// 発言者(13名)
// 発言(84件)

ただいまから文教常任委員会を開会いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それでは、1報告事項の聴取に入ります。 まず、(1)令和五年度補正予算(当委員会所管分)について、理事者の説明をお願いいたします。
それでは、令和五年度補正予算の当委員会所管分につきまして御説明させていただきます。 本補正予算でございますが、現在、開催中でございます第二回区議会定例会に御提案いたしまして、現在、同時に行われております企画総務常任委員会において審議をお願いしている案件でございますが、その中で教育委員会の所管事項に関わるものについて御説明するものでございます。 本日、資料の令和五年度補正予算(案)概要を御用意しています。御覧いただきたいと思います。まず、一般会計補正予算(第二次)でございます。資料右上のページ番号で、七ページを御覧ください。一般会計部別一覧の表となりますが、表の一番下、合計欄の上に教育委員会事務局の補正額が百万円単位で記載がございます。補正額はゼロ円となってございますが、特定財源が四億九千四百万円の減額、一般財源が同額の増額となります。これは財源更正によるものでございます。 続きまして、当委員会所管分の個別事業の補正内容につきましては、資料右上のページ番号で一〇ページでございます。一〇ページ、表の一番下になります(14)として、記載のとおりでございます。 簡単ですが、御説明は以上でございます。

ただいまの説明に対して御質疑はありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(2)世田谷区立郷土資料館の再開館について、理事者の説明をお願いいたします。
世田谷区立郷土資料館の再開館につきまして御報告いたします。 資料一ページ、1主旨を御参照ください。郷土資料館は、令和四年度に設備更新のため、大規模改修工事を実施し、昨年度末に竣工しました。再開館に当たり、常設展示や記念展示などの実施につきまして御報告いたします。 2を御参照ください。再開館は、令和五年八月一日を予定しております。開館時間、休館日、入館料は、記載のとおり、一時休館前の令和三年度と変更はございません。郷土資料館では、常設の展示として、世田谷の原始時代から近現代までを御案内してまいりましたが、これまでの展示を刷新し、世田谷の歴史と文化への理解を深め、郷土愛を育むことができるような来館者に分かりやすい展示に改めます。また、直接手に取って学べる体験コーナーや民俗展示コーナーを新設いたします。 3を御参照ください。再開館を記念いたしまして、二つの展示を年末までの約五か月間の間、実施することとしております。まず一つ目としまして、重要文化財である野毛大塚古墳をテーマに、八月一日から十月二十二日まで約二百二十点の出土品を展示するとともに、関連する講演を館内で実施します。二つ目としまして、十月二十八日から十二月二十八日まで、「館蔵品でみる宗教美術の造形(かたち)」をテーマに、約五十点の絵画や仏像などを展示します。こちらは外部講師をお招きいたしまして、関連する講演を館内で実施します。 最後に、今後のスケジュールを御報告します。今後のスケジュールは4に記載のとおりです。 説明は以上です。

ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。

再開館というのは喜ばしいことで、これからいろいろなことを企画されるんだと思うんですけれども、例えば美術館とか文学館とかに比べて、正直、存在感が薄いというか、区民の方も足を運ばれたことがある方というのはどれぐらいいるのかなとかと思うし、あまり知られていないんじゃないかなと思うんですよね。 この郷土資料館の成果目標というか、例えば来館者はこれぐらいを目標にしているとか、どういうところでこの郷土資料館の成果というのは図っていらっしゃるんですか。
成果目標につきましては、コロナ前の令和元年度の来館者数は年間三万七千人程度でしたので、それを目標に、今年八月一日以降につきましても、月三千五百人程度の来館者が来られるように周知をしてまいりたいと思っております。

冒頭申し上げましたように、美術館とか文学館に比べると広報もちょっと弱いような気もしますし、あまり知られていないような気もしますので、せっかくリニューアルして、多分、ここに書いてあるように、来館者にとってよりよくなった、資料館になったんだと思いますので、ぜひ力を入れてやっていただきたいと思います。

