世田谷区議会の9月で、複数の常任からの報告を受け、区立幼稚園関連の改正やインボイス制度に関する意見書について審議・を行った。
- ・区立幼稚園の集約化計画に基づく学校設置改正
- ・インボイス制度の実施延期を求める意見書
- ・複数の常任からの報告と
- ・中小事業者への消費税制度の影響
- ・免税事業者の経営負担に関する議論
- ✓第101号~104号(企画総務分):
- ✓第105号~107号(福祉保健分):
- ✓第109号(委員長報告):
- ✓第110号・111号(子ども・若年施策推進特別分):
- ✓議員提出第3号:
- ✓議員提出第4号(インボイス制度に関する意見書):付託省略、上程決定
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// 発言者(10名)
// 発言(50件)

ただいまから本日の会議を開きます。 ────────────────────

直ちに日程に入ります。

本十一件に関し、企画総務委員長の報告を求めます。 〔十九番山口ひろひさ議員登壇〕(拍手)

ただいま上程になりました議案第九十号から議案第百号に至る十一件につきまして、企画総務委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。 初めに、議案第九十号から議案第九十四号までの補正予算五件について一括して申し上げます。 まず、議案第九十号の一般会計は、物価高騰による負担増を踏まえた区民、事業者への支援や、コロナワクチン秋開始接種、本庁舎等整備工事の延伸への対応などについて速やかに対応するため補正計上し、既定予算総額を増額するものであります。 また、議案第九十一号の国民健康保険事業会計は、国、東京都への償還金や前年度からの繰越金の確定などに伴う補正を、議案第九十二号の後期高齢者医療会計は、広域連合への負担金や前年度からの繰越金の確定などに伴う補正を、議案第九十三号の介護保険事業会計は、介護給付費準備基金積立金や前年度からの繰越金の確定などに伴う補正を、議案第九十四号の学校給食費会計は、前年度からの繰越金の確定などに伴う補正を行うため、それぞれ提案されたものであります。 委員会ではまず、せたがやPayの発行支援による成果が問われたのに対し、理事者より、年間を通じて約百五億円の区内店舗の売上げ創出を見込んでおり、一定の経済効果を上げているものと認識している。また、本年三月から七月までの間に、新たに商店街組織に百三十店舗が加入しており、退会した店舗が二十六店舗あるものの、商店街への加入促進についても一つの効果として挙げられるとの答弁がありました。 また、せたがやPayの発行支援に一般財源を投入する理由及び投入額が問われたのに対し、理事者より、この間、せたがやPayに関しては全額地方創生臨時交付金を充当してきたが、物価高騰に伴う様々な支援策の必要性から交付金の残額が不足したことにより、一般財源として事業費全体の約三割を負担するものである。また、その金額は八千五百二十九万二千円であるとの答弁がありました。 さらに、商店街加入の有無で、せたがやPayの還元率に差を設けたことの影響が問われたのに対し、理事者より、還元率の差異について、分かりにくいなどの声は届いておらず、その他の影響や弊害も現時点では把握していないとの答弁がありました。 また、私立幼稚園等施設に対し、エネルギー価格・物価高騰対策を実施する理由が問われたのに対し、理事者より、高齢、障害、子ども・子育て関連施設については、物価高騰に伴う事業者の負担増をそのまま利用者負担に転嫁しにくい側面があることから、この間、各種施設に対して支援を実施しているとの答弁がありました。 さらに、福祉施設に限らず、困窮する一般事業者や中小企業に対する今後の支援の可能性が問われたのに対し、理事者より、広く様々な業種において物価高騰の影響が出ている中、例えば区との契約関係で物価高騰により委託料や補助金に影響が生じた際には、予算措置により対応すべきものと認識しているとの答弁がありました。 また、一期工事を延伸した本庁舎等整備工事におけるスライド条項の適用の考え方が問われたのに対し、理事者より、スライド条項の適用の請求があった時点から本来の工期で竣工するまでの間の負担が、大成建設の責めによらない部分であり、三百二十九万三千円を区負担として計上している。なお、金額が少額である理由は、スライド条項の算定期間において行政検査等が大部分を占めており、インフレによる影響がごく僅かであったことによるものであるとの答弁がありました。 その後、意見に入りましたところ、公明党より「議案第九十号に賛成の立場であるが、せたがやPayの発行支援に関して、改めて意見させていただく。日頃より地域の活性化に大変尽力されている商店街への加入促進は重要な取組であると認識している一方、今般のせたがやPayによる物価高騰対策は、区内で苦境に立たされている個店の支援を目的として実施する政策であり、商店街への加入、非加入により還元率に差異を設けることが正当な税金の活用方法なのか大変疑問に感じる。今後の物価高騰対策に関しては、区内の個店全体を公平に応援できるよう税の使途について十分な検討を求める」、立憲民主党・れいわ新選組より「我が会派は、かねてより商品券事業に対する助成の在り方について意見を述べてきたところである。せたがやPayの発行支援に関しては、今般初めて一般財源からの支出が提案されたわけだが、現下の厳しい区内経済状況において、個店への支援や消費者支援など、せたがやPayが果たす役割に注目する必要がある。その点で、先ほどの質疑において一定の効果は確認することができたと認識している。なお、区内経済を取り巻く状況は、今後も物価高騰の影響が継続すると予測され、中小企業等へのさらなる支援も必要になると考えられる。