世田谷区議会ので、渡部理枝教育長の辞職に伴う後任教育長の任命同意と、パンデミック条約に関する審査が主なテーマとなった。教育長人事については議員から複数の反対意見が出される一方で、最終的に同意が得られた。
- ・渡部教育長の任期途中での辞職と後任知久孝之氏の任命について
- ・教育長人事決定プロセスの十分性と透明性をめぐる疑問
- ・教育現場経験者と教育行政経験者の適性に関する議論
- ・保坂区長の特別職人事に関する一連の辞任事例への危機感
- ・パンデミック条約に関するの・について
- ✓専決第2号、第3号を委員長報告どおり承認
- ✓同意第2号『世田谷区教育教育長任命の同意』を承認(知久孝之氏を教育長に任命)
- ✓教育長人事に関する付託を省略することを決定
※ このまとめはAIが発言記録から自動生成した要約です。正確な内容は下部の発言や公式会議録の原文をご確認ください。
// 発言者(14名)
// 発言(66件)

ただいまから本日の会議を開きます。 ────────────────────

直ちに日程に入ります。

本六件に関し、企画総務委員長の報告を求めます。 〔三十七番山口ひろひさ議員登壇〕(拍手)

ただいま上程になりました議案第四十号から議案第四十三号、専決第二号及び専決第三号の六件につきまして、企画総務委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。 初めに、議案第四十号「世田谷区特別区税条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 本件は、特別区民税の減免を区長の職権で行うことを可能とするとともに、規定の整備を図るため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明の後、意見に入りましたところ、日本共産党より、「本改正は、所得が皆無となったことにより生活が著しく困難になった方や、これに準ずる方のみが減免の対象になっている。さきの予算特別委員会でも我が党が申し上げたとおり、川崎市等が実施している所得が前年度から三割以上減少した方も対象に含めるような制度とすることを今後、積極的に検討することを求め、賛成する」との表明がありました。 引き続き採決に入りましたところ、議案第四十号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。 次に、議案第四十一号「世田谷区立太子堂中学校温水プール改修機械設備工事(令和六年度)請負契約」について申し上げます。 本件は、太子堂中学校温水プールについて、世田谷区公共施設等総合管理計画に基づき、大規模改修工事を行うため提案されたものであります。 委員会では、本庁舎整備のように工期延伸が生じた場合の違約金等の取扱いが問われたのに対し、理事者より、本庁舎等整備工事は、技術提案型総合評価方式による入札で施工者を決定したため、遅延違約金のほか、技術提案不履行違約金の請求について施工者と合意している。一方、本工事は総合評価方式による入札であり、技術提案不履行に関する違約金等は発生しないため、遅延違約金のみを請求することを想定しているとの答弁がありました。 その後、採決に入りましたところ、議案第四十一号は全員異議なく可決と決定いたしました。 次に、議案第四十二号「補助第二一六号線四号橋整備工事(下部工)請負契約」について申し上げます。 本件は、都市計画道路補助二一六号線の築造に伴い、仙川との交差部に新設を計画している四号橋の土台となる橋梁下部構造の築造及び周辺護岸の改築を行うため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十二号は全員異議なく可決と決定いたしました。 次に、議案第四十三号「松原橋補修工事委託契約」について申し上げます。 本件は、世田谷区橋梁長寿命化修繕計画に基づき、特別区道と京王井の頭線との交差部に架かる跨線橋である松原橋の補修工事を行うため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十三号は全員異議なく可決と決定いたしました。 次に、専決第二号「専決処分の承認(世田谷区特別区税条例の一部を改正する条例)」について申し上げます。 本件は、地方税法の一部改正に伴い、世田谷区特別区税条例の一部を改正するため、四月一日に専決処分を行ったことから、その承認を求めるため、提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、専決第二号は全員異議なく承認することに決定いたしました。 次に、専決第三号「専決処分の承認(アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例)」について申し上げます。 本件は、「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う地方税法の臨時特例に関する法律」の一部改正に伴い、アメリカ合衆国軍隊の構成員等が所有する軽自動車等に対する軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例に関する条例を一部改正するため、四月一日に専決処分を行ったことから、その承認を求めるため、提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、専決第三号は全員異議なく承認と決定いたしました。 以上で企画総務委員会の報告を終わります。(拍手)

以上で企画総務委員長の報告は終わりました。 これより採決に入ります。本六件を二回に分けて決したいと思います。 まず、議案第四十号から第四十三号に至る四件についてお諮りいたします。 本四件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって議案第四十号から第四十三号に至る四件は委員長報告どおり可決いたしました。 次に、専決第二号及び第三号の二件についてお諮りいたします。 本二件を委員長報告どおり承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって専決第二号及び第三号の二件は委員長報告どおり承認することに決定いたしました。 ────────────────────

ここで日程の追加についてお諮りいたします。 お手元の追加日程第一を本日の日程に追加し、ここで議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって本件は本日の日程に追加し、ここで議題とすることに決定いたしました。 ────────────────────

