// 発言者(17名)
// 発言(107件)

ただいまから文教常任委員会を開会いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それでは、報告事項に入りたいと思います。 (1)学校校庭における危険物の確認・除去等の対応について、理事者の説明をお願いいたします。
学校校庭における危険物の確認・除去等の対応について御報告をいたします。 1主旨を御覧ください。世田谷区では、各学校等による安全確認に取り組んできておりますが、本年四月に発生した杉並区内の小学校の校庭のくぎによる事故以降、尾山台小学校より複数のくぎが発見されたとの報告を受け、これを契機に教育委員会事務局による尾山台小学校及び玉川小学校における危険物の確認作業を実施いたしました。今般、作業を終えまして、確認結果を踏まえ、今後の対応策を取りまとめたので報告するものでございます。 2の経過でございます。令和五年四月十三日、杉並区内の小学校校庭における事故が発生し、五月十二日に文部科学省から校庭等における危険物の確認・除去等についての通知文が発出され、これを全校へ通知するとともに、各学校に安全確認を指示しております。六月九日、尾山台小学校より校庭くぎに関する経緯の報告がございました。六月十三日に、各学校に安全確認の結果の報告を指示するとともに、目視による調査を重ねて実施してきました尾山台小学校及び無作為で抽出いたしました玉川小学校の危険物確認等の作業の実施を決定し、この二校の結果を踏まえまして対応策をまとめることとしております。 六月二十日、全校より目視等による安全確認結果、危険物除去の報告があり、六月二十六日玉川小学校、七月三日には尾山台小学校におきまして、危険物を確認、除去しております。 3にお進みいただきまして、各学校の目視等による安全確認・除去結果でございます。表の左から二番目、小学校の欄を御覧ください。上から施設数六十一校に対しまして、危険物が見つかった施設四十七校、下に行っていただきまして、危険物の数量といたしましては、くぎが九百七十七本、くいが七百三本という状況でございます。中学校につきましては二十九校中十四校、くぎの本数が百四十四本、くいが十本、幼稚園につきましては八園中四園で見つかっておりまして、くぎの本数が二本、くいが一本という状況でございます。 二ページ目にお進みいただきまして、4玉川小学校および尾山台小学校における危険物の確認・除去の状況でございます。 (1)実施日については記載のとおりでございます。 (2)作業内容につきましては、金属探知機による調査、検知可能深さが約五十センチの機種を採用しております。作業内容といたしましては、検知した箇所を深さ約十センチ掘削いたしまして、危険物の有無を確認しております。 確認結果につきましては、三ページにお進みいただきまして、写真がございます。上の写真が玉川小学校でございます。くぎ三本、くいが三十二本という状況でございます。下の写真が尾山台小学校、くぎ、くい合わせまして百二十本、旧グランドマークが二十六個という状況でございます。いずれもおおむね表層から深さ五センチないしは十センチの間で確認されているものでございます。 二ページにお戻りください。5の今後の対策についてでございます。玉川小学校及び尾山台小学校における危険物の確認、除去の実施結果等を踏まえまして、さらなる安全確認が必要と判断し、以下の対策を講ずることとしております。 (1)金属探知機による危険物確認・除去作業委託、対象校といたしましては八十二校です。改築校、令和四年度以降の校庭改修校、ゴムチップ舗装を行っている学校については除いております。なお、園庭が小規模な幼稚園八園につきましては、準備が整い次第、教育委員会事務局により速やかに金属探知機による確認、除去を行うことといたします。 (2)再発防止に向けてになりますが、チェックリスト様式を含む学校安全対策マニュアルへの反映と、これに基づく安全管理項目の点検の徹底、校庭の使用上の注意の周知を図ってまいります。 6にお進みいただきまして、予算等でございます。各学校現場の安全性を早急に確保する必要があるため、既存予算にて対応することといたします。 7今後のスケジュールでございます。令和五年八月下旬に確認・除去作業を開始いたしまして、十一月末で作業完了を予定しております。 報告については以上でございます。

ただいまの説明に対して御質問がありましたら、どうぞ。

小学校でくぎ、くいの数が如実に多いですが、何に使われていたのかと、その用途をどう今後代替していくのか、しているのかということについて伺っておきます。
グランドマークにつきましては、通常校庭整備に合わせまして徒競走のコースなどに運動施設として配置しています。今回見つかったくぎやくいにつきましては、コースを定めるコースロープを留める金具と、それ以外に、やはり運動会などで一時的に整列のために打つようなくい、くぎ等が混在して見つかっております。やはり一時的に打つものにつきましては、今後は計画的に図面に起こすなどしてその位置に打って、そういったイベントが終わりましたら確実に撤去するようなことを実施するということで、今後の再発防止に取り組んでいきたいというふうに考えております。

確認ですが、そうすると、今後もくいだとかくぎは打ち続けるが、使った後にすぐ引き抜くようにするという認識でよろしいですか。
学校によってそういった運営の仕方は様々なようでございまして、やはりくぎを打たないと実施できないというような先生方の御意見もございます。なので、もし打つということであれば、それを着実に抜いていただくということで今後指導していきたいというふうに考えております。

目視でこれだけ見つかるというのもなかなかだなと思っていて、とはいえ見つかっていない学校も、小学校だと十四校かな、中学校でも半分ぐらい、要は目視で見つかる程度のものを、平均、くぎだったら三十本とか、くいだったら二十本とか残っちゃっている学校と、少なくとも今回目視に限っては特段何も見つからなかったよという学校とで、校庭の管理に何か違いがあるのか、あるいは日常からそういうものを使わないようにしているとか、今回これだけたくさん出たところと出ていないところと、何か違いってあるとか分析されていますか。
校庭の管理の状況なんですけれども、先ほど教育環境課長から申し上げたような徹底した管理が既に行われている学校もございますので、確実に抜いているというところが今見つかっていないところだというふうに考えております。もう一つは、そもそも打たないで工夫してやるという学校も、独自にやっているところもございます。

