// 発言者(9名)
// 発言(57件)

本日の進め方についてお諮りします。 最初に次回の視察についてお諮りします。次に、1件の議案を議題とし、理事者から説明を受け、質疑を行った後、討論及び採決を行います。その後、調査事件を議題とし、10月に実施しました視察のまとめを行います。それが終わりましたら、閉会中における特定事件の継続調査申出についてお諮りし、次の委員会を設置して散会。 このような順序で進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕

最初に、次回の視察についてお諮りいたします。 視察期日は令和7年12月23日火曜日。視察場所は東京都。調査事項は執務環境の整備について。行程については委員長一任とする。 以上の内容で視察を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕

これより議事に入ります。 第97号議案 新宿区庁舎整備基金条例、以上を議題とし、理事者から説明を受け、質疑を行います。 それでは、理事者の説明を求めます。

これより質疑を行います。 第97号議案 新宿区庁舎整備基金条例について、御質疑のある方はどうぞ。

新しいものを造るということについて、改めて幾つかの御確認をさせていただきたいというふうに思います。 まず最初の質問なんですけれども、この本庁舎整備検討調査という事業につきまして、令和7年度外部評価では、現本庁舎での行政活動に対する建物スペースは限界に近づいていることが観察されたという意見がありました。確かに、1階とか4階に行きますと、いつも本当に混んでいるなという印象を持っています。ただ、果たして未来永劫続く混雑なのかとか、あとはレイアウト変更で何か工夫できることがあるのではないかという疑問はちょっとございまして。また、新庁舎を建ててスペースが増えたとしても、対応する人手が足りなければさばけないことに変わりはないんじゃないかというふうに思ったりもしています。そのあたりをどう考えていらっしゃるかお伺いできればと思います。

お話をお伺いしたら、今混んでいるところというのは既にある程度、特別出張所のほうにも同じ業務を出しているんだけれども、それでも混んでいるということなんです。特別出張所でもやっていますということをもっと周知するなどして、分散を強化していくというところでまずは対応ということも考えられるのではないかというふうに思ったんですが、そこはいかがでしょう。

次の質問にいきたいと思うんですが、現庁舎が本当に使い続けられないほどに老朽化しているのかというところです。私たち、リノベーションでは駄目なのかなということも考えています。 環境建設委員会の皆さんが視察で京都に行かれて、市役所御覧になったというふうに聞いています。そのリノベーションがなかなかよかったということも伺っています。京都の市役所も建設が昭和2年ということで、機器の経年劣化の限界とか執務スペースの著しい不足とかバリアフリー化ができていないというような非常に似たような問題を抱えていたわけですけれども、新宿区も、老朽化ということに関してはリノベーションで対応するというのではどうでしょうか。

それから、これから区役所を未来に利用することになる世代、若い世代の中では、サステナブルな価値観というのがクールというふうにされている傾向があります。また建築の世界でも、ゼロから新しく造ることこそがよいという考え方はもうちょっと古い。これはバブル世代の考え方だと。現存している建築物を活用する時代に変わりつつあるという話もありました。主に使うのは少し先のジェネレーションかと思いますので、そういった視点にも目を向けてみていただきたいというふうに思うところでございます。 あと、最後の質問なんですが、今のところ、実際に区役所を使う人たち、働く人とか利用者の意見の聴取は広くやってないという認識なんですけれども、例えば場所がよくないとか、働く人が何か耐え難く感じているとか、利用者が非常に不便を感じているとか、そういう話が実際にあるのかどうかということを教えてください。

◆杉山直子委員 中の人の意見というのはある程度把握されているのは当然かなというふうに思います。ただ、私も自分が一利用者としては、こういう今議員という立場なので、もうほぼ毎日来ているようなところもありますが、一般の区民はそう頻繁に来るわけでもない本庁舎の快適性よりも、例えば家の近くに図書館があるとか、そういうところにお金を使ってほしいというような意見は聞くところでもあります。準備を早くから進めておくのが必要ということは理解するんですけれども、誰もが新庁舎じゃないと駄目だというふうに納得して、では具体的にどこにどのように造るのか決めて、しかる後に金策というふうにしないと、今後、金額も増えるかもしれないというようなことも言われているのに対して、区民の理解は得られないのではないかと思うんです。順番としてどうなんだろうというところで、そこは何かございますでしょうか。