やっぱり今あまり知られていないというところがあると思うんですけれども、これは開館が八月一日になっていますが、その半月前にサギ草祭りがあるんですよね。だから、そこの二日間だけでも例えば先行して見に行けるとか、やっぱり人が集まる時間帯というか、時期のイベントが近くにありますので、そういったことも検討を、地域振興課と話をしたりとかということはできないんですか。
サギ草祭りと同日の開催につきましても、準備の状況が整うかというところもありますので、今後、調整していきたいというふうに考えています。

ぜひそこはお願いしたいと思います。せっかくその期間、二日間だけでも先行して中を見られたりとかということで、人が集まる時間帯が多分あると思いますから、ぜひ積極的にやってください。要望です。

大規模改修工事が竣工したということなんですけれども、もともとこの郷土資料館を建てるときというのは、池を埋めた跡にあって、地下水位がもともと高いので、地下水位が上がってくると水没しないように、収蔵庫が地下にあるものですから、その水をくみ上げるためのポンプがもともと常設をされていたと。 私も見学に行かせていただいて、その地下のポンプとかも見せていただいて、議会で議論をしたんですけれども、停電時にポンプが動かないと郷土資料館の地下の収蔵庫にあるものが水没してしまう危険性があるということで、非常用の発電設備とか議論をしたんですけれども、改修工事の中にはそれが入ってくるということで、以前、御報告は受けていて、一定の安心はあるんですけれども、どういった非常時の備えの機能に向上したのかということを教えていただけますか。
大規模改修工事におきましては、基本的に機械設備関係の改修を行いました。 今、委員がおっしゃられたように、災害時の排水設備とかの電源を確保するということで、非常時に三十一時間連続運転できるような設備を導入したというところです。

ということは、燃料の蓄えも装備したということなんですか。
燃料の軽油につきましては、百九十九リットルを備蓄できるような設備を整えておりまして、連続で三十一時間稼働できるという状況になっております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(3)令和五年度生徒会サミットについて、理事者の説明をお願いいたします。
私からは、令和五年度生徒会サミットについて御報告いたします。 初めに、1の主旨でございますが、教育委員会では、今年度、こども基本法の施行や生徒指導提要の改訂の趣旨を踏まえ、生徒の意見やアイデア等を学校生活に生かしていくことができるよう改善を図っているところでございます。生徒会サミットにおきましても、生徒の意見やアイデア等を学校生活に生かすことができるよう取り組んでおりますので、令和五年度の計画の概要について御報告させていただきます。 2令和五年度の活動についてですが、第一回目のワークショップでは、生徒が日本ユニセフ協会の職員から、子どもの権利条約の趣旨を学び、世田谷区の学校の現状や課題等について話合いを行いました。第二回目のワークショップでは、第一回目の活動を基に各学校の現状と課題を持ち寄り、学校生活をよりよくするための指針の作成の仕方を学びます。その後、各学校で指針の作成に取り組み、各ブロックにおいて情報共有しながら完成をさせてまいります。報告会におきましては、各校の指針の報告をし合い、成果の共有を図ってまいります。 3参加生徒については、記載のとおりでございます。 4スケジュールについてですが、令和五年六月十日土曜日と八月二日水曜日にワークショップを行いまして、その話合いを受けて、二学期以降、各学校において、生徒自らが学校生活をよりよくするための指針を作成するために活動を展開してまいります。十月以降、ブロックごとに学校の進捗状況の共有と報告会に向けた準備を行い、二月三日土曜日の生徒会サミットで報告を行います。 5生徒会サミット報告会については、記載のとおりでございます。 6外部講師についてですが、子どもの権利条約についての講演を日本ユニセフ協会の職員の方に、また、ワークショップ等のファシリテーターを兵庫県立大学、竹内和雄教授にお願いをしているところでございます。 私からの御報告は以上です。

ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。

このテーマは生徒会役員側から出てくるものなんですか、それとも、誰か教職員とか、区教委とかがこういうテーマでやろうというふうにやるんですか。
テーマにつきましては、生徒の実態や教育委員会の施策を踏まえた上で、例年、中学校長会の担当の先生と協議して決めているところです。今年度は、教育委員会のほうでも子どもの意見を受け止めていくという施策を展開しておりますので、こちらのほうから提案をして、中学校長会にも了承をしていただいて進めているところでございます。

