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委員会令和6年12月4日建設常任委員会2024/12/04

令和6年12月4日建設常任委員会

公式会議録(原文)を見る →

// 発言者(11名)

うかい雅彦自民党議員団
発言35
松山正樹
発言21
風見利男共産党議員団
発言16
玉木まことみなと未来会議
発言10
工藤裕美
発言9
野本たつや公明党議員団
発言4
石渡ゆきこみなと未来会議
発言2
内藤治郎
発言1
二島豊司自民党議員団
発言1
根本ゆう港区保守系議員団
発言1
兵藤ゆうこ立憲民主党議員団
発言1

// 発言(101件)

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

ただいまから、建設常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、二島委員、風見委員にお願いいたします。  この際、傍聴者の方にお伝えいたします。委員会の撮影・録音を希望される方は、あらかじめ申出書に御記入の上、御提出ください。なお、撮影・録音は申出が許可された後にしていただきますようお願いいたします。  日程に入ります前に、本日の運営について御相談させていただきます。前回の委員会でお伝えしたとおり、新規で付託されました審議事項(1)及び(2)の請願につきまして、請願者から趣旨説明の申出がありましたので、まず、それぞれの趣旨説明をお受けしたいと思います。その後、日程に沿って、それぞれの審査を行いたいと思います。  このような進め方でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり)

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

それでは、そのように進めさせていただきます。  なお、審議事項(1)の請願につきまして、請願者より追加資料の提出がありました。皆様にお配りしてありますので、御確認ください。     ──────────────────────────────────

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

それでは、審議事項(1)「請願6第11号 「(仮称)港区三田五丁目計画」に関する請願」の趣旨説明をお受けしたいと思います。  請願者の方がお見えになっております。前にお越しください。  それでは、請願文を書記さんに朗読してもらいます。    (書記朗読)     ──────────────────────────────────

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

朗読は終わりました。それでは、請願の趣旨説明を簡潔にお願いいたします。

工藤裕美

請願書に記載されていない重大な防犯上の問題があることが分かりましたので、追加でお伝えしたいと思います。  まず、今回の請願を行った三田五丁目対策委員会は、シャンボール三田、ライオンズシティ白金高輪、周辺マンションの有志が参加していますが、中心メンバーは、マンション三田の6階に住む私、工藤裕美、そして、3階に建築事務所を構える 先生の2人です。  私は、母とともにインドのマザー・テレサの施設で10年間ボランティアとして働き、マザー・テレサを代母として洗礼を受けました。  1997年9月5日にマザー・テレサが亡くなり、13日の国葬に参列し、私は日本に帰国しました。その後、マザー・テレサの研究で社会福祉学の博士号を取得し、大学の教員になり、今、上智大学に所属しています。  対策委員会のもう1人のメンバー、1級建築士で建築学博士の  先生は、広島大学で教授として教鞭を執られ、世界的に活躍した建築家です。今回、区議会議員の方々にお話しする際に、言葉よりも模型のほうが雄弁だと、 先生がこれをお作りになりました。  皆の願いはたった一つです。自分の言葉で意見を言える権限を持った立場の人と話し合いたい、それだけです。区議会議員の先生方のお力をお借りして、話合いの場が設けられたら、マンション三田だけでなく、対策委員会に参加している周辺マンションの住民も、具体的な相談事項を持ち寄り、東急リバブルの権限を持った方に相談をしたいと切望しています。  ここで最初にお話をした、防犯上の重大な問題ですが、模型を見て初めてみんなが気がついたのです。ベランダから5メートルの至近距離に、縦1メートル、横50センチの窓があることを。これは、請願に書いた日照よりも重大な問題でした。この窓は90度の角度で開くので、普通に会話ができるような距離で、大体、玉木先生ぐらいの距離です。そのような距離でお互いの日常生活を見詰め合うことになります。  これが防犯上の大きな問題なのは、48年前に建設されたマンション三田にはオートロックがないため、近年、多数の不審者情報が寄せられているということです。請願書に書いたとおり、高齢者や障害者、病気を持った方、そして女性だけの世帯も多いのです。手をつなぐ親の会に参加している家族も暮らしています。  マンション三田は犯罪集団のターゲットになったらしく、去年から三田警察にパトロールをお願いしていますが、警察が頻繁にマンション周辺を巡回しても、点検作業や宅急便配達を装った不審者が部屋に入ろうとするようなケースが多発しています。  この距離から、ベランダで生活の状況を観察されたら、家族構成、生活の時間帯など手に取るように把握されてしまいます。差し迫った防犯上の危機を考えると、この窓に関する相談は、命と生活を守るために深刻な課題です。  マンション防災に造詣が深い石渡先生がお持ちの防災士の資格を私も取得しました。マンション防犯という観点からも、請願書に書かなかった重大な問題として、窓の件は東急リバブルと真剣に話し合いたい課題です。  東急リバブルから自分の言葉で意見を言える権限を持った立場の人と話し合うというチャンスをいただけたら、外壁の色と素材で日照被害を緩和するための建築上の提案だけでなく、この窓の大きさと構造、そして開閉角度に関する御相談もしたいと思っています。  私たちが話し合いたいと思っているのはその2点ですが、周辺のマンションも同様に、日照と今度はお互いのベランダがお見合い状態になるプライバシー問題という2点を話し合いたいと考えています。大学で建築を専攻された玉木先生からも、この2点に関してアドバイスをいただけたら、幸いです。  話し合って新しいマンションをつくる。そんなことに参加できたら、みんなでつくったマンションを愛着を持って受け入れることができると思います。  そして、前職でマンションデベロッパーをされている根本先生なら、東急リバブルの気持ちも分かると思うので、よりよいコミュニケーションを取るために助言をいただけると助かります。  最後に、港区で生まれ育った野本先生、うかい先生、三田に御実家のある、ませ先生に、建築家の 先生から模型とともにメッセージです。先生はこの、2001年に書かれた、東京の未来がどうなるかという本にも、この言葉を書かれていますが、先生が予想していたとおりの状態になったようです。  先生からのメッセージは、現状の建築基準法と東京港区のまちづくりは、残念ながらこの無残な光景を許容しなさいということです。私たちの故郷が変わり果てた姿になることを今後も受け入れるしかないです。でも、神宮外苑の緑と景観、イチョウ並木を守るために活動されている風見先生のような方も区議会にはおられるので、建築会社と周辺住民がコミュニケーションを取って、よりよい住環境のまちづくりをするために、お力をお貸しいただきたく、お願い申し上げます。  私からは以上です。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