これより、

本件に関し、提案理由の説明を求めます。保坂区長。 〔保坂区長登壇〕
ただいま上程になりました同意第二号「世田谷区教育委員会教育長任命の同意」について御説明申し上げます。 本件は、世田谷区教育委員会の渡部理枝教育長が令和六年五月十七日をもって辞職することから、その後任として、前教育政策・生涯学習部長の知久孝之さんを任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定に基づき、御提案申し上げた次第でございます。 知久孝之さんは、平成元年世田谷区役所入所以来、区政に携わり、保健福祉部障害施策推進課長、烏山総合支所地域振興課長、生活文化部参事、保育部長、教育総務部長等を歴任し、区政の発展に寄与されてきました。このように多年にわたる豊富な行政経験と知識、そして力量は、教育長として任命するにふさわしいと考え、任命の同意を求める次第でございます。 何とぞ慎重に御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。

以上で提案理由の説明は終わりました。 これより提案理由の説明に対する質疑に入ります。 なお、質疑についての発言時間は、議事の都合により、答弁も含めて十分以内といたします。 発言通告に基づき、発言を許します。 三十三番いたいひとし議員。

ただいま上程になりました同意第二号「世田谷区教育委員会教育長任命の同意」に対する質疑を行います。 保坂区長においては、今回が三回目、三人目の教育長の任命の同意を求めるものであります。区長は、これまで教育行政経験者と教育現場を経験した方々をそれぞれ任命してきましたが、我が党はこれまでの実績と歴代教育長になられた方の実績を踏まえれば、時代に即した教育改革を推進してきたのは間違いなく教育現場の経験を踏まえた方であります。教育改革といっても、教育現場と一体となって問題解決に当たる必要があると如実に示していると言えます。特にこのコロナ禍の四年間にあっては、教育現場を経験してきたからこそ未曽有の難関、難局を乗り越えられたと思っています。今後、教育現場においても危機管理の視点を踏まえることが求められます。 翻って、世田谷区が子どもたちにできることは、教育という需要を与え、未来に生きる力を育むことであります。そして、その需要の源は、教育現場でもがき苦しみ試行錯誤してきた教員のエネルギーの代名詞であると思っています。今後、不登校支援やGIGAスクール構想、STEAM教育の推進など課題が山積しています。教育現場と一体となって取り組まなければならない課題ばかりです。教育の後退は許されません。 そこで、区長に伺いますが、区長は、世田谷区における教育課題をどのように認識しているのか、そして、その課題解決のためにどのような手腕を期待して同意を求めようとしているのか、残余の期間が短いことも踏まえ、具体的な答弁を求めます 〔保坂区長登壇〕
お答えをいたします。お話しのように、渡部教育長は現場校長出身でございまして、地域にも幅広く学校を開いた実践者として、その経験をいかんなく教育行政に生かしてこられました。新たに任命の同意を御提案しております知久孝之さんは、議員のお話しのコロナ禍という未曽有の難局や、先般まとまりました教育振興基本計画の策定など、実務の責任者として渡部教育長を支え、教育行政においてその手腕を発揮されてきました。 とりわけ、この教育振興基本計画の策定に当たっては、教育目標や基本方針を総合教育会議や様々な区民との議論、そして学校現場、教員との議論、これらを踏まえて積み上げてきたものであります。教員一人一人が子どもを主体とした教育への転換を目指すなど、計画の理念をしっかり理解し、教育の現場に立っていただけるように取り組んでこられました。 令和六年四月よりスタートしたこの計画においては、幸せな未来をデザインし、創造するせたがやの教育を目標にしまして、新しい知を創造する、地球の一員として行動する、多様性を受け入れ自分らしく生きる、共に学び成長し続けるの四つを基本方針として具体的に行動する計画となっています。特に新たな学びの場の確保や学校への支援、働き方改革、不登校の子どもたち、生徒に対する支援の充実を図っていきたいと思います。 渡部教育長とともにこの間、教育行政を支えてきた知久孝之さんにこの任務を、教育センター長をはじめ各管理職とも一体となって進めてもらいたいと期待しているところでございます。

知久さんの今まで世田谷区に果たしてきた貢献は別としましても、教育長というのはやはり羅針盤を示す立場にあると思います。ですから、いろんな方のサポートを受けてということについては、私は具体性を欠けていると思っておりますけれども、そうした今、区長が示した教育課題に対して、具体的にどのような知識、そして教育分野のどこの分野において手腕を発揮してほしいのか、具体的に答弁願います。 〔保坂区長登壇〕
再質問にお答えします。先ほど、教育振興基本計画ができて、これをつくる過程も実務の責任者として知久さんは議論の中心にいたわけで、一方、渡部教育長は、この五年間の実績の中でコロナの三年間もありました。一方で、地域に出ていくキャリア教育であるとか、教育総合センターが開きまして、そこで多くの大学、高校に協力をいただく体制が出来上がりました。 そういう意味で、新たな教育の質を世田谷区として獲得していこうということで、私たち区側も教育委員と熟議して作成しました教育大綱がございます。こういった大きな羅針盤と具体的な作業工程がしっかり出ているということの中で、今必要なのはこれを確実に前へ進めていくこと、これが知久さんにまずは取り組んでいただきたい、現在、計画としてまとめたスタートラインですので、しっかりそこをやっていただきたいというふうに考えております。

