// 発言者(19名)
// 発言(225件)
初めに、出席、欠席報告を申し上げます。出席三十二名、欠席なしでございます。 議事録署名人を定めたいと思いますが、委員長より指名でよろしゅうございますでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ただいまより予算に関する特別委員会を開会いたします。 本日、三月十日は東京都平和の日であります。東京空襲をはじめ、戦災で亡くなられた方々を追悼するとともに、世界の恒久平和を願い、おおむね午後二時から一分間の黙祷を行いますので、御承知おきをお願いいたします。 それでは、本日の委員会、第八款教育費についての質疑をお願いいたします。 町田委員。
また、これからは物価高騰も踏まえて、保護者の負担軽減という点も踏まえて、新たな時代にいくのではないか、国や都に頼ることなく、荒川区の子どもたちは荒川区で育てていこうという思いというのも、入っていくんだと思っております。そういった点も含めて、今回の予算の目玉事業の一つであります区立幼稚園の給食の開始について質問させていただきたいと思います。 来年度から実施されるということでありますが、実施に向けた状況というものを教えていただければと思います。
◆町田高委員 事業者の決定に当たって決め手となった要因というのは、どういったものだったのでしょうか。
今回、外部に委託して事業者にお願いするということでございますが、例えば荒川区でセントラルキッチンみたいなものをつくって、それで各幼稚園に給食を提供しようという考えというのはなかったのでしょうか。
実施に向けて、各園の先生方も初めてのことなので、今後の対応などいろいろと準備もあると思いますが、幼稚園が心配なくお弁当給食を提供できるよう、教育委員会もしっかりサポートしていただきたいと思いますが、どのようなお考えでしょうか。
保護者も子どもたちがどのようなものをお弁当給食として食べるのか気になっていると思いますが、保護者向けの試食会などは御予定しているのでしょうか。
◆町田高委員 保護者も試食する機会があるということで、安心いたしました。今後も引き続き、現場の幼稚園の声とともに、保護者の皆さんの声をしっかり聞きながら、子どもたちの心身健やかな成長に資する安心・安全なおいしい給食が提供できるよう、引き続き区立幼稚園の支援をお願いしたいと思いますが、最後に高梨教育長の御見解をお願いいたします。
◆町田高委員 違う質問に移ってよろしいでしょうか。
○茂木弘委員長 はい。
学校は、障がいのある児童・生徒がそこで学び、生活していく中で、支障なく安心して過ごすことができることが必要であると思っております。また、災害時の避難所や地域コミュニティの拠点としての役割を果たすことから、誰もが安心して使えるトイレのバリアフリー化は最重要であると考えます。 そこで、まず現在の小中学校のバリアフリートイレの設置状況について、お伺いさせていただきます。
◆町田高委員 設置率というのは何パーセントぐらいでしょうか。
◆町田高委員 では、現時点で設置されていないという六つの学校というのはどこになるのでしょうか。
ほかにも幾つかの学校に未設置ということですが、では、なぜこれらの学校には設置してこなかったのか、理由をお伺いしたいと思います。
今後どのように取り組んでいくのか、教育委員会としての考えをお伺いしたいと思います。
以上で質問を終わります。
山田委員。
まず百七十四ページ、小学校費、中学校費、コミュニティスクールについて質問させていただきます。 文部科学省が推進する学校運営協議会制度、いわゆるコミュニティスクールの公立学校導入率は四二・九パーセントで一万五千二百二十一校に当たります。この数字は二〇二二年九月に文部科学省が発表したものですが、前年度より三千三百六十五校も増加しています。 さらに、導入率を都道府県別に見ると、和歌山県の九六・八パーセントが最も高く、逆に最も低いのは福井県の一・五パーセントでした。また、指定都市では、さいたま市と岡山市で一〇〇パーセントとなっています。 そして、実施校の数にはばらつきがありますが、二十三区内での設置区は、千代田区、港区、文京区、新宿区、江東区、大田区、世田谷区、渋谷区、杉並区、豊島区、北区、板橋区、足立区の十三区でした。 このコミュニティスクールは、学校と保護者や地域の皆さんが共に知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え、地域とともにある学校づくりを進める法律に基づいた仕組みとされています。 もちろん目的が明確でも、この仕組みを荒川区でどう落とし込むのか、地域性が大きく関わってくるので、導入すればいいと一概には言えないと思います。 でも、私は、このコミュニティスクールの導入目的である「協働」という言葉がとても必要だと感じています。協力の協に働くと書いて「協働」です。協働とは、共通の目的を達成するために、尊重し合い、対等な立場で共通する課題の解決に向けて協力・協調するという関係です。 私は様々な場面で昭和の子ども時代と現代の違いをお伝えしてきましたが、昔は玄関のドアは開けっぴろげで、近所のお兄さんやお姉さん、おじさんやおばさんと顔を合わさない日がないくらいで、学校においてもいろんな人がいろんな形で出入りしていました。それが住環境も集合住宅が増え、閉ざされた家庭と言われている昨今において、学校もしかり、閉ざされた学校になってはいないでしょうか。 もちろん犯罪も多様化していて、防犯上の施錠については当然のことではありますが、箱が閉ざされることで心も閉ざされる、そしてそれが当たり前になってきている、そんな気がしています。 また、昔はよく「足をきれいにしたかったらミニスカートを履きなさい」と言われてきました。これはいい意味で見られているという緊張感が必要だからという理屈からです。学校もしかり、見られているという緊張感がもっと必要ではないでしょうか。 これは個人的な意見ですが、小学校は六年間あり、私自身の子育てを振り返っても長かったです。でも、中学校は三年間しかありません。あっという間です。 高校受験に向けた学習が最優先という考え方も理解はできますが、「子どもたちにとって青春は密なんです」の名言のとおり、大人への成長過程において大切な三年間、青春の入り口だと思います。 とある情報番組で、中高の学生から取った「担任の先生になってほしい有名人ベストファイブ」というアンケート調査がありました。御覧になった方もいたかもしれませんが、その結果は、五位が櫻井翔さん、四位が菅田将暉さん、三位が阿部寛さん、二位が出川哲朗さん、そして一位がムロツヨシさんでした。あくまでも有名人としてなので、ドラマのイメージが強いのだと思いますが、子どもたちが求める大人像が見えてくる気がしました。 私がこの五人から共通点を感じ取ったのは、素直で、愛嬌があって、どこか人間味があって、愛くるしい大人たち。そして自分のことをきっと真っすぐに見てくれて、受け止めてくれるという人物像が思い浮かびました。 教員と生徒という立場において、互いに信頼感を深め、理解し合うためのコミュニケーションが必要なのだと感じます。 開かれた学校と協働を結びつけるこのコミュニティスクールは、増加傾向が続いている不登校問題にも、違った角度で関われるのではないかと思っています。教育委員会の御見解をお聞かせください。
最近、心理カウンセラーの先生とちょっとお話しする機会があって、その先生がおっしゃっていたんですけど、悩みがあるから病になるのではないのだと、本来の自分を見ていないから、それが病として顔をのぞかせていると、だから本来の自分に気づかせてあげる導く力が必要なのだとおっしゃっていました。 子どもたちが本来の自分と向き合える、そんな環境を大人がつくっていってあげなければいけないのだと私は強く感じます。今後のコミュニティスクールの推進とさらに進化した取組を要望させていただきます。 次の質問です。百七十二ページ、教育センター費の中の特別支援学級において、ぜひ御提案したい商品があります。 昨年、日本文化大賞二〇二二年機能部門グランプリを受賞した「魔法のザラザラ下じき」という商品があります。また、同会社から発売されていますが、「凸凹書字教材シート」というものがあります。これをぜひ特別支援学級へ整備してほしいと思っています。 少し御説明させていただきます。 この「魔法のザラザラ下じき」とは、教育・療養現場の声を受けて研究を重ね、特殊印刷技術で表面に細かいドットを施した、ザラザラした描き心地によって整った字が書けるようになる魔法の下敷きです。 子どもの文字が整わない原因は、滑る、早過ぎる、筆圧不足、楽しめないと主にこの四つと言われているそうです。紙と鉛筆の間に生じる摩擦が振動になり、手や脳により強く伝わることで、頭の中でイメージしている文字と手の動きが一致しやすくなり、効率的に運筆力を育てるというものです。 また、「凸凹書字教材シート」とは、札幌医科大学や静岡県立こども病院と研究を重ね開発されました。特殊な印刷技術によって、升目の枠線やなぞり書きのガイドに盛り上がりを作り出し、手指や筆記具から触れた感覚が得られ、はみ出たときに鉛筆の先が盛り上がり、ぶつかることで、運筆運動作が向上しやすくなり、自己修正が可能となると考えられるそうです。 私がいつもお伝えしていますが、今の子どもたちは筆圧が低く、小学校では2Bを指定していますが、学習塾の先生からも、せっかく勉強しても字が薄くては覚えられないので、塾でも鉛筆を使わせているというお話を幾つもお聞きしています。 文字は自分を表現するために一生使う大事なツールです。文字書きに自信がつくと、様々なことに興味を持つようになり、学習への意欲にもつながります。 一つ事例を御紹介しますと、自閉スペクトラム症や、発達性協調運動症なので、平仮名、カタカナは読めるが、書くことが苦手であるお子さんがこのドリルと下敷きを使っていくうちにうまく書けたと、それをたくさん実感することができて、物事に前向きに取り組むようになったなどたくさんの好事例が届いているそうです。 御存じの方も多いと思いますが、今、「リエゾン」というドラマが放映されています。リエゾンとはつながるという意味のフランス語です。このドラマでは、少し凸凹のある「困った」を抱える子どもたちの生きづらさを取り上げています。当事者にしか分からない「困った」が様々な角度で表現されていて、私も見ていて気づきがたくさんあります。 親だから子どものことは何でも分かっているわけではありません。立場の違う大人たちが様々な角度から子どもたちの「困った」を少しでも軽減してあげる。先ほども申し上げましたが、まさに協力して働く「協働」だと思います。 また、この商品開発をした事業者は区内事業者であり、第一回ara!kawa認定商品に選ばれており、かねてから茂木委員長も推奨してきた商品であります。 よって、区内事業者の産業支援にもなり、また、荒川区発祥のものづくりを全国へ広めるための実績としても、そして何より子どもたちの可能性を伸ばすためにも、区内の特別支援学級全園にてぜひ整備してほしいのです。 これらの商品の詳細については資料を御用意しましたので、茂木委員長、配付させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
〔資料配付〕
では、ザラザラ下じき、凸凹書字ドリル、こちらを特別支援学級に整備していただきたいと思うのですが、教育委員会の御見解をお聞かせください。
なので、実際、どこか一園で使っていただいて、御意見いただいた上になるかとは思うんですが、できれば全園にて整備していただきたいと要望して、終わります。 〔「関連」と呼ぶ者あり〕