この間、企業物価指数が上昇する一方で、中小企業や個店等は価格転嫁が困難な状況が続いており、区には今後も引き続き十分な対応を求め、賛成する」、日本共産党より「議案第九十号について、今年のような酷暑では、エアコンの購入費助成や電気代の補助など、低所得者へのさらなる対策を要望し、賛成する。また、議案第九十一号及び議案第九十二号については、当初予算の問題を解決していないため、反対する」との表明がありました。 引き続き採決に入りましたところ、議案第九十号、議案第九十三号及び議案第九十四号の三件は全員異議なく、議案第九十一号及び議案第九十二号の二件は賛成多数で、それぞれ原案どおり可決と決定いたしました。 次に、議案第九十五号「世田谷区手数料条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 本件は、多機能端末機による証明書等の交付に係る手数料の額の特例措置を定めるとともに、マンションの管理の適正化の推進に関する法律の改正に伴い、マンションの管理に関する計画の変更の認定の申請に係る手数料に関する規定を定め、あわせて旅館業法の改正に伴い、規定の整備を図るため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第九十五号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。 次に、議案第九十六号「世田谷区立梅丘図書館改築工事請負契約」について申し上げます。 本件は、第二次世田谷区立図書館ビジョンの基本方針の一つである図書館ネットワークの構築に基づき、図書館の改築工事を行うため提案されたものであります。 委員会では、契約工期内での工事竣工に対する区の認識が問われたのに対し、理事者より、本件は一度入札不調となった経緯を踏まえ、事業者にヒアリングを行い、設計条件や契約金額を一定程度見直して、改めて発注したものである。入札辞退の大きな原因となった擁壁工事に関しても、事業者へのヒアリングを通じて十分可能であると確認できており、区も工事監督員の立場から、本件工事の竣工に向けしっかりと監督していくとの答弁がありました。 その後、採決に入りましたところ、議案第九十六号は全員異議なく可決と決定いたしました。 次に、議案第九十七号「世田谷区立千歳温水プールESCO事業に係る工事等委託契約」について申し上げます。 本件は、世田谷区環境マネジメントシステムECOステップせたがやに基づき、環境負荷低減と光熱水費削減を図るため、民間のノウハウを活用したESCO事業の導入を進め、千歳温水プールの省エネ等改修工事を行うため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第九十七号は全員異議なく可決と決定いたしました。 次に、議案第九十八号「財産(カセットガス式発電機等)の取得」について申し上げます。 本件は、発災時の電力供給に備え、在宅避難者向けの充電スポットの整備を目的として、発電機及び蓄電池等の電源一式を購入するため提案されたものであります。 委員会では、安価での契約が見込める家電量販店等の事業者に対する入札参加の促進の必要性が問われたのに対し、理事者より、本件の入札に当たっては、区内に本店、支店、もしくは都内に本店、支店があり、家電、カメラ、防災用品などを取り扱う事業者に入札参加資格を付しており、百を超す多くの事業者がエントリーできる状況であった。本件のように大きな契約に際しては、価格面を含め、より的確な調達ができるよう、市場調査や下見積りの段階で幅広く事業者の声を聞くとともに、電子調達サービス等で積極的に事業者の入札参加を促していくとの答弁がありました。 その後、採決に入りましたところ、議案第九十八号は全員異議なく可決と決定いたしました。 次に、議案第九十九号「財産(世田谷区本庁舎東一期棟及び西一期棟用一般什器、備品等)の取得の変更」について申し上げます。 本件は、本庁舎等整備工事における一期工事の工期を延長することに伴い、一般什器、備品等の搬入及び設置の時期を延期するため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第九十九号は全員異議なく可決と決定いたしました。 次に、議案第百号「財産(防災情報システム用等映像・音響機器)の取得の変更」について申し上げます。 本件は、本庁舎等整備工事における一期工事の工期を延長することに伴い、防災情報システム用等映像・音響機器の搬入及び設置の時期を延期するため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明の後、意見に入りましたところ、日本維新の会・無所属・世田谷行革一一〇番より「本議案は、大成建設による新庁舎工事延伸に伴い提案されているが、本件映像・音響機器は、世田谷区の災害対策本部機能の中枢を担う防災情報システムの一元処理を可能にするために不可欠なものであり、全稼働に向けた一刻も早い搬入、設置が求められている。簡単に言えば、大型ディスプレーを置く場所さえ確保できれば、防災情報システムは全稼働できるわけであり、新庁舎の建設遅延に合わせるのはあまりにも無策である。そもそも、危機管理とは想定外の繰り返しである。第三庁舎なり、砧あるいは玉川総合支所に仮置きして運用を図るなど、システム全稼働の策はあったにもかかわらず、本議案のように八か月も稼働を遅らせるのは、無為無策のそしりを免れない。また、その費用こそ大成建設に求めるべきものであると申し述べ、本議案に反対する」との表明がありました。 引き続き採決に入りましたところ、議案第百号は賛成多数で可決と決定いたしました。 以上で企画総務委員会の報告を終わります。(拍手)