この事業に関しては、全体的に見て、後ろ倒しにすればするほど、出て行くお金が多くなっちゃうから急げという感じで、すごく前のめりになっているように感じます。確かに建設関係の費用の高騰、しばらく続くということなんですけれども、その後どうなるかということも分からないですし、そもそも現庁舎を改修するのであれば、ゼロから造るほどの多額の建設費用は必要がないというところで、本当に繰り返しになるんですけれども、慎重に進めていただきたいということをお願いして、私の質問は終わりです。ありがとうございます。

○伊藤陽平委員長 ほかの方は。

それでなんですけれども、基金の管理第3条で、最も確実かつ有効な方法により保管しなければならないとか、最も確実かつ有利な有価証券に換えることができるのような表現がございますが、私、最も有利で確実と言われるともう国債以外思いつかないんですけれども、何か考えている方法があるんだったら教えていただきたいと思います。

◆大門さちえ委員 市場が今何%だから、それに負けないように投資をすべきだというような声もたくさんあると思うんですけれども、具体的にどういう運用方法を望んでいるのか。そういうのも声があったら聞いてもらいたいと思いますし、また、運用方法をできればこの委員会で検討とかもできたらいいなと思っているので、ちょっと意見として言わせていただきます。

遅かれ早かれやらなきゃいけないことなんじゃないかということに関してはいかがですか。

9月の決算特別委員会で我が会派の石川孝一議員から質問させていただきましたが、過去2回の報告書、取りまとめていただいた報告書の中では、様々、現庁舎の限界性と新しい庁舎の必要性というのは述べられていたと思うんですけれども、住民からすると、あるいは議会のメンバー、議員からすると、エピソードのほうがすごく刺さるんじゃないかというふうに私は思っております。決算特別委員会の場で石川委員から様々紹介をさせていただいたんですけれども、私も改めていろんなシーンを言いたいなと思っておるんですが。 例えば現庁舎は、そもそも現庁舎というのは3万平米しかなくて、新しい庁舎のところでは、4万4,000平米だったと思うんですけれども、必要床面積というのがあります。つまり、大分、本来これぐらいのスペースが欲しいところに対して4分の1ぐらい床面積が足りてないというのは現在の状況だと思うんです。スペースが足りないというのでいろいろな問題が起こっているんだと思います。例えば会議をしようとしても、会議室が全然なくて、会議室の予約が取れないからリスケジュールになるという話ですとか、あとは給付金の相談窓口を廊下で、折り畳み椅子とパイプ椅子を出してやっていたと。私はプライバシー的にどうなんだとも思いましたが、そういうこともやっていた。あと、自転車ヘルメットの助成なんかも、あれは私の記憶が確かならプレハブ小屋みたいなところでやったようなイメージがあります。あとは、決算特別委員会の答弁でもありましたけれども、新卒者が働きたい、若い方が新しいオフィスで働きたい方が多いので、採用に支障が出ているかもしれないというような話もありました。あと、思い出してみれば、これは去年、横断歩道ができたので解決した事例なんですけれども、本庁舎と第2分庁舎が分かれていて、その移動のために、職員も区議会議員もみんな区役所通りの車道を横断していたというようなことがありました。靖国道路の横断歩道を渡っている人、私見たことがなかったので、みんな車道を横断するということを行ったと思います。あと、最近聞いた強烈なエピソードなんですが、大分昔という前提があるんですけれども、月曜日の朝に庁舎に入って仕事を始めようと思って机の引き出しを開けたら、何とネズミが子ネズミに乳をあげていたというような話を聞きました。職員がびっくりして悲鳴を上げると、親ネズミは逃げ去ったら子ネズミだけ残ってしまったという。そういう、もはやこれは衛生的にどうなんだというようなエピソードなんかも聞いております。 ついおととい、ある課長と雑談をしていたら、その課は今、区政のホットトピックを扱う課で、物すごく忙しくなっている課なんですけれども、課長と雑談していたら、課長の業務量も多くて、人数を増やしてほしいぐらいだということをおっしゃっていたんですけれども、増員したとしても机を置くスペースがないんですよねみたいなこともおっしゃっていて、もうこれはかなり機能的な限界を迎えているなというふうにも思いました。 長々エピソードを解説したんですが、決算特別委員会の場では担当の課長から、1階の待合スペースが大変混雑している、窓口のプライバシー確保が難しい、あと住民の相談に来た方のフロアの移動が必要で、工夫もたくさんしているけれども、床面積が限られているので、そういう難しい問題に直面している。私が今話したようなエピソード、現場レベルの課題の収集は適宜実施しているというような話がありましたが、改めての答弁で恐縮なんですけれども、こうした機能的な限界について答弁いただけないでしょうか。