○茂木弘委員長 町田委員の関連で、斎藤(泰)委員。
教育委員会にお伺いするというのはちょっと違うだろうと思いながら、お願いもしていません。子ども家庭部だろうと思いますが。何かというと、私立の幼稚園です。区立の幼稚園については給食費無償化。ところが、私立の幼稚園は一体どうなっているんだろうと、今回この件についても、本当に恥ずかしながら調べていません。今までの私の知っている限りで言いますと、私立幼稚園というのは、給食をやっているところが多分あったり、保護者の方が持たせるお弁当だけのところがあったり、両方のところがあったり、仕出しのような弁当をやっておられるところがあったり。保護者が作って持たせてくるお弁当については一切支援はなし。一か月で七千円か八千円ぐらいの間で保護者に対して支援しているというようなことがあったと記憶していますが、しかしながら、家庭から持ってくるお弁当は一切知りませんよということが多分続いているんだろうと、また私立と区立の不公平感を生ませているのかなということで、ちゃんと調べていなくて申し訳ありませんが、そんなに間違ってはいないと思います。 かつてもありました。保育園については、私立も含めてですけれども、毎年一人千円の絵本代といいますか、支援をしていただいていて、今でも続いています。ところが、私立の幼稚園に対しては一切それをしてこなかった。ずっと求め続けていて、やっと数年前からそれが実施されるようになった。 同じようなことを今回もされるのかと、不公平ではありませんか。どなたか、御感想だけで結構ですから、どうされますかというのを教えてください。
それぞれの園のやり方はあります。じゃ、その園のやり方があるから、それは勝手でしょうという結果にはぜひしないでいただきたいと、これは本当に強く思いますので、もう一回言います。なぜか不思議なほど、絵本代一人千円という毎年支援をしていただいたのが、私立の幼稚園にだけは、ずっと求め続けてもしてこなかったという、同じようなことにはならないようにしていただきたいということを強く願いますので、もう御答弁しようがないんだろうと思いますが、答弁ありますか。
○茂木弘委員長 山口委員。
荒川区就学援助実施要綱について、決算に関する特別委員会で実施要綱の第二条第二項について、認定基準額の所得以下であっても、きょうだいが私立小中学校に在籍する場合には援助対象から除外する規定を設けている、これは二十三区で荒川区だけなので、時代の流れからしても、このような除外規定は速やかに撤廃してもらいたい、このように要望して、教育委員会からは改善に向けて検討していくという御答弁をいただいていたんですけれども、その後の検討状況というのはいかがでしょうか。
◆山口幸一郎委員 来年度からというふうに思っていてよろしいですか。
では、戻りまして、山田委員の質問に関連した教育センターの備品について、確認をさせていただきます。 今年度の十一月会議で私の一般質問で、不登校特例校の設置について質問させていただきました。その際に教育委員会からは、不登校特例校の設置については、適応指導教室みらいの機能を強化・拡充させる中で、その効果や課題を検証する、このような御答弁をいただきました。 また、一方で、適応指導教室みらいがある教育センター、いろんな備品がかなり古いというお話を聞くことが多くて、面接室やプレイルームにある玩具、おもちゃとか、カウンセリングに必要な机、椅子、ソファなど、中に昭和とか平成の初期のものも結構あるということで、結構劣化も進んでいるということです。 また、窓にあるブラインドなんかもめくり上がっているところがあったり、昭和時代の足踏みのオルガンなんか、私たちからすれば、昔の音楽室にあったということで懐かしの品物なんですけれども、今のお子さんからすると、学校なんかもオンライン化も進んでいて、そういった環境の中にあっては、かえって、お子さんからはさながら肝試し会場みたいな、怖いとか気持ち悪いとかそういった声まで聞かれるというふうに、私もそういった声を直接伺ったことがありました。 子ども家庭総合センターやふれあい館などでは新しい玩具が整備されていたり、様々環境整備が進んでいるかと思うんですけれども、一方で教育センターは、全ての備品ではないと思いますけれども、昭和時代で止まってしまっているような、そういったこともあるというふうに、あまりにも格差があり過ぎるのではないか。実際、私も現場で働くスクールソーシャルワーカーやカウンセラーの方からも、正直、区民サービスとしてちょっと申し訳ないんじゃないか、こんなお話も聞いて、私もその話を聞いて同様に申し訳ない気持ちになりました。 本会議での適応指導教室みらいの機能をまず強化・拡充させるという御答弁をいただいておりますので、こういった備品についても、きっと大きくリニューアルされることを期待しているんですけれども、まずこういったことについての現状の御認識はいかがでしょうか。
ほかの子育ての環境というのは、現代的にどんどん生まれ変わっていて、学校なんかでも、先ほども話したとおり、オンライン、デジタルというのが進んでいる中で、アナログのものを別に否定しているわけじゃないんですけど、ちょっと格差があまりにもあるんじゃないかなというところで、現場の方から例えばここを新しいものに変えてもらいたいとかそういったお声というのは、上がってきたものは基本的に予算の中で都度都度入れ替わりができているというふうに思ってよろしいでしょうか。
今もスクールソーシャルワーカーの増員の話を少しさせていただきましたけれども、改めてこの点について高く評価をさせていただきます。 一方で、人員増に伴って、専門職の皆様の執務室のスペース、これも今五人が十人になるということで、倍に増えるわけなので、手狭になるのではないかなと思うんですけれども、スペースの拡充とかそういったことはどのようにお考えなんでしょうか。
◆山口幸一郎委員 じゃ、各中学校にスクールソーシャルワーカーの方々の専用の執務室とか、そういったものがあるというふうに思っていてよろしいでしょうか。
こういった環境整備とか必要な人員配置というのは、スタートラインに立つ最低限の条件なんだろうなというふうに思います。 今回、ここでハード面の整備を中心にお話をさせていただきましたけれども、重要なのは、スクールソーシャルワーカー、またスクールカウンセラーの方、それ以外も含めた様々な専門職の方々の連携と戦略的な支援モジュールといいますか、そういったことを構築していくということが大事なんだと思うので、各学校でスクールソーシャルワーカーの方々にも活躍していただき、時には事例検討したりするような支援モジュールをつくっていく、そういったことが大事なんだというふうに思います。 現場の専門職の方のお話、私も先ほども環境のことでも伺ったという話をしましたけれども、これまではなかなか人員体制が手薄ということもあって、学校からの支援要請があった場合に危機介入的に、ある意味では場当たり的に対応するようなことが続いていたそうです。 事例の情報共有であったり、また支援モデルの構築が不足した、根拠のない支援には効果が少ないという、こんなふうなこともおっしゃっていました。また、貧困やヤングケアラー、知的・発達障がい、虐待等を背景とした不登校の事例は、きょうだいにわたって課題があることも多いので、一人一人の子どもというより、世帯ごとの把握をして、児童相談所や学校との連携を速やかに、場当たり的ではない持続可能な形で事例ごとに進める必要がある、このように思うんですけれども、最後これについては、御感想、御所見だけいただければと思いますが、いかがでしょうか。
○茂木弘委員長 関連で、増田委員。
総括質疑では、相談体制の強化、今、スクールソーシャルワーカーの話がありましたが、そのことについて質問させていただきました。 みらいなんですけれども、以前、山口議員が十一月会議の中で、みらいに通う児童・生徒が必ずしも在籍校に戻ることなく、みらいで最後、卒業まで迎えることを要望した質問がありましたが、そのことについて、今どういう現状ですか。
学校に行きたくても行けない子もいれば、学校に戻ることがその子にとって必ずしもいい効果が生まれるとは限らない児童・生徒もおりますので、ぜひそのようにしていただきたいと思いますし、御検討いただいているところ、高く評価させていただきます。 しかし、総括質疑でも申し上げましたが、荒川区において、小学生八十九人、中学生二百四人という不登校の児童・生徒が増加してきている現状を考えたときに、学校外で通えて学べる場がみらいだけで対応できるのか、その御認識をお伺いいたします。
不登校の原因や背景は、お子さん一人一人本当に異なって、また、不登校になる原因や要因は多岐にわたっているため、不登校児童・生徒に対しては、子どもたちが学びたいと思える選択肢を増やしてあげることが私は重要であると思います。 いろんなアバターを使って、バーチャルで不登校対策を試みている自治体があったりとか、荒川区においてもオンライン授業をやっていただき、オンラインならと参加できる児童・生徒が百人以上いるということも伺っておりますので、本当に努力していただいていることは私も評価させていただきたいと思います。 ですが、増え続けていく不登校児童に対して、指をくわえて見ているわけではないのは分かっているんですけれども、子どもたちは学校に行くことが苦痛なわけですよね。親御さんも苦しんでいるわけですよ。そうしたときに、みらいはこうやって特例校のように機能強化もしていくとおっしゃいました。それはそれでやっていただいて、また別の選択肢を用意してあげるということも私は重要ではないかと思っているんです。例えば、フリースクールのようなもの、荒川区にはございますでしょうか。
◆増田峰子委員 こういったフリースクール等も有効であると思うんですね。私も持ち時間があまりないので、愛知県の知多市の事例とかいろいろあるんですが、例えば生涯学習センターの中にフリースクールを設置して、子どもたちが自由に通える場所を荒川区に増やしてあげる、いきなりでびっくりしたかもしれませんけど、そういったことはいかがでしょうか。
NPO法人全国不登校新聞社・石井代表理事は、学校に通わなければならないという神話は根強いが、最も大切なのは子ども本人の意向でありますと、どんな選択肢でも受け入れられるよう、学校内外に多様な学びの場を整備することが一層求められると申しておりました。私も全く同様に思います。増え続けていく不登校児童・生徒に対して整備が追いついていない、この現状があると私は本当に思っております。 例えば、みらいに通えたりオンラインでも参加できる、つながれている子はいいんですよね。ところが、どこにもつながれていない子が区にいる、この現状が問題だと思いますが、そのことについてはいかがですか。
最後に、三枝教育部長、御決意をお願いします。
質問を終わります。 〔「関連」と呼ぶ者あり〕
○茂木弘委員長 関連で、山田委員。
◆山田晴美委員 今、山口委員のほうからスクールソーシャルワーカーの離職のお話があったかと思うんですけど、実はコミュニケーションを取るのに、大人というのはどうしても既成概念があるので、例えば職場においても、親子もそうですけど、近寄っていって、膝を突き合わせて話すというところまで距離を縮めない人が多いと思うんですね。でも、相手と意思の疎通をしたり、自分の思いをきちんと相手に伝えるには、距離感というのはすごく大事だと思っていて、辞められたスクールソーシャルワーカーの方も、御自身の御意見が通らないからといってお辞めになったわけではないと思うんですが、きちんと言いたいこと、言ったことが伝わる、それを受け入れてもらって、じゃ、今後どうやっていくのかというところまで話が落とし込めていたのかなという。何でこのお話をしたかというと、先ほどから備品のお話をさせていただきましたが、「えんたくん」というというコミュニケーションツールがあるのを御存じですか。
