← 世田谷区議会 会議録一覧
委員会令和 5年  9月 環境・災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会2023/09/27

令和 5年  9月 環境・災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会

公式会議録(原文)を見る →

// 発言者(15名)

桃野芳文改革無所属の会
発言19
羽田圭二
発言11
島添
発言7
河野自由民主党世田谷区議団
発言6
藤川
発言5
若林りさ日本維新の会
発言4
阿久津皇自由民主党世田谷区議団
発言2
大塚
発言2
おのみずき生活者ネットワーク
発言2
佐藤ひろと公明党世田谷区議団
発言2
オルズグル参政党
発言2
福田たえ美公明党世田谷区議団
発言1
たかじょう訓子日本共産党世田谷区議団
発言1
上川あや生活者ネットワーク
発言1
大谷
発言1

// 発言(66件)

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

ただいまから環境・災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

それでは、1報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和五年度一般会計補正予算(第三次)について(当委員会所管分)、理事者の説明を願います。

河野
河野自由民主党世田谷区議団

それでは、令和五年度一般会計補正予算(第三次)のうち、当委員会所管分について御説明いたします。  補正予算(案)概要の右上に記載の番号で一〇ページを御覧ください。  3その他事業費の補正の(7)情報通信システムの整備及び(8)防災施設整備を御覧ください。  危機管理部の補正のうち、まず減額分といたしまして、(7)情報通信システムの整備において四千百三万円となっております。こちらは、本庁舎整備工事の延伸に伴う物品や情報通信に係るものでございまして、高所カメラの映像管理システム構築業務委託及び新庁舎のオペレーションルーム等に配置する重機の購入に係る予算でございます。  これらは令和五年度当初予算として計上しておりましたが、延伸に伴うスケジュール変更により今年度中の執行見込みがなくなったことから減額するものでございます。  なお、これらにつきましては令和六年度当初予算として再度計上する予定でございます。  また、増額分といたしましては、(8)防災施設整備の二千二百七十万九千円となります。こちらは、同じく本庁舎整備工事の延伸に伴いまして、主に情報通信に係る災害対策課所管の予算事業における契約案件に係るものでございます。  内訳といたしましては、固定系防災無線及び地域系無線設備の機器更新、それから、東京都防災行政無線移設業務委託が含まれるものでございます。  続きまして、一五ページ、Ⅶ繰越明許費についての説明でございます。  表中の4情報通信システムの整備といたしまして四千百十四万円。及び5防災施設整備といたしまして一億七千六百十五万円について、先ほどと同様、本庁舎整備工事の延伸に伴うスケジュール変更により来年度への繰越しを行うものでございます。  説明は以上でございます。

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

羽田圭二

そもそも、この防災システムの内容について、もう少し詳細に教えていただけますか。

河野
河野自由民主党世田谷区議団

防災情報システムにつきましては、先日の当委員会でも御報告差し上げましたが、クラウドを使いまして全職員が被害情報等を一斉に確認できるようなシステムになってございます。  一方で、今回延伸となりました本庁舎整備の遅れに伴い整備が延伸となっております部分につきましては、主に情報を一元的に確認できるモニター等の整備、こちらが新しくできる東棟の第一期の三階に設置予定でございましたが、そちらが延伸になるというものでございます。  したがいまして、防災情報システムの中では、大部分は出来上がっていると我々は認識しておりますが、最後の映像システムが新本庁舎に設置されないと完遂されない、こういった状況であるということでございます。

羽田圭二

その映像システムが最後に導入される、それが延期になったということなんですけれども、それによって何か支障があるのかどうか。特に災害対策、本会議等でも出ていますけれども、実際に発災した際にすぐに対応ができるのか、できないのか等を含めて、その点はいかがでしょうか。

河野
河野自由民主党世田谷区議団

東日本大震災の後に耐震の数値が低かった第一庁舎から新耐震基準に合致しておる補強工事を行いまして、現在、第三庁舎の三階に災害対策本部機能を移しております。そういったことから、大きな地震が起こっても災害対策本部の機能としては第三庁舎の三階で現在も継続できるというふうな状況にはなってございます。  ただ、新庁舎のほうでモニター等の整備が終わらないと、一元的な情報をモニターに映しますので、同時に被害情報を認識することができない、こういったデメリットは残っております。