生徒会というのは、やっぱり子どもたちが自主的に学校をよくしていこう、自分たちの学校生活をよくしていこうというふうに話し合っていく場だと思うので、こういうテーマも本来であればやっぱり自発的に、生徒会側からこういうことをやっていこうというふうに何か出てきてしかるべき、そういう構造にしてしかるべきだと思うんですけれども、そういうことではないんですか。
例年、年度の最後に子どもたちからアンケート等を行い、意見を集約しております。そういったところでも生徒の声を聞きながら、自主的に決められるようにも工夫をしているところでございます。

どういうテーマであってもそれは勉強になると思うので、やり方次第だと思うんですけれども、やっぱり自分たちで考えて自分たちでこういう会を運営していくというのは、やっぱり生徒会にとっていいことだと思うので、子どもたちが自主的に企画できるといいますか、回していくようなやり方をぜひやってもらいたいと思うんですね。 このワークショップ②のテーマなんかを見ていると、「学校生活をより良くするための行動や態度の指針の作り方を学ぶ」というのが、どうも上から目線というか、大人が子どもをコントロールするために子どもに考えさせるみたいなニュアンスをどうしても感じてしまうので、なんかちょっと趣旨から外れているんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はどうですか。
この生徒会サミットは何年も長く続けているところです。今まではなかなか生徒の意見を聞くというところまではいかなくて、こちらが幾つかテーマを出して、SDGsとか、そういうふうに子どもたちが出したものの中から提示をしていたような形です。 ただ、今年は竹内教授に来ていただいていて、そして、ユニセフのことも学んでいるので、子どもたちの中からかなりのアイデアが出てきています。その中では、例えば各学校で校則やルールについても差があるんじゃないかとか、それから、このルールがなぜ必要なのかとか、そういう話も子どもたちの中から出てきています。それから、もっと先生方と話をしたいとか、子どもたちが様々に意見を言っているので、その中からテーマは決めていくものと思われますので、今年度に関しては、子どもたちの意見がかなり反映されるものと考えております。

指針のつくり方を学んで、各校で指針を作成するということですけれども、校則とは別のものですかというのが一点と、あと、校則というのは生徒で変えられるんですかというのが二点目です。一応、確認です。
まず、一点目の「学校生活をより良くするための行動や態度の指針の作り方を学ぶ」という仮称になっていますが、これは例年のものを多分そのまま載せているので、あまりここの意味としては今のところなしていないのかなと、指針とかというところはまだ考えてはいないです。 それから、校則についてです。これはなかなか難しい問題だというふうに考えています。子どもたちに必要なルールは何なのかということを子どもたち自身が考えていくということは非常に大切なことだと思っています。今年度、どこまでいけるかなというふうに考えているところです。子どもたちがワークショップの中から出てきた言葉をどこまで吸い上げていって、どこまでそれを共有していくかというところを今様々に考えていくところですが、校則を子どもたちが話し合うということは可能だと考えています。校則というか、ルールについて。

できれば、要望なのですが、私自身もかつて区立中学校の生徒会長でした。そこから私立高校の生徒会に入ったときに、与えられている権限の差に愕然としましたと。私立中高一貫校の子たちについては、中学生時代から区内の私立中高一貫校の方とも交流をしましたが、私立中時代から一貫校は相当な権限を持って様々自由にやらせていただいている風景を高校に入って目にしました。 できれば、そういった方々も、区立中だけでなく、区内の私立中についても参加を呼びかけていただくことができれば、区立中学校の生徒会、あるいは学校の状況と、私立中学校の生徒会の権限の広さとか、学校がいろいろできるとか、そういった状況を比較できる機会にもなるかと思いますので、ぜひ私立の方々にも声をかけていただければと要望しておきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(4)「ハローキャリアワーク」の実施について、理事者の説明をお願いいたします。