◆山田晴美委員 私もふと今思ったので、ちょっと資料は用意していないんですが、実は私がPTAをやっている子どもの学校で、今年はPTA会費を使うイベントができなかったので、予算が余って、子どもたちに何かプレゼントしなければいけなかったんですが、子どもたちが学校で使えるために「えんたくん」というものをプレゼントしました。それは、机を取っ払って、五、六人が膝を突き合わせて、膝の上に直径一メートルぐらいの段ボールの板を置いて、その上に紙を置いて、そこで何か話合いというか、コミュニケーションを取らなければいけない課題についてみんなが意見を書き出して、結論まで持っていくというコミュニケーションツールなんですね。これを先生に提案したところ、先生も非常に面白い、使ってみたいと。これは先生方が他校に授業研修に行ったときにも、実はその学校でも何校か使っていて見聞きをしていた。私、それを先生にお話ししたときにお伝えしたんですけど、ぜひ先生も入ってほしいと、できるなら職員室でも使ってほしいというお話をしたんですけど、子どもたちのことを考えたり、いろんなことを話し合うときに、立場とか肩書きとか性別とか関係なくて、みんなで一つの問題について膝を突き合わせて話すというのが、私はすごく今の現代、欠けているのではないかなと。もちろんコロナで密になれないという三年間があったことが拍車をかけているのではないかと思うんですけど、なので、ぜひこの「えんたくん」ツール、ごめんなさい。今、資料を用意できていないんですが、ぜひ研究をしていただいて、現場でも使っていただきたいと思いました。いかがでしょうか。
以上です。
○茂木弘委員長 北城委員。
先ほどの山田委員のザラザラ下じき、初めて拝見しました。感想を述べさせてもらいます。 支援を要するお子様方に共通して言えることは、指に力がないんですよね。したがって、指に力を鍛えることがある意味で療育になっていくんですよ。そのような意味におきましては、ザラザラ下じきは非常に利のかなった方法なのかということを感想として持ちましたので、私のほうからもよろしくお願い申し上げたいと、こんなふうに思っております。 そこで、今日は、負担が大幅に増加しております養護教諭につきまして質問させてもらいたいと、こんなふうに思います。 まず、養護教諭の職務の内容について、御説明を簡単にお願いします。
◆北城貞治委員 子どもたちの心と体に関することについてお仕事をされているということは分かりました。ただ、ふだんの養護教諭の先生方の様子をイメージすることができるように、もう少し具体的にどのような仕事をなさっているのか、御説明を願いたいと思います。
そこで、養護教諭が仕事に追われまして、心身に影響が出るような多忙な日々を送っているのではないかというような心配が当然出てくるわけであります。この点につきましての御認識をお伺いしておきたいと思います。
◆北城貞治委員 以前に養護教諭の複数配置をしている学校があると記憶しておりました。恐らく大規模校なのかなと思います。一人よりも二人いたほうが業務の分担ができますし、相談もできるので、養護教諭の先生の負担も減るということは当然であります。養護教諭を複数配置することは可能なのでしょうか。また、現在の荒川区では、複数の養護教諭を配置している学校はどこでしょうか。御報告願いたいと思います。
◆北城貞治委員 制限があるわけですよね、制度的に。これは結局、荒川区の教育委員会でどうしようもない関係になってくるわけですよね。しかしながら、当然、学校の創意工夫だけで解決することは難しいでしょう、誰が考えても。そうしますと、教育委員会として養護教諭へのサポートが必要であるということは、当然そうなってくると思いますけれども、教育委員会の御見解はどうでありましょうか。
◆北城貞治委員 最後にしますけれども、確かに荒川区教育委員会として、養護教諭へのサポートをされているということは評価をいたします。ただ、恐らくこれから社会状況等々を勘案しますと、養護教諭の負担が増えてくることは間違いございません。そうすると、今まで以上の養護教諭へのサポートが必要であります。そうすると、教育委員会と学校現場との連携を図って、具体的にさらにどのようにブラッシュアップしていくかということを真剣に検討し、実現をしてもらいたいと思いますけれども、最後に三枝教育部長の見解をお伺いしておきます。
◆北城貞治委員 結構です。
○茂木弘委員長 中島委員。
今日は、日本を代表する一等地の東京駅前、八重洲ミッドタウンの商業ビルが開業するわけです。この中には中央区立城東小学校がビルに入っていると。室内プール完備、屋上が校庭になっているという都会的な小学校ですよね。これは現地を見に行かれたことはございますでしょうか、教育委員会は。
そこで、今度はハード面じゃなくてソフト面で教科書についてお伺いしたいと思うんですが、皆さんも御存じかと思うんですが、教科書大手の東京書籍が発行した高校地図の教科書で約千二百か所の訂正があったということなんですね。 教科書というのは、学習の土台になるわけですよ。子どもたちの基本の、学ぶ元ですよね。教科書を信用して勉強しているわけですから、これに間違いがあるという。これは現場の教員が間違いに多分気づいたんですね。こんな教科書を発行している会社、この間のロケットもそうなんですけど、日本はゆとり世代の人が大体中心を担っているんですよ。だから、個々に受け持った担当の部分の責任感がちょっと薄いね。 日本というのは、自分で受け持った仕事というのは、職人もそうだけども、きちんとこなすというのが日本の伝統だったんですが、教科書がこういうことになっているということなので、今日は教科書について詳しくお聞きしたいんですが、初めに、荒川区立の小中学校で東京書籍の教科書というのは使っているのかどうか、取りあえず現状をお聞きしたいと思います。
◆中島義夫委員 本区では、小中学校とも三教科で東京書籍の教科書を使っていると。これは大丈夫なのかなと思うんだけど、今回このようなことが生じてしまったということで、教科書の内容を確認するのは非常に大変なことだと思うんですが、その点、区の御見解というのはいかがなものでしょうかね。
今後、東京書籍の教科書に対して、区はどのように対応していくつもりなのか、御見解を伺いたいと思います。
先日の新聞にも出ていましたけど、教科書に関しては、大日本図書が汚職問題で文部科学省から発行を認めないよという罰がもう下っているわけですよ。この辺もしっかり仕事しろと、しないとあんたところは使わないよぐらいのことで、荒川区も毅然とした態度を取ってもいいと思うんですが、この点について、最後、いかがなものですかね。
◆中島義夫委員 荒川区は一生懸命頑張っていらっしゃるというのは分かります。仕事というのは、個々に受け持った仕事、自分の担当した仕事をきっちりとそれぞれがやれば問題ないんですよね。ですから、こういうことも踏まえていただいて、荒川区の子どもたちにはきちんとした教科書で勉強させていただくように要望いたしまして、終わりたいと思います。
菊地委員。
先日、尾久西小学校の公開授業に行きまして、タブレットパソコンを活用した授業をやっておりました。とても主体的、対話的な深い学び、まさにそのとおりだなというふうに授業をやっておりまして、自分たちで気になることをクラスでアンケートを取って、それをパソコンでまとめて、自分たちの班で意見交換しながら、どこを重点的に発表しようかというようなことで対話をしながら、そして電子黒板でその結果を班ごとに発表するという、こういったプレゼンを行う力がどんどんついているんだなというふうにも思いました。 さらに今回のコロナにおいては、学校から持ち出すということで、家庭とのオンライン授業もできているという、そんなふうに思っております。 この主な予算の中身というのは、更新に伴うものということでよろしいでしょうか。
◆菊地秀信委員 当初これを導入するに当たって、一人一台体制をつくるには、初年度六・五億円、平年度で約五・八億円という費用が必要だと言われていて、これはそのとおりに今回もいきそうなんでしょうか。
◆菊地秀信委員 これは当初の予定よりも変わってきているのが、持ち出すということを想定していなかった。授業で活用する想定であったことから、地域の方から重たいという話が出てきているんですね。何とか軽くならないか。一般的に使っているものと比べるとかなり重いということで聞いているんですが、今のお答えですと、一台辺りに掛ける予算的にはあまり変わらないということは、スペックの問題で心配なんですが、いかがですか。
◆菊地秀信委員 さほど機能が変わらないのであれば、重さを重視して、より軽いものを選んでいただきたいんですが、お願いします。どうですか。
この事業を始めるに当たって、財政面においては、当初の判断というのがあったかと思うんです。これから先ずっとかかっていくお金なので、これは給食費の無償化にも似ているお話かなと、これから先ずっとこれが経常的にかかっていくということから、当初、タブレットパソコン一人一台体制を実施するに当たって、何か事業を廃止したとか、そういったことというのはあるのでしょうか。
私たちが大事にしてきたこと、給食費無償化についてはタイミングということが一番大事かと思っております。十年前から言っていたからどうだということではなくて、時を見極めて、ここぞというときに釣り上げるというような、そういったものが必要なのではないのかなというふうに思っておりました。 財政的に見て、これからの区の姿勢として大事にしてほしいのは、優先順位をしっかりと決めて、そして真に必要なものはちゅうちょせずに、政治的判断として予算配分をしていただきたいと、この姿勢を堅持していただきたいというふうに思っておりますが、そのことを確認させていただきます。
清水委員。
山本七平という方の『「空気」の研究』という本があります。そのときはそういう空気だったんだということをいろいろ書いていらっしゃる本です。 今回、給食の無償化を始めますということで、これは間違いなく保護者の方の負担軽減になることは、そのとおりですよ。まして、こういう物価高の状況にあって、エネルギー高の状況にあって、保護者の負担軽減を図っていくということは、その視点については大変大事ですし、負担軽減を図るということは、私も大変よかったと思っています。もちろん討論ではないですが、予算についても、その立ち位置で賛否を示したいと思っております。 さはさりながら、じゃ、これで本当に全てがいいのかということも、始めるに当たっては一方での懸念もあったんだということは、議事録としてしっかり残しておく必要があるのではないかなと思いまして、手を挙げました。 給食の無償化ということが子育て施策の一つの指標みたいになってきて、報道等もそうですし、この間にも質疑にもありましたけども、他自治体のということもありましたけれども、一つの指標みたいになってきているのは私も認識しております。 一方で、これがある種、財源の世代間の奪い合いだとか、よく言われている分断につながるようなことになってはよくないんだろうというふうに思っております。その上で少し質疑をしてまいりたいと思います。 この間の質疑の中で、自民党、公明党から要望がありましたということは明らかになっていますね。一般的に考えて、宮本委員がたしか初日に質問したと思いますけども、一月の段階で予算の大枠が固まっていないということは、普通に考えるとないですよね。一月上旬の段階では、区としては給食無償化を新年度実施するというお考えはなかったと、こういうことでよろしいんですかね。