区長のおっしゃっていることは、私にとってみれば、まだまだなぜ同意を求めるのか分かりませんが、同意を求める際に区長は、本人、知久さんに対して、しっかりとお話をして、そして知久さんのほうから、こういう分野に私は力を尽くしたいんだと、そういうような具体的な表明をいただいて同意を求めているのか、お伺いします。 〔保坂区長登壇〕
当然、新教育長へということでお話はしました。今、るる計画について申し上げましたが、とりわけ不登校生徒が千五百人と大変な数に上っている。それに対する支援策を次々とやっていますけれども、追いついていない。そして、各学校にほっとルーム等を設けてはいますけれども、今スタートしたばかりだと、ここのところは非常に重要だと。 もう一点は教育総合センター、これも若林に出来上がって、たくさんの情報が集まってくる。次第に力をつけてきている段階だと思います。一方で、教員の多忙化ということがありまして、そこに例えば研修ということで世田谷区内の教員が集まってきてどんどん議論するというようなところまではまだまだいっていない。そういうところで、教育センター自体がより世田谷の教育の新しい質を牽引していくような役割を知久さんには期待をしていますというお話をいたしました。

知久さんから具体的な決意表明があったのかというのを聞いているわけです。よろしくお願いします。 〔保坂区長登壇〕
課題についてはお分かりなわけですから、しっかりやっていきますということでお返事をいただいたので、御提案をしているわけでございます。

しっかりやりますというのが、それだけで同意を求めるというのは非常におかしな話だと思います。ですから、本人が同意を求める間、しっかりとこういうことで世田谷区の教育のために尽くしたいと、それがあって初めて同意に私は至るものだと思っております。教育の行政と現場を経験した人たちの違いというのは、私は、この間、二十六年目の議員生活に入りましたけれども、明らかに違ってまいります。そのことを私は言っているわけです。やっぱり現場を知らない人には、私は世田谷区の九十二万人の人口を擁する教育長としての任が果たせるのかと。 私たちは、一年半ぐらいの任期になりますが、しっかりと見届けていきたいと思い、質疑を終わります。

以上でいたいひとし議員の質疑は終わりました。 これで提案理由の説明に対する質疑を終わります。 ここで、委員会付託の省略についてお諮りいたします。 本件は、会議規則第三十八条第三項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより意見に入ります。 発言通告に基づき、発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により三分以内といたします。 五番岡川大記議員。 〔五番岡川大記議員登壇〕

参政党会派は、世田谷区教育委員会教育長の任命に対する同意について反対の立場で意見を述べます。 初めに、私が今回、反対の立場で意見をお伝えさせていただくのは、新任の知久氏の適性による判断ではございません。教育長の決定は、区においてとても重要な案件であることから、議会の同意を得て決められていることは分かりますが、十分なプロセスを踏んでいないことについて意見をさせていただきたく思います。 まず、教育委員会の意義として地域住民の意向の反映が掲げられておりますが、選任の段階から意向が反映されていないような選考プロセスになっていると考えております。例えば補正予算の話として考えると、補正予算を行政が通す際には、非公式な場であったとしても時間を取って私たち議員に説明をいただくことで行政の考えを十分に知ることができますし、いただいた情報について調査をする時間をつくることができますが、教育長の人事に関してそのような場がございませんでした。さらに言うと、私が行政に個別に伺ったところ、知久さんの経歴しか知ることができず、どのような課題認識の下、今後、どのような世田谷区の教育環境をつくっていきたいのかどうかなど、教育長になってからの方針なども何も知ることができませんでした。 これを補正予算と同じように考えれば、課題も解決方法も使い道も決まっていない補正予算を、今までの実績だけで賛成するのと同じではないでしょうか。補正予算について賛成を出すまでには、適切な課題が認識できているか、重点課題の認識が合っているか、課題の解決方法やチームづくりや行動計画が考えられているか、適切な予算なのかなど多くのことを見据えて情報交換して判断するためのステップを踏んでおります。 教育長という重大な職責を決定する上で事前の情報は経歴しかなく、行政の方からは信用できる方であるということを伺ったとしても、それだけでは区民から委託を受けた議員が判断してはいけないと思います。今回の人選は、三月末まで教育政策・生涯学習部長として重責を担っておられた知久氏でありますので、ある程度のことは議員であれば分かると思いますが、であるからといって思い込みで賛同せず、しっかりとしたプロセスを踏んだ上で、今後の職責を担っていただきたいと思います。改めて、世田谷区の教育に対する課題や思いを明確にしていただき、意見の交換をした上で、気持ちよく教育長として重責を担っていただきたく思い、反対の意見を述べさせていただきました。 以上で反対の意見陳述を終わります。(拍手)

以上で岡川大記議員の意見は終わりました。 ────────────────────

続いて、発言通告に基づき発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により五分以内といたします。 十一番佐藤美樹議員。 〔十一番佐藤美樹議員登壇〕(拍手)

