいたと思っております。この件は、昨年9月の区民文教委員会でも次年度の施策ということでお示しいただきまして、我が会派からも質問させていただきました。令和7年度の事業展開をされるに当たってアンケートを取っていただいて、利用者の7割の方が時間の延長を望んでいるというような部分でもお示しをいただきました。昨年度の課題、園児というか、保護者の様子を見て、令和7年度上半期までのその後の状態や様子も少しお聞かせをいただきたいと思います。お願いいたします。
幼稚園の預かり保育に関してでございますけれども、御紹介いただきましたように、昨年度全園に拡大して午後4時半までだったところ、今年度から午後6時までの利用ということで、大変多くの方に御利用いただいているところでございます。まず、預かり保育自体の登録というところで申し上げますと、昨年度の4月時点だと、利用できる形で登録していた方が77.1%だったのが、今年度87.8%ということで10ポイント以上上昇しているということで、ニーズとしてやはり高いところなのだろうというふうに考えております。実際の利用に関しても、昨年度よりもやはり利用率も上がっているところでして、事由を問わず御利用いただけるという制度でございますので、保護者の方に通い慣れた幼稚園でそのまま過ごせる制度として、すごく有意に使っていただいているというふうに考えているところです。 また、お弁当給食に関しましても、利用に関しては非常に高い利用率となっておりまして、園によっても異なるんですけれども、令和7年4月で大体7割を超える方に御注文いただいている。また、7月は8割ぐらいということで、そういった形で注文率もとても高くなっています。先ほど御紹介いただいたアンケートに関しましても、実は、今年度、また7月に同じようなアンケートを実施した中で、例えばお弁当給食、今まで1回以上利用した方は95%というところと、98%の方が今後も利用したいということで御利用いただいているということで、こういった幼稚園施策の充実というところで保護者の皆様に御満足いただいているのではないかと感じているところです。 以上でございます。

それぞれ経過を追って御説明いただきまして、ありがとうございます。 最初、幼稚園の保護者さんにお伺いしていると、うちの子は好き嫌いがあるから頼んでいいのかどうなのかと迷われる親御さんもいらっしゃいました。そういう中で、7月に80%というのは、恐らく暑さもあって、持たせたお弁当が傷むのではという部分での活用などもあるのかなと思います。あと、条件が必ずしもお仕事とか、そういった限られたものではないというところで、親御さんも安心して時折子供を預けられるという状況があり、預けやすさという部分もあるのかなと思います。地域によって人数の見直しなどもしていただいたところですが、現在の利用状況から、また見直さなければいけないような人数の調整というような部分は発生しているのでしょうか。その部分もお聞かせください。
利用人数の部分に関しまして、先ほども申し上げたように、非常に高い利用率というところで、こちらも園による部分はあるのですが、利用状況として、特に多くの方がお申込みになっている園などもあって、抽せんが発生しているような園もございます。そうすると、お申込みいただいても御利用いただけない日が出る可能性があるということで、そういったところに関しては、利用状況を確認しながら、また今後の定員設定は検討していかなければいけないのかなというところです。現状できることとして、本当に利用したい方が利用できるように、キャンセルが決まった時点で早めに、例えば2日前までにといった決まりはあるんですけれども、お使いにならない場合は、なるべくキャンセルを早めにしていただいて、そこの枠に申込みができるようにといったところですとか、あとはきょうだいで予約をしたい方が、例えば1つしか枠が空いていなかった。そうすると、申し込んだ後に、もう一人申し込めませんでしたということがないように、実は、9月から予約の空き数を表示できるような形で予約のシステムを改善したりといったことで、できるところから使いやすさというところはしっかり対応しているところですので、人数の変更の検討も含めて、今後も便利に御利用いただけるような形で対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。

御答弁ありがとうございました。 利用率に対して、様々できること、待機の見える化という、今、本当に庁内のいろいろな子育て機能も役所の窓口も見える化をしていただいて、利用しやすい状況も進めていただいているのだと思います。便利だと思う部分と安心だと思う部分と、いろいろ気持ちの中にはあるかと思いますが、やはり都心部、人口が増える中で、マンションにお住まいの方が多くて、相談できる方がいないとか、ちょっと気軽に預けられる状況がないという方にとっては非常によい施策だと思いますので、引き続き状況を見ながら検討を様々していただきたいと思います。 そして、幼稚園に関する部分ですが、小学校もそうですけれども、また幼稚園と小学校の違いはあろうかと思うので、1点、外国人が小学校でも増えてきていて、様々な課題があるというのは行政評価のほうにもありますが、幼稚園での外国人の方々に対する対応をどのようにしていらっしゃるのかと思います。この質問をつくるに当たり、いろいろホームページなども見ながら、外国語の対応というのもホームページで言葉の支援で英語、韓国語、中国語で御紹介をいただいておりますが、外国の方に対しては、割と窓口にお越しくださいとか、連絡をくださいというような案内を見ております。先日、ちょうど登庁してエレベーターに乗っていましたら、外国人の方が3名乗っていらして、6階で降りました。教育かなとは思うんですけれども、そういう部分で、今、外国人の親御さんは、お子さんの入園に対してどのような対応をしていらっしゃるかお示しいただけたらと思います。
幼稚園の入園に当たっての外国語のお子様への対応ということでございます。 まず、幼稚園入園に当たっては、幼稚園に御相談いただいたり、また学務課のほうに御相談いただいて、日本語通訳のサービスを利用して御案内という形にさせていただいているところでございます。ただ、小・中学校のように語学指導のような形で入れていないのは、やはり子供同士のつながりの中で自然と日本語を学んでいくという部分がございます。あとは、やはり担任以外にも、特別支援教育補佐員等を含め、幼稚園は大人のサポート体制もかなり整っております。そこにまた、例えば通訳とか語学指導という形で入ってしまうと、やはり子供たち同士のつながりではなく、大人を介してしまう部分もありますので、幼稚園につきましては、そういう対応をしています。ただ、保護者の方については、そうはいきませんので、区のそういうサービスの御案内等をさせていただきながら対応させていただいている状況でございます。
幼稚園に関して少し補足させていただきます。 幼稚園のほうでもICTということで機器を導入しておりまして、実は、この夏に、ルクミーを使えるようにしているんですけれども、その端末にグーグル翻訳のアプリをインストールさせていただきまして、そういったところで外国語の対応がしっかりできるようにということで行っているところでございます。 以上でございます。

それぞれ御答弁ありがとうございました。 子供は本当に順応が速いので、お遊戯とか工作とか、楽しいものを通じて、いつの間にか日常の片言の会話から始まってコミュニケーションが取れるようになっていると思っています。確かに、小学生、中学生と違って、日常を一緒に過ごすことで楽しさから学んでいくものがたくさんあると思います。親御さんに対しては、今、技術が大分進んでおりますし、私もいろいろな翻訳のサイトを見てみますけれども、かなり精度が上がっているんだなと思っています。幼稚園に対しても、外国籍の方もきっと少しずつ増えてきていると思いますので、引き続き御対応を様々に御検討いただいて進めていただきたいと思います。お願いいたします。 続いては、福祉保健費のところでも少しお話をさせていただきましたが、令和6年に保健所等の複合施設の中に、子供の育ちをサポートするという部分で、子ども発達支援センター、子ども家庭支援センター、教育センター、福祉センターが一体的に整備されて現在に至っていると思います。令和6年、そこの部分で、複合施設の中で子供をサポートする体制が大きく整ったと感じております。特に、生まれてから未就学のお子さんをサポートする子ども発達支援センターと、就学相談から教育委員会へと変わっていく、そこの変わり目の部分でどのようなサポートを行ってきていただいているか、このあたりを少しお示しいただけたらと思います。
令和6年度、教育センターも6階に移動して、複合型の保健福祉との連携という部分でございます。特に、子ども発達支援センターとは、育ちのサポートカルテについては、小・中学校のほうでは個別の教育支援計画を用意しておりますが、育ちのサポートカルテを幼少期から継続してやっているお子さんについては、学校で改めて個別の教育支援計画をつくる必要はありません、育ちのサポートカルテをそのまま使いましょうということで、小・中学校、幼稚園も含めて対応させていただいているところでございます。 また、就学相談の中で、ゆりのきから紹介を受けて来ましたという保護者の方も年々増えている状況でございます。そういったときには、ゆりのきでの様子等を紹介いただきながら、ぶつっと切れるわけではありませんので、ゆりのきはゆりのき、教育センターは教育センターではありませんので、教育センターで就学相談に乗る中で、ゆりのきでの状況を情報提供いただきながら、それを書類でも頂きますし、職員との会話の中でもいただいたりということで、連携を図らせていただいています。一体型ですぐに何でも相談できるという部分は、一体型の大きなメリットではないかと考えております。 以上です。

御答弁ありがとうございました。 既に取り組んでいただいている部分、そして、すみません。私は更新できていなかったのが、学校に入ったときに育ちのサポートカルテがそのまま使えなくて、何か更新というか、聞き取らなければいけないんだというのを少し前に聞いていたような気がしていたんですけれども、そこも今までのずっと流れで、生まれてから成長していく過程をしっかりと見守っていただいているんだなと思いました。今の時代ですから、急にこの時期に転居してきてという方々も増えている中で、本当に子供の育ちを支えていく部分では御苦労も多いと思いますが、福祉部門から教育への連携というものもさらに深めていただいて、お取組を進めていただきたいと思います。 そして、相談を経て入学した後、今、発達に課題を抱えたお子様、そこから不登校等になっていくお子さんもいらっしゃいます。令和6年、校内別室登校という制度をつくっていただいて、その成果もあり、令和7年はさらなる拡充を行っていただいていると思います。令和7年度の教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の中では、メンタルサポーターの派遣、スクールソーシャルワーカーの増員、校内別室指導員の配置など、人的支援に努め、十分な成果を上げている。不登校の児童数が減少傾向であるという有識者の評価があります。主に不登校のほうの話になりますけれども、少し取組の詳細をお聞かせいただけたらと思います。
今、点検・評価の御紹介がありましたけれども、やはり教育センターとしては、従前より人的という部分で、メンタルサポーターは大学生が話し相手になったり、一緒に登校して学校に預けていくというような支援もありました。また、スクールソーシャルワーカーにつきましては、令和4、5、6年度に増員を1名ずつしておりまして、現在は4名の体制で対応をさせていただいているところでございます。冒頭に委員から御説明がありました別室の部分でございます。御紹介もありましたけれども、小学校のほうにも少しずつ拡大をしているところでございますが、やはり別室があることによって、学校にこれまで来られなかったお子さんが学校とよりつながることができたりですとか、これは前にも申し上げましたけれども、給食を食べにでもおいでよと声をかけて、学校につながるケース等々も増えているところでございます。そういった形で、人的な部分だけではなく、環境の部分も整えながら、多様な居場所をつくっていくことが、今、いろいろなお子さんが学校に来るか来ないかだけではなく、来たり来なかったり休んだりと多種多様なお子さんがいますので、そういった子供たちに対応できるような形で、今、準備を進めさせていただいているところでございます。 以上です。

ありがとうございます。 コロナ禍でタブレット1人1台になった。そこから接点を持てる手段が増えたというところが非常に大きくなっている部分、また、教室には行かれないんだけれども、そうではないところには行かれるんだとか、中学生になると、朝は行かれないんだけれども、部活だけは頑張れると言って行っている子たちも見かけています。集団の中は苦手でも、自分が好きなもの、何か目標が見つかると、それに向かって頑張れる子もいるという点では、そうした部分をさらなる区内の学校にも拡充していただきたいと思います。 今年度、秋頃にとおっしゃっていた仮想空間を活用した取組という部分で、まだ始められたばかりではありますが、どのような状況かお示しをいただけたらと思います。
バーチャル・ラーニング・プラットフォーム、VLPについて現状をお伝えさせていただきます。 9月1日からスタートさせていただきました。現在のところ、保護者からの申請が3名ございまして、アカウントの配布もその3名にさせていただきました。9月中に早速2名のお子さんのアクセスがあったような状況です。バーチャル・ラーニング・プラットフォームの最大のメリットは、顔を見せなくても、もちろん顔を見せることもできますけれども、自分の分身という形で誰かとしっかりつながっていくという部分で、今は適応教室の中におります心理士がメインに対応させていただいております。指導員であり、専門員が順番に、今、まだチャットでのやり取りという形ではありますが、つながる場所をつくっています。そちらについては、スクールソーシャルワーカーが中心になって家庭訪問をしたりする中で、このお子さんが一番どうだろうかというような形で、無理強いするような形ではなくて、こういうものもあるけれども、どうかなということで誘っているという部分で、今後、いろいろな居場所づくりの一つになり得る部分はあるのかなと。まだ開始して1か月ですが、現状としてはそういう状況です。 以上です。

ありがとうございます。 そういう空間も接点になるという部分は、なかなかイメージがしづらい部分もありますけれども、子供に聞いてみると、やはりゲームなどで慣れている。そうした中で学ぶものもある。普通の一般のゲームなんですけれども、子供に聞いてみますと、勝てるグループをつくって対戦をして、勝つとネット上で使える賞金がもらえるんだと。その中でいろいろなコーディネーターさんとのやり取りをして、自分のレベルはこのぐらいだというのを、一般のゲームをやっている子供に聞くと、そういうものでコミュニケーション力を鍛えているというのもあるそうです。まだ、これから家庭訪問をして、この子に合うかどうか様子を見ながら、いろいろな場所があるよというのを紹介していただいているところだと思いますので、引き続き子供たちの様子を見ながら、こちらのほうも取組を進めていただけたらと思います。 そして、最後、小学校の外国人の子供に対する取組ということでお伺いをします。 令和6年の予算特別委員会で、我が会派より、本区の外国人住民が1万人を超えて区立学校の外国人の子供も増加傾向にあると想定されることから、その対応について、課題感も含めてお伺いをしました。その際には、語学指導員を配置し、日本の文化や習慣に触れながら、一人一人の子供たちが日本語を習得できるように努めていただいているということをお示しいただいていると思います。つい先日の10月1日の日付の人口で、ゼロ歳児から14歳までの合計が1,554人と出ておりました。全員が区立学校に入学しているわけではないと思います。地域ごとの様子も違うと思いますが、やはり増加傾向にはあるんだろうと思っております。令和6年のお取組状況を少しお示しいただけたらと思います。
令和6年度の取組でございますけれども、語学指導員の配置を最優先に行っているところでございます。語学指導が必要なお子さんの推移でいいますと、令和5年度は年間で82名の対象、これは小・中学生を含めてでございましたが、令和6年度はこれが145名という形で、1.77倍にかなり急増している状況です。そういったところで、語学指導員を40時間、それでまだ難しい場合はプラスの20時間という形で配置をさせていただいているところでございます。先ほど委員からもお話があったように、こちらは語学のみならず、日本の文化や習慣等も身につけられるように取出しをして、しっかりと対面で向かい合って取組を進めているところでございます。こちらを踏まえて、7年度ということでポケトークというものを小・中学校には導入させていただき、やはり授業のときであったりですとか、日頃の会話が語学指導員だけではなかなか難しいという現状もありますので、そういったAIの翻訳機器を導入させていただき、活用させていただいているところでございます。 なお、やはり晴海西小学校が一番多い人数でございまして、今年度現在でいいますと、8月末までで71名の派遣を子供たちにしているんですけれども、晴海西小・中だけで22名という形で、約3分の1が晴海西小・中に、そういった状況だということも併せてお伝えさせていただきます。 以上です。

ありがとうございます。 やはり幼稚園と違って、小学校、中学校というのは、その先の進学も踏まえた学習の場という部分もあろうかと思いますので、子供たちの学習の遅れといった部分に対する対応も必要になってくるかと思います。先ほど、翻訳をして保護者には対応していくという部分をお示しいただいておりましたが、小学校、特に保護者というよりは、今度は小学校は当事者になろうかと思うんですけれども、その当事者に対しては、どのぐらい翻訳等の機能を活用して、授業にも活用できるのかどうか。そのあたり、もし現在の段階でお考えがあるようでしたら、お示しください。
今年度より導入したポケトークは、もちろん、人数の多い学校には多く配備をさせていただいておりますが、やはりかなりの稼働率だというふうに聞いております。それはどちらかというと、お話ししたことがすぐ相互通訳という形がありますけれども、ただ、授業の中でそれを活用というよりは、先生と本人という形になっていますが、今までの語学指導プラスこのポケトークの活用によって、やり取りがかなりスムーズになったという部分はあります。また、今後の予定につきましては、まだ本当にいろいろなやり取りをしている段階ではありますけれども、やはり授業の中で先生がお話ししたことを子供たちがリアルに見られる環境が整えられないかどうかというあたりを、教育委員会としてもしっかり検討していかなければならないと現時点では考えているところでございます。 以上です。

御答弁ありがとうございました。 今の時代だから可能になっていくという部分もあるのかなと思っています。子供の学びに対して様々に整備をしていただいてきて、多様化する中では、その対応も非常に複雑で大変なものと思っております。ただし、やはり日本の中で学校教育を受ける子供には、しっかりと日本の教育も伝えていただきたいと思います。外国からも本当に日本の教育はすばらしいという評価も聞いておりますので、引き続き様々に御尽力をいただけたらと思います。 私からは終わります。

