荒川区議会の6月では、介護報酬改定への対策、フリースクール給食無償化、フレイル予防、子育て費用軽減など複数の課題についてが行われました。その後、人事の同意案件や監査委員の選任など複数のが審議され、会議は終了し審査のため休会に入ります。
- ・介護事業者の経営悪化と人材不足への支援対策
- ・フリースクール生の昼食代無償化の検討
- ・高齢者向けフレイル予防事業の推進
- ・子育て費用負担軽減(制服リユース促進)
- ・高齢者向け病院送迎バス拡充と交通確保
- ・あらかわ遊園の経営状況と医療連携体制
- ✓議員提出第一号を原案どおり
- ✓第15号・第16号・第17号・第18号・第19号について適当との意見を決定
- ✓5件のを各に付託
- ✓令和7年度第二回・第三回を一括議題として審査予定
- ✓6月26日から7月8日まで審査のため休会することを決定
- ✓次回を7月9日午前10時に再開することを決定
※ このまとめはAIが発言記録から自動生成した要約です。正確な内容は下部の発言や公式会議録の原文をご確認ください。
// 発言者(11名)
// 発言(90件)
出席、欠席議員数を報告いたします。出席三十一名、欠席なしでございます。 直ちに日程に入ります。 日程第一、一般質問について。 ─────────────── ○ ───────────────
四番斉藤邦子議員。 〔斉藤邦子君登壇〕
第一に、介護・障害者施設運営支援についてです。 介護も障害福祉も全て民間事業所にサービス提供をお願いしている荒川区です。区民サービスに責任を持つ荒川区として、事業者の安定した運営の継続と人材確保には特段の関心を持たなければなりません。 二〇二四年度の報酬改定は、全体として介護一・五九パーセント、障害一・一二パーセントの引上げにとどまり、中でも訪問介護報酬は、事もあろうか引き下げられました。 東京商工リサーチの調査によると、二〇二四年における介護事業者の倒産、休廃業、解散はいずれも過去最多を更新しています。中でも訪問介護事業の休廃業が七割以上、しかも、十数人の小規模事業所が圧倒的です。 老人保健施設の事業者など介護十団体が行った調査では、昨年四月の介護報酬改定を受けた二〇二四年度の事業収支は、報酬が引き下げられた訪問介護を含む在宅系の四六・八パーセントが赤字、特別養護老人ホームなど施設系の赤字は三三パーセントでした。厚生労働省の調査でも、訪問介護事業所では六割が減収になったことが明らかになっています。 訪問回数を増やして何とか収入を維持しようと頑張る事業所は、限られた人材で一日八件も九件も訪問し、長時間過密労働にさらされています。移動・待機時間は労働時間と認められず、時間内で支援が終わらないときはただ働き、これでは続けられないと悲鳴も上がっています。 介護職員の賃金は、全産業平均との差が前年度より拡大し、離職者が止まりません。介護関係団体は介護報酬改定の前倒しや賃上げ補助、物価高騰や人材確保への支援を求めています。 二〇二五年は団塊の世代が全員七十五歳を迎えます。このままでは介護サービスを十分受けられない介護難民が増え、介護の社会化は程遠く、保険あって介護なしとなってしまいます。障害者施設も同様です。加算による評価を前提にした基本報酬の引下げ、成果主義の強化、支援時間による報酬の細分化が行われました。きょうされんの影響調査では、生活介護で七〇パーセント、グループホームは八七パーセントが減収になっています。 毎日の通所児童数に応じて算定する日払い方式の放課後デイサービスも状況は大変です。特別支援学級などへの通学ガイドヘルパーも不足し、時給の引上げが必要となっています。 荒川区はこの大変な実態を把握しているのでしょうか。介護・障害サービスは、職員の皆さんが安定して長く働いてこそ、よい支援ができるのです。 世田谷区では、高齢者、障害者の生活を支え、欠かすことのできない介護福祉の現場が深刻な人手不足、経営状態に悩んでいるとの認識で、事業継続を支えるために区内の高齢者・障害者施設へ昨年度から緊急給付金を支給しています。品川区は訪問介護の基本報酬の引下げで経営が悪化した事業所を支援しようと、二〇二七年度の次回改定までの臨時措置ですが、報酬引下前との差額分を補填することになりました。 荒川区も物価高騰や介護報酬引下げの影響を受けている介護・障害施設に緊急支援金を支給すること、お答えいただきたいと思います。 次に、がん検診の有料化についてです。 二〇二七年度からがん検診を有料化する方針を区議会に提案をしました。有料化している他区を見れば、複数検診を受ければ数千円かかる可能性があります。区は有料化している他区で受診抑制は見られないと言いますが、本当にそうでしょうか。費用がかかることで、経済的に余裕のない層を中心に受診をためらう人が増える可能性はやはり大きいと考えます。 早期発見、早期治療の要となる検診です。日本共産党荒川区議会議員団は二月二十日から五月連休明けまでウェブアンケートを行い、百四十三件の回答をいただきました。結果は、有料化になったら検診を受けない二七・三パーセント、分からない二三・八パーセントで、有料化に反対は八四・六パーセントとなりました。自由記載には百二十六件もの意見が寄せられています。検診が受けやすくなるなら有料化は賛成です、多少の自己負担であるなら検診の質を高めてもらいたいとの意見もありますが、早期発見、早期治療が患者にとっても国保財政にとっても負担が軽い、予防医学が主流、国を挙げてがん対策を取り組んでいるのに時代に逆行している、がん検診無料の取組があったので荒川区を選んで他の区から転居、定年後収入が減っても安心して受診したいので無料継続を切望、介護保険料、国民健康保険料が負担な上、医療費もばかになりません、頑張って生活している中、がん検診無料は本当に助かっていました、荒川区の優しい施策の一つです、がん検診が千円だとしたら、女性の場合五千円、六千円かかるので、受診せずお米を買いますなど至極当然な意見、そして切実な声が寄せられています。 私たち日本共産党荒川区議会議員団は区政ニュースで区民の皆さんにお知らせをしましたが、区民への情報公開を公約した滝口区政のはずですが、議会報告だけで区民に広く知らされてはいません。葛飾区は今年度から受診率向上を図るためとして検診費用を全て無料にしました。 二人に一人ががんにかかると言われているのです。がん検診の有料化の検討はやはりやめるべきだと考えます。お答えください。 生涯健康都市あらかわの実現を目指す荒川区健康増進計画によると、荒川区が実施する各種のがん検診の受診率を二〇二九年度には六〇パーセントにする目標を掲げています。 令和五年度に実施したあらかわ区政世論調査によると、区民のがん検診の受診状況は、区のがん検診を受けた方が約二割、勤務先または自主的に受けた方が約二割から三割程度となっています。受診率はほぼ横ばいです。胃がん、大腸がん、肺がんは四割以上、子宮がん、乳がんは四割近くが受診をしていません。 受診しない理由のトップは、忙しく日程の都合がつかない、予約方法が面倒、知らなかったもあります。休日・夜間診療ができないのか、検診の際に保育室があったらどうか、ナッジ理論を取り入れたときの効果を拡大するにはどうしたらいいのか、男女の受診率の違いの原因は何だろう、もしがんが見つかったときの心配とフォロー体制など、受診率の分析及び引上げのための方策を具体化することこそ必要ではないでしょうか。