以上で企画総務委員長の報告は終わりました。 これより採決に入ります。本十一件を三回に分けて決したいと思います。 まず、議案第九十号及び第九十三号から第九十九号までの八件についてお諮りいたします。 本八件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって議案第九十号及び第九十三号から第九十九号までの八件は委員長報告どおり可決いたしました。 次に、議案第九十一号及び第九十二号の二件についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。 本二件を委員長報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

起立多数と認めます。よって議案第九十一号及び第九十二号の二件は委員長報告どおり可決いたしました。 次に、議案第百号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。 本件を委員長報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

起立多数と認めます。よって議案第百号は委員長報告どおり可決いたしました。 ────────────────────

次に、

本四件に関し、区民生活委員長の報告を求めます。 〔四十七番中塚さちよ議員登壇〕(拍手)

ただいま上程になりました議案第百一号「世田谷区立区民センターの指定管理者の指定」、議案第百二号「世田谷区立区民会館の指定管理者の指定」、議案第百三号「世田谷区立区民会館及び世田谷区立区民センターの指定管理者の指定」及び議案第百四号「世田谷区立千歳温水プールの指定管理者の指定」の四件につきまして、区民生活委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。 本四件は、いずれも指定管理者を指定するため、地方自治法の規定に基づき、それぞれ提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第百一号から議案第百四号までの四件はいずれも全員異議なく、それぞれ可決と決定いたしました。 以上で区民生活委員会の報告を終わります。(拍手)