つまり、反対派、反対される皆さんというのはすごい分かりやすいことを言うわけです。800億円もかけるんだったら別のこと、図書館の話なんかも出ましたけれども、図書館造ればいいじゃないかとか、あとはイメージ戦略ですよね。800億円の豪華本庁舎反対というのはすごく訴求力のあるメッセージなんだと思います。それに対して賛成するサイドというのは、1の反対の発言に対して5も10も説明しなければならなくて、とても大変なんじゃないかというふうに私は危惧しています。ですので、なるべく分かりやすく数字の話ですとか。例えば4万4,000平米必要なのに3万平米しかないというのは分かりやすい話だと思いますし、あるいは強烈なエピソード。でも、エピソードの話も、話がだんだん盛られてくるので、ちょっとそれはどうかなという部分もあるんですけれども、エピソードなんかも分かりやすい話だと思います。 ですので、こうした分かりやすい、住民に理解を得られるような分かりやすい話なんかをぜひ情報発信していただきたいと思いますし、それに賛成する、前に進めたいなと思う議員はしっかり発信をしていきたいと思っております。 そして、条例案のほうに戻ります。条例案のほうなんですけれども、第1条に新宿区庁舎の整備に係る資金を充てるために基金を設置するとあるんですけれども、ちょっとおやっと思ったのは、新宿区庁舎の整備というのがありまして、この言葉の定義についてお聞きしたいと思います。条例の趣旨からすると、新本庁舎の整備のための資金なのかなと思ったんですけれども、この文面だけ見ると、現有の本庁舎の整備改修みたいな、何か手を入れるようなことにも流用ができるような文面だったと思うんです。この資金、基金条例の基金の資金をほかの区の施設、今の本庁舎も含めですけれども、利用することというのは考えているのか。そもそも可能なのかどうかというのをお聞きしたいと思います。

◆渡辺みちたか委員 そうすると、新本庁舎整備に関連して、例えば旧本庁舎を何かするみたいな、そういう理屈づけが可能なような答弁に聞こえたんですけれども、そういうこともあり得るんでしょうか。

◆渡辺みちたか委員 あと、第5条のところなんですけれども、少し分かりやすく教えていただけますか。

◆渡辺みちたか委員 他の基金等でも、通常の基金条例みたいのをつくるときはこの5条が入っているという認識でよろしいんでしょうか。

◆渡辺みちたか委員 分かりました。

◆渡辺みちたか委員 今の答弁お聞きすると、箱物と言ったら語弊があるかもしれないんですけれども、設備に関して、施設に関してお金を使うような基金の幾つかは、お金が足りなくなったときに戻すという繰替運用のルールがないように思ったんですけれども、本庁舎整備基金条例にはそれが入っているというのは、何か考えがあるんでしょうか。

来年はこの本庁舎は築60年ということで還暦を迎えるわけですが、人で言えば、還暦というのはまだまだ現役で、もしかしたらこちらにいらっしゃる中でも還暦の方っていらっしゃるかもしれませんが、ばりばり現役。還暦以上の方もいらっしゃいましたが、まだまだ現役でばりばりやっておるんですが、建物で還暦というのはかなりの高齢者だと思いますので、ぜひ喜寿を迎える前に新しい本庁舎にしていただければと思います。

◆有馬としろう委員 今いろいろ議論をお伺いして、そうだなと思う部分もあったりするんですけれども、そもそも一般的に、たしか東日本大震災の前後からだったか、もうちょっと前からだったか、コンクリートの一般的に言われる耐用年数、一般社会の通念としてよく言われていると思うんですけれども、その辺はどういうふうな認識でしたか。

