// 発言者(8名)
// 発言(40件)

まず、本日の進め方についてお諮りします。 初めに、調査事件を議題とし、地方都市視察のまとめを行います。次に、報告を2件受け、質疑を行います。そして、次の委員会を通知して散会、このような順序で進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕

これより調査事件を議題とし、地方都市視察のまとめを行います。 1、視察期日、令和6年12月16日月曜及び12月17日火曜。2、視察場所及び調査事項、ア、三重県朝日町、スマホを活用した災害情報の伝達について。イ、静岡県、静岡県の防災施策について、以上を議題とします。 それでは、御意見、御発言のある方はどうぞ。

朝日町では、防災無線の戸別受信機を導入せずに防災アプリを採用して、今や住民の42%、2,000人強ですけれども、の登録率があるということで、何でもやるというよりも選択と集中で、このアプリに集約をして実施しているところが肝なのかなと思いました。 新宿区は、お金が他の自治体よりかはありますので、あれもやれ、これもやれというふうに我々も言いがちですし、なりがちなのかなと思いましたが、やはりこれからの時代は選択と集中をするというのが重要になってくるんじゃないのかなと改めて感じた次第です。 また、静岡県の視察では、主に南海トラフ地震や東海地方の地震についての対応、この防災のお話をお聞きしました。 南海トラフ地震臨時情報というのは、今年の夏に出たんですけれども、この課題として、県ではスーパーから物がなくなったり、この臨時情報の発表後も海水浴に来る方々がいたという気づきがあったとおっしゃっていました。 我々の感覚では、地震が来て津波が来るかもしれませんよというときに、海水浴に来る人がいるのかと思うのですが、やはり人々の行動というのは全く読めなくて、計画を立てるのも重要なことですが、体を動かす訓練ですとか、ロールプレイのような事前の準備がより重要になってくるのかなというふうに感じました。 その後伺った静岡県の地震防災センターは、さすがに県の施設だなと思うぐらい充実した内容で、初めて震度7の揺れというのも体験することができました。こうした知見を新宿区政に活かしていきたいと思います。 最後に、細かな視察のルールについて発言をしたいと思います。 インバウンドに伴って、各地で宿泊費というのが高騰しています。今回我々も名古屋市内に宿泊をしまして、今回は宿はスムーズに取れたと聞いていますが、新宿区という都市を考えると、どうしても視察先が政令市や大都市、つまり海外からの観光客が多いところになりがちで、時期によっては宿泊費がとても高い地域になりがちです。 国会では、旅費法というのが改正されまして、国家公務員の宿泊費を実費精算にしたり、これまで特急料金の支給というのが100キロ以上だけにしか支給されなかったルールが撤廃をされました。来年度、区役所でもこの関連の規定を改正する動きがあるということを耳にしております。 区役所のルールが改正されるに伴って、議会でも変えていければと思っております。 昨年の平和派遣で、広島の派遣のときは、規定内の金額では市内のホテルがなかなか取れなかったというような課題もありまして、こうした問題に時代を合わせて対応していきたいなと思っています。

○小野裕次郎委員長 ほかに。

まず、2日間の視察ということで御準備いただきました皆様、ありがとうございました。 朝日町の防災アプリSアラートに関して、一番私が興味深かったのは、現地でも発言させていただいたんですが、消防団員への出動の命令が最大音量で自動的にお知らせすることができるという点でございました。 今はメールを使っているところもあると思うんですが、メールをこまめに確認するということも少なくなってきておりますので、このアプリを通じて一気に通知ができて、気づかなかったということも防げるということは、非常に効率的でいいと思いました。 ただ、区でやるかどうかというのはちょっと課題だと思いますので、消防団とかは都の管轄だと思いますので、東京都の防災アプリだったりとか、東京消防庁のアプリなどに実装されれば、より活用もしやすいのかなと感じました。 静岡県庁では、まちづくりの中で防災減災対策を考慮して建物を建てたり、防波堤をつくったりしたということで、被害者想定数を8割減らしたという、すごく有意義なお話も聞かせていただきました。 あとは、地震防災センターでは、津波に関して学んだんですけれども、担当の方が新宿区には津波は絶対に来ないと思っているかもしれないけれども、絶対来ないということは言い切れないので、ぜひ対策をという言葉をいただきまして、非常に印象深く残っています。 災害時に絶対ないということはないと私も思っておりますので、もしかしたらを考えながら、防災減災対策、取り組んでいかなければいけないなと改めて感じさせていただいた視察でございました。本当にありがとうございました。