羽田圭二

要するに、同時に見ることができない。それは、ほかの方法でも見ることができないんですか。

河野
河野自由民主党世田谷区議団

現在、ブライトホールが災害対策本部長室になるというふうに想定しておりまして、ここには従前からモニターが四基設置されております。その他、モニター等を持ち込みまして、現在、新庁舎で予定しておりますモニターは八台のモニターなんですけれども、残り四台のモニターを追加すれば、情報としてはその場でも確認できる、そういう状況になります。

羽田圭二

では、そういう意味では、確認なんですけれども、先ほど伺ったように、災害発生時においても一定の対応が取れると。それから、現状のシステムにおいても対応は取れるというふうに理解していいでしょうか。

河野
河野自由民主党世田谷区議団

そういった認識を持っていただいて結構だと思います。

羽田圭二

最後になりますけれども、それでは、予定したシステムの導入によって何が高まるかということですね。先ほど述べているかもしれませんが、それをもう一度確認させていただきます。

河野
河野自由民主党世田谷区議団

災害対策本部長室に集まっている本部長以下、幹部職員あるいは防災関係機関のリエゾン、こういったメンバーが同一の情報を同時に認識できる、そういった機能が、現在、本庁舎の延伸によって欠けているといいますか、そういった状況になってございます。

羽田圭二

それで、この補正予算は、企画総務委員会で既に確認といいますか、議決されていますよね。その辺は多分答えることはできないと思いますけれども、要するに、もう既に確認されている内容が今日報告されているということになるじゃないですか。正直言って、それはちょっと何かおかしいのではないかというふうに思うんですよね。  これは我々の議会の委員会の手続ということもあるかもしれませんけれども、議会としては、特別委員会で本来もう少し議論をして、今確認したような、システムによって何か支障を来すのか来さないのか等を含めて、それが議論されて、その上で企画総務委員会で議決されていくという運びだとは思うんですよね。もちろん、企画総務委員会でも一定の議論はあったかと思うんですけれども、その辺はちょっと疑問に思うところですね。

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

御意見でよろしいですか。

羽田圭二

はい。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

それでは次に、(2)関東大震災百年(仮称)せたがや防災イベントについて、理事者の説明を願います。

藤川

それでは、せたがや防災イベントについて説明をいたします。  1のところなんですが、本イベントは国士舘大学と共催をいたしまして、区民一人一人の防災意識の醸成、主には在宅避難とその備えや、発災時の訓練等を通じて地域防災力の向上を目指すものでございます。  日時は、十二月十日の日曜日十時から十六時半を予定してございます。  3の開催概要ですけれども、シンポジウムのテーマは「首都直下地震の避難者対策」として進めておりまして、会場は国士舘大学の多目的ホールをお借りします。基調講演は、避難者対策が御専門の学識経験者に内諾を得ておりまして、パネルディスカッションにつきましては、世田谷区長をはじめ国士舘大学の防災が御専門の教授ですとか、私立学校で生徒たちに防災教育を実践されている先生、さらには要介護高齢者の在宅での生活を支援されている団体の方などに御登壇いただき、それぞれの立場からの御意見や御討議をお願いしております。  (2)の防災イベント・防災訓練についてですけれども、訓練のほかにも、区内消防署に協力いただきまして消防演習や防災体験等も御用意をし、親子などでも御参加いただける工夫を凝らしております。  (3)の展示についてなんですけれども、シンポジウム会場前のスペースにて行う予定としておりまして、東日本大震災や熊本地震などの実際の避難所の様子を伝える内容とともに、そこから在宅避難の重要性を訴えまして、併せて在宅避難に欠かせない備蓄食料や簡易トイレ等を実際に展示するなどいたしまして、防災意識の醸成に役立つものとしたいと考えてございます。  私からは以上です。

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

若林りさ
若林りさ日本維新の会

せたがや防災イベントということで様々なイベント内容が組み込まれていると思うんですけれども、パネル展示なんですが、こちらに、私が以前から要望を出している被災動物ボランティアの周知拡大なんですけれども、そういった動物関係のパネルも展示されますでしょうか、確認になります。

藤川

今、このイベントの趣旨のところが、一番のメインテーマとしては在宅避難という形で、実際、熊本ですとか東日本大震災の人々の生活状況というところに焦点を当てて、その方々に対して在宅避難を訴えていきたいというところのテーマでやっておりまして、現在のところ、動物関係のところの展示は考えていないんですけれども、持ち帰って少し検討させていただきたいと思います。

若林りさ
若林りさ日本維新の会

在宅避難ということですけれども、動物と一緒に住まわれている方というのは、本当に世田谷区は多いと思いますので、ぜひそういった動物関係のものも周知拡大ですとか、やっていただけるとうれしいので要望いたします。よろしくお願いします。

