// 発言者(11名)
// 発言(62件)

ただいまから子ども・若者施策推進特別委員会を開会いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本日は、報告事項の聴取等を行います。 それでは、1報告事項の聴取に入ります。 まず、(1)世田谷区子ども条例の一部改正に向けた検討状況について、理事者の説明を願います。
世田谷区子ども条例の一部改正に向けた検討状況について御説明いたします。 一ページ目を御覧ください。世田谷区子ども条例の一部改正(素案)について、この間、区議会での議論やパブリックコメント、子ども・若者の声ポストなどに寄せられた意見に関して、子ども・子育て会議や子ども条例検討プロジェクト等での議論を踏まえ検討を行った結果について御報告いたします。 1素案からの検討経過につきましては、記載のとおりでございます。 2この間の議論を踏まえた検討状況について及び二ページ目の3子ども条例検討プロジェクトを踏まえた検討状況について、三ページ目の別紙1で御説明させていただきます。 三ページ目の別紙1を御覧ください。この間の議論を踏まえた主な検討状況を御説明いたします。この間、条例を修正した部分について、三つの視点からの御説明となります。 まず、①子どもの権利の実現に向けて、大人が子どもたちに伝えるべき視点や姿勢を記載することと、あと②地域の中で子どもを育む視点を加筆するのこの二点の視点に基づく主な変更点でございます。 最初に、前文の区や大人の決意表明につきまして、まず大人が伝えることとして、子ども時代に、周囲の人に意見や思いを受け止めてもらった経験は、子どもの安心や自信につながり、その後を生きる大きな力となること、また、大人の姿勢として、区や大人が子どもにとって一番よいことは何かを真剣に考え、対話し、応えていくよう努力することなどを前文のところで記載しております。 続きまして、四ページ目を御覧ください。第十四条、地域の中で支える子どもにやさしいまちづくりは、素案の子どもにやさしいまちづくりに、地域の中で子どもを支え、誰もがつながり、支えあうといった視点を加えてございます。 続きまして、二十四条、普及啓発の第三項は、子どもが社会において責任ある生活を送るために、自分自身に子どもの権利があること、また、互いを認め合い尊重することが大切であることを記載してございます。 次に、三つ目の視点、③子どもの権利を実現するための政策の実現にあたり区が配慮すべきことを具体的に記載するに基づく主な変更点です。 第四条、基本となる権利は、子どもの権利条約に定める四つの一般原則を基に定め、基盤となるその四つの権利は、年齢、発達、性別、LGBTQなどの性的指向とジェンダーアイデンティティー、国籍、障害の有無などにかかわらず、全ての子どもに保障されなければならず、また、これらの権利を実現するための政策の実施に当たっては十分に配慮しなければならないことを記載しております。 続きまして、六ページを御覧ください。別紙2の子ども条例検討プロジェクトを踏まえた検討状況についてでございます。こちらは十月から十一月にかけて開催しました子ども条例検討プロジェクト後期検討会において、条例素案へ寄せられた区民意見などを踏まえ、条文の各再検討を行いまして、子どもたちの思いが伝わるよう、条文に込めた意味を改めて考え、表現を修正しております。 まず、前文の1.子どもの思いの部分は、記載内容について何を意図しているのかを分かりやすくするため、「子どもの意見表明」とタイトルをつけております。また、「思い」という漢字の表記につきましては、辞書等でも調べ、子どもたちの意思を受け止めるといったことの意味合いからも「思」という表記に統一してございます。 続いて、右側の列の素案の冒頭にありました「世田谷のまちが好きです」というフレーズは、左側に書いてあるたくさんの思いがかなうことで、子どもたちみんなが世田谷を好きになるだろうという子どもたちのこういった議論により、末尾に「こんな思いがかなう世田谷にしたいです」という表現に改めまして、最後の段に移動しております。 また、左側の列の八行目辺りです。「自分で様々な選択をして自分らしく生きたいです」は、決められた選択肢から選ぶのではなく、選択肢自体も自分たちで決めたいとの議論を踏まえ、自分で選択するという表現に改めております。 続きまして、七ページ御覧ください。前文の2.の大人へのメッセージ、これはまず、右側の列の素案の部分ですが、二行目のところに「『否定』じゃなく、『肯定』してください」という表現でございましたが、子どもたちの思いとしては、まずはしっかりと受け止めてほしいということ、その上で向き合ってほしいという思いであったことから、その左側の表記のとおり「向き合ってください」といったような表現に改めております。 続きまして、八ページ目を御覧ください。左側の列の七行目のところです。「『できるかできないか』だけを見るのではなくて、『やっている姿』も見てください」というふうに記載しております。素案では、「『できるかできない』じゃなく、『やったかやっていない』で評価し、がんばったことをほめてください」としておりましたが、子どもたちのこちらの思いとしては、結果だけで評価、判断するのではなく、やろうとする姿勢、やっている過程も含めて見守ってほしいという思いであったことから、表現を改めまして、また、文書としても整えたというものでございます。 続きまして、一番下のところですが、第三条「条例の目標」でございます。こちらもチャレンジの結果、笑顔になるのではなく、一人一人が笑顔の状態でチャレンジできるほうがよいという議論がございました。その結果を踏まえまして、「一人ひとりが笑顔で自分らしくチャレンジできるまち」という表現に改めております。 続きまして、九ページを御覧ください。第五条から一〇ページの第九条にかけての「子どもの権利」を記載しております。子どもたちの議論を踏まえまして、まずは九ページの第六条、豊かに過ごす権利の第五項のところに「心や身体が疲れたときに休息することができる権利」を追加しております。こちらは区民意見としても同様の意見があったところでございます。 このほかの子どもの権利についても、各条文に込めた意味を改めて考えながら、子どもたちの思いが伝わるよう、表現の修正を行っております。 お手数ですが、資料の右上二ページ目のほうにお戻りください。4の参考資料でございます。別紙3、世田谷区子ども条例の一部を改正する条例(素案)への区民意見には、パブリックコメントや子ども・若者の声ポストに三十九人から寄せられた八十三件の意見概要をまとめております。また、別紙4につきましては、子ども条例検討プロジェクト報告書(後期検討会のまとめ)としまして、この間、後期の子ども条例検討プロジェクトの検討状況をまとめた資料となっております。それぞれの資料につきましては、後ほど御確認いただきたいと思います。 5の今後のスケジュールは記載のとおりです。 私からの説明は以上でございます。