答弁を求めます。 第三に、不登校に関わって質問をしたいと思います。 子どもの不登校がこの十年で三倍と急増し、小中学校で三十五万人近くになっています。荒川区でも不登校児童・生徒数は、二〇二三年度四百九人で、小学校で十年前と比べて四・五倍、中学校で一・八倍となっています。 教育の主人公は子どもです。教育は、子どもの人格の完成を目指し、その尊厳を尊重しながら発達を支える営みであり、授業が教員の中心的な仕事です。準備や教材研究、授業の振り返り、子どもの個別指導、教師間の打合せなど、勤務時間内に授業を持たない時間を確保することが必要です。 現行学習指導要領では、小学校四年生から中学三年生までの年間標準授業時数は一千十五時間で、毎日が六時間授業で空きがありません。以前は小学校の教員の受持ち授業は一日四こまでした。一日のうち四時間四こまの授業と休息等に、残りの四時間は授業準備その他の公務に充て、一日八時間労働を基本にしていました。ところが、今は授業の量に比べて教員が少な過ぎて授業準備の余裕もなく、先生は忙しそうで話しにくい、子どもと向き合う時間もないのです。 改正教員給与特別措置法は長時間労働を固定化し、助長されるだけです。教員の長時間労働と不登校の急増の根っこは同じではないでしょうか。長時間労働を根本的に解決するためには、授業の量に見合った教員数の確保こそ必要と思いますが、教育委員会の認識を伺いたいと思います。 不登校の急増は、第二次安倍内閣の競争と管理をエスカレートさせた時期と重なります。国連子ども権利委員会は、極度に競争的な教育制度が子どもの発達の障害をもたらしていると繰り返し繰り返し指摘しています。全国知事会は、学力テストについて、都道府県で順位をつけても意味がないと疑問の声を上げています。 全国学力・学習状況調査は、学年の初めのクラスづくりや児童・生徒との関係をつくる重要な時期に数十億円もかけて行われます。創意あふれる教育で学習の遅れがちな子どもに丁寧な対応を可能にすることこそ、お金をかけるべきではないでしょうか。 全国学力・学習状況調査の不参加を表明し、荒川区独自の学力テストもやめること、お答えください。 次に、フリースクールやフリースペースは不登校の子どもを支える重要な場です。フリースクールに月額四万円の支援は喜ばれています。実際には四万円だと週に二回しか通えない、週五日通学だと八万円から十万円かかるとのお声もいただきました。 少人数で子どものペースに合わせて学べる不登校特例校開設の検討も必要ですが、義務教育を保障するためには、まずフリースクールの通学支援金の拡充を、学校給食費、教材費の無償化と合わせて昼食代及び交通費の支給を行うこと、お答えください。 最後に、不登校の多くは心の折れた状態にあるという基本認識に立つことが大前提です。子どもは学校や社会の中で違和感を抱え、傷つき、我慢に我慢を重ねた末、登校できなくなっているのです。腹痛や頭痛、顔から表情がなくなるなどの症状が出ることもあります。それは心の傷の深さを表しています。 子どもには休息の権利があります。今年一月、厚生労働省が介護休業の判断基準をひきこもり、不登校の状態にある家族も適用できるように見直しをしました。介護休業の周知を行うこと、お答えください。 これで第一回の質問を終わります。 〔区長滝口学君登壇〕
◆四番(斉藤邦子君) フリースクールに通っている、せめて給食代が無償になっているわけですから、昼食代も、義務教育で学校に行けないということでフリースクールに行っているわけですから、その辺はぜひ検討ぐらいしていただきたいと申し上げて、質問を終わります。
十八番明戸真弓美議員。 〔明戸真弓美君登壇〕
まず初めに、年を重ねても元気に暮らすための質問を二点させていただきます。 年齢に関係なく自分の持つ能力や経験を生かす、生涯現役を保つには、心身共にできるだけ健康でいる必要があります。それがひいては健康寿命を延ばすことにもつながるのだと思います。 近年、フレイルという言葉が広まっています。フレイルは虚弱を意味しており、この状態を放置することにより将来的な介護リスクが高まると言われています。フレイル状態の人は十年後に要介護になる確率が二・七倍という調査結果もあるそうです。 高齢化が進む中で、健康で楽しく長く生活するためには、年齢とともに衰えてくる足腰の筋肉などを維持し、移動などの機能を保つことはとても大切だと考えます。 区では、フレイルの予防に効果的なころばん体操を実施しており、私も自主会場のころばん体操に二週間に一回参加しています。ころばん体操のDVDを見ながら体操を行っていますが、参加者の中にはとても元気な方がおり、八十代の参加者から、ころばん体操では少し物足りないという声があり、五十代の私自身も単調と感じることがあります。せらばん体操で使うセラバンドには黄色、赤、緑の三色があり、赤がノーマル、黄色が負荷が弱く、緑が負荷が強いので、元気な参加者には緑色を勧めるようにする方策も必要かもしれません。 フレイルをチェックして、フレイル状態になったら次にどう行動するのかという共通認識は、荒川区民の皆様と共有されているとは言い難いのではないでしょうか。 高知県仁淀川町ではフレイルサポーターという民間ボランティア団体があり、チェック後フレイル状態の住民は必ず週二回三時間を三か月間、ストレッチをしたり下肢の筋力強化につながる器具を使う等、作業療法士と協力しながら独自プログラムを使って実践することを一緒に行っているそうです。 今年の五月十三日に放送された「あしたが変わるトリセツショー」で取材されていたフレイル状態の九十二歳のおじいさんが、最寄りのスーパーへ歩いて行って買物をする目標を持ち、三か月後には自力で早く歩けるようになっていました。 最後まで自分の足で自由に歩けることは大切なことだと思いますし、フレイルから回復した人が他の人のためにサポーターになって励ましてくれるというのは、とても心強いことだと思います。 ちなみに、フレイルサポーターは四年前、既に全国七十三自治体が取り組んでいるようです。 また、ころばん体操は開発されて二十三年目、最新のあらみん体操は九年前に開発されていますが、同番組で紹介していた最新のフレイル対策エクササイズと荒川区の三種類の体操を比較してみると、パパパパパパ、タタタタタタ八秒とか、今日の日付から三ずつ足した数字を言いながらステップを踏むとか、口腔機能強化や脳トレの要素が入った体操もあり、次の新たな体操開発の狙いどころかなと思います。 また、歩くことに特化すれば、足の握力強化として、足でグーパーやビー玉移動、少しきつめの空気椅子筋トレ三十二秒掛ける二セットをころばん・せらばんで椅子から立ったり座ったりする代わりに行うのも次に取り入れる要素かなと思います。 ころばん体操は参加者同士の交流もできるとてもよい取組であるので、こうした元気な方々も含めて、さらに多くの方が体験し、満足できる体操にしてほしいと考えています。 ころばん体操のさらなる充実のために、今後どのように取り組んでいくのか、区の考えをお伺いします。 また、ころばん体操の会場のほかに、自主会場が多くできているようですけれども、ころばん体操に関する情報や各種講座などの新しい情報がなかなか行き届いていないと感じることがあります。 