いずれにしても、目視で分かるレベルでこれだけの数が出てくるというのはなかなかずさんだなと言わざるを得ない、けががなくて事故が起きていないのは幸いだったなということを感じますけれども、いずれにしても、そこの管理をどうするのかというのはしっかり徹底してほしいなと思いました。意見です。

今回の杉並区の中学校の一件を受けて、各地に広がっているなと思いながら新聞報道等も拝見しておりました。今回、チェックリスト方式を含む学校安全対策マニュアルへの反映をするという御報告なんですけれども、ちなみに、これまでのマニュアルではこういったくぎを打ち込んだ、あるいは打ち込むかどうかも含めて、どういう対応をするべきみたいなことは、マニュアル落としはなかった、新たにそれを書き加えるということなのか、今までも何らか配慮するべき項目として書き加えられていたのに、実際目視でこれだけ見つかったというお話なのか、どちらなのでしょうか。
日頃ですが、教員が安全点検表を基に、例えば目視ですとか、校庭ですと足で土を少し触りながら確認するということが通例で行われておりました。今後につきましては、先ほど申し上げたようにしっかりと図面に起こしてくぎを打った箇所をしっかり分かるような形にして、そういう取扱いをするようにチェックリストに内容を盛り込んでいきたいというふうに考えております。

私の理解が足りないのか分からないんですけれども、ちょっとお答えいただけていないような気がしていて。通例としてはこうだったというお話でした。この学校安全対策マニュアルというものは、もう既存のものがあるんだと理解しているんですね。あるんだとしたら、その中に配慮するべき項目としてこれまでも記述されていたのにこれだけ見つかっているのか、それとも、これまでのマニュアルにはそういった点が欠けていたということなのか、どちらなのでしょうか。
これまでのマニュアルに危険物を除去するということは書いておりましたが、くぎとか、そういった細かいところまでの明記というのはなかったので、そういったところを今後しっかりと盛り込んでいきたいというふうに考えております。

今後徹底されていくべきことだと当然私も思いますけれども、ちょっとこの間の報道を見ていて一点気になったのが、こうした調査の発端となった杉並の区教委のほうでは、今回のことを受けて樹脂製のピンへの転換と、使用後には確実に抜き取るよう呼びかけるという報道がされていたんですね。私はすごく単純に考えて、金属製のほうがまだ劣化してぼろぼろになっていく可能性があるわけですけれども、樹脂製に置き換えてしまったら、硬い地面に突き刺せるだけの硬さだったらけがをする可能性があることは変わりないわけで、今後、そういったことを探すのにも金属探知機が使えなくなってしまう、何かおかしな対応なのじゃないかなと思っていて。今後、そういう安全に配慮するということの方向性で、総論そこは一致するわけですけれども、配慮を呼びかけていった先にちょっとずれたことをされてしまわないといいなと私は思っていたんですね。この件、樹脂製のピンへの転換というお話だったので、杉並区の小学校に勤めている友人にどういう話になっているのという話をちらっと聞いたら、現場にただそういう指示が下りてきているだけで合理的な説明は何もないからよく分からずに対応を迫られていて、付け焼き刃的な対応を、区教委としてメディアも取材されるのでやっただけなのじゃないかなというお話だったんですよね。 なので、繰り返しになって恐縮ですけれども、今後の対応で、樹脂製のピンへの転換がどれだけ合理性があるのか分かりませんけれども、きちんと合理的な対応が図られるように、通例がどうとか、学校によっては配慮がちゃんと行き届いていたのじゃないかとかということではなくて、どの学校も配慮が行き届いていないといけないわけですから、そのあたりはしっかりと、呼びかけただけじゃなくて、マニュアルがあるのであればそういったところも明記をしていただいて、ちゃんと励行していっていただきたいなと思います。 ちょっと一言あったらいただけるとありがたいです。
委員御指摘のとおりでございまして、くいについては、やはり樹脂製ですとか木製ですとか金属製、様々ございます。樹脂製についても、杉並区の情報を受けて取り寄せて確認をしたんですが、やはり強化プラスチックなものですから、かなり硬いということがございまして、必ずしも安全なのかどうなのかというのはちょっと今後検証しなきゃいけないと思っています。 さらに、やはり打って、委員おっしゃっていたように将来的には土に戻るような素材とか、最新の素材が出たらそういったものを積極的に採用したいと思うんですが、ちょっと今調査した中では、なかなかそういった素材がまだ開発されていないという状況でございます。引き続きそういった新素材なども調査してまいります。

私も地元の小学校とか中学校で運動会のお手伝いにボランティアでよく行ったりするんですけれども、確かにペグというか金属が打ってあって、ちょっとリボンみたいなのがついているのってよく見るんですよね。あれって、私の感覚だとトラックを引くときの補助のためだったり、何かサッカーのグラウンドをつくるときの、ここが端っこですよみたいなマークだったり、何かそんなもののようなイメージなんですけれども、まずそういう理解で合っているんですか。
委員御指摘のとおりでございまして、一つは学校運営上必要だということで、トラックのロープを留めるようなピンと、先ほど御案内した運動会などで整列のために臨時に打つようなピンと二種類ございまして、いずれも物としては同じものでございます。

考えたときに、そのピンて本当に必要なのかなと思うんですよね。もう打たなきゃいいんじゃないのと思うんですよ。トラックだって、そんな一センチ、二センチ絶対に間違ってはいけないという運用を多分運動会ってしていないと思いますし、サッカーだって一センチ、二センチ間違っちゃいけないという運用は多分していないと思うので、そもそも打たなきゃいいんじゃないのかなと思うんですけれども、やっぱりそれは打たなきゃいけないんですか。
当初、ある程度予算をかけて実施していくので、もう使わなくていいんじゃないかという議論はさせていただきました。ただ、学校とやり取りをしている間に、そういったどうしても打たなきゃいけないという事態もあって、それに伴って必要な対応を考えていきましょうということを今検討しているところです。まだこれからつくるところなので、今貴重な御意見をいただいたので、その辺を含みながらマニュアルを修正していきたいというふうに考えています。