以上で区民生活委員長の報告は終わりました。 これより採決に入ります。本四件を一括して決したいと思います。 お諮りいたします。 本四件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって議案第百一号から第百四号に至る四件は委員長報告どおり可決いたしました。 ────────────────────

次に、

本三件に関し、福祉保健委員長の報告を求めます。 〔四十九番岡本のぶ子議員登壇〕(拍手)

ただいま上程になりました議案第百五号から議案第百七号に至る三件につきまして、福祉保健委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。 初めに、議案第百五号「世田谷区旅館業法施行条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 本件は、旅館業法の改正に伴い、規定の整備を図るため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第百五号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。 次に、議案第百六号「世田谷区プールの経営許可等に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 本件は、プールの経営許可を受けた者の地位の承継について、事業譲渡による地位の承継に係る規定を加えるため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第百六号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。 次に、議案第百七号「世田谷区立保健センターの指定管理者の指定」について申し上げます。 本件は、指定管理者を指定するため、地方自治法の規定に基づき提案されたものであります。 委員会では、健康寿命延伸に向けた先進的な事業展開の必要性が問われたのに対し、理事者より、区民の健康増進については、これまでも取り組んできているが、様々な民間サービスがある中、保健センターが多くの区民に利用されるためには、新たな事業展開が求められている。指定管理者候補者からは、保健医療福祉の拠点であるうめとぴあ内の他事業者との連携の下、健康増進事業の拡充を図っていくとの提案を受けており、区としても支援、指導を通じて、共に新たな取組を推進していくとの答弁がありました。 その後、採決に入りましたところ、議案第百七号は全員異議なく可決と決定いたしました。 以上で福祉保健委員会の報告を終わります。(拍手)

以上で福祉保健委員長の報告は終わりました。 これより採決に入ります。本三件を一括して決したいと思います。 お諮りいたします。 本三件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって議案第百五号から第百七号に至る三件は委員長報告どおり可決いたしました。 ────────────────────

次に、

本二件に関し、文教委員長の報告を求めます。 〔四十六番桜井純子議員登壇〕(拍手)

ただいま上程になりました議案第百八号及び議案第百九号の二件につきまして、文教委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。 初めに、議案第百八号「世田谷区立学校設置条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 本件は、区立桜丘幼稚園の位置を変更するため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第百八号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。 次に、議案第百九号「家屋損傷事故に係る損害賠償額の決定」について申し上げます。 本件は、令和五年三月二日、成城九丁目において発生した家屋損傷事故に係る損害賠償額の決定に関するもので、地方自治法の規定に基づき提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第百九号は全員異議なく可決と決定いたしました。 以上で文教委員会の報告を終わります。(拍手)

以上で文教委員長の報告は終わりました。 ────────────────────

これより意見に入ります。 発言通告に基づき発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により十分以内といたします。 十一番坂本みえこ議員。 〔十一番坂本みえこ議員登壇〕(拍手)