そういうことを考えると、果たして区役所、いわゆる本庁舎の持つ役割というのはどういうことが望まれるのかということを大きく考えていく必要があるかなと思っているんです。 当然、これは災害時には防災拠点というふうにならなければいけないし、また区民の様々な業務を扱うという観点でもあるし。そういう意味では、安全性や利便性や快適性ということをしっかり兼ね備えた庁舎であるということが私は大事だと思っているんです。 先ほど来も様々な、狭隘であるとか、ちょっとこういうところに不具合があるとか、改善の余地があるんじゃないか的な話がいろいろあったかと思うんですけれども、私が一番身近に感じるのはエレベーターです。 エレベーターって、これまでも何回も過去の先輩議員も質疑をしてきて、待っていても通り過ぎていってしまって、コンピュータ制御で、本来こっちが来なきゃいけないのに、全然違うところからのほうしか来ない。随分待つとか。それもそうなんですけれども、最近も感じるのは、結局、この3台のエレベーターが台車を使ったり業者の方も利用されたり、当然区民も我々も、全部が一つのところで利用されていて、非常に狭隘性も感じるんです。こういうことの改善って結構大事だなと思っていて、待っている間も非常に、これまでもそうですが、ストレスが。これ何回考えてもストレスたまっちゃうんです。そういうことを考えると、ここら辺の改善というのも十分必要だなというふうにこれまでも思っていますし、こういうことを契機にしっかりこういうことも進めていくということが大事かなと思っております。 先般、各会派の代表質問のときに、ある会派の議員の代表質問で、先ほど渡辺みちたか委員もちょっと話しましたけれども、これが避けて通ることのできないような課題であれば、最優先して考えていくべきではないかというような質問があったかと思うんです。そういうことを考えると、結局は今それをやると言ったってすぐできるわけではないし、10年近く本当にかかる話で、そうなると、耐用年数が約60年で、今度は70年ぐらいになっていくということも考えると、準備は早めに、周到に、念入りに、着実にやっていくということが必要だと思いますので、そういう点で基金の設置というのは、早めに準備をしていくというのは大事だろうというふうに思います。

今の段階で、災害時の防災拠点としての機能は十分であるというふうに思ってらっしゃるのかどうか。また、どのように今後強化をしていかなきゃいけないのかという区のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

また、この基金なんですけれども、おおむね10年度程度で250億円以上の資金の調達を想定しているということなんですけれども、具体的にどのように。長いスパンで10年というのか。毎年毎年というような話もあったんですけれども、具体的なお話をどのように想定されているのか伺いたいと思います。

◆時光じゅん子委員 ありがとうございました。しっかり経済状況が安定して、この10年が数年でも早く調達できるようにしていきたいと思っているんですけれども、また今後、この基金のことも条例も通る中で、基本構想の制定とか基本計画の骨子の制定とかも予定されていることと思うんですけれども、先ほど、そのときに区民の皆さんの意見も様々伺っていくということも伺ったんですけれども、この時点では区民の皆様にどういうような話を周知していきながら、また検討委員会とかも立てていく予定でもあるかと思うんですけれども、そこら辺の今後の予定とかもお聞かせいただきたいと思います。

◆時光じゅん子委員 ありがとうございました。しっかりと区民を守る、また区民の皆様の意見を幅広く伺いながら、建てる間、区民サービスが低下しないような状況、さらに区民サービスをしていただけるように、またしっかり取り組んでいただきたいと思います。

○伊藤陽平委員長 ほかの方よろしいですか。大丈夫ですか。

東西分かれているんだけれども、それぞれ築で言うと94年から98年ということで、そういう意味で言うと、かなり手入れをすればもつものなんだなと思いました。 それと同じようなのが新宿区内にもあるんです。庁舎ではないですけれども、学校であります。早稲田小学校が1928年、昭和3年に建っているわけで、そうすると大体築97年ですから、京都市役所とかと同じ程度ということで。 やっぱり庁舎とか学校というのは頑丈じゃないといけないので、しっかり建てられて造られているので、コンクリートの強度とかもそれなりに強いものになっているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、本庁舎のコンクリートの強度だとか、そういうのがどうかというのは調べたことありますか。

その上で、ここと同じくらいの築年数のところで、何区か同じような状況で検討しているとか、検討を断念したとか、いろんな状況がここのところ出てきておりまして、例えば中央区の本庁舎もこことそう変わらない築年数。1969年ですから、変わらない築年数ということなんですが、ずっと建て替えの検討がされていたわけなんです。 中央区の場合は、本庁舎の整備検討委員会というのも設置されていて、学識経験者とか区議会議員とかと区民の代表も入れて構成されていて、ずっと検討がされてきたわけです。その中で来庁者のアンケートとかもやられて相当議論をしてきたんですけれども、3年前、2022年、令和4年のときに、一旦この検討を終了するというふうな判断をしています。当面は現本庁舎を使用しながら今後の検討は進めていくんだということで、本格的な検討は一旦中断したということになっているんです。 何で断念したかという理由で言うと、今の経済状況の急速な変化というところで、建築費の高騰とか、また区財政の見通しどうなんだろうというところでの実現性が非常に難しいのではないかというのが多分一番大きなことなんだろうと思うんですけれども、そのほかで言うと社会状況の変化ということで、行政サービスの在り方とか、今までのような大きな庁舎が本当に必要なんだろうかというところも議論になったというように伺っております。 あとは現庁舎の可能性、いろんな活用の可能性とかスペースの確保とか、いろんな工夫もしながら、ほかにも優先課題があるということで見送られたということなんです。 だから、もともと中央区も新宿区と同じように、狭隘化だとか老朽化だとか、同じような理由で検討はされていたんです。現庁舎のところで建て替えなのか、それとも移転して建て替えなのかというところの2択ぐらいのところまでいっていたそうなんですけれども、それでもなおかつ中止したということはやっぱり今の状況かなというふうに思うんですが。 その辺の中央区の状況とか他区の状況、要するに一旦立ち止まっているような状況というのは、ちゃんとお話聞いたりとか調査とかされておりますか。