では、請願者の方に御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

説明の中で私のことも触れていただきまして。2点、何かこう助言をぜひしていただきたいとおっしゃっていたのは、防犯などのことと、もう1点、念のため、再度確認させてもらってもよろしいでしょうか。

工藤裕美

この至近距離で見詰め合ってしまう窓なのですけれども、窓というのはどうしてもつくらなければいけないものなのか、そして、もし窓をつくるとしたらどんな工夫があるのかというのは、こちらの 先生も今、意見書という形で、いろいろなパターン、A、B、Cのようなものを考えているのですが、そのときに、もし、こうやって縁あって話を聞いていただいた関係で、この委員会が終わった後でも、何か私たちによりよいアドバイスをいただけたらありがたいなというふうに思っています。  多分、玉木先生は御存じだと思うのですが、この先生、ル・コルビュジエという人の研究をされていたそうなのですけれども、私たちはちんぷんかんぷんでも多分玉木先生には価値が分かるような気がするので、どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

ル・コルビュジエは勉強してきましたけれども。防犯の窓と、もう1点何か、2点とおっしゃっていたのですが、もう1点のことが、すみません、私がメモ取れなかったので、防犯の窓に関することで何かもう1点とおっしゃっていたことがあれば確認させてほしいのですが。

工藤裕美

あとは日照なのですけれども、もうこれは、この建物をどう変えてもどうにもならないということだけは我々もよく分かっているので、この外壁の色、あとは反射板のレフ板みたいなものをしたほうがいいのか、それともそんなものをつけてしまったらかえってまぶしいのか、それも、 先生と一緒に私たちに様々な角度から助言をいただけたらというふうに思います。  どうにもならないことはもうしょうがないと思っていますが、みんなで小さなことでも少し話し合って、相手も譲ってくれて、自分たちの意見も採用されたと思ったら、先ほど言ったとおり、建つマンションに私たちは、ああ、あの窓は私たちの意見が採用された、この窓なのだ、あの外壁は私たちが言ってあの色になったのだと、きっと多分、この状態で暮らしても仲よく暮らせる、愛着を持って相手のマンションを見詰められると思います。そんなチャンスをぜひいただけたらと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

ほかにございますか。

野本たつや
野本たつや公明党議員団

御説明いただきましてありがとうございます。1点お伺いしたいのは、今、新たに御要望されている窓の件とか壁の色の件というのは、要望としてお伝えされているのかというところと、あと、この後、また、東急リバブルのほうとの説明会の日程等が決まっているものがあるかというところを教えていただけますか。

工藤裕美

説明会の日程は決まっていないのですが、11月6日の説明会で、私たちマンション三田とシャンボール三田は、どの程度日陰がかぶるかというような、日影図というのを頂いたのです。ただ、ビラカーサ三田は、ビラカーサ三田のほうで提出しなければいけなかった書類が整わなかったらしく、ビラカーサ三田のために開かれる建設説明会があるとしたら、その場でマンション三田もシャンボール三田もみんなが参加できるというふうになっているので、そこでもう一度お目にかかれるチャンスはあると思うのですが、それがかなわなかったらもうチャンスはないので、私たちが今考えていることは、この建築家の 先生が今、様々、パターンA、B、Cなどの意見書を書いているので、その意見書を東急リバブルに提出して、それで、これに対して話し合いたいのだけれどもそういう機会をいただけないかというようなお願いをしたいというふうに思っています。  あと、それと、何でしたか、野本先生。

野本たつや
野本たつや公明党議員団

防犯の壁の件とか、壁面の色とかその要望はまだ伝えられてないのですか。

工藤裕美

11月の6日に、建築家の 先生が説明会に参加されて、意見書という形、紙媒体では提出しなかったのですけれども、この外壁の色ですとか窓の大きさ、そして、窓の形状などについて、東急リバブルにいろいろな提案を口頭でされたのですが、東急リバブルから返ってくる返事はいつも3つなのです。建築基準法に違反していないので皆さんの御要望に沿う義務はないと、そして私たちは一切の建築を変えることはいたしませんと、違反はない、義務はない、変えない、この3つしか東急リバブルの若い担当者は言葉を与えられていないのです。それは私たちも感じて、とても気の毒に思っています。彼はとても誠実で正直な人です。だから、私たちも彼を責めるようなことはしたくないけれど、彼はとても困った顔して、この3つの与えられたせりふを繰り返すだけなので、言葉を持った方と話し合いたいというのはそういう意味なのです。よろしくお願い申し上げます。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

よろしいですか。ほかに。

石渡ゆきこ
石渡ゆきこみなと未来会議

大変思いのこもった趣旨説明ありがとうございます。それから、皆それぞれの議員の問題点に、課題意識に触れていただいて、確かに私はマンション防災は関心がありますが、ただ、残念ながら防災士の資格は取得しておりませんので。

工藤裕美

すみません。先生は弁護士ですよね。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

発言をしないでください。お座りになってください。

石渡ゆきこ
石渡ゆきこみなと未来会議

1点だけ確認させていただきたいのは、その話合いの手法なのですが、今回議会で請願をして、要するにコミュニケーションを取りたいというそこだけではなくて、例えば当事者同士でいろいろな手法が考えられますが、私が具体的にお聞きしたいのは、民事訴訟とか、そういったようなケースということまで想定に入れていらっしゃるのか、ただ、そうなってきてしまいますと話合いということとはレベルが違うと思います。  それで、今後の展開ですから、もちろん、今現在、確定的にはお答えにはなれないでしょうけれども、そういったようなことも踏まえて、今、コミュニケーションというのをどういうレベル感でおっしゃっているのかだけ確認させていただければと思います。