運営上どうしても打たなきゃいけないというのが何か納得できないんですよね。別に打たなくていいんじゃないのということなんですけれども。どうしても打たなきゃいけないのその度合がよく分かりませんが、やっぱりけがをした児童生徒がいるという、実際に他区であってもいるというリスクを考えれば、多少ずれたって線を引けば、それでそういうけがのリスクがなくなるのであれば打たなくていいんじゃないと。運動会だし、いわゆるオリンピックの予選とかでもないんだし、普通に線を引いてやればいいんじゃないのという気がするので、極力打たないというのが一番いいんじゃないかなというふうに思います。
長いこと現場にいましたので、どうしてくいが必要かというと、大体準備のときにラインを引く、丸、円を描くときにそれに使っている。そこがあると子どもがそこに並べるという安心感があるということで、低学年または特支のときはきちんと線を引いてそこに行くんだよということを教えたりします。ただ、高学年になればそういうことが必要なくなってくるので、高学年になるとこういうものはあまり打たなくなってくるのが学校の常です。 やっぱり小さい子に対しての配慮というところがあるんだと思いますが、今委員おっしゃったように、なるべく打たないで何か工夫ができるということも必要だと考えていますので、学校にはそういうふうに伝えていこうと思います。

あと、これは今回の既存予算にて対応するというふうに6で書いてありますけれども、総額幾らぐらいを予定されていますか。
現在、実は入札期間中のために価格の公表は控えさせていただきたいと思っているんですが、例えば、一校当たりの値段でいきますと五十万円から百万円程度というふうに想定しております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(2)不登校特例校分教室「ねいろ」の運営状況及び今後の取組みについて、理事者の説明をお願いいたします。

不登校特例校分教室「ねいろ」の運営状況及び今後の取組みについて御報告をいたします。 資料一ページ目を御覧ください。1の主旨でございます。不登校特例校分教室ねいろにつきましては、令和四年四月の開室から約一年が経過いたしました。現在までのねいろの運営状況及び今後の取組について報告するものです。 2の入室生徒数の推移でございます。 (1)令和四年四月から今年四月までの入室状況です。下の表を御覧ください。令和四年四月の開設当初は、一から三年生合計二十名でスタートしております。年度途中に十一名が入室し、令和五年三月末で一から三年生合計三十一名となりました。令和五年四月の時点では、一年生九名が入学するとともに、二年生が三名追加の十四名、三年生が六名追加の十六名、合計三十九名でスタートしております。 (2)卒業生の進路でございますが、令和四年度の卒業生十名のうち、五名が定時制を含む都立高校に進学、五名が通信制を含む私立高校へ進学しております。 3令和5年度の入室申込み受付でございます。 (1)令和六年度四月入室新一年生に向けた募集についてでございます。募集期間は令和五年八月一日から三十一日、体験期間は令和五年十月からとして、来年四月の入室に向けての準備を進める予定でございます。 (2)現在の一―三年生についてでございますが、年間を通して随時申込受付を行っております。利用希望者の関係で現在申込みを一旦停止しておりますが、入室状況を考えて、今後再開の御案内につきましては、区ホームページ、すぐーる等にて周知をする予定でございます。 4の入室生徒数の増加に伴う教室の確保についてでございます。昨年四月の開設以降の入室生徒数の増加に伴う改善策として、旧タッチ・ザ・ワールド跡を教室として活用するため、夏季休業中に改修工事を行うものです。工事期間、工事内容等につきまして、一ページ末から二ページ頭にかけての記載のとおりとなっておりますので御覧ください。 5の不登校特例校分教室「ねいろ」の運営状況調査及び評価・検証でございます。今年三月にねいろに通う生徒、保護者、教職員を対象にアンケート調査を実施いたしました。この調査に係る評価検証を行いまして、現在策定中の不登校対応ガイドライン素案に反映させた上で、九月の本委員会に報告する予定でございます。 6の今後のスケジュールについてですが、記載のとおりとなっております。 私のほうからの説明は以上となります。よろしくお願いいたします。

ただいまの説明に対して御質疑ありましたら、どうぞ。

タッチ・ザ・ワールドの改修を含めて、将来的にはというか、この旧教育センターの中では受け入れられる最大限の人数というのはどのぐらいになる予定なんでしょうか。

今回の改修によりまして、タッチ・ザ・ワールドのところに現在ある教室二十名と、さらに二つの教室を用意する予定でございます。各学年二十名ということで、最大六十名の定員で考えております。

ありがとうございます。このねいろに入れるというか、入る条件というか、選考というんですか、そういうものがどうなっているかをもう一度確認したいんですけれども。希望すればもう入れちゃうのか、所属の中学校の許可が必要なのかとか、その辺をちょっと教えてもらっていいですか。

今回、入室検討委員会というのを昨年度よりねいろの募集については設置しておりまして、こちらは世田谷区立世田谷中学校不登校特例校分教室に関する要綱を定めておりまして、その第五条に、入室検討委員会は、世田谷中学校長、特例校の主任、また教育相談課長、指導主事、教育相談専門指導員、教育相談員で構成しておりまして、最初に、まず御説明をするために不登校の支援窓口で相談を申し込んでいただきます。その上で状況等を確認して面談をして、保護者、生徒の方と面談を進めた上で見学をしていただきます。まず、そこで入りたいかどうかを確認して、その後、体験ということで約一か月、四週間の体験を経まして、それでも登校ができて、さらに申込みをしたいという方が正式に入室検討委員会で検討させていただいて、基本的にはその検討委員会に入ったメンバーは選考の上ですけれども入っていただくという形で流れとしては進めております。