それでは、ただいまの説明に対し御質疑がございましたら、どうぞ。

まず全体的には、ちょっと改めて素案の段階の文章はひどかったなと思いました。だから、文章的に表現的には分かりやすくよくなっていると思います。 前回、私はこの素案の段階で意見と質問をさせていただいたんですけれども、そのときに大きな課題ですよと指摘させていただいたのは、子どもの権利が丸々あるというのはもう当然のこと、それを大前提とした上で、生き抜く力を育てなければいけないのではないか、その視点はないように思うというふうに意見表明させていただきました。やっぱり大人社会は厳しいですから、子どもは権利があるよ、いいよ、いいよ、そのままで、ありのままで、全部それでいいんだよだけでは駄目なんじゃないかということを申し上げたんですけれども、その視点というのは今回どのように反映されているのか伺います。
この間のいろんな検討の中で、資料でいきますと、右上三ページ目のこの間の議論を踏まえた主な検討状況の区や大人の決意表明の、上のほうの部分になりますけれども、今回このような赤字で追加しております内容につきましては、基本的には子どもの権利条約の範囲の中での内容をまずは生きる大きな力、このあたりの条約の言葉での表記にさせていただいたり、あと次の最善の利益、一番よいことは何か真剣に考えること、それとあと相互尊重などなど、こういったところに、条約の範囲内での修正をさせていただいております。 生き抜く力という委員のお話でございまして、私どもとしては、今その条約の中に記載されている、いわゆる生きる大きな力となるといったことに視点を置いた修正ということで今回させていただいたというところでございます。

条約の範囲で持ってきただけということで、世田谷区が考えている子ども像、子どものビジョンといいますか、どういう子どもに育ってほしいというようなものは、これでは私は反映されていないなと、不完全だなというふうに思います。 それからもう一つ、これも前回言ったんですけれども、四大原則、その中に子どもの意見表明権がある、でも、表明したからそれが全て受け入れられるというものではないのだということ、成長、発達に十分考慮していかなければならないということも言われている、それが一切伝わらないですよということを前回申し上げたんですけれども、その部分というのはどこに反映されているんでしょうか。
資料でいきますと四ページ目の中段から下のところになりますけれども、③のところ、基本となる権利の第四条のところです。これが、まず基盤となる年齢、発達、性別、LGBTQなどの性的指向とジェンダーアイデンティティー、国籍、障害の有無などにかかわらず全ての子どもに保障されなければならないということで、発達とかという表記につきましては、ここの中で言葉としてまとめさせていただいておりまして、この言葉が、その下の(1)から(4)の基本原則の四つに関わる言葉というふうにしてまとめております。

これで年齢とか、発達、性別云々かんぬんという、確かにその表記はあるんですけれども、そういうことに考慮しながら、配慮しなければならないと書いてあることがイコール、子どもたちがこれを読んだときに、大人もそうだと思うんですけれども、表明権がある、意見を言ったから直ちにそれが全てが受け入れられるということではないんですよというふうにはちょっと読み取れない気がするんです。配慮しなければならないのは当然のことなんだけれども、それが何を意味しているかはこれでは伝わらないというふうに思いますけれども、その点についてはどのようにお考えですか。
お話しのところは、権利条約の最善の利益の保障の部分かと思いますけれども、そちらの部分につきましては、今回別紙1、三ページのほうの区や大人の決意表明のところの三段落目のところに、子どもにとって一番よいことは何かを真剣に考え、対話し、応えていくよう努力する、これはある意味、大人の決意表明の中に最善の利益というところを記載させていただいたということと、先ほど課長が申し上げた基本となる権利のところは、四つの原則の、やはりこれも最善の利益のところをこちらの四つの項目の中に最善の利益を記載させていただいていると、そういったところでございます。

その表現の違いといいますか、そちらはこれで十分というふうに改正したのかもしれませんけれども、これで私たち会派でも本当に議論しましたし、今回の区民意見等々も全て詳細に読ませていただきました。こういう中にかなり反対意見もあります。反対意見がイコール私を含め会派の意見ではないんですけれども、これはちょっと誤解して反対しているんじゃないかというのも散見されましたので、そういうことではないんですが、一つやっぱり多くの区民が納得できるような表現というものはあくまでも必要じゃないかというふうに思います。そういう意味では、ちょっとこれだと不十分だなというふうに、取りあえず感想だけ述べさせていただきます。

パブリックコメントで、いつもパブリックコメントをまとめられるときに、そのパブリックコメントに対する区の意見というのがついていて、すごく膨大な量なので、私も全部は目を通せていないんですけれども、中にはすごくなるほどなと思うようなものもあって、これに対する区の意見というのは、いつどういうふうに出されるんでしょうか。
今回、検討状況ということでしたので、パブリックコメントですとか、声ポストの生の意見を、こういった意見がありましたということで参考資料として、別紙3、別紙4をつけさせていただきました。今度二月のときに案を御報告する段階になるんですけれども、案を御報告するときには、こちらの回答の部分もセットでおつけして御報告するというスケジュールを考えております。