阿久津皇
阿久津皇自由民主党世田谷区議団

ぜひしっかりと進めていただきたいんですけれども、この避難所のお話だと、東日本とか熊本ということで私も現場を見てきましたけれども、実際現場では、水が止まっているとかというところで自衛隊の給水車が来ていたりとか、お風呂を提供しているとか、いろいろ震災、災害の復旧、復興のところに自衛隊の御支援というのは欠かせないと思うんですけれども、そういったところの展示とか啓発みたいなことは予定されていますか。

藤川

その部分ですけれども、私も先日、世田谷消防のイベントに参加をしてまいりまして、そこに自衛隊の方も来られていて、そのような啓発というか、実際、こういうふうに自衛隊が動くんですというような形のことをされていましたので、その点についても検討させていただきたいと思います。

阿久津皇
阿久津皇自由民主党世田谷区議団

ぜひ前向きに検討してください。

羽田圭二

これは関東大震災百年ということをかけていますから、百年前に何が起きたかということについては本会議でも上川議員をはじめ、他の会派からも意見が出されているかと思います。その中で問われているのは、避難する際に、そこでデマが飛んだりだとかいうことですよね。それで、そういったことについてもしっかりこの中で報告するのかどうか。  つまり、百年前の話だけではなくて、東日本大震災、それから、昨今の豪雨災害等でもそういうデマが飛んだり、とりわけ今はSNSでそういう誤った情報が流されるみたいなことが起きているわけですから、そういった注意喚起も含めて行っていくのかどうか、この点についてお聞きしておきたいと思います。

藤川

先ほど委員からお話がございました関東大震災に起因したデマですとか、あるいは人の心の闇の部分ですとか、そういった内容につきましては、現状は考えていなかったんですけれども、その点については、少し共催する国士舘大学とも協議をいたしまして検討してまいりたいと思います。

羽田圭二

その際、ポイントは、現代、今の話ですよね。この間起きている事実、これはいろいろなところも、今回展示されている世田谷区立の平和資料館、あそこでもその内容については触れられていますよね。したがって、その点を含めて対応していただければと思います。

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

御要望ですね。

羽田圭二

はい。

福田たえ美公明党世田谷区議団

今、避難所運営訓練等を行っている地域もあるんですけれども、その中で、ペットとの同行避難ということで話題がよく出てくるんですけれども、世田谷区内でペットと一緒に避難ができるというような御準備ができている避難所がまだ本当に数か所ぐらいかなというふうに認識しておりまして、その中で、やはり飼い主さんにしっかりと心構えをしていただかなくてはいけないことがあるのではないかということが非常に地域でも話題になりまして、地域の中でペットとの同行避難についてということを公園イベントで行ったときに、公園ですので、やはり犬を連れて散歩されている方が気楽に、あれっ、何ですかということで急激に意識が醸成されていく場面を何回か見させていただきました。  そういう意味でも、ここにも書いてありますけれども、区民の方への、一人一人の防災意識の醸成ということで、そういう意味では、御準備をしていただくためにも一人一人のそういった醸成の中にペットとの同行避難、同行避難だけではないですけれども、どういった準備をしていくこと、また、日頃からのしつけというんでしょうか、そういったものもしっかり行うことで災害時にも混乱しないということを何かの形でお伝えしていかないといけないんじゃないかと思うんですが、こういったことも、ここにできれば本当は取り入れていただけたらというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。

藤川

先ほど若林委員からの御指摘もございましたので、動物関係と一緒に避難ですとか、あるいは自宅での準備ですとか、そういったものの啓発についても検討をさせていただきたいと思います。

大塚

今、委員の皆様から様々災害対策について重要なポイント、啓発をしていかなければいけないことの御意見をいただきました。しっかり受け止めさせていただいて、この機会に、在宅避難もそうですし、震災への備え、それが十分できるようなイベントにしていきたいと思います。