私は区議会議員になって十六年が過ぎましたが、最初の頃に出会った区民の皆さんも、最近はめっきり歩行速度も遅くなってしまっているけれど、そういった方々でころばん体操に誘われて参加しているという例は、私の体感だと二割ぐらいです。 荒川区の高齢者人口は約五万人弱、このうち体操ができそうな要支援一から要介護一までに認定されている人数は一割の五千人弱、令和四年度。一方、ころばん体操の実施は区内十九か所、週に二十五回の実施、実参加者数が千二百人、令和六年度見込みです。 介護認定を受けていない予備軍も入れると、将来的には会場も回数も増やすことが必要だと考えられますし、大いに積極的に対象者に情報発信してもらいたいと考えています。 今は小規模な自主会場を増やす戦略を取っているところだと思いますが、楽しく継続していくために各会場に加え、自主会場の主催者にも質を上げるための情報発信をしていくことで活性化を図ることができると考えますが、区の見解を伺います。 次に、住民主体の介護予防活動のコンテンツ提供と研修をすることについてお伺いします。 住民主体の介護予防活動は、生活支援体制整備事業の一部で平成三十年度に地域包括支援センターに委託されてから七年のうちに三十か所でき、実施されています。体操だけでなく、エクササイズ、脳トレや歌、会食や手芸、菜園を行っているところもあります。毎回何をしようかなと考える主催者も多いのではないかと思われますが、最近はレクリエーション介護士という資格もあるくらい分野としては確立してきているようです。 介護コンテンツを無料で提供しているサイトもあり、板橋区の老人福祉センターのホームページでは、例えば両手じゃんけんの動画を提供したりしています。 荒川区が今年二月に包括連携協定を結んだ明治安田グループでも介護総合情報サイト「MY介護の広場」を運営しており、私も時々参考にさせていただいております。 ちなみに、このサイトでは、自治体や企業、小中学生が対象のページもあり、介護でもこれから様々な広がりが出てくるのではないかと思いますので、明治安田グループとも協力しながら、コンテンツ提供と安全管理等の研修ができるとよいと思います。 また、ボトムアップの発想もあってもよいかと思います。お年寄りそれぞれが豊かな経験をお持ちの方も多くて、あやとりをしていると、手が覚えているらしく、そのうち熊手や伸び縮みをするゴムの作り方を思い出して教えてもらったり、樺太生まれの人がいて引揚げの話を聞いたり、日露戦争のまりつき歌、「一列談判破裂して」を覚えている方がいて歌ってもらったりしました。折り紙の名人や塗り絵の名人もいらっしゃるようですので、今なら簡単にスマホで撮影したりして、荒川区発のコンテンツもできるような気もします。いかがでしょうか。 次に、子どもたちの幸せな子ども時代のために二点質問させていただきます。 陰山英男さんの「だから、子ども時代に一番学習しなければいけないのは、幸福です」という本があります。陰山さんといえば、百マス計算で有名な方ですが、著書の中で、貧しかろうが成績が良くなかろうが幸せな子は自然に伸びていきます、気持ちが安定しているから、安心感が困難に強い人間を育てるとも。また、日本の子どもの自己肯定感の低さはお母さんたちの自己肯定感に影響しているとも書いていました。 ある区民の方が、しかめ面をして子育てが大変だというばかりでなく、子育ては楽しいともっと政治家が言うべきだとおっしゃっていたことも申し添えたいと思います。 また、絵本作家の石井桃子さんの言葉にこんな言葉があります。子どもたちよ、子ども時代をしっかりと楽しんでください、大人になってから、老人になってからあなたを支えてくれるのは子ども時代のあなたです、自分が遊んだ懐かしい地域、懐かしい自然、懐かしい地元の祭り、大人になった時、そういう記憶があるから地元に帰ってきたいのだと思うのだと思います。 地域活性化の一つの鍵が子ども時代の原風景だということだと思います。子ども時代の遊びは五感をいっぱい使って遊びます。泥の感覚、生温かさ、雨の匂い、シロツメクサの匂い、花の蜜の甘さ、鳥の声、風の音、木の葉の揺れる音、川の音、オタマジャクシのぬるぬる、セミの羽化、夕焼けや一番星。東京の中心部からは外れているものの、それほど自然の多くない荒川区で、子どもたちのためにどんな原風景を準備してあげられるのか、心配なところもあります。遠くの田舎でこんな体験をするのもよいですが、全ての子がアクセスできる身近な荒川区内の自然体験ができる場所をできるだけつくってほしいと思います。 令和三年の決算に関する特別委員会で質問させていただいた子ども自身が運営するパークの中で泥んこ遊びのできる場所をつくってほしいと要望していましたが、旧小台橋小学校跡のあらかわ遊園D地区にできる公園の中で実現してくださるそうで、感謝いたします。 ただし、大人がつくり過ぎないようにと思います。ウオータースライダーも失敗しながら自分たちでつくるから面白いのだと思います。 また、今も大丈夫でしょうか。以前、尾久の原公園では、子どもたちは糸とスルメを持ってザリガニ釣りをしたり、隅田川に設けられたビオトープで小さい魚や虫を探している親子がいたりしました。今度新しくできる隅田川沿いの公園の川側にもフェンスで囲わない、人が近づくことのできるビオトープをつくってほしいと思います。 子どもたちの足を考えれば、できれば隅田川沿いの全ての公園に欲しいところですが、これからスーパー堤防の工事に入る町屋公園の川沿いにまずは昆虫などが観察できるビオトープの整備を要望いたします。隅田川護岸は東京都建設局河川部の整備になりますので、東京都に強く要望していただけないかお伺いいたします。いかがでしょうか。 次に、瑞光橋公園へボート・カヌーが出せる階段護岸の整備についてお聞きします。 令和六年二月会議の一般質問でも取上げさせていただきましたが、区長が代わりましたので、再度質問させていただきます。 令和五年六月、東京都は未来の東京に向けた水辺整備の在り方の検討会の答申を公表しました。今後十年の展開として、水辺のゆとりと潤いを生かした東京の顔づくりの取組で隅田川の上流域の展開が盛り込まれました。水辺の拠点として、千住・白鬚地区、尾久・小台地区が具体的に計画に明記されています。 荒川区には、あらかわ遊園、宮前公園、尾久の原公園、町屋公園、荒川自然公園、天王公園、汐入公園、瑞光橋公園と八つの大きな公園が川沿いに並んでおり、大きな魅力となっています。 区内団体で「川はともだち」という団体がありますが、この魅力を「荒川リバーネックレス構想」と提唱しています。瑞光橋公園には、昔の運河の入り口のあったところが今は入り江になっており、整備できればカヌーや手こぎボートで漕ぎ出しても安全な水辺としては、荒川区内では唯一無二の場所です。区内ではここ以外ないと断言できます。テラスの石積みのエリアの柵の一部を開閉式にして、鍵で管理し、石積みの一部を広島や佐原にあるような階段護岸のように整備すれば、ふだんは安全に、水辺を利用する際は便利に活用できるような場所になるのではないかと思います。 ヘドロなどが堆積しているという入り江の水質改善には、例えば近くの東京都下水道局白鬚西ポンプ所から放出する雨水を回せないか等、方法を検討してほしいと思いますし、地域住民がボートに乗りながらごみ拾いもできるとの意欲も聞いております。ここが大人と一緒に子どもたちの水辺体験場所として活用できるのではないかと考えます。ぜひ整備をお願いいたします。 以上、質問を終わります。理事者の皆様の真摯な御答弁をお願い申し上げます。 〔区長滝口学君登壇〕