工藤裕美

最初に事務局の松本さんが朗読してくださった中に入っているのですが、私たちは最初、弁護士を頼りました。それで、3人の弁護士に断られました。その断った弁護士の先生はとても誠実な方だったと思います。なぜなら、私が着手金をもらって引き受けても、これはもうどうにもならないのだと。何かの差止めの訴訟みたいなものを起こしても、これは多分勝目はないと、皆さんがお金を使って、私に着手金や事務手数料を渡しただけ、それは皆さんの痛手になるだけだと、そう言って3人の方に断られたので、石渡先生が多分、弁護士でいらっしゃるので、一番それは、今の私たちの状況をよく分かってくださっていると思います。  ですから、弁護士の人に御協力を仰いで法律的なところをするというのは、今のところ御協力くださる弁護士の方が見つからない状態なので、それは実行には移せていません。  そして、私たちマンション三田は、絵本『ちいさいおうち』のように、四隅をどんどん囲まれて、マンション自体は、ビラカーサ三田が建つときにはシャンボール三田が申入れをして、ライオンズシティ白金高輪が建つときにはビラカーサ三田が申入れをして、といって、みんなそれぞれ何か話合いだったり、いろいろなもめごとと言ったらなんですが闘いがあったようなのですが、その真ん中でマンション三田はいつもぼーっとしていて、人に対して、ほかのマンションが建つことに対して、何かアクションを起こしたことは一度もなかったのです。  なので、私たちも、法律的に訴えるとか、荒々しくするということは、私たちマンション三田の住民の気質上、みんなと話し合って考えなければいけませんが、多分そんなことは、弁護士の先生が見つかって協力してくださるという方がいても、そんなに荒々しいことはしたくはないと思います。やはりみんなで話し合ってまちづくりをする。その中に、心の中にしこりを残さない。  私、東急リバブルの若い担当者の方に毎回言うのです。たとえ、話し合って、その結果が最初の出発点と変わらなくても、プロセスが変わるだけでみんなの心持ちは随分変わるのだと。だから、私たちは自分の言いたいことを相手に伝えられて、相手からもなぜそれが駄目なのかというきちんとした言葉での説明があって、そういう言葉のコミュニケーションのやり取りを穏やかにしていく中で、そうか、こういうことなのだというふうにみんなが納得するというか、諦めるということも入っているかもしれませんが、そこに落ち着いた結果というのは、最初の出発点と変わりなくても、プロセスがあるだけ、みんなが違った気持ちでその新しいマンションを受け入れられるし、違った状態になったまちでも暮らしていけると思うのです。だからそのチャンスをせめていただけたらというふうに私たちは切望しています。ありがとうございます。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

ほかにございますか。

風見利男
風見利男共産党議員団

御苦労さまです。4回、陳情書、嘆願書なりを出されているのですけれども、それに対して区からの返事が来ているのかどうかということと、説明会の会議録読ませていただくと、各マンションごとの説明会をやるようなことになっていますが、それはどうなっているのかというのを少し教えていただきたい。

工藤裕美

丁寧な説明、丁寧な御返事をその都度いただきました。そして、御返事だけではなくて、建築課の松山課長は、自ら行政指導という形で東急リバブルにもお話をしてくれています。それなので、本当にこの場で感謝したいのは、私たち、もめごとがなければ区役所になどあまり来ないのですが、こうやって住民が苦しんでいたときに、課長という立場の方が本当に心を砕いてくれて、私たちに寄り添ってくれて、苦しい思いを聞いてくださった、もうそれだけで本当に私たちにとっては救いだし、癒やしだと思いました。この場を借りて本当に心から感謝したいと思います。  そして、残念なのは、そのような丁寧な御指導があっても、区役所の指導に法律的な義務はないと、11月6日の説明会の場で東急リバブルが言い切ったことです。でも、それは若い担当者の発言ではありません。用意されてきたせりふです。彼も苦しそうに言っていました。なので、この区議会という場まで私たちは来ました。  そして、風見先生、あともう一つ何でしたか。

風見利男
風見利男共産党議員団

会議録を見ると、各マンションごとの説明会をやるような記述があるのですけれど、それはやられているのか。

工藤裕美

実は、各マンションごとで日影図を出して、マンションごとで話し合うというふうに東急リバブルは最初考えていたようなのですが、シャンボール三田で開かれる説明会に、マンション三田やビラカーサ三田も行ってもいいですか、と申し入れて、それで、ビラカーサ三田に対して開かれる説明会に、シャンボール三田とマンション三田も行っていいですか、と言い続けたら、もう、面倒くさいから一遍に開くといって、開かれたのは11月6日の説明会だったのです。  なので、今後も多分、この対策委員会という形でビラカーサ三田、シャンボール三田、そしてマンション三田が、みんなで今回の問題に対応していくというチームができている以上は、それぞれ個別に開くといってもみんなが参加するので、一緒に開きましょうという体制にはなるだろうと思います。  以上です。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

よろしいですか。  ほかにございますか。よろしいですか。  それでは、審議事項(1)「請願6第11号 「(仮称)港区三田五丁目計画」に関する請願」の趣旨説明はこれで終了します。  請願者の方、ありがとうございました。どうぞ元の席にお戻りください。     ──────────────────────────────────

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

次に、審議事項(2)「請願6第12号 ビル、マンションなど中高層建築物から落下物防止の啓発を求める請願」の趣旨説明を受けたいと思います。  請願者の方がお見えになっております。前にお越しください。  それでは、請願文を書記さんに朗読してもらいます。  お座りください。書記が先に読みますので、お待ちください。    (書記朗読)     ──────────────────────────────────