次の質問者の発言を願います。

では、よろしくお願い申し上げます。 教育におきましては、日々丁寧な対応を学校においても教育委員会においてもしていただいておりますことを、まずもって感謝申し上げます。前委員への答弁を聞いていても、別室を広げる、VLPを入れる、ポケトークを入れる等々の新しい技術も入れながら、積極的に活用しながら多様な学びに対応している現状に大変感謝いたします。 また、学校の先生方、例えば、朝、校長先生は門のところに立たれている。そして、来る子供たちに挨拶をする。ある校長先生は、自分からは挨拶をしなくて、一瞬待つみたいなんです。でも、来る子供のほうから先に挨拶をしてくるような、自ら挨拶をしてくる積極的な、主体的な子供が育っていることが分かります。この教育の現場に私は物すごく期待をしております。生きづらさ、それを解決する場所が教育にあると思いますし、単にそれだけではなくて、子供たちの可能性を伸ばす場であると考えております。発達の課題があるとかということは、別にそれは障害とか病名とかをつける必要はないと思うんです。それは単なる個性で済ませばいい。その個性を伸ばすだけ。それを伸ばすことができる教育が、ここ中央区でなされていると思いますし、それがもっともっとなされるように私は質問したいと考えるところであります。 まずは、本論に入る前に確認をさせてください。まずは確認から入らせていただきますが、1つ目、資料306に長期欠席者の数が出ております。そこでは、不登校の子が小学校102人、これは1.09%であり、全国平均が大体2%のところが1.09%の数が出ております。この小学校のところの病気が152人いる。また、その他というところが121人いる。令和6年度に長期欠席の子が375人おられた。病気と、そしてまたその他というのが一体何を指しているのか教えてください。 あわせて、中学校においても、不登校の子は113人、これは6.19%、16人に1人、都は7.8%だし、国は6.7%、そこからすると、中央区は6.19%で低い状況にあります。ここでも病気の子が44人おられます。この数の内訳はどのような御病気なのか教えてください。これが1点目です。 2つ目は、全く違う話なんですけれども、お許しください。この1年間の城東小学校の管理費と修繕積立金の額を教えてください。なぜこういうことを聞くのかというと、もし超高層の中に学校を造るとなった場合に、どれだけ費用を考えなくてはならないかの一つの参考にもなりますので、教えてください。 3つ目は、この前の区民文教委員会の付託のところで、ちょっと伝わり方があれっと思ったので、念のために確認させていただきますが、災害時に学校医が学校長への助言を行い、子供たちの避難なり治療なりもまた行っていくということが業務の中に入っているということでよいのかどうか教えてください。念のための確認です。 4点目が、教育委員会定例会、教育委員会に関してですが、タブレットが導入されたと思っています。そこで、傍聴者への対応はどのようにしていくお考えか。また、そのように紙資料からデジタルに変わったところであり、資料をいつ公開してくれるようになるのかの考え方、また、教育委員会の定例会における予算審議は非公開になっております。この大事なものが非公開であって果たしてよいのかどうか、改めてお考えを教えてください。これが4点目です。 最後ですが、先日、私はホームページを見ていて、教育委員会のところで、教育委員会教員公募とかいうものが出ていたんです。これがどういうことを意味しているのか。中央区が、先生、中央区に来てくださいというような公募の案内がなされていたので、それはどういうことなのか教えてください。
私から、1点目の長期欠席者の病気とその他についてお答えさせていただきます。 病気については、これといった何か特に大きな病気があるというわけではありませんで、よく我々どもが聞いているのは、起立性調節障害というお子さんが多いというふうには小・中学校からは上がってきております。ただ、それ以外は様々な病気という部分がありますので、一概にこれというのはありません。そのほかにつきましては、主なものとしましては、やはり小学校6年生が受験等で学校を欠席する部分であったり、海外に移住して、籍はまだあるけれども、海外で一時的に保護者について行くというケースが多いというふうに報告を受けております。 以上です。
私のほうから、城東小学校の管理費と修繕積立金についてお話しさせていただきます。 こちらは令和6年度ベースですけれども、管理費につきましては6,600万円ほどかかっております。修繕積立金については、総会のほうで令和7年度からかかるということで、令和6年度は発生しておりませんが、予算計上でいきますと、令和7年度は2,500万円ほどつけております。 以上になります。
私からは、災害時の学校医の役割に関してお答えをいたします。 私どもで学校医のほうに委嘱している内容は、学校保健安全法施行規則の第22条第1項に記載されている部分になりまして、具体的には、学校保健計画や学校安全計画の立案に参与することですとか、学校の環境衛生の維持や改善に関して必要な指導や助言を行うということなど、あとは感染症の予防に関する指導や助言を行う、そういった内容に関して委嘱をしているものでございます。それに関して、災害時の役割として委嘱をしている内容ではないところです。 以上でございます。
私からは、教育委員会の傍聴者のタブレットの関係でお答えいたします。 まず、教育委員会におきましては、本年の12月から、定例会のほうですけれども、タブレットを導入しまして、今年度中は試行期間として、現在、ペーパーを用意しながら会議を進めていくと。その中で、運用上の課題ですとか、改善事項があれば、その辺を見直した上で、4月からの本格導入を予定しているところでございます。 傍聴への対応でございますけれども、タブレットの利用というところでいうと、利点としてはペーパーレスが促進されるというようなことが一般的にはあるとは思うんですが、一方で、タブレットの操作というところでは、日常的にデバイスあるいはアプリケーションを使っている方であれば、資料の閲覧とかもできると思うんですけれども、そういったことの傍聴者への対応というところでの課題もあると思います。その点についての改善策ですとか、他団体のいい先例があるようであれば、そういったことも研究していきたいというふうに思っております。 それから、資料のウェブでの公開のことをおっしゃっているのだと思うんですけれども、こちらについては、昨年11月から、定例会の資料についてはウェブ公開をしております。非公開事案を除きまして、審議、報告された内容につきましては、区議会への報告後に公開していくという考えでございます。 それから、非公開審議であります予算案の審議の議事資料についてですけれども、こちらは委員御案内のとおり、基本、教育委員会の会議は公開でなされているものですが、特定の議題、例えば個人情報ですとか、特定利害といったものについては、非公開で実施することができるというふうに法の中でも定められているところでございます。例えば、人事案件ですとか、個人情報が含まれるような内容が想定されますけれども、その中の一つとして内部協議に当たるようなもの、例えば意思の形成過程の中にあるもの、今回でいいますと予算案の審議というところが該当しますが、こちらについても非公開の審議ができるというようなことがあります。 こちらについては、予算案の公表後、先般の予算特別委員会でも御説明した取扱いについては、現在、変更の予定はございませんけれども、委員会としての説明責任ですとか、透明性というところは大事でございます。ただ、一方で、法の中で非公開審議を認めている趣旨もございますので、そういったところのバランスにも留意しながら、他団体の状況も勘案しながら、適切に対応していきたいと思っております。 以上でございます。
私からは、教員公募につきましてお話をさせていただきたいと思います。 中央区のホームページの下段のところに教育委員会のタブがございまして、こちらをクリックいたしますと、真ん中ら辺ですか、教職員の募集というバーがございまして、そちらのことを御指摘いただいたのかなというふうに認識しております。昨今、教員不足というのは非常に喫緊の課題でございまして、これは何も中央区に限ったことではございませんが、本区においても大変重要な課題というふうに考えているところであります。学校の中で働いてくださる大人は、子供から見ると全部先生というような形で呼ばれるわけですけれども、そこには様々な立場、職層の方がいらっしゃいます。いわゆる区費で雇っております会計年度任用職員の方々もいらっしゃれば、都費、東京都のほうから給与を頂いて働いてくださっている方々もいらっしゃいます。そういった中で、いわゆる正規の教員、県費負担教職員、こちらにつきましては東京都のほうから配置をされて、中央区の子供たちのために日夜働いてくださっているわけですけれども、この東京都の県費負担教職員、正規教員においては、公募制度というものがございます。これはどういったものかといいますと、ある一定の条件をクリアした教職員、主任教諭であったりとか、それは様々あるんですけれども、そういったある一定の条件をクリアした教職員に対しては、公募制度に登録して公募を受けることができるというものがございます。もちろん、中央区もこちらの対象になっているわけでございます。夏には公募説明会というものが区部と市部、それぞれ2日間にわたって行われ、大変多くの先生方が見学や相談にいらっしゃいます。中央区もブースを出しておりまして、こちらにたくさんの先生方が、毎年、御質問いただいたりとか、御相談いただいたりというようなことで、実際にこの公募制度を使って本区の教育に寄与してくださっている先生方もたくさんいらっしゃいます。 この公募の制度ですけれども、説明会に参加ができなくとも、そういったものを志したり、希望する先生方は、いろいろなところから情報を得ようとするわけでございます。そういった中で、大体がホームページを見て、教育委員会を見て、そういったところを探していくわけですけれども、これまでいろいろなところに情報はあったんですが、一元化されていないところもあって分かりづらかった、見づらかったというような課題がございました。そこで、今回、先ほど申し上げました都費の方々、また区費の方々、全ての学校で働いてくださる、いわゆる先生と呼ばれる方々向けに一元的に、こちらのホームページを見れば、どんな職がどのように募集されているのか、また、今、されていないのかみたいなところが見える化するようにしたものでございます。 中央区は公共交通機関も大変発達しておりますし、教育資源も豊富にございます。そういった意味で、もともと中央区は先生方から人気のある区ではあるんですけれども、より一層質、量を保つために、少しでも多くの方々に見ていただき、アンテナを高く持っていただきたいという意味で、教員公募のホームページを、つい先日、開設した次第でございます。 私からは以上です。

それぞれにありがとうございます。 まず、病気のところに関しましては、病気といいながらも、もしかしてこれは不登校に入るんですよ。不登校になる原因にそういう病気があるということで、それは不登校というカウントもあり得る。国の統計では35万人不登校と言っているんだけれども、病気というのが10万人いるんです。学校に行けていない子供が45万人いるわけです。いずれにしろ、病気というこの子たちをいかに学校に行ってもらうか、もしくは学習権をいかに保障するかというところも、また大事だと思いますので、ここへの取組です。ここに関してもVLPを使えるかもしれませんし、また、病気で済ますのではなくて、ここにもアプローチする。やられているのだとは思うけれども、ここへのアプローチもまた、よろしくお願いします。これによって、中央区の不登校のパーセンテージも変わってくるかもしれませんし、同じようなアプローチでいけるかもしれませんので、よろしくお願い申し上げます。 城東小学校に関しては、かなりの管理費や修繕積立金、これは年額と理解しておきます。月額ではないですよね。年額ということで、そこをクリアしながら超高層の中に学校を建てるということを覚悟しなくてはならないので、このあたりも含めて、学校の在り方を検討していく必要があると思っております。 災害時の学校医の役割に関しましては、これは普通に読んで、災害時に学校医は出動するものである、これが普通の解釈だと思うんです。答弁では、そうでないように聞こえたんだけれども、きちんと災害時のマニュアルには、学校医がどう動くかということに関しても書いていただけるようにお願い申し上げます。 教育委員会定例会に関しましては、タブレットを用いて、傍聴者のところは議会も同じ悩みを持っていますし、教育委員会のほうも恐らくSideBooksを入れてのことかもしれませんが、同じ悩みを持っているところ、傍聴者にどのように取り組んでいくかというところを考えていければと思います。一緒によりよい方向をと思うところです。 デジタルになったんだから、教育委員会が始まった、もしくは終了後にすぐに資料をアップできるじゃないですか。それがなぜなされないのかということや、予算に関して、こんな重要なことがなぜ区民に非公開になるのか、これが僕は理解できないんです。何か議会がとかということが理由に出ましたけれども、そこが理由になっていないと思うんです。教育委員会は独立の組織であって、議会に忖度してはならないと思うんです。首長にも忖度しては駄目ですし、そこに考え方として反しているのではないか。そこに僕は問題提起をしたいんです。議会に対して忖度することなく、データをアップすれば、ネットだから、関心がある議員は即見に行けるわけです。市民も議員も同じレベルで同じ資料を見にいけるのだから、このあたりは私は理由になっていないと思います。ただ、ここをやったら水かけ論になるので、私は、これは教育の独立性が侵されている。議会になんか忖度する必要はないと思っておりますので、そこをよろしくお願い申し上げます。もちろん、我々も区民の代表でありますが、教育がそういうところの圧に屈してはならないと思っておりますので、独立性はきちんと担保していただきたいと思っております。 教員の公募のところは、すごくありがたい話だと思っております。これは質問をしますが、令和5年と令和4年は公募制度で何人か来ておりますか。実績を教えてください。さらに、中央区に行きたいという先生をこれで呼び込めるのだから、すごくいい制度だと思いますので、公募制度をぜひ今後とも使っていって、中央区に行きたいという先生をどんどん入れていけますようによろしくお願い申し上げます。 では、次に進めさせていただきます。 まずは、子供の声を学校の運営や教育の施策に生かすということ、これは令和5年にこども基本法ができて、こども家庭庁ができて、それで、令和6年度、一生懸命子供の声も聞きながらできたのが教育振興基本計画であるし、こども計画でもあった。それを経て、今、子供たちの声をどのように反映させようと、どんな取組をされているのか、そのあたりの現状を教えていただければと思います。それが1つ目です。 2つ目は、インクルーシブ教育です。インクルーシブ教育に関しましては、次期学習指導要領においても、それを取り入れていくということが述べられております。基本的方向性において、主体的・対話的で深い学びの実装ということとともに、多様性の包摂という言葉が次期指導要領に入ってくるという中で、インクルーシブ教育の方向性は、まさに取り組んでくださっているところでありますが、今、どのようなところで課題をお持ちなのか、そのあたりを教えていただければと思います。これが2つ目です。 3つ目は、ICTやAIの活用ということで、これは私も一般質問で取り上げさせていただいて、共同編集やチャットも使えるということが始まった。また、新たなタブレットを用いることによって、生体認証で入るからセキュリティもパーフェクトになっている。また、生徒を教える系と校務系が、2つパソコンが必要だったところが1つのパソコンで済むようになった。そういう言葉は統合型校務支援システムと言えばいいのでしょうか、そのようになっている中で、今後、先生方の負担軽減なりで、ならば、今、どういうところに取り組んでいこうとお考えなのか。 ICTやAIを用いた先生方の校務の軽減に関しての考え方と、もう一つ、生成AIのところで議論がなされております、他の議員からも出ております、生成AIを子供たちにどのように教えていくのか、活用していくのか。最初に私も述べましたが、使える人と使えない人で雲泥の差が、格差が生まれてしまう。その中で、きっちりと中央区の子供たちもAIを使えるようになっていかねばならない。ただ、どういうふうなことに配慮しながら、どういうふうに子供たちにAIの使い方を教えていくか、そのあたりを教えてください。
それでは、私のほうからは、子供の声を聞く教育、それからICT、AIの活用についてお話をしたいと思います。 その前に、先ほどの教員公募で本区にどれぐらいの先生方の入区があるかというようなことですけれども、まず、区の公募説明会のほうにはかなりの数の先生方がいらしてくださっています。公募を受けてくださり、合格をして、実際、本区で活躍していただいている先生方の数については、2桁以上ということで、すみません。一定数という言い方になってしまうんですが、やはり講習がありまして、教科等が中学校以上はありますので、空きがないと、来たいという先生がいても採用できないみたいなところもありますので、そういった形にはなるんですけれども、公募説明会に来てくださった方の3分の1ぐらいは採用できているかなというようなところでございます。 続きまして、子供の声を聞くということでございますけれども、やはり子供の声を聞いて教育の質を向上させていくということは、こどもまんなか社会の実現という意味におきましても大変重要なことであるかなというふうに認識をしております。そういった中で、子供の声を聞いていくのは教育界の中でスタンダードというか、至極当然というようなところがございます。例えば、先日も私が幼稚園訪問へ行きましたら、幼稚園児が園長先生に、戸外保育に行きたいんだ、バスに乗っていきたいんだみたいな話を園長先生に掛け合って、園長先生が、ではバスで静かに行ってみようかみたいな話で、どんな水族館がいいかなとか、どんなお魚がいるかなみたいな話で盛り上がって、そんな感じで行事が運営されていたりとか、また、中学校のほうに行きますと、総合的な学習の時間を通して、探究学習の中でどんなテーマを持って、どんなところに修学旅行に行ったら、どんな学びができるかといったことを子供たち自身が考えてプレゼンし、それで修学旅行先を決めていこうというような取組も聞いております。そういったようなところで、子供の声を聞いていくということは様々なところで行われております。子供が主語の学校というようなことで、昨年度も予算をつけて、子供がやりたいと言ったことを自由にできるような予算をつけようということで、特色ある教育予算で予算化した学校も複数校ございます。そういったところが現状でございます。 最後に、ICT、AIの活用でございますが、AIの活用は、これからの社会を大きく変化させていくものでございまして、教育界の中でも、その流れは当然あるかなというようなところでございます。大きく分けて、子供のAIの活用と先生方のAIの活用というようなところがあるかなというふうに思っております。 まず、子供のAIの活用でございますけれども、既に現在の新タブレット、GIGA第2期のタブレットにはCanvaなどの、これはそのものがAIではないですが、生成AIの機能を活用できるデザインツールなどが標準装備されておりまして、先日も私が学校へ行きましたら、子供たちがポスターを作っているんです。修学旅行のポスターでしたけれども、そこにCanvaによる作成なんていうふうに書いて、子供たちが十分に活用していることを確認しているところでございます。生成AIの活用につきまして、特に子供たちのことに関しましては、利用制限といったものが、生成AIをつくっている業者のほうからかかっているようなところがございまして、先日、グーグルのGeminiは利用制限の撤廃がなされたというようなこともございました。そういったことも受けて、中学校長会等と協議いたしまして、Gemini、それからノートブックのほうの生成AIについては、中学生は制限なく使えるというようなことで実際に行っております。また、小学校のほうでも、パイロット校などは、そういった規制をかけずに、先進的に実践を行ったりもしておりますが、例えば小学校6年生が社会科の歴史学習のまとめのときに、AIに例えば歴史上の人物になってもらって、こういうような社会的な事業はこういう価値があったのではないのかと僕は思うんだけれども、君はどう思うかみたいなことをAIに語るんです。そうすると、AIは、例えば3人の武将とか、そういった歴史上の人物になって答えてくれるんです。それに対して、また質問して、また答えて、また質問して、最近私も覚えたんですけれども、これを壁打ちというらしいですが、そのようなことをして、単元のまとめとして非常に深い質の高い教育をしているというようなところもございます。これが子供たちです。 続いて、先生方のAIの活用については、やはり校務の効率化ということで、幅広く活用をさせていただいているところでございます。例えば、学校評価の保護者アンケートを生成AIに集約・分析させて、その成果と課題を明確にしていったりとか、学習状況調査の分析・考察をAIに出させて、今後の指導の手だてを考えたりというような活用をしております。まだまだ生成AI、条件分岐というんですか、これがこうなったらこうで、あれがあったらこうでという条件分岐が多岐にわたっていくものについては、まだまだ改善の余地があるというようなところで、こういったものができてくると、さらに、例えば時間割を組むのはすごく大変なんです。こういったものができてきたりとか、期待がされるところでございます。 すみません。1点修正ですけれども、パイロット校と先ほど申し上げましたが、正確にはICT教育推進委員が在籍している学校ということで訂正させていただきます。 いずれにしても、AIをうのみにすることなく、いわゆるたたき台として教育に使っていくというあたりが大事かなと考えております。 以上でございます。
私からは、インクルーシブ教育についてお答えさせていただきます。 障害の有無にかかわらず、全ての子供たちが一緒に学べる環境づくりという部分でございます。そのため、学校では、人員の配置であったり、合理的配慮を提供させていただいたり、特別支援学級との交流、共同学習、また特別支援学校との副籍交流等を実施させていただいております。ただ、インクルーシブ教育ということで、全員が本当は同じ場で学べると一番いいんですけれども、本区におきましても、特別支援学級であったり、特別支援学校へ進学するお子さんが、ここ5年間で見ましても、特別支援学級は1.5倍、特別支援学校は2倍ということで、やはりそういった環境で子供に合ったところで学ばせたいという保護者のニーズも一方であるのも事実でございます。そういった部分では、教育委員会としましては、自分が学びたいところで学べるように、できるだけ環境を整えていく。そのためには、やはり教員の指導力向上も欠かせませんので、現在の一番の課題としては、そのあたりの教員の専門性向上という部分をしっかりと確認させていただき、実施させていただければと思っているところでございます。 私からは以上です。