◆清水啓史委員 私が申し上げているのは、一月の上旬の段階で予算の大枠がその時点では固まっていなかったということですか。
私が確認しているのは、その要望があるまでは、区としては大枠の中には入っていなかったんですよ。いや、その後入れたことはけしからんと言っているんじゃないんですよ。そういう理解でいいんですか。それとも、一月の大枠の段階で、去年の段階からこのことについては盛り込むかどうかということでずっと議論していて、じゃ、いつ決めたんですかという話になりますよね。
◆清水啓史委員 この七億五千万円というのは、自民党、公明党に復活の予算の折衝枠があるということですか。
◆清水啓史委員 そういうことではないということでいいんですね。確認です。
この間の質疑の中で、給食無償化をしたらどうですかというやり取りがありました。今まで始めない理由の一つとして、財政的な負担ということが答弁の中であったと思います。その懸念は今でもあるし、それが故に、今後も国としてきちんと予算を積んでいくべきだという認識であると、こういう理解でよろしいんですかね。
財政的な負担は、今後これに伴って起きることはないと、こういうことでよろしいんですかね。というのは、この七日間の予算に関する特別委員会の中でも、いろんな委員がいろんな要望をされていますよ。その中で、財政的な負担もありますのでという答弁は、何人かの管理職の方からありましたよ。すると、取りやめた施策はないけれども、やはり財政的な負担があってできないという答弁をそこでされているということは、何らかの形で財政的負担が生じているということは、残念ながら事実だということで、初日の総務費で申し上げたんだけども、基金が増加傾向にありますと書いてあるわけですよ。でも、グラフを見れば減っているんですよ。そこがどういう認識でいらっしゃるのかなというのは、私は懸念をしているんですけども、財政的なことについてはいかがお考えですか。
◆清水啓史委員 ですから、これをやるということは、この間も議論もありましたけれども、継続的にやっていくと、これは当然だと思いますよ、始める以上は。そのことも踏まえて今回始めるということで、区としては、財政的にはきちんと耐えられる、そういう下で始めるという理解でよろしいんですかと伺っているんです。
質問を変えます。 もう一つ、財政的な負担があってできないんだというのが今までやっていなかった理由の一つ。もう一つは、学校給食法により食費に係る費用については、それぞれの保護者が負担するんだという法律があるんだから、これは保護者負担ですとずっとおっしゃってきましたね。これは法律改正がなされたということですか。
◆清水啓史委員 法律は変わっていないけれども、教育委員会として、あるいは区として政策判断をこの間の考え方から改めたということで理解すればよろしいんですかね。
◆清水啓史委員 これは教育の予算ですから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律では、教育委員会に意見聴取をしなければならないと、こうなっていますね。これは意見聴取はされたんですよね、もちろん。
◆清水啓史委員 意見聴取をされたと、それはいつの教育委員会ですか。
◆清水啓史委員 この間、教育委員会のほうから、このことについて何か御意見というのはあったんですか。
◆清水啓史委員 教育委員会の会議体というんですか、組織体の在り方ということ、教育は区長部局と別部局としてあって、教育の中立性を基にそういうスキーム、制度になっているんだと思うんです。教育委員会からの声ではなく、行政として無償化しようというのは、ある種、教育委員会としての主体性というのか、そういったものがなかなかこの間の質疑も聞きながらも、私はなかなか見えてこないな、むしろそこから、今の状況の中で荒川区の子どもたちの教育、食育、そういったことも含めてどうにかできないのかといった声が逆になかったというところが、一方では始めるに当たっては残念だなという気がするんですけれども、その点について、事務局の皆さんに伺うのもどうかと思うんですが、所管の教育委員会としてはいかがでしょうか。
しかし、その一方で、この間ずっと議会のほうからも指摘があった中で、今、高梨教育長の言葉を借りれば、このことについて議論をするいとまがなかったというのは、それはそれでどうなのかという気がしますし、議論をするいとまもないのに、ぱっとつける、そういうものなんですかねという気が一方で私は少し感じたところであります。 今、政府のほうも異次元の子育て施策だということで、これから中身が出てくるのかなと思いますけれども、もちろん必要なことで、お子さんがいらっしゃるあるいは子どもを産もうとしている、産みたいと望まれている方々に支援していくということは、これは大変大事な視点だと思いますし、それはぜひ詰めていく必要があるんだと。一方で、妊娠期から社会人になるまでに一体教育費は幾らかかるんだという議論がありますよね。じゃ、どこにかかるのかという、一歩引いたというか、見方を、それはもちろん国全体でしなきゃいけないんだと思いますが、という考えが私は少し欠けているのではないかなと。何とか手当をつけよう、何とか手当をつけよう、それこそいつ何の手当か分からないぐらいのいろんな名前の手当がついて、そういうことではなくて、もっと抜本的に、今申し上げたように妊娠期から社会人になるまで、どういった形で社会として子育てということを応援していくのか、支援していくということが私はより大事な視点なのではないかなと。それが抜けた上での、あれをやろう、この手当をやろうということであっては、決していけないのではないかなと私は思うんですけれども、そのことについて、現場を抱えている自治体としてはいかがお考えでしょうか。
◆清水啓史委員 繰り返しますけれども、このことによって、子どもたちの学校現場の整備は滞るということが、あるいはハードの面だけではなくて、ソフトの面も含めて、そういうことになるということは、絶対に私は現場の自治体としてはあってほしくないと思っておりますので、そのことを最後に申し上げて、質問を終わります。
斎藤(泰)委員。
二点。一つ、令和三年度だったでしょうか。保護者の多数の方、子どもたちがかわいそうだと私もずっと思っていましたが、移動教室とか様々な宿泊等を兼ねた体験、極めて大事、それがコロナ禍でできなくなってしまっていた。それをお願いしたところ、即座に対応していただいて実施できるようになった。それは今でも続いてきている、これは評価を申し上げるとともに、感謝もしたいというふうに思います。ありがとうございます。これは今後もさらに大事だということも申し上げておきます。 もう一つ、家読の勧めであります。これは本当にどんどん充実していっていただいている、高く評価し、感謝も申し上げます。もちろん教育委員会だけではありません。当然、区長部局のほうでも様々な部署で進めていただいていると。このことについてもさらに充実し、進化していっていただくように願っているし、期待もしているところであります。 先ほど質疑があった区立幼稚園のほうでも、当然のことながら、家読の勧めというのを進めていっていただきたいという思いもありますので、全体的なことで何かございましたら、御感想だけでも結構ですから、お願いします。二分程度であればありがたいなと思います。
◆斎藤泰紀委員 終わります。
河内委員。
◆河内ひとみ委員 時間が十二時ちょっと過ぎると思うんですが、大丈夫ですか。
町田委員。
先ほど中島委員の東京書籍の教科書についての質問に関連して、三枝教育部長から答弁があったとおり、教科書検定制度、よく通ったなということがありました。これは文部科学省が所管している検定制度なので、教育委員会に尋ねるのはちょっと間違いなのかなとも思っておりますが、抜本的な問題なので、こういった検定制度というのはそもそもどんな制度なんですか。
◆町田高委員 記述内容とかはあまり見ないような形なんでしょうか。
以上で終わらせていただきます。
午前十一時五十八分休憩 午後零時五十九分再開
質疑をお願いします。 河内委員。
ですから、そういった意味でも、会計年度任用職員の立場であると年数がたつと更新しなければいけないとか、そういうことも問題が生じるので、今後もずっと会計年度任用職員でいくのかどうか、お聞きしたいと思います。
次に、今、教師の不足が大変問題となっていると思います。その原因はどのようなことが原因と思われますか。
◆河内ひとみ委員 荒川区内の教師不足は現状どうなっているのでしょうか。
各校平均すると一校辺り幾らぐらい出ているのでしょうか。
じゃ、時間を止めてください。
地域連携活動中の教師の参加に対して、有償ですか。無償ですか。
◆河内ひとみ委員 そうです。勤務時間外です。
◆河内ひとみ委員 昨年、第五中学校で私も参加したんですけれども、三日間にわたるホタルの会というものが久しぶりに開催されました。今年も予定されているのでしょうか。
この行事、ホタルの会の三日間も続く行事開催は検討すべき課題だと思います。 ちなみに、第五中学校のホタルを見る会への予算は幾らかかったのか。今年度の実績でお幾らぐらいでしょうか。
ホタルが育つ環境は自然な環境、例えば荒川区でいえば、グリーンパール那須と提携しているということもあって、そういう場所に自分が行って体験してこそ、環境の大事さが人の心を育てるのではないかと思います。 教師の労働問題、そして一部のPTAの親の負担から考えて、一日で終えるということを考えたほうがいいんじゃないかと思いますが、いかがでしょう。
先ほどの平均の金額に関しては、後ほど教えてください。 以上で終わります。 〔「関連」と呼ぶ者あり〕
○茂木弘委員長 関連で、山田委員。
◆山田晴美委員 今、教員の数が足りていないというお話がありましたが、現場の先生方のお話を聞く機会があってお話をすると、必ずそのお話は出てきます。ですが、人的配置として人数を増やすというのが、急に増やすこともできない、また、人材として足りていないという現状の中で、先生方の働き方改革を前進させるためには、部活動の在り方というのがすごく重要ではないかと思うんですが、現状、荒川区の中学校においての部活動の顧問の体制について、また、その考え方、どのようになっていますでしょうか、教えてください。
顧問そのものを廃止することができないとは思うんですが、せめて外部コーチを入れることで先生の拘束時間を減らす、また、部活動に有している時間を先生が別の時間に使えるということは非常に有効的だと思うんですが、今、区内の中学校において外部コーチの導入率というのはどれくらいありますでしょうか。
何が言いたいかというと、もっと教育委員会として外部コーチの推奨ということを広めて周知していただきたいなと。先生が教師としての生徒に対しての時間をもっとつくるために、外部コーチを入れて顧問で指導する時間を外注するという、そこをもう少し正当化するというか、きちんと各学校の先生方に周知していただいて、逆にこれは推奨されているので、どんどん外部コーチを使ってくださいみたいなアプローチというか、広めていただきたいなと思うんですが、現在はそういったことはされていますか。
以上です。
○茂木弘委員長 斉藤(邦)委員。
欠員の問題がさっき何人かという話が出ましたけれども、それが社会問題になっているわけで、産休育休代替の教員を年度当初の四月から先行配置できるようにする文部科学省の事務連絡が出ていると思いますけれども、東京都、荒川区の場合は、新年度どういうふうになるでしょうか。