たかじょう訓子
たかじょう訓子日本共産党世田谷区議団

本会議の後の日曜日、私が住む集合住宅で防災訓練が行われて、そこで災害時にどういうことが必要なのかというDVD視聴も行ったんですけれども、年に一度、集合住宅ごとにやるこういった防災訓練というのは本当重要だなというふうに私も思っています。  そういった中で、流れたDVDは地域振興課の方からお借りしてやっているんです。それがちょっと古くて、今こうやって新しい避難所マニュアルもできている中でこういうイベントをしていただいて、様々な周辺の町会の皆さんに周知していくという、こういうイベントはすごくいいというふうに思っていますけれども、ふだんの町会でそういった普及啓発ができるのも私たちは求めていますが、在宅避難用のDVDもぜひ何らかのほうで、まだ発売されていないのかもしれないですけれども、世田谷区としても、やっぱりこれは早急にやったほうがいいかなというふうに私も思いましたので、そこはちょっとお願いしておきたいと思います。  これは要望です。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

それでは次に、(3)全国地域安全運動実施に伴う区内各種防犯イベント等の実施について、理事者の説明を願います。

島添

全国地域安全運動実施に伴う区内各種防犯イベント等の実施について、資料に沿って御報告いたします。  資料一ページ目を御覧ください。主旨ですが、毎年十月十一日から二十日までの十日間、警察及び防犯協会等が連携し、全国地域安全運動が実施されます。区におきましても、全国地域安全運動の前後で各種防犯活動を実施いたします。  主なイベントですが、世田谷区民地域安全のつどい、世田谷区内「犯罪ゼロの日」、世田谷・杉並・渋谷区境三区合同防犯パトロールについて御説明させていただきます。  二ページ目、別紙1を御覧ください。イベントの一点目ですが、世田谷区民地域安全のつどいです。実施日時は、全国地域安全運動に先駆けて十月五日木曜日午後二時から午後三時四十五分まで、烏山区民会館ホールにて実施いたします。  内容は5に記載のとおりです。  三ページ目、別紙2に移ります。二点目は、世田谷区内「犯罪ゼロの日」です。これは全国地域安全運動期間中の一日を世田谷区内「犯罪ゼロの日」に指定して、区内全域におきまして防犯啓発活動を展開するキャンペーンになります。区内の商店街や交通機関、金融機関、区内小中学校、区内警察署などの皆様に協力していただきまして、町中に黄色い旗の形をした防犯啓発ポスターを一斉に掲示して、区全体で防犯意識の向上を図ります。  また、区内各所で町会・自治会、PTA、自主防犯パトロール団体の皆さんが地域の防犯パトロールを実施するほか、イベントとしまして、十月十一日水曜日午後一時半から午後三時までの間、玉川区民会館玉川せせらぎホールと玉川総合支所コミュニティ広場にて実施いたします。内容は③に記載のとおりです。  四ページ目、別紙3に移ります。イベントの三点目として、世田谷・杉並・渋谷区境三区合同防犯パトロールです。行政区境や警察署管轄境は警戒の目が届きづらいと言われております。そこで、区境の連携と地域の防犯力向上を図ることを目的として、隣接する地元住民、警察及び自治体が合同でパトロールを行います。今年は十月二十四日火曜日午後二時から午後三時三十分の間に実施いたします。  今後も、説明させていただきました防犯イベント等を契機としまして、区民の皆さんが参加しやすく、区全体の防犯意識の向上につながる防犯活動を推進してまいります。  以上で報告を終わります。

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

おのみずき生活者ネットワーク

別紙2の十月十一日に予定されている「犯罪ゼロの日」に関してなんですけれども、取組内容のうち、防犯パトロールを町会・自治会とかの自主防犯パトロール団体等が行うということなんですけれども、やっぱり犯罪というところで個人的に私が気になったのは、レイシャル・プロファイリングの件が気になりまして、ここ数年、ニュースとかでも取り上げられるようになってきたかなと思うんですけれども、要は、見た目で、肌の色とか国籍とかで判断して、そういった人たちに対して警察とかが、いわゆる犯罪とかと結びつけるような言動、態度を取ったりすることで、日本はそれがすごくひどいというふうに一般的に言われていて、こういった一般の人たちの協力も仰いで防犯活動をされるのはいいと思うんですけれども、そういった中で無意識の、アンコンシャスな差別とかに基づく言動が取られないかなというのはちょっと気になるところでして、レイシャル・プロファイリングもそうですけれども、そういったところに関して実施していただく方への周知啓発とかというのは、区として何か取組をされているんでしょうか。