では、私から「ハローキャリアワーク」の実施について御報告させていただきます。 まず初めに、1主旨でございますが、児童生徒のキャリア教育の機会を創出することを目的としております。令和四年度の試行実施の成果や結果を踏まえ、令和五年度、引き続き実施するものでございます。 続きまして、2令和四年度の試行実施の内容と成果は、二ページの別紙の表にして記載してございますので、そちらを御覧いただければと思います。昨年度、二事業者で実施いたしました。二事業者とも委託しましたClockhourからの御紹介でございます。 それでは、左から、一点目の株式会社松陰会舘について御説明いたします。受入対象、期間は記載のとおりでございます。体験業務につきましては、会社、空き地の利用について意見を出し合うワークショップを行いました。空き地の利用について、畑やカフェ、居場所づくりなど、子どもたちから活発な意見交換が行われました。事業者からも、私たちの発想にない柔軟なアイデアがもらえたと報告を受けております。また、参加した子どもたちからは、今までやったことのない経験ができたなど満足度が高い評価となりました。 続きまして、右側です。二点目のリコーブラックラムズ東京です。受入対象、期間は記載のとおりでございます。こちらはラグビーの試合の運営業務を補助する活動を行いました。活動した子どもたちは、お客様に感動を与えるにはどうしたらいいか考えようというコンセプトの下、子どもたちが自主的に考え、応援グッズを観客に手渡して配るなどの業務を行いました。事業者からは、ラグビーに関心を持ってくれてよかったと報告を受けております。参加した子どもたちからは、人のために働いたり、動いたりする経験が将来役に立つと思ったなどの感想が寄せられました。 成果としては、記載のとおり、課題を自ら解決していく力が実社会の中で必要な力なのだと実感。企業や地域とともに子どもたちを育てる意識の向上でございました。 課題といたしましては、教育課程外のため、活動への保険加入の補助や安全面の配慮、受入れ事業者の拡充でございました。 下の職場体験とハローキャリアワークの違いについては、表のとおりでございます。 一ページにお戻りいただきまして、3今年度の実施内容についてですが、(1)目的・効果については、記載内容を御覧いただければと思います。 (2)受け入れ先についてですが、ただいま受入れが各定しておりますのが、学校法人村川学園で職フェスを行います。日程や場所は記載のとおりでございます。 内容といたしましては、学園の教師、中国料理専門の加山氏の指導の下、小中学校の児童生徒たちへ食に関する知識や技術を教えます。また、児童生徒が世田谷区の地元で取れた食材等を使用して商品のアイデアを共に考え販売するというような内容になっております。 最後に、4スケジュールについてでございます。今後、受入れ事業者の拡大を目指しております。現在、受入れ事業者の予定は、経済産業部と連携いたしまして、3、(2)に記載しております。ただいま九社を予定しております。開催期間や受入れ対象、体験業務等を協議し、確定した事業者と連携して実施を考えております。十二月には、教育総合センターメッセにおいて報告会を開催する予定でございます。 私からの報告は以上でございます。

ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。

昨年度と今年度の予算と、あと、お子さんの参加した人数を教えてください。

予算につきましては、こちらはボランティアでやっていただいておりますので、代金はかかってございません。 参加児童生徒につきましては、松陰会舘のほうが六名、ブラックラムズが五名となっております。 今年度も全てボランティアでやってくれるということで、予算はかかっておりません。

では、仲介してくれるというか、委託しているClockhourさんも募集はなしということですか。

今回は産業連携部のほうでリストを作っていただきまして、そこで事業者を選定というか、やる内容をやっているという状況でございます。
学校によって、例えば活発な商店街が地元にある学校であるだとか、あるいは、なかなかそうはいかない静かな住宅街のような学校であるだとか、やっぱり地元に、いかにその地域と学校が連携しているかというその差も当然あると思うんですけれども、やっぱり地元の商店会さんなどの協力というようなことは、これを見るとちょっと読み取れないんですけれども、その辺はいかがなんでしょうか。