それぞれに御丁寧な御答弁ありがとうございます。 子供の声というところにおきましては、では学校評議員会への子供の声の反映はどのようにされているのか教えてください。それが1点目です。 2つ目が、AI活用におきましては、子供がAIを用いることによって考えなくならないかというところに関しては、大丈夫でしょうか。そのあたりの配慮について教えてください。 3点目のインクルーシブ教育に関しまして、育ちのサポートカルテの話も出たんですけれども、個別指導計画と個別の教育支援計画の2つの計画を700名近い発達に課題がある、障害のある子供たちに計画をつくらなければならないんです。そういうものをつくるのが大変だからというところで、AI活用などはなされるのか。障害者福祉課でプランをつくるのが大変だから、今、AIを使おうという機運があるので、プランが簡単につくれればすごく楽なので、このあたりが進んでいるのかどうか。また、これは予算特別委員会でもやりました。恐らく紙ベースでは個別の教育支援計画は入れているのかもしれないけれども、その基にあるのはデータだと思うんです。そのデータを各教員がネット上で共有できるという状況にあると思われますが、その理解でよいのかどうか教えてください。
まず、学校評議員への子供の声の反映というようなところでございますが、これにつきましては、学校評議員に参画いたします委員の皆さんが子供の声をしっかりと聞いて、子供たちの声を反映させていく。いずれにしても、子供にとってどんなことがよいかというような視点が大事かなというふうに考えております。 また、AI活用によって考えなくならないようにならないかということですが、これからの子供たちは、AIを使ってどんな問題解決ができるかといったようなところに思考を巡らせるというようなところがあろうかなというふうに思います。AIに答えを求めるのではなくて、AIを使ってどんな答えが出せそうかというような思考が大切かなというふうに考えております。 以上でございます。
AIの活用を教育支援計画にということでございますが、現在のところは、紙とデジタルでつくっておりますので、教員が子供の状況をしっかり聞いて、やはり教員がやっていく部分ではないかなと今のところは思っています。ただ、今後検討はしていかなければいけないのかなとは思っています。 あと、個別の教育支援計画、デジタル化ということで、紙とデジタルという部分がありましたが、前も述べさせていただいたとおり、デジタルでつくっています。紙でお子さん一人一人のファイルをつくって保管をしているんです。それですぐに手に取って見るというのは、やはり紙でないとという部分があります。もちろん、デジタルでつくっているので、共有もできるという部分はお伝えさせていただきます。 私からは以上です。

私の気になるところを質問させていただきましたが、子供の声を聞きながらの学校運営や、またAIを積極的に活用しながら、先生の御負担を減らす、また、子供たちの学びが深まる、それをやっていただきたいのと、インクルーシブ教育をぜひとも進めていただきたいと思いますし、インクルーシブ教育の中に生きづらさを解決する仕組みがあると私は考えております。 以上で終わります。

ただいま第8款「教育費」の質疑半ばではありますが、暫時休憩し、午後1時に委員会を再開されるようお諮り願います。

ただいまの動議に御異議ありませんか。

御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決します。 午後1時に委員会を再開いたしますので、御参集願います。 なお、各会派の代表者の方は、この後、直ちに10階会議室において代表者会を開会いたしますので、タブレットを御持参の上、お集まりください。 暫時休憩いたします。 (午前11時47分 休憩) (午後1時 再開)

休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 第8款「教育費」について、質問者の発言を願います。

よろしくお願いいたします。ただいまから教育費についてお伺いいたします。 教育は社会の未来を形づくる礎であると思っております。特に、本区では人口増加や子育て世帯の流入が続く中、教育現場にはこれまで以上に多様なニーズが寄せられています。多様化する現場で日々丁寧に支援をつないでくださっている皆様の御尽力に、改めて感謝と敬意を表します。 家庭の形も働き方も子供たちの育ち方も多様化している今こそ、誰一人取り残さない学びをどう実現するのかが問われていると思っております。幼児期から学齢期へと移行する過程におきましては、ほんの小さな支援の有無や制度の隙間が子供たちの将来に大きな影響を与えることがあります。教育費を、年度ごとの数字ではなく、子供たちの人生に連なる支援の連鎖として捉え、検証してまいりたいと思います。本日は、令和6年度から始まった幼稚園における弁当給食の提供、預かり保育の拡充について、就学前後の教育の連続性について、そして不登校支援に加え、教職員の皆様の働き方改革について、切れ目なく支える体制という観点から順に伺ってまいります。 まず、令和6年度より全園で実施された幼稚園における弁当給食についてお尋ねいたします。 この制度は、家庭の負担軽減という点で大きな前進であり、多くの保護者の方から、朝の支度にゆとりができた、子供を安心して送り出せるようになったというお声をいただいております。そして同時に、子供たちにとっても、同じものを一緒に食べる体験が集団生活の喜びや協調性を育む貴重な学びの時間となっているのではないかと思います。令和6年度は全園実施の初年度であり、まさに制度を形にした年であると思います。一方で、初年度だからこそ見えてきた課題や運用面での工夫もあったのではないかと推察しております。弁当給食の初年度としての運用全体をどのように総括されているのでしょうか。保護者の皆様や園から寄せられた意見、改善要望、また本区として捉えている課題や成果など、現時点での全体的な御所見をお聞かせください。お願いいたします。
弁当給食の全般に関しての御質問でございますが、令和6年度から開始で、先ほども答弁を申し上げたところと多少重なるんですけれども、本当に多くの方に御利用いただいているところでございます。課題とか工夫というお話をいただきましたけれども、弁当給食の注文に当たって、親子で確認をしながら、メニューを見ながらインターネットで注文するということで、その過程が親子で食について話題にする機会になったりということで、そういったところでも意義があるものなのかなというふうに考えております。 令和6年度、実績としては全体で12万6,560人、これは延べの人数ですけれども、御利用いただきました。実は、申込みの際に、申込み期間が少し短い期間の中で翌月分を頼んでくださいというような形になっているんですけれども、工夫としましては、登録者に、いつから注文ですよというところをメールで送ったりとか、あとは終了日も今日で締切りですよというようなお知らせをしっかりするとともに、実は、注文誤りが年度始めに結構ありました。例えば、園自体の選択を間違えてしまったりとか、クラスを間違えてしまったりですとか、アレルギー食の注文などを間違えてしまうようなケースが、特に年度当初多いというところでございますので、注文誤りがないかどうか、区ですとか、弁当事業者、また園で丁寧にリストでチェックをして、また、周知をするようなことも行っているところでございます。 メニューに関してですけれども、今年度またアンケートを保護者の方に行った中で、事業者のほうにはアンケート結果なども踏まえて意見を伝えているんですけれども、例えば季節のメニューを取り入れてほしいとか、あとはお弁当の量に関して、足りないとか、食べ切れないとか、いろいろな御意見がございます。そういったところをしっかり伝えながら実施しているところでございまして、ほとんどの方に今後も利用を続けたいと御回答いただいたのと、お子さん自身にも弁当給食に関しての感想を聞くような項目があります。とてもおいしい、おいしいというお声も、お子さんの中では合わせて70%という形になっております。なので、今後も安心しておいしく御利用いただけるように取り組んでいきたいというふうに考えております。 以上でございます。

ありがとうございます。初年度から丁寧な確認をしていただき、制度そのものが安定稼働していることを確認いたしました。これは本区の丁寧な準備と現場の柔軟な対応の成果であり、多くの家庭に安心という実感を届けられたお取組であると評価しております。 次に、教育的な価値について確認をいたします。 単にお弁当を届ける仕組みだけではなく、食を通じて子供が学ぶ機会として、どのように発展させているのでしょうか。全国に目を向けますと、食育を柱にした園独自のメニューの工夫や地産地消、郷土食を取り入れるお取組も進んでおります。本区でも、弁当給食を単なる代替給食ではなく、教育の一部としてどう位置づけているのかが次の焦点になるのではないかと考えております。本区として、弁当給食をどのように食育と結びつけ、栄養バランス、アレルギー対応、地域食文化の継承などといった観点から、教育的な価値をどのように育てていこうとされているのでしょうか。本区のお考えをお聞かせください。
弁当給食を通じた食育という部分などですけれども、先ほども少し答弁を申し上げましたが、親子で弁当給食を通じて家の中とかで話題にする機会になるということもありますけれども、実は、先ほどのアンケートの中でも、お友達と同じものを食べる楽しみですとか、御家庭ですと苦手なものを残してしまうようなことがあっても、弁当給食だとチャレンジしてくれるとか、偏食が改善されて小学校の給食への不安もなくなったというようなお声もいただいているところでございます。弁当給食の中でというところであると、なかなか取り組み切れない部分もあるんですけれども、ただ、受託業者の栄養士が、家庭ではあまり食べないような食材とか、メニューとかも献立に載せてくださっていまして、最初は食べられなかった食材も少しずつ食べられるようになったといったような声もいただいているところでございます。 食育に関しましては、弁当給食を通じてだけではなくて、例えば各園のほうでカレーパーティーなどを行ったりとか、あとは園の畑で栽培した野菜をおみそ汁にしたりとか、行事食とか、そういったところも含めて食育に関する取組も行われております。あと、栄養バランスに関しましても、弁当給食の中では、幼児に必要な栄養を摂取することができるように、小児の食事摂取基準を踏まえて、カロリーですとか、バランスを決めているというところで、例えば赤と黄色と緑の3色、体をつくるものだとか、熱や力になるもの、体調を整えるもの、そういった3色をそろえて、バランスを考えた献立になっているというところで、そういった3色のことも献立表に記入していますので、そういったものを見ながら、御家庭でも食育という観点で取組につながっていくものと考えております。 また、先ほどアレルギーに関してもお話しいただいていましたけれども、アレルギーの対応の弁当も、卵と乳と乳製品を除去したものを選べるようになっておりますので、そういったところと、園のほうでもしっかりと学校のアレルギー疾患に対する取組のガイドラインに基づいて対応はしているんですが、そういった対応ですとか、あとは保護者が弁当給食を希望するときに、献立表とか成分表を十分に確認して注文するようにということで、保護者の方にもお願いをしているところでございます。 いずれにしても、今回、弁当給食を開始したところになりますので、しっかりと食に対しての教育的な部分にも寄与できるような形で取組を進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。

御丁寧にありがとうございます。弁当給食だけではなく、それ以外でも食育へのお取組をされ、食を通じた学びの機会を大切にしてくださっていることを確認いたしました。 食育について、もう一点お伺いいたします。成果や子供の変化の把握についてです。 先ほど保護者アンケートにも回答があったということはお伺いしましたが、例えば好き嫌いの改善や食への関心、弁当給食を残すことが少なくなったなど、子供たちの変化を捉えるような指標について具体的にお聞かせください。 一方で、幼児期の生活を支えるもう一つの柱が預かり保育です。こちらも制度の拡充によって、家庭の安心を支えるお取組が進んでおります。次に、預かり保育の実績と今後の展開についても伺ってまいります。 預かり保育は、保護者の皆様を支えるだけでなく、子供たちが安心して過ごせる第2の居場所としての役割を持っていると思います。令和6年度の執行率約100%と承知しておりますが、利用状況について、特に一月における1園児当たりの平均利用日数について、令和6年度の実績をお示しください。お願いいたします。
初めに、弁当給食の成果の部分でございます。 指標という形で何か数値を設定しているということではないですけれども、先ほどの弁当給食に関してのアンケートの結果などから、お子さん方の変化、また御家庭での変化、そういったところの取組状況をしっかりと把握していきたいと考えております。 次に、預かり保育の実績に関してでございますけれども、令和6年度、全部で242日で延べ4万790人の利用となりました。利用率としては、既存のもともと預かり保育をやっていた園と、新規で預かりを始めた園とで少し利用率が異なっていまして、今まで預かりをやっていた園だと63.8%の利用率、また新規で始まった園に関しては44.4%と、少し数が異なっているところでございます。 1人当たりの平均利用日数というところに関しましては、すみません。1人当たりで出した資料が手元にないので、お答えすることができないですけれども、ただ、今回、園によってばらつきはあるものの、昨年と比較して少し利用者数も増えているというところで、今後もしっかりと取組を進めていきたいというふうに考えます。 以上でございます。

ありがとうございます。 預かり保育については、ほぼ全額執行されていることからも、制度が十分に活用され、多くの家庭の生活の安定に寄与していることがうかがえます。実際に保護者の方からは、預かりがあるから時間と心に余裕ができたという声を私もいただいており、この制度が生活の支えになっていることを実感しております。また、令和7年度から午後6時までの延長が始まり、利便性の向上が図られたことは大きな前進であると思っております。一部の園では、利用希望者が定員を上回り、抽せんによる利用制限が生じるケースもあると伺っております。預かり保育は子供たちにとって安心できる居場所であり、保護者の方にとっては生活を支える大切な制度です。そのため、利用可否が抽せんによって左右される現状に不安がある御家庭もあるのではないかと思っております。 そこで、質問なのですが、定員を超えた場合の抽せん方法や基準の透明性はどのように確保されているのでしょうか。お願いいたします。
今回、定員に対して、たくさんお申し込みいただくようなケースがございます。先ほども答弁申し上げたところにはなりますけれども、事由を問わずということで、どなたでも御利用いただける制度になっておりますので、そういう意味では、何か優先順位をつけてということではなく、本当に公平な抽せんという形で決めております。 以上でございます。

ありがとうございます。公平な基準を基に運用が行われていることを確認いたしました。 制度が安定している今こそ、次はその中身についても確認をしたいと思います。一部の保護者の方から、教育的な要素も取り入れてもらえたらうれしいというお声をいただきました。ほかの自治体では英語や体操などを組み込む事例もありますが、本区においても、地域や園の特色を生かしながら、学びにつながる時間として捉えることもできるかと思います。 そこで、本区の預かり保育の考え方を改めてお聞かせいただけますでしょうか。お願いいたします。
預かり保育の考え方に関しましては、今回、保護者の例えば就労ですとか、通院、介護、そういった事由ではなくて、一時的な休息なども含めまして、園児が通い慣れた幼稚園から移動することなく預かり保育を受けることができて、区立幼稚園がより利用しやすくなることを目的としていまして、抽せんのお話もありましたけれども、保育所等の施設の機能的な重複がない形で、要は、全て幼稚園の預かり保育、一時的なお預かり、申込みが多ければ抽せんによるといったものになっております。基本的に、おっしゃっていただいた幼児教育に必要な部分というのは、幼稚園の教育時間の中でカバーするというところで、預かり保育に関しましては、学年の枠を超えて楽しめる時間として設定をしていくといった考えになっております。 以上でございます。

ありがとうございます。預かり保育は、あくまでも生活の安定や安心の場として、そして楽しめる場所として位置づけられているとのお考えを伺い、その理念を理解いたしました。 子供たちが家庭的な雰囲気の中で穏やかに過ごし、情緒を育む時間として大切にされていることは、幼児期支援の根幹であると思います。一方で、子供たちにとって学びとは、必ずしも机に向かう時間を意味するものではないと思います。遊びの中で友達と協力をしたり、自分の思いを表現したりすることこそ、まさに生きた学びであり、そうした日常の積み重ねが、やがて小学校での学ぶ力につながっていくのだと思います。したがって、預かり保育を教育化することを目的とするのではなく、日々の遊びや関わりの中に学びの芽を見つけていくという発想で、子供たち一人一人の成長を見守る視点が今後ますます大切になってくるのではないかと考えております。制度の安定運用と現場の丁寧な関わり方に改めて感謝をしつつ、この生活の中にある学びの視点が少しずつ広がっていくことを期待いたします。 そして、この生活から学びへの自然移行は、次に控える小学校での教育の連続性にも深く関係するものであると思います。続きまして、幼児期から学齢期への接続についてお伺いいたします。 弁当給食、預かり保育といった幼児教育の充実は、子供たちの生活の安心と学びの基礎を支える柱であり、この2つの制度が定着していくことで、次に問われるのは教育の連続性であると思います。幼児期で育まれるのは、学びの力の根っこであるように感じております。遊びを通じて培われる非認知能力、生活習慣、集団行動のルール、これらが小学校での学びにスムーズにつながるかどうかは、まさに就学前と就学後をどのようにつなげるかにかかっているのではないでしょうか。全国では、文部科学省の保幼小連携・接続カリキュラムガイドラインを踏まえ、自治体ごとに移行期支援計画を設ける動きが進んでおります。 そこで、まず、お伺いいたします。本区として、就学前の年、年長さんの2学期頃から小学校新1年生の1学期にかけての連続性カリキュラムはどのような体制で実施されているのでしょうか。また、各園と小学校間での具体的な連携事例があれば、併せてお聞かせください。お願いいたします。
就学前教育と小学校から始まる学校教育への接続についての御質問についてお答えいたします。 5歳児、年長から小学校1年生の2年間は架け橋期と呼ばれ、就学前教育と学校教育を結ぶ大変重要な時期であるというふうに認識をしております。本区では、全ての幼稚園でアプローチカリキュラム、また、全ての小学校でスタートカリキュラムを作成し、学びの連続性を踏まえた教育の実施を工夫しております。具体的には、アプローチカリキュラムにつきましては、5歳児後半から国が示す幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿を基に、アプローチカリキュラムを実施しております。そんな中で、就学前の園児が、早く学校に行きたいとか、そういった気持ちを高めるというようなことをしております。また、小学校におかれましては、ゼロからのスタートじゃない、という合い言葉を基に、4月の入学の頃から5月の中旬ぐらいまでを一つの区切りとしてスタートカリキュラムを実施しております。45分間を1教科として椅子に座り机に向かうみたいな形ではなくて、自分の好きな興味のある遊びに没頭したりとか、友達との関わりをより深めたりとか、そういった中でだんだんと教科の学びに向かっていくような弾力的な工夫を持ったカリキュラムを実施しているところであります。 また、区内では、小学校区域ごとに保育所、幼稚園の連携グループをつくりまして、年2回の連携日を設けて、先生方が情報交換をして、接続期に対する充実を図っているところでございます。 以上です。