島添

いわゆる不審者に対する職務質問は警察が主にやっておるところなんですけれども、今、委員がおっしゃるとおり、区民の方が不審者という概念、非常に曖昧なものですので、これをどう捉えるか。見た目で判断するのが今おっしゃったレイシャル・プロファイリング、服装であったり、髪型であったりというところが非常に問題視されているというところで、地域の方が団結することによりまして、ふだんこの地域にいないだろうという人をあぶり出すという意味で、そういった人を警察等を通じて通報して、最終的には警察が職務質問をするという形になります。そういった意味におきまして、地域の方が自分の地域を守るということによりまして、ふだんここにいるはずのない人を不審者として大きく捉えて、あとは警察に連絡するという形になります。  したがいまして、見た目で判断するというよりかは、ふだんいない人をあぶり出すという形の作業になるかと思いますので、その辺も、レイシャル・プロファイリングの件も、今後、地域の方と連携を取りながらそういったことがないように注意して活動してまいりたいと思います。

おのみずき生活者ネットワーク

見た目で判断することがないようにということだったんですけれども、その一方で、ふだん地域にいない人がというところは、やっぱり見た目で判断することになってしまうのかなと考えていまして、なかなかそこは線引きが難しいし、実際問題、地域にふだんいない、あの人は不審者だというのは、やっぱり一〇〇%見た目で判断していると思うんです。  そのあたりに関しては本当に注意が必要だと思っていて、先ほど羽田委員がお話しになっていた関東大震災のときの朝鮮人虐殺事件のときも、やっぱりベースに差別意識とかがいろいろある中で、千歳村烏山にブーンと入ってきた車に乗っている人をやってしまったというところもあると思っていて、地域にふだんいない人というところのくくりは大分危ないんじゃないかなと思っておりまして、そのあたりは実施される前に、もう少し丁寧に区のほうでも検討いただきたいですし、しっかりその辺、先ほどの関東大震災の話とも絡めながら、安易に不審者だと決めつけて警察に通報するとかということにはならないように、周知啓発を本当にしっかりお願いしたいなというふうに思いますが、難しいでしょうか。

島添

今、委員がおっしゃるとおり、見た目で判断、ふだんいない方は不審者と決めつける、その御意見はごもっともだと思うんですけれども、やはり地域の住民にとりましては、いつ何どき被害に遭うか分からない、その犯罪に対する恐怖というのも一方であると思うんです。  ですので、大きなフィルターにそこをすくい取る形で、直接的に不審者に対する何かを起こすわけではなくて、あとは警察の手に委ねることによって、警察が職務質問によってそこを白黒つけるという形にしたいと考えております。  しかしながら、おっしゃるとおり、イベントが始まる前に区民の方には御説明して、警察と連携しながら、そこら辺は丁寧にやっていきたいと考えております。

羽田圭二

見た目で判断するというのは、それはそれでかなり危険ですよね。だから、世田谷区がやる以上は人権意識だとか、それから、できるだけ、住民で言えば対話といいますか、そういうことが基本に置かれておかないと、要するに、ちょっとおかしいから警察に後は任せますみたいな話で警察が職務質問するみたいなね。必ずしもそれがいいのかどうかというのは、なかなか難しいところですよね。  したがって、要するに、パトロールする側についてもやっぱり人権意識みたいなことが醸成されていかなくちゃならないし、それからあともう一つは、言葉が通じるか通じないかとかいう問題もありますけれども、それでも、できるだけ対話ということで、それによって分かると言ったらおかしいですけれども、本当に一緒になってこの地域のことについて考えられる人かもしれませんし、その辺はしっかり住民の皆さんとも、要するに、協議をしていく必要があるのではないかと私は思いますけれども、いかがですか。

島添

なかなか難しい問題で、不審者に対する、やはり曖昧な定義になると思うので、そこは非常にデリケートな問題であったりするんですけれども、地域の方が団結することによりまして、ちょっと……。

大塚

今、こういう見守りというんですかね、パトロールをするときにも、人権意識、そういうようなところもしっかり併せて啓発をしていくということで、大変重要な御意見をいただいたというふうに受け止めています。  こういうパトロールというんですかね、そのようなことをやっていただくということについて、毎年、各地域で啓発の講習会的なこともやっています。その中で、今お話しいただいた人権意識をしっかり持っていただくというようなことについても併せて啓発をさせていただいて、地域がよりよくなるように取り組んでいきたいというふうに考えております。