あとパブリックコメントの量に対して、子ども、若者の声はポストのみで、ただ拾っているもののみで、今の資料はそうなっているんですけれども、パブリックコメントのほうには子ども、若者からは来ていないということですか。
パブリックコメントのほう、年齢把握が全てはなかなか難しいところがあるんですが、特に年齢制限を設けておりませんので、若者も含まれているのではないかなと思いますが、確かに中身を見ると、結構大人の方からの御意見が多かったかなというふうには感想として受け止めております。

子ども、若者の意見のほうは、比較的肯定的な意見が多いのかなというふうに見受けられるんですけれども、この辺も含めて、区がこれを受け止めて、どういうふうな、このパブリックコメントや、この条例素案に対する意見をどういうふうに返していくかというところを次は見たいなというふうに思いますので、パブリックコメントも含め、できるだけ子ども、若者の声も多く拾えるといいなというふうに思います。ちょっと要望というか、意見です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、(2)生活困窮世帯の高校生等に対する学習支援等について、理事者の説明を願います。
私からは、生活困窮世帯の高校生等に対する学習支援等について御説明させていただきます。 まず、主旨になります。地域における学習支援事業等の充実は、子どもの貧困対策計画において重点施策となっております。この間の区の学習支援の取組については、第二段落一行目の一次予防として、小学生が対象の子どもの学び場があり、これは団体への助成になります。次に、二次予防として、ひとり親家庭等の子どもの学習支援事業かるがもスタディルーム、こちらが小学生から中学生と生活困窮世帯の子どもの学習支援、通称せたゼミになりますが、こちらは小中高校生が対象で、唯一高校生対象があります。それから、二次予防から三次予防として、生活困窮世帯等の子どもと家庭を支える学習・生活支援事業の拠点事業まいぷれいす、中学生対象を実施してきましたが、高校生を対象とする支援が不足している状況です。 高卒資格のない場合の弊害として、正規雇用の安定した就職が難しくなることがあり、そのことがまた貧困の連鎖につながる懸念があります。また、昨年度実施した子どもの生活実態調査でも、生活困窮層ほど無料学習支援のニーズが高いことが明らかになりました。国のこども大綱でも、高校中退を防止するための支援の強化に言及していること、策定中の区の子ども・若者総合計画(第三期)で子ども、若者一人一人の心身の育ちや状況に合わせ、多様な関わりの中で切れ目なく重なり合いながら支えることを原則としていることを踏まえて、高校中退防止のための高校生等を対象とした学習支援事業及び高等学校卒業程度認定資格取得支援事業を令和七年度より新たに開始をします。 2の背景です。まず、(1)の高校生に対する学習支援の不足です。一点目の丸ポチになりますが、高校生世代を対象にした子どもの生活実態調査の結果からは、貧困層ほど授業が分からない傾向があり、分からなくなった時期として、四人に一人の子どもが中三の頃、高一の頃と回答しています。 さらに、その下になりますが、影響は勉強時間にも出ており、困難層の七割が全くしないから、一時間以下と回答しています。一方で、無料学習支援の利用意向は四割と高い状況です。 おめくりいただきまして、二ページ目を御覧ください。一点目の丸ポチですが、せたゼミでは、区の学習支援でも唯一高校生を対象としていますが、学習支援というよりは、食育、世代間交流の役割等も大きく、高校生の登録は少ない状況です。ボランティアによる運営でスキルやノウハウが限られることと、小学生から高校生まで一緒に活動するため、高校生が学習に専念する十分な環境を提供することが困難な現状があります。 次の(2)高等学校卒業程度認定資格、こちらの取得に向けた支援の不足についてです。既に区では、国の交付金を活用してひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業、こちらのほうを行っていますが、本年八月から所得要件が撤廃され、所得にかかわらず、ひとり親家庭の子どもを扶養する保護者と子ども三十九歳未満が利用できるようになりました。 また、フェアスタート事業では、資格等取得支援の一環として、高等学校卒業程度認定試験を新たに令和七年度から明示する予定です。 三点目ですが、上記の二つの施策の対象に当てはまらない生活困窮世帯のふたり親家庭の子どもは、高卒認定資格取得のための支援を受けることができない状況です。 続きまして、次に、3の事業内容についてです。(1)の生活困窮世帯の高校生等に対する学習支援についてです。①目的は、高校進学支援及び高校中退防止、高校卒業に向けた支援になります。学習習慣と基礎学力の定着を図り、身近で気軽な相談先ともなりたいと考えています。 ②の対象者です。学習塾や家庭教師を利用していない生活困窮世帯の中学三年生及び高校生です。米印の一個目のとおり、所得要件を設けます。米印の二個目のとおり、中学三年生から対象にすることで、高校へのスムーズな移行を図ります。 ③の実施内容ですが、週二回十九時からの二時間で学習支援を実施します。週一回の個別学習支援と週一回の自主学習サポートで、子どもが一人では分からない内容について個別に支援し、本人の状況に合った学習内容や方法を助言することにより、宿題等により子どもが自主学習に取り組めるように促します。加えて、高校生に対しては、高校生活等の相談や卒業後の進路や支援、サービスの情報提供を行います。また、中学三年生に対しては、自己負担なく模擬試験を受験できる支援や、高校生になっても利用できる支援、サービスについての情報提供や相談対応を行います。 三ページ目を御覧ください。④登録定員は四十五名で、利用定員は利用率を考慮して三十名程度としています。 ⑤実施場所は、区内三か所の児童館で、交通機関での利用も考え、京王線、小田急線、東急田園都市線沿線の会場としています。 ⑥実施方法は、プロポーザルで選定したNPOまたは企業等に委託をして実施します。 ⑦周知方法は、区の広報媒体による案内に加え、関係機関の支援関係者を通じて周知します。 ⑧関係機関との連携については、学習支援事業を拡充し、子ども家庭支援センター等の関係機関や学習支援事業の運営事業者が連携することで、まいぷれいすやかるがもスタディルームで支援していた中学生の卒業後の受皿となる。また、高校生の地域での見守りの充実を図ってまいります。 ⑨の事業開始時期は、事業を開始する準備を考慮し、来年六月の開始を予定します。 ⑩概算経費は記載のとおりで、歳入として東京都から四分の三の補助がございます。 ⑪今後の展開として、さらなるニーズが確認される場合は、段階的な拡充や既存の学習支援事業の見直し、充実に向け検討します。 次に、(2)生活困窮世帯の子ども・若者に対する高等学校卒業程度認定資格取得支援事業についてです。①の目的は、学び直しとして認定資格取得の支援を強化します。 ②対象者は、生活困窮世帯の子ども、若者三十九歳以下で、既存のひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業と同様になります。四ページ目を御覧ください。米印の一個目のとおり、既存のひとり親高等学校卒業程度認定試験合格支援事業で給付されない経費の四割の部分について、こちらは本事業で給付をいたします。 ③給付内容ですが、講座受講料及び試験料、上限が三十万円になります。 ④周知方法ですが、区の広報媒体による案内に加え、子ども家庭支援センターをはじめとする関係機関の支援関係者を通じて周知をします。 ⑤実施体制につきましては、各総合支所生活支援課、子ども家庭支援課との連携の下、当課で実施いたします。 ⑥の事業開始時期につきましては、年度初めの来年四月を予定しております。 ⑦の概算経費は約九十万円で、三十万円掛ける三名、こちらは既存のひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業の利用実績を考慮しての概算とさせていただいております。 6今後のスケジュール(予定)につきましては、こちらに記載のとおりになります。 私からの説明は以上になります。