ということは、希望したけれども今の条件に合わないで辞退をされたというお子様、生徒もいらっしゃるということでよろしいでしょうか。

基本的にはそういう流れの中で、入室検討委員会での否ということは基本的には考えておりませんが、昨年二名おりまして、どうしても通えない状況ですけれども、あえて入室検討委員会のほうでは検討していただきたいという形で相談を進めながら、最終的には入室否ということになった方がいますけれども、その後不登校相談の窓口で、また継続して今後の進め方について、保護者、生徒と相談は引き続き継続して案内しております。

こちらを利用すると、世田谷中学校の所属ということになるのでしょうか。

ねいろに申し込んで入室するに当たっては、世田谷中学校に転籍していただいて、世田谷中学校の生徒という形になります。

様々な状況があって、どうしても制服を着たくないとか、そういう子も不登校の理由の中にはあるのではないかということを推察されますが、インターネット上に掲載されているパンフレットを見ると皆さん制服を着ていらっしゃいますが、やっぱり制服を着用しないとねいろにも登校できないんでしょうか。

委員の御質問のところですけれども、ねいろの入室に関しては決まった制服は決めておりませんので、服装は自由となっております。ただ、今年の四月入室のメンバーは、やはり学び直しをしたいという生徒の考えと保護者の考えで制服を選ぶ方もいらっしゃいますけれども、基本的には自由で、制服は定めておりません。

最後にしますが、入退室検討委員会という話を先ほど来されていましたが、入退室検討委員会というのが資料にも書いてあって、退室を検討するというのはどういうタイミングに、どんな要件をもって退室をこの委員会で検討されるんですか。

大変申し訳ございません、入退室検討委員会でございました。 退室に当たっては、基本的に保護者の方、また生徒の方から申出があった場合に対応するものでございまして、これまでもそういった相談は一切ございませんでした。自分の学校に戻るときについて、元の在籍校に戻りたいという御相談もありますので、そういった場合に退室の検討をさせていただいております。

元所属していた学校に戻る相談があったときに、入退室検討委員会の検討を経て旧在籍校に戻ったりするというような認識でよろしいですか。

正確に言いますと、まず、御本人が通ってきて、これは在籍校に戻ってもずっと通えるということになって、教職員の方も保護者の方もそう判断をした上で、そういった状態になってからの入退室検討委員会では、事実上それを認めるという形の相談になるかと思います。

最後、意見にしておきますが、退室をさせる検討をするみたいなイメージをどうしてもしてしまうので、本人が行きたい方向に進んでいくような支援はぜひしていただきたいですが、ここを離れることこそがすばらしいということで、そもそも現状の不登校対策というのは進められていないと思いますので、そのあたりの検討もぜひ、もう進んでいるとは思いますが、改めて表現なんかも含めてお願いできればと要望しておきます。

本当に委員の御指摘のとおり、今後検討させていただきたいと思います。ありがとうございます。

今回、九月から教室二か所が増えるという御報告だったんですけれども、各学年一クラスずつというイメージになるんでしょうか。

正しい答えになっているか分かりませんけれども、二つの教室が増えまして、そこで現在タッチ・ザ・ワールドの中に既にある教室と合わせて三教室、タッチ・ザ・ワールドのところに整備しますので、今狭い教室にいる生徒も、全部そこのタッチ・ザ・ワールドの三か所の広くなった教室に対して各学年二十名という形になる予定でございます。

ということは、各クラスごと、学年ごとになるということでよろしいでしょうか。

そのとおりでございます。

その点で、職員数というのはこの九月から変化があるのかどうか伺わせてください。

今年の九月の改修では、教職員室の移動、変更はありません。

職員数の。

はい、職員数ですね、異動はありません。

異動はないという。ありがとうございます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(3)ICT子どもインフルエンサーについて、理事者の説明をお願いいたします。

それでは、私のほうからICT子どもインフルエンサーについて御報告をさせていただきます。 資料を御覧ください。 初めに、1主旨についてでございます。GIGAスクール構想により、全ての児童生徒に一人一台の学習者用タブレット端末を配付し約三年が経過いたしました。この間、児童生徒は授業支援アプリやドリル系アプリ等を使用し、様々な学習場面でタブレット端末を文房具として活用を進めてまいりました。このたび、学習者用タブレット端末をさらに積極的に活用しようと意欲ある児童生徒を募り、ICT活用のスキルを学んだり、子どもたち同士で利用についてのアイデアを協議したりしながら活用方法を他の児童生徒に情報発信いたします。そして、世田谷区の児童生徒全体のICTの活用スキルの向上と、新たな学びに対応できる資質能力を育成するため、ICT子どもインフルエンサーの取組を実施するものでございます。 続きまして、2募集対象については記載のとおりでございます。 続きまして、3活動内容についてでございます。 (1)実施に当たりまして、インフルエンサーの役割、遵守事項などを示すガイドラインを作成いたしましてガイダンスをまず行います。 (2)学習者用タブレット端末の活用方法について、子どもたち同士で情報交換を行います。 (3)タブレット端末を提供している企業の支援を得ながらICTスキルを学びます。 (4)子どもたちが学んだスキルを生かして開発した様々なアイデアを、世田谷区立の小中学校の児童生徒に向けて情報発信をいたします。 (5)区立小中学校児童生徒全体のICTスキルの向上を図るため、ICT子どもインフルエンサーの活動をデータベース化し、検索できるようにしてまいります。 最後に、4スケジュールについては記載のとおりでございます。 私の報告は以上でございます。

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

このインフルエンサーが発信する情報というのは、どういうものなんですか。

具体的に申しますと、今活用している授業支援アプリの活用方法だとか、あと、子どもたちが今使っている学習者用タブレットに、二画面で授業がしやすいようにする活用方法だとか、そんなものを持っている児童生徒がいますので、それをまとめて情報発信したりしようと思っています。また、今新たなアプリだとかがいろいろな業者から出ているというところで、子どもたちが使っている内容をまた情報発信したりとかということに広がるのかなと思ってございます。