上川あや
上川あや生活者ネットワーク

おの委員からも羽田委員からもお話がありましたけれども、私も、おっしゃっているそれぞれの懸念については共有するところがあって、今回も本会議で百年前の関東大震災のときに何が起こったのかというお話をさせていただいて、内閣府の災害教訓に関する専門家の調査会が百年前に何が起こったかという報告書を、かなり内容の厚いものを出していて、その中で挙げられていたことの一つが、もともとはやっぱり郷土を愛するとか、我々地域が安心して暮らせるようにという思いの発露が一体何を百年前に引き起こしたのかといったときには、官憲が住民とかにも呼びかけて自警団が結成をされて、自警団は、朝鮮半島出身者が危険な分子であるというレッテル張りが、もともと民族間に相互に不信があったところに、そういったことがばらまかれると、自衛を理由にして勝手に暴力を振るって、烏山では鳶口とか、竹やりとか、長やりとかいろんなものを持ち出して、日本刀で切りつけたり、めった打ちにしたりしたわけですよね。  太子堂でも自分たちの町を守るんだという意識で集まった住民たちが、ただ警察に護送しているだけの朝鮮人が世田谷警察署の巡査が引き連れているところを住民たちが警戒心のために襲って、四十人の自警団が襲ったそうですけれども、それに対して、一緒になって、朝鮮の人だからしょっぴかれていて、やっぱり悪いことをやったんだという思い込みが高じたがために、自衛の精神の結果として猟銃で頭を打って射殺をするという事件が起きて、ふだんだったら冷静に判断できるようなことが災害の不安にあおられて、平素からのやっぱり偏見が爆発をして集団心理が高じてきたときに、とても恐ろしいことが起こるというのが過去の教訓なんですよね。  だから、おの委員がおっしゃったようなレイシャル・プロファイリング、見た目に外国人だとなったら途端に、日本人に対してはそこまで執拗にしないような職務質問とかが平素から町なかで行われているみたいなことが問題視されていますけれども、やっぱりこういう住民と共に町を安全に保つということはとても大切なことなんですけれども、その一方で、一緒になってつくられていく空気の中に偏見が混じり、そこに危機感みたいなことがあおられると、東日本大震災のときには外国人の窃盗団が盗みを働いているとか、御遺体から指輪を抜き取っているとか、そういったことが広くインターネットも介して流されて、後の調査では、半分の人がそれを聞いていて、八七%の人は外国人の犯罪を信じたと言うんです。こうしたことと、区が誘導する地域住民の自衛のための組織というものが、まかり間違うと集団でちょっと怖いことが起きないかということが、やっぱり過去の教訓なんですよね。  羽田委員もおっしゃってくださいましたけれども、片方で、やっぱり平素から怪しい人を見つけ出そうということの裏にあるリスク、そこにはやっぱり日本人ではないとか、性的マイノリティーであるとか、異質なものを怪しく思うという空気は社会の中に厳然とあって、マイノリティーはそれがゆえに日常に差別を受けているわけですけれども、全国の自治体で初めて民族・国籍差別を禁止したこの世田谷区にあっては、やっぱり一層の、ベースにそういった差別がないような社会づくりをしなければいけないし、怪しい人を見つけ出そうという動きの一方には、重ねてそういう意識づけを住民の方々に働きかけるのであれば、セットで必ず行わなければ、やっぱり正常な判断ができなくなったときには恐ろしいことが起きないかなということを私は懸念します。それが東日本大震災でも起きたデマの効果なんですよね。  なので、危機管理部長が御答弁いただいたので改めての御答弁を求めるつもりはないですけれども、ここで出てきたそれぞれの委員の提言と、この町で実際に無辜の、何の罪もない朝鮮人が官憲と一緒になった住民たちによって虐殺をされたという事実をやっぱり教訓として生かして、先ほどの、パネル展示もなさるというイベントとかの御報告の説明がありましたけれども、きちんとそれを生かしていただきたいということを要望いたします。

若林りさ
若林りさ日本維新の会

ちょっと関連で一つ提案なんですけれども、皆さんからとても貴重な御意見がたくさん出ていたと思います。そういった見た目で判断してはいけないですし、差別とか、そういったものは絶対駄目だと思うんですけれども、先ほどの御答弁で、どの方が不審者でとか、曖昧だとおっしゃったじゃないですか。  それって本当に、私は、行動とか動きで分かる、それも一つだと思うんですよ。地域にいない人とおっしゃいましたけれども、幾ら地域にいそうな人でも、怪しい動きとか、例えば、女性をカメラで追いかけ回したりとか、それは明らかですよね。そういったものはしっかり取り締まっていただきたいと私から要望はあります。見るからにちょっと犯罪性がありそうな、何かを盗もうとしているとか、未然に防げるものは、行動とか動きとかでも判断できるのかなとは思いますけれども。質問、要望、どちらでもあるんですけれども、いかがでしょうか。