こども基本法が施行になり、子どもの最善の利益を最優先するという目標が改めてうたわれ、子どもたちが自分らしく幸せに暮らせるための教育の在り方が問われています。これは教える教育からの転換を意味していて、教員にはこれまで以上に子どもの意見を引き出す力が求められています。解決策や道筋を提示することではなくて、子どもの考えを尊重し、子どもの思いに寄り添った上で問いかけたり、考えを引き出したりするというファシリテートするという役割がこれからの教員の役割になっていくと考えています。 探究的な学びを続けていますが、次のステージは、ファシリテーターとしての教員の役割を明らかにするということを目標に掲げ、この役割を明らかにした授業の在り方を全教員に向けて分かりやすく発信してまいります、これは二か月前の予算委員会文教領域で私の質疑に対し、渡部教育長がなさった答弁です。コロナ禍により、期せずしてGIGA構想端末、子ども一人一台端末が一気に普及し、自ら調べたいこと、掘り下げたいことを学べる探究的学びは定着し、また進化もしてきました。 児童生徒数五万一千人規模の自治体でこの流れが着実に進められたこと、これは各現場に適切に指示が出せ、先を見越して動いてきた渡部教育長の存在が大きく、ゆえに今回の退任は残念という言葉では言い尽くせないものがあります。 今回の同意案件に賛成するに当たっては、会派として様々議論をしてきました。あまたある課題のうち、三点、述べます。 一点目は、さきの渡部教育長の答弁にあったようなファシリテーターとしての教員の育成を含め、新たな教育政策を後退させることなく着実に進めていけるのかどうかという点。 二点目に、後任人事の選考プロセスについて、外部人材の検討はなされなかったのかという点、未来の学校整備方針を掲げる渋谷区では、四月から文科省にいた方が新たな教育長に就任されています。また、東京都利島村では、今年四月から五月十三日までの期間でビズリーチにて教育長の公募を実施していました。行政組織としての運営のしやすさよりも、これからの教育に必要なビジョンを描き実現する力こそ重視されるべきであり、選考プロセスの公開、人材発掘に向けては議会も含め区を挙げての努力も必要ではないでしょうか。 三点目に、これにより特別職四人全てが男性となり、区議会の男女比率六対四に大きく遅れを取ることとなります。ちなみに、私が区議になってから常に特別職に女性の方がいたので、男性のみとなるのは十三年ぶりであり、特別職はおろか、渡部教育長退任後はこのできたばかりの最新の議場にいる理事者全てが男性となります。 今回の人事については、任期途中ということもあり、急遽決めざるを得なかったのかもしれませんが、引き続き、これからの世田谷の教育の未来を進められる外部人材を探すことを強く求め、賛成の意見とします。(拍手)

以上で佐藤美樹議員の意見は終わりました。 ────────────────────

続いて、発言通告に基づき発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により三分以内といたします。 十二番つるみけんご議員。 〔十二番つるみけんご員登壇〕(拍手)

同意第二号「世田谷区教育委員会教育長任命の同意」について意見を申し述べます。 今回の教育長辞任による後任人事の提案に至るまでの区の基本的姿勢に疑問を持ちます。教育長は、区長が推挙し、私たち議会が同意をし、任命されます。教育長の果たすべき職責は極めて重いものであり、教育行政の最高責任者たる教育長がお二方続けて任期途中で辞任をされることに危機感を持たずにはいられません。任命権者である区長は、この事態をどのように受け止めているのでしょうか。 渡部さんは、現場出身の教育長として、この五年間、世田谷の教育行政を牽引してこられました。その功績や教育現場出身の教育長であるということが世田谷の教育全体にどのような影響を及ぼしてきたのか、その総括はなされたのでしょうか。区長は、渡部教育長の推挙に当たり、四十二年間にわたり、教育現場の第一線で活躍され、多年にわたって蓄積された教育に関する豊富な知識と経験が教育長たるにふさわしいと評されました。そのような方が任期を残して退任されることについて、議会に何ら説明もなく、突如、後任の人事の同意を求めるとはいかがなものでしょうか。議会は追認機関ではありません。熟議の場です。 さらに、今回の御提案に当たり、世田谷の教育の自主性、独立性を区長が今後どのように担保し、尊重しようとされているのか、そのことが不明確です。このたびの同意案件については、議会で議決をする前に、区が議会に対して提案者として果たすべき役割があると考えます。本件については、区がその役割を果たしていると言えず、賛成に至るための判断材料が不十分であり、やむなく反対せざるを得ないとの考えに至りました。以上の理由から、本同意案件には反対をいたします。 以上で意見を終わります。(拍手)

以上でつるみけんご議員の意見は終わりました。 ────────────────────

続いて、発言通告に基づき発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により十分以内といたします。 四十九番岡本のぶ子議員。 〔四十九番岡本のぶ子議員登壇〕(拍手)

ただいま上程されました、同意第二号「世田谷区教育委員会教育長任命の同意」に賛成の立場から、公明党世田谷区議団として意見を申し上げます。 約百年前、児童や学生の生涯にわたる幸福こそ教育の目的であると、教育者、牧口常三郎氏は主張しました。教育は、人間のみがなし得られる特権であります。 さて、渡部教育長におかれましては、四十二年間にわたる教育現場での経験を発揮され、令和元年五月臨時議会で任命されてより五年間、世田谷区の教育行政に多大な功績を残されたことを高く評価いたします。特に、令和二年初頭より国内で発生が確認された新型コロナウイルスによる未曽有のパンデミックにより、在任期間中のほとんどがコロナ禍での教育行政の対応となりました。一斉臨時休校、分散登校、様々な学校行事の変更など、学校現場を熟知していた渡部教育長だからこそ、手探りの状態の中でも各学校長と連携し、適時適切に全児童生徒の学びの機会の確保が図られてきたものと推察いたします。さらに、コロナ禍で見えた教育現場の課題を捉え、ICTの活用の推進、拡充に取り組まれました。 また、令和三年十二月の教育総合センターの開設においては、世田谷の教育の質の転換を掲げられ、我が会派が求め続けてきた乳幼児教育センター機能を併せ持つ幼児教育から義務教育までを一体として捉えた取組及び教育転換を支える教員の育成に向け、研修体系や研修体制の見直しを推進されたことを評価いたします。 さらに、令和四年三月には、不登校特例校の開設、区の教育史上の失策と言われたタッチ・ザ・ワールドの廃止などにも丁寧に取り組んでこられた一方、子どもたちが過ごす学校の施設整備計画においても一定の道筋をつけられました。 これもひとえに長きにわたり教育現場で培ってこられた一人の子どもも取り残さないという熱い思いがあっての功績だと感じております。任期を約一年残して退任されることは大変残念でなりませんが、次のステージでの御活躍を期待しております。 さて、新たに任命される教育長におかれましては、これまで行政側で培われた様々な経験をフル活用していただき、今、教育現場において深刻な問題となっている教員不足の解消に向けて、国や東京都の動向を待つことなく、区独自でできる教員の働き方改革を進めていただきたい。一日を通して子どもと長時間関わる教員を支えることは、区教育委員会の重要な役割だと感じております。今後、全ての児童生徒の学ぶ機会のさらなる充実に向けて、新教育長の手腕に期待し、公明党世田谷区議団としての意見といたします。(拍手)