それでは、ただいまの説明に対し御質疑がございましたら、どうぞ。

三ページなんですけれども、(1)のほうの生活困窮世帯の高校生等に対する学習支援事業で、⑩概算の経費です。これは東京都からひとり親家庭等生活向上事業で四分の三補助が出るとなっています。これは例えばもっと必要だと、さらに拡充しなければという展開になったときに、東京都は四分の三、幾らでも出してくれるんですか、それとも最高額はここまでという条件があるんでしょうか。
こちらの東京都のこの補助金、もともとは国の制度で、都が実施するひとり親家庭等の生活向上事業の子供の生活・学習支援事業という補助率四分の三を活用するということなんですけれども、こちらはひとり親家庭のみならず、低所得の子育て世帯も対象となっています。ただ、今後、ちょっとその事業の、まだ余裕はあるとは思うんですけれども、やはり上限がございますので、事業規模に応じまして、その補助金の活用も含めて、今後拡大する際には検討していきたいというふうに考えております。

それは、例えば二十三区でほかもいろいろ同じようなことをやっていこうとしたときに、早い者勝ちみたいな、そういう要素はあるんですか。
早い者勝ちということではなくて、こちらのメニューにつきましても、東京都と補助金の協議をしまして、必要性とかそのあたりも審査を受けまして、適当であれば、予算の範囲にはなると思うんですけれども、早い者順ということじゃなくて、その協議によってどの金額になるかというところが確定するのかなというふうに考えております。

ということは、今ここまでですよという上限額は示されていない。これから区も、この必要性をいろいろ都と協議して訴えていけば、さらに、また拡充したときも補助金は出るだろうという予測をしている、そういうことでよろしいですか。
こちらは、ちょっと今日お持ちしていないんですけれども、補助金の上限額はございまして、またこちらの上限額については、改めて御報告させていただきたいと思います。

やっぱりそうですよね。無制限につくのかなとちょっと不思議だったので、また後で教えていただければと思います。 あともう一点、四ページなんですけれども、もう一つのほうの事業、生活困窮世帯の子ども、若者に対する高等学校卒業程度認定資格取得支援事業で、②の対象者で、四ページのほうに米印の二つ目、二十歳以上の者については、親から扶養されていることを要件とするとありますが、これは私が思ったのは、たとえ親の扶養を外れて仕事をしている、働いていたとしても、低所得で、それで高校卒業の資格を持っていないから、自分も高校卒業資格を取りたいと思う若者もいるのではないかなと、そういうケースもあるのではないかなとちょっと思ったんですけれども、そういうことは考えていないのか、そういう若者たちは排除されてしまうという条件になっているのか、お聞きします。
こちらの対象のほうにつきましては、私どものほうで、二十歳以上の、四ページの上に書いてあるものについては、親から扶養されていることを要件とするということ自体は、既存の国のこのひとり親高等学校卒業程度認定試験合格支援事業についても同様というところでございます。働きながら、やっぱり低所得でそういった試験の費用が捻出できないとか、そのあたりの支援がないと、試験自体も教科が八科目とか九科目ありますので、それを自分でやっていくというのはなかなか大変なところではあると思います。ひとり親のそういう制度とかは、フェアスタートもそうなんですけれども、そういうところとも合わせながら、こちらについてはやっぱり低所得者ということで、親から扶養されているということを要件として実施をしていきたいというふうに考えております。
今、課長が申し上げたのは、やはり費用負担というのを自分で担うことがなかなか難しい方というのを二十歳以上の方については対象にしていこうという考えで、現状のひとり親家庭のほうもそういうふうな制度になっておりまして、そちらのほうを参考にやらせていただいております。 今後、やはりニーズというものは、今回始めてみて、そういったところも見ていった上で、また必要性が出てきたら、ちょっと検討したいと思いますけれども、今、考えとしましては、そういった経済的負担が難しい方を対象ということで考えております。