ありがとうございます。就学前のアプローチカリキュラムと就学後のスタートカリキュラムのつながりを意識したカリキュラムづくりが進められていることを確認し、大変心強く感じたところです。こうしたお取組が子供たち一人一人の安心につながっているのだなと改めて感じました。 そして、その効果を最大限に発揮するためには、情報の引継ぎの質が大切だと考えております。例えば、就学時健診や面談で得られた情報をどのタイミングで、どのような形で誰に届けるのかによって、入学後の支援の立ち上がりが大きく変わってくるのではないでしょうか。特に、発達特性や御家庭の事情に関する情報が関係する職員の間で適切に共有されることで、子供たちへの支援がより速く、より的確に行えるようになると思います。 そこで、お伺いいたします。就学時健診、面談で得られた情報は、入学前までに誰がどのような経路で、どのような形式で共有されているのでしょうか。また、教育委員会や園、学校、保健センターなど、関係機関の間ではどのような流れや体制で連携を図っているのでしょうか。お聞かせください。
小学校入学時に向けての情報の引継ぎといったあたりで、就学時健康診断で得られた情報の活用というようなことでの御質問にお答えいたします。 就学時健康診断は、子供たちの実態を把握する非常に貴重な機会でございます。そういった中で、気になるお子さん、また、そうではないお子さんも含めて、全ての教職員が情報を共有して、次年度の新1年生の受入れ体制を整えております。特に、各学校におかれましては、特別支援教育コーディネーターや就学前教育担当、教育相談担当教員、もちろん管理職、養護教諭が情報を共有して、来年度の新1年生のクラス替えであったりとか、そういったところに非常に重要に活用をしているところであります。また、3月になりますと、各保育所施設から保育要録というものが学校のほうに参りますので、その書面を見ながら、各園にお問合せしたりとか、また保育施設のほうから情報をいただく面談の機会もございますので、そういったところで、気になるお子さんについては、より丁寧に聞き取りをして、4月以降、スタートのときにつまずかないようにということで配慮しているところでございます。 以上でございます。

御丁寧にありがとうございます。御説明を伺い、関係機関の間で情報がしっかりと引き継がれており、就学前からの支援が制度として着実に機能していることを確認いたしました。 一方で、情報の共有の仕組みが整っているからこそ、その生かし方をさらに高めていくことが大切だと思います。例えば、受け取った情報を基に一歩踏み込み、個別の指導計画に丁寧に反映させることで、子供たちの入学後の安心や成長につながる可能性が一層広がります。つまり、就学前後の連携を情報の受渡しにとどめるだけではなく、支援のつながりとして育てていくことが次のステップではないかと考えております。その鍵を握るのが小学校への入学直後、いわゆる最初の90日間の支援であると思います。この時期にどのように支えているのか、この期間の体制について伺ってまいります。 小学校に入学したばかりの子供たちは、期待と不安が入り交じる中、新しい環境に少しずつ慣れていきます。その過程で、登校渋り、母子分離の困難、体調不良、保健室滞在の増加など、小さなサインが見られることがあるのかと思っております。 そこで、お伺いいたします。本区では、入学後90日間の児童の定着状況をどのように把握しているのでしょうか。欠席や遅刻、保健室利用などのデータをどのようにモニタリングし、早期支援の工夫につなげていっているのでしょうか。このあたりをお聞かせください。
小学校入学時の登校渋り、また立ち歩きとか、いわゆる不適応を起こしそうな感じの問題に対しての把握と取組ということだと思います。お答えいたします。 小学校入学時にそういった状態が起こるのはよくあることで、いわゆる小1プロブレムというような呼び方で教育課題となっているところであると認識しております。先ほど申し上げましたスタートカリキュラムの実施を丁寧に、また充実して行うことで、そういった問題発生を抑えることができるということで、一定の効果を得ていると認識しております。ただ、やはり個に応じた支援というのは不可欠でございます。例えば、登校渋りが強くて安定的な登校に至らないというような子供に対しては、担任が保護者と連携して家庭訪問をしたりとか、養護教諭と連携して保健室登校を促したりなどの工夫を行っております。また、母子分離ができずに教室に入れないというような児童に対しては、保護者が一緒に授業を受けるというような取組も行っております。これは本当に各学校の対応でございますが、いずれにしても、家庭との連携が不可欠であり、担任を一人にせず、学年や学校全体が組織として一人一人の状況を把握して改善に努めているところでございます。

ありがとうございます。定着状況を丁寧に把握し、学校と教育委員会と、時には家庭訪問もされている。連携して支援に当たっているとの御説明をいただきました。子供たちの変化をしっかり見守る体制があることを大変心強く感じます。 最終的に子供たちの心に届くのは、やはり人のまなざしであると思っております。数字では測り切れない、ちょっとした変化に気づき、早い段階で寄り添うことが子供たちの安心につながります。そういった意味で、スクールカウンセラーさん、SCさんの存在は極めて重要であると思います。小学校1年生の段階で先回り面談を行い、保護者の方や子供たちが困る前に話せる関係を築くことが重要であると思います。こうした早期介入の取組は、不登校や孤立の未然防止にも大きな効果を上げるのではないかと思います。 本区におけるスクールカウンセラーの初期面談の早期介入は、どのような体制で実施されているのでしょうか。また、その実施率や面談後のフォローの体制についてもお聞かせください。お願いいたします。
スクールカウンセラーは、今、幼稚園、小・中学校に区のスクールカウンセラー、あと東京都のスクールカウンセラーを小・中学校に配置させていただいております。御質問にあった早期の介入という部分でございますけれども、特に小学校1年生に関しましては、個別の面談というよりも、教室での適応の状況を、訪問させていただいた際にはしっかりと、特に1年生は教室の見回りを順番にさせていただいております。また、保護者にもスクールカウンセラーの存在をしっかりと明らかにし、いずれもどこでも相談に乗れるよという体制を組んでいます。また、本区は学校のカウンセラーと教育センターでの教育相談の担当者が兼ねておりますので、区への相談と、また学校との連携という部分で、できるだけ早期にキャッチする仕組みを整えているところでございます。 以上です。
申し訳ございません。先ほど答弁が漏れました預かり保育の令和6年度の実績、1日1園当たりのところをお答え申し上げます。 先ほど少し申し上げました、既存で3園、先にやっていた園に関しましては1日当たり約19人、新規で始めました10園に関しては1日当たり11人程度ということでございます。 以上でございます。

ありがとうございます。先回り型の教室の見守りや相談体制が整っているとの御説明を伺いました。このような予防的な支援が現場に根づいていることで、子供たちも保護者の皆様も、困ってからではなく、困る前に助けを求められるという安心感を持てるようになるのではないかと思います。 一方で、どれだけ支援体制を整えても、様々な事情から学校に通うことが難しくなる子供たちは一定数存在します。大切なのは、そうした子供たちが学校に行けなくなったとしても、学びそのものが途切れないことを社会全体で支えていくことではないでしょうか。 次に、不登校児童・生徒への支援体制とその連続性について伺います。 不登校の背景には、学力の遅れや人間関係の問題だけでなく、心身の不調、家庭環境、発達特性など様々な要因が複雑に絡み合っているのではないかと思います。全国的にも、児童・生徒の不登校は過去最多を更新し、本区においても例外ではありません。本区が取り組む不登校支援は、子供は学校に戻すことが目的ではなく、学びの継続を支えるためのものと理解しております。その理念の下に、制度がどのように運用されているのかを確認してまいりたいと思います。 不登校の児童・生徒が小学校から中学校へ、また中学校から高校へ進学する際、本区ではどのような支援体制を整えているのでしょうか。特に、進学後のフォローアップをどのように実施されているのかお聞かせください。お願いいたします。
学校間の接続という御質問だと思います。 特に、小学校から中学校につきましては、区立小・中学校でございますので、特に小学校6年生から中学校に上がる際は、小中連携という形で、小学校と中学校の教員が必ず打合せをする時間、また、クラス編制等、あと家庭環境であったり、本人の特性等の理解をしっかりするという部分で連携を図っているところでございます。また、小中連携の中では、当然ながら、中学校進学後、小学校の先生方が小中連携日には中学校を訪問させていただき、子供たちが順応できているかどうか、また、不登校ぎみであったお子さんがどのような形で中学校と連携を図っているのかというあたりを説明させていただいているところでございます。 次に、中学校から高校の部分でございますけれども、こちらも同じく、中学校から高等学校、また、いろいろな通信制であったり、定時制もありますけれども、子供たちの情報をしっかりと申し送りはさせていただいているところでございます。その中で、やはり高等学校等のほうから、子供たちの状況で何か気になるようなことであったり、家庭のことであったり、本人の持っているものであったりというのは、当然ながら、情報共有させていただいたり、申し送りで足りない部分を補足させていただいたりというところでフォローはさせていただいている状況でございます。 私からは以上です。

御丁寧にありがとうございます。進学後の支援体制がしっかりと整っていることを確認いたしました。関係者の皆様の御尽力に大変心強さを感じております。 一方で、学校以外の場に安心を感じ、そこで学びを継続している子供たちも少なくありません。そうした学校外の学びをどのように支えていくかは、これからの教育において欠かせない視点だと考えております。本区では、教育センターの適応教室わくわく21において、子供たちが自分のペースで学習支援を受けながら、在籍校の校長先生の判断により出席扱いとなる仕組みが既に運用されています。このように学校外の学びを制度的に認め、子供の学びの継続を支えるお取組が進んでいることは、大変意義深いことであると思います。また、先ほども少し質疑の中にございましたが、令和7年度9月からはメタバース空間で学習できるバーチャル・ラーニング・プラットフォームの活用も始まっていると認識しております。子供たちが自宅など安心できる環境からでも、友人や先生とつながりながら学びを続けられることは、新しい時代の教育の一つの形であり、学校になじめない子供にとっても大きな支えになる可能性を感じています。 その一方で、こうした新しい学び方を持続可能な制度として根づかせていくためには、ICT環境の整備や教員の皆様側の指導体制、さらには子供たちの学びや成長をどのように評価していくのかといった課題も見えてくるのではないでしょうか。 そこで、お伺いいたします。本区として、適応教室わくわく21での実績や令和7年度からのバーチャル・ラーニング・プラットフォームの導入を踏まえ、フリースクールなど多様な学びの場にも柔軟に対応できる出席認定、支援連携をどのように広げていくお考えでしょうか。また、バーチャル・ラーニング・プラットフォームを含む学校外での学びについての課題、そして教育課程や評価の中でどのように位置づけ、今後の本区の教育にどう生かしていかれるのでしょうか。改めてお考えをお聞かせください。
わくわく21での支援という部分でございますけれども、中学校、小学校の元教員が指導員として、また、それ以外にもサポートしていただく者を雇っております。そちらで様々な活動であったり、自主的な勉強会、またオンラインでの自宅からの参加という取組も行っているほか、民間の学習塾と連携した個別の学習指導も行っているところです。また、心理職を配置しておりますので、心の相談にも乗っている状況です。できるだけ学校に通っている子供たちと同じような環境で学べる状況をつくっていくことが、子供たちの学びを止めないという部分であると思っております。 なお、学習での取組のほか、活動等は必ず学校長に毎月月次報告という形で学校に報告し、それを確認し、学校長は出席という判断をしていただいているところでございます。 また、VLPのお話もございましたけれども、VLPの中での学習という部分もできる環境が、学習ドリル等を使って、また、そのログが残る仕組みもありますので、そういったものを、今後、活用が進んでいく中で学校のほうにまた提供し、こちらについても出欠の部分につなげていきたいと思っています。また、学校内外でのという部分でございますが、やはり学校外で取り組んでいる部分については、なかなか学校の教員が見にくい。特に、フリースクールでの学びは、どのような学習をしているのか、そういったあたりを学校長がやはりフリースクールと連携しながら学習内容を把握し、成績に正しく反映できるような取組も現在進めているところでございます。 いずれにいたしましても、多様な居場所づくりをしっかり今後も進めていくとともに、連携を図りながら、子供たちの学びを止めない取組を進めていきたいと思っております。 私からは以上です。

ありがとうございます。 本日の質疑を通じて改めて感じましたのは、教育は制度や施設だけでつくられるものではなく、そこに関わる一人一人の先生方、子供たち、保護者の皆様、地域の方々が共に学び合う関係性によって支えられているということです。幼児期から学齢期へと続く切れ目のない支援、就学初期の不安に寄り添う体制を引き続き推進していただきたいと要望し、私の質問を終わります。ありがとうございました。