その上でこの基金そのものについて伺いたいんですけれども。 先ほど来からと今までの当委員会での議論で、10年間で250億円積んでいくということなので、大体、年にすれば25億円前後だと。トータル500億円がもっと増えるかもしれないということになれば、毎年の積立額も増えるかもしれないというお話だったと思うんですけれども、それはそれで、現時点でも違っていないかどうかの確認をさせていただきたいことと、どこからお金を持ってくるかの話を前回もしましたときに、今まで、いわゆる財産収入とか貸付け収入とか、そういう社会資本等整備基金のほうに積んでいたものを、今度は本庁舎の基金のほうに回していくんだというようなお話だったように思うんですけれども、実際にどういうお金をどうやって積んでいく御予定なのかお聞かせください。

◆沢田あゆみ委員 社会資本等整備基金は、これまで大体、19億円とか18億円とかを毎年積んでいることが多いわけなんですけれども、これはどこからのお金。貸付けで言うと、どこからのお金をここに積んできたのかというのと、今まであまり使ってないことが多かったんだけれども、ここのところ、特に今年度使うということで、社会資本等整備基金も取崩しが少し大きくなっているということがあるんですけれども、どういうことに使ってきたのかも併せてお聞かせください。

◆沢田あゆみ委員 19億円積んだ内訳、さっきコモレのところとか土地信託とか幾つかおっしゃったんですけれども、その内訳を教えてください。

結構柔軟に使える基金になっていると思うので、例えば本庁舎の何か改修しなきゃいけないとなったときも使えると思いますし、それがなくなるというのも、それはそれで問題かなというふうに思うので、どのくらいの基金をここに残して毎年積んでいって、その他をどれだけこの新しい基金のほうに持ってこようと思っているのか。それでも足りない差額はどこから持ってこようと思っているのか。そのあたりをお聞かせください。

◆沢田あゆみ委員 そうしたら、社会資本等整備基金に今まで積んでいたのを、今度の本庁舎の基金に持ってきますができないということじゃないんですか。そういうふうにするというふうに前聞こえたんだけれども。

◆沢田あゆみ委員 だから今後は、社会資本等整備基金には毎年どれくらい積んでいって、どれくらいの基金残高を維持しようとしているんですかというところを教えてください。

◆沢田あゆみ委員 聞いていてますます分からなくなってきたんですけれども、社会資本等整備基金もそんなには減らせないと。ここに19億円、毎年積んでいたのを全部持ってくわけにはいかないというのは明確だと思うんですけれども、じゃ、その25億円に足りないところはどうする。25億円以上なのかもしれないけれども、時によっては、どうするんですかというのはさっき答弁なかったかな。

ということと同時に、そのときの財政状況によると言えば全部そうなっちゃうんですけれども、区民生活への影響がちょっと心配です。この間も言ってきたように、今年は我慢の1年というふうに区長がおっしゃって、あまり目立った新規事業もなくというところで来ているんですけれども、これが毎年25億とか積まなきゃいけないということになっていくと、そこにお金が回せないみたいなことになりはしないのかと思います。そこ心配なんですけれども、いかがですか。

いずれにしても、これやるぞとなったら、もうますます既定路線になってしまって、前のめりになっていくというようなことも心配されます。何せ区民がほとんどこの状況を知らないわけです。候補地についても3つずっとあるんですけれども、それによって全然またお金も違ってくるということでは、早いうちから区民参加で、どうやったらいいんだろうというのをみんなで一緒に考えていくということが大事なんじゃないかというふうに思います。