ただいま商店街のほうには、まだ予定は上がっていない状況でございまして、これから子どもたちのどんな職業に就きたいかというのをまたアンケートを取りまして、どんな事業者がいいのかというのをまた選定して、拡充を広げていきたいと考えております。
ちょっともったいないなというか、せっかく地元に商店会があるのであれば、やはり学校と商店会さんとの連携というのも非常に重要だと思うので、その辺はぜひ積極的な関係性を深めていただきたいなと要望しておきます。

令和四年度は、松陰会舘さんとリコーブラックラムズさんにやっていただいてということで、今回、村川学園さんはもう決まっていますよと。予定事業者のところが結構並んでいますけれども、今回はこの受入れ事業者が大幅に増えるということなんでしょうか。

そのとおりでございます。

先ほど参加人数が四人とか五人とかという話でしたけれども、こうやって事業者さんの数が増えれば、関心が高まるというか、これだったらちょっとやってみたいなという子どもも増えると思うので、すごくいいなと思うんですけれども、反面、もし今年も一緒だとすれば、Clockhourさんがいろいろと大変になってくるというか、いろいろ業者さんとの調整をしてくださるということなんだと思うんですけれども、Clockhourとの関係は、あくまで無償でいろんなことをどんどん頼んでいくということで、ほかに何もないということなんでしょうか。
これは実はハローキャリアワークが始まったときに、まだ予算化をされていなかったことで、そして、こういうことをやってみないかということがありましたので、始めたことでございます。そのときに、Clockhourさん、黒川さんが世田谷区のたくさんの業者さんとのつながり、自分もあるので、こういうところだったらそういうことをやりたいという話があるということで紹介いただいたところから始めたところでございます。ただ、これが数多くなっていくと、黒川さんだけではもう間に合わないというふうに考えておりまして、いろんな方法をこれから考えていこうと思っています。私たちの中でやっていくのか、何か一つそういう業者さんがつないでいただけるのかというところです。 それから、今はこういう形でやっていますが、予算化されていなかったところで無料ですが、様々にいろいろと予算はかかってきています。だから、そういうことも考え合わせてくると、今後はちゃんとした予算化した形で事業として成り立たせていこうと思っています。 それから、地元の商店街さんはもちろん考えていまして、大きな業者さんと、あとは小さなケーキ屋さんとか、商店街の中に二、三人受け入れてくれるというのも、子どもにとっては大変大きな体験だというふうに考えていますので、大企業から小さなところまでというところで、このハローキャリワークの構想としてはあるところでございます。

これまで委員会でもその趣旨で発言してきたし、前回の本会議でも質問で取り上げたんですけれども、やっぱり官民連携というのは、せっかくいいことやってもどこかにしわ寄せというか、何かを我慢してやるということであるとなかなかうまくいかないと思うので、しっかり事業として回るというか、あまりどこかにしわ寄せがあるような形は、無償だったら、どうぞ、どうぞお願いしますみたいな世界だと、なかなか官民連携というのはうまくいかないと思うので、今、教育長がおっしゃったように、これから官民連携の在り方も含めて、よりよい事業になるように検討していただきたいと思います。

受け入れてくれる事業所さんが多岐にわたって非常にすばらしいなと思って、見ているんですけれども、受入れ側との調整だとか、それから、受け入れた後のこととかもこれはどういう形で、ボランティアで、調整というか、その後の成果とかをどう教育委員会としてまとめるのかということで、これが広がっていけば非常に地域の活性化にもなるし、様々な可能性があるなと思って聞いていたんですけれども、それをまずしっかりと土台固めをしていくというか、そういうのが教育委員会に求められることなのかなと思うんですが、今後、受け入れた後のフォローとかというのはどうしていくんでしょうか。
まず、子どもの側からは、これはキャリア教育の一環としてやっていますので、事前の学習と、当日と事後という形で、しっかりとまとめていくことになっています。その成果を教育委員会の中ではまとめて、そして、発信するような形にはなっています。 それから、一度こうやってやっていただいた企業はずっとつながっていきたいので、大体毎年やっていただくとか、大体向こうの企業のほうから、また次回はとお声はいただけます。それは今の子どもたちのニーズがどうなっているのかを企業も知りたい。それから、保護者の方もついていらしたりするので、保護者の方にも理解していただくのに大変ありがたいというようなお声もいただいていますので、今後、しっかりとした土台固めをしてやっていこうと考えています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(5)フィルタリングソフトの試行的導入について、理事者の説明をお願いいたします。