以上で岡本のぶ子議員の意見は終わりました。 ────────────────────

続いて、発言通告に基づき発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により十分以内といたします。 四十六番ひえしま進議員。 〔四十六番ひえしま進議員登壇〕(拍手)

同意第二号「世田谷区教育委員会教育長任命の同意」に反対の立場から意見を申し述べます。 まず、我が会派はこれまで、教育長がしかるべき職務を遂行し、その任期を全うするという大前提で同意に賛成をしております。渡部教育長が突然任期を約一年半も残して辞任することは、御本人が議会で繰り返し述べられていた誰一人置き去りにしない教育どころか、正反対の子どもたちを置き去りにした教育というように区民には映らないでしょうか。極めて残念なことであります。 今回、その後任人事が議案として提出されましたが、その方は、長年、世田谷区の教育行政に携わってこられたことから、保坂区長は適任者と判断したのであろうと推測します。ただし、教育長の辞任があまりにも唐突だったことから、区長は慌てて、経験者という理由でトップに据えただけではないかとの眼差しを向けざるを得ません。世田谷区の教育長人事は、その重責を考えてみても、慌てて選べるものなのでしょうか。このことが本議案に納得できない第一の理由であります。 端的に言えば、何か異常なことが教育委員会で起きているのではないかという疑念を持たざるを得ず、辞任の理由や教育委員会を取り巻く実情を一切知らされずに、次はこの方ですと議会に諮られても、区民に説明することができず、このまま同意すれば議員として無責任のそしりを免れません。 さらに、保坂区長の教育観と倫理観がこの十年間で大分明らかになってきたことも同意できない理由として挙げられます。保坂区長は、さきの区長選で、公立学校の改革を看板政策として掲げて勝ち抜き、最近上梓された著書の中でも、丸一章を割いて、教育について熱っぽく語られております。その中で区長は、現在の学校では依然、子どもたちを鋳型にはめた管理教育が行われており、そこからの脱却を目指すべきだと主張されています。そして、独創性や冒険心を育むためのオルタナティブ教育の必要性を説き、具体的には、学びの多様化学校の在り方に大きな期待を表明されています。 しかし、我が会派の桃野議員の質疑でも明らかなように、教育委員会は現在の世田谷区の公教育が、子どもたちに鋳型をはめ、労働者という企業の単なる駒になるような教育はしていないと区長の認識を明確に否定しています。 さらに、学びの多様化学校は、区長がお好きなギフテッドの育成に特化したものではなく、一般の公教育の範囲内で、これまで以上に子どもたちの芸術や科学分野などの関心も引き出せるような学びの場も提供していこうとするものであるというように答弁しており、これについても区長と見解を異にしております。 このように、世田谷区のトップである区長と教育委員会の基本的な認識や方向性が一致していないということは、ゆゆしき事態であります。教育長の突然の辞任は、こうした基本的なすれ違いから生じたものではないかという疑念をどうしても抱かざるを得ません。 区長の教育観への違和感は、一般区民からも指摘されております。例えばドリームジャズバンドで暴力事件が発生した際、暴力のぎりぎり手前と言って容認しました。教育ジャーナリストとして、体罰は絶対に許さないと声高に叫んできた人物とは思えない言動であります。ほかにも、身内の不祥事には異常に甘い、二枚舌という姿勢が見受けられます。区長のそのような姿勢が、私が取り上げた区立中での不適切な指導のような事態を引き起こしているという声は多くあります。 また、保坂区長は、著書で、中学生の頃、鉄筆を京王デパートで万引きしたことを教育ジャーナリストとして告白されていますが、そのことを議会で指摘されても、区長という立場にありながら、少年の万引きを容認するような答弁姿勢、あるいは少年時代の武勇伝のような書き方を答弁をもって訂正しようとも反省しようともしない態度には驚きを禁じ得ません。万引きは犯罪です。あのとき、あの議場でどうして過去に犯した罪を認めて謝罪しなかったのでしょうか。一般論として、公の場で不道徳な側面、不正直な部分が認められる人物が、教育行政のトップを決めることに正当性があるとは全く思えません。その正当性を維持するために、区長の下に諮問機関を設置する、あるいは教育長選定委員会といったものを設けてもよいのではないかと考えます。 私自身も、区立小学校に通う子の親であります。安心して子どもを学校に通わせ、また、子どもたちが希望を持って自身の将来を明るく語ることができる世田谷の教育であることを切に願っておりますが、こうした思いを委ねることができるのか甚だ不安であります。 以上のことから、同意に反対し、意見を終わります。(拍手)