◆斉藤邦子委員 そうすると、四月、年度の初めに産休育休の代替教員というのが配属されるという予定はもうついているんでしょうか。
◆斉藤邦子委員 せっかくそうしましょうと文部科学省も東京都も言っている、しかし、現実にはそれができないというのでは、有名無実になっちゃうわけですよ。教員不足がどこから起きているのかと今、いろいろ御議論もありましたけれども、育休や産休は事前に分かっているのに代替の先生がいなくて、取るほうは気兼ねをしてしまうというようなこともありますし、京都府では二〇二一年度から独自の予算を組んで、小学校から高校まで年度当初から先行配置を実施していると。そうすると、休みに入る先生のところに二人体制でクラスを受け持って、安定して引継ぎができると、育休や産休も言い出しやすいという環境ができている、これはとても大事なことだと思うんですけど、これは何とかしないといけないと思うんですけど、荒川区で人がいないといって、教員が見つからないと、ほかも同じだから大変だと思うんですけれども、そこはどういうふうに解決していこうと思いますか。
それから、北城委員から養護教員の複数配置の話も出ました。私も本当にこれは大事なことだというふうに思っています。 東京新聞が昨年、都道府県と政令都市にアンケートを行ったときに、自治体の現場は九割を超えて増員が必要というようなことを言っているようです。この辺は、行政、教育委員会、そして議会の側も必要性を言っているところですから、この点も、議論はしませんけど、ぜひ複数配置ができるような体制を、さっきのクラス定数をどうこうじゃなくて、小規模校も含めて複数配置ができるようにしてほしいと思います。 次に、幼稚園の廃園の問題に関わって伺っておきたいと思います。 区で決めたルールだと言って、新年度三歳児クラスを配置しなかった四つの区立幼稚園、せっかく希望した子どもたちはどうなりましたか。
◆斉藤邦子委員 その中に支援が必要なお子さんというのはいらっしゃいましたか。
◆斉藤邦子委員 小堀子育て支援課長がきっと後ろにいるのではないかなと思いますので、もしいらっしゃったら、同席をお願いしたいと思います。
〔子育て支援課長入室〕
◆斉藤邦子委員 他の区立園に行った子が十一名と。区立幼稚園の場合には、歩いて通える近くの幼稚園をということがメインになっているし、私立は九名行かれた、保育園に一名とかおっしゃっていましたけど、送迎バスがあったりすると思うんですけれども、公立の場合、近くの幼稚園に行けなくて、一定距離がかかるというお子さんについての対応などは考えているのでしょうか。
◆斉藤邦子委員 そうしましたら、あと私立ですけれども、支援が必要なお子さんで三歳児の廃園をする幼稚園での子どもさんはいらっしゃらなかったようですけど、入園した後、途中で教育、保育を進める中で、やっぱりちょっと支援が必要かなと判断をする場合もあるかと思いますが、その場合にはどういたしますか。
◆斉藤邦子委員 送迎はどうしますか。
◆斉藤邦子委員 区立園の場合は送迎はどうしますか。
◆斉藤邦子委員 その方法は議論されていたようですけれども、タクシーなんかを使うということですね。
◆斉藤邦子委員 結局、三歳児、四つの園ではクラス編制しないということになって、ほかに行っていただいたということがありますので、今言ったことをぜひ責任を持ってやっていただきたいと思います。
小坂委員。
事前に頂いた資料では、一年十二か月のうち四か月芝生を養生していて、児童の利用及び地域の利用の妨げになっているという認識を私は持っておりますが、そうした点についての御認識はいかがでしょう。
〔子育て支援課長退室〕
◆小坂英二委員 メリットもあればデメリットもあると思うんですけど、一年のうち三分の一養生していて、冬芝については部分的だったり、夏芝は全面だったりというふうに違いはあるものの、四か月こういう状況で子どもが自由に走り回れないと。夏休みについて、夏芝の養生を重ねているので、休みを利用しているからという話もあるようですけど、夏休みは夏休みで少年野球だったり、地域の様々な団体だったり、あるいは校庭開放だとか、いろんな機会が本来あるはずが全く使えないという状況になっていて、この状況というのは、自然の芝生はいいものだとか緑を増やそうとか、ある意味、美しい言葉に従った結果、子どもが不利益を受けているというような状況になっているのは、私は、状況をつぶさに見て、確かだと思いますので、在り方というものをきちんと考えていただいて、人工芝にするとか。五百人前後があれだけ狭いグラウンドを踏みしめて使っていれば、それはすぐ傷みますよ。田舎の学校で百人ぐらいしかいなくて、グラウンドももっと何倍も広いところを芝生化するのと全く違うので、これだけ密集したところで自然芝というのはかなり無理があるので、いいかげん方向を転換すべきときだと思いますが、いかがでしょう。
私も尾久西小学校によく行くんですけど、養生していていないときだって、無様な状況のことは多くありますよ、全然まともな芝生じゃなくて。青々としたところで寝転がってというのは、それはプロパガンダみたいなもので、一番いい時期に一番いい写真を撮って、気持ちよさそうな写真を載せたら、それはいいですねというお話になりますが、現実はそこからかけ離れているということを、現場をもっとよく見ていただいて、その上で判断すべき問題じゃないかというふうに思います。 大人のそういう美名の下にやるべきことではないということを申し上げたいと思います。認識は何かありますか。
あと、もう一点、東京書籍の教科書について、私も何度も質疑をしてきました。先ほど指摘がありましたけど、事実についてうそが多いんですね。近現代史において、朝鮮半島にいろんな制約を加えることをしたみたいな、無理やり氏名を変えさせたとか、朝鮮語を教えなかったとか。朝鮮語はちゃんと教えていますから、それは事実として出てきています。そういうのを一個一個挙げたら、何百もうそがあると。さっき、今までは検定を通っているからいいんだという答弁ばかりでしたけど、やはり事実をきちんと調べて、もう一度考えていただきたいと思いますが、先ほどの答弁を踏まえ、いかがですか。
◆小坂英二委員 その教科書にうそだらけだったということが出てきたわけですね、東京書籍。ですから、ちゃんと内容も見るというふうに先ほど三枝教育部長が答弁されましたので、それについてはきちんと見ていただきたいということを再度申し上げます。
小島委員。
◆小島和男委員 小学校費に関わって、都市計画課長の同席を求めたいと思いますが。
〔都市計画課長入室〕
○茂木弘委員長 それでは、質疑をお願いいたします。
◆小島和男委員 私、十一月会議でも質問させていただいたんですが、旧コカ・コーラ跡地の問題で、マンションの計画等があるというふうに心配をしているんですが、その辺、川原都市計画課長としてはどういう認識でございますか。
◆小島和男委員 教育委員会にちょっとお尋ねしたいんですが、昨年末に、地元のひぐらし小学校のPTAの代表の方、町会の代表の方がコカ・コーラの問題について学校の用地にという申入れをしているようですが、その辺は認識はお持ちですか。
◆小島和男委員 提出された後、事業者側から何か回答があったようですが、その辺はいかがですか。
◆小島和男委員 今、マンションの計画があると川原都市計画課長からは聞いたんですが、日暮里地域そのものが公共用地がなくて、今後の学校配置、子どもたちの増加というのが心配されるわけで、PTAや地元の町会の方々が申し入れている中で、区と教育委員会はこうした声に具体的に応えて申入れなどはしているのでしょうか。
◆小島和男委員 今の話は経過の中でそうなんですけど、十二月に地元の方が申入れをしていると、それに見合った形での教育委員会なり区のほうから再度申し入れるということはしなかったんですかという。
◆小島和男委員 これだけ大きな問題ですよね。予想していないマンションが増えると。新たなマンションで四千八百平米ということになれば、一定数のマンションが建つわけですよ。これまでも子どもたちが、今のひぐらし小学校も新たに五教室増やすと。しかし、私が指摘しているように、運動場だとか、職員室だとか、図書室だとか、様々な問題をひぐらし小学校は抱えているわけですよ。それに対して、地元は頑張っていて、教育委員会は、連絡を私のほうからしましたと、その程度でいいんですかね。
◆小島和男委員 地元の求めに応じて、改めて教育委員会が交渉すると。これまでの経過はありますよ。でも、地元の皆さんはこれだけ心配しているわけですから、教育委員会も改めて事業者なり土地所有者に申入れをすると、その結果はどうであれ、その辺はやっぱりやるべきだと思うんですが、いかがでしょう。
それと、最後に、今後の日暮里地域のマンション増加により子どもたちが増えるという影響がいろいろあるので、それはぜひ様々な人口予測の中で、必要な計画をきちんと立てるべきだと要望して、終わります。
川原都市計画課長、結構でございます。 〔都市計画課長退室〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
続きまして、第九款公債費、第十款諸支出金、第十一款予備費については、これを一括審査することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
それでは、第九款公債費、第十款諸支出金、第十一款予備費についての質疑をお願いいたします。 横山委員。
この間、財政論的な議論が学校給食の無償化を巡って、出されてまいりました。長く議論しておりまして、学校給食をはじめ、様々な区民施策について、経常的な支出が必要になるものについては極めて区は難色を示してまいりました。財政的に困難だという理由でありましたが、今回実質は五億円程度の支出を決断されたということは、この委員会でも議論されました。結果的にいうと、それによって他の区民施策については影響はないんだという回答があった。私どもはかねてより、計画的な財政運営を行っていけば、突出した箱物を造るとかじゃなければ、区民の暮らしを守っていく区民施策については、予算の範囲でのやり繰りで可能であるということを主張してまいりましたが、私は今回の委員会での議論は一つの重要な議論の発展であるというふうに今理解しております。 それでは、それとの関連もあるんですが、経常的な区民施策ではないんですが、今回、基金費に十二億五千万円の本庁舎建て替えの基金が計上されていると思います。併せて、これは小中学校のほうも七億円計上されていると思うんですが、そういう理解で間違いないですか。
◆横山幸次委員 特に十二億五千万円というのは、今後八年間で百億円という単位ですよね。これはもちろん区民施策ではないんですが、本庁舎建て替えで八年間、毎年とにかく、雨が降ろうが風が吹こうが嵐になろうが、十二億五千万円ずつ着実にためていくという考えで今回計上されたというふうに理解してよろしいですか。
◆横山幸次委員 この財源は何を充てていますか。
◆横山幸次委員 毎年ですから、経常的な支出と言ってもいいような形になるわけですね。これによって区民施策の様々な問題について、この間も事業の見直し等をかなり言われてきているんですが、そういうものには影響はない。さらに、今、物価高騰等はいつ収まるのか大変厳しい区民生活の実態があるんですが、これへの支援策等を今後また求められることがあると思うんですが、これへの影響はないというふうに理解をしてよろしいですか。
◆横山幸次委員 施策の関係なので、坂本財政課長だけでは全体的なことは言えないんだろうと思うんですが、ほかにお答えできる方はいるんですか。