インフルエンサーって決めるというのも変な話なんですけれども。今聞いたイメージだと、みんなが持っている学習者用タブレットの上手な使い方みたいなものを修得している子どもがいて、その子どものやっていることをみんながまねしたらいいなみたいなことなんですよね、きっと。確認です。

その一つでもあります。

では、それを見て、ああ、それいいね、まねしようみたいな、受け手のほうはどうやってその情報を受けるんですか。

データベース化を、子どもたちでチームスが今ございますので、そちらに資料、映像だとか紙ベースのデータの資料を入れて、子どもたちが見られるような環境をつくりたいと考えております。

それは子どもたちが自由に見に行くんですか、それとも、何か授業の中でこういう使い方をしている子がいるから、ここにあるからこれを見てまねしてみようねみたいな、そういうことなんですか。

チームスの中に入ってございますので、自分たちが見れるときに活用したりとか、あとは、ICTインフルエンサーが教員のほうにもいますので、そちらが各学校で周知したり、そういうことも考えております。

よく分からなかったので教えてほしいんですけれども、インフルエンサーはどのように決定するんでしょうか。

子どもたちの手挙げ方式で考えておりまして、各学校に周知した後、参加したいという児童生徒を募っていきたいと考えております。

さっき桃野委員がおっしゃったように、インフルエンサーって決めるものじゃなくて、そういう方がいて、その方をインフルエンサーとして総称しているんだと思うんですけれども、世間一般で理解されているインフルエンサーというワードの持つ定義というか意味と、ここで使っているものが少しずれがあるような気がしていて、ちょっと違和感を感じたもので。意見です。

できる、かつやりたい人については手を挙げてやっていただくということは理解するんですが、できる、かつやりたくないけれども先生が推薦するということもまだ理解をできますと。どうしてもクラスから一人選びたいというようなことで推挙するというのも理解できます。できない、かつ手を挙げてやる気はあるという方がインフルエンサーになりたいですとなったときに、例えば世田谷の小学生だと、中学受験のいろんな志望動機か何かに書きたいとか、中学二年生もいるので都立高校の推薦入試を受けたいとか、それでICTインフルエンサーという名前だけつけておきたいみたいなことも含めて、できないけれども手を挙げる人が出てきてというときに、どう対応されますか。
そういった子も含めて受け入れていきたいと思います。

そうすると、ICTインフルエンサーへ手を挙げたからには、研修をするであるとか、あるいはレベル感を分けて対応するみたいなことも含めて、できる人がより発信をして周りが巻き込まれていくような形をつくっていただければと要望しておきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(4)小学校特別支援学級の開設について、理事者の説明をお願いいたします。
私のほうからは、小学校特別支援学級の開設について御報告をさせていただきます。 資料一ページ目の1主旨でございます。世田谷区立小中学校特別支援学級等整備計画に基づき、令和六年度に開設する小学校特別支援学級の対象校を決定したので報告するものでございます。 なお、整備の基本方針として、学校の建て替えや改修に合わせた計画的な整備と、児童生徒数の増加に伴う建て替えや改修に左右されない整備を定めております。 2の令和六年四月の設置予定校でございます。 (1)知的障害学級ですが、塚戸小学校と玉堤小学校の二校を予定しております。塚戸小学校は、近隣の祖師谷小学校、芦花小学校、烏山小学校、経堂小学校の知的障害学級の在籍児童数を緩和するため二学級を開設いたします。玉堤小学校は、近隣の桜町小学校、尾山台小学校、奥沢小学校の在籍児童数を緩和するため一学級を開設いたします。 (2)自閉症・情緒障害学級ですが、池之上小学校に二学級の開設を予定しており、こちらは改築に伴うもので、既に保護者の皆様にも周知を行っております。 3今後のスケジュールについては記載のとおりでございます。 別紙として、二ページ目に小学校の知的障害学級の配置図を、三ページ目に自閉症・情緒障害学級の配置図をお示ししております。 報告は以上でございます。よろしくお願いします。

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

自閉症・情緒障害学級の地図を見ても、玉川地域にはないですよね。さきの一般質問でもその辺のことも指摘はされたんですけれども、既存の学校の活用ですとか、併せて今後検討計画があるのかないのかということが一つ。 もう一つは、であるならばこそ、通学というか、学校に通うための足ですよね。電車とか、あるいは歩いていくときに、やはり目についたものに興味をそそられて、なかなか学校にたどり着かないという保護者もいるわけですから、そういったことを保護者が毎日送り迎えにやっていると、やっぱりそれは精神的に参ってしまうわけですので、個別とは言いませんけれども、あの学校だけやってこの学校だけやらないというわけにいかないので、送迎について、なるべく負担をかけないようなやり方というものは併せて検討していただきたいんですけれども、それはいかがでしょうか。
委員の御質問についてお答えいたします。 池之上小学校につきましては改築に伴い開設するものでございまして、その他の地域につきましても、自閉症・情緒障害学級につきましてはまだまだ足りないことについては認識しておりますので、今後の開設については検討してまいります。 通学の支援につきましては、さきの第二回定例会でも答弁させていただいたところではございますが、引き続きお困りの方がいることについては認識をしておりまして、今後について調査研究、検討をしてまいります。