それでは、私からフィルタリングソフトの試行的導入について御報告いたします。 初めに、1主旨についてでございますが、児童生徒へより安全なウェブサイトを提供するとともに、ネットリテラシーの向上を図るため、新たなフィルタリングソフトをモデル校四校に対して試行的に導入したいと考えております。 2モデル校についてですが、記載のとおり、小学校二校、中学校二校の四校でございます。 次に、3子どもの意見を生かす「せたがやネットフォーラム」の開催についてでございます。(1)目的については、モデル校の四校の児童生徒代表が集まり、ネットの使用上の課題について話合い、子どもたちからの意見をまとめるものでございます。(2)講師については、兵庫県立、竹内和雄教授を招聘して、児童生徒とともに意見を交わしながら議論を深めてまいります。(3)開催スケジュールについてでございますが、記載の日程で会議を行い、五月二十四日の児童生徒の顔合わせを含めて実施いたしました。八月九日に話し合った内容をまとめてまいります。ただいま本区全小中学校においてアンケートを実施しているところでございます。 続きまして、4導入後の主な目的についてでございます。(1)児童生徒がインターネットで検索している言葉を把握し、「せたがやネットフォーラム」の意見に基づき、どのように生かしていくかについて検証を進めてまいります。(2)児童生徒の様子について、タブレットの利用時間や時間帯、インターネット接続時間などを基に教育委員会事務局が分析いたしまして、児童生徒の様子の変化を捉える一助といたします。また、認識した情報について、どのように受け止め、児童生徒の個別の関わりに生かしていくべきかについても教育委員会事務局が検証し、考えをまとめてまいります。(3)上記、検証を実施するに当たっては、モデル校の児童生徒及び教員の意見を十分に聴取し、今後の取組に反映させていくものといたします。 最後に、5今後のスケジュールについてでございますが、記載のとおりでございます。 私からの報告は以上でございます。

ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。

まず、「せたがやネットフォーラム」の講師の方の肩書きに、文科省のネットパトロール調査研究協力者とあるんですけれども、これはどういった活動というか、狙いを持って行われているものなんですか。この方を選んだ理由にも関わると思うんですけれども、教えてください。

この竹内教授につきましては、生徒指導提要の改訂にも関わっている教授でございまして、御自身も中学校の教員を経験されており、教員時代に教え子がネットトラブルを発端とした不登校になり、その後の人生が変わってしまうことをきっかけに、地元である大阪府寝屋川市の子どものネットリテラシーを高める活動を行ってきた人物でございます。 この竹内教授は、子どもが決めるのではなく、子どもたち自身が決まりを決めることが重要だと考え、スマホサミットinひょうごなど、たくさんのイベントを通して子どもたちのネットリテラシーを高める教育を実践している人物でございます。 文部科学省ネットパトロール調査研究協力者というところについてでございますが、ちょっと私のほうでは今調べていないという状況で、申し訳ございません。

子どもを中心でということは大いに賛同はできるんですけれども、ネットパトロールというのが気になるなと思いました。 それにも関連するんですけれども、4の導入後の主な目的の筆頭に挙げられているのが、児童生徒がインターネットで検索している言葉を把握しという話なんですけれども、これだけ読むと検閲めいて、子どもたちが何を検索するのかというのは、直接子どもの内心に関わることですよね。これを個人に貸与しているタブレットから、その個人が何を検索したのかを把握するというふうにも読めるんですけれども、これは個人と検索した語がひもづけされて把握をされると、そういうことなんでしょうか。

こちらのインターネットで検索している言葉というのは、ネットフォーラムで、今、子どもたちが抱えているネットの課題について話し合ったところで、この言葉はふさわしくないのではないかというところで、子どもたちで考えた言葉を幾つか連続して入力してしまったら注意を与えるというようなところを考えておりまして、そちらを、子どもたちが検索したものを調べるというものではないというところで考えております。