以上でひえしま進議員の意見は終わりました。 ────────────────────

続いて、発言通告に基づき発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により十分以内といたします。 三十八番阿久津皇議員。 〔三十八番阿久津皇議員登壇〕(拍手)

自由民主党世田谷区議団を代表して、同意第二号に反対の立場から意見を申し上げます。 冒頭にお断りしておきますが、知久前部長御本人の人格や能力云々ではなく、保坂区長の特別職人事に関する姿勢と、教育長の職責に対する考え方に賛同しかねるものであることをまずもって申し上げます。 保坂区政十三年間で区長が任命された特別職は九名いらっしゃいますが、任期途中で辞任された方は板垣副区長、宮崎副区長、堀教育長に続き、渡部教育長で四人目になります。人口九十万を擁する世田谷区の特別職がいかに激務かということなのかもしれませんが、二期以上務められた方は例外なく辞任されており、保坂区長の下での仕事が心身に大きな負担を与えているのではないかと推察いたします。 とはいえ、この四月に教育振興基本計画を策定し、教育委員会が一丸となって渡部教育長が目指す教育施策を推進する体制が整った矢先での突然の辞任に戸惑いを隠すことができません。 さて、この教育長の職ですが、平成二十七年四月施行の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律によって、教育委員会委員長と教育長が一本化され、その職責と求められる専門性は以前よりも格段に高くなり、教員の多忙解消、いじめ、不登校対策など、教育行政が抱える課題は、現場経験豊富なリーダーにこそ解決が可能であると我が会派は確信をしています。 保坂区長におかれましても、渡部教育長就任の際、人事案の提案理由として、教育現場で長年培ってきた豊富な知識と経験のある方がトップに立つことがふさわしいと説明されました。我が会派は、渡部教育長の手腕に期待してこの四年半、応援してまいりました。時には厳しい意見も申し上げましたが、渡部教育長が目指した誰一人取り残さない教育の実現に向け、会派として協力してきたつもりです。その意味でも、渡部教育長の突然の辞任は残念でなりません。 翻って、今回同意を求められている知久さんは、今年三月に役職定年を迎えるまで三年間、部長として渡部教育長を補佐されていたとはいえ、教育のスペシャリストとは言い難く、教育現場出身の方を教育長にという区長の思いはどこに消えてしまったのでしょうか。思い返せば、区長肝煎りで文部科学省からお招きした粟井教育監も突然お辞めになられ、教育監のポスト自体も廃止されました。区長の特別職人事や教育行政に対する姿勢の一貫性のなさに疑問を持たざるを得ません。 冒頭に申し上げましたとおり、知久さんの多年にわたる行政経験で培われてきた手腕を否定するものではありません。多くの課題を抱える教育行政のトップには、現場で培われた豊富な経験と知識のある方がふさわしいということと、どなたが教育長になられても会派として世田谷区の教育をよりよくするために共に取り組んでいくことを申し上げ意見といたします。(拍手)

以上で阿久津皇議員の意見は終わりました。 これで意見を終わります。 これより採決に入ります。採決は起立によって行います。 お諮りいたします。 本件を同意と決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