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

説明は終わりました。それでは、請願の趣旨説明を簡潔にお願いいたします。

内藤治郎

請願を提出しました内藤治郎と申します。請願を受理いただき、ありがとうございます。  請願は、ビル、マンションなど中高層建築物から落下物防止の啓発を求めるものです。  請願書に記載しているとおり、2023年、2024年には、港区でビルからの落下物による大事故が起きました。  2023年7月、新橋三丁目で起きた事故では、通行人の被害は重傷1名、軽傷1名ということになっていますが、防犯カメラに映った映像を見ればすさまじい光景で、実際はけが人は、届出がないだけでほかにも何人かいるのではないかと推測せざるを得ません。  2024年9月、芝大門一丁目で起きた事故は、ビル解体工事でコンクリート片がビルの5階付近からビルを覆うパネルを突き破って起きたとされています。コンクリート片が落ちる前に小さな石片が落ちてきたという証言もあります。まるで土砂崩れに似たようなことが起きているような感がします。このとき、落下物防止の防護柵、業界用語でアサガオと言うそうですが、前日までの台風の影響でアサガオは閉じられたということです。  今年の8月23日、15時30分頃、南青山六丁目でラーメン店の2階部分に設置されていた大きな看板が落下する事故がありました。この事故について、港区役所土木課は、9月27日より、ホームページで「屋外広告物の安全確保」というタイトルで「看板の所有者及び管理者等の皆様へ」という題で次のように呼びかけています。それによれば、8月23日、南青山において、飲食店の看板が落下する事故が発生しました。看板等の落下事故は、歩行者に大けがを負わすなど甚大な被害を与える可能性があります。ネジ・ボルトの緩み、さびによる腐食の有無など、定期的に安全点検を行い、適切な管理をお願いします、と、このようになっております。  落下物について、私は、このような啓発をホームページの掲載だけにとどまらず、その他の広報媒体も通じてさらに啓発を推進する必要があると考え、請願書を出した次第であります。首都直下地震についても落下物対策は重要であります。  物が落ちるときに重力が働くのでありますが、空から降ってくる雨は当たっても痛みはありません。これは、空から雨の元となる雨粒が降ってくるもので、これには空気抵抗があり、パラシュートも同じ原理でゆっくりと投下します。しかし、これはあくまでも例外と申しましょうか、高いところからの落下物は、加速によって地上で強大な破壊力を生じさせ、危険であります。例えば、マンションの上層階でベランダの植木に水をやった場合、その水を下に落とせば、1階にはその水はたたきつけるような力となります。  マンションにおける落下物はほとんど表に出ませんが、私は相当あるものと認識しております。マンションでトラブルの原因は騒音が一番多いのでありますが、その他、ごみの出し方、共用部分に物を置く、ペットの問題、そして、この階下に物を落とす落下物、これが占めております。  マンションは建築形態も様々ですが、落下物の被害は主にマンションの1階部分の敷地や、場合によっては公道、歩道にかかることもあります。マンションについても、落下物の防止という問題について、居住者や歩行者の安全のため、区が積極的な防止啓発をしても差し支えないのではないかと私は思います。  参考までに、落下物を防止するための法律は、建築基準法第12条で、落下により歩行者等に危険を加えるおそれのある部分、タイル、石張り、モルタルから成る建築物の外壁に全面打診等の検査が義務づけられております。  最後に、ビル、マンションからの落下物ではありませんが、参考までに2点、触れておきたいことがあります。  港区議会は、国土交通大臣宛てに提出している羽田空港新飛行ルートの固定化回避を求める意見書の中でも、飛行航路の下に住む住民の飛行機からの落下物の不安が記されております。  もう1点は、東京ではめったにないことですが、大雪が降った後の雪の塊の落下です。私は2014年2月8日、大雪が降った日の昼に経験しましたけれども、背の高い樹木から雪の塊の落下や、それから、一戸建ての住宅の2階の屋根から雪の塊がのべつ幕なく落ちてくるのを見たことがあります。非常に危険でした。  以上、雑駁な説明になりましたが、委員の皆様におかれましては、よろしく御審議のほどお願い申し上げ、私の趣旨説明とさせていただきます。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

では、請願者の方に御質問等ございましたら順次発言をお願いいたします。  よろしいですか。  それでは、審議事項(2)「請願6第12号 ビル、マンションなど中高層建築物から落下物防止の啓発を求める請願」の趣旨説明はこれで終了します。  請願者の方、ありがとうございました。元の席にお戻りください。     ──────────────────────────────────

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

それでは、審議事項に入ります。  初めに、審議事項(1)「請願6第11号 「(仮称)港区三田五丁目計画」に関する請願」を議題といたします。御質問等ある方は順次発言をお願いいたします。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

先ほど、請願者の方からも、防犯の窓のこと、また、日照のことということで、心配されているということでした。  基本的なところですけれども、防犯の窓、懸念されている部分の設計について、議事録等も拝見させていただいたので、配慮されている部分もあるかとは思うのですが、区として、今の設計がそういった近隣への配慮、特に防犯というところで、何か認識している部分があれば、もしくは、どういう対応をしているか、事業者の対応はどうなのかというところを教えてもらえればと思います。

松山正樹

防犯の観点につきましては、私も、請願者の方から直接御心配の声をいただいておりますけれども、事業者がそれについて何か検討しているということについては、把握はしてございません。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

プライバシーという部分では、窓をすりガラスにしているということは、一定のプライバシーへの配慮なのかなと思うのですが、もう一点、図面の中で、窓の開放制限つきという記載があったのですけれども、これというのは、日常、開けてというよりは、どういった意味での開放制限というものとして捉えたらいいのか、分かれば教えていただきたいのですが、いかがでしょうか。

松山正樹

一般的なところでお話しさせていただきますけれども、今回、窓は90度に開く窓になっております。これは、支えがないと壁までいってしまうのですが、開放制限というのは、よく、窓の下側にバーがついていて、それが例えば45度のところで1回ロックかかって、さらに開けたいときにはさらにボタンを押しながら開けると、そういったもののことを指しているのではないかと想像しておりますけれども、詳細については確認しておりません。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

分かりました。事業者のほうから、特段その防犯に対してこういう配慮をしていますということは、区としては認識をしていないということで、一般的な部分での開放の制限があるのではないか、または、すりガラスなどに対応しているということで、それは、どちら側にとってもプライバシーということかなと思うので、一定の議事録のやり取りでもそういう配慮をされているのかなと私は捉えていますし、窓の大きさというのも、小さくしているということを事業者としても説明されているので、確かにそういった配慮された結果なのかなとも思っていて、それが許容できるかどうかというところの判断になってくるとは思いますが、私としては、事業者として全く何も配慮していないというようなものではないのかなと認識をしています。  また、日照に関して、請願書を見る限り、やはり11階の隣の方が13階の建物ができるということに対することというふうに思ったのですけれども、それ以上に、請願者の方のお話を伺って、高さについてはもちろん仕方ないことだという発言もありました。その中で工夫できる余地がないのかということだったのですが、区として、そういった日照というところで、何か指導できる余地があるのか、設計上の工夫なりで対応するとか、そういったことの指導の余地があるのかどうかを教えてください。

松山正樹

区といたしまして、建築計画に対して指導できる権限はないと思っております。ただ、紛争の予防の観点から、近隣の方々からの要望については、真摯に受け止めて検討するように事業者のほうに申し伝えているところでございますし、今後もそのようにしていきたいと思っております。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

紛争予防の条例上、その建築計画に突っ込んで何かをやるというところまでできない、建築基準法に違反していなければ、それを何か指導することはできないというのは確かにそうかもしれないのですけれども、少し別の視点でいうと、港区環境基本条例とか、事業者の責務とか、そういったところで、これは努力義務というか法的拘束力がないと言われてしまうかもしれないのですが、そういうところでの一般論としての事業者が、この条例の趣旨でも当然そういうことだと思いますけれども、一般論としての工夫を求めるというところはできるのではないかなと思うのですが、そういう部分でも、全く区は何も求めることはできないということなのかどうか教えてください。

松山正樹

先ほど、住民の方からの要望をお伝えするといった際には、我々としても、持てるアイデアがあれば、そういったものを例示しながら、検討いただけないかというお願いをするということでございます。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