○小野裕次郎委員長 ほかに。

まず、三重県の朝日町につきましては、防災アプリSアラートがとても便利なアプリだと、そういう認識を持ちました。例えば任意に作成したグループで、住民が取得したい情報を選択できる、そういった点が一番印象に残っております。 地域別、自治会別にタイムリーな情報を取得できる、こういった仕組みがありまして、例えばこの避難所に物資が届きましたとか、避難所が開設しましたとか、何時から何時まで入浴ができますとか、こういった、さらに◯◯に注意してくださいとか、こういった個別に細かい情報を個々に住民にお伝えすることができるので、この辺は新宿区でも、こういった細かい情報を個々に発信できるような、そういった仕組みがあると便利だなと、そういった感想を持ちました。 あとは、静岡県の視察につきましては、静岡県全体のこの防災施策につきましては、テーマが大き過ぎて、広過ぎて、この限られた時間では、なかなか質疑の時間が足らなかった、そういった印象を持ちました。 あえてその中で1つ挙げれば、防災人材の育成として、静岡県は、地域防災の新たな担い手づくりとして、地域の防災リーダーの育成を目指して、こういった育成した人材の方が地域での防災の担い手として活躍される、こういった仕組みをつくっていらっしゃいました。 例えばふじのくに防災士講座は、10日間の日程で、令和5年度は195人の方が修了されておりました。私も8年前に防災士の資格を取りましたが、防災士の資格だけでは、個人的にはまだまだ不十分ではないかと思っていまして、これに対しまして、新宿区の実情に合わせた新宿区のこの地域防災計画等々で、静岡県のように地域で活躍できるこういった防災リーダーの育成も考えてもいいのではないかと思いました。 最後に、静岡県の地震防災センターの視察では、感じた点は、センターを見学する前とセンターを退館する後では、見学者が自分自身も含めて、防災意識が高まるような、そういった展示の工夫をされているなと思いました。 まず、最初にそのセンターの中では、大地震のメカニズムを映画を交えた説明から始まりまして、震度6弱、震度7の体験を行って、そしてその後、時計回りに避難するときの必要な荷物の展示、また、避難生活をする際の必要な備品類の展示、あとペット防災とか、あとは避難所に行ったときの避難生活が想像できるような、そういった展示等ありまして、最初防災の意識がそんなに高くなくても、センターを出て帰るときには、少しこの防災意識が高まっている、そういった仕組みで本当に工夫を凝らしたセンターだと思いました。 こういった点は、新宿区の防災訓練等々でも活かしていける点ではないかと、そういった感想を持ちました。

○小野裕次郎委員長 ほかに。

よく地域の方から言われるのが、防災無線、何言っているんだか全然分からないよという御意見をいただくことが多くて、それに関しても、このSアラートを評価されている点というところで、内容が後から文字でも見ることができる、言っていることがちゃんと分かるというのが評価されている点ですというようなお話もありましたので、こういうのは今後、新宿区でも考えていけたらいいなというふうに思いました。 それから、静岡県のほうなんですけれども、やっぱり県庁ということで、とてもその防災本部的なお部屋というのが物々しいというか、本当に本気でやっているんだなというのがすごくひしひしと伝わってきました。 地震防災センターのほうも見学させていただいて、先ほど中村委員がおっしゃっていたことと全く同感なんですけれども、やっぱり災害いつ起きるかも分からないし、起きないかもというところで、どうしても人によっては興味、あんまり持てなかったりというようなこともあるかと思うんですけれども、私、防災センターの特に感じたのが展示物、とってもその色使いなんかがきれいで親しみやすいというのを非常に感じまして、思わずきれいだなというんで写真をいっぱい撮って帰ってきてしまったというようなことがありました。ですので、こういう親しみやすいものをつくっていくということも大事だと思いました。 話がちょっと戻っちゃうんですけれども、県庁で頂いたいろんなチラシなども、ちょっと漫画のようなものも活用して、すっと頭に入ってくる、読んでみたくなるものを非常にたくさん用意されているなというふうに感じました。 こういったことをいろいろ、新宿区にそのまま取り入れられることと、そうでないものというのはいろいろあるかと思うんですけれども、今後新宿区で何かを検討しようとなったときに、今回の視察で見てきたもの、聞いてきたこと、思い出してよりよい議論をしていけるようになるといいなというふうに思いました。 このたびはどうもありがとうございました。