島添

今おっしゃった、明らかに不審なというところでございます。起こる場所として考えられるのは人が集まるところであったり、道路上であったり、そういうところでは交通機関であったり、鉄道とかの協力を得まして注意啓発するような取組を行っていますので、あとは、警察でも鉄道警備隊を配置したりですとか、そういったところの対策は取っておりますし、あと路上であったり、そういうところでは、実際の犯罪の発生状況に鑑みまして防犯カメラの設置の推進を行っておるというところで、そういうところでカバーしていると認識しております。

若林りさ
若林りさ日本維新の会

あと、この別紙2の「犯罪ゼロの日」の実施についてなんですけれども、こちらは、今年度も十月十一日、世田谷区内で「犯罪ゼロの日」が行われると思うんですけれども、防犯キャンペーンの取組が、防犯啓発ポスターを貼るとあるんですけれども、私は第二回定例会でも一般質問で質問と要望をしているんですけれども、町のデジタルサイネージですとか、駅前とかは、様々なところで結構いろいろあるんですよ。そこでもこういった「犯罪ゼロの日」をやっていますかみたいに伺ったら、一日しかやっていないみたいに、十月十一日だけしかそれをやっていないと伺って、この地域安全運動期間は二十日まで行われることなので、もうちょっと長くやっていただくとか、やっぱりデジタルだと結構人が見たりとか、目立ちますので、ぜひこちらもポスターだけじゃなくて幅広く周知啓発していただきたいと思いますので、要望いたします。

佐藤ひろと
佐藤ひろと公明党世田谷区議団

すみません、これはそもそもですけれども、何かおかしな話になっているんです。この三区合同の防犯パトロールというのは地域の不審者をあぶり出すためのパトロールなんですか。

島添

これは、実際に地元にいらっしゃる住民の方、あと、それに携わる区であったり警察が協力体制、連携を強めようという大きな目的ではあります。あぶり出すというのは副次的なものでございまして、連携することによって防犯意識を高めましょうということが目的になります。

佐藤ひろと
佐藤ひろと公明党世田谷区議団

だから、犯罪を起こしづらいまちづくりの機運を醸成しましょうということを区民の方とつくり上げていくんだから、見た目であの人が不審者です、不審者じゃないって、別にファイリングするパトロールじゃないんですよね。  大事なことは、例えば、不法投棄がされたままとか、空き家が放置されたままとか、どう見てもここは人が住んでいるのに何か窓が開けっ放しだとか、町の住んでいる変化に敏感に気がついて、そこをちゃんと警察等に連携してもらって。  だって、不審者を摘発するのは警察の仕事でしょう。そういう中で、やはり正しい認識を住民の方が持つということを醸成していくことが、私はこのパトロールの目的だと思うので。いや、それは、皆さんの言っていることは分かりますけれども、不審者をあぶり出すためのパトロールをやるわけじゃないので、そこの目的をちょっとたがえないようにしてもらいたいんです。  だから、何となく私たちは見て見ぬふりをするという傾向があるので、そうじゃなくて、ふだん止まっていないところにずっと車が止まっているとか、自転車がずっと放置されているとかということも含めて、自分たちの住んでいる町の変化に敏感に気がついて、それを連携して警察と、もしくは消防もそうですけれども、関係機関と犯罪が起こしづらいまちづくりをどうやってつくっていくかというところに注力していくための一つの方法がこのパトロールだと思うので、不審者を見分けるためにやるということ自体は、私はちょっとおかしいと思いますのでね。  それぞれの偏見というのは、人間は持っているので、それをどうやって変えていくかということは当然必要ですよ。当然必要ですけれども、人間はどうしても見た目で判断してしまうところがあるので、見た目イコール不審者とならないように、もちろんしていくことは、それは側面的にやっていくことになるので、このパトロールの目的をしっかりと参加していただく方にも趣旨を伝えていただくということが私は最も重要だと思いますので、その点だけ要望しておきます。