起立多数と認めます。よって同意第二号は同意と決定いたしました。 ただいまの同意に伴い、新旧教育長から挨拶があります。
本日、保坂区長より御推挙をいただき、また、区議会の皆様より厳しい意見をいただく中ではございましたが、御同意をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。 この春、役職定年を迎えまして、四月から研修担当課という所属におります。着任早々、新人の新任研修講師を急遽することになりまして、その中で、コロナ禍の中で子どもの学びの保障を懸命に取り組んでいただいた学校現場を振り返りつつ、最後に、研修生の皆様に、あなたたちが現場に戻ったときに、職場に戻ったときには現場に寄り添い、現場を大切にしていっていただきたいということを最後に呼びかけさせていただきました。 この現場を大切にする、このことを常に肝に銘じつつ、世田谷の子どもたちのため、世田谷の教育の発展に全力で取り組んでいく所存でございます。 議員の皆様方におかれましても、御指導、御鞭撻のほうをお願いいたしたいと思います。 本日は誠にありがとうございました。(拍手)
誰一人置き去りにしない教育とこの議場において申し上げてから五年が経過しました。その時点での信念として申し上げ、しばらくは答弁に全精力を費やすことになりましたが、教育委員会の責任ある立場として、誰一人置き去りにしない教育として、日々の私の判断や行動の核となる強固な基盤ができたと感じることができました。議会の皆様に心より感謝申し上げます。 私の五年間を振り返ると、大半は未曽有の感染症である新型コロナウイルスとの闘いであったと言っても過言ではありません。全学校閉鎖前例のない対応を迫られ、当たり前だと考えていて日常の学校風景のすばらしさが思い浮かぶ中で、画面を介さない人との関わりの大切さや、新しい学校の役割が明らかになりました。オンラインでの学びが始まらない、対応が遅々として進まないなどいら立ちを感じさせてしまった一方で、感謝の言葉ひっそりと伝えてくださる方の暖かさを感じた時期でもありました。 私の五年間の歩みを一挙にまとめられるものではありませんが、一人一台のタブレット端末を配備し、学校現場が探究的に学ぶ新しい学び方に変わりつつあること、教育総合センターが開館し、多くの方たちの学びとなごみの場になったこと、学びの多様化学校分教室ねいろが開設し前へ進んでいることなど、地域や大学や企業との連携が進み、学校の外へ学びの幅が広がったこと、ガリレオコンテスト、バンドdeライブ、ハローキャリアワークに、不登校の子どもたちを含め、学校に行くのが得意でない子どもたちが参加するようになったこと、そして、新たに体系化した教育振興基本計画の策定が終了し、現実段階へと一歩進んだことなど、私としては、やるべきこと、やれることはやってきたという思いです。 この間の議会の皆様の御理解、御支援に心より感謝を申し上げます。子どもは日一日と成長しており、一日もないがしろにできないことから、その成長に合わせて的確に対応していかなければならないことは身をもって感じております。そして、組織も同様に、教育分野における行政制度が大きく変わり、複雑化、高度化する中で、そのトップの役割はさらに重要になると感じています。 私は、組織のトップは、高い理念と組織全体を受け入れる責任感とともに、それを支え、変化に対応する強靱な気力、体力こそが必要であると考えます。私自身は全力を尽くしてまいりましたが、今、全体を見回したときに、次の世代に早い段階で引き継いでいくことが最もよい方法だと考えるに至り、各学校が新しい年度を迎え順調なスタートを切った今がその時期だと考えています。 私自身も、ここで一度立ち止まり、自分自身を見詰め直す機会を必要としていると感じています。私の仕事に取り組む原点は教育現場にあります。目の前にいる一人の子どもが、たった一つのきっかけで小さな希望を持ち前へ進むこと。そして、その小さな芽がいずれ実を結び、周りの人たちを巻き込んで大きな力になることをたくさん目にしてきました。これが私の財産です。 この五年間は私にとって何にも変えられない得難い経験でした。ここで学んだことを胸に、これからまた原点立ち戻り歩みを進めていくことといたします。 議会の御信任をいただきながら、この時期に職を辞し、次の世代へ引き継ぐこと。この思いをどのように伝えればいいか戸惑いながらも、私に託していただいた任期途中で辞することに心よりおわびを申し上げます。議会のことも、行政のことも何も分からずこの場に立ったときから五年が経過しました。私を温かく御指導いただきましたことに心より感謝を申し上げます。 四千人の教職員、五万人の子ども、そして保護者の皆様に感謝を伝えなければいけないところですが、まずは区民の代表であられる議会の皆様にこのようにお話しできる機会を与えていただいたことに心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。(拍手)

以上で挨拶は終わりました。 この際、私からも一言申し上げます。 渡部教育長におかれましては、昭和五十二年に教職に就かれて以来、四十二年間にわたり教育の現場の第一線で活躍され、令和元年五月からは、教育長として、多年にわたって蓄積された知識と経験により、子どもを主体とした教育への転換、誰一人取り取り残さない教育の実現、学びの多様化学校分教室ねいろの開設など、世田谷区の教育行政発展のために多大なる御尽力をいただきました。これまでの御労苦に対しまして、心から感謝の意と敬意を表する次第であります。 今後とも、健康に御留意され、ますますの御活躍を御祈念申し上げます。 誠にありがとうございました。(拍手) ────────────────────

次に、

本件に関する委員会の審査報告は、お手元の請願審査報告書のとおりであります。 これより意見に入ります。 発言通告に基づき、発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により三分以内といたします。 五番岡川大記議員。 〔五番岡川大記議員登壇〕

参政党の岡川大記です。今回の「パンデミック条約締結及び国際保健規則改正に係る情報開示を求める意見書を日本政府及び国会に提出することを求める陳情」を不採択にすることについて、反対の立場で意見を述べます。 初めに、コロナ禍のワクチン対策について振り返ります。海外では接種当初、一定の効果があったのかもしれませんが、日本では新型コロナワクチンを接種し始めてから死亡者数が増加しました。人種や体格、環境、食習慣、もともと持っている自己免疫、また、長い歴史の中で培った民族的な特徴による差など一切関係なく、ワクチンを接種すれば同じ結果が行き渡るという世界を統一した考え方、見解に、各国のコロナ死亡者数推移などを見ても大きな間違いがあったんだと言わざるを得ません。 今回の陳情にあるパンデミック条約や国際保健規則の改正案に記載されていたことは、パンデミックを宣言すると、各国の主権を持つとの文言が消えて、WHOが主権を持つとの内容に変わっておりました。もしも以前の改正案のまま批准されると、パンデミック下においては、WHOの世界を統一した方針に加盟国の全国民が義務として従わなければいけなくなります。全ての差違に目をつむり、世界中全ての人に同じ対処をして拒否権までを奪う、そのような改正案が出てきたこと自体がおかしく、今後、継続して国から正しい情報を提供していただくことは必要であると考えます。 このように、国民の主権を脅かす可能性のある決め事を国民に一切知らせずに政府が勝手に決めることに、我々地方議員であっても異議を唱えなければないのではないでしょうか。先日も異議を唱えている国民が集まって、二万人規模のデモまで行われました。日本のことは日本人が考えるという当たり前のことを当たり前にできるようにしたいですし、次世代のためにもこの国の主権を守りたいですが、情報開示されなければ正確に検討することもできません。 以上のことから、情報開示は必要ないという不採択に対して反対の意見を伝えさせていただきました。 次に、「請願・陳情の継続審査の期限設定と検証チーム創設を求める陳情」の不採択についても、反対の立場で意見を述べます。 こちらも以前からお伝えしておりますが、ビジネスと行政の常識が全く違うことに大きな違和感を感じておりました。ビジネスの常識では、期限を切ることは当たり前のことです。いろいろな変化や環境要因があるから期限を決めずに継続検討するというのは、陳情をいただいた区民に誠意を持って取り組んでいるようには伝わりません。議員や行政として負荷が増える決断ではございますが、不採択になれば条件を変えて再度陳情を出すこともできます。不採択にしなければ同じような陳情が出せなくなり、意見は封じられることになります。 参政党会派は、陳情を重視する区議会の姿勢を見せるべきであると考え、反対意見を述べました。 以上で参政党会派の意見陳述を終わります。