まさにその経済的負担が、働いていても難しい、扶養から外れていても難しい若者がいるんじゃないですかというのが今回の指摘なんです。部長が補足で答弁されたのは、今後、今のところはこれまであるこの要件をそのまま引っ張ってきているということなんですけれども、特に高校の卒業資格って大事だということを改めてうたっているわけじゃないですか。だとしたら、その資格が取りにくい若者は、親の扶養以外にもいると思うんですよ。そこをもうちょっと配慮しなきゃいけないのではないかなと。ですから、ほかのところも同じ要件だということで、それらについてどうするのか、統一しなきゃいけないのか、これだけ単独で要件を変えても大丈夫なのかとかあると思うんですけれども、そこを整理して、やはり困っている若者を救うという視点をもうちょっと拡充するというか、考えていただきたいと思います。ぜひそれは検討を進めてください。要望しておきます。

今回の学習支援は、一回当たり十五名ぐらいで、恐らくここが一つの居場所的な場になっていくんだろうなというか、なってほしいなとも思うんです。そんなことを考えたときに、今も、まいぷれいすだったり、かるがもだったり、児童館の中なので、なおさら、児童館はターゲットにしている、中三の子もいるとありますけれども、高校生だと、少し違うかなというところもあるので、この学習の場みたいなところの、こういう場だよみたいな分かりやすいネーミングみたいなのがあるといいなとも思うんですけれども、その辺はいかがですか。
まず、今御意見いただきました児童館を使うというところで、今回世田谷区、私どもが考えたのは、世田谷区の子ども・子育て支援事業計画の調整計画におきましても、学習支援事業の場、この充実に向けて、児童館の夜間や休日の活用、こちらを位置づけていますほか、現在、児童館を利用していない中高校生世代の子どもが、児童館につながるきっかけというふうにもしたいと考えておりまして、児童館を選択しております。 もう一つ、児童館を使う場合に私どもが気をつけているのが、利用者の生活環境を関係者以外に知られないように一定の配慮が必要かというふうに考えておりまして、児童館で開催される場合でも、児童館閉館後の少しインターバルを置きまして事業実施を予定しております。そのような形で、少し配慮も必要なところがありまして、ネーミングも今後検討はしていきますけれども、すごく分かりやすいような、当事者にとって伝わるようなネーミングで、今、御意見をいただいたようなことを考慮しながら、検討していきたいというふうに思います。

不特定多数に周知するような、例えばフェアスタートとか、そういうものともまた違うともちろん思っています。まいぷれいすはやっぱりそういう位置づけで、ただ、やっぱりまいぷれいすってその名のとおり、居場所という意味合いを込めたネーミングがあったからこそ、やっぱり来る子たちにとっても、そういう場所だと思って来ている、通っているだろうなとも思うのです。やっぱり何かそういう、愛称とも違いますけれども、名称というものはちょっと大事かなとも思うので、ふさわしいものを考えていただきたいなと思います。意見でございます。

登録定員が今四十五名というふうに書いてあるんですけれども、その前に、前段の一ページに、国の高校中退率が一・五%と書いてあるんですけれども、そもそも世田谷区はこの事業を始めるに当たって、どのぐらいの対象者がいるということをどのように割り返しているのか、また認識しているのか。この前段の一次・二次・三次予防として、かるがもスタディとか、まいぷれいすとか書いてありますけれども、そういう人たちを対象者として数えているのか。 この事業を始めるために、これだけの需要があるから、またその見込みがあるから、あるいはちょっと話が前後しますけれども、世田谷区の不登校でそのまま、例えば高校まで進まなかった方、あるいは不登校でやっと高校へ行ったけれども、学力が足りなくてついていけなくなったという子どもたちの声が上がってきたとか、また、それを受ける側の大人たちの体制がどうなっているのか、いきなりそういったものを全部はしょっちゃってこの事業をやりますというふうに言われても、なかなか響くものがないというふうに思うんです。もうちょっとこの背景と大意というか、それをちゃんと結びつけるような説明の仕方をしてもらえたらうれしいんですけれども、よろしくお願いします。
まず、一点目の世田谷区でどれぐらいの中退されている方がいるかというところも含めて、私どものほうで、中退率というところ自体は、一ページ目には国の調査による中退率、これは全国の中退率になりますけれども、世田谷区の中退率というのが、高校生などで地域ごとの中退率の捕捉がなかなか難しくて、ほかの調査はないかと調べたところ、都立高校の中退者から――都立高校では中退者の調査がありまして、都立高校に限りますけれども、ここで推定値を算出しますと、都立高校にて大体百四十二人です。都立高校全体の中退者が令和五年度に二千八十一人いらっしゃって、そこに世田谷区の人口割合六・八%を掛けますと、大体百四十二人ぐらいじゃないかと。 あと生活実態調査の中でも、令和五年度に実施したものの中で、高校中退者というのは、割合から算出すると、やっぱり六十三名いらっしゃって、さらに高校に在籍したことがない、こういった方も、中卒の子どもを含めて四十二人いらっしゃって、世田谷区自体にはやはり中退者がいらっしゃるというところがありますので、そこも含めて、必要性はあるというふうに感じております。 この支援自体が、中退にならないような形で、風上支援といいますか、そうならないようにするための支援、結果的にそういう子どもが出ているというふうなことも数字がありますので、そういった形で支援をしております。 授業になかなかついていけなくて、集団の授業、ここが難しいというようなお子さんが対象になるかなというところがございますので、そこに関しましては、今回、個別支援という形で、レベルも違っていたり、学び直しの要素も必要であったりというところがございます。そこも含めて、子どもたちがなるべく中退をせずに、授業の中でも生き生きとしていけるというようなこともございますので、そういったことも含めて、今回、そういう個別支援といいますか、生徒一人から二人に対して教える人が一人と、そんな形でこの事業のほうを実施していきたいというふうなイメージで考えております。