次の質問者の発言を願います。
委員 私からは、幼稚園預かり保育全園拡大と弁当給食の実施、学校図書館の充実と晴海図書館についてお尋ねいたします。 まず、幼稚園預かり保育全園拡大と弁当給食の実施についてでございます。 先日、幼稚園に通っている御家族の方と懇談する機会がありました。その保護者の方は、手術をしなければならず、家族として、とてもつらい思いをされている中、弁当給食の実施と預かり保育には助けられましたという声を寄せてくださいました。また、現場では、園の先生方もすごく寄り添ってくださって心強かったとお話ししてくださいました。また、一緒に園児のお子さんも来られておりましたけれども、すごく元気いっぱいでありました。事業を展開していく上で、様々な困難があったと思いますが、区の取組が伝わっているものと感じました。また、学校行事に参加した際も、保護者の方々に、預かり保育、また弁当給食はどうですかと聞いたところ、多くの方が喜んでいますというふうに語っておられました。 これまで、この幼稚園事業につきましては、特別委員会などを通じて、段階を追って一つ一つ質問を継続し、取り組んでまいりました。特に、昨年の決算特別委員会で質問させていただいた折、次のような答弁をいただきました。御答弁では、この取組の中で、幼稚園における園長をはじめ、教職員の皆さんの御努力ですとか御理解というのもさることながら、学務課の職員が本当に頑張ってくれましたと。これがなかったら、この事業は今年度から全園で実施するのは非常に厳しい状況だったと考えておりますというお話をいただきました。区民の方が喜んでおられる背景には、本当に皆さんの御努力があったんだと思います。やはり幼稚園へ行くことが楽しいというのが、まず第一義的だと思います。 そこで、お伺いいたしますが、このように皆様の御努力があって預かり保育全園拡大、弁当給食の実施が行われておりますが、こうした取組によりまして、幼稚園事業の柱となっているこの事業がどのように向上されてきたのか、御所見をいただければありがたいと思います。 そして、2点目は学校図書館の充実でございます。 令和6年度は、学校図書館支援センターの開設準備が行われてまいりました。これまでも、様々な機会を通じて質疑を行って取り組んできたところであります。目的といたしまして、子ども読書活動を推進し、読書好きの子供たちを増やすことで、確かな学力や豊かな人間性のほか、思考力、判断力、表現力などを育めるよう学校図書館を充実していくものと、これまで伺っております。昨年の決算特別委員会の総括で今後の展開について御答弁をいただきました。答弁では、読書離れが進んでいる中学校の学校図書館からスタートすること、また、重要なことは、図書館の開設時間の拡大により本に触れる機会をしっかり確保すること、その上で学習へと結びつけていくこと、中学校5校の読書レベルをそろえていくこと、教育センターが全体を見て主導していくこと、統括司書が中心となって運営を進めていくことが大事であると述べておられました。そして、ビブリオバトルなどの行事の展開や図書館のお便りの作成、司書の方々同士の研修等により、学校が図書館を活用しながら学力や読解力につながっていくよう準備していますとのことでありました。 そこで、お伺いいたしますが、決算を迎えまして、令和6年度のこうした準備、改めてどのように検討を深めて準備されてこられたのか、そして、まだスタートしたばかりでございますけれども、学校図書館がどのように充実されているのか、少し御感想を含めて教えていただければありがたいと思います。
私からは、幼稚園の預かり保育についてでございます。 もともと幼稚園は、御紹介いただいたように、いろいろ検討していく中で、区立幼稚園しかないという本区の状況からして、やはり幼稚園の重要性は高いというところでございまして、近隣区の私立幼稚園とかでも預かり保育ですとか弁当給食をオプションとしてということで、そういったところに魅力を感じる保護者が一定数いて、保護者の選択をしていただく俎上にというところもあって、全園で実施ということで、御紹介いただきましたように、本当に職員もいろいろ丁寧に努力をして実現にこぎ着けたところでございます。 今、幼稚園での教育活動の内容を預かり保育の事業者としっかり共有した上で、例えば教育活動とあえて重ならないように遊びを工夫して行っていたりですとか、お迎え時間に関しても、それぞれの園長がいろいろ協力してくれていたりとか、そういったところでうまく連携を図りながら、幼稚園の部分と預かり保育の部分の連携を図りながら取り組んでいるところでございまして、実は、預かり保育の時間を異年齢で過ごすことによって、幼稚園での異年齢交流にもとてもよい影響が出ているということで、園児のみならず、保護者も学年を超えて交流ができているということで、幼稚園の先生方からも感想として伺っているところでございます。先ほど来答弁を申し上げていますアンケートの中でも、お子さんの感想として、8割以上のお子さんに預かり保育はとても楽しいとというふうに答えていただいていますので、幼稚園の魅力をより高められるように、また、より利用しやすいものとなるように園と協力をしながら取り組んでいきたいと考えているところでございます。 以上でございます。
教育センターに設置をいたしました学校図書館支援センターについてでございます。 今、委員からお話がありましたように、やはり学校図書館は知の殿堂といいましょうか、本当に大事な部分でございます。これまでは、学校図書館指導員が配置はされておりましたけれども、週2日程度、1日5時間ということで、空いていない時間が圧倒的に多かった状況があります。そういった状況の中で、やはり学校図書館を核にして読書活動を活性化していこうということで、昨年度から準備をしたところでございます。とは申しましても、やはり学校それぞれで環境も異なりますし、取組の仕方も異なっておりました。そういったことから、昨年度は、まず全ての図書館をしっかり一校一校回りながら現状把握と、どういった課題があるのかといったあたりを、教育センターの職員であったり、また6年度に委託を行いました業者と順番に回って把握に努めたところでございます。また、既存の学校図書館指導員もおりますので、今まで10年、20年やってこられた方もおりますから、どういった形で取組を進めてこられたのか、また今年度は学校図書館指導員と情報共有しながら、現在、進めているところでございますので、そういった方たちとの連携も図って準備を進めてきたところでございます。 今年度、設置後の状況についてでございますけれども、まず、図書館の開館時間が増えたことで利用人数も増加するとともに、貸出しの冊数も、具体的な数字で申しますと、これは5校でございますけれども、1学期間の貸出しの冊数は前年度の2倍になっております。また、大きいのは、司書さんがいつでもいますから、ちょっとこういうことで相談がしたいんだけれども、どうしたらいいだろうかとか、国語の学習でこういうものを探しているんですけれども、ありますかですとか、そういった形でのコミュニケーションを通じながら図書の世界を広げていくという部分が大きいかなと思っています。また、中学校ですので、自主的な活動ということで、どの学校でも図書委員会の活動がありますけれども、図書委員会の活動をより活性化、先ほどのビブリオバトルという部分もありましたが、それ以外にも、例えば子供たちが自分で本を紹介するような活動をやっていったりですとか、投票をして、どの本が一番面白いかとか、そういった委員会の自主的な活動のサポートにも当たっております。また、教科で指導を行う先生方にとってやはり大きな存在でございまして、例えば音楽の教員とか体育の教員が学校図書館をどう使えばいいのかとか、そういった技術教科の教員も、こういった使い方がありますよというようなレファレンスを行ったりもしております。また、放課後の子供の居場所づくりの一つにもなっておりまして、テスト前になると、放課後、図書館で学習をしたいというようなお子さんのフォローもしていただいているところでございます。まだ始まったばかりではありますけれども、学校図書館の活性化の一役を担っている存在ではないかと考えております。 私からは以上です。
委員 それぞれありがとうございました。本当に皆さんのいろいろな取組がしっかり動き出していると感じております。 幼稚園の取組については、本当にオプション的な取組ということで、拡大していただくことがしっかり柱となっている、この幼稚園事業が充実してきているというふうにも感じております。 ある幼稚園から定期的に園だよりを頂いております。この園だよりを少し御紹介させていただきますと、このときの園だよりのテーマは、絵本の世界に入ってみようというテーマでありました。それぞれの幼稚園では様々な取組を行っているかと思いますが、絵本も大事なテーマの一つであると思います。絵本の読み聞かせは学級全体でお話の世界を共有できる大切な教育活動と捉えており、教師は意図的に絵本を選んでおりますと。ある日、年中組でテントウムシの絵本の読み聞かせをしました。翌日、保育室にテントウムシの絵本コーナーをつくっておくと、子供たちが興味を持って、画用紙を使って自分のテントウムシを作りましたと。また、他の子はカブトムシやクワガタのお面をかぶって一緒に遊んできたという、まさに一つの絵本の取組が様々な遊びへと広がって、深まってきましたという紹介がありました。また、友達、先生との言葉でのやり取りが広がって、物語の世界を楽しむ、体を使って虫の動きを表現して遊ぶ、お話の世界をイメージしながら経験をしていくことの大切さを述べられておりました。幼稚園では、これらの遊びを通して、いわゆる非認知能力である意欲や意思、最後までやり抜く力、人と協力する力など、つながる活動を日々の保育で実践していますと、このように御紹介をされておりました。大変すばらしいというふうに感じたところです。 今、こうして幼稚園での預かり保育全園拡大、そして今年度は時間の拡大、また弁当給食の実施と行っていただいております。また一方で、今年度はすくわくプログラムということで、大事な幼稚園教育も充実していただいているところでございます。こうして充実していただいているところですが、改めて今後の幼稚園教育、幼稚園事業はどういった方向性を持っていらっしゃるのか。その中に、それぞれの園の特徴はあるかと思いますけれども、ぜひ絵本ということを一つのテーマにしながら、一歩、全園に拡大といいましょうか、しっかり共通認識を持って取り組んでいくことが大切かなと思いますけれども、その点を含めての御見解をいただければありがたいと思います。 学校図書館についてでございます。御答弁いただきまして、いろいろな準備をされて、しっかり現場を回って御対応されてきたんだなということがよく分かりました。 私も、先日、お世話になりまして、ある中学校の学校図書館を視察させていただきました。まず、図書館に入りましたら、すごく広々としておりまして、その空間に入って感じただけで、一生懸命いろいろな工夫をされているんだなというのが伝わってきました。ハード面では、本当に窓が大きくて、自然採光を取り入れて居心地のいい空間に整えておりました。お話を伺いますと、4月のオリエンテーションで、まず1年生にしっかり学校図書館を周知して、利用の仕方等もお伝えしているようであります。国語の授業では、読書感想文のヒントになればとのことで、学校図書館の中で授業を行ったようであります。派遣された司書の方は、だんだん慣れてきて、生徒の方からは感動する本はありますかと問われるようになってきましたとおっしゃっていました。この学校図書館では、1日平均19人利用するということでありました。また、学校図書館の充実がスタートしてすばらしいなと思ったのは、学校図書館支援センターだよりを作って、また、現場では学校の先生向けと生徒向けのだよりも作って、すごく読みやすくて読みごたえのある内容にされておりました。そのだよりを見ますと、別の中学校では1日平均で60名が利用されているとも書いてありました。本当にすばらしいというふうに思っております。先生方も事前に学校図書館に訪れるなど、利用の仕方を着実にしっかりと学んでおられるというお話もありました。副校長先生も、司書の方が来られて大変期待していますとおっしゃっていたことが印象に残っております。また、司書さん全体を統括する統括司書の方もおられて、全校5校が本当に同じレベルで充実していくのを大変期待しております。 そこで、お伺いいたしますが、先ほどもしっかり、スタートしたばかりとおっしゃいながらも、いろいろ充実した御報告をいただいたところでありますけれども、ひとつポイントとしていきたいと思いますのは、全体が動き出し、底上げされている中で、本が苦手だという方にどうやって触れてもらえるのか、そこを一つのポイントにしていきたいと思っているんですが、本が苦手な方に対する取組については、今のところどのように考えていらっしゃいますでしょうか。よろしくお願いいたします。
では、私からは、絵本をテーマにした今後の幼児教育の展開というようなところで御質問いただいたところについてお答え申し上げます。 幼稚園に行きますと、絵本というのは幼児教育の中で非常に大切な要素になっております。園の中では絵本のお部屋というような場所があったりとかというぐらいですし、そういったスペースがなくても、子供たちの目に触れるところに多種多様な絵本が、また工夫されながら、例えば平置きにしてみたりとか、開いてみたりとか、子供たちが手に取ったりできるような様々な工夫をしているところであります。また、読み聞かせであったりとか、保護者のボランティア、もちろん貸出し、それから図書館のおはなし会への参加などといったこともしているところであります。そういった中で、先ほどすくわくプログラムのお話も絡めながら、絵本の可能性についてお話しいただきましたけれども、実際、本年度から行っているすくわくプログラムの中でも、絵本を中心にすくわくを展開するというような園もございます。すくわくプログラムのキーワードは探求なわけですけれども、探求といいますと、どちらかというと科学的な、理科的な思考が先走るところがあるんですが、もちろん、それもよろしいんですけれども、絵本の世界に浸りながら、その中でのお話を遊びの中に活用していくというようなところも立派な探究になっております。そういったところで、今後の展開をしっかりと指導室としても支援してまいりたいと考えているところでございます。 私からは以上です。
本が苦手なお子さんへの対応ということでございます。 やはり何よりも、できる限り本に触れる機会を増やす。本来であれば、幼少期からそういった機会を増やしていくことがいいと思いますが、現時点で中学生ということで、図書委員が先ほど啓発するような活動と言っておりましたけれども、ビブリオバトルなどは、どういう本なのかと興味をそそる、とてもいい取組だと思っております。現状は学年を絞った取組等を行って、ビブリオバトルも行っている部分もございますので、全校、全学年で、例えばそういった取組を行うですとか、図書室を活用した、先ほど図書室での授業というのがありましたけれども、ある学校でも、全ての教員が図書室を使った何らかの学習、教科、取組を考えてみなさいということで校長から指示がありまして、必死に頭を使って考えていたりですとか、あとはお便り等々で本の紹介であったり、本の面白さを伝えていく。ですので、やはり環境をできる限り整えていくということが、まず何よりも大切ではないかなと考えております。 私からは以上です。
委員 それぞれありがとうございます。 幼稚園の絵本の取組の方向性ということで伺いました。これまでも着実にしっかりハード面も整備されて、取り組んできているという、しっかりとした伝統もあるのかなと思っております。あわせて、学校図書館のお話もさせていただいておりますが、今、中学校でありますけれども、しっかり中学校を進めていきながら、今後は小学校にもということで、既に準備をしているかと思います。今、幼稚園のお話をいただいたところでありますが、既に子ども読書活動推進計画ということで体制を整えていただいてはおります。その上で、今回、すくわくプログラム、一つの園の取組の絵本の話が出ましたけれども、例えば幼稚園でしっかり絵本を強化して、そして今度は小学校で学校図書館を充実していきながら本に触れていく。そして、今、中学校をしっかり整えていただいております。したがって、既に一連の流れを推進計画を立ててやっていただいていると思うんです。さらに今後、幼稚園からつながっていく流れがしっかりできるのかなと思うんですけれども、何かその点で展望を持っていらっしゃるようでしたら、御所見をいただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 そして、今、学校図書館の御答弁をいただきました。本当におっしゃるとおりで、本に触れる機会を増やす、これしかないと思うんです。私もいろいろな専門家の方の解説を読んだりしますけれども、やはり本が好きになる、手に取るきっかけは本当にみんな様々ですと。ですから、そういう場所をどのようにつくっていくか、それが大事だというお話がありました。今、御答弁があったとおり、まずは学校図書館に来てもらう、授業で使っていただく、それだけでも、ふだんあまり行こうとしなかった方からしますと、もしかしたら、ちょっと休み時間に行ってみようとか、手に取ってみようと変わるかと思います。また、ビブリオバトルのお話をいただきました。 一度御紹介したかもしれないですが、新しく中央区に引っ越されてきた小学生のお子さんをお持ちの母親とお話ししたときに、うちの子は本を読まないんだけれども、ビブリオバトルがあるからということで、本を読みますと、家で話が出たらしいんです。ビブリオバトルは、どちらかというと、できる方が中心にやっていくようなイメージがあるんですけれども、そうではなくて、読まない方にも大切なきっかけになっているんだというふうに思います。したがいまして、本当に多くの方にきっかけを持つ環境をこれからもさらに進めていただきますようお願いをいたします。 あわせて、今、銀座中学校で大規模改修工事が行われております。この大規模改修工事によって、今後、学校図書館の環境は何か充実されますでしょうか。また、日本橋中学校の学校図書館についても、今後工事に入っていくかと思いますが、特に日本橋中学校の件につきましては、これまでの合意形成の大変さ、いろいろな方の御努力があって、今の浜町校舎があるわけでありますけれども、その中の今後新しく整備される中で、何か1つ、こういった設計を目指していますという思いがあったらお聞かせいただければと思います。 日本橋中学校のことについては、私も地元の方から、ぜひこれはひとつ御紹介してくださいと言われておりますので、紹介させていただきます。ちょっと図書館の話からずれますけれども、先日、地元の皆さんに浜町校舎を見学していただきまして、本当に喜んでいたということであります。外観の浜町校舎のイメージと違って、中に入ると広々としていて、これだったら安心ですねという話になったようであります。また、参加された方が顔見知りの皆さんで、話が盛り上がって、なかなか見学会が終わらないぐらい、すごくよかったということであります。この経緯は、もともと説明会をいろいろ行っている中で、どうしても樹木の話が中心になってしまって、なかなか内容を伺うことができなかった、そういう思いもあったそうであります。地元の方がぜひ見学したいということで、できたそうであります。安全面においても、地域の方はすごく心配しておられるそうです。細い区道のところで、事故がないかどうか心配しているというお話がありました。本当に多くの方の御協力、御支援があって、一つ一つ教育というのは行われているんだなということを地元の担当の区議の方からも教えていただいた次第でございます。こうしたいろいろな御努力がある中で、夢を持った学校図書館となるよう期待して質問しておりますので、御答弁をよろしくお願いします。
私からは、子ども読書活動推進計画の関係で答弁させていただきます。 子ども読書活動推進計画につきましては、子供たちの発達段階に応じた読書習慣の形成を目指しているところです。基本的に、学校であるとか、図書館、それから保育園等で、場面場面での事業展開ということで分類されているところでありますが、小学校等での読書活動の推進、こちらでの進展を踏まえて、中学校以降、また成人に向けて、図書館を受皿としまして、各事業展開、読書の推進を進めてまいりたいと考えてございます。 以上です。
銀座中学校、日本橋中学校の改修による図書室でございますが、銀座中学校におきましては、今まで行きにくかった場所にあるということだったんですけれども、今回の改修によって場所が変わる予定となっております。続いて、日本橋中学校につきましては、今、設計が終わりまして、いろいろと校長先生にも要望等をお聞きしているところですけれども、隅田川に面した広がりのある空間というところで、図書室を配置しますので、気持ちよく本が読めるということで、スペース型、部屋として、スペースとして、図書室に誰でも行けるような形で整備しているところでございます。 浜町校舎の説明会につきましても、先日、実施させていただいたんですけれども、保護者、地域住民の方からいろいろな要望をお聞きしまして、不安を取り除いて、いろいろな質問に回答させていただいたんですけれども、誠心誠意対応させていただきました。今後もいろいろなことが起きるかもしれませんが、引き続き日本橋中学校の改修については、実施していきたいと思っております。 以上でございます。
読書活動につきましては、実は私の肝煎りで始めさせていただきました。特に、幼児期からの読書活動は、今、田中委員のほうからお話がありました。これはとても大事だと思ってございまして、まず読書の楽しさを知っていただいて、これが最終的には、いわゆる読解力とか、こういった大事なものにつながっていく。ただ、これを前面に押し出してしまうと、これもまたちょっと嫌らしくなってしまいますので、読書というものがどれほど楽しいのかということを、これは司書さんが本と人をつなげる役割だというふうに思っております。そういった環境をこれからも整えながら、子供たちが本に触れ、本というのは、ある意味、時代を超えたり、国境を越えたり、様々なことを超えていろいろなものに触れられる機会の創出だと思っております。これが最終的には、大人になってからも、やはり物を読むというのは非常に大事なことでして、例えばテストを見ても、問題が分からないのか、読解力がなくてできないのか、こういうこともあるわけでございます。こういうことを考えると、これからの子供たちにとって読書活動をしっかり身につけさせてあげることが我々の役目なのだろうというふうに考えてございまして、これをしっかりと定着させて、ある意味、中央区の特色ある教育の一つに位置づけられたらと考えてございます。 以上でございます。
委員 大変御丁寧な、また力強い御答弁をいただきまして、ありがとうございます。 おっしゃったとおり、生徒と先生と、そして本をつないでいく、まさに司書さんの大事な役目だと思っております。読書環境の充実のさらなる取組を期待いたしまして、質問を終わります。 晴海図書館につきましては、また後日質問させていただきます。よろしくお願いします。ありがとうございました。

次の質問者の発言を願います。

それでは、最初に、教育負担の軽減ということについて質問します。 これまでにも、保護者負担の軽減として学校給食費の無償化を求め、これは実現し、そして学用品なども無償化したり、あるいは共有で使用するリユースという観点も大事ではないかということで質問してきました。区の答弁としては、個人に還元されるものは原則として受益者負担だということが繰り返されています。また、辞書ですとか、共有できるものについては共有を進めているという御答弁もありました。今、環境への負荷を軽減していく、リユース・リサイクルという観点も大変大事だと思うんですが、辞書以外に、この間、共有で利用することが決まったようなものがあれば、お示しいただきたいと思います。また、今後どのように見直していくのかという点についてもお示しいただきたいと思います。
教育に係る負担の部分に関してでございます。 御紹介いただきましたように、やはり個人所有になるもの、学用品や標準服など、個人所有になるものに関しては受益者負担が原則というところではございますけれども、今般、標準服のリユース事業なども実施されている中で、やはり環境負荷の観点での取組も進んでいるところでございます。 以上でございます。