以上で岡川大記議員の意見は終わりました。 ────────────────────

続いて、発言通告に基づき、発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により五分以内といたします。 十番そのべせいや議員。 〔十番そのべせいや議員登壇〕(拍手)

本陳情は、請願、陳情について、継続審査の後、再審査を制度化するものであると理解しています。世田谷区議会で過去に行われた継続審査案件の再審査について、議事録で検索ができる平成元年、一九八九年まで遡ってみると、二〇〇三年、平成十五年に都市整備常任委員会にて審査をされた平一五・八号という陳情について、二〇〇五年、平成十七年二月に再審査が行われた一件のみでした。 状況によっては、結論を出すには時期尚早という判断はあり得、そのために継続審査という選択肢が存在します。継続審査にしたからには、どこかで終局的な判断を下す必要がありますが、翻って、前期、二〇一九年から二〇二三年の四年間の後、継続審査のまま審議未了となった案件は四十一件に上ったようです。この状況に違和感を覚えることは、民間の感覚、一般の感覚で考えれば当然ではないでしょうか。 ふだん区役所へチェック機能を果たし、また区民生活を支える豊かにするために、検討してまいりますというワードに代表される先延ばしや事なかれ主義をどのように乗り越え実現に向かうか考えている立場だからこそ、区議会においても、時に言いにくいことでも、説明の上、理解を求める、難しい課題でも議論を経て結論を出す努力が必要であると考えます。 確かに現行制度でも、継続審査となっている案件を誰かが適宜あるいは定期的に再審査を請求することが可能です。しかしながら、これまでの実績を鑑みると、今さら属人的な努力に委ねるよりも、仕組み自体を整えるほうが、結論を出す責任のある区議会が将来にわたって担保ができます。 本件は、請願、陳情に関するものではありますが、政治全般が様々な課題に対し、あらゆるステークホルダーに気を使い、決断せず先延ばしにしてきたことこそが日本の衰退の一因ではないでしょうか。日本全国では、人口減少、少子化、高齢化の中にあり、世田谷区は人口減少時代の影響こそ少ないものの、今後、本格的に高齢化とグローバリゼーションにさらされ、自治体の事業にも従来の拡大、充実から縮小、見直しのフェーズに移り、政治の役割も、かつての制度や施設の新設とともに感謝をされるものではなく、次世代や将来のためには大きな反発を受けてでも、縮小、廃止をすることが求められます。 今後は制度や施設の縮小、廃止に向き合わざるを得ない中で維持を求める要望が増えることが予想されることからも、本陳情の趣旨である先延ばしにしない、結論を出すことへの重要度はさらに高まります。 本陳情自体は継続審査とならず、結論はこれをもって決定となりますが、改めて四年間放置して審議未了となる現状から、せめて一年、二年ごとであっても責任を持って結論を出す制度となるように、今後の方向性への皆様の御理解をぜひお願いしまして、不採択への反対意見といたします。

以上でそのべせいや議員の意見は終わりました。 これで意見を終わります。 これより採決に入ります。本件を二回に分けて決したいと思います。 まず、福祉保健委員会の令六・二号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。 本件を委員会の報告どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

起立多数と認めます。よって令六・二号は、委員会の報告どおり決定いたしました。 次に、議会運営委員会の令六・一号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。 本件を委員会の報告どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

起立多数と認めます。よって令六・一号は委員会の報告どおり決定いたしました。 ────────────────────

次に、

議会運営委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、議長から指名いたします。 お諮りいたします。 お手元の議会運営委員会構成表のとおり、定数を定め、指名いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました各議員を議会運営委員に選任することに決定いたしました。 この際、議会運営委員会室において議会運営委員会を開催し、正副委員長の互選を行うため、ここでしばらく休憩いたします。 午後二時五分休憩 ────────────────── 午後二時三十分開議

休憩前に引き続き、会議を開きます。 休憩中に行われました議会運営委員会における正副委員長の互選の結果を事務局長に報告させます。
御報告いたします。 議会運営委員長 和田ひでとし議員 同 副委員長 羽田 圭二議員 以上でございます。

以上で報告を終わります。 ────────────────────

次に、

受理いたしました請願は、請願文書表に掲げましたとおり、都市整備委員会に付託いたします。 ────────────────────

次に、

お手元の請願継続審査件名表及び特定事件審査(調査)事項表に掲げました各件を閉会中の審査付託とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって本件は閉会中の審査付託とすることに決定いたしました。 ────────────────────

以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。 これをもちまして、令和六年第一回世田谷区議会臨時会を閉会いたします。 午後二時三十二分閉会