○小野裕次郎委員長 ほかに。

様々おっしゃっていただきましたけれども、私のほうでの感想もお伝えできればというふうに思っております。 三重県の朝日町に関しては、アプリということで、2019年に全国初ということで試みられたと。導入コスト1,000万円、ランニングコストに年間70万円ということで、その辺もすごく、何か参考になるなというふうに感じました。 それから、やはり携帯とか、あとタブレットとか、パソコンとかもそうですけれども、そういったアプリが入っている方は見ることができるけれども、それでもやっぱりずっと入れているときに平時、地震がないときには、結局その辺の意識が下がってしまって、このアプリ何だっけみたいな感じで、それを削除してしまう人たちもいるということで、そういったところは何かアプリで全部、全部に情報発信することができるけれども、結局やっぱりそうやって削除してしまう人もいるんだなということを感じました。 あと朝日町のほうで考えていらっしゃる普及率ということに関しては、朝日町だけでなく、さらには例えば出身が朝日町で、さらに今東京にいたりしているんだけれども、親御さんが朝日町にいるから、そのときに何か地震があったときとかで心配ということで、東京とかからでも朝日町のアプリでもって朝日町の状態が分かると。それで連絡が取れたりとかということで、普及率に関しては、町の中だけでなくて、100%以上普及推進を目指しているというお話がすごく印象に残りました。 静岡県についてですけれども、静岡県庁のほうで聞いたお話ですが、やはり今般の防災の前提として、やはり自宅待機というものを考えていると。静岡県ということで、新宿区よりはいろいろ避難所の場所とか規模とか大きくすることもできるという中で、それでもやっぱり今もうトレンドとして、トレンドというか、自宅待機ということがやはり前提になってくるんだなということを感じました。 その後に静岡県の地震防災センターのほうに伺いましたけれども、こちら天皇陛下も行幸されているという由緒あるところで、本当に全国的にすごい進んでいる防災センターだなと思いました。 こちらの起震車のほうで震度7というもの、これ震度7が出せる起震車というのはもうめったにないということでしたけれども、震度7というものも体感して、本当につかまっていないと本当にぐらぐら揺り落とされるようなぐらいのレベルだったので、こういったものをやっぱり体感しておくということは非常に大事だなということを感じました。 あと防災センターで伺った話で、世界中で地震が起きたときに、どこが震源で、震度が幾つかとかって分かるのは、日本とアメリカだけという話を伺いました。ほかの国で、日本とアメリカ以外の国でそういった大きい地震が起きたときにも、問合せが日本やアメリカにも来るというぐらい、やはり日本は地震の技術だったり、そういったところもすごく世界から模範とされているというか、そういったことを感じました。 非常に有意義な視察でして、今回感じたことをさらに新宿区の防災のところに活かしていければいいなというふうに思いました。ありがとうございました。