何か、環境に関する区の条例を見るであれ、事業者の責務とか、そういった大きな概念としての周辺環境への配慮とか、そういうことがうたわれている部分があると思いますので、理念になってしまうかもしれませんけれども、そういうところをしっかりと、まちづくりの部門の直接的な条例にはならないのかもしれないのですが、区がうたっているそういう理念的な条例も引き合いに出しながら、あとは具体的なそういった事例というものを御紹介しながら、区からも専門的なアドバイスとか助言とかをしていただきたいですし、住民の声の代弁というところをやっていただきたいなと思います。  今後の話というところなのですけれども、紛争予防条例の中で、第7条の2のところで、話し合う機会の確保等、8条があっせん、10条が調停という、いろいろ段階があるように思うのですが、今の段階では特にそこの、話合いの機会の確保というところもまだスタートしていないのか、区として今どういうような状況で、事業者であったり、住民サイドから何か要望があったときに、今言った7条の2、8条、10条というものが、今回の事例に関して考えられる話合いの場というのですか、そういうプロセスになるのか、手段になるのか、その辺をどういうものがあり得るのか教えていただけますでしょうか。

松山正樹

私も事業者の担当者と少し会話をしたことがございます。話した中では、求められれば個別に対応していただいているということでございます。  また、先ほど、請願者の方からもありましたけれども、11月6日の説明会の後、新たに資料を作成して説明する場を設けるという話も聞いておりますので、今、この7条の2の話し合う機会の確保というところでいけば、事業者の方には実行していただいていると認識をしております。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

分かりました。もう既に予定しているということですので、区としてこれまでもいろいろ働きかけはされてきたと思いますけれども、7条の2の、話し合う機会の確保というところまでは、区がそれをやったよというところまではまだ、行っていないということなのか、それとも、今のお話だとそういうことはやっているという、少し曖昧な感じでもあったのですが、条例上に話合う機会の場の確保というのもありましたので、しっかりそれをやっていただきたいと思いますし、あっせんというのは、双方の申出であったり、双方ではなかった場合と、いろいろとパターンがあると思いますので、そういったところも、請願者の方と寄り添って相談に乗っていただきたいということはお願いしたいと思います。  議事録の中で、先ほど来何回か強調されてお話しされていたことで、説明会の中で、我々は法令遵守しているから設計内容を変更することはないのだと。かつ、それに与える日照の影響とかというものに対しては、事業者の責任ではないということは口頭で発言されて、それは議事録には載っていないということなのですけれども、一般論としてそういう、初めから、一切うちはもう何もやらないよというふうに言われて、なかなかコミュニケーションとしてうまくいかないのではないかなと思うのですが、区民向けのこの紛争予防条例に臨む際の手引きみたいなものを見たときに、説明会に対しては冷静にやりましょうというか、そういうことをうたっている一方で、事業者がそういうふうに一方的に、我々は一切譲歩しないのだということを言われたときに、住民サイドからするとそれはなかなか、建設的な話合いをしようという雰囲気にならないのではないかなと思うのですけれども、もしそういう発言などが説明会であった場合には、行政は何か指導すべき部分があるのではないかなと思ったのですが、その点はどうでしょうか。

松山正樹

今、御指摘をされたような発言が確かにあったということが確認できれば、それは区として、事業者に対して丁寧に説明をするようにという申入れ指導をしていくものと考えております。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

ほかにございますか。

風見利男
風見利男共産党議員団

先ほど、請願者の説明の中で、区が陳情者の方の要望に基づいて、相手側にきちんと要望を伝えて頑張っているというのは聞いて安心しましたけれども、今回の場合は天空率を利用しているわけです。天空率を利用することでどれぐらい高さが従来の計画よりアップになるのでしょうか。

松山正樹

天空率を使うことによってどれだけ高さが上がるかということは一概に言えるものではないと思います。ただ、今回の例で言いますと、請願者さんから提出いただいている資料の中に、お住まいのマンションの絵が入っております。こちら9階建てで、道路斜線制限に当たる部分が斜めにカットされているという建物になっています。これが13階建てで真っすぐ40メートル弱まで建つということでございます。今回が高さ制限40メートルがあるので、そこまでで終わりなのか、といいますと、あとは容積率の関係になりますので、何とも言えませんけれども、今回のようなことが起こり得るということでございます。

風見利男
風見利男共産党議員団

今回も説明会報告書を受理しているわけですよね。ですから、事業者とすれば、もう確認申請を出していつでも着工できるということで、ある意味、住民側の意向を聞かないということになっているわけで、説明会報告書を本当に隅から隅までよく御覧になった上で受理されているのかどうか、そこはどうなのでしょうか。

松山正樹

提出された書類につきましては、担当の係のほうで隅々まで確認をさせていただいた上で、不足がないかしっかり見た上で受理をしております。

風見利男
風見利男共産党議員団

私も細かく見させていただいたのですけれども、例えばイトーピア三田の21世帯、未説明、留守・不在、だから意見、要望特になしと。三田サンライズの4世帯、未説明、留守・不在、だから特に意見なしと。ライオンズシティ白金高輪39世帯、未説明、留守・不在、だから特になしと。こんなに留守と不在が多いのに、何で質問、要望がなしと。訪問する時間も昼間なのです。それだけで本当に住民側の要望が、いわゆるピンポンと押してやっているのかどうかという、これも非常に疑わしいことで、これだけの世帯のマンションで、留守・不在、それで未説明のままオーケーだということを素通りしていいのかどうかという、この辺もすごく大事なことなわけで、この辺はどういうふうに感じていらっしゃるのですか。

松山正樹

訪問時間について区から指導しているということはございません。紛争の予防と調整に関する条例の手続の御案内、これは一般にお配りしているものでございます。この最後に記載しておりますが、戸別説明、説明会の開催は必須としております。その後、欠席者の対応といたしまして、2回の戸別説明、訪問を義務づけてございます。ここで2回目も連絡がつかない場合は、資料を投函するというふうに取り決めて運用しております。  こちらに、確かに連絡が取れていない方については、意見を直接聞けていないわけですけれども、資料を投函し、連絡先も入れていただいていることから、何か反対の意見があれば事業者に話があると思いますし、また、今回のように、我々区のほうにもお話があると思っていますので、そういった機会を捉えて意見を集約、事業者に伝えていきたいと思っております。

風見利男
風見利男共産党議員団

それと関連して、例えばイトーピア三田17世帯はインターホン越しに資料投函の指示ありと、これが辞退になるのかと。17世帯もあったのが第1回のみの訪問なのです。それで、資料をお読みになっていかがでしたかという訪問は全くしていないわけで、イトーピア三田4世帯、インターホン越しに資料投函の指示あり、これも本当に辞退になるのかと。こちら同じマンションなのに2回訪問していると。だからこのことを区としても、資料をよく読んで、やはり事業者にどういう形でやっているのかというのを確認されているのでしょうか。