これまでは財政的に困難というのはきっぱりとおっしゃっていたわけですよね。ですから、別にそのことをどうこう言うつもりは一切ありません。問題はこの十二億五千万円を八年間積み上げることによって、他の施策に影響はないんですか。影響がなければないと言ってほしいんです。それが区の責任ですよ。
ですから、さらに確認したいんですが、この十二億五千万円を例えば今、事態が緊急だ、これを半分にして進めようとか、もう一年先送りしようという、これによって庁舎の建て替えは重大な影響を受けるんですか。
終わります。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
以上で歳出の審査を全て終結いたします。 次に、歳入の審査に入ります。 歳入については、これを一括審査することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
歳入についての質疑をお願いいたします。 横山委員。
基金繰入れについて伺っておきたいと思います。 今度の予算も、恐らく基金はかなりの額を繰り入れていると思うんですが、この十年間、基金の繰入れ、大体年予算で幾らぐらいずつ繰り入れてきたのか、当初予算でお答えください。
◆横山幸次委員 大体マックスで八十億円、少ないときで四十億円弱ぐらいの基金の繰入れをそれぞれ予定しています。理解としては、その大半、その時々で違いますが、ほとんどが財政調整基金の繰入れを当初予定していたというふうな理解でよろしいですね。
◆横山幸次委員 決算では、これは御答弁というよりは、調べておりましたら、リーマンショック以降、財政調整基金の取崩しはゼロだというふうに理解しているんですが、よろしいですか。
◆横山幸次委員 恐らく当初予算で予算を積み上げていく際の歳入の部分で、大半、基金のうちの財政調整基金で当初の財源を幾つか割り当ててきたというふうに思います。しかし、最終的に決算した場合は、調整基金の繰入れはもちろんありませんし、逆にほとんど全てと言っていいんですが、決算剰余金は大体二十億円から、多いときで四十億円、五十億円近くまで出ていますよね。こうした中で、それは恐らく区の財政運営のやり繰りでそういうふうにしているんだろうと思うんですが、そんな理解で素人目で見てよろしいんでしょうかね。
実は二〇〇九年、このときに大きくマイナスになっているんですよね。財調基金の取崩しもしております。要因はリーマンショックだけなんでしょうか。
◆横山幸次委員 その次に、財政調整基金の取崩しではないんですが、実質単年度収支をずっと拾っておりますと、二〇一六年に実質単年度収支がマイナスになっているんですよね。このときの原因は何だとお考えですか。
◆横山幸次委員 私どももまだ到達しているわけではないんですが、このときに、二〇一七年の三月にゆいの森あらかわが竣工しております。総事業費八十一億円かかっております。これは基金が非常に少ない金額で、起債が三十八億円、一般財源を三十三億円投入した事業であります。これが二〇一六年度決算で見ておりますと、ここにかぶってくるわけですね。私は、これはもう時間もないので、これ以上議論はできないと思うんですが、全体の中で例えば大きな箱物、これは区民にとって必要なものであったとしても、それをやれば当然、その時期、こういうふうな形で実質単年度収支は落ちるんですよ。当然ですよね。基金を投入したり、さらに一般財源を投入すれば、それは当然動くだろうと。これは単純に数字を見て重なったので、そんなふうに思っているだけなんですが、それは別に問題じゃないんです。そういうものとして財政を見ていく必要があるんじゃないかなと。必要な施設は私は造るべきだと思いますし、今後、小中学校の建て替えもあります。小中学校の建て替えでいえば、さらにもっともっと突き詰めて言えば、東京都との関係も含めて、財政調整制度の在り方も俎上に乗せてやっていくということが大事だろうということを強く申し上げて、終わります。
清水委員。
◆清水啓史委員 区民施設課長の入室をお願いいたします。
〔区民施設課長入室〕
○茂木弘委員長 質疑をお願いいたします。
◆清水啓史委員 ふれあい館の使用料の収入というのは、新年度予算で幾らということで計算されているのでしょうか。
◆清水啓史委員 昨年の決算に関する特別委員会の折に申込みの仕方のことについて各委員から議論がありました。窓口が優先なのはどうなのかと、ネットでも申し込めるように公平性でどうなんだということで議論がありましたけれども、その後どのような形で議論がなされていて、どういった形で変更していく予定なのか、お聞かせください。
それに合わせて、そのタイミングで、今、ネット上で九時半からしか申込みができないという状況についても併せて改善をしていただきたいなと。要は、もう既に申込期間が終わっているものについて取ろうとするときに、九時半からしか取れないというような状況にもなりますし、抽せんの形に変えるのであれば、当然それに伴って二十四時間申込みできるような形で、併せてその点も改善を図っていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。
終わります。
菊地委員。
◆菊地秀信委員 遠藤区民施設課長には特に質問はないんですけれども。
〔区民施設課長退室〕
二時になりましたので、ただいまより東京空襲をはじめ、戦災で亡くなられた方々を追悼するために、世界恒久平和を願い、一分間の黙祷を行います。 御起立をお願いいたします。 それでは、黙祷をお願いします。 〔黙 祷〕
それでは、菊地委員、お願いいたします。
昨年の決算に関する特別委員会の審議の中でも、今、十億円の流出があるんだということで、大変な問題だというふうに認識をいたしました。その上で、区報などを通じて、また、様々な媒体を通じて、この事実を区民の皆さんにまず共有するべきであろうということで、区政広報部の皆さんにおかれましては、区報を通じて、十億円というのが実際にはふれあい館一館を建設することができるだけのお金なんですよということを、区報ですとか様々な媒体を使って区民の皆さんに共有していただいたということであります。また、区のほうでは、返礼品の取組も始めていただきまして、私も百四十八項目の返礼品を見せていただきました。実際に今のところ、この実入りというのはどれぐらいになっているのでしょうか。
まずは一億円を取り戻す、これをしっかり目標にしてやっていただきたいなというふうに思っております。そうなると、ここからは戦略が必要になってくると思うんですね。私もこの問題、大変なことだということで、ない知恵を絞りながら、いろいろアイデアを模索してきたんですけれども、例えばサンパール荒川のコンサートがありますよね。今で言うと、この項目の中には、四万円のふるさと納税をすれば、南こうせつさんのコンサートに行けると。これは実質二千円で行けるということになりますよね。また、ラングウッドの宿泊、これは八万四千円の寄附をしていただければ、ペアチケットで夕食も朝食もついて利用できると。ただ、八万四千円は高いですけれども、実質二千円でというような考え方になれば、今、ふるさと納税を使わなくても、南こうせつさんのコンサートに行っている人がいるわけですよね。また、ふるさと納税を使わなくてもラングウッドを利用している人がいる。こういった人たちに情報提供する、ふるさと納税したほうがいいですよと。区内の人であればそれはできないので、荒川区民が荒川区にふるさと納税することはできないので、区外の方で利用している方、こういった方にふるさと納税の情報を提供するということができないのか、その辺り、いかがでしょうか。
こういったもの、例えば今の南こうせつさんのコンサートとラングウッドをセットにして売り出すといったらおかしいですけれども、皆さんに情報提供するということもできますよね。単品、単品ではちょっと興味を引かなくても、荒川区に来て、泊まって、南こうせつさんのコンサートを見るんだという人が出てくるかもしれない。セットにして出すというふうに考えれば、例えば八千円を寄附するとあらかわ遊園一日フリーパスがもらえますというものもありました。 また、あらかわ遊園の目の前に&BUGERというハンバーガー屋があって、一万八千円を寄附すると五千円分の食事券がもらえますという返礼品がある。これもあらかわ遊園に来たら、目の前の&BUGERを利用してもらうというようなことで、セットで売っていくということもできるんじゃないかなと思います。 ちょっと一遍に言っちゃいますけれども、例えば焼肉屋は荒川区にいっぱいありますが、十店舗、二十店舗合わせて、その人たちを募って、この店では一万円の商品券、どこでも使えますよ、そういうような形で、今はそろえている段階ですけれども、ここを合わせたり、融合したり、そういった工夫をしながらやっていくということを戦略としてここからは練っていかなければいけないのかなと思うんですが、いかがでしょうか。
ただ、いろいろそろえても、また、戦略を練っても、寄附してくれる人がいなければしようがないですし、寄附をしてくれる人、荒川区を思う人がどこにいるんだろうと私も考えました。いましたよ、この部屋にいっぱい。区外に住んでいる荒川区の職員の皆さんがいるじゃないですか。 ただ、皆さん、荒川区に寄附してくださいといったら、パワハラみたいになっちゃいますので、それは絶対できませんけれども、区外に住んでいる区の職員の方に何が欲しいですかと聞くという、アンケートをするということをまずやってみてはどうですかね。そうすることによって、あらかじめ聞いたものをそろえることができれば、それはニーズがあるものをそろえているわけですから、うまくマッチングが間違いなくできるわけです。どうでしょう。
◆菊地秀信委員 ただ、そこまでやっても一億円いくのか、いつになるのかという話だと思うので、ここは法的に問題があるのかどうなのかというのも含めて考えなきゃいけないと思うんですが、例えば、立て替えるのは大変なんですよね。設定が自転車だと百万円とかそういった寄附額になっているかと思うんですけれども、二千円でというふうになるのか分からないんですが、一旦寄附しなきゃいけないということがあると思うので、それを例えば区のほうで立て替えることができるのかどうなのか、それは一つ問題ですけれども、立て替えることができれば、立て替えたとしても寄附として戻ってくるものなわけですから、私が言いたいのは、斬新な発想でやっていかないと、まず一億円を取り戻しましょう、取り返しましょうと言っても、できないのかなと思いますので、今、総務企画部の中の一部の方がふるさと納税のことを取り組んでいただいているとは思うんですけれども、ここをもうちょっと強化していく。専門的にそういった知識を集めて、ここから取り返していくぞというような体制を強化していくということも含めて検討していただきたいんですけども、いかがですか。
◆菊地秀信委員 あと一分半ぐらいでお願いします。
◆菊地秀信委員 終わります。
志村議長。
◆志村博司委員 先日、早稲田大学の校友会の会合があったので行きましたら、総長から挨拶があって、今、寄附がしょっちゅう来るんですよ、寄附をしてくれと。いろんなものを建て替えたり、それから運動選手の育成のためとか。本当に毎月送られてくるような感じなんですけど、そうしたら、新宿区にふるさと納税をすると、そのうちの上限七割が早稲田大学に寄附金として入るというシステムができたんですね。そうすると、今までだったら自分の身銭で十万円とか百万円とか寄附していたのが、高額所得者になると、十万円とか二十万円、自分の懐は痛まないでというか、三千円ですか、二千円ですか、それだけで出身校に寄附できると、こういうシステムがあるのがつい一か月前ぐらいに分かったんですけど、そうすると、荒川区で学校があるかなと思ったんですけど、開成高校があるわけですね。これは地元の卒業生は少ないんですよ。圧倒的に荒川区以外の人が多いから、あそこは今御存じのように建て替えているんですね。あれで多分五十億円とか集めたんですよね。そうすると、OBでお世話になったからといって、今、所得が多い方は、じゃ、二千円か三千円で済むなら寄附してあげようじゃないかという人がいるんじゃないかなと思ったんですけど、ちょっと研究していただきたいと思うんですが、いかがでしょう。
よろしいですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
次に、予算総則の第二条債務負担行為、第三条特別区債、第四条一時借入金、第五条歳出予算の流用について、これを一括審査することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
第二条から第五条についての質疑をお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
この際、横山委員外五名から予算の組替えを求める動議が提出されておりますので、これを議題といたします。 席の変更をお願いいたします。 なお、提案説明の時間は持ち時間の枠外となっております。 それでは、動議について、提出者の説明を求めます。 横山委員。
新型コロナウイルス感染拡大は、まだ収束も見ておりませんし、暮らしと健康に大きな影響を与え続けています。追い打ちをかけるようにエネルギー・物価高騰が続いていると。こうした中で、区民生活はかつてない苦境に立っていると私どもは実感してまいりました。 新年度予算原案では、十八歳まで医療費無償化の拡大や区独自の学校給食無償化など実現する方向が出されました。これは評価いたします。しかし、物価高騰対策など暮らし優先の予算編成には不十分だと私たちは判断をしております。 大規模再開発や区立幼稚園など五園廃園、さらに町屋さくらの復活に背を向ける姿勢など、私たちは容認はできません。そのため、暮らし応援などをはじめとした切実な区民施策二十一項目、十二億二千四百十九万七千円を増額する予算の組替えを求めたい。一般会計予算総額の一・二パーセントの組替えであります。 提案した中身につきましては、第一に感染症対策など引き続き強化します。保健師をはじめ、保健所職員など増員と定員化、検査体制強化や保健センター設置を進めます。 第二に大規模再開発を見直し、防災まちづくりなどの推進、さらに移動手段確保などを進めていきます。屋内安全対策の支援強化や簡易耐震工事への助成、住宅リフォーム助成の創設、こうしたものも進めるようにします。町屋さくらの復活の経費も入れるということで推進していきたい。 三つ目に、格差と貧困の解消や子育て、高齢者、生活困窮者への支援です。子育ての負担ゼロに、ゼロ歳から二歳児の保険料の完全無償化、就学援助の対象拡大や子どもの貧困実態調査、貧困削減計画の策定、スクールソーシャルワーカーなど増員を進めます。また、高齢者住宅整備計画の策定、ひとり親世帯の家賃助成、生活保護利用者へ法外援助で夏季手当、高齢者などエアコン助成の復活や高齢者補聴器助成の限度額の増額を求めます。 最後に、区民サービスの多くを担っている会計年度任用職員の期末手当の引上げは今回ありませんでしたが、区独自に手当を支給する予算を考えました。同時に、大規模再開発の見直しや本庁舎建設に関わる毎年十二億五千万円の基金積立てなども減額いたします。 今、地方自治体、荒川区として、区民生活の暮らしに寄り添ったこれまで以上に積極的な予算措置を講じることが求められていると思います。命と暮らしを守り、住み続けられるまち荒川区をつくる、そのために本予算の抜本的組替えが必要だと思い、提案しておりますので、ぜひ慎重御審議の上、御可決いただきますようにお願い申し上げまして、御説明といたします。
質疑があれば、お願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
以上で動議に関する質疑を終わります。提出者は自席にお帰りください。 それでは、討論に入ります。 討論は議案第六十四号と動議につきまして併せてお願いいたします。 討論はありませんか。 鎌田委員。
新型コロナウイルス感染症との闘いももう四年目を迎えようとしております。ようやく収束に向けた動きが出てまいりました。一方で、区民の生活に目を向けると、ロシア・ウクライナ情勢などの影響が尾を引いており、エネルギー料金や物価の高騰など、いまだ厳しい状況が続いております。 こうした状況を踏まえ、我が党は、区民の暮らしを支えるために今なすべきことを迅速かつ的確に実行するよう、例年の予算の要望に加えて、昨年から続く物価の高騰等に対応するため、緊急要望という形で区に対して様々な内容を要望してまいりました。このたびの令和五年度予算案は、こうした我が党の要望が反映された内容であると評価しております。 本予算に関する特別委員会では、予算の編成方針として示された「一人一人に寄り添い、明るい未来に歩みを進める予算」という観点から、大きく五点にわたり質疑をさせていただきました。 まず、今後の新型コロナウイルス対策をはじめとした医療や健康についてであります。 来週の月曜日からは、都の方針でマスクの着用がいよいよ個人の判断に委ねられるようになります。また、五月八日には、感染症法上の取扱いも五類に移行するということでございます。 こうした中で、さらに全国的に人の動きや経済活動が活発になっていくものと思いますが、引き続き病床数を確保するなど、油断は決してすることなく、感染症対策に努めるよう強く要望させていただきました。 また、令和あらかわ病院の関係では、災害拠点病院に指定されることを想定しつつ、まずは四月一日の開院に向けて、医療体制や診療科目、救急医療をはじめ周辺の公園の整備状況、加えて商店街への影響などについて確認をいたしました。区からは、区民の生命は区が守るとの答弁もいただいたところであります。今後の対応やスケジュール等、引き続き議会に対して丁寧な説明をお願いいたします。 二点目は、子どもや高齢者、厳しい状況に置かれている方々に対して手を差し伸べる取組についてであります。 令和五年度予算案においては、学校給食の無償化や事業者への融資や利子補給、公衆浴場の燃料補助費助成など、様々な支援策が盛り込まれていることを確認したところです。さらに社会的な問題になっているひきこもり対策については、全庁的な体制を整えた上で、しっかりと対応するべきと要望もさせていただきました。 また、子ども家庭総合センターや児童養護施設との連携による若者支援や相談体制の充実、高齢者に対してはフレイル予防事業の再開やデジタルデバイド対策、特別養護老人ホームの建て替え促進などについて要望させていただいたところです。 これらの取組について、着実な支援につなげ、予算で示された数字以上の成果が上がるよう、しっかりときめ細やかな対応をお願いいたします。 三点目は、災害対策や交通安全などの安全・安心に関する取組です。 災害対策では、二次避難所とのすみ分けを意識した避難所開設訓練、長期的な避難生活を想定した医師や看護師の巡回、薬剤師会の役割などについて、また、木造住宅の耐震や都市計画道路の整備などについて確認を行いました。 さらに交通安全の視点からは、自転車や歩行者の通行のルールなどについて確認し、啓発をしっかり行うようお願いしたところであります。 いずれも区民の安全・安心のために欠かすことのできない内容でございますので、着実な実施をお願いいたします。 四点目は、コロナ禍後を見据えた潤いのあるまちづくりについてです。 町屋文化センターのカルチャースクールの充実や新たなブックポストの設置、区内へのアンテナショップの誘致に加え、ボール遊びができる公園の整備や区内の公衆トイレの改修、シェアサイクルのポートの拡充など、ソフトとハードの両面からの充実を要望しました。明るい未来に向けた一歩を着実に踏み出してほしいと思っております。 最後に、持続可能な区政運営に向けた取組についてであります。 今回の予算編成においては、我が党の要望に基づき、区民の生活の下支えとなる様々な支援策を盛り込んでいただいております。特に学校給食の無償化については、本来は広域的に国や都の責任の下に実施されるべきものでありますが、現下の物価高騰の状況を踏まえ、今まさに手をつけるべき優先順位の高い施策として実施を決断いただきました。荒川区の子どもは荒川区で育てる、その決意の表れと認識をしております。子どもの健やかな成長を支える食育の面からも、工夫して取り組んでいただきたいと思っております。 こうした目の前の緊急対応に加え、将来的な施設の建て替えや改修などの多大な財政需要にも対応できるバランスの取れた行財政運営がこれまで以上に求められていると考えます。そのためには、区は、我々自民党がこれまで提言してきたサンセット方式や行政評価の一層の取組による事業の見直し、DXの活用によるサービス向上や事務の効率化、新たな財源の確保、基金や起債の活用など、知恵を絞りながら最大限努力していく必要があると思います。 我々自民党とともに、一層の行財政改革に取り組んでいただき、目に見える形で成果を出していただきますよう強く要望いたします。 以上、本予算に関する特別委員会において、我が党の各委員が主張した内容について改めて概括的に申し述べさせていただきました。 区におかれましては、それぞれの意見や提案を真摯に受け止め、ぜひ区政に反映させていただくようお願いいたします。 そして、新年度の予算執行に当たり、名実共に「一人一人に寄り添い、明るい未来に歩みを進める予算」となるよう、一層努力していただくことを改めて要望いたしまして、予算案に賛成の討論とさせていただきます。 ありがとうございました。
横山委員。
先ほど述べましたが、今、区民の暮らしは大変な状況であります。コロナはマスク等の規制が緩和されるといっても、引き続きこれが収まっているわけではないし、健康に対する非常に重要な区民に対する支援も必要な状況ですし、命と暮らし、健康を守る区の役割はますます大きくなっていると感じますし、コロナの中で問題となってきた格差と貧困の拡大、これは今、区民の中でも影響を及ぼしているということが実態として出てまいりました。 こうした区民の苦境の中で、暮らしを守る積極的な予算が求められていると私たちは考えております。 議論されましたが、医療費の無償化の拡大や学校給食の無償化、さらにジェンダー平等等について一定の前進があったことについて、我々は主張してきたことも含めて評価をしたいと思います。 しかし、今回私どもの会派が予算議案に賛成できない理由について何点か述べさせていただきます。 一つは、予算全体では区民の暮らしの困難さに十分対応できないというふうに判断いたしました。特に高齢者への支援が私は全く足りないというふうに判断いたします。 重点施策の中で、高齢者充実事業は三事業しか実はカウントできない状況もありました。また、区内事業者への事業継続支援での新たな発展が見えません。物価・エネルギー高騰対策や高齢者の介護、医療への支援、この抜本的強化が求められていたと思います。 もう一つはまちづくりに関する問題です。三河島北地区再開発や西日暮里駅前再開発には七億五千万円の予算が計上されております。この開発における千七百六十戸の高額なタワーマンション建設に四百億円の税金を投入する一方で、生活困窮者、また住宅困窮者への住宅への支援は見えてまいりません。家賃助成も拒否されている状況は、やはり私は容認できないと思います。 同時に、町屋さくらに対する態度も私は異常だと思っております。運行コストに税は使わない、コミュニティバスは一切税は使わないんだという態度に終始しておりますし、交通不便地域が区内にない、実態調査もしない、区の姿勢としては重大問題だと思います。 もう一つは、本庁舎建設のために十二億五千万円の予算を計上しましたが、建て替え計画もまだ定かでない中で積立てありき、この態度はやはり問題だと思いますし、これを区民の暮らし応援に振り向けるべきだというふうに思っております。 さらに、区立幼稚園廃園や公設公営の保育園、ひろば館などの民営化路線をそのまま続けることも容認できません。公共を再生させていくことが今求められている中で逆行する構図だと思います。 今、地方自治体、荒川区として、区民生活の暮らしに寄り添った、これまで以上に積極的な予算措置を講じることが求められていると思います。 命と暮らし、営業を守り、住み続けられるまちづくりを実現するために、本予算の抜本的組替えが必要であると申し上げ、予算組替え動議に賛成、予算原案には反対の討論といたします。