○小野裕次郎委員長 ほかに。
それで、早速朝日町のほうのスマートフォンを活用した対策ということですけれども、やはりこのインフラとしてのスマホを考えたときに、普及率、60代70代でも80%90%というような状況になっておりますので、それを活用するというのは大変意義があることなのかなというふうに思います。 また、スマートフォンの特性として、持ち歩くというところが非常に大きいと思います。いろいろな技術で防災情報を伝えようというところで、身近にないという問題がやっぱり常に存在しますので、そこをスマートフォンの場合はその特性として持ち歩くというところを活かせば、かなり有意義な活用の仕方ができるんじゃないかというところで、非常に参考になったと思います。 それで、それの反面、裏と表の関係になるかもしれませんが、この情報伝達の多様性を確保するということになるかと思うんですが、その多様性を実質的なものにしていくも、その担保をどのようにしていくかということは非常に重要だと思います。 先ほど普及率は上がっていますけれども、それを使いこなすというふうな意味では、ちょっと心配になるようなことも見受けられます。 ちょっと近所の方とお話ししたら、スマホは持ち歩いているけれども、孫の写真を見る、孫との交流の機会としてしか使っていないというようなことをおっしゃる方もちらほらお見受けします。 その使い方の中に、電話と孫の写真のほかに、防災の情報をどうやって織り込んでいくかということは一つの課題ではないかと思います。 それで、具体的なアプリのほうで、非常に多様な情報を提供できるんですけれども、こういうスマートフォンの問題として、自分の必要な情報がたくさんの情報の中に埋もれてしまうというような問題がやっぱり常に存在すると思います。そこに対して、自分が指定した地域であるとか情報とかを取ることができるというような、そういう工夫されたアプリというのも一つの見識だなというふうに思いますので、区のほうでもいろいろ参考にしていただいて、もう既に東京都とか区でも防災情報提供はしておりますけれども、この朝日町のいろいろな工夫というのは、非常に参考になると思いますので、進めていただきたいなというふうに思うところです。 それから、静岡県のほうですけれども、やはり先ほどもいろいろ話の中で、やっぱり常に防災を意識していることができるかというと、なかなかそれは難しいというようなこともあります。特に地震のほうは、かなり意識を持ってということがあるかと思うんですが、静岡県の場合、津波ということでしたが、新宿区の場合であれば、内水災害の問題があるかと思います。 あと地震の関連で言えば、神田川沿いなんかは高潮が上ってくる可能性がありますので、そういう被害も想定しなければならないんですけれども、まだまだ地震に比べると、ちょっと災害、水害に対する意識がちょっと低いのかなという印象があります。そういうところも、災害は常に気をつけていなければというような趣旨のこと、静岡県の方から伺って、ああ、なるほどなというふうに思ったところです。 それから、静岡、東京、新宿区でも住宅避難の考え方で防災を進めるということを非常に最近言われるようになってきましたけれども、静岡県でもやっぱり先駆けてそういう考え方でやっていらっしゃるということと、住宅避難の意識向上を非常に力を入れているというところになるほどということを思ったところです。 意識の向上ももちろん必要ですし、その向上した意識に基づいていろんな準備をしなければ、絵に描いた餅とは言いませんけれども、いざ災害が起こったときに、現実的な住宅避難ができないというようなことも起こり得ます。 例えばローリングストックなんかをするようにというふうな話はありますけれども、じゃ、実際にやっているかというと、なかなかあまりされていないという家庭も多いというような話、以前の質疑の中でも聞きました。 そういう意味でも、住宅避難を実のあるもの、被災した際にきちんと使えるようにするためにも、意識向上と準備が必要だなというのは、防災先進県というところでの静岡県、なるほどというふうに思ったところです。 それで、地震防災センターも見学させていただきましたけれども、やはり理論と体験が両方できるというのは非常に大きいと思います。何となく地震が来たらということで、片っぽずつ、理屈の話と、それから防災のイベントでも煙を体験するとか、起震車で震度を体験するというのありましたけれども、同時にその理論と防災の体験ができるというのは、非常に意識向上には役に立つのかなというふうに思いました。 なかなかあれだけの施設を造るというのは大変かとは思いますけれども、意識啓発のためにもああいう工夫があってもいいのかなというふうに思ったところです。 この視察のいろいろな見たこと、聞いたことを活かせるようにというふうにお願いしたいと思いますし、我々もそれに向けて頑張らなければというふうに気持ちを新たにしたところです。

〔発言する者なし〕

○小野裕次郎委員長 では、続きまして、今回視察に同行していただきました理事者のほうからも、ぜひ御感想をいただきたいと思います。

それでは、私からも一言。 残念ながら、私はインフルエンザでお休みとなりましたが、皆様からの報告や御感想をお伺いしたところ、非常に有意義な視察であったかというふうに思います。 災害時の情報伝達におけるスマホ等の機器の活用や、南海トラフ対策をはじめとした静岡県の防災対策など、新宿区でも十分に参考となるものだったと思います。 視察で得た知識や課題について、実りあるものにするためにも、当委員会でも引き続きしっかりと議論を進めていきたいと思いますので、関係する各位におかれましては、引き続きどうぞよろしくお願いをいたします。 以上で、地方都市視察のまとめを……

◆ひやま真一議長 先ほど我が会派の渡辺委員から、反省に伴うとともに旅費規程についての意見が出ましたので、委員長の御判断で、この委員会での対応する案件ではございませんが、しかるべきところにしっかりと報告いただけますよう、自民党会派として要望いたします。