日本共産党世田谷区議団は、議案第百八号「世田谷区立学校設置条例の一部を改正する条例」に反対の立場から意見を述べます。 この条例の改正は、区立幼稚園集約化計画に基づき行われるものです。区立幼稚園集約化計画は、在園児、新規入園児が減少していること、園の小規模化により集団教育・保育から得られる様々な体験や活動に制約が生じることへの懸念、また、私立幼稚園の入園者数の減少などの現状を踏まえ、区立幼稚園を段階的に集約していくという計画です。桜丘幼稚園、松丘幼稚園の集約化により、桜丘幼稚園の位置を変更するための条例の改正です。 確かにこの間、区立幼稚園の在園者数は減少を続けており、令和四年度の定員充足率は、区立幼稚園全体で三八%となっています。松丘幼稚園は在園児五十名、充足率三六・七%、桜丘幼稚園は在園児八十四名、充足率六一・八%で、仮に令和四年度の人数で集約されると、定員百三十六名のところ百三十四名となり、充足率は九八・五%となります。 一方、区立幼稚園における医療的ケア児、要配慮児に係るニーズは高まっており、令和四年度で在園児に占める要配慮児の割合は二五・二%となっており、松丘幼稚園十七名、三四%、桜丘幼稚園十八名、二一・四%です。集約されると三十五名、二六・一%となり、ほぼ定員いっぱいの教室の四人に一人以上が要配慮児ということになります。今までは少人数だからこそできていたことができなくなる、行き届かなくなるであろうことが想像できるのではないでしょうか。 世田谷区立三島幼稚園存続のための署名に取り組んでおられる三島幼稚園を残す会は、区立三島幼稚園は私立幼稚園からの転園や、療育施設と園を日替わりで通う子ども、生活全般において介助が必要な子どもなどを広く受け入れ、安心して子育てができる地域環境に欠かせない存在、衣食など生活全般において介助が必要なお子さんの保護者から、どんなお子さんでも大丈夫です、安心して連れていらしてくださいという三島幼稚園の対応に本当に助けられたという声がある。配慮が必要な子一人一人に加配の先生がつくこと、そして、自分の地域の幼稚園に通えるという安心感は多くの御家庭の助けとなっていると、安心して子育てができる環境を守ることを求めておられます。 現在の区立幼稚園に求められるニーズは明確です。区立幼稚園集約化による大規模化は、子どもたちの最善の利益につながりません。加えて、保育の質の低下を招くものと考えます。そもそも、そのニーズから一クラスの定員を減らし、少人数で充実した保育をする必要があるのではないでしょうか。 以上で日本共産党世田谷区議団の反対意見とします。(拍手)

以上で坂本みえこ議員の意見は終わりました。 これで意見を終わります。 これより採決に入ります。本二件を二回に分けて決したいと思います。 まず、議案第百八号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。 本件を委員長報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

起立多数と認めます。よって議案第百八号は委員長報告どおり可決いたしました。 次に、議案第百九号についてお諮りいたします。 本件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって議案第百九号は委員長報告どおり可決いたしました。 ────────────────────

次に、

本二件に関し、子ども・若者施策推進特別委員長の報告を求めます。 〔二十七番河村みどり議員登壇〕(拍手)

ただいま上程になりました議案第百十号及び議案第百十一号の二件につきまして、子ども・若者施策推進特別委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。 初めに、議案第百十号「世田谷区立産後ケアセンター条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 本件は、産後ケア事業の利用者の負担を軽減するために、利用料の額を改定し、利用料の額の特例措置を定めるとともに、規定の整備を図るため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明の後、意見に入りましたところ、都民ファーストの会・Setagayaあらたより「利用料の減額クーポンを受け取るには申請書類の記入など窓口での手続が必要となるが、産後ケア事業の利用者は産後直後で心身ともに疲弊していることが多いため、今後は子育て利用券との同時配付など、より簡素な手続に改善するよう求める。さらには、対象者がアプリなどの利用に慣れた世代であることから、子育て利用券も含め、DXを活用した、より利便性の高い配付方法の検討を要望し、賛成する」との表明がありました。 引き続き採決に入りましたところ、議案第百十号は全員異議なく可決と決定いたしました。 次に、議案第百十一号「児童相談所を設置する特別区における措置費共同経理課の共同設置に関する規約の制定に関する協議」について申し上げます。 本件は、児童相談所を設置する特別区における措置費共同経理課の共同設置に関する規定の制定について、児童相談所を設置する特別区と協議するため提案されたものであります。 委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第百十一号は全員異議なく可決と決定いたしました。 以上で子ども・若者施策推進特別委員会の報告を終わります。(拍手)