森本委員。
令和五年度一般会計予算案は、「一人一人に寄り添い、明るい未来へ歩みを進める予算」と位置づけられ、一千百億円を超える過去最大規模の予算となっております。 ただ、過去最大規模であっても、決していたずらに膨らんだものではなく、区民の安全・安心を守る取組や子育て家庭への支援、地域福祉の向上や脱炭素社会の実現に向けた取組など、区民の皆様が真に求める行政サービスを最大限具現化し、目の前にある喫緊の課題や中長期的な課題の解決に向け、バランスよく予算を配分した結果であると評価をしております。 特に私ども公明党荒川区議会議員団は、昨年九月九日に西川区長宛に百五十項目から成る令和五年度予算に関する要望書「あらかわ公明プラス百五十」を提出いたしました。財源等様々な制約がある中で、区はこの要望を真摯に受け止め、多くの要望、内容について予算化いただき、区長をはじめ、関係職員の皆様の御尽力に感謝を申し上げます。 特に結婚、妊娠、出産から子どもが社会に巣立つまでを切れ目なく手厚く支援するために、子育て応援トータルプランを発表し、子育てと教育を一貫して政策の柱に掲げてきた我が党の緊急要望を受け、来年度からの給食費の無償化を決断されたことを高く評価させていただきます。給食費無償化を予算化したことは、物価高騰が続き家計が大変な中、子育て世帯をはじめ、多くの区民が歓迎しております。 一方で、無償化の財源は本来国や都が持つべきであることは、これまでにも主張してまいりました。引き続き国や都にも働きかけていただきたいと思います。 さらに、委員会の中で議論をさせていただいたものも含め、幾つか取り上げさせていただきます。 総括質疑では、高齢者の住宅住み替え支援やスクールカウンセラーの中学校への全校配置と常勤など、不登校対策を要望いたしました。各款においても、防犯カメラのさらなる活用で安心・安全なまちづくり、住宅密集地域において的確な消火器の配置、生理の貧困対策、介護サービスの人材確保、敬老祝品の実施要綱について、宮前公園のボール遊びができる環境整備、バリアフリーのさらなる取組、廃食油等を活用した環境対策、不燃化へのさらなる推進、私道の街灯LED化による安全対策と経費削減、教育センターの環境整備、子どもたちが使いやすいタブレットパソコンの整備、ふるさと納税のさらなる推進など、このほかにも、健康増進、環境衛生など区にとって早急に検討すべき重要課題について、大変有意義な質疑をさせていただきました。 我が党の様々な委員から多角的な視点に基づいて、新規事業も提案いたしました。区はこの課題認識を受け止め、事業の検証及び実現をお願いいたします。 五月から新型コロナウイルス感染症が五類感染症となり、新たな局面へと向かっていきます。また、物価高騰は区民生活を逼迫しており、厳しい状況が続いています。このような目まぐるしく変化する情勢において、区民に一番近い区役所の役割は非常に重要になります。 予算執行に当たっては、区民一人一人に寄り添い、明るい未来へ歩みを進めることができるよう、より一層の努力をされるよう要望し、予算に賛成の討論といたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
初めに、横山委員外五名提出の予算の組替えを求める動議についてお諮りいたします。 本動議のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり〕
横山委員外五名提出の予算の組替えを求める動議に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
次に、議案第六十四号についてお諮りいたします。 本件については異議がありますので、起立によって採決をいたします。 議案第六十四号について、原案どおり決定することに賛成の委員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
ここで副委員長と交代いたします。 〔委員長、副委員長と交代〕
本案については関連がありますので、一括議題とし、質疑は一括していただき、討論及び採決は議案ごとに行いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
それでは、議案第六十五号から議案第六十七号について、質疑を願います。 北城委員。
私のところにこんな声がありました。区内の居宅介護支援事業所では、新たにケアプランを作成する依頼が来ても、ケアマネジャーが既に多くの件数を抱えており、他の事業者への相談を案内するなど、十分に利用者の希望に応えることができていないというようなことであります。 そしてまた、地域包括支援センターにおきましても、新たに介護サービスを利用するに当たり、ケアプランを作成してくれる居宅介護支援事業所を探してくれているが、なかなか受け手がないという話でございます。恐らくこれが元凶なのかなと思っています。 そこで、荒川区の現況及び荒川区におきましては、居宅支援事業所者のケアマネジャーがどれぐらいいて、不足をしているのであれば、どのぐらい不足をしているのか、御報告を願いたいと思います。
ただ、私はこれは人数の不足分というような理由だけではなくて、恐らく介護サービス利用者が増加すれば、当然業務量が増えるわけですよね。そして業務内容も恐らく増えているのかなと、こんなふうに思っております。業務内容が増えることに関しましても、一つの大きな理由になってくるのかなと思いますけれども、この際ケアマネジャーの仕事はどのようなことを行っているのか、今後も業務が増えていくのかどうか、御認識をお伺いしておきたいと思います。
本来、これは処遇改善を図っていくことが今後の一つの大きな課題なのかなと思わざるを得ません。しかしながら、本来、処遇改善は介護保険という国の社会保障制度の中で定められていることを考えますと、国が責任を持って対応すべきと私は思います。 しかし、荒川区におきましては、このような現況を鑑みまして、介護人材確保策について、荒川区では来年度、ケアマネジャーの人材確保策を講じていくなど、区独自の取組については高く評価をさせてもらいたいと思います。 しかし、ある事業者からこんな声もあります。荒川区が独自にこのような人材確保策を講じても、どれだけの人材確保につながっていくのか、実効性が上がったのかどうかというような声も寄せられております。このような事業者の声に対しまして、区ではどのような認識を持っておられるのか、確認をさせてもらいたいと思います。
介護保険制度上、処遇改善が加算されますと、利用者の自己負担や介護保険料へ跳ね返ってしまいます。そうしますと、荒川区では、これまでコロナ禍におきまして、介護サービス事業者や障がい福祉サービス事業者を対象として対策給付金などを支給してきたわけであります。ぜひ実効性のある取組を来年度以降も取り組んでもらいたいと思います。 もちろん検証することも必要でありますけれども、やはり誰がどう考えても、荒川区の独自の対応策では、なかなかケアマネジャーの人材確保にはつながっていかない、これも私は理解できるところであります。したがいまして、実効性のある取組を来年度以降、ぜひ早急に取り組んでもらいたいと思いますけれども、御見解を東山福祉部長のほうからお伺いしておきます。
しかしなから、ケアマネジャーの人材がなかなか確保できない。確保するためには処遇改善が必要であると。しかしながら、処遇改善というのは、国の制度しかできない。そうすると、荒川区の一財を投入していいのかどうかということも、なかなか難しい課題になってくる。そうしますと、荒川区独自の人材確保のための対応策を実効性の上がるものにしていかなければいけない、当然であります。 ぜひ具体的な実効性の上がる人材確保策につきまして、荒川区として講じてもらいますことを強く要望して、質疑を終わりたいと思います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
では、質疑を終結いたします。 委員長と交代いたします。 〔副委員長、委員長と交代〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
お諮りいたします。議案第六十五号について、これを原案どおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議案第六十五号について、原案どおり決定することに賛成の委員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
次に、議案第六十六号について討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
お諮りいたします。議案第六十六号について、原案どおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議案第六十六号について、原案どおり決定することに賛成の委員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
次に、議案第六十七号について討論に入ります。討論はありませんか。 河内委員。
今現在、区で生活している後期高齢者及び高齢者の方たち、四十歳から六十四歳の方たちを含めて、制度改正に伴って保険料は右上がりに上がっております。そして生活費は、物価高騰によってとても払い切れないほどの上昇で、貧困世帯がかなり増えている状況の中で、社会保障費の値上げは、受診もできない、入院もできない、介護も受けられない、そういった状況につながることとなります。 国に対して公費負担の拡充を含む制度見直しが必要なところも、今後も区として要望を続けてほしいと思います。しかしながら、令和五年度の社会保障制度において、保険料引上げは容認できるものではありません。予算に反対として、討論を終わります。
本件については異議がありますので、起立によって採決いたします。 議案第六十七号について原案どおり決定することに賛成の委員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
以上で当委員会に付託を受けました議案の審査は全て終結いたしましたので、予算に関する特別委員会は本日をもって閉会いたします。 長い間、委員会運営に御協力いただきまして、ありがとうございます。おおむね予定どおりの時間に終了することができました。感謝を申し上げます。 なお、委員会室のレイアウト変更を直ちに行いますので、参考書類等全ての書類をお持ちいただければと思います。お疲れさまでございました。 午後二時五十四分閉会