年々充実するようにしっかり取り組んでいただきたいと思って、今日は要望にとどめておきます。
塚戸小学校と玉堤小学校にそれぞれ二学級と一学級開設するということなんですけれども、これは越境して通うという認識でよろしいでしょうか。
現状、知的障害学級と特別支援学級につきましては全ての学校に設置をしているわけではありませんので、学区内に住んでいるお子さんは当然行くんですけれども、ほかの学区域にお住まいの方は、近くの学級に通うということになります。
送迎ってどうされるんですか。遠くなった場合、自分で歩いていけというんですか、それとも保護者の方が送るとか。
知的障害学級の児童につきましては、保護者の方に送迎を原則お願いしているものになります。
一つ目の御質問についてお答えをしたいと思うんですけれども、今お話ししたような芦花小学校と祖師谷小学校に通っている、既に塚戸小学校の学区域にお住まいのお子さん方がいらっしゃるので、その方々が自校に通うというような形もありますし、そのまま芦花小学校に通いたい、祖師谷小学校に通いたいというのもございますので、それはそれで保護者の御希望に沿った形でやっていきたいというふうに思っています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(5)区立幼稚園の集約化に向けた区立桜丘幼稚園の改修工事に伴う一時移転について、理事者の説明をお願いいたします。
私からは、区立幼稚園の集約化に向けた区立桜丘幼稚園の改修工事に伴う一時移転について御説明をいたします。 まず、一ページ目を御覧ください。 1の主旨でございます。昨年八月に策定いたしました区立幼稚園集約化等計画では、現在八園ある区立幼稚園を区内五地域の拠点として、各地域一園に集約化するのと軌を一にして、三年保育の導入や、要配慮児、医療的ケア児への対応の強化等の機能充実を図ることを定めました。これに基づき、令和八年度以降に集約化を予定しております区立桜丘幼稚園と区立松丘幼稚園については、集約化に合わせた機能充実に向けて区立桜丘幼稚園の改修工事を行う必要がございますので、園児等の安全の確保、工事の円滑な実施のため、区立桜丘幼稚園を区立松丘幼稚園のほうに一時移転するものでございます。 続いて、2集約化に向けた改修工事等に伴う区立桜丘幼稚園の区立松丘幼稚園への一時移転でございます。 集約化等計画に基づき、令和八年度以降に集約化を予定しております区立桜丘幼稚園につきましては、集約化に伴う要配慮児や医療的ケア児への対応強化や、三年保育の導入に向けて、令和七年度以降に集約先となる桜丘幼稚園の改修工事を行います。 なお、工事の内容、規模については、ちょうど今年度の夏休みに実施する長寿命化調査などを実施した上、決定をしたいと考えております。 改修工事に当たりましては、居ながら工事や仮設園舎の建設、近隣の閉園した幼稚園、保育所等の仮園舎としての活用なども視野に入れて検討したのでございますけれども、結果として、園児等の安全及び教育、保育の質の確保並びに工事の円滑な実施といった観点から、桜丘幼稚園の機能を松丘幼稚園に一時移転し、合同で教育、保育を実施したいと考えております。 続きまして、(1)移転の期間でございます。令和七年四月から令和八年三月を予定しておりますが、先ほど申し上げました長寿命化調査の結果等によっては、期間の変動の可能性がございます。 二ページ目にお進みください。(2)移転元・移転先の現状については記載のとおりでございます。 (3)周知・募集についても記載のとおりでございますが、改修工事に伴う桜丘幼稚園の一時移転先である松丘幼稚園の保育室は四室でございますので、桜丘、松丘両園のそれぞれの令和六年度、令和七年度の新規入園児の募集をそれぞれ一クラスずつとさせていただきます。 また、令和八年度の新入園児募集については、集約化に伴う三年保育の導入を見据え、三歳児クラスと四歳児クラスの募集をする予定でございます。 (4)区立桜丘幼稚園の改修工事等の想定でございますが、あくまで現時点の想定ではございますけれども、また、長寿命化調査の結果等によっても大幅に変わる可能性もございますけれども、そこに書いてありますように、例えば要配慮児、医療的ケア児への対応のためのバリアフリー化等工事や、三年保育導入に向けた水回りの高さ調節等のための改修工事、集約化に伴う職員増を見据えた職員室等の改修工事などがございます。 続きまして、(5)その他でございます。 ①について、区立桜丘幼稚園の区立松丘幼稚園への一時移転に伴い必要な条例、規則等の改正を行う予定でございます。 続いて②でございます。桜丘幼稚園が松丘幼稚園に一時移転している間は、一施設内に二つの園が合同して教育、保育を実施している状態となりますので、両園で検討、調整して共通のカリキュラムを作成し、合同で教育・保育活動、行事等を行うつもりでございます。また、園児及び保護者には丁寧な説明を行うとともに、幼稚園修了式等の行事の際には、両幼稚園の園児や保護者に対して十分な配慮を行っていきたいと考えております。 三ページに進んでおりますが、③でございます。桜丘幼稚園の改修工事等の内容、期間は、令和五年度夏に実施する長寿命化調査の結果等に基づき決定をいたしますけれども、これらを踏まえ、改修工事等に必要な予算について、令和六年度及び令和七年度予算に計上していきたいと考えております。 ④に記載しておりますが、集約化後の松丘幼稚園の跡地につきましては、区立弦巻保育園と区立西弦巻保育園の移転・統合園を建設するということで活用を現在予定しております。 (6)改修工事等に伴う一時移転から集約化のイメージについては、改修工事に伴う一時移転から集約化の流れについてイメージ図としてお示ししたものでございます。後ほど御確認をいただければと思います。 (7)今後のスケジュールについては記載のとおりでございます。今年度の夏に長寿命化調査等を実施し、今年度の九月に令和六年度の新入園児の募集をしていき、令和六年四月以降、桜丘幼稚園の改修工事の設計、また、令和七年四月以降に改修工事を実施し、令和八年度以降に集約化を実際に終了するという形を取らせていただく予定でございます。 私からの説明は以上でございます。

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

今の桜丘幼稚園と松丘幼稚園の現在の在籍園児数を教えていただけますか。
今年度の四月現在の数字でございますけれども、松丘幼稚園が、四歳児が十名でございます。五歳児が二十二名でございます。桜丘幼稚園が、四歳児が二十三名、五歳児が四十二名という状況になってございます。

では、一時的に片方に集約してもスペース的には問題ないということでよろしいですか。
現時点の入園児数、特に今年の四歳児の数を見ますと、むしろかなり、一クラスずつにしても残念ながら空きが出る状況かなと思っています。余計なことですけれども、それを解消するために、いろいろと機能充実や三歳児保育の導入などを図っていきたいと考えております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(6)その他で何かありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