一定数その対象者がいるかもしれないということの今答弁で、この事業については否定するものではなくて、やっぱりそういった対象者のところにどうやったらちゃんとこの情報が行き着くとか、あるいは私たち文教常任委員会で西成高校を視察してきたわけですよね。西成高校は、とにかく高校の中退者を出さないという学校全体がそういう取組をして、そして大きな成果を上げてきているし、また家庭指導というか、家庭訪問とか、子どもが置かれている状況などもかなり踏み込んだ上でのセットでやってきているということを私たちは委員会として視察してきたわけです。そこにも非常に大きなヒントもあるのではないかと思うんですよ。 そうしますと、そうした子どもたちにちゃんと支援が行くような、SNSとかで、あるいはどんな形でこういう事業があるということを周知するのかは分かりませんけれども、あるいはチャレンジ高校とか、区内にいろんな学びの高校等もあるわけです。中学校は何とか分かるような気がするんですけれども、そういったところとどうしっかりと、言葉では連携とつい言っちゃうんですけれども、そうした寄り添うというか、一人一人が、さきの子どもの条例じゃないけれども、ちゃんと寄り添って一緒に二人三脚で行くんですよみたいな、そういった言葉を投げかけるというか、世田谷区が待っていますよということをいかに発信していくかということのほうがより重要かと思うんですけれども、その辺はどのようにこの事業の進め方を考えているのかを聞きます。
やはり今回この事業を実施するに当たりまして、我々のこれまでの支援というところでは、例えばまいぷれいすもそうですけれども、中学生までのところについては義務教育のところを中心的にやってきたというふうに思っております。そうしたときに、高校生になってからというところは、アフターケアというところでやっておりますけれども、十分にそういったところの支援が現状できているかというと、やはりそこに課題があると感じておりました。 この間、子ども・若者支援協議会などで、例えばお話にもありました都立高校のチャレンジ学校とか、そういったところとも意見交換などもしていく中で、都立学校でも時間を三部に分けて通学ができるようにしたりとか、中退をしないような様々な工夫をしているというところもありましたし、また、区の子ども・若者支援協議会のほうで、モデル事業でもそういったところに行って少し関わりを持つような、そういった取組なんかもしているところです。 そういった中で、我々区のほうとしましても、やはり地域の中でそういった居場所にもなり、また学習支援も、つまずきの部分のところからもう一回学習できるような場所をつくることによって、そういった高校の取組と併せ、地域の中でもそういった取組をすることによって、やはり中退防止というのをしっかり取り組みながら、貧困に陥らない対策というのをしっかりできればと、そのように考えているところです。

いきなり高校生になるわけじゃなくて、当然中学生から高校生になるわけですので、中学校の在学中にどれだけしっかりと、卒業した後も世田谷区とこういう事業で関わっていけるということをしっかりと伝えていくことが、やっぱり戻ってこられるという意味においても、非常に重要になってくるのではないかと思うんですよ。ですから、不登校で今中学校に通えなくて、その方が高校進学を希望しても、なかなか学力がついていけなくて、入ってもやっぱり通えなくなったとか、そうしたその対象者というか、ちょっと変な言い方をすると予備軍というか、そういう人たちにしっかりとメッセージを発するいい機会になると思うんですよね。 ですから、さっき言ったように、田中委員も言っていたけれども、私は別に所得で区切ることはなくて、そういう対象者、状態になっている方は、お金があるから解決するとかということではなくて、やはり希望する方々にはそれを同じように支援するということをぜひやっていただきたい。その前段の部分だけ答弁いただきたいんです。不登校の子どもと中学生時代から関わっていく、メッセージをしっかり出すということについての御答弁を言っていただきます。
今回この学習支援の事業ですけれども、高校生をメインターゲットとしつつも、やはり中学からのつなぎといいますか、中学生の頃からつなぐことによって、環境を変えずに高校のほうで学習支援を継続的に取り組めるだろうということで考えておりまして、中学三年生からこちらのほうの学習支援に来ることができるように、そういった制度設計も考えているところでございます。 やはり義務教育のところから、また高校に上がる段階で、なかなか区としての情報も十分に届きにくいようなところもございますので、しっかり中学三年生のところから御案内をしつつ、また高校に入ったときにも、先ほど申し上げました協議会等のネットワークを通じまして、高校のほうにもしっかり届くように、そのようにして支援のほうにしっかりつながるように取り組んでいきたいというふうに考えております。

三ページのところの関係機関との連携というところで、「関係機関が連携することで、『まいぷれいす』や『かるがもスタディルーム』で支援していた中学生の卒業後の受け皿となる」というふうになっているんですけれども、まいぷれいすで高校生になった子に対する支援の在り方というか、必要な状況と、かるがもスタディルームの状況とは少し違うのではないかなと思うんですが、今はそれぞれどういう関わり方をしているのかということを教えていただけますか。
現在、かるがもスタディルームとまいぷれいすの卒業生の接し方といいますか、フォローの仕方というところで御説明いたしますと、定期的に連絡を取ったりしながら、中退していないか、悩みはないかというのも含めて、まいぷれいすも含めて、フォローアップのほうは実施をさせていただいております。 まいぷれいすのお子さんで、例えば令和五年の中三生が十一人いらっしゃいまして、上北沢にはなるんですけれども、そのうち三名は途中で退会されていまして、七名が卒業されたというところなんですけれども、高校の全日制に行かれたのが三名、あと通信制が一名、特別支援学校が二名、あと家事手伝い一名ということで、この中でまいぷれいすのお子さんを次のこちらの学習支援というのは、全員が全員ということではなくて、当然必要なお子さんには声をかけながら、新たな学習支援のほうでも大丈夫ということであれば、使っていただくというふうなことを考えております。 かるがもも同様に、大体二十名ぐらいの卒業された方がございまして、その中で、かるがものほうは、例えば令和五年で十九名の方が卒業されて、一名退会したので、十八名になるんですけれども、高校合格者が全員ということで、こういった方については、特に利用意向があればきちっとつなげて、高校生活をまたスタートさせられるような形で取り組んでいきたいというふうに考えております。