松山正樹

報告書の内容につきまして、疑義がある部分など、その他実際に行ったことについては、担当者からその報告者に対して確認をしているというところです。

風見利男
風見利男共産党議員団

もっとおかしいのは、パレステュディオ白金高輪78世帯、これ、管理会社から資料投函の指示がありと。プロスパー藤和三田4世帯、所有者より資料投函指示あり。こういうことで、もう一つはビラカーサ三田108世帯、管理人より資料投函の指示あり、これが辞退だと。シャンボール三田321世帯、管理会社より資料投函の指示あり。それぞれがお住まいになっている人に対して、管理人だとか管理会社の指示で、戸別の説明会への案内さえできないと、こんなことがまかり通っていいのかどうかという、これだったら事業者同士で相談して実質説明会の回避をしていると思われても仕方がないと思うのですけれども、この辺の指導というのはどうなっていますか。

松山正樹

説明に当たって説明会の開催は必須となってございます。その説明会の案内につきましては、全戸に配付しているというふうに確認しております。そのほか、戸別に訪問することに当たりましては、最近のマンションのセキュリティーの観点から、戸別には入らないでほしいという要望のあるマンションがございます。ですので、そういったところにつきましては、お願いはするのですけれども、相手方の意思を尊重して、こういった形を取っていると理解しております。

風見利男
風見利男共産党議員団

説明会の開催の案内は配れるけれども、説明会に来られなかったので戸別に説明したいのですが、という案内はできないということなのですね。

松山正樹

戸別というのが、各戸のインターホンを鳴らしてその住民の方にお話をしてくださいということを求めております。ですので、ポストにビラを入れさせていただくことと、マンションの廊下を練り歩いて各戸を訪問するということについては、受けるマンション側からしてみれば、対応が変わってきてしまうのかなと思っております。

風見利男
風見利男共産党議員団

例えば管理会社だとか管理人から、うちのマンションは駄目なのですよという確認は取っているのですか。

松山正樹

そういったものにつきましては、区役所からもその先方のマンションに連絡をして、事実を確認しております。

風見利男
風見利男共産党議員団

そういうマンションは幾つもあるのですけれども、全部管理会社に電話して確認しているのですか。

松山正樹

確認しますので、お時間をいただけますでしょうか。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

大丈夫です。

松山正樹

すみません、先ほどの答弁を少し修正させていただければと思います。報告書には管理会社の連絡先を記載していただいております。そういった管理会社の指示により、投函の指示ありというところにつきましては、管理会社の連絡先を記載していただいております。  これにつきまして、必要がある場合は区からも連絡をして確認を取っているというところでございまして、全てに対して連絡を取っているというわけではございません。基本的に事業者が管理会社またはその管理組合に確認をして対応を決めていただいているということでございます。

風見利男
風見利男共産党議員団

今回の場合で言うと、大和ライフネクスト株式会社、東和ハウジングというところが管理会社から、あるいは所有者から、ほかにも幾つかあるのですけれども、資料投函するだけでいいですよというふうに言われているわけで、それが本当にまかり通ると、さっき言ったように、もう、中高層紛争予防条例自体の取決めということ自体が、やはりないがしろにされるわけです。  ですから、圧倒的に今回の場合で言うと、全体で、対象661世帯のうち631世帯が未説明なのです。確かに関心がないと言えば関心ないということで済まされてしまうのだろうけれども、本当にそんな単純なことで済まされていいのかということです。  天空率で、請願代表者の方はお隣だから一番被害を受けるから、そこだけが関心を持っているという問題だけではなくて、あそこの地域全体の新たなまちづくりにも影響が出るわけで、だからそういう本当に管理会社の指示で、投函するだけでいいですよということが出ている場合は、そんなに20も30もあるわけではないのだから、何でそういうことになるのかと。  少なくとも何軒かピンポンとやって、説明会に来られなかったので資料お届けに来ましたということをやらないのかどうかということもやっていかないと、本当に説明会も意味なくなってしまうわけですし、資料投函も意味なくなってしまうわけで、素人がこの分厚い資料を出されて、何か問題ありますかと言われたって、そう簡単に意見言えないわけです。  ですから、本来説明会に来て、そこでみんなでいろいろ意見出しているうちに、そういえば自分のところもこう思うな、とかという気持ちが起こって、初めて意見が出るというパターンが一般的には多いわけです。ですから、そういう形での、住民の声がきちんと相手側に伝わるような、ですから、そこではやはり資料をきちんと読んだ上で、疑問があったら行政側にも質問してください、窓口になって事業者に伝えますから、とかということもできるわけで、そういう対応をやはりしていくべきだと。  特に、三田五丁目のところはもうほとんどマンションが多いわけで、なかなか日頃のお付き合いも、こんなこと言ってはいけないでしょうが、マンションはなかなか横のつながりが薄くなっているわけで、そこでみんなで、今回対策委員会つくったのはすごいと思うのですけれども、なかなかそういう形になり得ないので、その辺は行政側としてもしっかり監視をして、説明会報告書が出された段階でしっかり吟味をした上で、本当に適切なのかどうかということを判断した上で受理をすると。出されたらもう、それでその場での受理をするということがないようにすべきだと私は思うので、やはりその辺もしっかり対応してもらいたいと思うのですけれども、いかがですか。

松山正樹

紛争予防におきまして、区として大事に思っていることは、建築計画の情報が広く近隣の方に知れ渡ることが大切だというふうに考えてございます。そういった意味では、説明会の案内は全住戸に配付していただき、また、説明会に来られなかった方には2回の訪問を義務づけているところです。最終的には、それでも訪ねられない方につきましては最低でも資料を届けていただくということをお願いしているところでございます。  また、届出を受理した際には、今日御指摘いただいた内容につきましてもいま一度肝に銘じまして、事業者に対し管理人の指示による投函というものが見受けられた際には、その事実内容をしっかり確認するようにしてまいりたいと思います。