以上で子ども・若者施策推進特別委員長の報告は終わりました。 これより採決に入ります。本二件を一括して決したいと思います。 お諮りいたします。 本二件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって議案第百十号及び第百十一号の二件は委員長報告どおり可決いたしました。 ────────────────────

次に、

ここで、提案理由の説明及び委員会付託の省略についてお諮りいたします。 本件は、会議規則第三十八条第三項の規定により、提案理由の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって本件は提案理由の説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。 本件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって議員提出議案第三号は原案どおり可決いたしました。 ────────────────────

ここで、日程の追加についてお諮りいたします。 お手元の追加日程第一を本日の日程に追加し、ここで議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって本件は本日の日程に追加し、ここで議題とすることに決定いたしました。 ────────────────────

これより

本件に関し、提案理由の説明を求めます。 なお、提案理由の説明についての発言時間は、議事の都合により十分以内といたします。 十八番おのみずき議員。 〔十八番おのみずき議員登壇〕(拍手)
ただいま上程されました議員提出議案第四号「適格請求書等保存方式(インボイス制度)について延期も含め慎重に検討することを求める意見書」の提案理由を説明させていただきます。 それでは、案文を朗読いたします。 「新型コロナウイルス感染拡大や物価高騰の影響で景気回復が見通せず、中小事業者・個人事業主の経営困難が続く中、二〇二三年十月一日に、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除方式として適格請求書等保存方式(インボイス制度)の実施に向け、二〇二一年十月一日からインボイス発行事業者の登録申請が開始されている。 インボイスを発行しない消費税免税事業者は、課税業者との取引から排除されかねない上、取引先からインボイスの発行を求められて登録事業者になれば、免税事業者の立場を失い、更に経営が困難になる。 また、かねてより世界的にも高い評価を得ている日本の芸術文化・アニメ・コンテンツ産業の業界内調査によると、インボイスによって廃業を検討している事業者の多くが二十代・三十代の下積み世代の若手であり、これは産業の未来を担う将来人材が育たず、業界が著しく衰退することを意味する。 物価高騰やコロナ禍が依然として続く状況下で、当該インボイス制度を実施すれば、中小事業者や個人事業主、ひいては我が国が誇る芸術・文化など、数多の営みが廃れかねない。 制度開始日が目前に迫る中、本区にもこれまで様々な団体・個人から、インボイス制度の実施延期等を求める切実な声が多数寄せられている。 よって世田谷区議会は、国に対し、中小企業・事業者の存続、地域経済の再生、日本を支える様々な産業、文化を守るため、インボイス制度の実施については延期を含め慎重に検討することを強く求めるものである。 以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出する。」、案文内容は以上です。 なお、オンライン署名サイト、チェンジ・ドット・オーグによる反対署名、「#STOP!インボイス」は、先週末に五十万筆を突破し、本日時点で五十四万筆を超えています。これは、日本国内では史上最多のオンライン署名数ということで、署名とともに寄せられた多くの声を聞けば、イデオロギーに関係なく、インボイス制度がいかに広範な人々に影響を及ぼし、私たちみんなの生活を脅かすものか明白です。 政府は二〇一九年の国会答弁で、インボイス制度の導入により、約二千四百八十億円の税収増になるとの試算を示しています。これに対して、民間の試算によると、インボイス対応による追加業務負担で、全国で毎月約三千四百億円、年間四兆円を超えるコスト増となる可能性があるとのことです。現役世代だけでなく、これは将来世代への負担も大変なものです。 また、意見書にも記載しましたとおり、インボイス制度の導入によって、若い人たちをはじめ、多くの分野で将来人材の育成が阻害されるとの懸念も示されています。それにとどまらず、当該制度の影響を受ける方々が現に養育している子どもたちの生活困窮につながったり、未来を諦めさせたりすることにもつながりかねない。この点もぜひ御考慮いただきたいです。 世田谷区基本構想にも、子ども・若者が住みやすいまちをつくり、教育を充実することを掲げ、取組を推進している世田谷区がこの事態に対して何もせずにいてよいのでしょうか。 以上の点を踏まえ、議員各位にはぜひ御賛同いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。(拍手)