それでは、報告事項の聴取を終わりたいと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、2の資料配付ですけれども、レジュメに記載のとおりでございますので、後ほど御覧ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に、3の協議事項に入ります。 (1)行政視察の成果についてですけれども、先日実施いたしました行政視察では、各委員の皆様の御協力、そして同行していただきました理事者の皆さん、それまで準備をしてくださった職員の皆さんのおかげで無事に終了することができました。いろいろなテーマで視察を行ってきましたけれども、今後議会活動を通じて行政に反映をさせていければなと思っています。 ここで、今回の視察を通じて何か御感想があれば御発言をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

大変ありがとうございました、お疲れさまでした。事務局の皆さんも大変お疲れさまでした。 訪問した四つの自治体、施設、学校とも本当に特色があって、それぞれに学ぶところが多かったですし、特に大阪の二つの学校に関しては、それぞれに地理的な、歴史的な背景とかもあって、なかなか世田谷とはちょっと状況は違うなとは思いつつも、大変得るものが多かったかなというふうに感じています。とはいえ、名古屋がフリースクールみたいなところで、大阪が貧困みたいなところと、医療的ケア、インクルーシブというところで、ちょっと福祉の委員会で行ったのかなみたいな、本当にそんな錯覚をするような内容ではあったので、文教っていろいろもっと幅広いでしょうから、学習であったり、スポーツがあったり、地域であったり、もうちょっと幅広いところを見るように、もうちょっとバランスのいい視察先であってもよかったのかなというのは感じました。

私個人的には学校の現場に行けたということがよかったなというふうに正直思いました。どちらかというと座学的な視察も結構ある中で、本当に学校の先生方あるいは児童生徒から声をかけてもらったり、あるいは実際の勉強している様子なんかも見られたことが、なかなか世田谷にいてもそういうことが最近少なくなっているので、非常にそういうことだけでもすごく新鮮で刺激があったということが総括的な話です。 まず、日比津中学校は、不登校で校内フリースクールということだったかと思うんですけれども、若干玄関が違っていたり、分かれていたりというのがちょっと残念でしたけれども、ただ、やっぱり学校の中で不登校という言葉を先生方が使っていないという、そういう発言をされていたことが非常に印象的で、学校の中では不登校でも友達関係が維持できているというお話も聞いて、世田谷区でもぜひというような思いを抱くことがありました。 二つ目の大阪の西成高校は、不登校経験者とか、発達障害とか、外国にルーツのある方とか、児童養護施設、ひとり親と、まさに社会の縮図的なそういう家庭背景を持つ生徒が通ってきているということで、非常に一番私個人的にはインパクトのある学校だったかと思います。本当に窓ガラスが割れているんじゃないかというぐらいなつもりでいたんですけれども、本当にそうではなくきれいな学校で、古くても本当に手入れが行き届いているという印象を受けました。やっぱりそういう学校があるからこそ学び直しができ、自分のルーツあるいはそういうものを通じながら、それがすなわち人権教育につながっているんだなという思いもしました。また、その場所、カフェみたいなのが、ちょっと私個人的には西成の土地柄かなというふうには思いましたけれども、非常にそういうところもあるということで、あと、校長先生の人柄というのが非常に私個人的には胸を打つものがありました。 あと、豊中の南桜塚小学校のインクルーシブは、私もかつて大阪に視察に行ったことがあるので、もう四十数年ぐらいインクルーシブ教育を行っているという歴史を感じました。世田谷区においても、インクルーシブにしていくにはそういう時間も必要ではないかなぐらいな、いきなりインクルーシブというのはなかなか、言葉と同時にハードの部分も含めての時間も必要ではないかなというふうに感じました。 最後の天応学園、私は学校に学園とつくのが非常にいいなと思いました。何とか小学校とか何とか中学校というのもいいんですけれども、学園というのは何か本当に共々学んでいるなという、小学校というか何とか玉堤学園とか、そんなように名前を変えたらどうなのかなというふうに私個人的には思ったんですけれども、小中一貫教育も中学校の先生が小学校の授業をやっているということ以上に、やっぱり生徒がどういうふうに中学校になったらこういうふうになるのかなみたいな、そういう実体験ができるというのがすごく生徒に中学校に行く上で安心感を与えているのではないかと思いました。 あと、防災教育についても、児童が案内してくれたということが最高のもてなしだったというふうに、個人的には非常にうれしい感じがしました。

多分皆さん、今いたい委員からも発言ありましたけれども、先生方の情熱みたいなものがやっぱり、本当はそれに依存してはいけないんだと思うんですけれども、先生方の情熱というのがすごく学校づくりには色濃く反映されるんだなというのはすごく感じました。 あと、西成高校での取組というのは、高校なので世田谷区の所管とはちょっと離れていると言えば離れているんですけれども、やっぱり教育現場での永遠の課題といいますか、多分先生方は皆さん悩まれているんだと思うんですけれども、家庭の問題にどこまで介入していくか、やっぱりその生徒児童を教育していくために家庭の問題にどこまで踏み込んでどう解決していくかというのは、多分すごく悩み深い問題だと思うんですけれども。世田谷も児童相談所も来ましたし、当然子ども家庭支援センターは昔からあるわけですけれども、やっぱりそこをどううまく連携していって子どもたちの学びにつなげていくのかなというのは、世田谷区でも大いに考えなければいけないことなんだなと思いましたし、場合によっては強く家庭の問題に学校も入っていかざるを得ない場面があるわけですから、そこは何か仕組みとしてしっかり、先生がやるべきじゃないことなんだけれども、何かやっているなみたいな曖昧な形じゃなくて、やっぱり仕組みとして、どこでどうバトンを渡していくのかみたいなことはしっかりつくっていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思いました。 あと、天応学園は新しい体育館棟なので、災害対策というところを視野に入れていろいろ設計されているということで我々御説明を受けたわけですけれども、世田谷区ではどうなんだろうかと。営繕部門としっかり連携して、災害時にこういう機能をこの部分がこうやって果たすということをしっかり連携できているんだろうかというのも少し感じましたので、そういうところも今後しっかり見ていかなきゃ、考えていかなきゃいけないなというふうに思いました。