以上で、地方都市視察のまとめを終了いたします。 次に、報告を受けます。 1、(仮称)新宿区空家等及び廃棄物に起因する管理不全状態にある土地等の適正管理に関する条例の制定に向けたパブリック・コメント等の実施結果について、2、新宿区空家等実態調査の報告について(速報)、以上、順次、理事者の報告を求めます。

これより質疑を行います。 1、(仮称)新宿区空家等及び廃棄物に起因する管理不全状態にある土地等の適正管理に関する条例の制定に向けたパブリック・コメント等の実施結果について、御質疑のある方はどうぞ。

我々区議会議員、恐らくそれぞれの先生方そうだと思うんですけれども、この空き家に関する御要望というのはたまに聞く話で、今日の報告の中にもあった、例えば隣の誰もいない家の木が、庭の木がこっちのほうまで茂ってきたとか、あるいはその空き家にごみがたくさん捨てられて、不法投棄で困っているとか、屋根がぼろぼろになってきて危ない、壁がもう崩れそうだみたいな話はまれというか、たまにお話を聞いて、その都度区につなげております。恐らく同様にして、区もたくさんそうした要望を受けて対応しているんだと思いますので、私は、空き家というのは、たとえ誰が住んでいないにしても、誰かの財産であって、誰かの財産である以上、じゃ、行政がその人の財産のところに勝手に手を入れて云々するというのはハードルが高いし、それはやるべきではないというふうに思っています。 ただ、一方で、個人の財産だとしても、他人様に迷惑をかける部分については、そこはその所有者がしっかりやる、あるいは行政が指導なり対策を促すようなことはやるべきだろうというふうに思っています。 まず、第一にお聞きしたいのは、この今日の報告の中で、パブリック・コメントのほうです、パブリック・コメントのほうで、空き家について、それがどこの場所なのか公開してほしいみたいなコメントがあったかと思うんですけれども、それに対して、それは個人情報だから公開はしませんというような回答がありました。 今回その特措法ができて、特定空家に続いて管理不全空家というのが新しく区分としてできたんですけれども、じゃ、この特定空家とか管理不全空家については、公開されるものなのかどうかというのを教えていただけますか。

ですので、行政がしっかり対応しろという勧告等々を乗り越えて指定されるものですので、やっぱりそれなりのペナルティーのようなものはあってしかるべきだと思いますので、しっかり所有者が行政の勧告あるいは指導、助言に従って対応できるような仕組みをしっかりつくっていただきたいなというふうに思っております。 もう一つが、昨年来からこの特措法を受けて、管理不全空家の指定制度が新しくできるようになりましたと御説明をいただきました。 私としては、まず、このルールは分かるんです。ルールはあるんですけれども、じゃ、この新しい管理不全空家等の指定がされることによって、何かあんまり空き家が減っていくイメージというのは湧かないんですが、今日の報告を聞いても、これからの対応というんですか、この速報を受けてこれからどうしていくかという対応を聞いても、じゃ、これまでと特段、空家に対してのアクションというのはあんまり変わっているようなイメージが湧かないんですね。行政としては、あんまり対応が変わっていないのかなと思うんですが、新しい指針、新しい法律ができて、これから区側ももろもろをつくっていくに当たって、何か行政として今までこういうことができなかったけれども、こういうことができるようになりますとか、あるいはこれからのアクションについて、今までこうはしなかったけれども、こういう新しいことをやりますというのがあったら、ぜひ教えていただきたいなと思います。

◆渡辺みちたか委員 今の答弁をお聞きすると、対策計画をつくってから実施していきますみたいな話だと思うんですけれども、そうすると現段階では、新しくできること等々というのは、まだ考え途中ですみたいな認識でよろしいんでしょうか。

そういった意味では、この対策計画をつくられるということと、あと何か税法上のこのペナルティーを特に強調されておりましたけれども、所有者の方の立場からすると、例えば私の推測なんですけれども、相続人が多くてなかなか処理できないとか、解体費用が高くてできないとか、その辺を行政から少しいろんな工夫をしながら、あとは空き家になっている建物はとても思い出が多くて、別に住んで、奥さんが住んでいて、物置にしているとか、様々な理由があると思いますんで、所有者の立場に立って、どうすれば解体ができるかという部分の対策も、ただ単に税法のペナルティーも大事だと思うんですけれども、当事者の所有者の立場に立った解体ができるような、そういった対策もぜひ有識者会議の中でも検討して、ほかの自治体の事例も参考にしながら進めていきたいと思うんですが、あとは、このアンケート調査が後日報告するとあるんですけれども、大体の目安で大体いつぐらいにアンケートの結果、どんな所有者の御意見あるのかという、そういうふうな御意見を聞ける時期があるんでしょうか、ちょっと教えてください。