標準服のリユースが進んでいるというのは大変大事なことだと思うんですけれども、受益者負担という点では、これまでの御答弁でも、負担の区分については、法令上、明記されているものではないという答弁もいただいていまして、実際に品川区は絵の具や習字セットなどの学用品について、所得制限を設けずに全額無償化を区立の小・中学校の児童・生徒約2万4,000人を対象に実施しているということですし、今年度から江戸川区では、保護者の負担軽減、また環境負荷ということも考えて、区立小学校で1年生の算数セットのような、ある時期しか使用されないものですとか、粘土板などを公費で購入して、みんなで使う学用品の共同利用も始めたということです。ぜひこういった取組も参考にしながら、共同利用、リユースについて、洗い出しですとか、そういった方策を検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
ほかの区でいろいろ学用品の無償化についての動きがあるということは承知しているところでございます。本区も、これまで卒業アルバムの作成費とかの補助をしていく中で、公立学校の付近の状況の中でも東京都内の平均と比べても負担としては中央区のほうが低いというところもございます。また、本区は学校給食の無償化もいち早く取り組んだというところがございますので、他区の状況などを研究しながら、今後も過度の保護者負担が生じることのないようにという観点で十分配慮はしていくという考えでございます。 以上でございます。

他区と比べて中央区の学用品の負担などは少ないということも理解するんですが、使えるものをみんなで共同で使っていく、物を大事にしていくとか、そういうことをリユースという活動を通じて子供たちが学んでいくという点も大変大事だと思うので、そういう観点から、学用品の共用、公費で負担してみんなで使う、それが保護者の負担の軽減にもなり、今、物価高騰も大変な状況ですので、そういったことを併せ持った施策として、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。リユースの促進といった観点からどう捉えるかという点についても、御見解をお示しいただきたいと思います。 続いて、包括的性教育という問題について質問します。 これまでも、性教育については区議団として質問してきました。文科省では、10年に一度の学習指導要領の改訂に向けて、今、作業が進んでいるということです。社会の変化に対応するために改訂していくというものですが、今の学習指導要領の中では、小学校5年生の理科では人の受精に至る過程は取り扱わないとか、中学の保健体育では妊娠の経過は取り扱わないと書かれていて、歯止め教育と呼ばれていますけれども、受精とか妊娠の経過について取り扱わないとする規定が性教育実践の妨げになっているとして、歯止め教育の撤廃を教員や専門家の方たちが求めているということがあります。9月12日までの、ちょっと古い数字ですが、2週間で2万1,600筆を超える署名も集まっている。そして、教育評論家の尾木直樹さんも、包括的性教育を学校現場に普及しようということで、昨年末、団体も立ち上げてポータルサイトも運営している状況にあります。 こういった教育は、人権教育はもちろん、自分も、そして他人も大切にする意思決定とか、自己選択、心身の健康を守るために大事な教育だと思いますが、現状での中央区での性教育の状況についてお示しいただきたいというふうに思います。
リユースの促進の観点でという部分ですけれども、所管ではないですが、先ほど御紹介した標準服のリユース事業の中では、今年度から取り扱う品目も増えたということを認識しているところでございます。リユースとか、そういった観点は非常に重要でございますので、先ほど御紹介いただいたような他区の事例などを研究しながら、大切なところを把握しながら研究はしていきたいと考えております。 私からは以上です。
私からは、性教育についての御質問にお答えしていきたいというふうに思います。 まず、現状でございますけれども、本区の小・中学校における性教育につきましては、学習指導要領にのっとり、例えば小学校であれば3・4年生の体育科、保健の領域においてでありましたり、中学校においては保健体育科の保健分野の内容をしっかりと子供たちに履修させているところでございます。性教育についてのお考えは様々あるということは認識しておりまして、10年に一度の学習指導要領の改訂は、まさに論点整理が先日示されて、これからワーキンググループによる各教科の議論に入っていくというふうに認識しております。先ほども申し上げましたように、こちらは保健体育科及び体育科において主に規定されているところでございますので、本区といたしましても、この協議の動向をしっかりと注視して、学習指導要領にのっとった性教育を確実に実施していきたいと思うところでございます。 私からも以上です。

以前も質問をしていますけれども、足立区で区立中学校の性教育の授業で性交ですとか、避妊、人工中絶などを教えたということが問題になりましたが、東京都の教育委員会でもこういったものを教えて問題ないということで、学習指導要領に示されていない内容を加えて指導するということも実際には可能だということになっています。今回の学習指導要領の改訂も、社会の変化に対応するという意味合いで10年に一度改訂していると。社会の変化として、やはりインターネットなどで不正確だったり、危険な性情報を子供たちが得ることの危険からどう守っていくのか、正しい知識をどう身につけていくかということは大変重要なことだと思います。正しい知識を身につけていく重要性については、区ではどう捉えているかという点についてお示しいただきたいと思います。 そして、国際調査でヨーロッパ諸国の10代の性交の経験率と妊娠率を比較したものですと、日本は性交経験率が低いにもかかわらず、妊娠率が高いというのは、性教育の不十分さの表れであるという指摘がされていたり、また、国連の女性差別撤廃委員会の勧告でも、日本は性教育がきちんと位置づけられていないということが指摘されています。こういった国際情勢と併せても、包括的性教育というものは大変重要だというふうに思います。 中学校や高校向けの性教育プログラムを実施しているNPO法人ピルコンの理事長によると、いろいろな学校で出前講座などを行っているんですけれども、性感染症予防の講演なのに、学校側からコンドームのイラストは生徒への刺激になるので避けてほしいと依頼されたり、性行為という言葉を性的接触と変えてほしいと要望されるとか、歯止め教育に縛られていると疑われるような実態も多くあるということです。正しい知識を身につけて身を守っていく、自分できちんと選択した人生を歩んでいく、望まない妊娠などがないようにしていくということは大変重要だというふうに私は考えます。子供の実態を捉えてニーズに応じて対応していくということは大事だと思うんですけれども、子供たちや保護者、そして学校現場の声をどのように把握しているのか、性教育についての意見をどうつかんでいるかという点についてお示しいただきたいと思います。
それでは、包括的性教育の現状についてということでお答えをしたいと思います。 まず、包括的性教育ということになりますと、やはり人権教育と連動させて、より幅広く性教育を考えていかなくてはならないところがあるというふうに認識しております。そういった意味では、例えば性被害の予防ということで水着で隠れる場所はほかの人には安易に見せてはいけないとかというような、命を守る教育みたいなところもありますし、また、犯罪防止ということでは不審者について行かないというようなところで性被害の防止ということもあったりします。また、中学校以上になりますと、先日も、ある中学校で授業の様子一端を見せていただきましたが、デートDVなどを取り扱って学習している様子も拝見しております。また、昨今、デジタル化が進む中で、SNS等に含む危険性についてというところも大変課題に感じておりまして、この辺は情報モラルやデジタルシチズンシップ教育と連動させながら、しっかりと行っていくというようなところであります。 そういったところで包括的な性教育の正しい知識で身を守ることの重要性というものを考えているところであります。また、そういったニーズについて、これは本当に個々に応じるところもありますし、保護者からの声もあります。こういったものについては、一人一人の個に応じた、家庭訪問であったり、個別面談であったり、また漏れ聞こえてくる様子であったり、子供のちょっとした変化であったりというようなところから、網羅的にはなりますけれども、しっかりと把握に努めているところでございます。 以上です。

個々には何か相談などがあれば応じていくことだというふうには思いますけれども、やはり今大変必要な教育ではないかと思っています。 もう一つ、データで、日本における児童虐待死亡の事例の半分はゼロ歳児なんですが、厚労省によると、これは2021年のこども虐待による死亡事例等の検証結果等ということですけれども、これですと、2019年から2020年の1年間の虐待による死亡事例72例のうち、39%がゼロ歳で、このうちの63%が母親にとって予期せぬ妊娠であったというケースで、大変高い割合だということです。そして、19歳以下が28.8%ということなので、人権教育の一環として、思いがけない妊娠を防ぐという意味からも、まずは子供たちに正しい性に関する知識を体系的に教えていくということが重要だと思います。さらに、子供の貧困対策としても、早い妊娠や予期せぬ妊娠が貧困を招く、貧困の連鎖につながるという指摘もされている大変重要な分野だというふうに思いますので、ぜひ中央区でも今後研究しながら、包括的性教育というものを位置づけて、前向きに現場の声も聞きながら、子供たちへの有用性というものも考えながら進めていただきたいということを強く要望させていただきます。 続いて、関連するんですが、性の啓発アプリの配信ということについてです。 今、子供たちがインターネットなどで不正確で危険な性情報を得ているという中で、正しい知識、性を主体的に考えていける力をどう身につけさせていくか、その一環として、江戸川区は、今、区立の全小・中学校で学習用タブレットの端末に健康情報サービスアプリのルナルナの配信を開始したということです。子供のうちから性や妊娠に対する正しい知識を身につけるということが目的で、体調管理の習慣をつけて、大人になって妊娠や出産を望んだときにも役立つ、そういうことを狙ってのことだそうです。アプリも幾つかコースがあるんですが、その中のジュニアモードというものを選択して、生年月日ですとか、初潮の有無などを入力すると、初潮を迎える時期の目安や月経日を予測したり管理ができるということで、江戸川区の健康サービス課長も、小・中学校のうちから正しい知識を身につけてもらうことは重要で、自身の体調に向き合って健康に過ごすために活用してもらいたいと述べています。このアプリの中身は、学習指導要領の内容を超えたものではないということですけれども、体調管理の一環として、こういうアプリの活用を考えてはどうかと思いますが、御見解をお示しください。
児童・生徒の体調管理という点につきましては、非常に大切であるというふうに認識をいたします。インターネットの使用につきまして、危険な情報があるというような御指摘をいただきました。確かに、そのとおりな側面もあるのかなと。本区といたしましては、デジタルシチズンシップ教育を行う中で、子供たちは今後デジタルのない世界に生きるということはあり得ないという観点から、どのようにデジタルと付き合っていくのか、より安全に付き合っていける主体性を持った児童・生徒の育成というところに力感を置いて教育を進めているところでございます。 御紹介ありました他区のアプリにつきましては、まだこちらとしても把握し切れておりませんので、しっかり情報を把握して研究に努めたいと思っております。 以上です。

ぜひ、この江戸川区の取組についても研究していただきたいというふうに思います。 江戸川区の取組は、プレコンセプションケア、若い男女が将来のライフプランを考えて、日々の生活や健康と向き合う、次世代を担う子供の健康にもつながるということで、近年、注目されているヘルスケアの一環として、早い段階から正しい知識を得て、健康的な生活を送ることで将来の健やかな妊娠や出産につながって、未来の子供の健康の可能性を広げるというプレコンセプションケアの一環として行っているということです。ほかの自治体でも、例えば宇都宮市になども、教育委員会の所管でありませんけれども、プレコンセプションケアを位置づけて、ルナルナのファミリーコースというものを宇都宮市民が無料で使えるような取組もしているということで、大変大事な考え方だと思いますので、今後研究していただきたいということを強く要望させていただきます。 次に、図書館の利用促進ということについて伺いたいと思います。 学校図書館支援センターの開設準備が2024年度の予算で計上されて、中学校、そして小学校に司書の派遣も拡大していくということです。中央区教育振興基本計画2025のアンケートなどを読むと、中学生で、読みたい本がないから本を読まないという子供が、小学生に比べてかなり多いという分析がされています。司書の派遣によって、読みたい本が見つかるようになったのかどうか、貸出し冊数自体も2倍になっているということなので、そうであればよいと思いますが、状況についてお示しいただきたいと思います。 それと、本の森ちゅうおうが2022年にオープンして、2024年には晴海図書館が開設されて、全体としては貸出し冊数が増えているんですけれども、従来からある月島図書館や日本橋図書館は入館者数も貸出し人数も横ばいのようです。これをどう解消していくのかという点についても伺いたいと思います。 あわせて、以前、世田谷区が取り組んでいる図書館ブックボックス、地下鉄の駅の構内に予約した図書館の資料などを受け取れるボックスを設置していると。ぜひ中央区でも実施をという提案をしましたが、その際は、駅のスペースを借りるということに多額の使用料を支払う必要もあるということで、今後考えていきたいという答弁であったんですけれども、下北沢駅の利用料は電気代込みで月5万円ということなので、今後、中央区での実施の可能性もあるかなと思うんですが、その点について御見解をお示しいただきたいと思います。
前回の第4次子ども読書推進計画の際に取ったアンケートの数字を委員はおっしゃったと思います。実際、今年度、学校図書館支援センターを設置して、図書の貸出しは増えたけれども、実際、子供たちがどこまで本に親しむ状況になったか、そのあたりはまだ結果というか、アンケート等は取っておりません。ただ、学校司書さんや図書委員が工夫しながら、新刊、話題の本のコーナーを設けたり、お薦めの本の紹介を盛んに行うことによって、それが図書の貸出しにつながっているのではないかなと、今はそういう状況でございます。また、今後、そういったアンケート等の結果については、分かり次第お示ししたいと思います。 私からは以上です。
初めに、月島図書館、日本橋図書館の入館者数等の横ばい、減少等についてですけれども、6年度の入館者数の増減でいきますと、日本橋図書館については、5年度から2%程度の増ということで36万人、月島については、前年度12%減で30万5,000人ということになっております。ただ、月島図書館については、晴海図書館が7月開設で20万人程度増えているところですので、この辺との違いによるものと考えております。 それから、世田谷区での取組につきましては、既存の施設の中に場所を置くという部分で経費面の削減がされていると。世田谷区においては、そのような状況でございます。中央区について、どのような形で対応できるかについては、引き続き研究してまいりたいと考えております。 以上です。

ぜひ、本に親しむ方を増やすとか、利便性の向上という意味からも、ブックボックスの設置を考えていただきたいと思います。世田谷区では、今年度さらに2か所増やすということで、下北沢駅に加えて、小田急線の経堂駅の構内でも増やすということが進んでいるようです。そして、本の宅配サービスも、今年度、例えば清瀬市などで始まっています。申し込むと最短で翌日に配送してもらえて、返却も宅配で回収してもらえる。回数は無制限、利用料は無料ということなので、こういったこともぜひ研究していただきたいということを求めて質問を終わります。

ただいま第8款「教育費」の質疑半ばではありますが、暫時休憩し、午後2時55分に委員会を再開されるようお諮り願います。

ただいまの動議に御異議ありませんか。

御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決します。 午後2時55分に委員会を再開いたしますので、御参集願います。 暫時休憩いたします。 (午後2時43分 休憩) (午後2時55分 再開)

休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 第8款「教育費」について、質問者の発言を願います。

どうぞよろしくお願いいたします。中学生海外体験学習、制服と規律の再認識、熱中症対策と自律した体調管理の力などについてお伺いしたいと思います。 本区では、友好都市、オーストラリア・サザランド、シドニーへの中学生海外体験学習を実施し、区立中学校2年生から代表20名を派遣しております。大変有意義な経験であると考えております。 お伺いいたします。例年どれくらいの応募希望者があり、そのうち選考に漏れた生徒はどの程度いるのでしょうか。また、選考に漏れた生徒が民間プログラムや学校外の機会を自ら模索している実態を区として把握しているのか伺いたいと思います。あわせて、応募者多数の場合の選考方法の公正性や透明性をどのように担保しているのかについてもお伺いいたします。
中学生の海外体験学習でございます。 こちらは、国際感覚豊かな広い視野を持つ中学生の育成のために、海外派遣体験の事業を行っているものであります。派遣人数といたしましては、令和6年度実績では16名ということになっております。 実際の選考の方法ですけれども、まず学校の中での校長の面談、それから教育委員会での面談を経て選考の結果としているというようなところであります。選考に漏れてしまった生徒の民間等への学習の機会の把握というところについては、特段、把握はしていないところであります。実際の応募状況につきましては、62名の生徒が応募をしておりまして、応募率でいうと10.9%ということになっております。 以上でございます。

御答弁ありがとうございました。令和6年度に関しましては、16名の方が派遣で、令和7年度は新たに晴海西中学校が入りましたので、20名になるということでよろしいですよね。ありがとうございます。そして、面談などを行い、しっかりと選考していただいていることを確認させていただきました。また、結構倍率も高くて、選考に漏れた方で、意欲ある方もたくさんいらっしゃいますが、その後どうしているかについては区では把握していないということで、ありがとうございました。 本区では、定員を超える応募がたくさんあると思うんですけれども、それだけ多くの中学生が海外に挑戦しようという意欲を持っていることは大変喜ばしいことだと考えております。選考の透明性を保ちながら、選考に漏れた生徒も含め、その意欲を次につなげられるような情報提供や支援の在り方も今後御検討いただけたらと考えております。 また、本区では定員を上回る大勢の応募がいらっしゃるということで、枠が16名、今後は20名という枠で切らざるを得ない状況が続いていること、多数の希望者が集まる実態についてどのように評価しているのかお聞かせいただけたらと考えております。
海外派遣体験学習に対して多くの生徒が取り組んでいるということについての御質問をいただきました。 1点でございますけれども、令和7年度につきましては、20名の生徒の派遣の予定でございましたが、2名が、健康面などによりまして、残念ながら派遣のほうはできなかったというような実績がございますので、実際は18名ということになっております。 海外体験学習で実際に生きた英語といいますか、語学だけではなくて、文化であったりとか、歴史であったりとかというようなあたりをグローバルな視点で生徒が身につけていくというようなところは大変重要なものであるというふうに考えております。よく言われることですけれども、日本人は英語が読めたり書けたりする割には、聞いたり話したりというコミュニケーションが大変苦手だというようなことが言われますけれども、そういった意味で、実際に使える英語を体験していくというようなところで大変意義深い事業であるというふうに考えております。相手のあることですから、今後もサザランド市のほうとしっかり連携をしながら、この事業をさらに大切にしていきたいと思うところでございます。 以上でございます。

御答弁ありがとうございました。令和7年に関しては、20名の定員のところ、御病気などの理由で2名が行けなくなって、18名の方が派遣されるということで了解いたしました。 この2名の方々が行けなくなったということを知った時点で、2名の枠があったので繰上げということは難しかったのでしょうか。伺いたいと思います。 また、体験事業については、全国の自治体の中で見ますと、定員に満たない応募者数のところもあるので、本区のように希望者が絶えないのは大変誇らしいことだと考えております。また、こうした意欲的な生徒が多く育っていることを中央区の強み、教育の強みとして、さらに伸ばしていけるように機会拡大の支援をお願いしたいと思います。 まず、繰上げについて教えていただけますでしょうか。
2名の生徒の繰上げについてですけれども、具体的なお話は個人情報になりますので、お答えを差し控えさせていただきますが、本当に派遣の直前で、ぎりぎりまで行けるか行けないかというところを精査した上で、御家庭ともよく協議した上での判断というようなところでございましたので、繰上げという形は難しかったということでございます。