ちょっと私の質問の仕方が悪いのか、御質問にお答えいただいていないようなんですけれども、ある個人が検索をした語と、その児童生徒の名前なら名前、この学校のこの生徒が何を調べているかということも把握をされるということなんですか。個人の内心に関わることを把握をなさるんですかと伺っているんです。

今回、そのようなところで考えてはいない認識なんですけれども、今回、子どもたちが、実情、どんな言葉を集めているかというのがこのフィルタリングソフトで分かったところで、今現状、子どもたちに考えさせる一助として活用を考えているところでございます。

相変わらずお答えになっていないと思うんですけれども、今、あなた方の意図を伺ったんじゃないんですね。結果として、児童生徒の個人と検索した語をひもづけて把握をなさろうとしているんですかと伺っています。狙いじゃありません。結果はどうなんですかということを伺っています。

結果的には、ひもづいてしまうという状況でございます。

これはかなり問題をはらんでいるんじゃないですかね。例えば、私は性同一性障害の当事者だということを公表して議員活動をしていますけれども、政府の自殺対策大綱でも、例えばLGBTの生徒とかが一番相談できないのは、親とか、あるいは学校の先生のことも信用できないんですね。自分のセクシュアリティが公言されてしまうと、教室にも、家庭にも居場所を失う可能性があるから、非常に秘匿性の高い自分の悩みというものは、こういったタブレットを介して検索される可能性があるわけです。 そういったセンシティブなことを誰にも相談できないからこそ子どもが検索をしたら、何を検索しているかということと、その児童生徒がきちんとひもづけされて把握をされると。ネットパトロールの調査研究者かどうか分かりませんけれども、安全側によった考え方ではなく、ケアレスに個人の内心に関わることを把握をされようとしているように私には感じ取れるんですけれども、いかがですか。
今おっしゃるとおりでして、これは前回の子どもSOSにも関係してくることでございます。子どもSOSで、子どもがそれを検索できるかどうかというところもまだ結論を皆さんにお示ししていないところなので、これも同じような形になっているところでございます。 一番最初にこれをやろうと考えたのは、子どもが自殺とかそういうふうなことを、自殺をする、試みる子どもはそういう言葉を検索しているというところがあったので、子どもを守るためというところからこれが始まったわけでございます。ただ、今おっしゃったことは非常に課題だというふうに今感じていますので、一旦、ここの件に関しては白紙に戻しまして、また考えさせていただきたいというふうに思っています。 それから、これはこれを受け取る側の訓練も必要でして、そこもまだ今の段階では準備が整っていませんので、取りあえず、このモデル校というところでやろうというふうにちょっと考えたんですが、それにしても課題をもう少し整理してから始める必要があるなというふうに考えているところでございます。

ぜひお願いします。やはりお話を伺っていると、非常にそのあたりがケアレスに把握して管理できると思われている。ちょっと人権にもとるところがあると思います。ぜひ気をつけて慎重に当たっていただくようお願いいたします。

フィルタリングソフトを導入すると書いているんですが、そのフィルタリングソフトが何かという記載が一切なくて、そのソフトを明記いただかないと、我々が例えば調べて、こういう機能があるからそれに対してどうだと。例えば今、上川委員がおっしゃったようなこともそうかもしれませんし、そういう議論をしたいので、フィルタリングソフトが何かということをぜひ明記いただきたいなと、この場で教えてください。

こちらの導入予定のものは、I―フィルターというデジタルアーツ社のものでございます。

シスコのアンブレラというもので検索ワードの除外などはしていたように認識をしていて、私も機械を貸していただいて、あえていろんなワードで検索をして、結構なワードが除外をされていたように理解をしているんですが、そこから先、I―フィルターに切り替える、それとも追加で入れる、それをしないと、例えば今、ちょっとやめたほうがいいという話にもなりましたが、検索ワードがどうなのかみたいな話ですとか、あるいは利用の時間がどうなのかみたいな、定点観測みたいなこともできないような状態なのでしょうか。