改めて、どの分野に予算を投じていくのかということについて、各地域の特色を感じる視察だったと理解をしています。施設に使っていくべきなのか、あるいは教育内容の中でもインクルーシブ教育のようなことに使っていくのか、発展的な教育のようなことに使っていくのか、あるいは建物についても体育館に新しい建物でしたがエアコンがないというような状況も、世田谷と比較をしてみると、それぞれどこに予算を使っていくべきかというところに特徴が表れていたと思います。 今回の視察を経て改めて世田谷でも教育分野の予算をさらにぜひ拡充をいただいて、その分教育のもちろん予算を取ってくるだけでなく、我々区議会議員としてはどこの予算を削ってくるのかというところも含めて、予算の回し方というのを考えなければならないということも認識をしています。 最後になりますが、学校に視察に行った中で、子どもたちに案内、アテンドをしてもらうというのは初めての経験でした。ぜひ世田谷区の学校でも、ただ偉そうな大人が後ろに立っているという状況ではなく、子どもたちの総合的な学習の時間なども使って、彼らの教育に、我々のような人間が視察に行くことが教育にうまく利用できるような形で世田谷としても歓迎をしていただきたいということはお願いしておきます。
私は初めての視察で、どういうことをするんだろうみたいな、すごくどきどきしていたんですけれども、いろいろ回らせていただいて、それぞれに思うことはすごくあったんですけれども、私はやっぱり最後の天応学園の小学校の低学年と高学年がごちゃ混ぜにクラスが隣になっているとかというのがすごくいいなと思っていて。というのが、うちも一人娘なので、やっぱり下に子どもがいないし、上にお兄ちゃん、お姉ちゃんがいるわけじゃないから、付き合い方が分からないみたいなことをやっぱり聞いたりするんですよね。そうすると、それが学校でそういう機会があって、お兄ちゃん、お姉ちゃんと接することができたりとか、弟や妹みたいな存在がいるというのはすごくいいなと思いました。何よりも、校長先生がすごく面白かったです。ありがとうございました。

ありがとうございます。 もしもあれば、同行していただいた理事者の方、どなたか感想を。
それぞれとても参考になりました。やっぱり世田谷とすごく違うというところも感じました。やはりその地域によって考え方、先ほどの予算の捉え方とかも違っているので、ものすごい違いを私は感じてきました。 ただ、世田谷でここは取り入れられるなというところはたくさん感じてきました。考え方が違う中でもちょっとアレンジすると世田谷版になるなというところもすごくあったので、これからぜひ私たちの中で話合いをしながら取り入れていきたいというふうに思っています。 それから、最後のアテンドですが、子どもにアテンドをさせるというのは世田谷区でも、数は少ないかもしれないけれども、すごく取り組んでいるんです。天応学園の子どもたちは、決められたせりふを一応言っていて、私がちょっと難しい質問をしたらそこで止まってしまって申し訳なかったなとすごく思ってしまったんですが、世田谷の子どもたちは、自分の言葉で話しなさいということをすごく言っているので、もしかしたら勝手なことを言ったりとか面白いアテンドをするかもしれません。一応決められたせりふというのは、もうそれを遂行することだけだと子どもが思ってしまうので、そうではなくて、自分で説明をするというところに力を入れられるなと思ったので、ぜひ取り組んでみたいと思っているところです。

ぜひ私たちも体験したいですね。 ありがとうございました。これからそれぞれの考え方もいろいろあると思いますし、目指している政策もあると思うので、今回の視察が生きるといいなというふうに思いました。また来年ということになると思いますので、視察のテーマは先ほど阿久津委員からもありましたけれども、よければテーマの御提案もいただきながら、来年のことも考えていければなと思っています。本当にお疲れさまでした、ありがとうございました。 行政視察の成果についてはここまでといたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(2)次回の委員会の開催についてです。 次回は、年間予定にございます九月五日火曜日午前十時から開催予定としたいと思いますけれども、いかがでしょうか。よろしいですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

ありがとうございます。それでは、九月五日火曜日午前十時から開催予定とすることにいたします。 以上で協議事項を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

その他、何かございますか。

七月二十四日付で、せたがやネットフォーラムにおける世田谷区立小中学校生活アンケート結果についてというのがポスティングされているんですけれども、今日、ポスティングしましたよという説明もなければ、特にこの資料の説明もないんですけれども、これは従来、私がこれまでいろんな委員会に出てきた感覚で言うと、二日前にポスティングされるということ自体も違和感があって、多分委員会で報告があってポスティングされるというなら分かるんですけれども、ポスティングされて、委員会に報告もなくて、なおかつその他でも何もないというのはすごく違和感があるんですね。 アンケートというと、大体これから行政は何を読み取っているんだとか、今後何に生かしていくんだとか、通常ちょっとやり取りが発生していくというのもこれまでの常なんですけれども、これについては、これはもうポスティングで終わりで何も説明なしというのは、そういう認識でよろしいんですか。もうこれは何もないよと。
そのポスティングの件については、申し訳ございませんでした。資料を急いで皆さんにお示ししたいということでポスティングの形を取らせていただきましたけれども、次回の文教委員会のときにはきちんと分析をして、八月九日に第三回目のネットフォーラムもございますので、その結果も踏まえて御報告をさせていただきたいと思います。申し訳ありませんでした。

報告していただけるということであれば、それはそれで了なんですけれども、当初項目に入っていなかったから報告しなかったということだとしたら、そういうことじゃなくて適時適切にやっていただければ、多分議会としてはそれはいいことだと思うので、何か資料ができて報告すべきことがあれば、そのタイミングでしっかり報告していただければというふうに思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

その他になければ、以上で本日の文教常任委員会を散会します。 午前十一時九分散会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 署名 文教常任委員会 委員長