ありがとうございました。ぎりぎりまで頑張って検討した上で、直前でしたので、繰上げが難しかったということで理解いたしました。もし今後そういうことがあって繰上げの可能性があれば、できるだけ実行していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 海外経験を通じた学びは、若者の視野を広げる大きな機会です。近年、日本の若者は内向きで海外に出たがらないと言われる中、積極的に挑戦したい本区の生徒にチャンスを広げるべきと私は考えております。都や民間企業、財団などでも中学生対象の海外学習プログラムが存在しますが、一般には情報が見つけにくく、倍率が高いという現状があります。本区として、こうした状況を踏まえ、区の児童・生徒に対して海外体験の機会をさらに拡大する方策を検討してはどうかと考えております。本区としては、派遣の枠数拡大やサザランド以外の国・地域との交流機会の新設、さらには多国間交流の展開をどのようにお考えかお聞かせいただけたらと思います。
まず、海外体験学習の派遣生徒数の拡大についてでございます。 こちらは、たくさんの生徒が希望しているので、なるべく多くの生徒に夢、希望をかなえさせてあげたいという考え方は基本的にはございます。ただ、これは相手のあることでして、つい先日まで向こうの生徒さんが日本にいたんですけれども、日本のほうに受け入れるというような2WAYの事業でもありまして、来日してくださる生徒さんの数と、こちらが伺う、派遣する生徒の数というバランスもございます。また、ホームステイですので、来たいだけ来ていいですよというわけにもいかなくて、受け入れてくださる御家庭の数、こういったものとも双方に関連し合ってございますので、その辺については、一方で増やしたいといっても、なかなかうまくいかないところもございますが、今後検討してまいりたいというふうには思っております。 また、生徒への還元ということで、まず海外体験学習について申し上げますと、受入れをした際に各中学校にオーストラリアのサザランド市の生徒たちが中学校体験をいたします。つまり、クラスメートが1人転入するわけです。そういった意味で、海外から来てくださった派遣生徒の方々とフレンドリーに、例えば英語でコミュニケーションを取ったりとか、自分の好きなものを紹介してみたりとかということで、直接行けなくても体験をしているところもございます。また、小学校のほうでいいますと、小学校のほうに派遣生徒さんたちが1日出向いていって小学生と交流するというようなプログラムもされております。そういった中で、よりたくさんの子供たちに、海外体験の学習還元をしていきたいというふうに思ってございます。 以上でございます。

御答弁ありがとうございました。サザランドに関しては、相手側の御都合もありますし、こちらの受入れ体制、2WAYの方法ですので、なかなか拡大が難しいということで了解いたしました。 また、ほかの地域でも、ほかの方法でほかのプログラムを探すのも大変ですし、費用もかかりますので、本区の児童・生徒に対して海外に行ける機会の拡大を考えていただけたらと考えております。海外に目を向ける生徒が多いということは、将来の中央区の力、日本の力を支えることにもつながります。友好都市サザランドとの交流を大切にしつつ、ほかの自治体や民間とも連携しながら、より多くの生徒に世界の学びの機会を提供できる仕組みを考えていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 次の質問に移りたいと思います。制服と規律の再認識について考えたいと思います。 制服は単なる衣服ではなく、児童・生徒が中央区立学校の子供である誇りを感じ、仲間意識を育む大切な要素であると考えております。本区におきましては、ほとんどの小学校で標準服、制服が導入されていると認識しております。また、家庭の経済的負担を軽減し、服装による格差や過度な競争を避けるという意味でも重要な役割を果たしています。また、制服を着ることによって、子供たちが同じ学校に通う仲間である意識を自然に持ち、地域社会や大人からも温かく見守られる存在になります。区として、改めて制服の意義をどのように位置づけ、今後どのように子供たちに意味を伝えていくのか御見解を伺いたいと思います。
本区においては標準服を導入しているという部分ですけれども、標準服に関しては、教育委員会が何か指導して決めているというものではなくて、学校や地域が主体となりまして関係者で意見を交わしながら、導入の有無ですとか、どういったものにするか検討して導入されていっているものだという認識でございます。ですので、標準服にどういう意義を持たせるといいますか、どういう意義かというところに関して、教育委員会で何か統一的な見解を示しているものではないという認識でございます。 以上でございます。

ありがとうございます。学校や地域で考えて導入しているということで理解いたしました。すてきな制服もたくさんありますので、子供たちが中央区立学校の子供であるという誇りを胸に、安心して学べる学校づくりになればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、教育における忍耐力の育成について伺います。 近年、我慢しなくてもいい、無理をしないでという風潮が強まっています。もちろん、心身に過度な負担をかけることや不合理な指導は避けなければなりません。一方で、髪型や服装の自由を求める声も一部で出てきております。確かに、子供の個性を大切にし、表現の自由を保障することが大切です。しかし、社会に出れば、必ずしも自分の思いどおりにできるわけではなく、むしろ規律や協調性を求められる場面が多くあります。学校という集団生活の場は、そうした社会の縮図としての役割を担っており、そこで規律を守ることや自己を律する経験を積むことは、子供たちにとって大変重要です。人生には思いどおりにならないことや耐えなければならない場面もたくさんあります。そのときに必要になるのが我慢する心、すなわち忍耐力です。子供のうちから小さな困難や不便を経験し、乗り越える力を身につけることが、将来、社会に出た際に大きな支えとなります。教育現場において、子供の個性や自由を尊重しつつ、こうした忍耐力をどのように育んでいくのか、区の方針を伺いたいと思います。
児童・生徒の忍耐力の育成・向上についての御質問かと思います。お答えいたします。 ある一定の空間において多人数が生活すると、今のこの場もそうですけれども、社会に出れば、全てそういうところでございまして、そういった中で一定の規律、ルールの遵守は大変重要であると考えております。そういった中で、例えば学校でもクラスのルールであったりとか、学校の決まりであったりとかというようなところを、その意義を子供自身が考えて、また新たにつくり直したりとか、定め直したりとかいうような活動もしながら、しっかりとそれを守っていくということは不易と流行の不易の部分として、しっかりと教育をしているところであります。道徳の時間もしかり、当番活動もしかり、また特別活動においては折り合いをつけるというようなところで学習を進めておりますので、そういった中で全教育活動を通じて包括的に忍耐力というものも身についていくというふうに考えるところでございます。 以上でございます。

御答弁ありがとうございました。 知識だけではなく、困難に立ち向かう子供の力の教育は大切だと私は考えております。あまりにも我慢しないでいいという教育は、あまり好ましくないと考えております。その基礎となるのが日々の中で培われる忍耐力ですので、無理を強いるのではなく、努力を重ね、失敗から学ぶ経験を重ねていって、心の強さを育てていく教育行政になることを強く期待しております。 次に、熱中症対策と自律した体調管理の力について伺います。 近年の気候変動は、子供たちの学校生活に深刻な影響を及ぼしております。特に猛暑は顕著であり、運動会や校外学習の縮小、さらには夏休み期間の変更や授業時間の変更を余儀なくされる例もあります。何よりも大切なのは、子供の健康と安全を守ることだと考えております。 そこで、伺います。本区において、学校現場の熱中症による救急搬送件数や体調不良の発生状況についてどのように把握しているのでしょうか。さらに、健康と安全を守るための学校側の対策に加え、児童・生徒が自らの体調を整え、危険を回避する力を身につけられるような教育をどのように行っているのでしょうか。 加えて、家庭での日常的な体調管理や生活習慣づくりが教育の原点であるとの認識に立ち、保護者との連携をどのように図っているのか。そして、猛暑をはじめとする気候変動の対応を環境教育として位置づけ、将来の社会を担う力を育てるために、どのような施策を進めているのかお聞かせください。
昨今の猛暑は、教育現場においても非常に難しい局面を迎えているところでございます。子供たちに関しては、特に5月、6月、暑さに慣れていない時期に熱中症にかかる可能性が高くございますので、教育委員会といたしましても、各学校に予防の通知を発出し、校園長会などでも注意喚起を重ねているところであります。そういった中で、子供自身が自ら体調管理をしていくというところは非常に大事でございます。水分の補給であったりとか、塩分の補給であったりとか、適度な休憩であったりとかというあたりを、発達段階に応じながら、自ら自分の体調管理ができるように、様々な場面を通じて指導を重ねているところでございます。 また、家庭、保護者との連携も大変重要であります。家庭、保護者との連携につきましては、例えば養護教諭が出すお便りの保健だよりとか、名前は様々でありますけれども、保健だよりといったようなお便り、通知文などを通じて、各家庭に御連絡を差し上げているところもありましたり、また、昨今、コロナ禍を通じてかなり一般的になっていきましたが、水筒の持参も、危ないときには必ず持ってきましょうというようなところで、適宜自分のタイミングで水分が取れるように環境を整えているようなところでございます。 先生方に関しまして、WBGTの指標の見方、考え方をしっかりと教育委員会としても通知いたしまして、教員向けの研修の中でWBGTの指数が何度以上であったら、どのような教育活動に注意しなくてはいけないか、実施してもよいかみたいなところをしっかりと先生方にも確認をしていただいているところでございます。もちろん、世界的な暑さについては、理科とか、社会科の環境教育の中でも取り上げているところがございます。 私からは以上です。

御答弁ありがとうございました。暑さに慣れていない5月、6月から、熱中症に関してしっかりと見ていただいていることで了解いたしました。 気候変動というのは様々な学びもありますので、子供たちも自ら体を大切にして体調管理を行っていくこと、また、家庭でもいろいろ教えていかなければいけないと考えております。こうした気候変動がある、世界が変わっているといった現実を子供たちの学びに結びつけ、科学的知見に基づく理解と主体的に行動する力を育てることが大切だと思っております。環境教育は副次的な学習ではなくて、将来の社会を支える基盤的教育であるとの認識を持ち、区が先進的に取り組んでいくことを強く期待いたしまして、私からの質問を終わります。ありがとうございました。

次の質問者の発言を願います。

本日もよろしくお願いいたします。私からは、教育相談と特別支援教育、大規模改修工事と学校の気候変動対策、人口推計を基にした児童・生徒予測と教室の過不足について、最後、時間がありましたら教育委員会の意思決定過程についてお聞きいたします。 まず、資料323、教育センター教育相談件数を御覧ください。来所相談が389件、電話相談が62件と増加をいたしております。集団不適応や不登校関係の相談が多いかと思います。本業務において肝腎なのは、相談後のフォローアップが大切かと思います。フォローアップはどのようにされているかを御教示いただければと思います。
電話相談、来所相談でございますけれども、いずれも教育相談で月曜日から土曜日で相談を承っております。その際、担当した職員が継続的に、例えば、また来週も行いましょうかとか、中には月2回お願いしますという場合もあります。そういった形で継続的に相談に乗る場合もあります。特に、電話の場合は匿名の電話もございますので、そのまま終了する場合もあれば、来所につながる場合もあります。また、本区の特徴としましては、教育相談の専任教育相談員は学校・幼稚園のカウンセラーも兼ねておりますので、場合によっては学校・幼稚園のカウンセラーにつないで、そのカウンセラーが学校で相談を継続する場合もありますので、来所を継続する場合もあれば、学校・幼稚園で継続的な、そういった体制を取っているところでございます。 以上です。

一次相談を受けた方が継続して相談を受けて対応されているということを聞いて安心いたしました。 本区の人口増加は、まだ継続すると予測されております。それとともに、当然ながら、障害をお持ちの方の増加も予想されております。御相談されるのは特別な支援を要するお子さんやその御家族及び関係者の方々かと思われますので、大変な苦悩の中で悩まれている方が多いと思います。中央区こども計画、方向性3、特に配慮を必要とする子どもと家庭を支援します、この方向性を大切にして、継続した支援をお願いいたしたいと思います。 次に、大規模改修工事と学校の気候変動対策についてお聞きします。 気候変動の時代、子供たちの教育環境を整えることは大変重要なことであります。決算書によりますと、久松小学校8億9,600万円、銀座中学校10億2,700万円の大規模改修工事が記載されております。この工事の内容を簡潔にお示しいただけますでしょうか。
まず、銀座中学校のほうですけれども、こちらは大規模改修工事ということで、かなり久々にやっている工事になります。まず、設備系統の全面更新ですとか、エレベーターを今回新規で設置させていただいております。あと、プールの改修を行っております。また、体育館地下フロアの特別改修も行っております。 続いて、久松小学校のほうですけれども、こちらは幼稚園部分の小学校化改修工事ということで、普通教室を6室増室しているところです。あと、トイレですとか、空調機ですとか、環境も暑くなっておりますので、環境に適した教育を保てるような改修工事をしているところです。 以上になります。

ありがとうございます。 資料331、佃中学校の普通教室室温測定結果にも示されておりますけれども、やはり温暖化、気候変動の影響で、夏は暑く冬は寒くなるという極端な傾向が出ていると思います。この状況に対して、今回の工事、大規模改修でも少しこういった要素も加味して工事をされるほうがよろしいのではないかというふうに考えております。現在、公共施設の在り方を検討している最中かと思いますが、学校などの公共施設のZEB化、気候変動への取組を組み込んだ設計やコンセプトを盛り込んでいただければと考えています。今後、学校の大規模改修工事などでどのような温暖化対策を検討されているか、そのあたりをお示しいただけますでしょうか。
やはり建物は、省エネルギーとかの改修工事が必要になってくるかと思います。今、委員がおっしゃっていたZEB化というところでいきますと、晴海西小学校の第二校舎ですとか、日本橋中学校でZEB化を取り入れた設計をしているところです。日本橋中学校につきましては、太陽光発電設備というところで、ZEBではないですけれども、既にZEB Readyで認証を取得したと、先日、報告が入っております。 以上になります。

ありがとうございます。日本橋中学校の新校舎はZEB Readyということで承りました。 引き続き、例えば大規模改修に当たって、校舎の窓の改修だけでも断熱効果が大分高いんです。積層ガラスを使う、高機能ガラスを使用するとか、そういったところも、また今後の改修に関しては、ひとつ御参考にしていただければと思っています。ぜひとも御検討をお願いいたします。 次に、人口推計を基にした小・中学校児童・生徒数予測と教室の過不足についてお聞きします。 まず、資料293、学校別の推計結果を御覧ください。もともと晴海西小学校、晴海西中学校の整備は、晴海地区における児童・生徒数の増加に対応するため、晴海五丁目に小学校と中学校を整備するとして、平成29年度から設計を始め、昨年4月に開校いたしました。まだ開校して1年半。第二校舎の建設ですが、児童数の増加に対応するためとして令和5年度に方針が示され、基本設計、実施設計を現在行い、来年度から建設工事、令和11年4月の開校とのスケジュールが示されているところでございます。 平成29年の建設準備協議会の資料を確認しましたが、小学校で普通教室30、中学校で15という教室数が示されています。確かに、1万2,000人の人口増加でありますので、これに対して、区内年齢別人口一覧を確認しますと、学齢期人口の比率は、計算しますと、区全域で6.4%ですので、768人。1万2,000人の人口増加に対して30教室1,050人分の定員というのは大きく外れてはいないですが、今回、1年半で第二校舎を建てざるを得なくなった理由に関する区の見解を少しお聞かせいただければと思います。
晴海西小・中学校の児童・生徒数の推計と教室の関係です。 こちらは一般質問などでも御質問いただきましたけれども、1万2,000人規模の人口増加が見込まれる中で、中学校は1校分、それから小学校については2校分という施設規模で見込んでおりました。建設を判断する時期については、当初は令和5年度に小学校1校と中学校1校でしたけれども、その後の小学校1校分については、人口の流入状況などの動向を見て検討をしていたわけです。当時、コロナ禍でした。その中で、人の動きですとか、当時は東京都から人が出ていくというような状況もありましたので、そういった中で、第二校舎につきましては、その判断時期がなかなか判断しづらかった中で、委員御指摘のとおり、令和12年度だったものを、昨年度、令和11年に開設時期を早めるという対応をさせていただきました。 あわせて、子供の増え方につきましては、今回、仮設増築棟を設置するということで対応させていただいています。これについては、これまでの区の人口推計、生徒数推計は、過去の実績、趨勢に基づいて将来を投影するような形で推定していますので、晴海地区の開発規模、それから人口の増え方がこれまでに経験のない規模のまち、それから子供の流入の仕方、人口の増え方で、臨時の対応をするような結果に至ったと認識しているところでございます。 以上でございます。

丁寧な御説明ありがとうございます。理解が深まりました。 私の意見としましては、これまでの実績を基にした推測というのは当然ベースになるものですけれども、今回のHARUMI FLAG、一時は非常に過熱した人気がありまして、もう少しディベロッパーの方とか販売会社に聞き取り調査をされた上で、どういった世帯構成の方が入居される予定なのか、そういったところを丁寧に聞き取りをされてもよかったのかなというような気はしております。ただ、もともと小学校2つという計画でありましたので、時期が前倒しになりましたけれども、そこのところは十分理解をいたしました。ありがとうございます。 次に、日本橋中学校についてお聞きします。 その前に、先月、9月11日と13日に開催されました新校舎開設時期変更に関する住民説明会のことについてお尋ねをします。私は所用があって両日とも参加できなかったんですけれども、当日の参加者数、それから住民側からの質問について簡潔に御報告をいただければと思います。
こちらは、保護者向けと住民向けの説明会を行いました。両方とも2回ずつ行ったんですけれども、まず保護者向けに関しては合計62名、住民向けに関しては合計14名参加しております。その主な意見というところでは、保護者、住民それぞれに特徴があると思ったんですけれども、例えば保護者に関しましては、学校運営の不安というところで、例えば部活ですとか、体育ですとか、そういったことをどこでやるんだという意見がかなりあったところでございます。住民からの意見ですけれども、浜町公園に建てている校舎ですので、浜町校舎を使い終わった後の計画はどうなっているんだというところもございました。そういったところは、関係部署の主管課長にも協力してもらいまして、先ほども述べましたとおり、誠心誠意回答させていただいたところでございます。 以上でございます。