こちらのI―フィルターと今のアンブレラとの比較で大きな違いは、例えばフィルタリングをかけるウェブサイトにつきまして、より細かく設定することができます。現在使用しているフィルタリングでは、例えばショッピングサイトのリンクがあるウェブサイトは全てフィルタリングがかかってしまいます。ただ、この新しいI―フィルターを使用することによって、それぞれのウェブサイトごとにフィルターの設定を変えることができまして、商品一覧はのぞけることができる。ただし、ショッピングで購入するところはフィルタリングがかかるというような設定で、子どもたちも調べ学習については特に有効であるかなというところでございます。

今までは多分、大雑把な網をかけていたと理解をしています。これから先は、個別でブラックリスト化といいますか、URLをはじくというようなことも追加をできるようになっていくと思いますが、どれを見れてどれを見れないというのが、ある種、業者の用意したものに頼っていた状態から、多分、教育委員会が追加をできるような仕組みになっていくんじゃないかなと理解をしていますが、教育委員会が何をはじくのかみたいなことについては、もちろん教育用の端末なので、適切、不適切はあると思いますが、どういったものをはじくかということは、ぜひ慎重に検討をいただきたいということを要望しておきます。

では、このフィルタリングソフトの試行的導入については、今、やり取りがあったとおりで、受け取る側の訓練についてなど課題があるということで、一旦、白紙に戻すというふうに教育長はおっしゃいましたけれども、確認としてそれでよろしいですか。
このフィルタリングソフトの検索のところですね、子どもが検索している言葉を把握しというところはこれから考えていこうと思っています。ただ、子どもたちは、ネットについて話合いはもうしています。それは子どもたちの意見ですから、こんなふうに使ったほうがいいとか、建設的な意見を言っていますので、それは今年度は行っていこうというふうに考えています。

フィルタリングソフトの活用というよりは、ネットの活用についての話合いはするということで確認しておいていいですね。

フィルタリングソフトのモデル校四校に対して試行的導入というのはやるんでしょう。それも白紙なんですか。
試行的導入についてはやりたいと思っていますが、それがどのようなもので、どこまでというところをまだ把握していませんので、そこもしっかりと調べて、どこまでだったらできるのかというところもお伝えをしたいと思います。

とすると、このフィルタリングソフトの試行的導入についてというのは、全部一旦サスペンドというか、一旦ちょっと考えますとなって、もう一回、どうなったかを報告されるということですか。
どういうことをやろうかと言っていたところもしっかりと整理をして、どこまで何をやれるのかというところについても整理をした上で御報告をさせていただきたいと思います。

ぜひ整理して出していただきたいと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、(6)その他ですけれども、何かございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

それでは、これで報告事項の聴取を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、2資料配付ですけれども、レジュメに記載のとおり、お手元の資料のとおりでございますので、後ほど御覧ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、3閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. 児童生徒の教育環境について 2. 生涯学習について とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認め、そのように決定いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、4協議事項に入ります。 まず、(1)行政視察について協議いたします。 行政視察の日程につきましては、あらかじめ皆さんの御都合を伺って、七月十二日水曜日から十四日金曜日の二泊三日としてあります。視察先及び視察内容等については正副委員長に御一任いただいておりました。 本日は、正副委員長で調整をいたしました案をお手元にお配りしておりますので、御確認ください。 当委員会の行政視察ですけれども、本案のとおり実施することでよろしいでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

ありがとうございます。それでは、当委員会の行政視察をお手元の案のとおり実施することに決定いたします。 なお、行程などの詳細につきましては、後日、事務局を通じてお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、(2)次回委員会の開催についてですけれども、次回委員会は年間予定であります七月五日水曜日午前十時から開催予定としたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

それでは、七月五日水曜日午前十時から開催することにいたします。 以上で協議事項を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

その他何かありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

特にないようですので、以上で本日の文教常任委員会を散会いたします。 午前十時四十六分散会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 署名 文教常任委員会 委員長