あくまでも解体だけじゃなくての改修もとおっしゃっていまして、例えば今住宅難で、本当に住みたくても新宿区に住めない方いらっしゃいますので、そういった意味で、中古のそういった空き家に関しても、改修しながら、地元の不動産屋さんと連携をしながら、そういった改修費用の助成もしながら、解体だけじゃなくて、もっと活用できるような方向も、様々なことが、この所有者の方のアンケート調査の中で浮き彫りになって体制が講じられると思いますので、私もそのアンケート調査の中の所有者の方の様々なそういった思い、理由がどういったものがあるのか、楽しみにアンケート結果待ちたいと思います。ありがとうございました。

○小野裕次郎委員長 ほかに。

空き家問題、ごみ屋敷問題、関心のある方は多いというふうに認識しているんですが、何かふだんそのパブリック・コメントどうのみたいなことを言わないような方からも、今回、そういえば空き家の条例のパブリック・コメントあるんだよねみたいなことを言われたりもしたので、今回、もうちょっとパブリック・コメント集まるのかなというふうに思っていたんですけれども、ちょっと意外に少なかったなというふうに感じています。 こんなものでいいのかな、周知が足りなかったりとかすることはなかったのかなというのを少し思ってしまったので、これは単なる感想なので、何かあれば一言いただければと思うんですけれども、質問したかったのが、このパブリック・コメントの項目2番目の審査会についてなんですけれども、審査会の対象の空き家等が公開されない範囲で、会議の内容は公開したほうがいいんじゃないかという意見についてです。 これに対するお答えで、開催日時や議題などについては区ホームページで公開していますということなんですけれども、見てみましたら、公開とはいうものの、本当に数行で、書かれていることは、認定物件の取組状況について、条例についての有識者会議、意見交換、そして、決定事項として記載事項はありませんということで、本当にこのようにしか書いていないので、これでは中で何が行われているかというのはちょっと分からないなというふうに思います。 どういうおうちがあって、それに対して、どういう判断をして、どういうふうに解決のために進めていくのかぐらいのことは書けると思うんですけれども、そこまでできないような、個人情報が含まれているというのはもちろん承知していますけれども、それを出さない範囲で、もうちょっと分かりやすく公開できるのではないかと思うんですけれども、そこはいかがでしょうか。

先ほど御紹介したような書き方ですと、結局区民としては何をどう進めてくれているのかというのが全く分からないわけです。 御相談は先ほど申し上げたように、常々受けておりますので、そのときに、こんなふうに区では頑張ってやっているんですよということが、私としても言えるようになるといいなというところで、ちょっと意見を言わせていただきました。ありがとうございます。