以上で提案理由の説明は終わりました。 ここで、委員会付託の省略についてお諮りいたします。 本件は、会議規則第三十八条第三項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

御異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより意見に入ります。 発言通告に基づき発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により、十分以内といたします。 十二番川上こういち議員。 〔十二番川上こういち議員登壇〕(拍手)

日本共産党世田谷区議団は、議員提出議案第四号「適格請求書等保存方式(インボイス制度)について延期も含め慎重に検討することを求める意見書」に賛成の立場で意見を申し述べます。 十月一日からのインボイス制度実施が迫る中で、課税売上高が一千万円以下の消費税免税事業者は、取引先から、インボイスの登録をするのか、それとも消費税相当分の値引きをするか、どちらかを選択せよという地獄の二者択一を迫られています。どちらかと言われても選びようがない、廃業をするしかないケースが広がっています。インボイス導入で一番苦しむのは所得の少ない方々です。財務省の試算でも、年間利益百五十四万円の免税事業者が課税事業者になったら十五万円もの増税です。物価高騰の下で一か月分以上の利益が飛んでしまう大増税を迫ることは、血も涙もないと言わざるを得ません。 政府は、インボイス導入の根拠を税の公平性を期すためとして、益税解消と複数税率下での適正課税を進めるとしています。益税とは、消費者が利用者に払った消費税が国に納付されずに事業者の利益となることです。消費税を支払っているのは消費者であり、事業者は消費者から一時的に消費税を預かっている、いわゆる預かり金なので、それを国に納めるのは事業者の義務であると、政府・財務省などは繰り返し主張してきました。 しかし、消費税法第五条第一項では、納税義務者が消費者ではなく事業者であると定めています。一九九〇年三月二十六日の東京地裁で、消費税分は対価の一部としての性格しか有しないから、事業者が当該消費税分につき過不足なく国庫に納付する義務を消費者との関係で負うものではないと判決が確定しています。そして、今年二月十日の衆議院内閣委員会で、れいわ新選組、たがや亮議員の質問に対し、消費税は預かり金でなく、益税もないという趣旨の政府答弁がなされました。インボイス導入の根拠が崩れています。 それでも政府がインボイス導入を進める狙いは、財界の要望に沿って消費税を一五%、二〇%と上げようとすれば、何段階もの複数税率が必要となる、だから今のうちにインボイスを導入して、レールを引いてしまおうということにほかなりません。 日本共産党は、物価高騰で国民の暮らしが大変な中、今やるべきはインボイス導入による負担増ではなく、消費税五%への減税と考えます。消費税を減税すれば複数税率もなくなります。インボイスも必要なくなります。岸田首相に対し、インボイス中止の政治決断を求めます。 インボイス制度を考えるフリーランスの会が呼びかけている「#STOP!インボイス」オンライン署名は、国内最多の五十四万三千七百五十三人の賛同が寄せられ、さらに広がりを見せています。九月二十五日に行われたインボイス導入中止を求める官邸前アクションに一千人超が参加、漫画家、声優、酪農家など様々な業界の当事者や著名人が反対の声を上げました。 声優の甲斐田裕子さんは、インボイス、消費税は、日本の文化やインフラを破壊し、生産性を落とし、私たちから健康で文化的な生活を奪い、日本を衰退させる制度ですと訴えました。クリエーティブディレクターの辻愛沙子さんは、インボイス制度が始まれば、私たちは自分たちの財布を痛めるか、フリーランスにインボイス登録してもらうしかありません。才能を持った作家さんと仕事をしたいだけなのに、なぜ彼女ら、彼らの首を絞めるようなことを言わなければならないのでしょうか。大企業のみが利益を得ていく社会よりも、多種多様な才能がいろいろなものづくりをしていく、そんな多様な社会であってほしいと切に願っていますと発言しました。 現在、大きなところだけが生き残ればよいとか、インボイスで駄目になるような仕事ならやめてしまえというような考え方が見られますが、地域経済を支え、豊かな文化を育んでいるのは、インボイスの影響をじかに受ける小規模事業主、フリーランスなどの方々なのではないでしょうか。インボイス導入によって、小さいながらも住民に親しまれ続けてきた商店の廃業や、クリエーティブに満ちた未来ある若い才能を潰すことなどあってはなりません。 インボイス中止、延期等を求める意見書を採択した自治体は、二〇二三年六月議会までに日本全国二百七自治体に広がり、東京都では、渋谷区が全会一致での採択をはじめ、小金井市、西東京市、三鷹市、杉並区、中野区の六自治体で採択されています。 議員各位には、インボイス制度について、延期も含め慎重に検討することを求める意見書の趣旨を御理解いただき、賛成をお願いいたしまして、意見を終わります。(拍手)