風見利男
風見利男共産党議員団

これは民間確認機関に提出されているので、もう確認は下りているのですか。

松山正樹

まだ確認は出ていないというふうに認識しております。

風見利男
風見利男共産党議員団

それではなおさらなのですけれども、先ほど、請願者の方からあったように、事業者と話合いをしたいと。ですから、自分たちの要望はこうなので、事業者側としてこの要求に対してどうなのかという、話合いをどう持つかという点で、今、区がやるべき、できることは、区が間に入って、双方を呼んで、区は別にどちらの立場にも立てないわけで、中立的な立場で、これは双方がうんと言わなければできないのですけれど、区の会議室などを使って、区側が、ある意味司会みたいな形で双方の言い分を聞いた上で、住民側から出された要望に対して事業者側がどう考えるのかと。その場で答えられなければ社内に持ち帰って検討すると。では次、いつ頃までに回答できるのか、とかというやり取りの仲介は区ができると私は思うのです。  住民側の立場に立つ、行政側の立場に立つ、事業者側の立場に立つと、これは区としてもできないわけで、ですから、そういう中間的な、中立的な立場で話合いの場を設定するという、こういう仕事というか、そういうことはできるのではないかと思うのですけれども、これは私が勝手に言うので、請願者がそれでいいのかどうかというのも、言わないで言っているので、それはいいかどうか分かりませんし、事業者が何と答えるか分かりませんが、そういう一つの方法も、私も今までいろいろな建築紛争、相談乗ってきましたけれども、そういう形でやったことも何度もあるので、そういうイニシアチブを区が発揮するという、今そういう時点に来ているのではないかなと。  先ほどの壁の話もありましたし、窓の開閉の問題とかもありました。それは本当に話合いで、実はこうなのですよというふうに分かれば住民の方も安心するし、色合いについても、シャンボール三田のほうの色合いと周辺の色合いとの関係でどうなのかという、調和の関係で、事業者側も、それだったら周辺の調和に合うような色合いにしましょうというふうになるかも分からないし、そこは区のイニシアチブでそういう話合いの場を設ける機会をぜひ今、取る時期ではないかなと。まだ確認申請が下りていないということであれば、今が本当にチャンスなわけで、ぜひそこは区として、頑張ってイニシアチブを取ってもらいたいなと思うのですけれど、いかがでしょうか。

松山正樹

今日の趣旨説明の中で新たに出された防犯の観点につきましては、事業者に確認を取りまして、対応できるものなのかどうかということはこれまでどおりお伝えして、確認を取らせていただきたいと思います。その上で、必要であれば、両者がそろった場でお話合いをすることが有効であると思えば、そういった場を設けていきたいと思っております。

風見利男
風見利男共産党議員団

私も長年建築の関係の委員会にいるので、いろいろな御相談受けてきましたけれども、やはり最終的に本当に、双方全部納得というふうになかなかいかないわけで、ただ、区が間に入ってくれたことで、住民側からすれば自分たちの願いが一歩でも前進したということになると、すごく行政側との信頼関係も深まるし、区民側からすれば、本当に自分たちの今まで事業者とやっていただけではなかなか向こうも、ずっと説明会でやり取りしているとけんか腰にもなるわけです。こちらも相手が本当にひどいから言いたいこと言いたくなるわけですし、ただ、そこにやはり区側が間に入ると穏やかに話合いができるようになるので、やはり解決する糸口がそこでできるのではないかなと思うので、ぜひ今回、住民から出された要望を事業者に伝えるということで、その結果どうなるか分かりませんけれども、やはり住民側から、ぜひ区が間に入っていただいて話合いの場を設定してもらいたいという要望があったら、それに応えるように対応していただきたいと、それは大丈夫ですよね。

松山正樹

そのような要望があった際には事業者のほうに働きかけてまいりたいと思います。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

いいですか、ほかに。よろしいですか。  ほかになければ、質疑はこれにて終了いたします。  態度表明でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり)

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

それでは、態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。まず、自民党議員団。

二島豊司
二島豊司自民党議員団

今聞いていたとおりでして、まだこれからいろいろと検討議論の余地もありそうですので、継続でお願いいたします。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

次に、みなと未来会議。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

請願者の説明の中で伺いまして、建設に反対という、一方的な反対というわけではないこと、また、現状より高い建物が建つことに対しても一定の理解をされていること、そして、何より求めていることが、建設的な対話の機会をつくってほしいということでした。  説明を受ける住民に対して区は、紛争予防条例の中で、説明会への参加者に対してはマナーであったりルールを守り、有意義な話合いの場となるように努めましょうと求めている一方で、請願者の趣旨説明であったり、請願文の中では、これはもちろん事実関係の確認は必要ですけれども、事業者のほうからは、区役所の指導は法的な義務がないので従う必要がない、また、法律にのっとった建築計画なので、近隣住民が不利益を被っても住民の要望を聞く義務はないと、また、建設計画の変更はしないというような話が、言葉があったということで、こういった姿勢というのは、本来、紛争予防条例が目指す目的、良好な近隣関係の保持、また、健全な生活環境の維持向上を目指す上で、課題があるのではないかというふうに捉えています。  今回、質疑の中で、事業者も次の説明会を予定しているということで、請願者の方々の思いというのは一定程度、果たされている部分はあると思います。もちろんまだまだ課題であったり、求めている、有意義な建設的な場のやり取りというところについては、引き続き区も見守っていただきたいと思いますし、事業者の対応というものもしっかりと我々は見ていかなければいけないと思いますので、みなと未来会議としては、継続でお願いしたいと思います。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

次に、維新・参政・Noblesse Oblige。

根本ゆう
根本ゆう港区保守系議員団

維新・参政・Noblesse Obligeの態度表明をいたします。  当該計画については、建築基準法等の法令にのっとり計画を予定されているものだとはあるようですけれども、請願者及び近隣の皆様におかれては、住環境等に影響する計画であると理解しております。我が会派のとよ島議員もお話を聞かせていただいたというところで、私も話を伺っております。  当該事業主は、これまで説明会及び資料提供等で、計画における説明の機会を設けているものの、対応の内容について不足を感じられているため、今回の請願に至っておられると思っております。  当該計画における関係者である区、事業者においては、今後もより誠実で丁寧な対応を会派として強く求めます。特に、事業者においては、計画による影響を受ける近隣住民の皆様のみならず、新居に入居される新住民の方にとっても、近隣住民の方との関係に影響が出るということを御認識いただいた上で対応いただくよう強く求めます。  よって継続といたします。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

次に、公明党議員団。

野本たつや
野本たつや公明党議員団

本請願における議論の中で、請願者の皆様が計画に対する懸念を具体的かつ真摯に示されていることを重く受け止めております。特に、地域の生活環境や安全、防犯への影響について、不安の声が上げられている点は重要な課題として認識をしております。  また、議事録での事業者とのやり取りでは、具体的な対応が住民の方々の不安を十分に解消するに至っていないと感じております。この点については、さらに改善が求められる状況であると考えます。  住民と事業者の間で意見交換を深め、相互理解を促進する取組が進められることが望まれます。また、住民の皆様の懸念が、計画に対してどのように対応されるのか、事業者側が丁寧に説明することが重要であり、区としてもその対応を引き続き円滑に進めるための環境づくりを支援していくべきであると考えます。  以上のことを踏まえて、当会派としては、請願の趣旨を理解しつつ、現段階ではさらなる議論が必要であるとの判断に至りましたので、本請願については継続とさせていただきます。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