○小野裕次郎委員長 ほかに。
それでちょっと今回、この空き家のパブリック・コメントですが、今日この委員会で議論をするんですよなんていう話を地域の町会の役員の方にされたら、え、そうだったのみたいな感じで、町会には伝わっているはずですけれども、なかなか関心は持っていても、このパブリック・コメントをやっていたということを知らない方が意外に多いなという印象を持ちました。 それで、関心のある方の体感的な多さと、パブリック・コメントに対する意見の少なさにちょっと落差というか、段差を感じてしまいますので、やはりせっかくこういう区民の関心のあることをパブリック・コメントするときには、やはり周知を頑張っていただいているとは思いますけれども、さらに頑張っていただきたいなというところがあります。 それから、ちょっと以前の委員会でもお話は出ましたけれども、説明会をやっぱり3か所ではなくて、各特別出張所単位で行うべきではないかというところは、やっぱりこの9人というのは、周囲の特別出張所の範囲のところから、例えば四谷だったり、落合だったりということでいらっしゃって、集まっているということだとは思うんですが、やはり近所にあればちょっと行ってみようかしらというふうになる可能性も高いと思いますので、ぜひパブリック・コメントに関しては、最低限特別出張所単位でやっていただきたいなというのを申し上げたいと思います。 それで、結局、具体的な話になると、結局、空き家を管理する人がいないと。もしくはその人が分からないというのが問題だと思うわけですね。それで、特措法の令和5年の改正等々でも、管理する人を確保するという意味で、その自治体による管理人選任の申立てとか、管理活用支援法人との連携というようなお話があったかと思いますが、今後対策計画を策定するというようなお話もありますが、この管理を実のあるものにしていくという取組は、どのような感じで盛り込まれそうか、簡単に御説明いただければと思うんですが。
ところが、先ほどから杉山委員なんかの議論を聞いていても、やっぱりちょっとどういう議論がされたのかが公開されていないと、やはり区民の財産に対して、一定の強制力を働かせるという意味では、財産の侵害ということもあり得ますし、逆に同時に管理不全ということで、他者の加害が生じているという状況からすると、非常に丁寧な議論をしつつ、速やかに行うと。なかなか矛盾するようなことが求められるということありますので、どういう議論がされているのかというのは、やはり丁寧に公開していただく必要があると思うんですね。 それで、個人情報が非常に多分に含まれているものですから、会議体で会議しているところを公開するのは難しいと確かに思うんです。個々の空き家が場所とか所有者の方とか関係とかをやっぱり言って、議論をしないと実のある議論できませんけれども、ただ、議事録を作るという形で、例えば住所はマスキングする、それから所有者の名前、関係者の名前等々はマスキングするということを行えば、議事録を事後に公開するということは十分に可能ではないかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。
それで、あともう一点なんですが、今後のスケジュールなんですが、条例の提案を行うというふうになっていますが、第1回定例会で条例(案)を提出すると。その後に有識者会議への報告というふうになっていると。それから、アンケートの実施とその取りまとめはさらにその後ということになりますんで、これ順番をちょっと考えていただいたほうがいいんじゃないかと思うんですね。やっぱりそのアンケートの結果とか、それから有識者会議への報告等々で、どういう有識者会議でまた議論されたのかというようなことを踏まえて、条例(案)の審議を行うほうが、より充実した審議ができると思うんですが、その点スケジュール的にどうなんでしょうか。
◆藤原たけき委員 立てつけ的にはもちろん条例に基づいて施策を決めていくということ、そのとおりだと思うんですけれども、ただ、どういう条例になるのかというのは、やっぱり具体的な政策、どういうことを考えているのかということも踏まえての議論がどうしても必要になると思いますので、完全なものでないにしても、やはりこういう計画をつくる予定だというような骨子とか、アンケートの概略等々は、条例を制定するときにも議会に示していただきたいと思うんで、その点いかがでしょうか。
◆藤原たけき委員 スケジュール的に立てつけ的にも難しいというようなお話でしたけれども、ぜひ一定のもの、充実した議会での審議を行うためにも、工夫をしていただければよろしいかと思いますので、お願いしたいと思います。

〔発言する者なし〕

次に、2、新宿区空家等実態調査の報告について(速報)、御質疑のある方はどうぞ。

◆杉山直子委員 すみません、調べた結果に対して、そのアンケートですとか改善指導とかを行うということなんですけれども、こういう調査ってこれまでにもなさっていて、そこでもアンケートや改善指導というのは、今までもなさっているかと思うんですけれども、これまでもその働きかけをしていて、改善していなかったりというお宅もあるかと思うんですね。そういうところにも相も変わらず何かアンケートをやって、改善指導ということではないと思うんですよ。そういうところに対しては、どういう対応をなさっていく御予定なのか、もしあれば教えていただきたいんですが。

逆側からの話なんですけれども、解決した事例がどんなふうに、どれぐらいの時間をかけて解決したのかとか、そういう話をあまり聞かないんですけれども、そういったものもこういった委員会の場で教えていただけると、私も御質問なんかを受けたときに、地域の方から問われたときに、こういうふうにして解決していくんですよみたいなことがお話しできるななんていうふうに思うんですけれども、そういったことを今後お願いできないでしょうか。

◆杉山直子委員 大変よく分かりました。事案ごとに本当に複雑で難しいものなんだなというふうに改めて認識いたしました。御苦労多いかと思うんですけれども、これからもどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

〔発言する者なし〕

以上で、報告に対する質疑は終了いたしました。 次の委員会は、改めて通知します。 以上で、本日の委員会を散会します。 お疲れさまでした。