気になるという言い方が合っているかどうか分からないんですけれども、まいぷれいすの在り方というのは、家庭的な雰囲気の中で、学習支援だったりとか、食事の支援だったりとか、それをそろえることで、子どもたちが来られる場所をつくっているというところですよね。 そこですごく重要だと思っているのは、もちろん学習も食事も重要だとは思いますが、そこに将来自分がこうなりたいなと思うようなちょっと年齢の近いモデルになるような人たちが、大学生でもいろんな学科の人がいたりとか、あと本当に大人がいたりとかというところがすごく重要で、中学生の思春期の時期をそういう状況のところで過ごせるということがすごくいいのかなと思っていたのです。それが高校生になって、突然切れてしまうのは不安だなと思っていたところを、フォローしているとお聞きしていたので、今回のこの事業についても、やっぱり今やっているよさというのは少し継承してもらいたいなと思っているんです。だから、そこの点を少し検討してもらいたいと思うんですが、事業の内容の設計についてはどのようにお考えですか。
今、委員御指摘のとおり、この事業を実施していく中で、確かにまいぷれいすとこの新規の事業につきましては、アフターケアのところですので、やっぱり性質的に異なるところがあって、お子さんによっては、もう少し手厚い支援というのは多分まいぷれいすだと思いますので、その部分につきましても、ちょっと事業を検証しながら、新しい事業が受皿として使えるようになっていらっしゃる方もいるというふうに現場のほうからも聞いてはいますので、全員が全員ということではないと思いますけれども、そのあたりも検証しながら進めていきたいというふうに考えております。

意見だけちょっと言わせてください。先ほど話をした中と関連しますけれども、やっぱり思春期の時代というところで、その子、その子によって成長の具合というのもスピードも違うと思っていて、すごく重要な高校生の世代のところでサポートする事業だと私は思っているので、これをしっかりと進めてもらいたいなと思っています。 先ほど子ども条例の改正の議論がありましたけれども、こういうきめ細やかにその子ども、その子どもの状況に合わせて、手から手へという形でサポートが切れ目なく行われて、本当に困ったときに頼ってもいいだったりとか、信頼できる大人がいるとか、話ができるような友達ができていくとか、そういう一つ一つの経験を積み上げることが社会の中で生きていく力に私はなっていくと思っています。子どもとしてそういう環境で育っていく権利というのを整えるための一つの事業だというふうに私は捉えますので、この生活困窮世帯の高校生に対する学習支援というところにスポットを当てていますが、やはりまいぷれいすだったり、かるがもスタディルームだったりからの子どもの状況だったり、そこに関わっていなくても、この事業に関わってくる子どもたちの状況によっては、事業内容を、食事の在り方をどうするのかとかも含めてフォロー体制を整えてほしいということ。 あと先ほど申し上げましたように、モデルになるような人たちと出会える場所にもしてもらいたいと思います。自分の将来を考えていくために、やっぱり自分の中だけではなくて、外にいろんなモデルがいたり、どうしてそういうふうになれたのという話ができたりとか、そういうことはとても大切ですので、ぜひその視点で事業を、スタートした後の検証をして、バージョンアップを図っていただきたいと思います。意見にしておきます。

高等学校卒業程度認定資格取得支援事業で、先ほど扶養の要件というのがありましたけれども、僕も田中委員の考え方に共感するところなんですけれども、この概算経費の中で、⑦で三名というふうになっていますけれども、この三名の根拠というのはどういうことなんでしょうか。
私どもでなかなか難しいなと思いながらも、こちらの三名のちょっと試算をさせていただいたんですが、令和五年度の高卒認定試験の東京都の合格者数が千四百八十一名いらっしゃいまして、また、そこから世田谷区の合格者数ということで、これは人口比に基づいて、先ほど六・六%、それを掛けさせていただいて、大体九十八人というふうに試算をさせていただきました。これは高校認定試験の合格者ということなので、このうちの今回の対象年齢は三十九歳以下の方ということ、これが大体九四・一%ということで、さらに生活困難層というのを、低所得の部分です。これが令和五年の区の生活実態調査のほうで四・三%ということでしたので、その割合を掛けますと大体四人ぐらいというふうに試算ができまして、この数値の中に、扶養はされていないような部分もありますので、現状の概算でいきますと、そこを除きますと三件という形でさせていただいております。 類似事業で、区で既に国の事業をやってはいるんですけれども、ここも令和二年から六年までの区の実績自体が二件、令和四年度に全国三百八十一自治体が取り組んでいますけれども、こちらの国の事業でも百十九件と、少し利用が少ないような状況にありますので、当初、今回スタートに当たっては、この要件等も踏まえまして三件という形で積ませていただいております。
少し補足させていただきますと、今、最後のほうで国の事業を申し上げましたけれども、この事業はやっぱり周知をどうしていくかというところが非常に重要になってまいりますので、今回三件ということで積算をしておりますけれども、人によっては高校の例えば中退の時期によって受験が必要な科目というのは異なってまいります。本当に一科目、二科目でもいい人もいたり、それによってまた費用も変わってまいりますので、積算はこのように概算でさせていただいていますけれども、申請がある方はしっかりできるようにというふうに考えていきたいのと、周知を頑張っていきたいというふうに思っております。