次に、立憲民主党議員団。

兵藤ゆうこ
兵藤ゆうこ立憲民主党議員団

立憲民主党議員団の態度表明を行います。  請願者の方々は、マンション建設は何が何でも反対というわけではなく、設計に工夫をして近隣住民への悪影響を少なくすることができる、いろいろと前向きな案もお持ちのようです。事業者は建てて販売すればそれで終わりかもしれませんが、マンションを購入した新住民と近隣住民とのお付き合いはずっと続いていきます。近隣住民と新住民との間に亀裂が生じないように、近隣住民の方々への悪影響は最小限のものとなるよう、請願者の方々の声、設計案には、事業者は真摯に向き合わなければいけません。  ですが、請願者の方々の声、設計案に事業者が真摯に向き合っているようには正直感じませんでした。取りあえず話だけ聞いておけばいいと思っているのではないかとの疑念が払えません。現に、区が上役を説明会に連れてきてほしいと要請しても、これに応じませんでした。  事業者のこれまでの上辺だけとも感じてしまう話合いではなく、請願者の方々の声に、設計案に真摯に向き合った、請願者の方々も向き合ってくれていると評価していただけるような話合いを事業者にはしていただきたいと思います。  そして、その要請をしていただくのは区です。区としては、これまでも事業者の方に伝えていただいているとお聞きしておりますけれども、引き続き区のほうにも、今回の請願者の方々の声も踏まえて適切に対応していただきたいと思います。  よって、本請願は、立憲民主党議員団は採択いたします。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

次に、共産党議員団。

風見利男
風見利男共産党議員団

私も紹介議員になっているので、本来であれば、採択という立場で主張したいのですけれども、今日の審査の中で、行政側が間に入って、住民側から要望があれば、事業者を呼んで区が間に入った話合いも検討しますよと言っているわけで、これは請願代表者の方々の意向次第なのですが、そういう場を一日も早く設定をしてやることが解決への糸口になりますし、ここで請願を採択することだけが話合いの場を進めることになるかというと、ある意味、事業者を刺激することにもなりかねないので、そこは今回、もう少し経過をきちんと見る上で、今回は継続して、行方を見守ると。紹介議員になって、請願者の方には申し訳ないのですけれども、今日のいろいろな論議を聞いた中で、そういう形での処理がいいのではないかなと私は判断しますので、継続でお願いしたいと思います。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

態度表明は終わりました。継続との意見が出ておりますので、まず、継続についてお諮りをいたします。  採決の方法は挙手採決といたします。  請願6第11号について、今期継続とすることに賛成の方は挙手をお願いいたします。                (賛成者挙手)

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

挙手多数と認めます。よって、請願6第11号は、今期継続とすることに決定いたしました。     ──────────────────────────────────

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

次に、審議事項(2)「請願6第12号 ビル、マンションなど中高層建築物から落下物防止の啓発を求める請願」を議題といたします。  御質問等のある方は順次発言をお願いいたします。

玉木まこと
玉木まことみなと未来会議

1点だけ。今回代表質問でも、通学路の安全対策ということで取り上げさせていただきました。これも落下物の関係も受けて私は質問させていただいて、課長ともお話をしているので、重々理解していただいているとは思っていますけれども、教育委員会とどうやって膨大な数の工事情報というのを共有したらいいのかという大きな課題があると思っていますので、その辺はしっかりと引き続き、すぐにどうにかなるという話ではないと思うので、しっかりと議論を重ねていただきたいということは要望させていただきます。よろしくお願いします。

野本たつや
野本たつや公明党議員団

防止の啓発推進をしていくというのはそのとおりだと思っております。その上で、今回、趣旨、請願書の中に挙げられている事象は、同じ落下でもそれぞれ対応は異なる事象かなと思うのですけれども、それぞれの対策は考えられているのかというところと、あと、請願者の方からあった、区のホームページ以外での周知ということについては、どのような可能性があるのか、2点お伺いできますでしょうか。

松山正樹

今回、請願で挙げられています落下につきましては、工事現場の例を挙げられておりますが、一般に建った後の建物を含む広い意味での落下というふうに理解はしてございます。こちらにつきまして、区が現在何かしているかと言われますと正直、できていないところでございます。ただ、特に落下の起きたときに被害が大きいと思われる解体工事ですとか、建築現場などにつきましては、我々建築課のほうで、まちを見回りながら必要に応じて注意・指導しているところでございます。  また、区民の方々の目で不安があれば、そういった情報を寄せられた場合には、我々だけではなく各地区総合支所の方ですとか、警察、消防などとも連携しながら対応しているところでございまして、この取組については引き続きやっていきたいと考えてございます。  また、そのほか広く啓発というところにいくと、やはり一番早いのはホームページというふうに考えてございまして、その先の啓発につきましては、何ができるのか検討していきたいと思っております。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

ほかにございますか。

風見利男
風見利男共産党議員団

私も事前に、その落下物防止の対策の啓発を何かやっているのかと聞いたら、やっていないということだったのです。それで、何か事故が起こったときは、当然、区民の関心が出るので、やはりそこは区としてもやるのでしょうけれども、やはり、ホームページの目立つところに、啓発活動、落下物防止対策の啓発をする、あるいは事業者向けの中高層紛争手続の御案内だとか、解体の場合の御案内は、窓口で配っているわけです。ここに一文載せたり、あるいはこの間に1枚紙を入れて、先ほど請願者の方からいろいろな例が出ましたけれども、ああいう例も掲載していただいて。本当に命に関わることなわけで、ぜひそういう形での啓発活動というのはできるわけで、そこは区としても、今回、こういう形で請願が出されたわけですから、それにすぐ応えるという対応はできるのではないかと思うのですが、その辺いかがですか。

松山正樹

今、風見委員に御提案いただいたような内容も踏まえながら、できることを検討して対応していきたいと思います。

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

ほかに。よろしいですか。  それでは、質疑はこれにて終了いたします。  簡易採決でよろしいですか。            (「簡易採決で」と呼ぶ者あり)

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

それでは、「請願6第12号 ビル、マンションなど中高層建築物から落下物防止の啓発を求める請願」について採決いたします。  請願6第12号を採択することに異議ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

御異議なきものと認め、「請願6第12号 ビル、マンションなど中高層建築物から落下物防止の啓発を求める請願」は、満場一致をもって採択することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

次に、審議事項(3)「発案5第7号 街づくり行政の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり)

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

よろしいですか。なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり)

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

そのほか、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり)

うかい雅彦
うかい雅彦自民党議員団

ほかになければ、本日の委員会を閉会いたします。              午後 2時31分 閉会