おおむね前向きな御答弁をありがとうございました。 幸せな子ども時代から、年を取っても元気で暮らせる荒川区を、これからも区のほうも目指してほしいと思っておりますし、私自身も行政の部分だけではないと思いますので、区民の皆様とつくり上げていければなというふうに思います。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。以上です。
三十一番松田智子議員。 〔松田智子君登壇〕
私はこれまで議会において、SDGsに関連する様々な提案、要望をしてまいりました。滝口区長におかれましても、都議会議員時代よりSDGsや環境対策にも積極的に取り組まれてきたと認識しております。一方で、SDGsに取り組んでも意味がないと感じている方も一部にいらっしゃるかもしれません。しかし、それは未来の世代に持続可能な地球環境を残すという責任を果たす姿勢とは言えないと私は考えております。 本日の私の質問の内容は、子育て対策、環境対策、防災対策の三点ですが、全てにSDGsの要素が散りばめられています。ぜひその視点を念頭に置いていただき、御答弁していただければとお願いを申し上げます。 それでは、質問に入ります。 初めに、さらなる子育て支援策について伺います。 私ども公明党は、結党以来、福祉の党・公明党として子育て対策に取り組んでまいりました。公明党の前身である公明政治連盟として活動していた一九六三年、公明の都議会議員は、調査なくして発言なしとの結党以来の精神の下、東京都の母子寮を総点検、六畳の部屋に母子家庭が三世帯、八畳の部屋には五世帯の母子がひと間をカーテンで区切り、体を縮めるようにして生活をしていたそうです。これはもはや母子寮ではなく、収容施設ではないか、それも一か所だけでなく、東京の全部の母子寮がそうだったということです。この問題を契機に、それまでないがしろにされてきた福祉・子育て対策を都民の手に引き戻してきたという歴史があります。 また、今は亡き公明党の柏原ヤス参議院議員は、小学校の教員時代の経験で、生活保護を受けていた家庭の一人の少女が教科書を国から特別に支給されており、そのことを知った友達から、「おうちが貧乏だから買えないんだって」などと言われ、少女は悔しくて悔しくて、自宅にあった貯金箱の小銭を差し出し、「これ、教科書代です。足りない分は後で払います。教科書を売ってください」と必死に訴えるその少女の姿が目に焼きついたそうです。 この経験を基に、柏原議員は、一九六三年一月に参院本会議において教科書無償化を初めて取り上げ、それまで消極的だった政府に完全実施を決断させる決定打の国会質問をしました。柏原議員は、何をさておいても中学三年までの教科書代を無償にするべきと詰め寄り、一九六九年度に全小中学校の児童・生徒を対象に教科書無償配付が完全実施されるに至りました。このことは、一人を大切にする政治が公明党の原点となりました。 さて、昨今の物価高騰により子育てにかかる費用は家計にとって大きな負担となっています。中でも中学校入学時に購入する制服代は、学校によって異なりますが、五万円台から九万円台くらいまでと高額です。中学校の三年間使用するので、体の成長に伴い買替えも必要となることがあります。 そこで、一点目として、制服のリユースの促進策について伺います。 リユースとは、持続可能な開発目標十七のSDGsのうちの一番、貧困をなくそう、三番、すべての人に健康と福祉を、十二番、つくる責任、つかう責任に関わる重要な取組です。大変高額な制服ですが、卒業したら日常で着るということはデザイン的に難しく、きょうだいで性別が同じでサイズも合えば着回しすることができますが、それはまれです。また、友人の子どもが同じ学校に入学することで個人的にリユースしている方もいると聞いておりますが、これもごく一部です。ほとんどの御家庭では、卒業の思い出としてタンスに大切にしまっているか廃棄処分になっていると思います。 一方で、制服のリユース事業で企業が参入していたり、PTAが積極的にボランティアで制服の貸し借り、交換などを行っている学校も何校かあると聞いています。また、最近では制服のサブスク制度を取り入れている御家庭や学校も見受けられます。 サブスクとは、制服の再利用のことですが、民間事業所を通じ、新規購入時に三年契約をして、制服を正規の値段よりも一割ほど減額で買い取り、その後、三年間の間に背丈など体型が変わった場合や何らかの原因で制服が破損してしまったときなど、別の制服と交換してくれる制度です。 これら幾つかある制服のリユース、再利用の選択肢を保護者やPTA、学校などと意見交換しながら促進していっていただくことは、私たち公明党が取り組んできた教育費負担軽減だけでなく、SDGsの達成にもつながります。制服のリユース促進策について、区の御見解をお伺いいたします。 次に、二点目として、奨学金返済支援策について伺います。 現在、区では貸付型の奨学金を利用して保育士資格を取得し、区内の私立保育施設等で常勤の保育士として働き、自ら奨学金を返済している者に対し、年二十万円を上限に補助金の支給をしています。また、企業の中には、入社した人を対象に奨学金の代理返済を行っているところがあります。 二〇二四年七月の調べによりますと、この奨学金代理返済を行っているメーカー、銀行、商社などは全国で三十三社、ほんの一握りの企業の支援に限ります。荒川区内の事業所でこの制度を活用しているところは現時点ではありません。 一方、意欲ある学生が経済的理由で大学、専門学校への進学を諦めないよう、二〇二〇年四月から高等教育の就学支援新制度が始まりました。これは授業料の減免や給付型奨学金を提供するもので、この制度はこれからの進学を希望する子どもたちへの支援制度です。 私は、区民の方から、大学と大学院のときに受けていた奨学金の返済が大変で悩んでいるとの御相談を受けました。その方は三十代の男性の方ですが、縁あって結婚したのですが、一千万円近い奨学金の返済という借金があるため、子どもはしばらく諦めようと話しているということでした。 今まさに学生時代、親に迷惑をかけないようにと奨学金を受けながら一生懸命勉強し、晴れて卒業した後、社会に進出したけれど、奨学金返済という借金を背負いながら生活をしている人がいます。その大多数の人は三十代、四十代の働き盛りの区民、国民の皆さんです。 奨学金返済で困っている区民を助けるために、その視点を持った上で考えていただき、特に東京都や国へ対し奨学金の返済支援について強く強く要望していただきたいと思います。区の御見解をお伺いいたします。 次に、大きな二項目めとして、環境対策について伺います。 地球温暖化から地球沸騰化時代に入ったと、二〇二三年、当時の国連の事務総長が宣言しました。具体的には、記録的な高温や異常気象が頻発することが予想されています。ここでは、地球沸騰化時代における対策を二点質問いたします。 一点目として、学校の教室の窓ガラスに断熱フィルムの設置をすることについて伺います。 