〔発言する者なし〕

これより討論、採決を行います。 それでは、第97号議案 新宿区庁舎整備基金条例について、これから討論を行います。 御発言のある方はどうぞ。

新庁舎整備について、建設費などの高騰が続く中、工夫次第でまだ使える現庁舎があるにもかかわらず新庁舎を整備することには慎重であるべきと考えます。 資金源として基金の割合が高いことは、世代間の公平という点で疑問があります。また、必要金額がはっきりせず、今後増える可能性があるという点も問題があり、区民生活への予算に影響がないとは言えません。 そもそも、候補地すら確定していない段階で費用を想定することに無理があり、現状での試算額が今後さらに増える可能性があるなどということでは、区民の理解を得ることは難しいと考えます。一足飛びに新しい庁舎を求めるのではなく、運用方法の工夫や改修で、今あるものを活用することを検討すべきと考えます。運用方法の工夫は一定程度されているとのことですけれども、より検討を深めていただきたいというふうに思っております。 また、新庁舎整備問題は、本庁舎をふだん使っている、そこで働く方々や利用者、区民の希望を聞くことなしには進めることはできないと考えますが、今のところ、これらの方々に広く意見を聞くことが行われていません。 以上のような状態であるにもかかわらず、今、基金の設置をすることは、新庁舎の建設を既定路線とすることになりますので、本議案には反対いたします。

〔発言する者なし〕

それでは、第97号議案 新宿区庁舎整備基金条例について、起立により採決を行います。 本案は、原案のとおり可決すべきものと決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕

よって、第97号議案は可決すべきものと決定しました。

◆杉山直子委員 ただいまの本委員会の決定につきまして、沢田あゆみ委員と私は、少数意見を留保いたします。

少数意見報告書は速やかに委員長を経て議長まで提出願います。 以上で、当委員会に付託された議案の採決は全て終了いたしました。 次に、調査事件を議題とし、10月に実施しました視察のまとめを行います。 視察期日は令和7年10月28日火曜日、視察場所は国分寺市役所、調査事項は新庁舎整備について、以上の内容で視察を行いました。 こちらの視察について、御発言のある方はどうぞ。

国分寺市の新庁舎は、トミンハイム、都立公文書館、都立図書館、都立武蔵国分寺公園、国分寺消防署と、都の施設に囲まれる立地で、防災拠点としての機能を果たしております。聞くと、もともとは都の土地で、それを市が買い取って市役所としたという背景がありました。 以前の市役所は、国分寺線の恋ヶ窪駅の前にありまして、2000年代に、耐震基準を下回る区役所から急遽移ってきたという経緯から、第4分庁舎まである庁舎群でしたので、分散しているという点は今の新宿区役所と共通しているなと思いました。 新しい市役所は、空間をぜいたくに使ったゆったりとした印象で、1階に戸籍、住民票関係と税、保険年金関係を置き、2階に健康福祉関係、子ども関係の窓口をまとめて、住民の窓口の移動というのを最小限に抑えていました。この点は、新しくできた市役所、役所なんかの今どきのスタイルだなと思っておりました。 私は、こうした新しい庁舎、初めて行きましたので、実際に見ると、イメージとしてはフードコートみたいな思想を持っているんだなと思いました。つまり、フードコートというのは、食べる人は真ん中の広場で食べて、用のある店に行くというようなスタイルで、同じように役所でも、住民は真ん中の広場にいて、それぞれの窓口が近くにある、そんなような思想なのかなと思いました。 ただ、新宿区役所でこのフードコートスタイルを取るときに考えなければならないのは新宿区の地域特性でして、例えば1階の住民票関係では、外国の若者というのはたくさん多く来ます。一方で福祉関係の窓口では、高齢の方で、身体が非常に配慮が必要な方なんかもいらっしゃるので、フードコートスタイルで、国分寺市は福祉関係と子ども関係の窓口をまとめていたんですが、新宿区でそれをやると果たしてどうなんだろうかみたいに思うところがありました。 あともう一点、1番気づきのあった部分はソフト面の改革の部分です。例えば会議室なんですが、新しい国分寺市役所では、会議室を12部屋に抑えております。その代わり職員用のオープンスペースを充実させて、ちょっとした打合せや昼御飯などを食べる場所として活用しておりました。こうした話は大変参考になりました。 新庁舎の建設というと、ハード面の話がすごく多いと思うんですが、新庁舎移行とともに働き方改革で会議の在り方を考えて、チャットでできるものはチャットで済ませよう、情報共有などのちょっとした打合せはオープンスペースでやりましょう。そして管理職が意思決定をするような会議は会議室というような、会議の在り方も本庁舎の移転と同時に再考したと言っておりました。 また、職員の執務スペースも見て回らせてもらったんですが、机の上に紙などの書類はほとんど見られず、ペーパーレス化もとても進んでいる印象でした。聞けば、課ごとにフリーアドレスをしておるということで、それは書類を机の上に置きっ放しにできないよなと思いました。 また、食堂の設置というのをしておらず、キッチンカーに来てもらっている点ですとか、昼休みの消灯は旧庁舎ではしていたけれども、新庁舎ではしていないという部分もありまして、こうしたソフト面の改革も新庁舎と同時に行うものなんだなというのを改めて気づきました。 大変実りのある視察となりましたので、御協力をいただいた国分寺市役所の皆様、そして設定していただいた議会事務局の皆様に感謝を申し上げたいと思います。