以上で川上こういち議員の意見は終わりました。 ────────────────────

続いて、発言通告に基づき、発言を許します。 なお、意見についての発言時間は、議事の都合により十分以内といたします。 三十六番藤井まな議員。 〔三十六番藤井まな議員登壇〕(拍手)
藤井まなでございます。議員提出議案第四号「適格請求書等保存方式(インボイス制度)について延期も含め慎重に検討することを求める意見書」について、立憲民主党・れいわ新選組世田谷区議団を代表して、賛成の立場から意見を申し述べます。 立憲民主党は、さきの通常国会においてインボイス制度廃止法案を提出し、反対の立場を表明しました。れいわ新選組もまた反対の立場を明確にしています。 これまで我が会派は、インボイス制度に多くの問題点があると考え反対の意思を表明してきました。例えば個人的には思い入れの強い日本のアニメの未来が本当に心配です。日本のアニメは世界で類を見ない独自の成長を遂げ、全世界に影響を与えることのできる産業です。一人一人のアニメーターや声優、そして、そのファンに支えられ、長年の文化の積み重ねがあり世界に誇れるコンテンツとなっています。そのコンテンツを産業ごと失いかねない大きな問題が、このインボイス制度です。 ほかにも、日本では様々な分野で小規模事業者、個人事業主、フリーランスの免税事業者の方々が活躍をしています。その多くの分野の方々から反対の声をいただいています。声優、俳優、デザイナー、イラストレーター、漫画家、アニメーター、個人タクシーの運転手、居酒屋、ひとり親方、シルバー人材センターの会員など、多くの業種に広がっております。そういった皆さんが文化を支え、暮らしに心の豊かさをもたらしてくれると思っています。 区民生活はもちろん、地域経済に与える影響が懸念され、様々な問題が考えられます。今、必要なのは、高所得者にほど負担軽減額が大きくなる不公平軽減税率制度を廃止し、中低所得者への給付を制度とする給付付税額控除の導入です。実質増税となるインボイス制度を導入する必要はありません。メディアの報道では、インボイス導入の反対の署名が五十四万人を超えたそうです。今ならまだ間に合います。踏みとどまり、当事者の声に耳を傾けるべきです。 以上、「適格請求書等保存方式(インボイス制度)について延期も含め慎重に検討することを求める意見書」に対する賛成の意見といたします。(拍手)

以上で藤井まな議員の意見は終わりました。 これで意見を終わります。 これより採決に入ります。採決は起立によって行います。 お諮りいたします。 本件を原案どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

起立少数と認めます。よって議員提出議案第四号は否決いたしました。 ────────────────────

以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時五十一分散会