日中、学校で勉強に頑張っている子どもたちの教室は、日差しの向きにもよりますが、直射日光が直接当たる教室の温度は上昇し、時にはエアコンの効きが悪くなり、熱中症の危険が想定されます。安全な学校で健康を害してしまうことは絶対にあってはならないことです。 そこで、窓に断熱フィルムを貼ることで、暑さを軽減することだけでなく、地震や災害による窓ガラスの飛散を防止する効果もあると言われています。 六月の今も既に気温三十度を超える日が続いております。断熱フィルムの早期導入について、一日も早く決断していただくよう要望いたします。区の御見解を伺います。 二点目として、ゲリラ豪雨等による冠水対策として、道路清掃の定期化について伺います。 記録的な降水量が降ってくるゲリラ豪雨、集中的な豪雨となるため、ふだんはたまることのない一部の道路で浸水が起こる内水氾濫となります。区民の方からの御相談ですが、学校の校庭で砂や砂利を使用しているグラウンドでは、ゲリラ豪雨などが発生した際、雨水ますでははけ切れず、砂ごと雨水が流れてきて近隣の道路に排出され、さらにその砂や砂利、落ち葉などが雨水ますをふさぎ、水たまりが発生するという仕組みで大変困っているとのことでした。 こうした状況が起こらないためにも、区として定期的な道路清掃、特に雨水ますに関する清掃を定期的に行っていただき、異常気象によるゲリラ豪雨などに万全な体制で臨んでいただくよう要望いたします。区の御見解をお伺いいたします。 最後に、非日常の体験ができる防災キャンプイベントの開催について伺います。 以前から、テントを活用した防災訓練をしてみるべきと提案してまいりました。そこで、昨年、文京区で学校を拠点とした防災キャンプ二〇二四in昭和小学校というイベントを開催しておりました。ここで御紹介をいたします。 これは我が区でも行っている避難所開設・運営訓練と同様の訓練です。学校が避難所となっている地域の御家庭で訓練に参加。体育館にプライバシーを保つためにテントを置き、その中に段ボールでベッドを作って入れて寝床とします。また、簡易トイレや段ボールでスリッパを作ったり、備蓄用の食料を夕食としたり、夜には夜間の避難訓練をします。非日常を体験し、いざというときの知識を学びます。このイベントは大変好評で、参加希望者も多数となり、抽せんとなっているそうです。 また、決算に関する特別委員会でも私が要望いたしましたが、熊本地震や能登半島地震の際、テントを利用した避難所開設を実行した冒険家の野口健さんをお招きし、講演会を開催していただき、防災対策についての学びの場をつくっていただきたいと改めて要望させていただきます。区の御見解をお伺いいたします。 以上で私の質問を終わります。 〔区長滝口学君登壇〕
区長をはじめ、理事者の皆様の御答弁、本当にありがとうございます。 制服のリユースに関してなんですけれども、一部の学校では、PTAのボランティアなのでやっているということも聞いております。負担にならないように、持続できるような体制をつくっていただきたいなということでこういった質問もさせていただきました。 また、防災対策に関しましては、ある識者の方の考えですけれども、怖い体験をするよりも楽しかったという体験をしたほうが記憶に残るということをおっしゃっておりました。キャンプということにかかわらず、防災運動会などの提案もさせていただいておりますので、区民の皆様の防災意識向上のためにこれからも努力を重ねてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で終わらせていただきます。
七番山本剛議員。 〔山本剛君登壇〕
任期折り返しが過ぎました。国民、区民生活の向上の正念場だと思っております。 物価高騰や社会保険料で手取りが増えない中、国政においても対策が浮上しておりますけれども、複雑な給付は考えものです。事務の人手や経費の持出しが区から出てしまい、非効率ですし、振込手数料も上がっています。 昨年の定額減税システムをそのまま経費ゼロで継続し、減税し切れない方への給付部分は消費税減税に変えて、軽減税率五パーセントで併用すべきです。 給付のほうが減税よりも効率的だと総理の発言もありましたけれども、やっていない消費税減税と毎年やり続けている給付とを比較するのもフェアでないように思います。諸外国がこぞって非常時に生活必需品やガソリンの減税をしていることとの整合性もあると思います。経済を潤し、増収に回る乗数効果は給付より減税のほうが大きいという試算もございます。 一方、輸入品も含めてかかってくる消費税が実質的な関税障壁になっているとの指摘もございます。目下注力すべき厳しい国際情勢や関税交渉を担う大変さは察して余りありますけれども、同時に内政、国民生活の向上においても未来を見据えた議論を望みます。 本日は大きく三点お伺いします。 一つ目は、高齢者の外出支援としての病院送迎バス活用についてでございます。 令和あらかわ病院とリバーサイド病院、そして令和あらかわ病院と日本医科大学付属病院を結ぶ二つの送迎車両のルートがあります。二月の予算に関する特別委員会で質疑を聞く中で、私からもこの送迎バスに関し質疑させていただき、様々検討が継続されていくと認識いたしましたが、高齢者福祉の観点から、町屋六丁目など公共交通のバス停から歩くのが大変な方、御高齢者に開かれた病院送迎バスの運用についてしっかり進めていただきたいと思います。 令和あらかわ病院から町屋六丁目など川沿いの原河岸通りを経由しての町屋駅、そしてここから南千住のリバーサイド病院または日本医科大学付属病院、日暮里、西日暮里を経由していくというルートも考えられると思います。結果的にこういうルートを迂回していくことで、各病院での定期検診等の事業者の収益面への向上というのも期待できると思います。 先週末には南千住の汐入でお子様を通学させる保護者から、都バスの混雑で乗り切れず遅れてしまったというお声をいただきました。送迎バスによって御高齢者の移動支援が結果的にほかの世代へも間接的に資することがあるかもしれません。 区にとっても高齢者の外出や検診の促進による心身への健康予防、医療の推進による医療支出の抑制といった将来のプラス収支を見越せば、予算支出する余地はあります。混雑を緩和するための車両数であったり、日中の運転が可能な人手の確保といった課題もございますが、健康福祉が主眼の交通政策へ、区の現状認識と展望をお伺いします。 二つ目は、森林環境譲与税の融通を自治体間でするような効果的な使い道についてでございます。 森林環境税は住民税均等割に年間千円上乗せする形で区が徴収し、一度国に納付された後に人口や森林面積、林業従事者の割合に応じて、国が各自治体へ再配分する譲与税の形で使われます。荒川区は約二千五百万円ほどの森林環境譲与税が交付されます。譲与というのは譲り与えるという字を書きますけれども、区は納付額の二割程度しか譲り与えられません。しかも、都市部では予算を余らせてしまいがちで、住民の納得感は薄まります。 一方、森林の多い地方自治体では、財源確保のため、令和五年の四月現在、森林保全や整備を目的とした住民税への超過課税は東京都は該当しませんが、三十七道府県、二市町村で行われ、住民にとっては県と国による二重課税だと不満があります。 