今答弁いただいたので、納得はさせていただくんですけれども、やっぱり途中で高校に行けなく中退になる、そのときは、若い頃って別に、怖いものなしじゃないけれども、それでいいやと思っていることもあるかもしれない。いざ社会に出るとなると、やはり厳しい場面というのはあるんですよね。逆に中卒でも構わないよと、全然俺は大丈夫だという人もいるかもしれないけれども、そういう中で、失敗と言ってはあれなのかもしれないけれども、やっぱり後悔している方というのは非常にいるのかなという気がします。 そういう中で、こういうことを周知して、助け船という言い方は変かもしれませんけれども、こういう制度があるよということを知らされて、やっぱりそういうことで将来に向けてまた高校のいわゆる卒業程度の資格を欲しいという方はいるんじゃないかなと思いますので、ぜひそういう柔軟な対応が、先ほど答弁がありましたので、期待しておりますので、よろしくお願いします。

今二つ目の高卒認定資格の取得支援のほうで、申請があればできるだけ皆さん使えるようにというふうにお言葉がありました。一つ目の生活困窮世帯の高校生に対する学習支援事業のほうも、今後の展開としてさらなるニーズが確認される場合は拡充を検討するということなので、大丈夫かなとは思っているんですけれども、定員の四十五名以上に申請があった場合にどのような対応を取られるのかというのを、今のところどう考えているのか教えていただければと思います。
こちらは一応登録定員四十五名という形で考えてはいます。児童館の実施場所のほう、こちらは、お子さんが一人、二人に対して教える人が一人ということなので、そういうセットで、教える人が大体十人だったら、子どもも十人という形で、大体二十人ぐらいでいっぱいかなというところがございます。ですので、できる限り利用のほうも、そのお子さんの状況に応じて、ニーズがあれば、もちろんそこは利用を調整させていただくということなので、なるべく必要性の高い方に利用していただきたいというふうな形で、利用については調整をさせていただきたいというふうに考えております。
同じ場所で週に二回ということで設定しておりますけれども、高校生は結構忙しいということも聞いております。例えばアルバイトもある、部活もある、片方の曜日はできて、もう一つはと、自主学習で自分でやるというような、そういった場合には、そこの部分の枠をうまく使ってシェアするとか、臨機応変な対応はしていきたいなというふうに思っております。

ありがとうございます。臨機応変にぜひ御対応いただきたいなと思うんですけれども、あともう一つだけ、今までこの事業はすごい、高校生に対しての支援ということで、今、あまりなかったところに支援をするというところです。それで対象者は所得の要件だったりとかはやっぱりあるということですが、この所得要件とかも、例えばあともうちょっとで使えるのにとか、結構困っているけれども、微妙に使えないみたいな方とかが出てきてしまった場合は、そこでもう絶対にこの事業を使えないという形になってしまうのか、どこかほかのところで何かその代わりになるようなことができたりするのか、どういうつなぎ方をしていくのかなというのをちょっと気になったところがあるんですけれども、そういった想定がされた場合、どうでしょうか。
やはりこの事業につきましても、利用要件というのは、利用人数に対してということもありまして、あと補助金のほうの事情もございますので、できる限り柔軟に必要性がある方に使っていただきたいというのは正直なところで、学習支援だとか、ほかの支援メニューは、東京都のほうのメニューとかも、いろいろ私どものほうでもできるところは、所得要件であったり、柔軟な対応でも、なかなか受け入れることがというときには、他の制度も含めてしっかりと、きちんとその方の声を聞いた上で案内をしていきたいというふうに考えております。

ぜひ様々な手段を使って、申請してくださった方というのは、やはり困っているよと声を上げてくださった方だと思いますので、全ての方にきちんとお応えいただけるようにお願いしたいと思います。 以上です。
この事業が生活困窮世帯の子ども、若者を対象にするということで、学習支援と併せて、やっぱり食の支援みたいなものを今、世田谷区は子ども食堂を推進していると思うんですけれども、今回の事業と直接は関係ないんですけれども、やっぱり子ども食堂をされている方々なんかから、こういったほかの事業とつながりたいと、情報交換をして、子ども食堂とつながってほしいという声を時々伺うんです。ただ、それをお願いしても、社協さんに言ってもなかなかつないでもらえない、うちはうちみたいな形になってしまっているので、児童館に話を持っていっても、なかなかつないでもらえないみたいな声を聞くんです。その辺のちょっと広い視野で、大きな意味で困窮家庭の子ども、若者を救っていくという視点は、ここはどうなんでしょう。何かつないでいくようなことができればいいのかなと思ったんですけれども。
今回の事業の中でも、当然学習支援の部分、基礎学力の定着とか、学習習慣の定着ということで、それと一緒に、この中に高校生活の中での相談というところも機能の重要な部分の一つとしてありますので、その中で、子どもたちの声を聞きながら、そういったニーズがあるとか、従来のこの中だけではできないような支援等も、必要であれば、当然そこは私どもは子家センをはじめ交流センターも含めて、いろいろ支援者、ほかの支援者も含めてどういうサービスが適当かというところをしっかりと主訴を聞き取りながらつないでいく、そんな機能もこの学習支援の中で重要な役割だというふうに考えておりますので、そのような形で取り組んでいきたいというふうに考えております。
ぜひそれは進めていただけるよう、よろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それでは次に、(3)その他ですが、ほかに報告事項はございますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

それでは、なければ、以上で1報告事項の聴取を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、2協議事項に入ります。 (1)次回委員会の開催についてですが、次回委員会は、年間予定である二月六日木曜日午前十時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

それでは、次回委員会は二月六日木曜日午前十時から開催することに決定いたします。 以上で協議事項を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

そのほか何かございますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

なければ、以上で本日の子ども・若者施策推進特別委員会を散会いたします。 午後二時十四分散会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 署名 子ども・若者施策推進特別委員会 委員長