ありがとうございます。大変気にしておりまして、どういう質問があって、どういう御説明があったのか、今お聞きして理解が深まりました。 資料293を御覧ください。やはりですね、令和7年から令和12年までのコーホート法を用いて予測した最新の数値でも、一貫して生徒数は500人を超えることはないと予測されております。この生徒予測は、現時点では、判断としては妥当なものだと私は考えておりますけれども、区の御見解はいかがでしょうか。
資料293の数値に関してですけれども、先ほども申し上げたとおり、児童・生徒数推計というのは過去の実績に基づいているところがありまして、その時点では推計、推測できないような社会環境の変化ですとか、人口の動き方だとか、教育環境でいいますと保護者の方の教育観というところも含めて、不確実性を多分に含んでいるものでございます。現状は最新のデータに基づいて推計しているところでございますけれども、改築を判断した時期の状況としましては、今の状況が明確に把握できないという状況はあったんだろうと思います。その時点でのデータを用いて推計をしていたことになりますので、乖離というか、現実としては、今、数字としては違ったものもありますけれども、そういったものが起きたときに、この後、どうやって対応するのかというところでいいますと、建物を造ることに関しては、あらかじめ一定程度の時間が必要になってきますので、そういったところとのバランス、スケジュール等のバランス、判断の時期を的確に判断していくことが必要だと思っております。 以上でございます。

当時の過去のデータを用いての判断ということで、その旨も理解をしております。ただ、やはり日本橋中学校の建て替えに関しましては、巨額の予算が使用されるということ、区の自主財源、区の財源を充てて建てるということを前回の予算特別委員会のほうでも確認させていただきましたけれども、今回の建て替えに当たっての理由は2つだと。生徒数が600人を超えてくるので、教室数が足りなくなるのだ、給食設備の関係で500人を超えると給食の提供が困難になるんだという2点を建て替えの理由として明確に説明をしていたわけです。大きく乖離してしまったことに関しては、工期の変更、1年間工期が延びるという今回の変更の説明会も大事なんですけれども、やはり建て替え理由の変更、建て替え理由に関して変化が生じましたということも区民の皆さんにお知らせする必要があると私は思っています。区の予算の執行の観点からも、やはりその点はしっかりと区民の皆さんに御理解いただくことが必要になるのではないかというふうに考えています。しかも、これから日本橋中学校の既存校舎の解体工事が入ってくるわけです。その後は新築の工事が入ってくる。私は、ごくごく至近距離の近隣住民なものですから、その影響をまともに受けてくるわけです。ぜひとも、今回の経緯に至ったことに関しては、しっかりと区としても再度の説明を近隣住民に対して行うことは必要なことだと思いますので、改めてこの場を借りて申し上げておきます。 最後に、教育委員会の意思決定過程についてお聞きします。 日本橋中学校の建て替えに関して、令和4年9月の区民文教委員会での資料も提示の上、建て替えの必要性に関して提案が行われた。本年の予算特別委員会での教育長の答弁及び理事者の答弁でも、日本橋中学校の建て替えに関する提案の最終的な意思決定と、その意思決定に係る教育委員会内部の協議の議事録及び検討資料が存在しないとの御答弁をいただいております。これはかなり重要な問題でして、意思決定に関わる内部の協議の議事録や検討資料が存在しないということは、やはり行政としては、基本的にはあってはならないことだと私は考えています。ですので、できましたら、このことに関しては、重要な事案の意思決定に関わる部内での協議が存在しない、こういったことに関しては、なかなか理解することが私のほうではできないんですけれども、これに関しては、区としての御見解は変わらないということでよろしいでしょうか。
先般の委員会のときに答弁申し上げました資料が不存在であったということに関しましては、情報公開請求をいただいた内容が、区民文教委員会の資料の以前にこちらで協議をしたプロセスの分かる資料ということの請求がございまして、教育委員会の内部で話し合った紙ベースの資料というものは存在はしておりませんでしたが、それまでの経過の中で、その前にかけた区長部局における庁議資料ですとか、政策調整会議の資料は存在しましたので、改めてそちらについては公表したところでございます。そちらの資料に関しましては、教育委員会については、保存年限がもう過ぎていたということで、教育委員会には残っていなかったというところで説明を区長部局のほうから差し上げたところでございます。 基本的に、細かい職員間の打合せ資料とか、そういったメモのようなものに関しましては、この日本橋中学校の件に関しましては、区民文教委員会である程度一定の意思決定がなされたというところで、その前の細かい資料については残っていないところでございました。そういったところで、情報公開請求されて公開できるものにつきましては、公表しておりますけれども、その部分について、打合せとか検討がされなかったということではなくて、文書が残っていなかったということでございます。 以上でございます。

御答弁ありがとうございます。記録がないということ、事実関係の把握ができませんので、今後に関して、また検討させていただきます。 質問を終わります。ありがとうございました。

第8款「教育費」の質疑も終了したと思われますので、次に、第9款「公債費」、第10款「諸支出金」及び第11款「予備費」について、一括して質疑に入るようお諮り願います。

ただいまの動議に御異議ありませんか。

御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決します。 これより第9款「公債費」、第10款「諸支出金」及び第11款「予備費」に入りますので、関係理事者の方は席の移動をお願いいたします。 第9款「公債費」、第10款「諸支出金」及び第11款「予備費」について、質問者の発言を願います。

それでは、私から3款の質問をしていきます。主に基金と区債というところになろうかと思います。 まずは、今後の基金と区債の見通しというところで質問をしたいと思います。 財政白書には、基金残高は増加をしている。令和6年度は区債を発行しなかったので、償還が進み、特別区債残高が7年ぶりに減少したと示されています。今後も積立ては行っていく。でも、施設整備基金や教育施設整備基金の残高は減少の傾向が見込まれるということ、そして、施設を整備するに当たっては、時により区債の発行も併せて行っていくため、区債残高も増えていくであろうということが示されています。現在の状況、特に令和6年の晴海のまちびらきに向けて、今までにないほど様々な施設整備を行ってきていただいていたと思います。この様子を見ると、昭和の終わりから平成の半ばぐらいまでの、人口回復施策の中で様々な施設の整備を行ってきた時代と同等のものを感じるわけであります。令和6年度の実質公債費比率は、3年間の平均で見ると、令和5年度の1.1%から1.6%、0.5ポイント増という状況ですが、単年度で見ると2.3%となります。もちろん、区債の償還が進んだからという部分もあるかと思います。健全財政の範疇ではあると思っておりますが、やはり負担が増加する方向に進んでいるように見えます。こうした状況の中で、まず、今ある区債の償還のピークはいつ頃になると見込まれているのか、ここの部分をお示しいただきたいと思います。 振り返ってみますと、監査意見書をポイントポイントで何か所か拾い上げているんですけれども、古いのは平成10年のものがありまして、この当時の区債の状況というところには37の区債を抱えている状況が書かれています。これが平成20年になりますと22種類、種類という表現でいいんですかね、22の区債を抱えている状況、そして、では現在の状況はというと、今掲げられているものは63ありました。当然、時代時代で利率もかなり違います。昭和の終わりから平成の半ばぐらいまでは、利率も多いと7%というような数字もありましたから、今から比べると、償還していく利子の部分は、割合は少ないのだろうと思うんですけれども、やはり量が多くなっている。こういった部分で、まずピークをどのぐらいの位置、これからもちろんまだあると思いますけれども、現時点でどのぐらいがピークだとお考えかお示しをいただきたいと思います。
今後の区債の償還のピークでございます。 まず、令和6年度の決算状況を見ますと、今の区債の償還経費については18億円ということで、前年度と比べましても2.5億円、率にして23.6%の増となっているところでございます。また、委員御案内のとおり、晴海地区の公共施設の竣工を迎えまして、これまで発行した区債の償還が始まるということから、今後の償還経費につきましては、約20億円から40億円強で推移すると見込んでございます。委員から御質問のありましたピークというのは、現時点では令和12年が44億円という形で見えているところでございます。ただ、今後、晴海西小学校の第二校舎とか、また日本橋中学校の改築といったものの区債を発行した場合には、資金の調達の仕方によっても、ピークは多少変わってくるのかなというふうに考えてございます。 以上でございます。

ありがとうございます。現時点では令和12年で44億円と。償還をしていくわけですから、先を見通せるという部分では、現時点の数字である。まだ今後の施設整備の課題もありますので、もちろん、ここから先、またピークが延びていくんだろうということは想像しております。 今、調達の仕方にもよるというお話があったかと思うんですが、区債の調達先というんですか、監査意見書一覧を見ていますと、振興協会、振興基金、政府、銀行と書いてあります。近年のものは大体それが多くなっております。少し昔のものを見ると、縁故と書いてあったり、あと公募債みたいなものもあるんですが、現段階は4つで借り分けをしているように見えますが、ここの借り分けの優先順位はどういう形で調達をされているのか、ここについてもお示しをお願いいたします。
資金の優先順位でございます。 資金につきましては、大きく公的資金と民間資金に大別されておりまして、まず公的資金については、委員御案内のありました政府系の財政融資資金、あと地方公共団体の金融機関がございます。あともう一つが民間資金ですけれども、そちらは、今、委員から御案内のありました縁故債というのが銀行からの引受債ということでございます。そのほかにも、東京都区市町村振興協会や東京都区市町村振興基金などが民間資金に分類されているところでございます。令和6年度末の借入れ残高の割合といたしましては、公的資金が約7割、民間資金が約3割といった割合となってございます。 借入れ先の考え方ですけれども、まず財政負担の平準化とか、負担の公平性の観点から、なるべく長期間借入れが可能な資金から、金利なども踏まえながら借入れ先を選択してございます。そういった考え方から、おおむね25年の長期間借りることのできます公的資金、政府系の財政融資資金から借りた上で、残りについては銀行などの民間資金から資金を調達している状況でございます。また、昨今では銀行からの借入れ期間が基本10年間という形、10年後に一括償還という形になっておりますので、それに備えまして、毎年、減債基金のほうに積立てを行いまして、10年後に一括償還できる準備をしております。さらに、晴海地区の施設整備といった今後の償還費用の増も見据えまして、銀行の借入れも10年後に借換えをすることを前提に、20年間で償還するように財政負担の平準化を図る工夫も併せて行っているところでございます。 以上でございます。

ありがとうございます。 私は3款の質問が実は初めてですので、過去、皆さんがどういう質問をしているか、会議録を見ながら、いろいろな角度で見られるように探しておりました。その中で一番古く残っているのが平成16年からなので、その頃に多分一番財政的にも、人口は上がってきているけれども、まだちょっと苦しいという時期であって、今年の一般質問でもちょっとお話をしましたが、財政調整基金から一括償還をした頃だったかと思います。単年度の公債費比率が12%を超えるというようなことがありまして、そういったときの会議録を見ますと、時期が来て借換えをしてというような工夫をされているんだと思っていました。 先ほどの調達先というのは、今は活用されていない調達先があるけれども、借換えという考え方の中で、財政の平準化を行って今後も検討していくということで理解をしました。いろいろこういった工夫をされているという部分で、次の質問は基金利子の部分です。基金利子も、やはり基金の原資の一部であろうと思います。令和5年度と比較すると、基金利子が、令和5年度は約3,448万円だったものが、令和6年度は1億円を超えるものとなっておりまして、前年と比較して3倍近く増えております。この要因というのはどういう部分にあったのか、お示しをいただけたらと思います。
まず、基金の利子の要因でございますけれども、委員御案内のとおり、令和6年度については、前年度と比較しますと8,500万円の増、率にして245%、約3.5倍の増となったところでございます。こちらの運用につきましては、会計室にはなりますけれども、基金の財源を活用して積極的な運用を行ったことにより生み出された運用益をそれぞれの基金に積立てを行ったという理由でございます。 以上でございます。

ありがとうございます。 基金として長く、要するに貯金をしていく中で、そういった運用もしていただいているという部分だったかと思います。ゼロ金利が終わって、多分いろいろこれから借りるのにも利子が高くなるんだろうと思う反面、預けている部分の利子も高くなるのであろうと思うのですが、ただ預けているだけではないという部分で、どのような運用をされているのか、その一部をお示しいただけたらお願いいたします。
今、委員からも御指摘がありましたように、金融政策が変わりまして、特に昨年来、大幅に金融商品などの金利の条件がよくなっているというところで、会計室は、毎年、財政課と基金の運用の方針を一定程度協議して、私ども会計室で運用していくわけですけれども、特に金利の動きが比較的激しいということで、長期の、例えば定期預金にしても、従来の1年物は、少なくとも1年満期のものから半年物に変える、あるいは債券も、5年物が基本でしたけれども、短期の3年物や2年物の発行も増えているので、やはり短期のものにできるだけ変えるということで、金利の値動きに対して、チャンスといいますか、出遅れのないように、長期金利のものは避けようという方向でやっております。 また、金融機関のほうも、例えば同じ定期預金のものでも、少しでも有利なものを商品として出している傾向がありますので、従来、都市銀行、特にみずほ銀行を中心にやっておりましたが、地方銀行の中でもかなり金利の有利なものも出ております。バランスは大切ですので、特定の有利なところにばかり偏るということは危険ですが、バランスよく、都市銀行、地方銀行など、定期預金の中でも借り入れるようにして、少しでも機会を捉えて有利な形で基金運用できるように進めてきております。 以上でございます。

どうもありがとうございます。日頃見えない努力の部分なので、でも、こうやって数字で結果として出てきた中では、どのような御努力をしていただいているのかなと思いました。やはり大きな部分で、未来へ向けて少しずつ地道に増やしていただくことで、将来負担というものも減らしていくことができるんだろうと思います。 先ほど過去の資料を見ていて、住民参加型市場公募債というものを見つけました。これ、近年ですと、令和になってからは、23区で活用している自治体はなさそうですけれども、一番直近で平成30年に世田谷区が公園用地取得のために10億円の起債をしています。遡ってみると、23区では平成14年頃から少しブームになったんでしょうかね。あまり大きな金額ではありませんが、活用目的は公園用地取得、学校の耐震補強、文化センターの建設というものでした。本区でもそれを起こしていたのは、子育て応援債として平成19年に2回発行されています。1回目は平成19年2月に2億円、表面利率が1.56%、2回目は10月に発行額5億円、この利率が1.48%として起債をされていました。いずれも5年で満期一括償還という部分で、このときの目的は保育園の改築工事や子ども家庭支援センターを整備したときでありました。住民参加型ですから、今、中央区の状況を見ると、こういう活用の仕方もあるのかなと個人的に思ったものですから、このお話をしました。今の時代に見合っているのかは分かりませんが、こういったものの活用は今後検討し得るものなのでしょうか。そのあたりをお聞かせください。
住民参加型市場公募債の御提案でございます。 こちらの市場公募債につきましては、平成18年度と19年、委員御案内のとおり子ども家庭支援センターの複合施設の整備の際に活用させていただきました。そして、こちらにつきましては、メリットの部分といたしましては、区民の方の行政や財源に対する意識の高揚を含めまして、そういったメリットはあると認識しているところでございます。ただ、その一方で、デメリットもございまして、住民の方に魅力的に思っていただけるような債権というのは、やはり長期での借入れというのはなかなか難しいという状況がございます。かつて平成18年、19年の際も、たしか5年償還で対応したところでございます。今の本区の状況を鑑みますと、先ほども御紹介いたしましたとおり、日本橋中学校の改築とか、晴海西小学校の第二校舎の整備がまだ控えておりまして、また、これまでの学校の改築とか、晴海地区の公共施設の整備など、多くの区債発行をしております。そういった今後の償還経費も増加している状況ですので、どちらかというと、今、負担の平準化というのが本区の中では大きな課題だというふうに感じているところでございます。そうした観点からいきますと、この時期に市場公募債というのは、本区を取り巻く財政環境を考えますと、ハードルがちょっと高いのかなと感じているところでございます。 ただ、様々なメリットの面はございます。また、先行の、委員に御紹介いただきました世田谷区の事例もございますので、そういったメリットの部分も含めまして、研究のほうはさせていただきたいと思います。 以上でございます。

御答弁ありがとうございました。 やはり時代に見合った区債の調達先の確保というものもあろうかと思います。単純に考えると、ふるさと納税で流出するよりは、こういうものに少し興味を示していただいて、地域に貢献してもらえないかなという気持ちもありますが、それぞれ、そのときの状況、今まさに、まだまだ施設整備が必要であるという段階ですので、安定したところから借りていただいて、そして運用していただくという流れが一番安定的なものなのかなと感じました。 うちも会派の議員控室や引退された先輩議員さんとお話をいろいろさせていただくときがあるんですけれども、その昔、予算、決算の委員会では、歳入というものをあまり考えずに、歳出のことばかり話をしてきた、議論をしてきた時代があったんだと。だけれども、やはり入ってくるもの、どういうものが入ってきて、それをどういうふうに運用して、どういう基金として積んで、将来負担を減らしていくか、そういうものを統一的に考えていくことが大事である。だから、今では当たり前に歳入を最初に質問するようになりましたけれども、そういった経緯があるんだというお話を聞いています。 今、人口が増加している。そうすると、義務的経費も公債費も含めて増えていくという中で、今まで本区が積み重ねてきた基金の存在というのは非常に大きいものであって、この基金があるから、皆さんに安定的な福祉であったり、安心した生活環境の中で様々な施策ができるんだというお話を伺いました。基金として、しっかりと適切な時期に使えるように、ためるばかりではなく、時には思い切った、過去にやった一括償還で将来負担を減らすということも、もしかしたら将来的にあるのかもしれませんが、それに向けて、まずは将来負担の平準化という部分で様々に努めていただきたいと思います。 少し早いですが、これで質問を終わります。

ただいま第9款「公債費」、第10款「諸支出金」及び第11款「予備費」の質疑半ばではありますが、本日はこの程度とし、明7日午前10時に委員会を開会されるようお諮り願います。

ただいまの動議に御異議ありませんか。

御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決します。 明7日午前10時に委員会を開会いたしますので、御参集願います。 本日はこれをもって散会いたします。 (午後4時4分 散会)