横浜市は市独自の横浜みどり税、県による水源環境保全税と合わせ、荒川区の三倍、約三千円が住民税に独自に上乗せされ、国、県、市の三重課税と言われます。横浜みどり税は、横浜市において緑地推進への固定資産税減免の財源としても使われているようですけれども、一般論としては、減税の財源を増税に求めるよりも、歳出の削減、不用予算の縮減で賄うべきです。 森林環境税はそもそも役割を終えた復興税と同額分が令和六年度から住民税に千円上乗せされる単なる穴埋め的なものであり、千円必要だという必然性がありません。取りあえず集め、後から使い道を考えるというのは、使途を限定した税金においてはいかがなものかと考えます。これは何なのかと区民が区に問合せしたとも聞きます。国が集めて配り直さず、地方財源で各自治体が必要分を条例化するべきです。 以上を踏まえ、荒川区には二つの注目すべき使い道がございます。 一つ目は、東京都をはじめとする都内の一部の自治体が森林環境譲与税を拠出し、多摩地域の森林資源を活用する試みです。都として林業を促進することで、都独自の環境関連の課税は不要ですので、都民全体に貢献しています。参加自治体が増え、全国に先駆けた試みとなればと思います。 もう一つは、福島市、村上市といった森林を多く保有する自治体と協定を結び、現地の緑地候補地に荒川区民が植樹する試みです。 五月に建設環境委員会で新潟県村上市にある国有林の植樹事業を視察し、育成状況や今年度の植樹予定地を見学しました。植樹に適した用地を確保する難しさもお伺いし、来年度以降の植樹がどうなるかというところも気になるところでございます。 村上市では、森林の育成に加え、近隣を流れる三面川にてサケの人工孵化の事業に成功しており、植樹後の落ち葉による栄養がサケの養分になるという連鎖により、緑化にとどまらない効果が確認され、荒川区の森林環境譲与税が村上市の財源としても作用しています。サケの事業体験メニューも区の植樹ツアーに組み入れられています。 自治体間で森林環境譲与税を財源としても融通、リサイクルする形で、生態系へ副次的に活用すれば、国が計算して采配するより現実的で無駄がありません。 都道府県の増税回避にもつながるこのような有効な使い道が全国に広がれば、国税としての森林環境税は下げられます。本事業を継続・拡張する上で、区の受け止めと事業継続への展望を伺います。 三つ目は、町屋駅周辺の都道、補助九〇号線整備と下水道幹線町屋幹線整備による生活環境への影響についてです。 まず補助九〇号線については、令和五年度の一般質問でも取り上げ、京成線のガードと交差させるために道路面やガードの高さを変える必要があることを確認しました。 現場を見ますと、高さの問題以外にも、補助九〇号線を丸々ふさぐ角度で京成高架の橋脚があるため、歩道や車道の幅をどう確保するのかというのも課題と考えます。また、補助九〇号線や藍染川の道路面を下げる切下げについては、既に沿道にある建物の人と車の出入りの関係から制約があります。 東京都は京成高架橋を除く形で補助九〇号線の整備を進めていますけれども、鉄道部との交差の課題を解決することは非常に難しいものと考えます。 このような物理的な課題のほかにも事業実施に納得されていない方がいらっしゃるという課題もあります。道路整備により人の往来が増えますので、これに伴った治安の悪化や交通量の増加による安全性の低下など、地域の生活環境への影響を危惧されていらっしゃいます。 フェンスで囲まれた空き地が目立ち、用地買収は順調に進んでいるようにも見えますが、事業に納得されていない方がいる以上、買収が完全に終わるまでにはもう少し時間がかかるのではないでしょうか。 このように京成高架橋がネックとなっていることや、地域の完全な合意形成が得られていない状況にもかかわらず、高架橋から東側の道路整備を急ぐ必要があるのかと思っております。このような状況の中で道路を整備することについて、区はどのように考えているのか、お伺いします。 また、東京都に対しては、進行中の用地買収において、残りの権利者の対応は決して雑に扱わずに、より丁寧に対応するように要請してほしいと考えますけれども、いかがでしょうか。 次に、下水道幹線の町屋幹線整備計画及び浸水対策についてお伺いします。 西日暮里幹線の完成と東尾久浄化センターのポンプ施設室が稼働したことにより、三河島水再生センターに流入する雨水が東尾久浄化センターに分配され、大雨によるリスクが低下しました。将来、東尾久浄化センター内の水処理施設が完成した暁には、現在区内で行われている面的な下水道の再構築と併せ、町屋・尾久地区の浸水対策もさらに進むと考えます。 三河島と東尾久の二施設の機能連携の強化が必要でございますが、現在は尾久幹線が西尾久から隅田川沿いの原河岸通りの地下を経て、五中前通りにある町屋ポンプ所に接続し、この役割を果たしております。それに加えて、東尾久ポンプ室から南側の旭電化通りの地下を経由して、町屋ポンプ所に到達する町屋幹線を新たに整備する計画が下水道局にあるようです。町屋幹線の完成により、さらに浸水対策が強化されるものと思われますが、この幹線の機能や期待される効果、工期など下水道局から得ている状況についてお示しください。 また、浸水リスクが減ったとはいえ、昨年もゲリラ豪雨が発生した際、一部で道路冠水が発生しました。下水道の強化とは別に、区としての浸水対策を一層強化すべきと考えますけれども、見解をお伺いします。 以上で一回目の質問を終わります。 〔区長滝口学君登壇〕
積極的な答弁をありがとうございます。交通の足に関しては、様々な世代の要望の声をいただいておりますので、今後もしっかり区と事業者を交えて進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
三十番菊地秀信議員。 恐縮ですが、ここでしばし副議長と代わらせていただきます。 〔菊地秀信君登壇〕 〔議長退席、副議長着席〕
全ては有権者が決めることでありますので、この場では私がそれぞれの候補者の政策や戦略について述べることはいたしませんが、命をかける思いで選挙に臨まれた全ての候補者に敬意を表するものでございます。 今回の一般質問も、私が令和五年の区議会議員選挙において、誰もが安心して暮らせる荒川区の実現を目指し、区民の皆様とお約束した五つの公約に基づいて、各施策の現在の進捗状況を確認するとともに、今後どのように取組を進めていくのかについて区の見解を伺います。 質問の第一は、にぎわいあるあらかわ遊園とスポーツハウスのリニューアルについてです。 あらかわ遊園は令和四年四月にリニューアルオープンし、同年十月からは夜間営業も開始されました。区内外から多くの来園者が訪れ、にぎわいを見せていると承知しておりますが、その一方で、過去には赤字経営が問題となった歴史もあります。現在の経営状況はどのようになっているのか、来園者数や収支の動向も含めてお示しいただきたいと思います。 また、収支のバランスを保ちながら、魅力ある施設として持続可能な運営を続けていくためには、利用料の設定や運営体制が適正なものであるかを常に注視していくことも重要です。特に区民利用者に対するサービスの向上やリピーターを増やす工夫など、今後の運営戦略について区の見解を伺います。 