入ってすぐ、まずワンストップ窓口。もう今はこうなんだよなというのをさらに実感しまして、複数の部署にまたがる手続を集約できるワンストップ窓口が新宿区役所内でも早くできるように望みたいところです。 あと、先ほど渡辺委員からもありましたけれども、幼児とか子どもとか教育部門のところに生活福祉課の相談窓口もあるので、視察に行ったときには相談者がおられなかったんですけれども、こういう場もあるんだと思いながら、新宿区でいつも子どもと生活福祉課に来られる相談者の皆様を想像して、新宿区はそれができるんだろうかというか、ちょっとまた検討なんですけれども、福祉関係と教育とか子ども関係を集約されたという部分では、かなりの相談しやすい窓口なんだろうなというふうには感じました。 あと、私自身が防災対策に力を入れていただきたい、区民の命を守っていってもらいたいという思いがあります。ここは防災対策本部が常設されていて、常に、何かあれば、すぐに対策本部ができる。日頃もいろんな形で防災対策等に取り組まれている話も伺ったので、新宿区においても災害対策本部という命を守る観点では本当に力を入れていってもらいたい。今の庁舎の中でもここはしっかりと取り組んでいただきたいと思いました。 また、隣が消防署になっているので、この立地条件とまた地域的にも、国分寺市役所は本当にいい場所だなというのを改めて感じました。 また、5階においては、議会と区民の木漏れ日テラスということで、本当に市民の皆様が気兼ねなく出入りできる、議会と市民の皆様の距離が近くなっていく部分も、足を踏み入れていただくことでしっかりと議会のことも知ってもらいながらという部分でもとてもいい観点だなというふうに思いました。 あと、ほかの庁舎ではちょっと見受けられなかったんですけれども、カームダウン・クールダウンスペースということで、不安やストレスを感じた方たちが落ち着かせるスペースを設けてあったところがとてもすごく配慮された部分だなと感じました。 また、クラウドファンディングを3か月間、市民の皆様に募ってやったこととか、不要になった椅子とかも、メルカリとかそういうのを利用しながら皆様に使っていただいたという観点も面白い部分だと思いました。 新宿区においては、牛込保健センター等複合施設の中でZEB化をされていたりとか、新しい庁舎ができたのがあそこが初めてで、今、区役所ができたら、これに近づいていくんだろうななんて思いながら、しっかりとまたいろんな部分での視察をさせていただきながら、新庁舎の検討につながるようにしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

お二人から出てなかった意見というところでお話しさせていただきますと、子どもたちがワークショップに参加して、その作品が敷地内のベンチであるとか巣箱であるとか、そういったところに生かされていたのがすごく温かみが感じられてよかったと思いました。 新宿区でスペースを確保するというのがすごく難しいんだなというのを感じながらの視察をしていたんですけれども、新宿区でスペースを確保していくに当たって様々な課題が出てくるというところで、先ほどの基金の関係でも皆様から御意見出ていたところなんですけれども、敷地面積がどうしても新宿区の場合は限られてしまうので、その状況の中で延べ床面積を増やしていくということであれば、上の空間、高さの空間を出していくしかないのかなというのも感じたところでございます。 すみません。国分寺市の視察とちょっと離れてしまうかもしれないんですけれども、高さを出すに当たっては、建築基準法上のいろいろな課題が出てくると思うので、道路の接道面であるとか前面道路、そういったところを総合的に考えながら進めていくのがいいのかなと思いながら視察をさせていただきました。ありがとうございました。