オルズグル
オルズグル参政党

本日、皆様からすごく大切な意見が出て、私も国籍とか外見で判断するのは非常に危ないと思いますし、自分が日本に長く住んで、日本語を話しても、日々アンコンシャスバイアスに遭ったりとか、自分も日々偏見に遭い続けているんですけれども、ふだん地域にいないという区切りは非常に私も、詳しくもうちょっといろいろ定義を定めたほうがいいんじゃないかなと思っていて、例えば、昨日転入してきました、今まで地域にいませんでした。見た目的にも不審者に見えるんですけれども、実際は普通の人で、新しく転入してきた人とかね。ふだん地域にいる、いないという、皆さんが皆さんの顔を一〇〇%覚えているわけではないんですよね。というのがあるし、そこはもっと細かい定義をしていただきたいのと、あと「犯罪ゼロの日」、イベントと言ったらいいのかな、イベントそのものに、私は地域の、国籍とか関係なくいろんな方々が平等に参加すべきだと思うんですよね。  このイベント、この取組が行われていること自体が、例えば、外国人のコミュニティーに行き届くような何か、クロッシングせたがやでもいいですけれども、こんなことが行われますよというのは、そもそも外国人の方々も参加できるような取組になっているんですか。

島添

このイベントに関する周知はあらゆる広報媒体を通じてやっておるんですけれども、「区のおしらせ」であったり、ホームページであったり、あと関係機関、いろんな、例えば学校であったり、銀行であったり、鉄道であったり、そういったところの協力を得まして、区内のあらゆる場所に掲示をさせていただいております。  そういった中で、これが今御質問の外国コミュニティーの方にピンポイントにされているかと言われますと、正直そこまではちょっと現状図っていなかったところですので、今後そういったところも周知の方法としまして検討させていただきたいと思っております。

オルズグル
オルズグル参政党

要望ですけれども、やはりそういう偏見とかアンコンシャスバイアスをなくすために、いろんな区内の外国の方々と共に平等にいろんな取組をやっていかないといけないと私は思うんですけれども、そのために、こういうイベントをやられるときに、事前に誰でも参加しやすい、そういった取組をしていただきたいのと、必ずマイノリティーの方々もこちらのイベントに入ったことで偏見とかがもっと減るんじゃないかと私は思うので、ぜひそちらにもっと周知していただきたいです。要望です。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

次に、(4)オウム真理教問題対策(状況)について、理事者の説明を願います。

大谷

私からは、オウム真理教問題対策の状況について御報告いたします。  まず、1現地の状況ですが、関係機関からの情報では従前と変わらず、GSハイム烏山にひかりの輪信者五名程度が居住している模様であります。  続きまして、2烏山地域オウム真理教対策住民協議会の活動状況です。第四十七回オウム真理教対策抗議デモ・学習会を令和五年十一月十一日土曜日午後一時三十分から開催いたします。前半は抗議デモを行います。烏山区民センター前広場からひかりの輪の南烏山施設に入るGSハイム烏山前を経て烏山区民センター前広場に戻るコースで巡回いたします。後半は烏山区民会館にて学習会を開催します。講師に立正大学心理学部対人・社会心理学科教授で日本脱カルト協会代表理事でもある西田公昭氏を迎え、「オウム信者の心理学的再考」をテーマに講演いただきます。  3四者会議の開催についてです。公安調査庁の呼びかけで、住民協議会、成城警察署及び世田谷区の四者により、アレフやひかりの輪等に関する情報交換、共有を定期的に行っており、令和五年十一月一日水曜日午後三時から烏山総合支所にて開催する予定でございます。  4観察処分更新を求める国への要請行動についてであります。前回、九月七日の当委員会にて報告したとおり、令和六年一月に期限を迎える団体規制法に基づく観察処分の期間更新を求める要請行動を、法務大臣及び公安調査庁長官、公安審査委員会委員長に対し、十一月十三日金曜日に実施する予定でございます。  5その他としてですが、九月五日にひかりの輪の南烏山施設に対して公安調査庁による立入検査が行われました。上祐代表の説法を収録したCDやDVDなどが保管されていることが確認されたということでございます。詳細については、十月一日に予定されている四者会議において公安調査庁から話がある見込みです。  私からは以上です。

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

それでは次に、(5)その他ですが、ほかに報告事項はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

特になければ、以上で報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

次に、2閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. 環境総合対策について 2. 総合的な災害対策について 3. 危機管理の総合調整について 4. 防犯対策について 5. オウム問題(カルト問題を含む)対策について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

次に、3協議事項に入ります。  (1)次回委員会の開催についてです。次回委員会は年間予定である十一月十六日木曜日午前十時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

それでは、十一月十六日木曜日午前十時から開催することと決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

その他、全体を通じて何かございますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

桃野芳文
桃野芳文改革無所属の会

特にないようですので、以上で環境・災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会を散会いたします。     午前十時五十分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   環境・災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会    委員長