併せて、令和九年度のリニューアルオープンを目指しているあらかわ遊園スポーツハウスについて、現在の整備計画の進捗状況、また、子ども向け屋内遊び場の導入やパラスポーツの施設整備、施設全体のバリアフリー化を含む設計方針の具体的な内容について区の見解を伺います。 質問の第二は、令和あらかわ病院を軸とした医療・介護サービスの提供についてです。 令和あらかわ病院は令和五年四月に開院し、総合診療や災害医療の拠点としての役割を担うほか、二十四時間、三百六十五日の救急対応も行っているとのことです。まずこの一年間の患者受入実績や診療体制の充実状況について伺います。 また、高齢化の進展に伴い、地域の医療・介護資源の連携強化が不可欠となっています。病院と区内の医療機関、介護事業所との連携の現状と、地域包括ケア体制のさらなる強化に向けた今後の方針について、区の見解を伺います。 さらに、日本医科大学付属病院との連携による医師の派遣や専門性の高い医療提供体制についてどのような成果が見られるのか、また、今後の協力体制強化に向けた取組をお聞かせください。 コロナ禍を経験し、感染症に対する不安は今もなお区民の中に根強くあります。感染症を患った区民を優先的に受け入れた経緯もあり、荒川区民のための施設として活用するための整備状況や今後の取組についても伺います。 質問の第三は、児童虐待防止対策としての児童養護施設を活用した対応の充実についてです。 荒川八丁目に開設された児童養護施設クリスマス・フォレストでは、子どもショートステイやフォスタリングといった取組が行われており、家庭で過ごすことが難しい子どもたちにとって重要な支援拠点となっています。 施設開設から二年が経過した現時点での運営状況、入所児童の人数や職員体制、支援内容の実施状況について伺います。 また、荒川区は二十三区の中でも先行的に児童相談所を設置し、児童虐待防止や一時保護対応を進めてきた自治体です。児童相談所とクリスマス・フォレストとの連携体制、そして区としてどのような役割分担をしているのか、具体的にお示しください。 加えて、今後さらに増加が懸念される児童虐待や家庭環境の困難に対応するためには、早期発見と早期介入が何より重要です。区として学校や保育園、地域住民とどのように連携して見守り体制を構築し、区民一人一人が児童虐待に気づき、通報や相談につなげられるような啓発活動をより重点的に行っていくべきであると考えますが、今後の強化施策についても伺います。 質問の第四は、広域避難場所としての宮前公園第三期(都電~令和あらかわ病院)の整備についてです。 宮前公園の第一期、第二期においては、芝生広場や尾久図書館の整備が完了し、多くの区民に親しまれていると伺っております。現在整備が進められている第三期について進捗状況、インクルーシブ広場や水遊び広場など施設内容の詳細と整備スケジュールについて確認をさせてください。 また、この第三期の整備については、かつて広域避難場所であった尾久操車場が東京都の指定から外れたことに伴い、宮前公園を新たな避難拠点として位置づける構想が示されております。 そこで、災害時に活用する飲料水の確保や浄化設備、防災倉庫や大型発電機の整備について、それぞれの導入予定時期と仕様の概要について伺います。 災害拠点病院として指定された隣接する令和あらかわ病院と一体となった災害活動拠点の在り方、例えば医療提供体制や避難者支援など、どのような役割想定をしているのかについても区の考えを伺います。 質問の第五は、教員の多忙化解消に資する学校運営のデジタル化についてです。 私は五年前、自身の子どもが風邪を引いて学校を休む際に、友達に連絡帳を預けるという昭和のような体験を経験し、学校運営のデジタル化の必要性を痛感いたしました。議会でも教員の多忙化解消にも資する取組として要望を重ね、現在では欠席連絡や学校からの連絡をスマートフォンで行えるスクリレが導入されています。 このアプリの導入状況、現在何校で使用されているのか、また、保護者、教職員双方からの評価や意見について伺います。 また、教員の多忙化解消については、欠席連絡以外にも保護者面談の予定や配付資料の共有、児童・生徒の出席管理など、さらなる業務のICT化が求められます。スクリレを含むICTツールの今後の活用拡大計画について、区教育委員会の見解を聞かせてください。 加えて、ICTを活用する際には、全ての保護者がスマートフォンやアプリに対応できるとは限らない現実もあります。情報格差を生まないための工夫、例えば紙媒体との併用、操作説明会の実施、外国人保護者への対応など、多様な家庭環境への配慮についても伺います。 以上、五項目にわたって質問をさせていただきました。 私たち公明党は、選挙で掲げた公約を実現する政治に全力で取り組んでおります。今後も区民の皆さんの声を受け止め、誠実に区政へと反映させていくことをお誓い申し上げ、一般質問を終わります。 〔区長滝口学君登壇〕
まだ志半ばの部分がありますので、この件につきましては、残りの二年間、しっかりと連携をさせていただきながら、実現に向けて推進をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いします。
以上で一般質問を終わります。 日程第二、委員長報告についてを議題といたします。 ─────────────── ○ ───────────────
各委員長からの報告については、お手元に配付の令和七年度荒川区議会定例会・六月会議委員会活動報告書のとおりです。 日程第三、議員提出議案第一号、東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦についてを議題といたします。 ─────────────── ○ ───────────────
〔斎藤泰紀君退席〕 朗読を省略いたします。 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
本案に対し、質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
本案は原案どおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議員提出議案第一号は原案どおり決定いたしました。 斎藤泰紀議長の入場をお願いいたします。 〔副議長退席、議長着席〕
─────────────── ○ ───────────────
なお、議案第六号、第七号及び第十号の計三件の議案については、地方公務員法第五条第二項の規定により、あらかじめ人事委員会の意見を聴取しておきました。 人事委員会の意見については、お手元に配付の地方公務員法第五条第二項の規定に基づく特別区人事委員会の意見聴取についてのとおりであります。 本案に対し、理事者の説明を求めます。 〔総務企画部長小堀明美君登壇〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議案第六号、第七号及び第十二号から第十四号の計五件については総務企画委員会に、議案第五号及び第八号から第十号の計四件については文教・子育て支援委員会に、議案第四号及び第十一号の計二件については福祉・区民生活委員会にそれぞれ会議規則第三十八条第一項の規定により審査を付託いたします。 日程第十四、議案第十二号、令和七年度荒川区一般会計補正予算(第二回)、日程第十五、議案第二十号、令和七年度荒川区一般会計補正予算(第三回)、以上二件を一括議題といたします。 ─────────────── ○ ───────────────