先ほどお話で出ていましたけれども、私も会議室のことについて。思ったより数はそんなに多くないんですというようなことをおっしゃっていました。先ほど渡辺委員からも御説明ありましたけれども、執務スペースにちょっとした打合せスペースが用意されているので、簡単な打合せはそこでできるということでした。なので、割とハードで全てをどうにかしようとするのではなくて、ソフト面の人の動かし方とか、そういったところで工夫できることもあるのかななんていうふうに思った次第です。 同じく、ワンストップ窓口があるというのはすばらしいことだなと思ったんですけれども、こちらも一旦ストップですみたいなお話だったかと思います。やっぱり人の動かし方が難しいので要検討という感じだったんですけれども。 ですので、先ほど基金のところで、フロアのスペースがもうどうしても足りないんだというお話がありましたけれども、まだ考える余地はあるのではないかというところを国分寺市の広々としたところを見て逆に思ったようなところもございます。 それから、ZEB Readyを多摩地域で初で認証を取得したというところについては、エコなものというと、ちょっと何か無理しているんじゃないかとか、ちゃんと電気足りるのかとか、そういうイメージを持ちがちなところではあるんですけれども、非常に明るく気持ちのいい市役所になっていたというふうに思います。 あとは、いろいろ椅子だとか机だとか、すごく木を使って、ああいう柔らかい雰囲気というのも私はとてもいいなというふうに思いました。 それから、お隣に消防署があるというのは、本当に場所が何よりも大事だなというふうに思いました。防災に関すること、今本当に注目が集まっておりますので、そこでああいう立地を選べたというのはすばらしいことだなと思うんですけれども、翻って新宿区のほう、場所すらまだ決まらないというところで、こういう重要なことをまずは、そこが大事なので、私たちは移転ということ、新たに建てるということについてはちょっと懐疑的ではあるんですけれども、そういうことを決めないままに進む今の状況はどうなのかななどということも国分寺市のすばらしい立地を見ながら思ってしまったところです。 ありがとうございます。

旧庁舎の跡地活用についても、市民ワークショップ、それから事業者への聞き取り、また商店会等へのヒアリングなどを実施した上で決定されたということでした。ぜひ本区につきましても、こうして特別委員会を設置して議論しているということは多くの方は存じないと思いますので、ぜひ状況に応じて区民への情報の提供とか、またひいては説明会の開催とか、それから職員の皆さんにとっては、日々お仕事をされて過ごす場所にもなるわけですので、職員の皆さんから意見をどのように聞いていくのか、伺うのかについても十分検討していただきたいというふうに思ったところです。

〔発言する者なし〕

○伊藤陽平委員長 次に、今回視察に同行していただいた理事者の方からも、何かありましたらよろしくお願いします。

皆さん、視察大変お疲れさまでした。今回、今期ですね。新しくなってからは初めて市役所の視察ということだと思うんですけれども、前は行っていたわけですけれども。国分寺市の方がすごく質疑に対して丁寧にお答えいただいたということもありまして、いろいろ理解が深まったんじゃないかと思いました。 今回思ったのが、すごく新しい庁舎、1月から始まったという最新の庁舎を見れたというのはこの委員会として非常によかったと思っています。私が思ったのは、ゼロベースで考えるとああいったものができるんだなというのが。特に最新のですね。こういった知見は共有したいというか、これを生かして庁舎整備も、本当にいろんなバリアフリーとか防災とか、いろんな分散しているやつを集約するというのも含めてですけれども、本当に全て参考になるんじゃないかなと思ったので、これはぜひ、どういう形になったとしても、取り入れていただけると非常にありがたいというふうに思いました。 この委員会ではいろいろ視察も行ってまいりまして、今期に入ってからは今回が庁舎としては最初だと思うんですけれども、あと勉強会とか今後もちょっと考えてはいるところあるんですが、委員の皆さんの御意見でこういった視察の場所を決めているということもありまして、今後どうしていくかということもまた委員の皆さんからお気軽に御意見をいただいて引き続きやっていきたいというふうにも思っています。 議会としてこれからどうするかという話も含めてですけれども、最初の委員会のときにもちょっと話ありましたけれども、議会で何をしたかということについても私も個人的にちょっと、いろんな議会、この委員会ができて何を決めたかということもちょっと調べたりもしていますが、ここについても、視察も結構な数もこなしていますので、調査としては十分やっているのかなという感想も個人的には持っている。新しく来た人はいろいろまだ見たいというのもあるかもしれませんけれども、そういったことも含めて、今後の委員会の在り方というのもまた議論を皆さんとしていきたいということもあるので、引き続き御意見をいただければ、できる限りやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 私からは今回は以上にさせていただきます。 以上で調査事件は終了しました。 次に、閉会中における特定事件の継続調査申出についてお諮りします。 1、本庁舎について、1、本庁舎対策に関わる公有地・区有施設について、以上の事項について、閉会中も調査することの申出をしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

次の委員会は改めて通知いたします。 以上で本日の委員会を散会いたします。