本案に対し、理事者の説明を求めます。 〔副区長小林直彦君登壇〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議案第十二号及び第二十号については、会議規則第三十八条第一項の規定によって総務企画委員会に審査を付託いたします。 十二時を大分過ぎておりますが、議員の皆様方、理事者の皆様にも大変恐縮でありますが、もうしばらくお時間を頂戴できればと思います。よろしくお願いいたします。 日程第十六、議案第十五号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ─────────────── ○ ───────────────
本案に対し、理事者の説明を求めます。 〔総務企画部長小堀明美君登壇〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(斎藤泰紀君) 三十一番松田智子議員。
本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。
本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
本案については適当との意見を付すことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議案第十五号は適当との意見を付すことに決定いたしました。 日程第十七、議案第十六号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ─────────────── ○ ───────────────
本案に対し、理事者の説明を求めます。 〔総務企画部長小堀明美君登壇〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(斎藤泰紀君) 十五番夏目亜季議員。
本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。
本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
本案については適当との意見を付すことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議案第十六号は適当との意見を付すことに決定いたしました。 日程第十八、議案第十七号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ─────────────── ○ ───────────────
本案に対し、理事者の説明を求めます。 〔総務企画部長小堀明美君登壇〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(斎藤泰紀君) 二十八番増田峰子議員。
本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。
本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
本案については適当との意見を付すことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議案第十七号は適当との意見を付すことに決定いたしました。 日程第十九、議案第十八号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ─────────────── ○ ───────────────
本案に対し、理事者の説明を求めます。 〔総務企画部長小堀明美君登壇〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(斎藤泰紀君) 十三番西川浩平議員。
本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。
本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
本案については適当との意見を付すことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議案第十八号は適当との意見を付すことに決定いたしました。 日程第二十、議案第十九号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ─────────────── ○ ───────────────
本案に対し、理事者の説明を求めます。 〔総務企画部長小堀明美君登壇〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(斎藤泰紀君) 三十番菊地秀信議員。
本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。
本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
本案については適当との意見を付すことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議案第十九号は適当との意見を付すことに決定いたしました。 次に、日程第二十一、同意第一号、荒川区監査委員の選任同意についてを議題といたします。 ─────────────── ○ ───────────────
〔北城貞治君退場〕
本案に対し、理事者の説明を求めます。 〔区長滝口学君登壇〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(斎藤泰紀君) 十二番若林由季議員。
本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。
本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
本案は原案どおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
本案は同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
〔北城貞治君入場〕
─────────────── ○ ───────────────
以上をもちまして本日の日程は全部終了いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
なお、明日六月二十六日から七月八日まで委員会審査のため休会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
次回の本会議は、七月九日午前十時から再開いたします。 本日はこれをもって散会させていただきます。本当に今日は長時間お疲れさまでございまして、ありがとうございました。 午後零時三十七分散会